JPH1062910A - 光密性カートリッジ - Google Patents

光密性カートリッジ

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JPH1062910A
JPH1062910A JP16628097A JP16628097A JPH1062910A JP H1062910 A JPH1062910 A JP H1062910A JP 16628097 A JP16628097 A JP 16628097A JP 16628097 A JP16628097 A JP 16628097A JP H1062910 A JPH1062910 A JP H1062910A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単,確実にフイルム装填が行える光密性カ
ートリッジを提供する。 【解決手段】 カートリッジ6は、フイルム7を巻き付
けたスプール14が回動自在に収納されたカートリッジ
本体部15と、これとヒンジ部6aを介して一体成形さ
れた開閉蓋16とからなる。開閉蓋16の内側は円弧状
に成形してある。カートリッジ本体部15,開閉蓋16
の端面には凹部17,18が形成してある。カートリッ
ジ6をスプール14の軸方向にカートリッジ収納室9に
挿入すると、凹部17はカートリッジ本体部15を所定
位置に保持する突起21に係合し、凹部18は開閉蓋1
6を開閉する開閉作動レバー22の突起部23に係合す
る。開閉作動レバー22により開閉蓋16が回動され、
フイルム出入口6bが形成された後、スプール14がフ
イルム送り方向へ回転されると、フイルム7の先端部は
円弧状部16aに沿うように移動し、フイルム出入口6
bからカートリッジ本体部外に送り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真用のフイルム
をロール状に収納した光密性カートリッジに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来提供されている一眼レフカメラやコ
ンパクトカメラは、簡単に入手でき最も普及している国
際標準規格(ISO 1007−1979年版)で定め
られた形状寸法を有するカートリッジ入り135フイル
ム(いわゆる35ミリフイルム)を使用するものが一般
的である。この35ミリフイルムのカートリッジは、フ
イルムが巻き付けられた樹脂製のスプールを金属製のカ
ートリッジ本体に収納している。このカートリッジ本体
のフイルム出口にはテレンプと呼ばれる遮光部材が取り
付けられ、フイルム出入口からはフイルムの先端部が所
定の長さ突出している。
【0003】このカートリッジをカメラに装填するに
は、カメラの裏蓋を開けてからカートリッジ収納室のス
プール駆動軸にスプールの端部の穴を挿入しながらカー
トリッジ本体をカートリッジ収納室に収納する。そし
て、フイルムの先端部を所定位置、例えば巻取り軸に接
触する位置に合わせてから裏蓋を閉じる。これにより、
フイルムの先端部がフイルム押さえによって巻取り軸に
押しつけられるとともに、巻取り軸が回転してフイルム
を巻き取り、最初の1コマ目がアパーチャにセットされ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フイル
ム装填に不慣れな初心者が上記のような装填操作を行う
のはたいへん面倒であり、かつ失敗が多い。その失敗の
主な原因は、フイルムの先端部を所定の位置に合わせる
ことで、これが不適当な場合にフイルムの給送不良が発
生する。
【0005】本発明は上記問題点を考慮してなされたも
ので、簡単,確実にフイルム装填が行える光密性カート
リッジを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、写真用のフイルムをロール状に巻きつけた
スプールを回動自在に収納する光密性カートリッジにお
いて、開位置に回動することによりフイルム出入口を形
成し、閉位置に回動することにより内部のフイルムを光
密に保護する開閉蓋を設けたものである。また、前記開
閉蓋の内側にスプールの回転によりフイルムをフイルム
出入口に案内する内壁面を設けるとともに、前記開閉蓋
を回動させるカメラ側の開閉作動部材と係合する被係合
部を端面に設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のカートリッジが装填され
るカメラ1の裏蓋を開けた状態を示す図2において、カ
メラ本体2の上面にはシャッターレリーズボタン3が設
けられている。また、カメラ本体2の内側中央部には、
1コマ分の露光域を画定する露光枠8が形成されてお
り、その左右には、光密性のカートリッジ6を収納する
カートリッジ収納室9と、フイルム巻取り室10とが設
けられている。そして、蝶番5を介してカートリッジ収
納室9を光密に閉じる裏蓋4が開閉自在に設けられてい
る。
【0008】前記カートリッジ収納室9は、カートリッ
ジ6に対応した形状に形成されている。また、前記フイ
ルム巻取り室10内には、カートリッジ6から送り出さ
れた135フイルム(以下、フイルム)7を巻き取る巻
取り軸11が設けられている。また、露光枠8の上辺部
にはスプロケットギア12が設けられている。
【0009】前記カートリッジ6は、図1に示すよう
に、フイルム7を巻き付けたスプール14が回動自在に
設けられたカートリッジ本体15と、このカートリッジ
本体15とヒンジ部6aを介して一体に成形された開閉
蓋16とからなる。これらは弾力性を有する遮光性プラ
スチックの一体成形品として作製されており、その断面
を図3に示す。開閉蓋16の内側のフイルム出入口6b
近傍は、図のように円弧状に成形されるとともに、カー
トリッジ本体15側は内側へ突出した形状に成形され、
スプール14が巻き戻し方向と逆方向へ回転されると、
フイルム7の先端部は開閉蓋16の内側の円弧状部16
aに沿うように移動して、フイルム出入口6bへ向か
う。
【0010】前記カートリッジ本体15及び開閉蓋16
の端面には、図1及び図2に示すように、凹部17,1
8がそれぞれ形成されている。この凹部17は、カート
リッジ収納室9に設けられ、カートリッジ本体15を所
定の位置に保持させる突起21に係合し、凹部18は、
開閉蓋16を開閉する開閉作動レバー22の突起部23
に係合される。この開閉作動レバー22はカメラ本体2
に固定された軸24を中心に回動自在に取り付けられて
おり、下方に設けられたストッパ25に当接するように
バネ26で下方に付勢されている。
【0011】前記カートリッジ収納室9には、スプール
14に係合し、これを回転させるスプール駆動軸27が
設けられている。なお、カートリッジ収納室9のスプー
ル駆動軸27に対向する側は切り欠かれ、切欠き部9a
が形成されており、この切欠き部9aからカートリッジ
6を落とし込む、いわゆるドロップイン式のカートリッ
ジ装填を可能にしている。
【0012】前記裏蓋4の内側中央部には、露光枠8上
のフイルムを平面に保つ圧板28が設けられ、この圧板
28の蝶番5側には、フイルムを巻取り軸11側に押圧
するフイルム押さえローラ29が設けられている。ま
た、この蝶番5側と反対側には、裏蓋4をカメラ本体2
に係止する裏蓋ロック爪30が、軸31,32を介して
裏蓋4の長手方向にスライド自在に取り付けられてお
り、バネ33によって圧板28から離れる方向へ付勢さ
れている。この裏蓋ロック爪30に対応する裏蓋ロック
孔2aが、カートリッジ収納室9の壁部に開設されてい
る。
【0013】また、前記開閉作動レバー22の突起部2
2aに係合するレバー押圧ピン34と、開閉蓋16を閉
じる際に開閉蓋16の上部を押圧する一対の蓋押圧ピン
35とを備えたコ字状部材37が、裏蓋4の長手方向に
スライド自在に取り付けられており、バネ38によって
圧板28から離れる方向へ付勢されている。このコ字状
部材37の中央部には、コ字状部材37をスライド操作
するための裏蓋開閉ノブ40が裏蓋4の表側に突出され
た突起部37aを介して取り付けられている。なお、裏
蓋4には突起部37aが遊貫される長孔41が形成され
ている。
【0014】また、コ字状部材37には裏蓋4側に屈曲
された爪部37bが形成されており、裏蓋開閉ノブ40
を圧板28側へスライド操作することによって裏蓋ロッ
ク爪30の凸部30aと係合される。さらに、裏蓋開閉
ノブ40を同方向へスライドさせれば、裏蓋ロック爪3
0が圧板28側へ移動され、裏蓋ロック孔2aから裏蓋
ロック爪30が外れて裏蓋4のロックが解除される。
【0015】また、裏蓋4の内側には、後述するフイル
ム給送用のモータを駆動させるフイルム給送スイッチ4
4が取り付けられている。また、裏蓋4の長手方向の一
方の縁4aは、その幅が図のように広くなっており、裏
蓋4を閉じた際に、この縁4aによってカートリッジ収
納室9の切欠き部9aが光密に覆われる。
【0016】前記スプール駆動軸27には、図3に示す
ように、ギア45が同軸に固定されており、このギア4
5は、ギアトレイン46及びギア47を介してモータ4
8のピニオンギア49に噛合されている。また、このピ
ニオンギア49には、ギア47を介してスプロケットギ
ア12に噛合されている。なお、フイルム7が巻取り軸
11に緩むことなく巻き取られるように、フイルム巻取
り室に押圧ローラ51が取り付けられている。
【0017】以上のように構成されたカートリッジ6を
使用するには、裏蓋開閉ノブ40をスライドさせて裏蓋
4を蝶番5を中心に回動させ、図2に示すように、未露
光のフイルムが収納されたカートリッジ6をドロップイ
ン式に切欠き9aから落とし込む。カートリッジ6を当
接するまで押し込むと、スプール14がスプール駆動軸
27に係合するとともに、凹部17,18に突起21,
突起部23がそれぞれ入り込む。
【0018】つぎに、裏蓋4を閉じるが、裏蓋4を完全
に閉じる前の状態を示す図4(A)では、開閉作動レバ
ー22はバネ26の付勢によってストッパ25に当接さ
れており、開閉蓋16は光密に閉じられている。同図
(B)に示すように、裏蓋4をカメラ本体2に当接する
まで押しつけると、裏蓋ロック孔2aに裏蓋ロック爪3
0が係合して、裏蓋4がカメラ本体2に係止されるとと
もに、レバー押圧ピン34が開閉作動レバー22の突起
部22aを押圧する。これによって、開閉作動レバー2
2がバネ26の付勢に抗して回動され、開閉蓋16はカ
ートリッジ本体15から離れる方向へ回動されてカート
リッジ6にフイルム出入口6bが形成される。
【0019】なお、レバー押圧ピン34が突起部22a
を押圧し始めるタイミングは、裏蓋4がカメラ本体2に
係止される直前で、裏蓋4の周囲の縁によってカートリ
ッジ収納室9が光密に閉じられた時点で開始される。ま
た、レバー押圧ピン34が突起部22aを押圧する最終
段階で、蓋押圧ピン35が開閉蓋16を圧接するが、そ
の位置が開閉蓋16のヒンジ部6a付近に偏っているた
め、フイルム出入口6bの形成を邪魔することはない。
【0020】このようにフイルム出入口6bが形成され
ると、図3(B)に示すように、回動された開閉蓋16
によってフイルム給送スイッチ44の可動部が押圧さ
れ、モータ48が駆動される。モータ48の駆動力は、
ピニオンギア49,ギア47,ギアトレイン46,ギア
45を介してスプール駆動軸27に伝達され、スプール
14を時計方向に回転させるとともに、ギア47を介し
てスプロケットギア12を時計方向に回転させる。ま
た、図示していないが、これと同時に、巻取り軸11も
時計方向に回転駆動される。
【0021】フイルム7の先端部は、開閉蓋16の円弧
状部16aに沿うように移動され、フイルム出入口6b
から外部へ送り出される。このフイルム7のパーフォレ
ーションがスプロケットギア12に係合された後は、ス
プロケットギア12の回転速度がスプール14のそれよ
りも速く設定されているとともに、フリクション機構
(図示せず)がスプール駆動軸27に仕掛けられている
ので、スプロケットギア12が主動になってフイルム7
の給送が行われるようになる。
【0022】フイルム7は、露光枠8と圧板28とで形
成されたフイルムゲートを通過して、同図(C)に示す
ように、フイルム巻取り室10に入ると、フイルム押さ
えローラ29によって巻取り軸11に押しつけられ、巻
取り軸11に巻き取られる。巻取り軸11の回転速度
は、スプロケットギア12のそれよりも速いので、巻取
り軸11が給送の主動になってフイルム7を巻き取って
ゆくようになる。なお、フイルム7は、フイルム押さえ
ローラ29と押圧ローラ51の作用によって緩むことな
く巻取り軸11に巻き取られる。
【0023】フイルム7の1枚目が露光枠8にセットさ
れると、フイルム7の給送は停止され、シャッタがチャ
ージされて撮影準備が完了する。被写体にレンズを向け
てシャッターレリーズボタン3を押圧し、撮影を行う。
フイルム7の全コマを撮り終えると、フイルムテンショ
ン検知手段(図示せず)がフイルム7のテンションを検
知して自動巻き戻しを開始する。モータ48がフイルム
給送時と逆方向に回転され、撮影済のフイルム7がスプ
ール14に巻き戻される。この巻き戻し時にはスプロケ
ットギア12は回転がフリーな状態になっており、フイ
ルム7の巻き戻しに従動して回転する。そして、フイル
ム7がカートリッジ6に全て巻き込まれると、スプロケ
ットギア12の回転が停止する。スプロケットギア12
の回転が停止したことが電気的に検知され、この信号に
よってモータ48の駆動が停止してフイルム巻き戻しが
完了する。
【0024】つぎに、図4(C)に示すように、裏蓋開
閉ノブ40を矢印方向へスライド操作する。コ字状部材
37が同方向へ移動され、レバー押圧ピン34が開閉作
動レバー22の突起部22aの上から退避されるととも
に、蓋押圧ピン35が開閉蓋16の上部を押圧する。こ
うしてフイルム出入口6bが開閉蓋16によって光密に
閉じられた後、さらに裏蓋開閉ノブ40を矢印方向へス
ライド操作すると、爪部37bが凸部30aに係合して
裏蓋ロック爪30を同方向へ移動させる。これによっ
て、裏蓋ロック爪30が裏蓋ロック孔2aから外れ、裏
蓋4のロックが解除されるので、裏蓋4を蝶番5を中心
に回動させれば、カートリッジ6を回収することができ
る。なお、裏蓋開閉ノブ40から手を離せば、バネ3
3,38の作用によって裏蓋ロック爪30及び裏蓋開閉
ノブ40は元の位置に戻される。
【0025】カートリッジ6の別の実施例であるカート
リッジ55を示す図5において、このカートリッジ55
は、凹部17,18の代わりに凸部56,57を設けた
ものである。このカートリッジ55を使用するカメラの
カートリッジ収納室には、凸部56に係合する凹部が形
成されており、開閉蓋58を開閉させる開閉作動レバー
には、前記突起部23に対応して、凸部57に係合する
部材が設けられている。
【0026】また、図6には、光密性のダブルカートリ
ッジ60を示す。このダブルカートリッジ60は、未露
光のフイルム7が巻回わされて収納されたフイルムロー
ル室62と、露光されたフイルム7を巻取りスプール6
3に巻き取るフイルム室64と、前記フイルムロール室
62とフイルム室64とを連結したブリッジ部66と、
フイルムロール室62及びフイルム室64を同時に光密
に閉じる開閉蓋68とから構成されている。この開閉蓋
68の中央部には、ダブルカートリッジ60を使用する
カメラの裏蓋に設けられたフイルム圧板が作用する開口
68aが開設されている。
【0027】このダブルカートリッジ60は、遮光性の
プラスチックの一体成形品として作製されており、開閉
蓋68とブリッジ部66との間に設けられたヒンジ部6
0aを中心に開閉蓋68が回動される。フイルムロール
室62,フイルム室64には、それぞれをカメラ側に保
持させるための凸部71,72が設けられており、開閉
蓋68には、カメラ側の開閉作動レバーが係合する凸部
73,74が設けられている。
【0028】このダブルカートリッジ60をカメラに装
填すると、凸部73,74に係合した開閉作動レバーが
回動され、開閉蓋68が開けられてフイルム7が動き易
くされる。撮影が進むにつれて、フイルム7は巻取りス
プール63に巻き取られてゆき、撮影終了とともに、フ
イルム7の全てはフイルム室64に収納される。前記実
施例と同様に、裏蓋開閉ノブを操作することによって、
開閉蓋68は光密に閉じられ、安全にダブルカートリッ
ジ60を回収することができる。
【0029】
【発明の効果】上述のように、本発明の光密性カートリ
ッジによれば、開位置でフイルム出入口を形成し、閉位
置で内部のフイルムを光密に保護する開閉蓋を設けたの
で、面倒なフイルム先端部の位置合わせを行うことなく
フイルムを内部に完全に収納したままの状態で簡単,確
実にフイルム装填を行うことができる。また、前記開閉
蓋の内側にスプール回転によりフイルムをフイルム出入
口に案内する内壁面を設けるとともに、前記開閉蓋を回
動させるカメラ側の開閉作動部材と係合する被係合部を
端面に設けたので、面倒なフイルム先端部の位置合わせ
を行うことなくフイルムを内部に完全に収納したままの
状態でフイルム装填を行うことができるとともに、カメ
ラ側の開閉作動部材と開閉蓋との係合を簡単,確実に行
うことができ、またスプール回転によってフイルム送り
出しを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光密性のカートリッジを示す斜視図で
ある。
【図2】カメラを背後から観た斜視図である。
【図3】カメラのフイルム送り出し動作を示す説明図で
ある。
【図4】カートリッジの開閉蓋の動作を示す説明図であ
る。
【図5】他のカートリッジの例を示す斜視図である。
【図6】ダブルカートリッジを示す斜視図である。
【符号の説明】
6,55 カートリッジ 6b フイルム出入口 7 フイルム 14 スプール 15 カートリッジ本体 16,58,68 開閉蓋 17,18 凹部 56,57 凸部 60 ダブルカートリッジ 62 フイルムロール室 64 フイルム室
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、写真用フイルムを回動可能なスプールにロ
ール状に巻回してカートリッジ本体に収納した光密性カ
ートリッジにおいて、前記スプールの軸端部が露呈され
たカートリッジ本体の端面部に、カートリッジ本体を光
密状態にする閉位置とフイルム出入り可能な状態にする
開位置との間で開閉蓋を開閉させる駆動部材を受容する
凹部を形成したものである。また、前記開閉蓋の内側に
スプールの回転によりフイルムをフイルム出入口に案内
する内壁面を設けたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】前記カートリッジ本体15及び開閉蓋16
の端面には、図1及び図2に示すように、凹部17,1
8がそれぞれ形成されている。この凹部17は、カート
リッジ収納室9に設けられ、カートリッジ本体15を所
定の位置に保持させる突起21に係合し、凹部18は、
開閉蓋16を開閉する駆動部材である開閉作動レバー2
2の突起部23に係合される。この開閉作動レバー22
はカメラ本体2に固定された軸24を中心に回動自在に
取り付けられており、下方に設けられたストッパ25に
当接するようにバネ26で下方に付勢されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【発明の効果】上述のように、本発明の光密性カートリ
ッジによれば、スプールの軸端部が露呈されたカートリ
ッジ本体の端面部に、カートリッジ本体を光密状態にす
る閉位置とフイルム出入り可能な状態にする開位置との
間で開閉蓋を開閉させる駆動部材を受容する凹部を形成
したので、カメラのカートリッジ収納室にカートリッジ
本体に落とし込むだけで凹部とカメラ側の駆動部材が簡
単に嵌合され、面倒なフイルム先端部の位置合わせを行
うことなくフイルムを内部に完全に収納したままの状態
で簡単,確実にフイルム装填を行うことができる。ま
た、前記開閉蓋の内側にスプール回転によりフイルムを
フイルム出入口に案内する内壁面を設けたので、スプー
ル回転によるフイルム送り出しを確実に行うことができ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真用のフイルムをロール状に巻きつけ
    たスプールを回動自在に収納する光密性カートリッジに
    おいて、 開位置に回動することによりフイルム出入口を形成し、
    閉位置に回動することにより内部のフイルムを光密に保
    護する開閉蓋を設けたことを特徴とする光密性カートリ
    ッジ。
  2. 【請求項2】 前記開閉蓋の内側にスプールの回転によ
    りフイルムをフイルム出入口に案内する内壁面を設ける
    とともに、前記開閉蓋を回動させるカメラ側の開閉作動
    部材と係合する被係合部を端面に設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の光密性カートリッジ。
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