JPH106261A - ロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御装置

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JPH106261A
JPH106261A JP15680096A JP15680096A JPH106261A JP H106261 A JPH106261 A JP H106261A JP 15680096 A JP15680096 A JP 15680096A JP 15680096 A JP15680096 A JP 15680096A JP H106261 A JPH106261 A JP H106261A
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robot
angle
equation
servo motor
estimated
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JP15680096A
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Yoshiyuki Urakawa
禎之 浦川
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定された周波数特性から、推定演算に必要
な定数を簡便に求める。 【解決手段】 第2アーム3を駆動するサーボモータ
4、サーボモータ4にトルクを発生させるアンプ部5及
びサーボモータ4の角度を検出する角度検出器6を備え
るロボット2を制御対象とし、指令トルクτとサーボモ
ータ4の角度θmとに基づいて、少なくとも第2アーム
3の角度θa若しくは角速度θa 'を推定するねじれ角・
外乱推定オブザーバ7と、ねじれ角・外乱推定オブザー
バ7が推定した第2アーム3の推定角度θa 若しくは推
定角速度θa ' に基づいて、指令トルクτを算出する制御
部9と、第2アーム3の角度θa若しくは角速度θa '
推定するための各種定数をアンプ部5に与える指令トル
クτから角度検出器6により検出されるサーボモータの
角度θmまでの伝達関数から決定する推定定数決定部6
0とを有し、制御部9が算出した指令トルクτに基づい
てロボット2を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組み立てロボット
等の、高速な位置決めの必要なロボットに用いて好適な
ロボット制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロボット制御装置においては、い
わゆるPID制御と呼ばれる制御系が用いられていた。
PID制御は、サーボモータの角度と目標角度の差の比
例(Proportion)と積分(Integrat
ion)と時間微分(Differentiatio
n)とによる制御系である。
【0003】このロボット制御装置は、図5に示すよう
に、ロボット122を制御対象としている。このロボッ
ト122としては、例えば図6に示すように、駆動部と
して例えばアーム124と、この駆動部を駆動するサー
ボモータ123とが、減速機またはベルト等の結合部1
25を介して連結されて構成されているものを挙げるこ
とができる。また、図示は省略するが、このロボット1
22には、サーボモータ123に所望のトルクを発生さ
せるアンプと、サーボモータ123の角度を検出する角
度検出器とが設けられている。この角度検出器にて検出
されたサーボモータ123の角度θmの検出信号は、ロ
ボット制御装置120にフィードバックされている。な
お、図6の図中θaはアーム124の角度である。
【0004】上記ロボット制御装置120は、主要構成
要素として制御部121を有している。この制御部12
1には、サーボモータ123の目標角度θr を示す信号
が端子101を介して供給され、また、上記ロボット1
22の角度検出器にて検出されたサーボモータ123の
角度θmを示す信号も供給される。当該制御部121
は、上記サーボモータ123の角度θmとサーボモータ
123の目標角度θr とから、下記の式(11)によっ
て、上記アンプに与える指令トルクτを算出する。
【0005】
【数4】
【0006】なお、上記式(11)におけるkp は比例
パラメータを、ki は積分パラメータ、kd は時間微分
パラメータを示している。
【0007】制御部121は、上記算出により求めた指
令トルクτをアンプに与えることにより、ロボット12
2を制御する。
【0008】ところで、上記ロボット122において
は、図6に示したように、サーボモータ123とアーム
124とが減速機またはベルト等の結合部125を介し
て連結されて構成されているものである。この結合部1
25は、剛性が低いためにバネ要素として機能し、前記
図6の構成はこの結合部125をバネに置き換えてモデ
ル化したものである。したがって、記ロボット制御装置
120は、サーボモータ123とアーム124とがバネ
125を介して連結された2慣性系のものを制御対象と
している。
【0009】一方、従来のロボット制御装置120に用
いられる上記PID制御は、結合部のバネ125要素と
しての機能が無視できる剛性の高い制御対象に対して有
効に制御を行う。したがって、PID制御は、結合部の
剛性が低い上記2慣性系の制御対象に対して有効に制御
を行えない。
【0010】すなわち、上記PID制御では、結合部の
剛性が低いロボット122を、より高速に位置決めしよ
うとすると、アーム124の先端が振動するといった問
題点がある。このアーム124の先端が振動するという
問題点を解決する手段としては、例えば、上記アーム1
24の加減速時間を長時間化することが考えられる。し
かし、これではアーム124操作の高速化が困難とな
る。また、このようなアーム124の加減速時間が長時
間化するといった問題点を解決する手段としては、例え
ば、アーム124の角度及びアーム124の角加速度を
検出する角加速度検出器を当該アーム124の先端に取
り付け、この角加速度検出器にて上記アーム124の先
端の位置を直接検出し、この検出出力を用いて制御する
ことが考えられる。しかし、この場合は、上記角加速度
検出器分のコストの増加やメンテナンス性の悪化等を招
くことになる。
【0011】さらに、上述したような問題点を解決する
手段としては、特開平1−29301号公報に記載され
た「産業用ロボットのサーボループ制御方法」がある
が、この公報記載の技術では、推定された外乱をフィー
ドバック要素としていないために外乱を抑制することが
できず、また、フィードフォワード要素がないために零
点の配置に自由度がないことにより、制御装置の性能的
に満足した結果が得られない。
【0012】このようなことから、本件出願人は、特願
平7−313339号の明細書及び図面にて、アーム等
の駆動部の振動の抑制と外乱の抑制を図ると共に、当該
駆動部の位置決めの高速化を図るロボット制御装置を提
案している。すなわち、当該明細書及び図面に記載のロ
ボット制御装置は、アーム等の駆動部の角度や角速度を
推定して、この推定値を用いてトルク指令を生成するこ
とで、高速位置決め時のアーム先端の振動を抑制するよ
うにしている。なお、当該明細書及び図面に記載の技術
を用いて、振動を充分に抑制するためには、駆動部の角
度や角速度を精度良く推定すればよい。具体的には、下
記の式(2),式(3)で行われる推定演算に必要な定
数として、駆動部のイナーシャJa、駆動部の粘性摩擦
a、サーボモータ軸と駆動部間に配されるギヤのバネ
定数K、サーボモータのイナーシャJm、サーボモータ
の粘性摩擦Dmを精度良く求めるようにする。
【0013】
【数5】
【0014】なお、式(2),式(3)において、Nは
上記ギヤのギヤ比、θa は駆動部の推定角度、θa ' は駆
動部の推定角速度、θm ' はサーボモータの推定角速度で
あり、z1,z2,z3は最小次元オブザーバの状態変
数、k1,k2,k3は推定速度を決めるパラメータであ
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記定数を
求める場合には、上述した手法の他に、例えば、指令ト
ルクτから角度検出手段によって検出されるサーボモー
タの角度θmまでの振幅周波数特性Fa(w)や位相周波数
特性Fp(w)を測定し、これらから上記定数を求めること
も可能である。
【0016】すなわち、前記図6の2慣性系は、一般に
は後述する図4のようなブロック線図で描き表せる。な
お、図4は本発明の実施の形態の説明でも用いるため、
その詳細については後述する。当該ブロック線図におい
て、指令トルクτからサーボモータの角速度θm 'までの
伝達関数は、式(12)で表される。
【0017】
【数6】
【0018】上記定数を求める場合には、上記伝達関数
'(s)より求められる振幅周波数特性Ga '(w)や位相周
波数特性Gp '(w)が、なるべく上記測定振幅周波数特性
a(w)や測定位相周波数特性Fp(w)と一致するように、
駆動部のイナーシャJa、駆動部の粘性摩擦Da、バネ定
数K、サーボモータのイナーシャJm、サーボモータの
粘性摩擦Dmを合わせ込むようになる。
【0019】しかしながら、この方法では、どの定数を
変えると周波数特性がどのように変化するかが判り難
く、試行錯誤に近い調整を行う必要がある。このため、
定数を決定するのに時間がかかり、また、得られた定数
で推定を行って得られる駆動部の角度の推定値(推定角
度)θm や、駆動部の角速度の推定値(推定角速度)θm
' も、必ずしも充分な精度で推定できているとは限らな
い。
【0020】そこで、本発明はこのような状況に鑑みて
なされたものであり、測定された周波数特性から、推定
演算に必要な定数、すなわち駆動部のイナーシャJa
駆動部の粘性摩擦Da、バネ定数K、サーボモータのイ
ナーシャJm、サーボモータの粘性摩擦Dmを簡便に求め
ることが可能なロボット制御装置を提供することを目的
とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明のロボット制御装
置は、駆動部を駆動するサーボモータと、サーボモータ
にトルクを発生させるアンプと、サーボモータの角度を
検出する角度検出手段とを備えるロボットを制御対象と
する。ロボット制御装置は、アンプに与える指令トルク
と角度検出手段より検出されたサーボモータの角度とに
基づいて、少なくともロボット駆動部の角度やその時間
微分である角速度を推定する駆動部推定手段を備える。
また、ロボット制御装置は、駆動部推定手段より推定さ
れたロボット駆動部の速度、ロボット駆動部の角速度に
基づいて、アンプに与える指令トルクを算出する制御手
段とを備える。さらに、ロボット制御装置は、ロボット
の駆動部の角度若しくはロボットの駆動部の角速度を推
定するための各種定数を、アンプに与える指令トルクか
ら角度検出手段により検出されるサーボモータの角度ま
での伝達関数から、簡便に決定する推定定数決定手段を
備える。
【0022】以上のように構成された本発明のロボット
制御装置によれば、推定定数決定手段において予め設定
された伝達関数から推定定数を決定する。駆動部推定手
段は、この推定定数を用いて、指令トルクとサーボモー
タの角度とに基づいて、ロボットの駆動部の推定角度、
推定角速度を算出して、制御手段に出力する。制御手段
では、この推定角度、推定角速度を用いてアンプに与え
る指令トルクを算出してロボットのアンプに出力する。
ロボット制御装置は、制御手段によって算出された指令
トルクに基づいてロボットを制御する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図1乃至図4の図面を参照して詳細に説明
する。
【0024】先ず、本発明の実施の形態として示すロボ
ット制御装置1は、図1に示すように、例えば基板に部
品を実装する際に用いる組立用のロボット2を制御する
ものである。
【0025】図1のロボット2の第1アーム駆動部21
3は、第1アーム203を駆動する駆動モータ及び当該
駆動モータの出力軸に接続された減速機構とからなって
いる。この第1アーム駆動部213は、後述するアンプ
部5を介して基台205に固定され、回動軸に回転力を
伝達することで、第1アーム203の全体を回動可能に
している。なお、上記第1アーム駆動部213やアンプ
部5はカバー206により覆われている。
【0026】ロボット2の第2アーム駆動部207は、
例えばスチールベルトからなる駆動ベルト200を介し
て第2アーム3を駆動するサーボモータ4と、そのモー
タ出力軸に接続された減速機構215とからなってい
る。第2アーム駆動部207は、第1アーム駆動部21
3と同様に基台205に対して回動方向に固定されてい
る。また支持部204は、第2アーム駆動部207のサ
ーボモータ4自体が回転しないように、上記カバー20
6を介して上記基台205に固定するためのものであ
る。上記サーボモータ4の駆動力は、上記減速機構21
5で減速され、さらに回動軸208を介してベルト駆動
プーリ202に伝達され、このプーリ202を回動させ
るようになっている。なお、これら第1アーム駆動部2
13と第2アーム駆動部207は、第1アーム203の
一方の端部に対応して配置されている。
【0027】駆動ベルト200は、上記ベルト駆動プー
リ202と第2軸駆動プーリ201との間に懸架され、
上記第2アーム駆動部207にて発生した駆動力を、上
記第2軸駆動プーリ201に伝達するようになってい
る。なお、これらベルト駆動プーリ202と駆動ベルト
200と第2軸駆動プーリ201とは、第1アーム20
3内部に配置されている。
【0028】第2軸駆動プーリ201は、上記第1アー
ム203の他方の端部に対応して配置され、回動軸21
4を回転中心として回動可能になっている。
【0029】第2アーム3の中央部は、上記第2軸駆動
プーリ201に固着されている。したがって、当該第2
軸駆動プーリ201が上記駆動ベルト200を介して上
記第2アーム駆動部207にて回転されると、上記第2
アーム3は当該第2軸駆動プーリの回転に伴って駆動さ
れることになる。また、第2アーム3の一方の端部に
は、作用軸211を介して、例えば上記基板等に部品を
装填するための動作部210が配設されている。上記作
用軸211は、いわゆるツール搭載軸であり、上下方向
(Z軸方向)の移動と軸回りの方向(R軸方向)の回転
とを行うことができるものである。したがって、当該作
用軸211の先端に配設された動作部210は、上下,
回転方向に自由に駆動されることになり、これにより基
板に対して部品を自在に装填可能となる。
【0030】上述したように、ロボット2は、第1アー
ム203及び第2アーム3を有し、第2アーム3が駆動
ベルト200を介して駆動される2慣性系の構成となっ
ている。すなわち、このロボット2は、前述した従来の
ロボット120に発生する反力、コリオリ・遠心力等の
干渉力を機構的にキャンセルしているものであり、ロボ
ット制御装置1における低剛性の2慣性系の制御対象と
なされている。
【0031】また、上記ロボット2には、上述した構成
の他に、上記第2アーム3を駆動するサーボモータ4に
対して所望のトルクを発生させる上記アンプ部5を備
え、さらに上記サーボモータ4の角度を検出する例えば
ロータリーエンコーダ等からなる角度検出器6をも備え
ている。本発明の実施の形態にかかるロボット2のアン
プ部5には、ロボット制御装置1が算出した指令トルク
τを示す信号が、コード212を介して伝達供給される
ようになっており、アンプ部5は上記指令トルクτの値
に基づいて上記サーボモータ4を駆動する際の上記所望
のトルクを発生する。
【0032】ここで、上記ロボット2は、下記式(1)
を含む下記の式(13)の状態方程式にて表現されるも
のである。
【0033】
【数7】
【0034】
【数8】
【0035】なお、式(1)及び式(13)の状態方程
式における各状態変数のうち、θmはサーボモータ4の
角度、θm 'はサーボモータ4の角速度、Jmはサーボモ
ータ4のイナーシャ、Dmはサーボモータ4の粘性摩
擦、θaは第2アーム3の角度、θa 'は第2アーム3の
角速度、Jaは第2アーム3のイナーシャ、Daは第2ア
ーム3の粘性摩擦、Kはサーボモータ軸と第2アーム3
の間に配されるギヤとしてのベルト200等のバネ定
数、Nはギヤ比、τは指令トルクであり、dはサーボモ
ータ4のモータ軸に加わる外乱トルクである。
【0036】このように、上記ロボット2では、上記式
(1)に対して外乱を含めた式(13)により表された
ダイナミックスに基づいて、サーボモータ4が第2アー
ム3を駆動する。
【0037】上述のようなロボット2を制御対象とする
ロボット制御装置1は、図2に示すように、主要構成要
素として、駆動部推定手段と、推定定数決定部60と、
制御部9とを備えている。上記推定定数決定部60は、
制御対象であるロボット2の伝達関数から、駆動部推定
手段での推定演算に必要な定数、すなわち第2アーム3
のイナーシャJa、第2アーム3の粘性摩擦Da、バネ定
数K、サーボモータ4のイナーシャJm、サーボモータ
4の粘性摩擦Dmを算出する。上記駆動部推定手段は、
上記外乱も含めた推定を行う、ねじれ角・外乱推定オブ
ザーバ7であり、上記推定定数決定部60により得られ
た定数を用いて、ロボット2の状態方程式をもとに、ロ
ボット2側のアンプ部5に与える指令トルクτと、ロボ
ット2側の角度検出器6より検出されたサーボモータ4
の角度θmとに基づいて、ロボット2の第2アーム3の
角度θaと、第2アームの角速度θa 'と、サーボモータ
4の角速度θm '及び外乱トルクdとを推定する。制御部
9は、上記サーボモータ4の所望の目標角度θrと、ロ
ボット2側の角度検出器6で検出されたサーボモータ4
の角度θmと、ねじれ角・外乱推定オブザーバ7で算出
された第2アーム3の推定角度θa 、第2アーム3の推
定角速度θa ' 、サーボモータ4の推定角速度θm ' 、推定
外乱トルクに基づいて、アンプ部5に与える指令トル
クτを算出する。
【0038】以下、上記ロボット制御装置1の各構成要
素について詳細に説明する。
【0039】先ず、上記推定定数決定部60には、上記
アンプ部5に与える指令トルクτから上記角度検出器6
により検出されるサーボモータ4の角度θmまでの伝達
関数G(s)を下記の式(4)で表したときの定数、すな
わち共振極の実部prと、共振極の虚部piと、反共振零
点の実部zrと、反共振零点の虚部ziと、モータ軸から
みたサーボモータ4及び第2アーム3を含めたイナーシ
ャJの各値が、端子61から入力される。なお、これら
の各定数の値は予め設定されており、端子61を介して
例えば全体を制御するシステムコントローラ等が当該推
定定数決定部60に供給する。
【0040】
【数9】
【0041】ここで、一般的に、指令トルクτからサー
ボモータ4の角速度θm 'までの周波数特性は、比較的容
易に測定することができる。本発明の実施の形態におけ
る制御対象は、前記図1及び前記図6に示したような2
慣性系であり、この周波数特性は一般に図3のような共
振点、反共振点を持つ周波数特性となる。
【0042】すなわち、図3に示すように、2慣性系の
周波数特性は、共振周波数fp[Hz]と、共振の鋭さ
pと、反共振の周波数fzと、反共振の鋭さQzと、積
分ゲインJと、低周波数でのカットオフ周波数fcとの
6つの特徴量で表現される。ここで、上記式(4)にお
ける定数、すなわち共振極の実部pr、共振極の虚部
i、反共振零点の実部zr、反共振零点の虚部zi、モ
ータ軸から見たサーボモータ4及びアーム3を含めたイ
ナーシャJ、モータ軸から見たサーボモータ4及びアー
ム3を含めた粘性摩擦Dと上記の特徴量は、下記の式
(14),式(15),式(16)のように関係付けら
れる。
【0043】
【数10】
【0044】残りの特徴量について、伝達関数での積分
ゲインJはそのままモータ軸からみたサーボモータ4及
び第2アーム3を含めたイナーシャJであり、また、共
振の鋭さQpはprに反比例し、反共振の鋭さQzはzr
反比例する。
【0045】これらの関係より、測定した周波数特性か
ら上記式(4)で表される伝達関数G(s)の定数、すな
わち共振極の実部pr、共振極の虚部pi、反共振零点の
実部zr、反共振零点の虚部zi、モータ軸からみたサー
ボモータ4及び第2アーム3を含めたイナーシャJ、モ
ータ軸からみたサーボモータ4及び第2アーム3を含め
た粘性摩擦Dは、さほど困難なく決定することができ
る。
【0046】上記推定定数決定部60では、このように
して得られた定数、すなわち共振極の実部pr、共振極
の虚部pi、反共振零点の実部zr、反共振零点の虚部z
i、モータ軸からみたサーボモータ4及び第2アーム3
を含めたイナーシャJから、下記の式(5)、式
(6)、式(7)、式(8)、式(9)、式(10)に
従って、後段の駆動部推定手段(ねじれ角・外乱推定オ
ブザーバ7)で必要とされる推定定数、すなわち第2ア
ーム3のイナーシャJa、第2アーム3の粘性摩擦Da
バネ定数K、サーボモータ4のイナーシャJm、サーボ
モータ4の粘性摩擦Dmを算出し、上記ねじれ角・外乱
推定オブザーバ7に対して出力する。
【0047】
【数11】
【0048】次に、上記ねじれ角・外乱推定オブザーバ
7は、上記駆動部推定手段として、基本的には上記式
(1)から求められる最小次元オブザーバであり、下記
の式(2)及び式(3)を含む式より、指令トルクτ及
びサーボモータ4の角度θmを用いて、上記第2アーム
3の推定角度θa と、第2アーム3の推定角速度θ
a ' と、サーボモータ4の推定角速度θm ' とを算出するも
のである。ただし、前述したように外乱の推定をも行う
ため、当該ねじれ角・外乱推定オブザーバ7は、前記式
(13)から求められる最小次元オブザーバとなり、下
記の式(17)及び式(18)の式より、上記指令トル
クτ及びサーボモータの角度θmを用いて、上記第2ア
ーム2の推定角度θa 及び推定角速度θa ' と、サーボモ
ータ4の推定角速度θm ' と、推定外乱トルクとを算出
するようにしている。
【0049】
【数12】
【0050】
【数13】
【0051】ここで、上記式(2),式(3),式(1
7),式(18)におけるz1,z2,z3,z4は最小次
元オブザーバの状態変数、k1,k2,k3,k4は推定速
度を決めるパラメータである。
【0052】なお、本発明の実施の形態の例では、サー
ボモータ4のイナーシャJm を1.7×10-4[kgm
2 ]、サーボモータ4の粘性摩擦Dm を1.1×10-4
[Nm/rad/s]、第2アーム3のイナーシャJa
を0.76[ kgm2 ]、第2のアーム3の粘性摩擦
a を5[Nm/rad/s]、バネ定数Kを8300
[Nm/rad]、ギヤ比Nを50としている。
【0053】上記ねじれ角・外乱推定オブザーバ7が算
出した上記第2アーム2の推定角度θa 及び推定角速度
θa ' と、サーボモータ4の推定角速度θm ' と、推定外乱
トルクとの各値は、制御部9に伝達される。また、当
該制御部9には、端子20から例えば全体をコントロー
ルするシステムコントローラ等から上記サーボモータ4
の所望の目標角度θrを示す信号も供給される。
【0054】この制御部9は、上記サーボモータ4の所
望の目標角度θrと、ロボット2側の角度検出器6で検
出されたサーボモータ4の角度θmと、ねじれ角・外乱
推定オブザーバ7で算出された上記第2アーム2の推定
角度θa 及び推定角速度θa ' 、サーボモータ4の推定角
速度θm ' 、推定外乱トルクの各値に基づいて、上記ア
ンプ部5に指令トルクτを算出する。
【0055】すなわち当該制御部9は、上記供給された
各値を用いて、上記サーボモータ4の角度θm と第2ア
ーム3の推定角度θa との差分、サーボモータ4の推定
角速度θm ' と第2アーム3の推定角速度θa ' との差分、
サーボモータ4の目標角速度θr 'とサーボモータ4の推
定角速度θm ' との差分、サーボモータ4の目標角度θr
とサーボモータ4の角度θm との差分をそれぞれ求め
る。
【0056】そして、上記制御部9は、下記の式(1
9)により、上記のように求めたサーボモータ4の角度
θm と第2アーム3の推定角度θa との差分、サーボモ
ータ4の推定角速度θm ' と第2アーム3の推定角速度θ
a ' との差分、サーボモータ4の目標角速度θr 'とサーボ
モータ4の推定角速度θm ' との差分、サーボモータ4の
目標角度θr とサーボモータ4の角度θm との差分、サ
ーボモータ4の目標角速度θr 'と、前記推定外乱トルク
とから、指令トルクτを算出して出力する。
【0057】
【数14】
【0058】なお、上記式(19)におけるf1 、f
2 、f3 、f4は制御の特性を決める制御パラメータで
ある。
【0059】上述したようにして求められた指令トルク
τは、制御対象である前記ロボット2に供給される。
【0060】ここで、図2のロボット2の部分は、より
詳細には図4のように表すことができる。すなわち、こ
の図4は、ロボット2の各部の動作をブロック線図とし
て表すものであり、図2と対応する構成要素には同一の
指示符号を付している。
【0061】この図4及び図2において、上記ロボット
制御装置1からの指令トルクτの値は、端子31に伝達
される。この端子31に伝達された指令トルクτの値
は、演算部33に加算値として入力する。また、この演
算部33には、端子30から前記外乱トルクdが減算値
として伝達される。すなわち、当該演算部33では、上
記指令トルクτに対する外乱トルクdの影響量を差し引
くことを行っている。この演算部33の出力値は、演算
部34に加算値として入力する。
【0062】この演算部34には、後述する演算部24
からの出力が減算値として伝達され、当該演算部34で
は上記演算部33の出力から演算部24の出力値を減算
した値を求める。この演算部34の出力は、演算部23
に入力する。なお、上記演算部33及び34が図2の演
算部22に対応している。
【0063】上記演算部23は、演算部35及び36か
らなり、前記サーボモータ4に対応している。上記演算
部23では、演算部35にて前記サーボモータ4のイナ
ーシャJmとサーボモータ4の粘性摩擦Dmより、1/
(JmS+Dm)で表される演算を行い、さらに演算部3
6にて上記演算部35の出力値を積分する演算を行い、
これら演算{1/(JmS+Dm)S}により得られた値
を出力する。すなわち、当該演算部23において、上記
演算部35の出力値は上記サーボモータ4の角速度θm '
に対応し、上記演算部36の出力値は上記サーボモータ
4の速度θmに対応する。なお、上記式中のSはラプラ
ス変換演算子である。
【0064】上述したようなことから、演算部22から
演算部23までのブロックは、制御対象であるロボット
2における指令トルクτに基づいた実際のサーボモータ
4の駆動と、このサーボモータ4の駆動に応じた角度検
出器6における角度検出動作とに対応している。上記角
度検出器6にて検出されたサーボモータ4の角度θ
mは、端子39を介してロボット制御装置1にフィード
バックされることになる。
【0065】上記演算部23の出力値は、演算部25に
伝達され、この演算部25にて1/N倍になされる。す
なわち、上記Nは前記ギヤ比であり、当該演算部25
は、上記サーボモータ4のモータ出力軸に接続された前
記減速機構215と対応している。この演算部25の出
力値は、第2アーム3の角度θaに相当し、この値が演
算部26に加算値として伝達される。
【0066】上記演算部26から演算部28までの構成
は、ロボット2の第2アーム3に対応している。上記演
算部26には、後述する演算部28から伝達されたロボ
ット2の第2アーム3の実際の角度θaが、減算値とし
て供給されている。すなわちこの演算部26では、演算
部28から伝送される第2アーム3の実際の角度θ
aを、上記演算部25から伝達される角度θaまで変化さ
せる際の、角度変化量を求めている。
【0067】上記演算部26の出力値は、演算部27に
伝達され、ここで前記バネ定数であるKが掛けられた
後、さらに演算部24にて1/N倍されて、前記演算部
34に減算値として伝達される。すなわち、上記演算部
27及び24では、上記サーボモータ4の角度の値をサ
ーボモータ4のトルクの値に変換している。これによ
り、前記演算部34では、前記演算部33で求められた
トルクの値から現在のサーボモータ4のトルクの値が差
し引かれた値が求められる。
【0068】また、上記演算部27の出力値は、演算部
28にも伝達される。当該演算部28は、演算部37及
び38からなる。当該演算部28では、演算部37にて
前記第2アーム3のイナーシャJaと第2アーム3の粘
性摩擦Daより、1/(JaS+Da)で表される演算を
行い、さらに演算部38にて上記演算部37の出力値を
積分する演算を行い、これら演算{1/(JaS+Da
S}により得られた値を出力する。すなわち、当該演算
部28において、上記演算部37の出力値は上記第2ア
ーム3の角速度θa 'に対応し、上記演算部38の出力値
は上記第2アーム3の角度θaに対応する。
【0069】上記演算部28にて求められた上記第2ア
ーム3の実際の角度θaは、端子29から外部へ作用す
る力として取り出されることになる。
【0070】以上の説明で明らかなように、本発明の実
施の形態のロボット制御装置においては、剛性の低い2
慣性のロボット2に対して外乱に強い制御を行い、ロボ
ット2側の第2アーム3の振動の抑制を図ると共に、当
該ロボット2側の第2アーム3の位置決めの高速化を図
るために必要不可欠である推定演算で用いる定数を簡便
に求めることができる。これにより、ロボット2の振動
抑制能力が向上すると共に、ロボット2の調整の効率を
著しく向上させることができる。
【0071】なお、図2の例では、説明を容易にするた
め、ロボット制御装置1を機能的な面から、ねじれ角・
外乱推定オブザーバ7と、制御部9と、推定定数決定部
60との、各主要演算手段に便宜上分割しているが、こ
れら各演算手段は必ずしも上述のように区切る必要はな
く、共通化した演算手段としたり、さらにこれらに属さ
ない他の演算手段を有するものとしても良い。また、本
発明の実施の形態ロボット制御装置1は、各演算手段の
代わりに、専用の演算手段を用いても良く、例えばパー
ソナルコンピュータなどの演算装置による全体の演算手
段を用いても良い。
【0072】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
ロボット制御装置によれば、測定された周波数特性か
ら、推定演算に必要な定数、すなわち駆動部のイナーシ
ャJa、駆動部の粘性摩擦Da、バネ定数K、サーボモー
タのイナーシャJm、サーボモータの粘性摩擦Dmを簡便
に求めることが可能となる。すなわち、本発明のロボッ
ト制御装置においては、剛性の低い2慣性のロボットに
対して外乱に強い制御を行い、ロボット側の駆動部の振
動の抑制を図ると共に、ロボット側の駆動部の位置決め
の高速化を図るために必要不可欠である推定演算で用い
る定数を簡便に求めることができ、これにより、ロボッ
トの振動抑制能力が向上すると共に、ロボットの調整の
効率を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のロボット制御装置とその
制御対象であるロボットを示す斜視図である。
【図2】本発明のロボット制御装置においてロボットを
制御するための具体的な構成を示すブロック線図であ
る。
【図3】2慣性系の周波数特性とその特徴量の説明に用
いる特性図である。
【図4】ロボットのアームを駆動する状態を説明するた
めに示すブロック線図である。
【図5】従来のロボット制御装置においてロボットを制
御するための具体的な構成を示すブロック線図である。
【図6】従来のロボット制御装置の制御対象であるロボ
ットを模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 ロボット制御装置、 2 ロボット、 3 第2
アーム、 4 サーボモータ、 5 アンプ、 6 角
度検出器、 7 ねじれ角・外乱推定オブザーバ、 9
制御部、 60 推定定数決定部、 d 外乱トル
ク、 推定外乱トルク、 τ 指令トルク、 θa
第2アームの角度、 θa ' 第2アームの角速度、
θa 第2アームの推定角度、 θa ' 第2アームの推
定角速度、θm サーボモータの角度、 θm ' サーボ
モータの角速度、 θm ' サーボモータの推定角速度、
θr サーボモータの目標角度、 pr 共振極の実
部、pi 共振極の虚部、 zr 反共振零点の実部、
i 反共振零点の虚部、J モータ軸からみたサーボ
モータ及び第2アームを含めたイナーシャ、 Dモータ
軸からみたサーボモータ及び第2アームを含めた粘性摩
擦、 Ja 第2アームのイナーシャ、 Da 第2アー
ムの粘性摩擦、 K バネ定数、 Jmサーボモータの
イナーシャ、 Dm サーボモータの粘性摩擦、 fc
低域のカットオフ周波数、 fp 共振周波数、 fz
反共振周波数、 Qp 共振のQ値、 Qz 反共振のQ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部と、上記駆動部を駆動するサーボ
    モータと、上記サーボモータにトルクを発生させるアン
    プと、上記サーボモータの角度を検出する角度検出手段
    とを備えるロボットを制御対象とし、 上記アンプに与える指令トルクと上記角度検出手段より
    検出されたサーボモータの角度とに基づいて、少なくと
    も上記ロボットの駆動部の角度若しくは上記ロボットの
    駆動部の角速度を推定する駆動部推定手段と、 上記駆動部推定手段により推定された上記ロボットの駆
    動部の推定角度若しくは上記ロボットの駆動部の推定角
    速度に基づいて、上記アンプに与える指令トルクを算出
    する制御手段と、 上記ロボットの駆動部の角度若しくは上記ロボットの駆
    動部の角速度を推定するための定数を、上記アンプに与
    える指令トルクから上記角度検出手段により検出される
    サーボモータの角度までの伝達関数から決定する推定定
    数決定手段とを有し、 上記制御手段によって算出された指令トルクに基づいて
    上記ロボットを制御することを特徴とするロボット制御
    装置。
  2. 【請求項2】 下記の式(1)を含む状態方程式にて表
    現される上記ロボットを制御することを特徴とする請求
    項1記載のロボット制御装置。 【数1】 なお、上記式(1)におけるθmはサーボモータの角
    度、θm 'はサーボモータの角速度、Jmはサーボモータ
    のイナーシャ、Dmはサーボモータの粘性摩擦、θaは駆
    動部の角度、θa 'は駆動部の角速度、Jaは駆動部のイ
    ナーシャ、Daは駆動部の粘性摩擦、Kはサーボモータ
    軸と駆動部間に配されるギヤのバネ定数、Nは上記ギヤ
    のギヤ比、τは指令トルクである。
  3. 【請求項3】 上記駆動部推定手段は、上記式(1)か
    ら求められる最小次元オブザーバであり、下記の式
    (2)及び式(3)を含む式より、指令トルクτ及びサ
    ーボモータの角度θmを用いて、上記駆動部の推定角度
    θa と、上記駆動部の推定角速度θa ' と、サーボモータ
    の推定角速度θm ' とを算出することを特徴とする請求項
    2記載のロボット制御装置。 【数2】 なお、上記式(2),式(3)におけるz1,z2,z3
    は最小次元オブザーバの状態変数、k1,k2,k3は推
    定速度を決めるパラメータである。
  4. 【請求項4】 上記推定定数決定手段は、上記アンプに
    与える指令トルクから上記角度検出手段により検出され
    るサーボモータの角度までの伝達関数G(s)が下記の式
    (4)で表されるときに、下記の式(5),式(6),
    式(7),式(8),式(9)に従って、上記駆動部推
    定手段における推定演算で必要とされる定数として、駆
    動部のイナーシャJaと、駆動部の粘性摩擦Daと、バネ
    定数Kと、サーボモータのイナーシャJmと、サーボモ
    ータの粘性摩擦Dmとを算出することを特徴とする請求
    項3記載のロボット制御装置。 【数3】 なお、上記式(5),式(6),式(7),式(8)に
    おいて、prは共振極の実部、piは共振極の虚部、zr
    は反共振零点の実部、ziは反共振零点の虚部、Jはモ
    ータ軸からみたサーボモータ及び駆動部を含めたイナー
    シャあり、D’は仮想的な粘性摩擦である。
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