JPH1062994A - 不活性保護基を有するphsを含有するネガティブ・レジスト - Google Patents

不活性保護基を有するphsを含有するネガティブ・レジスト

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JPH1062994A
JPH1062994A JP9165650A JP16565097A JPH1062994A JP H1062994 A JPH1062994 A JP H1062994A JP 9165650 A JP9165650 A JP 9165650A JP 16565097 A JP16565097 A JP 16565097A JP H1062994 A JPH1062994 A JP H1062994A
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Bureita Gregory
グレゴリー・ブレイタ
R Burunsubuorudo William
ウィリアム・アール・ブルンスヴォルド
E Konrii William Jr
ウィリアム・イー・コンリー・ジュニア
M Koonetsuto Kathleen
キャスリーン・エム・コーネット
Emu Hojisute Mahamuudo
マハムード・エム・ホジステ
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  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 0.263NのTMAHをはじめ、従来より
広範囲の現像液濃度に適合し、比較的広範囲の焦点深
度、線量などの処理条件下で、シャープに合焦した像を
形成できるネガティブ・レジスト提供。 【解決手段】 −OHサイトをレジスト皮膜の安定性を
保護するのに有効な比率で酸に不安定でない−OR基に
変換したポリヒドロキシスチレを含む重合体樹脂からな
る、ネガティブ・レジスト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集積回路および印刷
回路板の製造に関するものであり、詳細には、不活性の
保護基を有するポリヒドロキシスチレン(PHS)を主
成分とし、保護されないPHSより苛酷な現像条件に安
定なフォトレジスト皮膜を形成するネガティブ・フォト
レジスト皮膜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造は、コンピュータ支援
設計(CAD)により作成したパターンの、装置基板表
面への正確な複製に依存する。この複製工程は、通常リ
ソグラフィ工程の後、各種のサブトラクティブ(エッチ
ング)およびアディティブ(堆積)プロセスを用いて行
う。
【0003】フォトリソグラフィはリソグラフィ工程の
一種であり、半導体装置、集積光学回路、およびフォト
マスクの製造に使用される。この工程は、基本的には、
レジストまたはフォトレジストと呼ばれる露光すると反
応する材料の層を塗布し、フォトレジストの部分を光ま
たは他のイオン化放射、すなわち紫外線(UV)、電子
線、X線などで選択的に露光し、レジストをテトラメチ
ルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)などの塩基性
現像液で洗浄して、レジスト層の照射されなかった(ネ
ガティブ・レジストの場合)または照射された(ポジテ
ィブ・レジストの場合)部分を除去することによって現
像する。したがって、フォトレジストは半導体装置の製
造に不可欠な要素である。
【0004】当業界で、ますます高レベルの集積度の必
要性が生じるにつれて、与えられた面積内に、より多数
のラインおよびスペースの必要性が劇的に増大してい
る。これに応えるため、マスクと光線の焦点と特性、お
よび短い露光時間と変化する条件の下で材料の層が選択
的に反応する能力が、生産コストを減少させ、一定の面
積内のラインとスペースの数を最大にし、各種の要因に
より故障するチップの数を減少させるための、多くの研
究の主題となっている。
【0005】現在、当業界では、コストを引き下げるた
め、i線製造装置にも遠紫外線(DUV)製造装置にも
適合しうる、標準の0.263NのTMAH現像液また
は他の現像液が主流である。しかし、ほとんどのネガテ
ィブ・レジストはポリ(ヒドロキシスチレン)を主成分
とするものであり、強力な現像液により密着不良を生じ
たり、過度に浸食されたりするため、受け入れられな
い。
【0006】重合体材料を含有するレジストは、保護基
と呼ばれるものを重合体に付加することにより、変性さ
れている。ある例では、このような保護基により、重合
体の溶解度特性が変性される。たとえば、米国特許第5
385809号明細書では、基板への密着を改善し、露
光後のベーキング(PEB)の間の皮膜の収縮を減少さ
せるために、レジスト重合体は酸に不安定な官能基を含
有する。しかし、これらの酸に不安定な基は、一般にカ
ルボニウム・イオンの生成を助け、光化学反応中に除去
される。したがって、酸に不安定な基は現像工程中にフ
ォトレジストを安定化させる作用を行わない。現像工程
中の不安定性のため、酸に不安定な官能基を含有するレ
ジスト重合体は、現在の業界で標準的なi線fabのさ
らに苛酷な現像条件に適合せず、代替品として受け入れ
られない。他の酸に不安定な保護基は、米国特許第54
43690号、米国特許第5403695号、米国特許
第5252435号、米国特許第5075199号、米
国特許第5073474号、米国特許第5019488
号各明細書に開示されている。
【0007】レジスト処方全体の変性は、米国特許第5
376498号明細書に開示されているように、架橋剤
に熱安定性を付与するため、フォトレジストの架橋部分
を保護基で変性するものである。米国特許第48289
58号明細書には、塩基への溶解度を減少させるため
の、大きい置換または無置換のベンジル基αのフェノー
ル性−OH基への添加も示唆されている。しかし、これ
らはいずれも正確なラインとスペースを形成するために
必要な他のすべての特性を有するネガティブ・レジスト
は生成しない。したがって、これらはいずれも、i線製
造装置にもDUV製造装置にも利用することができな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、上述の欠点のひとつ以上を解決するネガティブ
・レジストを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】当業界には、TMAH水
溶液に可溶で、分子量(MW)が低く、露光部分の溶解
速度が現在のDUVレジストより遅いネガティブ・トー
ン遠紫外線レジストの必要性がある。好都合なことに、
このようなDUVレジストは、ポリヒドロキシスチレン
(PHS)樹脂などの容易に得られる材料から、容易に
生成することができる。
【0010】本発明によれば、PHSを主成分とする樹
脂の芳香族環上の水酸基単位の一部が、強酸に比較的反
応性の低い不活性基により保護されている。これは第一
級または第二級カルボニウム・イオンの生成が化学的に
不利であるためである。
【0011】本発明の上記および他の特長および利点
は、図面に示されるように、本発明の好ましい実施例の
さらに具体的な説明により明らかになる。
【0012】
【発明の実施の形態】したがって、ポリヒドロキシスチ
レン(PHS)サブユニットを有する容易に入手できる
材料から製造する、分子量(MW)の低い、代表的には
約4,000〜10,000ダルトンの、ネガティブ・
トーン遠紫外線(DUV)フォトレジストが提供され
る。本発明のDUVレジストは、テトラメチルアンモニ
ウムヒドロキシド(TMAH)水溶液に可溶性である
が、溶解速度は現在得られるネガティブDUVレジスト
の溶解速度より遅く、これにより本発明のレジストはi
線製造装置、具体的には0.263NのTMAHに適合
する。
【0013】このことを達成するため、PHSを主成分
とする芳香族環上の水酸基単位の源は、第一級または第
二級カルボニウム・イオンの生成が化学的に不利となる
ように、したがって光化学反応中に保護基が除去されな
いように、酸に不安定ではない不活性な基によって保護
される。PHSを主成分とする樹脂には、ポリ(4−ヒ
ドロキシスチレン)、ポリ(3−ヒドロキシスチレ
ン)、たとえばヘキスト・セラニーズ社(Hoechst Cela
nese)から市販されているPHS、芳香族環上に1個以
上のアルキル置換基を有するポリ(4−ヒドロキシスチ
レン)、芳香族環上に1個以上のアルキル置換基を有す
るポリ(3−ヒドロキシスチレン)、またはこれらのい
ずれかが共重合体中の大多数のサブユニットとなってい
るもの、たとえば丸善アメリカから市販されているPH
M−Cなどがある。PHM−Cは、ポリヒドロキシスチ
レン・サブユニットとビニルシクロヘキサノール・サブ
ユニットの両方を、好ましくは約99:1〜80:20
の範囲で有する。もっとも好ましい比率は、ポリヒドロ
キシスチレン・サブユニット約90に対してビニルシク
ロヘキサノール・サブユニット約10である。
【0014】水酸基のサイトの約5〜20%が所期の保
護基−OR(Rは第一級アルキル基、第二級アルキル
基、CO2Y、Yはカルボニウム・イオンの生成のため
に活性化されていない第一級または第二級アルキル基)
に変換されると、この共重合体により処方されたレジス
トは、現在i線製造装置に使用されている現像液、すな
わち0.263NのTMAHに適合する。これにより、
共通の現像液をDUV製造装置にもi線製造装置にも大
量に供給することができる。
【0015】解像度、処理ラチチュードなど、他の特性
については性能の損失はない。実際に、ブロックされた
低分子量PHSのi線バージョン(365nm露光)
は、丸善アメリカから市販されている高分子量H2PH
S樹脂により処方されたIBMINR3525と比較し
て密着特性が改善されている。本発明のレジストは、い
くつかの通常のネガティブ・レジスト、たとえば丸善ア
メリカから市販されている低分子量S2PHS樹脂およ
びCMMにより処方されたIBM INR3410と比
較して過度の現像に対して許容度が高いため、現像処理
ラチチュードも広くなる。CMMは、メチルメタクリレ
ート単位を有する共重合体である。
【0016】低分子量の樹脂、すなわちこのように分子
量が約4,000〜10,000ダルトンの樹脂は、大
きい置換または無置換ベンジル基または−OH基の付加
により生成する高分子量の樹脂と異なり、微細架橋が減
少している。したがって、シャープなフィーチャを有す
る1μm未満のラインとスペース(L/S)が常時可能
である。
【0017】ネガティブ・トーン・レジスト層は、光化
学酸発生剤(PAG)、架橋剤、および選択した重合体
樹脂を添加することにより形成される。この処方は、粘
ちょう度を持たせるために、適量の注型溶剤と混合して
もよい。塩基添加剤および増感剤は任意で添加すること
ができる。
【0018】光化学酸発生剤(PAG)には、米国特許
第4731605号に開示されているように、N−(ト
リフルオロメチルスルホニルオキシ)−ビシクロ[2.
2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミ
ド(MDT)、オニウム塩、芳香族ジアゾニウム塩、ス
ルホニウム塩、ジアリールヨードニウム塩、およびN−
ヒドロキシアミド類またはイミド類のスルホン酸エステ
ルなどがあるが、これらに限定されない。また、マイク
ラスキャン(Micrascan)装置によりサイズ25mJ
(Eサイズ)の像をプリントするのに必要なエネルギー
は低すぎるので、N−ヒドロキシナフタルイミドのドデ
カンスルホン酸塩(DDSN)などの弱酸を生成するP
AGを置換することにより速度を改良することができ
る。
【0019】可能な添加剤には、ジメチルアミノピリジ
ン、7−ジエチルアミノ−4−メチルクマリン(クマリ
ン1)、第三アミン類、プロトンスポンジ、ベルベリ
ン、およびBASFから市販されているプルロニック
(Pluronic)シリーズまたはテトロニック(Tetronic)
シリーズに使用されているような重合アミン類がある
が、これらに限定されない。さらに、PAGがオニウム
塩である場合は、水酸化テトラアルキルアンモニウムま
たは水酸化セチルトリメチルアンモニウムを使用しても
よい。
【0020】架橋組成物としては、テトラメトキシメチ
ルグリコウリル(パウダーリンク(Powderlink))およ
び2,6−ビス(ヒドロキシメチル)−p−クレゾール
が好ましい。しかし、下記に示すような、他の架橋組成
物も可能である。
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】
【化5】
【化6】 また、特開平1−293339号明細書に記載された上
記化合物の同族体および誘導体も、エーテル化したアミ
ノ樹脂、たとえばメチル化またはブチル化したメラミン
樹脂(それぞれN−メトキシメチルメラミンまたはN−
ブトキシメチルメラミン)、またはたとえばカナダ特許
第1204547号明細書に記載された下記の式で表さ
れるメチル化またはブチル化したグリコールウリル類も
可能である。
【化7】
【0021】注型溶剤は、組成物全体の粘ちょう度を調
節して、層が厚過ぎることも薄過ぎることもなく組成物
を基板に塗布できるようにするために使用する。注型溶
剤の例には、エトキシエチルプロピオネート(EE
P)、EEPとγ−ブチロラクトン(GBL)の混合
物、およびプロピレングリコールモノメチルエーテルが
ある。
【0022】
【実施例】下記の実施例では、これらのうちの一つが選
択されているが、他の多数の組成物をレジストの各部に
選択することができ、本発明の基本はPHSを主成分と
する樹脂に添加された保護基にあり、他の各種のレジス
トの「内容物」に関するものではないことを認識すべき
である。
【0023】実施例1 ヘキストのPHS(分子量=8500)を、ヨウ化メチ
ルと反応させて、OH基とメトキシ基の比が9:1の4
−ヒドロキシスチレンと4−メトキシスチレンの共重合
体を生成させた。プロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテート(PMアセテート)80.3%、共重合
体16%、アルキルスルホニルオキシイミドとして、デ
イケム・ラブス社(Daychem Labs)から市販のN−(ト
リフルオロメチルスルホニルオキシ)−ビシクロ[2.
2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミ
ド(MDT)2.1%、架橋剤としてサイテク社(Cyte
c)から市販のパウダーリンクとも呼ばれるテトラメト
キシメチルグリコウリル1.7%、塩基添加剤としてア
ルドリッチ・ケミカル・カンパニー(Aldrich Chemical
Company)から市販の7−ジエチルアミノ−4−メチル
クマリン(クマリン1)0.02%からなるレジストを
処方した。上記の百分率はレジスト全体に対する重量パ
ーセントである。このレジストを900Åの裏面反反射
層(BARL)を有するシリコン・ウェーハに注型し、
100℃で60秒間塗布後ベーキング(PAB)して、
8000Åのレジスト皮膜を形成させた。ウェーハをマ
イクラスキャン(Micrascan)II型を用いて水銀灯
(240〜260nm)で露光し、100℃で90秒間
露光後ベーキング(PEB)を行い、0.263NのT
MAHで1分間現像して、図1に示すように約12mJ
/cm2で275nmのL/Sフィーチャを、図2に示
すように11.6mJ/cm2で300nmのL/Sフ
ィーチャを得た。
【0024】実施例2 ヘキストのPHS(分子量=8500)を、PMアセテ
ートに溶解したジイソプロピルジカルボネートおよびジ
メチルアミノピリジン(DMAP)と反応させて、OH
基とイソプロピルオキシカルボニルオキシ基の比が9:
1の4−ヒドロキシスチレンと4−イソプロピルオキシ
カルボニルオキシスチレンの共重合体を生成させた。4
−ヒドロキシスチレンと4−イソプロピルオキシカルボ
ニルオキシスチレンの共重合体16%,PMアセテート
80.3%、MDT2.1%、パウダーリンク1.7
%、およびクマリン1を0.02%用いてレジストを処
方した。レジストをウェーハにコーティングして、60
秒間95℃でPABを行い、1200ÅのBARL上に
8000Åの皮膜を得た。コーティングしたウェーハ
を、キャノン・エキシマを用いて露光し、60秒間95
℃でPEBを行った後、0.263NのTMAHで60
秒間現像した。300nmおよび350nmのL/Sの
プロファイルを図3および図4に示す。この例のレジス
トについて一連の試験を行った。結果を図5ないし図7
に示す。
【0025】図5は、線幅とマスクの寸法との関係を示
す。線幅がマスクの寸法の±10%であれば、線幅はマ
スクの寸法と直線関係にあると考えられる。図5に示す
ように、線幅は300nmまでは±10%以内になり、
これは0.37NA(開口数)の露光装置に最適であ
る。
【0026】図6は、線幅(単位:nm)と焦点深度
(単位:μm)との関係を示す。焦点の範囲が広いほど
ラチチュードが大きく、処理条件がゆるくなり、しかも
線幅のばらつきは受け入れられる範囲(±10%)であ
る。ここでは、図6は焦点は約2μm変化しても、線幅
は約350nmの受け入れられる範囲内にあり、これは
ヘキストのPHSを用い、0.14NのTMAHで現像
する標準のDUVレジストに匹敵する。
【0027】350nmにおける線量のラチチュードを
得るための、ミリジュールで表した線量とナノメートル
で表した線幅との関係を図7に示す。線幅を350mm
の周りの許容範囲±10%以内にするには、この例のレ
ジストに約19〜27mJの露光線量を供給しなければ
ならない。したがって、線量ラチチュードは約31%
で、これもヘキストのPHSを用い、0.14NのTM
AHで現像する標準のDUVレジストに匹敵する。
【0028】この例の重合体を2段階反応機構で生成す
る代替方法を下記に示す。丸善アメリカ製のマルカ・リ
ンカー(Maruka Lyncur)PHM−C樹脂(10%水素
化)250gを、反応によるガスの発生を監視するため
のバブラーを取り付けた2リットル(L)の2口丸底フ
ラスコで、アセトン750gに溶解した。この溶液に、
ラカマス・ラブス(Lacamas Labs)社のジイソプロピル
ジカーボネート43.54g(11モル%相当)を加
え、マグネチック・スターラで撹拌した。ジイソプロピ
ルジカーボネートを入れた瓶を10gのアセトンですす
ぎ、反応フラスコに加えた。この反応溶液にDMAP
0.11gを加え、室温(約20〜30℃)で一晩撹拌
した。臭化カリウム(KBr)のディスクにコーティン
グした皮膜の赤外線スペクトルは、1803cm-1のカ
ルボニル基のピークを示さず、これは反応が終了したこ
とを示す。溶液を1800mlの脱イオン(DI)水に
入れて沈殿させ、ブフナー漏斗でろ過した。固形物を5
LのDI水で洗浄した後、窒素流中で一晩ある程度乾燥
させた。次にこの固形物を30℃で48時間真空乾燥さ
せ、259gの製品を得た。次にこの材料を、上述の1
段階反応の代わりに、レジスト処方の始点としてPMア
セテート溶剤に溶解することができる。
【0029】実施例3 丸善PHM−C(10%水素化、分子量:5000)を
3−エトキシエチルプロピオネート(EEP)中でジイ
ソプロピルジカーボネートおよびDMAPと反応させ、
水酸基の10%がイソプロピルオキシカーボネート単位
と置換された重合体を得た。重合体のEEP溶液に、γ
−ブチロラクトン(GBL)、MDT4.8%、2,6
−ビス−(ヒドロキシメチル)−p−クレゾール7%、
シップレイ社(Shipley)のグレード5のノボラック樹
脂4.3%、および9−アントラセンメタノール(9−
AM)3%を混合した。百分率は固形物のパーセントで
ある。この溶液をシリコン・ウェーハにコーティングし
て、110℃で60秒間PABを行い、1.27μmの
皮膜を得た。ASMi線ステッパ(0.48NA)で露
光後、110℃で60秒間PEBを行い、0.263N
のTMAHで4分間現像して、図8および図9に示すよ
うに、0.75μmおよび1.0μmの線を得た。
【0030】実施例4 例2の処方に、9−AM(固形分3%)を、処方に対し
て5容量%になるように添加した。この処方の層をシリ
コン・ウェーハに塗布し、95℃で60秒間PABを行
って9000Åの皮膜を得た。次にコーティングしたウ
ェーハをキャノン2000i(0.52NA)i線ステ
ッパで露光し、110℃で90秒間PEBを行い、0.
263NのTMAHに1分間浸漬現像して、図10およ
び図11に示すように、それぞれ350nmのL/S像
および400nmのL/S像を得た。
【0031】したがって、集積回路(IC)チップが、
シリコンに代表されるウェーハを用意し、その上に第1
の材料の層を付着させ、第1の材料の層の上に選択した
フォトレジスト材料を塗布し、フォトレジスト材料の選
択した部分を適切なエネルギー源で露光し、フォトレジ
スト材料を現像し、その上に第2の材料を付着させる工
程を含む、通常の方法により形成させる。多数の材料の
層を付着させ、選択的にエッチングして、1層は他の層
の上に、ICチップ上に必要な電気的接続を形成させ
る。付着は、いくつかの既知の方法、すなわちスピン・
コーティング、化学的気相付着などにより行うことがで
きる。本発明のフォトレジスト材料を使用する場合、選
択したエネルギー源と反応させるために増感剤を選択す
る。たとえば、DUV光源は増感剤として9−AMを使
用してPAGとの反応を開始させる。PAGは、フォト
レジスト皮膜中の重合体の重合反応を起こさせる酸を生
成する。塩基添加剤は、残留する酸を中和して、ライン
とスペースを明確にする。重合しなかった材料は、現像
液で洗浄して除去する。これらの工程を行うと、第1の
材料はその下の層との境界までエッチングされる。エッ
チングの後、他の材料を表面上に付着させる。この工程
を必要な回数反復して、必要な数の層を付着させる。
【0032】本発明は、特に好ましい実施例を参照して
示し、説明を行ったが、当業者には、本発明の原理およ
び範囲から逸脱することなく、形態および詳細について
の上記および他の変更を行うことが理解できるであろ
う。
【0033】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0034】(1)−OHサイトが、苛酷な現像条件で
レジスト皮膜の安定性を保護するのに有効な比率で、酸
に不安定でない−OR基に変換されたポリヒドロキシス
チレンを含む重合体樹脂からなる、ネガティブ・トーン
のレジスト皮膜の基材として使用するのに適した組成
物。 (2)Rが、一級アルキル類、二級アルキル類、および
−CO2Yからなり、Yがカルボニウム・イオン生成に
向けて活性化されない一級または二級アルキル基である
ことを特徴とする、上記(1)に記載の組成物。 (3)重合体樹脂が、i線現像液に適合することを特徴
とする、上記(1)に記載の組成物。 (4)重合体樹脂の分子量が、約4,000〜10,0
00ダルトンの範囲であることを特徴とする、上記
(3)に記載の組成物。 (5)Rが、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、
および−CO2Yからなるグループから選択されたもの
あり、Yがイソプロピル基、エチル基、およびメチル基
からなるグループから選択されたものであることを特徴
とする、上記(2)に記載の組成物。 (6)重合体樹脂が、ポリ(4−ヒドロキシスチレ
ン)、芳香族環に1個以上のアルキル置換基があるポリ
(4−ヒドロキシスチレン)、1個以上のアルキル置換
基があるポリ(3−ヒドロキシスチレン)、およびヒド
ロキシスチレンとビニルシクロヘキサノールの共重合体
からなるグループから選択されたものであることを特徴
とする、上記(1)に記載の組成物。 (7)ヒドロキシスチレン単位とビニルシクロヘキサノ
ール単位との比が約99:1〜約80:20の範囲であ
ることを特徴とする、上記(6)に記載の組成物。 (8)a.注型溶剤、 b.光化学的酸発生剤 c.塩基添加剤、および d.架橋剤 をさらに含有することを特徴とする、上記(1)に記載
の組成物。 (9)光化学的酸発生剤がN−(トリフルオロメチルス
ルホニルオキシ)−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5
−エン−2,3−ジカルボキシイミドであることを特徴
とする、上記(8)に記載の組成物。 (10)増感剤をさらに含有することを特徴とする、上
記(8)に記載の組成物。 (11)塩基添加剤が、ジメチルアミノピリジンおよび
7−ジメチルアミノ−4−メチルクマリンからなるグル
ープから選択されたものであることを特徴とする、上記
(8)に記載の組成物。 (12)架橋剤が、テトラメトキシメチルグリコルリル
および2,6−ビス(ヒドロキシメチル)−p−クレゾ
ールであることを特徴とする、上記(8)に記載の組成
物。 (13)増感剤が、9−アントラセンメタノールである
ことを特徴とする、上記(10)に記載の組成物。 (14)注型溶剤が、プロピオン酸3−エトキシエチ
ル、プロピオン酸3−エトキシエチルとγ−ブチロラク
トンの混合溶剤、および酢酸プロピレングリコールモノ
メチルエーテルからなるグループから選択されたもので
あることを特徴とする、上記(8)に記載の組成物。 (15)a.分子量が10,000ダルトン未満であ
り、ポリ(4−ヒドロキシスチレン)、芳香族環に1個
以上のアルキル置換基があるポリ(4−ヒドロキシスチ
レン)、芳香族環に1個以上のアルキル置換基があるポ
リ(3−ヒドロキシスチレン)、およびヒドロキシスチ
レンとビニルシクロヘキサノールの共重合体からなるグ
ループから選択されたものであり、ポリ(ヒドロキシス
チレン)の−OHサイトが、i線に適合する現像条件で
レジスト皮膜の安定性を保護するのに有効な比率で、酸
に不安定でない−OR基に変換され、 Rが、一級アル
キル類、二級アルキル類、および−CO2Yからなり、
Yがカルボニウム・イオン生成に向けて活性化されない
一級または二級アルキル基からなるグループから選択さ
れたものである重合体樹脂、 b. プロピオン酸エトキシエチル、プロピオン酸エト
キシエチルとγ−ブチロラクトンの混合溶剤、および酢
酸プロピレングリコールモノメチルエーテルからなるグ
ループから選択された注型溶剤、 c.N−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−ビ
シクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカ
ルボキシイミドである光化学的酸発生剤、 d. ジメチルアミノピリジンおよび7−ジエチルアミ
ノ−4−メチルクマリンからなるグループから選択され
た塩基添加剤、 e. テトラメトキシメチルグリコルリルおよび2,6
−ビス(ヒドロキシメチル)−p−クレゾールである架
橋剤からなる、ネガティブ・トーンのレジスト皮膜の基
材として使用するのに適した組成物。 (16)a.ウェーハを用意する工程と、 b.ウェーハの上にエッチングされる第1の層を設ける
工程と、 c.−OHサイトが、苛酷な現像条件でレジスト皮膜の
安定性を保護するのに有効な比率で、酸に不安定でない
−OR基に変換されたポリ(ヒドロキシスチレン)を含
む重合体樹脂からなる、ネガティブ・トーンのレジスト
皮膜の基材を選択する工程と、 d.その上にフォトレジスト組成物の層を設ける工程
と、 e.フォトレジスト材料の選択された部分を適当なエネ
ルギー源で露光することにより露光部分を形成する工程
と、 f.フォトレジスト材料を現像する工程と、 g.露光部分をエッチングする工程と、 h.その上に第2の材料を付着させる工程とを含む、集
積回路チップの製法。 (17)上記(16)の方法によって製造された集積回
路チップ。
【図面の簡単な説明】
【図1】例1に示す本発明によるネガティブ・トーンD
UVレジストを基板に塗布し、100℃で60秒の前ベ
ーキングを行い、マイクラスキャン(Micrascan)II
を用いて露光し、100℃で90秒の露光後ベーキング
を行い、0.263NのTMAHに60秒浸漬したもの
の、275ナノメートル(nm)におけるライン・アン
ド・スペース(L/S)フィーチャの走査型電子顕微鏡
写真(SEM)である。
【図2】図1と同一のパラメータを用いた本発明の実施
例の、300nmにおけるL/SフィーチャのSEMで
ある。
【図3】例2に示す本発明によるネガティブ・トーンD
UVレジストを基板に塗布し、95℃で60秒の前ベー
キングを行い、キャノン・エキシマ(KrF)レーザを
用いて露光し、95℃で60秒の露光後ベーキングを行
い、0.263NのTMAHに60秒浸漬したものの、
350nmにおけるL/SフィーチャのSEMである。
【図4】図3と同一のパラメータを用いた本発明の実施
例の、300nmにおけるL/SフィーチャのSEMで
ある。
【図5】図3および図4と同一のパラメータを用いた場
合の、線幅(単位nm)と、キャノン0.37NA露光
装置のマスクの寸法(単位nm)の直線的関係を示すグ
ラフである。
【図6】焦点深度(DOF)すなわち許容できる焦点の
範囲が約2.0μmである、現在の保護基のないDUV
レジストの通常の焦点深度ラチチュードと同様のラチチ
ュードを示すグラフである。
【図7】線量のラチチュードが約31%である、現在の
保護基のないDUVネガティブ・レジストの通常の線量
ラチチュードと同様のラチチュードを示すグラフであ
る。
【図8】例3に示す本発明によるネガティブ・トーンi
線レジストを基板に塗布し、110℃で60秒の前ベー
キングを行い、ASMi線ステッパを用いて露光し、1
10℃で60秒露光の後ベーキングを行い、0.263
NのTMAHに4分間浸漬したものの、0.75μm線
におけるSEMである。
【図9】図8と同一のパラメータを用いた本発明の実施
例の、1.0μm線におけるSEMである。
【図10】例4に示す本発明を応用したネガティブ・ト
ーンi線レジストを基板に塗布し、95℃で60秒の前
ベーキングを行い、キャノン2000i型i線ステッパ
を用いて露光し、110℃で90秒の露光後ベーキング
を行い、0.263NのTMAHに1分間浸漬したもの
の、350nmにおけるL/SフィーチャのSEMであ
る。
【図11】図10と同一のパラメータを用いた本発明を
応用したネガティブ・トーンi線レジストの、400n
mにおけるL/SフィーチャのSEMである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム・アール・ブルンスヴォルド アメリカ合衆国12601 ニューヨーク州ポ ーキープシー クローバー・ヒル・ロード 22 (72)発明者 ウィリアム・イー・コンリー・ジュニア アメリカ合衆国12518 ニューヨーク州コ ーンウォール チャドケーン・アベニュー 16 (72)発明者 キャスリーン・エム・コーネット アメリカ合衆国12590 ニューヨーク州ワ ァピンガーズ・フォールズ トー・ロード 45 (72)発明者 マハムード・エム・ホジステ アメリカ合衆国12601 ニューヨーク州ポ ーキープシー マーシネリ・コート 5

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】−OHサイトが、苛酷な現像条件でレジス
    ト皮膜の安定性を保護するのに有効な比率で、酸に不安
    定でない−OR基に変換されたポリヒドロキシスチレン
    を含む重合体樹脂からなる、ネガティブ・トーンのレジ
    スト皮膜の基材として使用するのに適した組成物。
  2. 【請求項2】Rが、一級アルキル類、二級アルキル類、
    および−CO2Yからなり、Yがカルボニウム・イオン
    生成に向けて活性化されない一級または二級アルキル基
    であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】重合体樹脂が、i線現像液に適合すること
    を特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】重合体樹脂の分子量が、約4,000〜1
    0,000ダルトンの範囲であることを特徴とする、請
    求項3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】Rが、エチル基、プロピル基、イソプロピ
    ル基、および−CO2Yからなるグループから選択され
    たものであり、Yがイソプロピル基、エチル基、および
    メチル基からなるグループから選択されたものであるこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の組成物。
  6. 【請求項6】重合体樹脂が、ポリ(4−ヒドロキシスチ
    レン)、芳香族環に1個以上のアルキル置換基があるポ
    リ(4−ヒドロキシスチレン)、1個以上のアルキル置
    換基があるポリ(3−ヒドロキシスチレン)、およびヒ
    ドロキシスチレンとビニルシクロヘキサノールの共重合
    体からなるグループから選択されたものであることを特
    徴とする、請求項1に記載の組成物。
  7. 【請求項7】ヒドロキシスチレン単位とビニルシクロヘ
    キサノール単位との比が約99:1〜約80:20の範
    囲であることを特徴とする、請求項6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】a.注型溶剤、 b.光化学的酸発生剤 c.塩基添加剤、および d.架橋剤 をさらに含有することを特徴とする、請求項1に記載の
    組成物。
  9. 【請求項9】光化学的酸発生剤がN−(トリフルオロメ
    チルスルホニルオキシ)−ビシクロ[2.2.1]ヘプ
    ト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミドであること
    を特徴とする、請求項8に記載の組成物。
  10. 【請求項10】増感剤をさらに含有することを特徴とす
    る、請求項8に記載の組成物。
  11. 【請求項11】塩基添加剤が、ジメチルアミノピリジン
    および7−ジメチルアミノ−4−メチルクマリンからな
    るグループから選択されたものであることを特徴とす
    る、請求項8に記載の組成物。
  12. 【請求項12】架橋剤が、テトラメトキシメチルグリコ
    ルリルおよび2,6−ビス(ヒドロキシメチル)−p−
    クレゾールであることを特徴とする、請求項8に記載の
    組成物。
  13. 【請求項13】増感剤が、9−アントラセンメタノール
    であることを特徴とする、請求項10に記載の組成物。
  14. 【請求項14】注型溶剤が、プロピオン酸3−エトキシ
    エチル、プロピオン酸3−エトキシエチルとγ−ブチロ
    ラクトンの混合溶剤、および酢酸プロピレングリコール
    モノメチルエーテルからなるグループから選択されたも
    のであることを特徴とする、請求項8に記載の組成物。
  15. 【請求項15】a.分子量が10,000ダルトン未満
    であり、ポリ(4−ヒドロキシスチレン)、芳香族環に
    1個以上のアルキル置換基があるポリ(4−ヒドロキシ
    スチレン)、芳香族環に1個以上のアルキル置換基があ
    るポリ(3−ヒドロキシスチレン)、およびヒドロキシ
    スチレンとビニルシクロヘキサノールの共重合体からな
    るグループから選択されたものであり、ポリ(ヒドロキ
    シスチレン)の−OHサイトが、i線に適合する現像条
    件でレジスト皮膜の安定性を保護するのに有効な比率
    で、酸に不安定でない−OR基に変換され、 Rが、一
    級アルキル類、二級アルキル類、および−CO2Yから
    なり、Yがカルボニウム・イオン生成に向けて活性化さ
    れない一級または二級アルキル基からなるグループから
    選択されたものである重合体樹脂、 b. プロピオン酸エトキシエチル、プロピオン酸エト
    キシエチルとγ−ブチロラクトンの混合溶剤、および酢
    酸プロピレングリコールモノメチルエーテルからなるグ
    ループから選択された注型溶剤、 c.N−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−ビ
    シクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2,3−ジカ
    ルボキシイミドである光化学的酸発生剤、 d. ジメチルアミノピリジンおよび7−ジエチルアミ
    ノ−4−メチルクマリンからなるグループから選択され
    た塩基添加剤、 e. テトラメトキシメチルグリコルリルおよび2,6
    −ビス(ヒドロキシメチル)−p−クレゾールである架
    橋剤からなる、 ネガティブ・トーンのレジスト皮膜の基材として使用す
    るのに適した組成物。
  16. 【請求項16】a.ウェーハを用意する工程と、 b.ウェーハの上にエッチングされる第1の層を設ける
    工程と、 c.−OHサイトが、苛酷な現像条件でレジスト皮膜の
    安定性を保護するのに有効な比率で、酸に不安定でない
    −OR基に変換されたポリ(ヒドロキシスチレン)を含
    む重合体樹脂からなる、ネガティブ・トーンのレジスト
    皮膜の基材を選択する工程と、 d.その上にフォトレジスト組成物の層を置く工程と、 e.フォトレジスト材料の選択された部分を適当なエネ
    ルギー源で露光することにより露光部分を形成する工程
    と、 f.フォトレジスト材料を現像する工程と、 g.露光部分をエッチングする工程と、 h.その上に第2の材料を付着させる工程とを含む、 集積回路チップの製法。
  17. 【請求項17】請求項16の方法によって製造された集
    積回路チップ。
JP9165650A 1996-06-26 1997-06-23 不活性保護基を有するphsを含有するネガティブ・レジスト Pending JPH1062994A (ja)

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US67046796A 1996-06-26 1996-06-26
US08/670467 1996-06-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112748637A (zh) * 2019-10-30 2021-05-04 台湾积体电路制造股份有限公司 负光阻及其显影的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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