JP3516537B2 - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット

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JP3516537B2 JP24309595A JP24309595A JP3516537B2 JP 3516537 B2 JP3516537 B2 JP 3516537B2 JP 24309595 A JP24309595 A JP 24309595A JP 24309595 A JP24309595 A JP 24309595A JP 3516537 B2 JP3516537 B2 JP 3516537B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全部のコマに撮影
完了後、撮影済みの写真フイルムの全部を収納したパト
ローネを取り出す際に開かれる蓋を備えたレンズ付きフ
イルムユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズ付きフイルムユニット(以
下、「フイルムユニット」と称す。)は、パトローネ収
納室の底蓋を開いて撮影済みの写真フイルムを収納した
パトローネを取り出すようにしている。このパトローネ
のスプールには、パトローネ収納室の底蓋とは逆の方向
側で巻き上げノブの軸が係合している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現像所で
は、底蓋を開いてもパトローネを容易には取り出すこと
ができない。というのは、パトローネには、パトローネ
収納室の取り出し方向の反対側のスプールに巻き上げノ
ブの軸が係合しているからである。そこで、現像所のオ
ペレータは、フイルムユニット自体をスプールの軸方向
に振る操作を行う。このとき、強く振るとパトローネが
パトローネ収納室から勢い良く飛び出してしまい、パト
ローネを破損又は損傷させる恐れがあった。
【0004】また、米国特許第4634306号明細
書、同第4832275号明細書、特開平3−3764
5号公報等には、写真フイルムをその先端までもスプー
ルに巻き付けてパトローネの内部に収納し、スプールの
回転によって写真フイルムをパトローネの外部に送り出
すタイプの写真フイルムパトローネが提案されており、
また、フイルム送出口に設けた遮光用のテレンプの代わ
りに、蓋部材を開閉自在に内蔵し、フイルム送り出し時
に生じる摩擦抵抗を軽減したものがある。
【0005】この蓋部材を設けた写真フイルムパトロー
ネをフイルムユニットに装填することを考慮した場合に
は、底蓋が閉じられている間では蓋部材を開くように保
持し、底蓋が開かれるのに連動して蓋部材を閉める蓋部
材駆動機構が必要となる。したがって、この写真フイル
ムパトローネでは、パトローネ収納室の内部でスプール
以外に蓋部材にも軸が係合しているからよけいに取り出
しにくくなる。
【0006】本発明は上記問題点を考慮してなされたも
ので、撮影済みの写真フイルムを収納したパトローネを
取り出す際に生じる破損又は損傷を防ぐように工夫した
フイルムユニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のレンズ付きフイルムユニットでは、
撮影済みの写真フイルムを全部収納したパトローネをパ
トローネ収納室から取り出すときに開かれるとともに、
パトローネ収納室、又はそれを前から覆う前カバー、さ
らには後ろから覆う後カバーとのうちの何れか一つの部
材と薄肉に形成したヒンジを中心として開閉自在となる
ように一体に形成した樹脂製のプルトップ式の部材であ
り、パトローネ収納室の底を閉じる閉じ位置のときにパ
トローネの底を支持する底蓋と、;パトローネ収納室の
内部に向けて突出するように前記底蓋に設けられてお
り、前記底蓋が閉じ位置のときに、前記スプールの回転
を許容した状態で前記パトローネに係合しており、前記
底蓋を開いたときに前記パトローネ収納室からスプール
の軸方向に脱落するパトローネに当接する突起部と備え
たものである。
【0008】プルトップ式の蓋は、薄肉のヒンジを中心
として開閉されるタイプであり、工場から出荷後パトロ
ーネ収納室の底を閉めた状態で長期的に放置されること
から、この部分に塑性変形が生じ、底蓋を大きく開いて
も閉まる方向に戻ろうとする作用が働く。このため、突
起部がパトローネに確実に当接し、パトローネ収納室か
らパトローネを僅かに露呈した状態で脱落を防ぐ。
【0009】これによれば、フイルムユニットを強く振
っても突起部によってパトローネの脱落を防ぐことがで
きる。また、突起部がパトローネに係合していることか
ら、パトローネ収納室の内部でパトローネを正しく位置
決めできる。
【0010】請求項2記載のレンズ付きフイルムユニッ
トでは、蓋をスライド式の底蓋とした。この場合には、
蓋にパトローネをパトローネ収納室に支持する支持面
と、この面から一段凹んだ段差面とを備える。これによ
り、前記支持面がパトローネから退避する位置まで前記
蓋をスライド操作させることで、前記段差面がパトロー
ネに対面され、パトローネ収納室からパトローネを僅か
に露呈した状態でパトローネの脱落が防げる。
【0011】
【発明の実施の形態】フイルムユニット10は、図1に
示すように、本体基部11、露光ユニット12、前カバ
ー13、後カバー14、及びパトローネ付き写真フイル
ム15とから構成されている。
【0012】本体基部11には、パトローネ16を収納
するパトローネ収納室17、パトローネ16から引き出
した未露光の写真フイルム18を収納するフイルムロー
ル室19とが一体に設けられている。フイルムロール室
19に収納される写真フイルム18の形態は、フイルム
ロール室19の内部で回動自在に収納される巻芯20に
巻き付けて形成したフイルムロール18aの状態とされ
ている。またパトローネ収納室17とフイルムロール室
19との間には暗箱21が形成されている。なお巻芯2
0を省略してフイルムロール18aだけを収納するよう
にしてもよい。
【0013】パトローネ付き写真フイルム15は、写真
フイルム18をその先端までをスプール22に巻き付け
てパトローネ16の内部に収納し、スプール22の回転
によって写真フイルム18をパトローネ16の外部に送
り出すタイプである。このスプール22の両端には鍵型
のキー溝が形成されており、これらキー溝はパトローネ
16の両側面に露呈されている。
【0014】暗箱21の背面側にはフイルムの露光範囲
を決定するアパーチャーが形成されている。パトローネ
収納室17の上部には、巻き上げノブ23が回動自在に
配設されている。この巻き上げノブ23には、パトロー
ネ収納室17に入り込んでスプール22のキー溝に係合
する断面鍵型形状の軸が一体に形成されている。巻き上
げノブ23は図中の矢印方向に回動操作することによっ
てスプール22をフイルム巻き上げ方向に回転させ、撮
影済みの写真フイルム18をパトローネ16の内部に収
納する。
【0015】前カバー13には、撮影レンズを露呈する
撮影窓26やファインダー対物窓27,シャッタボタン
28等が形成されている。後カバー14は、アパーチャ
ーに対面する部分にフイルム支持面29が形成されてお
り、その両側底面にパトローネ収納室17とフイルムロ
ール室19との底面を覆うプルトップ式の蓋30、31
がそれぞれ設けられている。これらの蓋30,31は、
樹脂成型で後カバー14と一体に形成されており、これ
らに一体に設けた係止爪と前カバー13の内壁との爪結
合によって両室17,19の底を光密に閉じた閉じ位置
に保持される。なお、符号32,33は、蓋30に設け
た係止爪である。
【0016】蓋30は、撮影済みの写真フイルム18を
収納したパトローネ16を取り出すときに開かれる蓋で
ある。この蓋30には、断面円形の突起部34がパトロ
ーネ収納室17の内部に向けて突出して設けられてい
る。この突起部34は、スプール22の鍵型のキー溝の
うちキー部を除いた円形溝部に嵌合してスプール22の
回動を許容した状態でパトローネ15をパトローネ収納
室17に正しく位置決めするとともに、蓋30が開かれ
た際にパトローネ15に当接し、これがパトローネ収納
室17から脱落するのを防ぐ。
【0017】露光ユニット12には、フイルムカウンタ
機構、フイルム巻き止め機構、シャッタ機構の他に、撮
影レンズ35,ファインダー光学系36等から構成され
ており、これらの部品は、暗箱21の外壁に取り付けら
れている。なお、一部を本体基部11に残すように暗箱
21を分割し、他部の暗箱21に前述した露光ユニット
の部品を取り付けてユニット化部品とし、このユニット
化部品を一部の暗箱21に着脱自在に取り付けるように
してもよい。また、ファインダー光学系36は、前カバ
ー13及び後カバー14に設けた対物窓27と接眼窓1
4aとの間に配置される。なお、露光ユニット12に取
り付ける代わりに、前カバー13にファインダー光学系
36を取り付けるようにしてもよい。
【0018】図2及び図3は、パトローネ付き写真フイ
ルム15の断面を示している。写真フイルム通路40に
は、パトローネ16の内部を遮光するための蓋部材41
が図2に示す閉じ位置と図3に示す開き位置との間で回
動自在に配置されている。蓋部材41の端部にはC型溝
が形成されており、これらのC型溝はパトローネ16の
外部側面に露呈している。
【0019】パトローネ収納室17と露光ユニット12
との間のスペースには、蓋30の開閉に連動してパトロ
ーネ16の蓋部材41を開閉させる蓋部材開閉機構が内
蔵されている。図4に示すように、蓋部材開閉機構42
は、蓋部材駆動軸43、バネ44、及び連動レバー45
とから構成されている。蓋部材駆動軸43は、パトロー
ネ収納室17の内部に突出して蓋部材41のC型溝に係
合する断面鍵型形状の駆動軸43aと、パトローネ収納
室17の外部で前記連動レバー45の一端45aに係合
する係合部43bとを備えており、パトローネ収納室1
7の上面で蓋部材41を開く位置と閉じる位置との間で
回動自在に配置されている。バネ44は、蓋部材41を
閉じる方向に向けて蓋部材駆動軸43を付勢している。
【0020】連動レバー45は、パトローネ収納室17
の外壁に形成された軸46を中心に回動自在に取り付け
られており、他端45bが蓋30の開閉軌跡内に臨んで
いる。蓋30が閉められた状態では、これの一部30a
で他端45bが押されて連動レバー45が軸46を中心
に時計方向に回転した状態となる。連動レバー45がこ
のような状態とされると、蓋部材駆動軸43が反時計方
向に回転し、パトローネ収納室17の内部に装填された
パトローネ16は蓋部材41が開いた状態で保持され
る。逆に、蓋30が開かれた際には、連動レバー45の
他端45bへの当接が解除されるから、バネ44の付勢
により連動レバー45が反時計方向に、また蓋部材駆動
軸43が時計方向に回転し、蓋部材41が閉じた状態と
される。
【0021】次に、上記構成の作用を簡単に説明する。
フイルムユニット10のパトローネ収納室17は、図5
に示すように、スプール22の上方側でこれのキー溝2
2aに巻き上げノブ23の軸23aが係合し、また下方
側のキー溝22bには蓋30に形成した突起部34が係
合している。このうち、突起部34は、鍵型のキー溝2
2bのうちキー部を除いた円形溝部にだけ嵌合してい
る。このため、スプール22の回動は確実に許容され、
しかもスプール22の軸方向での位置決めが正しく行わ
れるから巻き上げノブ23の回転操作が重たくなる等の
不具合の防止が図れる。
【0022】また、蓋30が閉められているので、蓋3
0の一部30aで他端45bが押されて連動レバー45
が軸46を中心に時計方向に回転した状態とされている
ので、蓋部材駆動軸43が反時計方向に回転し、パトロ
ーネ収納室17に装填したパトローネ16は蓋部材41
が開いた状態で保持されている。
【0023】撮影にあたっては、先ず巻き上げノブ23
をフイルム巻き上げ方向に回転させる。これにより写真
フイルム18が移送され、1コマ分のフイルム移送によ
ってフイルム巻き止め機構が作動して写真フイルム18
の移送と巻き上げノブ23の回転操作とを禁止する。こ
の間シャッタ機構がチャージされており、シャッタボタ
ン28の押下操作によってシャッタ機構が作動する。こ
れにより、撮影レンズ35、及び暗箱21の内部を順に
通過した被写体光がアパーチャーにセットされた写真フ
イルム18に入射して露光が行われる。
【0024】撮影後のフイルム巻き上げ操作により撮影
済みの写真フイルム18は、パトローネ16のスプール
22に順次に巻き取られる。最後の撮影を終了した後の
フイルム巻き上げ操作によって撮影済みの写真フイルム
18の全てがパトローネ16の内部に収納される。撮影
者は、撮影完了済みのフイルムユニット10を現像所に
提出する。
【0025】現像所では、先ずフイルムユニット10か
ら撮影済みの写真フイルム18を収納したパトローネ1
6を取り出す。この作業は、フイルムユニット10の底
に配置されているプルトップ式の蓋30の爪結合を解除
した後に蓋30を開くとパトローネ16が露呈されるか
らこれをスプール22の軸方向に沿って引っ張り出す。
このとき、蓋30の開き動作に連動して連動レバー45
の他端45bへの当接が解除されるから、バネ44の付
勢により連動レバー45が反時計方向に、また蓋部材駆
動軸43が時計方向にそれぞれ回転し、パトローネ16
の蓋部材41が閉じた状態とされる。これによりパトロ
ーネ16の内部は撮影済みの写真フイルム18を光密に
収納した状態とされる。
【0026】ところで、蓋30を開いてもパトローネ1
6を容易には取り出すことができない。というのは、パ
トローネ16には、スプール22の軸方向のうち取り出
し方向の反対側でスプール22のキー溝22aと蓋部材
41のC型溝とにそれぞれ巻き上げノブ23の軸23a
と蓋部材駆動軸43とが係合しているからである。そこ
で、オペレーターは、フイルムユニット10をスプール
22の軸方向に振る操作を行う。このとき、強く振ると
パトローネ16がパトローネ収納室17から勢い良く飛
び出してパトローネ16を破損又は損傷させる恐れがあ
るのに対し、本実施例では蓋30に突起部34を設けて
いるため、図6に示すように、パトローネ収納室17か
らパトローネ16が抜け出るまでにこれの取り出し方向
側の面16aが突起部34に当接してパトローネ16の
脱落を防ぐことができる。
【0027】また、本実施例では蓋30を樹脂成形した
後カバー14に薄肉に形成したヒンジ30bで一体化し
たプルトップ式の蓋構造としている。このプルトップ式
の蓋30では、工場から出荷後パトローネ収納室17の
底を閉めた状態で長期的に放置されているから、この部
分に塑性変形が生じており、蓋30を大きく開いても閉
まる方向に戻ろうとする作用が働く。このため、例えば
蝶番で取り付けたような構造の蓋では蓋が大きく開いて
しまうと突起部34がパトローネ16に当接しない恐れ
があるのに対し、本実施例ではこの作用のために確実に
当接するようになる。
【0028】上記実施例の突起部34は、脱落防止手段
以外に、パトローネ16に係合してパトローネ収納室1
7の内部での位置決めを兼ねているが、本発明では必ず
しも位置決め機能を必要としない。また、蓋30を後カ
バー14に一体に形成しているが、本発明ではこれに限
らず、パトローネ収納室17、又は前カバー13と一体
に形成した蓋としてもよい。これらの場合には、必ず外
部操作によって係止爪による爪結合等を解除して開くこ
とができるようにしておく必要がある。
【0029】上記実施例では、ヒンジを中心に開閉する
プルトップ式の一体蓋としているが、本発明ではこれに
限らず、スライド式の蓋にしてもよい。この場合には、
材質は問わず、パトローネ16をパトローネ収納室17
に支持する支持面と、この面から一段凹んだ段差面とを
スライド蓋に備える。これにより、前記支持面がパトロ
ーネ16への対峙位置から退避する位置までスライド蓋
をスライド操作させることで、前記段差面がパトローネ
16に対面され、この状態でフイルムユニット10を強
く振ることでパトローネ収納室17からパトローネ16
を僅かに露呈した状態でパトローネ16が段差面に当接
し、パトローネ16の脱落が防げる。その後はスライド
蓋を全開する位置までスイライド操作することで簡単に
パトローネ16を取り出すことができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本願請求項
1記載の発明では、パトローネ収納室の内壁と一体に形
成した樹脂成形のプルトップ式の底蓋と、この底蓋に一
体に形成され、パトローネ収納室に向けて突出した突起
部とで構成したから、例えば蝶番等で開閉自在にした蓋
と比較して一体形成であるから部品及び組立コストの面
で安価である。また、蝶番等で開閉自在にした蓋では全
開すると突起部にパトローネが当接しない恐れがあるの
に対し、このプルトップ式の底蓋では薄肉のヒンジに生
じる塑性変形により、閉じ位置に戻ろうとする作用が働
き、パトローネに突起部を確実に当接させることができ
る。また、底蓋を閉じた際に突起部をパトローネに係合
するようにしたから、パトローネをパトローネ収納室の
内部で正しく位置決めでき、別途に位置決め部材を設け
る必要がなくコストダウンを図ることができる。
【0031】本願請求項2記載の発明では、パトローネ
をパトローネ収納室に支持する支持面と、この面から一
段凹んだ段差面とを備えたスライド式の蓋としたから、
支持面がパトローネから退避する位置まで蓋をスライド
操作させることで、段差面がパトローネに対面され、パ
トローネ収納室からパトローネを僅かに露呈した状態で
パトローネの脱落を防ぐことができる。
【0032】
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズ付きフイルムユニットの分解斜
視図である。
【図2】蓋部材の閉じ位置状態の写真フイルムパトロー
ネの断面図である。
【図3】蓋部材の開き位置状態の写真フイルムパトロー
ネの断面図である。
【図4】蓋部材開閉機構の概略を示す斜視図である。
【図5】蓋を閉じた状態のパトローネ収納室の断面図で
ある。
【図6】蓋を開いた状態のパトローネ収納室の断面図で
ある。
【符号の説明】
11 本体基部 12 露光ユニット 16 パトローネ 17 パトローネ収納室 18 写真フイルム 30 蓋

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アパーチャーを挟む一方側にパトローネ
    を収納するパトローネ収納室が配置され、フイルム巻き
    上げ操作によって撮影済みの写真フイルムをパトローネ
    に収納するレンズ付きフイルムユニットにおいて、撮影済みの写真フイルムを全部収納したパトローネを前
    記パトローネ収納室から取り出すときに開かれるととも
    に、前記パトローネ収納室、又はそれを前から覆う前カ
    バー、さらには後ろから覆う後カバーとのうちの何れか
    一つの部材と薄肉に形成したヒンジを中心として開閉自
    在となるように一体に形成した樹脂製のプルトップ式の
    部材であり、前記パトローネ収納室の底を閉じる閉じ位
    置のときに前記パトローネの底を支持する底蓋と、 前記パトローネ収納室の内部に向けて突出するように前
    記底蓋に設けられており、前記底蓋が閉じ位置のとき
    に、前記スプールの回転を許容した状態で前記パトロー
    ネに係合しており、前記底蓋を開いたときに前記パトロ
    ーネ収納室からスプールの軸方向に脱落するパトローネ
    に当接する突起部と備えたことを特徴とするレンズ付き
    フイルムユニット。
  2. 【請求項2】 アパーチャーを挟む一方側にパトローネ
    を収納するパトローネ収納室が配置され、フイルム巻き
    上げ操作によって撮影済みの写真フイルムをパトローネ
    に収納するレンズ付きフイルムユニットにおいて、 撮影済みの写真フイルムを全部収納したパトローネを前
    記パトローネ収納室から取り出すときに開かれるととも
    に、閉じ位置のときに前記パトローネの底を支持する支
    持面を有するスライド式の底蓋と、 前記底蓋に前記支持面から一段凹んで設けられており、
    前記支持面がパトローネを支持する位置から退避する位
    置に前記底蓋をスライドさせたときに、前記パトローネ
    に対面する段差面とを備えた ことを特徴とするレンズ付
    きフイルムユニット。
JP24309595A 1995-05-10 1995-09-21 レンズ付きフイルムユニット Expired - Fee Related JP3516537B2 (ja)

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