JPH1062113A - スロットルポジションセンサ - Google Patents
スロットルポジションセンサInfo
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- JPH1062113A JPH1062113A JP22245896A JP22245896A JPH1062113A JP H1062113 A JPH1062113 A JP H1062113A JP 22245896 A JP22245896 A JP 22245896A JP 22245896 A JP22245896 A JP 22245896A JP H1062113 A JPH1062113 A JP H1062113A
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- magnets
- position sensor
- sleeve
- throttle position
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- Granted
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
電変換素子からの検出出力の変位を抑制することができ
るスロットルポジションセンサを提供する。 【解決手段】 ヨーク10a,10b及びマグネット1
1a,11bが取付けられた合成樹脂製レバー9がスリ
ーブ13の回りに回転可能に保持され、スリーブ13内
部の凹部13a内に2個のホール素子5及び6が位置決
めされ、かつ突部13bが凹部13a近傍に配設されて
いるため、合成樹脂製レバー9が径方向にふれたとして
もマグネット11a,11bとホール素子5,6との間
隔とが大きく変わることがなく、ホール素子5,6から
の検出出力の変位を抑制することができる。また、凹部
13aと軸受をスリーブ13で一体的に構成したため、
センサ構成の簡素化が図れるとともにスロットルバルブ
への組付作業性を向上することができる。さらに部品点
数を削減し、重量増及びコストアップを防ぐことができ
る。
Description
トルバルブの回転軸に取り付けられ、スロットルバルブ
の開度を検出するスロットルポジションセンサに関す
る。
の開度を検出するスロットルポジションセンサとして、
特開平6−42907号公報に開示されるように、スロ
ットルバルブの回転軸の先端に一対の磁石を取付け、こ
の一対の磁石の磁界の方向を磁電変換素子を用いて検出
することにより、回転軸の回転角度、ひいてはスロット
ル開度を検出するように構成された磁気検知式のスロッ
トルポジションセンサが知られている。
来技術によると、回転軸を保持する保持部がスロットル
バルブ側に設けられ、磁石の磁束の方向を検出する磁電
変換素子から離れた位置に前記保持部が配設されてい
る。このため、回転軸が保持部内で径方向にガタが生じ
た場合、回転軸の径方向の大きなふれによって、磁電変
換素子と回転軸に取り付けられた一対の磁石との間隔が
それぞれ変わり、この結果、磁電変換素子から出力され
る検出出力が大きく変位することによって、検出精度が
悪化する恐れがある。
たものであり、回転部材の径方向のふれがあったとして
も磁電変換素子からの検出出力の変位を抑制することが
できるスロットルポジションセンサを提供することを目
的とする。
め、請求項1の手段を採用することができる。この手段
によると、固定部材が、磁電変換素子を位置決めする位
置決め部と、スロットルバルブの開度に応じて回転する
回転部材を回転自在に保持する保持部とを有し、保持部
が位置決め部の近傍に配設されているため、仮に回転部
材が径方向にふれたとしても、回転部材に配設された一
対の磁石と磁電変換素子との間隔とが大きく変わること
がなく、磁電変換素子からの検出出力の変位を抑制する
ことができる。
決めする位置決め部と、回転部材を回転自在に保持する
保持部とを備えているので、従来のように、磁電変換素
子を位置決めする部材を設けることなしに、部品点数が
低減できる。また、請求項2の手段によれば、固定部材
の保持部は、外周にスリーブを有する円筒部材であり、
スリーブ上に回転部材が保持され、位置決め部は、円筒
部材内の略中心部に設けられ、円筒部材の軸上に配設さ
れた凹部であるので、請求項1の手段と同様に回転部材
に配設された一対の磁石と磁電変換素子との間隔とが大
きく変わることがなく、磁電変換素子からの検出出力の
変位を抑制することができる。
は合成樹脂製であり、一対の磁石が回転部材にインサー
トモールドされているので、磁石の取付けを行う作業を
廃止でき、その他の組付け作業が簡単になる。
づいて説明する。 (実施例1)図1は、実施例1のスロットルポジション
センサの内部構成を示す断面図である。
は、Nd−Fe−B系等の希土類からなり、円弧状に形
成されたN、S一対の永久磁石(以下、単に磁石とい
う)11a、11bを互いに対向配設することにより、
円弧状磁石を形成し、これがスロットルバルブの回転軸
の先端に係止される合成樹脂製レバー9にインサートモ
ールドして取付けられる。固定部材である合成樹脂製ハ
ウジング7は非磁性金属製スリーブ13、金属製ブッシ
ング12及び金属製ターミナル14を備える。スリーブ
13の内部には、2個のホール素子5及び6を位置決め
できるような凹部13aが設けられている。ここで実施
例1のスロットルポジションセンサは、図2に示す如く
合成樹脂製ハウジング7に、スプリング8及びワッシャ
17を介して合成樹脂製レバー9が突部13b上に配置
されたスリーブ13の回りに回転可能に保持され、スリ
ーブ13の突部13bの凹部13aには2個のホール素
子5及び6が位置決めされ、突部13bが凹部13aの
近傍に設けられている。また、2個のホール素子5及び
6は樹脂製プリント基板3にハンダ付け固定され、ゴム
製パッキン2を介して、金属製カバー1を組付け後、合
成樹脂製ハウジング7の一部を熱かしめして構成されて
いる。また、金属製ブッシング12を介して実施例1の
スロットルポジションセンサは、スロットルボディにネ
ジ固定されている。
にヨーク10a,10b及びマグネット11a,11b
の位置決め用スリット15が設けられ、ヨーク10a,
10b及びマグネット11a,11bがインサートモー
ルドされ、図示しないスロットルバルブの回転軸の先端
に係止される。図4は、図1におけるA−A線に沿った
断面図である。図4に示す如くハウジング7の中空部内
では中央にホール素子5、6がハンダ付けにより樹脂製
プリント基板3に接続固定されている。樹脂製プリント
基板3に実装されたターミナル14により、各種回路素
子に外部から電気供給を行い、回路素子を動作させると
ともにこの動作によって得られる検出信号を外部に取り
出すことができるようになっている。また、樹脂製プリ
ント基板3より上方のハウジング開口部16には、ゴム
製パッキン2が設けられ、さらにその上に金属製カバー
1を設けてハウジング開口部16の周縁を熱かしめする
ことで、これら各部が固定されている。また樹脂製プリ
ント基板3の上方にはヒューミシールのような防湿剤が
充鎭もしくは塗布され、ゴム製パッキン2によって密閉
された内部を湿気から保護している。
トルポジションセンサを、図示しないスロットルバルブ
に取り付ける。通常の場合、スロットルバルブ側には図
示しないスロットルシャフトが設けられ、このスロット
ルシャフトの先端部には、シャフトの回転をセンサ側に
伝達する図示しないブラケットが固定され、ブラケット
はセンサ側レバー9の回転受部9aに係合される。
ように一対の金属製ブッシング12を介してスロットル
バルブ側にネジ固定される。次に、本実施例のスロット
ルバルブの作動について、説明する。スロットルシャフ
トに回転に伴い、回転受部9aを介してセンサ側レバー
9が回転する。レバー9の上記ブラケット側とは反対側
の先端近傍には、前述のマグネット11a,11bが回
転軸を中心として一体的に対向配設されており、上記ス
ロットルシャフトの回転に伴って、ホール素子5,6の
感磁面に対する磁界方向が変化する。
対する磁界の入射角度をθとすると、各ホール素子5,
6からの出力VH は、次式で示される。 VH =VA ・sinθ すなわち、スロットルシャフトが−90°から+90°
まで変化する間に、出力VH は−VA から+VA まで正
弦波上を連続的に変化する。
から数百mVであるため、前述の樹脂製プリント基板3上
に配設された増幅回路によって所望の出力電圧値に増幅
処理したり、使用環境条件によっては温度補償回路とを
組み合わせることで、出力調整を行う構成をとってい
る。従って、上記実施例1のスロットルポジションセン
サの構成によれば、ヨーク10a,10b及びマグネッ
ト11a,11bが取付けられた合成樹脂製レバー9が
合成樹脂製ハウジング7に、スプリング8及びワッシャ
17を介してスリーブ13の回りに回転可能に保持さ
れ、スリーブ13内部の凹部13a内に2個のホール素
子5及び6が位置決めされ、かつ突部13bが凹部13
a近傍に配設されているため、仮に合成樹脂製レバー9
が径方向にふれたとしても合成樹脂製レバー9に設けら
れた一対の磁石11a,11bとホール素子5,6との
間隔とが大きく変わることがなく、ホール素子5,6か
らの検出出力の変位を抑制することができる。また、2
個のホール素子5及び6を位置決めする凹部13aと、
磁石を回転可能に保持するための軸受をスリーブ13で
一体的に構成したため、従来のようにハウジング内に磁
石を回転自在に固定するための軸受を設ける必要がな
く、センサ構成の簡素化が図れるとともにスロットルバ
ルブへの組付作業性を向上することができる。さらに部
品点数を削減し、重量増及びコストアップを防ぐことが
できる。
−Fe−B系等の希土類からなり、かつ円弧状に形成さ
れたN、S一対を軸心に対して互いに対向配設すること
により、円弧状磁石を形成する。これにより、スリーブ
13の凹部13a内に配設された2個のホール素子5及
び6には安定した平行磁界を供給でき、径方向の位置ず
れを最小化できるため検出精度を向上することができ
る。
ト11a,11bが合成樹脂製レバー9にインサートモ
ールドされる。従って、ヨーク10a,10b及びマグ
ネット11a,11bの取付けが接着剤を用いることな
く行うことができるため、接着剤の塗布作業及び加熱作
業の必要がなく、作業性がよくなる。 (実施例2)図5は、ホール素子5、6を合成樹脂製ホ
ルダー4に収納固定した後、樹脂製プリント基板3にハ
ンダ付けされたものである。実施例1に比べ、ホール素
子5、6が合成樹脂製ホルダー4によって保護されてい
るので、長時間の使用に伴う温度、振動ストレスによる
ホール素子5、6のリードのシャフト回転方向へのねじ
れを防止することができるため、センサ自体の耐久性を
向上することができる。
トルポジションセンサにおいては、ホール素子を2個設
けて2つの検出信号を出力するように構成したが、本発
明は、ホール素子等の磁電変換素子を1個設けて1種類
の検出信号を出力するようにしたスロットルポジション
センサであっても、またホール素子等の磁電変換素子を
3個以上設けて3種類以上の検出信号を出力するように
したスロットルポジションセンサであってもよい。
サ内部構成を示す断面図である。
を表す分解斜視図である。
ーを表す斜視図である。
サ内部構成を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 内燃機関のスロットルバルブの開度を検
出するスロットルポジションセンサであって、 前記スロットルバルブの開度に応じて回転する回転部材
と、 この回転部材に配設されるとともに、前記回転部材の軸
に対して対向して設けられた一対の磁石と、 この一対の磁石間に設けられ、前記一対の磁石による磁
界の方向に応じて検出信号を発生する磁電変換素子と、 前記回転部材を回転自在に保持する保持部と、この保持
部の近傍に設けられ、前記磁電変換素子を位置決めする
位置決め部とを有する固定部材と、 を備えたことを特徴とするスロットルポジションセン
サ。 - 【請求項2】 前記固定部材の保持部は、外周にスリー
ブを有する円筒部材であり、前記スリーブ上に前記回転
部材が保持され、前記位置決め部は、前記円筒部材内の
略中心部に設けられ、前記円筒部材の軸上に配設された
凹部であることを特徴とする請求項1記載のスロットル
ポジションセンサ。 - 【請求項3】 前記回転部材は合成樹脂製であり、前記
一対の磁石がインサートモールドされていることを特徴
とする請求項1記載のスロットルポジションセンサ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP22245896A JP3601199B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | スロットルポジションセンサ |
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JP22245896A JP3601199B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | スロットルポジションセンサ |
Publications (2)
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JPH1062113A true JPH1062113A (ja) | 1998-03-06 |
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Family Applications (1)
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WO2003014553A1 (fr) * | 2001-08-02 | 2003-02-20 | Mikuni Corporation | Calculateur de gestion de moteur, bloc de commande electronique, boitier pour ledit bloc, et detecteur de position de papillon |
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1996
- 1996-08-23 JP JP22245896A patent/JP3601199B2/ja not_active Expired - Lifetime
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