JPH1062025A - ヴィルミエヒートポンプ - Google Patents

ヴィルミエヒートポンプ

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Publication number
JPH1062025A
JPH1062025A JP22133096A JP22133096A JPH1062025A JP H1062025 A JPH1062025 A JP H1062025A JP 22133096 A JP22133096 A JP 22133096A JP 22133096 A JP22133096 A JP 22133096A JP H1062025 A JPH1062025 A JP H1062025A
Authority
JP
Japan
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temperature side
low
pressure
displacer
temperature
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Pending
Application number
JP22133096A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kawajiri
和彦 川尻
Tetsuya Honda
哲也 本田
Kazunori Tsuchino
和典 土野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP22133096A priority Critical patent/JPH1062025A/ja
Publication of JPH1062025A publication Critical patent/JPH1062025A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/001Gas cycle refrigeration machines with a linear configuration or a linear motor

Landscapes

  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のヴィルミエヒートポンプは、ディスプ
レーサロッドシールはケースに固定され、さらにディス
プレーサロッドに密着させているので、シールとロッド
との大きな摺動抵抗により、性能が低下するなどの問題
点があった。 【解決手段】 ディスプレーサロッドシールを、ロッド
の径方向に可動自在なフローティングシール87で構成
すると共に、ディスプレーサロッド17(または20)
との間に隙間を形成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍あるいは冷暖
房の空気調和などに用いられるヴィルミエヒートポンプ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、例えば特開平7−26027
6号公報に示されるような従来の一般的なヴィルミエヒ
ートポンプの断面構成図である。図において、1aは高
温側シリンダ、1bは低温側シリンダであり、それぞれ
作動ガス(例えばヘリウムガス)が充填され動作空間を
形成している。2は高温側シリンダ1aと低温側シリン
ダ1bを固定するケース、3は高温側シリンダ1aに内
装され往復運動する高温側ディスプレーサ、4は低温側
シリンダ1bに内装され往復運動する低温側ディスプレ
ーサ、5は高温側シリンダ1aと高温側ディスプレーサ
3の上面で形成される高温空間、6は高温空間5の反対
側に高温側シリンダ1aと高温側ディスプレーサ3の下
面で形成される高温側中温空間、7は低温側シリンダ1
bと低温側ディスプレーサ4の上面で形成される低温空
間、8は低温空間6の反対側に低温側シリンダ1bと低
温側ディスプレーサ4の下面で形成される低温側中温空
間、9は高温空間5に連結され都市ガスなどの燃焼熱で
加熱されるヒータ、10はヒータ9に連結された高温側
再生器、11は高温側再生器10と高温側中温空間6を
連通する高温側中温熱交換器、12は高温側中温空間6
と低温側中温空間8を連通する連結管、13は低温空間
7に連結された低温熱交換器、14は低温熱交換器13
に連結された低温側再生器、15は低温側中温空間8と
低温側再生器14を連結する低温側中温熱交換器であ
る。16はケース2内に形成され動作空間と連通しない
バッファ室、17は高温側ディスプレーサ3に中温側で
連結され動作空間とバッファ室16を貫通する高温側デ
ィスプレーサロッド、18はバッファ室16で高温側デ
ィスプレーサロッド17に連結されるコンロッドであ
り、クランク軸19に連結される。20は低温側ディス
プレーサ4に中温側で連結され動作空間とバッファ室1
6を貫通する低温側ディスプレーサロッド、21はバッ
ファ室16で低温側ディスプレーサロッド20に連結さ
れるコンロッドであり、クランク軸19に連結される。
【0003】次に動作について説明する。高温側ディス
プレーサ3が高温側シリンダ1a内を往復運動すると、
作動ガスは、ヒータ9、高温側再生器10、高温側中温
熱交換器12を通って、高温空間5と高温側中温空間6
との間を交播する。この時、高温空間5と高温側中温空
間6の容積割合が変化するため、作動ガスに圧力変動が
生じる、上記高温側ディスプレーサ3と約90度の位相
差を持って低温側ディスプレーサ4を低温側シリンダ1
b内で往復運動させると、低温空間7では吸熱仕事、低
温側中温空間8では発熱仕事が生じる。上記低温空間に
おける吸熱仕事は、低温熱交換器13から冷房用の冷熱
として取り出され、低温側中温空間8における発熱仕事
は、低温側熱交換器15から暖房用の温熱として取り出
され、高温側中温熱交換器11からの温熱と合わせて暖
房用の温熱として利用できる。
【0004】また図11は、例えば特開平7−2699
68号公報に示されたようなディスプレーサの駆動機構
に振動を利用したフリーピストン機構を採用したフリー
ピストン型ヴィルミエヒートポンプの断面構成図であ
る。図において、27は高温側ディスプレーサロッド1
7に結合された高温側ばね、28は高温側中温空間6と
低温側中温空間8に隣接したバッファ室、29はバッフ
ァケース、30は高温側ディスプレーサロッド17に連
結されたコイル、31は高温側バッファケース29に固
定されたヨーク、32はヨーク31に固定された磁石で
あり、ヨーク31と磁石32は磁気回路を構成する。コ
イル30とともに高温側ディスプレーサロッド17を介
して高温側ディスプレーサ3を駆動するリニアモータを
構成し、33は低温側ディスプレーサロッド20に結合
された低温側ばね、34は高温側ディスプレーサロッド
17と低温側ディスプレーサロッド20を連結するばね
である。
【0005】次に動作について説明する。ヴィルミエヒ
ートポンプとして、冷温熱を生成する動作は図10に示
す上記従来例と同じである。上記リニアモータにより高
温側ディスプレーサ3を往復駆動すると、従来のヴィル
ミエヒートポンプと同様に作動ガスに圧力変動が生じ
る。バッファ室28には、動作空間の平均ガス圧力にほ
ぼ等しい圧力のガスが封入されている。低温側ディスプ
レーサ4は、動作空間の圧力変動とバッファ室28のガ
ス圧力の差圧が低温側ディスプレーサロッド20に作用
し、低温側ディスプレーサ4は加振駆動される。低温側
ディスプレーサ4は低温側ばね33により振動系を構成
して運転される。低温側ディスプレーサ4の振動系の固
有振動数を調整することで、低温側ディスプレーサ4
は、従来のヴィルミエヒートポンプと同様に高温側ディ
スプレーサ3に対して位相が約90度遅れて往復動す
る。なお、リニアモータによる駆動は、無くてもよく、
自励による運転が可能である。
【0006】図12は、例えば特開平5−248719
号公報に示されたような従来のヴィルミエヒートポンプ
のディスプレーサとディスプレーサロッドのシール部を
示す断面構成図である。図において、23は高温側ディ
スプレーサ3に取り付けられシリンダ1の内周側を往復
摺動するディスプレーサシール、24はケース2に取り
付けられ、ロッド17外周との間を気密シールするディ
スプレーサロッドシールである。
【0007】図13は、実公昭63−14043号公報
に示される、ヴィルミエヒートポンプと同様な構造を持
つ従来のスターリングサイクル機関で利用されるディス
プレーサロッドシール機構の一例を示す図である。図に
おいて、90はケース91の内部を往復運動するピスト
ン92に連結されるロッド、93は動作空間、94はバ
ッファ室、95は前段軸シール、96は背圧室、97は
逆止弁であり、背圧室96は逆止弁97を介して動作空
間93につながれる。98は後段軸シール、99はケー
ス91に固定されたシールホルダである。
【0008】次に動作について説明する。この場合、動
作空間93のガス圧力は、常にバッファ室94のガス圧
力より高く保持されている。前段軸シール95と逆止弁
97により背圧室96のガス圧力は、動作空間93の変
動ガス圧力のほぼ最低圧力に保持される。上記背圧室9
6のガス圧力はバッファ室94のガス圧力より高い。後
段軸シール98は、背圧室96とバッファ室94のガス
圧力の差圧によりシールホルダ99に押し付けられると
ともに、テーパ状になっているため、ロッド90を締め
付けるようにして密着させられる。このため、背圧室9
6のガスはバッファ室94へは漏れない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
ヴィルミエヒートポンプのディスプレーサロッドシール
はケースに固定され、さらにディスプレーサロッドに密
着することでシール部からガスが漏れないように構成さ
れているため、密着したシールとロッドとの大きな摺動
抵抗により、駆動機構にクランク機構などを用いたヴィ
ルミエヒートポンプでは運転周波数が低下し、フリーピ
ストン型ヴィルミエヒートポンプではディスプレーサの
ストロークが低下することにより、冷暖房能力や効率が
低下して、さらには運転が停止するなどの問題点があっ
た。また、ディスプレーサロッドが少しでも傾くと、シ
ールとディスプレーサロッドとの間の摩擦係数が極端に
大きくなり、ディスプレーサロッドをロックして、ヴィ
ルミエヒートポンプの運転が困難になる問題点もあっ
た。さらに、シールの磨耗による大きなガス漏れが発生
するため、ヴィルミエヒートポンプの性能が低下し、寿
命が短くなるという問題点もあった。特に、フリーピス
トン型ヴィルミエヒートポンプでは、動作空間とバッフ
ァ室の平均ガス圧力が不安定で、ガス漏れによって差圧
が生じると、ディスプレーサ運動の中立点がずれてディ
スプレーサがシリンダ壁などに衝突して運転不能となる
場合あった。さらにまた、シール部にオイルを用いたた
め、動作空間へオイルが進入し、ヴィルミエヒートポン
プの性能を著しく低下させ、寿命が短くなるという問題
点もあった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ディスプレーサロッドとディス
プレーサロッドシールとの摺動抵抗を減らし、シールの
磨耗を防いで、高性能を長期間維持できるヴィルミエヒ
ートポンプを得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るヴィルミ
エヒートポンプは、作動ガスが充填された高温側シリン
ダ及び低温側シリンダ、前記高温側及び低温側シリンダ
内に内装されピストン運動する高温側ディスプレーサ及
び低温側ディスプレーサ、前記高温側及び低温側シリン
ダを連結するケース、前記ケース内に形成され前記高温
側及び低温側シリンダと連通しないバッファ室、前記バ
ッファ室から前記ケースを貫通して前記高温側及び低温
側ディスプレーサに連結される高温側ディスプレーサロ
ッド及び低温側ディスプレーサロッド、前記高温側及び
低温側ディスプレーサロッドと前記ケースとの間に設け
られたシール部材を備えたヴィルミエヒートポンプにお
いて、前記シールはフローティング型シールである。
【0012】また、フローティング型シールは、高温側
及び低温側ディスプレーサロッドの線膨張係数とほぼ同
一の材料を用いるものである。
【0013】また、フローティング型シール表面を樹脂
製のシール材で被覆したものである。
【0014】また、高温側及び低温側シリンダで構成さ
れる動作空間とバッファ室とのガス圧力をほぼ等しくす
る自動調圧器を備えたものである。
【0015】また、自動調圧器は、高温側及び低温側シ
リンダで構成される動作空間のガス圧力にほぼ等しい第
一の背圧空間とバッファ室のガス圧力にほぼ等しい第二
の背圧空間とを持つプランジャ、このプランジャにより
開閉する第一の弁、この第一の弁に連通し前記動作空間
から前記バッファ室へのみガスが流れるようにする第一
の逆止弁、前記プランジャにより開閉する第二の弁、こ
の第二の弁に連通し前記バッファ室から前記動作空間へ
のみガスが流れるようにする第二の逆止弁で構成され、
前記二つの背圧空間の圧力差で前記プランジャを可動さ
せて前記第一及び第二の弁を開閉し、前記動作空間及び
前記バッファ室のいずれか圧力の高い方から低い方へガ
スを流すことにより、前記動作空間のガス圧力と前記バ
ッファ室のガス圧力がほぼ等しくなるようにするもので
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の一形態を図につ
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1によるヴ
ィルミエヒートポンプのディスプレーサロッドのシール
部を示す構成図であり、図1(a)は高温側、(b)は
低温側をそれぞれ示している。なお、従来例に示す図1
0と同一符号を付したものは同一または相当部分であ
り、その詳細な説明を省略する。図において、1aは高
温側シリンダ、1bは低温側シリンダ、2はケース、3
は高温側ディスプレーサ、4は低温側ディスプレーサ、
5は高温空間、6は高温側中温空間、7は低温空間、8
は低温側中温空間、16はケース2内に形成され動作空
間と連通しないバッファ室、17は高温側ディスプレー
サロッド、20は低温側ディスプレーサロッドである。
【0017】23はディスプレーサシール、36は高温
側ディスプレーサ3に装着され高温側シリンダ1aに高
温側ディスプレーサ3が接触しないようにするガイドリ
ング、37はケース2に固定され高温側ディスプレーサ
ロッド17に接触したガイドリング、38、39は低温
側ディスプレーサ4に装着され低温側シリンダ1bに低
温側ディスプレーサが接触しないようにするガイドリン
グである。87はケース2に設けたシールホルダ89内
を径方向に可動自在に設置されたフローティングシール
であり、フローティングシール87と高温側ディスプレ
ーサロッド17及び低温側ディスプレーサロッド20と
の間には隙間が形成されている。
【0018】ヒートポンプの基本的な動作は従来例と同
一である。従来例と本実施の形態との相違点は、従来例
では、ディスプレーサロッドシールはケースに固定さ
れ、さらにディスプレーサロッドと密着しているのに対
して、本実施の形態では、シールはロッドの径方向に可
動自在なフローティングシールであり、さらにディスプ
レーサロッドとの間に隙間を形成した点である。
【0019】以下、図1(a)に示す高温側ディスプレ
ーサを例にして説明する。高温側ディスプレーサ3は、
ガイドリング36、37により直線往復運動ができるよ
うにガイドされている。ガイドリング36、37と高温
側ディスプレーサディスプレーサ3とは、大きな摺動損
失が発生しないように密着させず、シリンダ径方向に多
少の隙間を形成して設置される。このため、高温側ディ
スプレーサ3は、シリンダの径方向へわずかにずれて運
動し、高温側ディスプレーサロッド17もわずかに傾
く。しかし、本実施の形態によるフローティングシール
87によれば、ロッド径方向に可動自在であり、高温側
ディスプレーサロッド17に追従してロッドの径方向に
ずれてシールするため、フローティングシール87が高
温側ディスプレーサロッド17の軸受けとならず、ガス
が漏れないようにシールすることができる。なお、図1
(b)に示す低温側ディスプレーサロッド20のフロー
ティングシールについても、全く同様の動作、効果が得
られることは言うまでもない。
【0020】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2によるヴィルミエヒートポンプのディスプレーサ
ロッド部を示す構成図である。図において、88a、8
8bはケース2に設けたシールホルダ89内をロッド径
方向に可動自在に設置されたフローティングシールであ
る。
【0021】上記実施の形態1では、図2に示すよう
に、高温側ディスプレーサ3が傾いた場合、ロッドの軸
方向に長いシールを有していると、高温側ディスプレー
サロッド17とフローティングシール87が角部で接触
し、大きな摺動抵抗を生じるとともに、フローティング
シール87は大きく磨耗する。そこで、図3に示すよう
に、ロッドの軸方向に短いフローティングシールを多段
構成にすれば、高温側ディスプレーサロッド17が傾い
ても、各段のフローティングシール88a、88bがロ
ッド径方向に逃げ、高温側ディスプレーサロッド17と
フローティングシール88a、88bとは接触せず、大
きな摺動抵抗を生じることがない。また、各段のシール
のロッド軸方向長さは短いが、多段構成にしているの
で、上記実施の形態1と同じシール性能が得られる。よ
って、ヴィルミエヒートポンプは安定して、長期間にわ
たり、高性能を維持しつつ運転することが可能となる。
【0022】なお、上記実施の形態2では、フローティ
ングシールを二段構成にした場合について説明したが、
さらに多段化しても良く、同様な効果が得られる。ま
た、低温側ディスプレーサロッド20のフローティング
シールに適用しても、全く同様の動作、効果が得られる
ことは言うまでもない。
【0023】実施の形態3.本実施の形態は、フローテ
ィングシール87に、高温側ディスプレーサロッド17
及び低温側ディスプレーサロッド20の線膨張係数とほ
ぼ同一の材料を用いるものである。ヴィルミエヒートポ
ンプは、外気温度が0℃近傍から数十℃の温度範囲で運
転され、暖房用に数十℃から100℃程度の温水を供給
する。中温空間の温度は、温水温度より若干高い温度と
なる。高温側ディスプレーサロッドシールや低温側ディ
スプレーサロッドシールは、高温側と低温側の中温空間
とバッファ室に隣接するため、ディスプレーサロッドシ
ール付近の温度は、0℃近傍から100℃程度まで幅広
く温度変化する。このような場合であっても、本実施の
形態のように、フローティングシール87に、高温側デ
ィスプレーサロッド17及び低温側ディスプレーサロッ
ド20の線膨張係数とほぼ同一の材料を用いれば、フロ
ーティングシール87や高温側ディスプレーサロッド1
7及び低温側ディスプレーサロッド20の温度が変化し
ても、シール部の隙間がほとんど変化しないため、種々
の運転条件のもとでも、安定して、長期間にわたり、ヴ
ィルミエヒートポンプは高性能を維持しつつ運転するこ
とが可能となる。
【0024】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4によるヴィルミエヒートポンプのディスプレーサ
ロット部を示す構成図である。図において、40aは、
高温側ディスプレーサロッド17の線膨張係数とほぼ同
一のフローティングシール構造材、40bはフローティ
ングシール構造材40aに、例えば接着剤などにより固
定された樹脂製の薄いシール材である。
【0025】本実施の形態によれば、高温側ディスプレ
ーサロッド17の線膨張係数とほぼ同一のフローティン
グシール構造材40aに樹脂製の薄いシール材40bを
張り付けているため、上記実施の形態3と同様な効果が
得られるのに加えて、高温側ディスプレーサロッド17
が摺動する面に、摩擦係数が小さく、耐磨耗性に優れた
樹脂製のシール材を用いるので、上記実施の形態3より
もさらに安定して、高性能を長期間維持しながらヴィル
ミエヒートポンプを運転することができる。なお、低温
側ディスプレーサロッド20のフローティングシールに
適用しても、全く同様の動作、効果が得られることは言
うまでもない。
【0026】実施の形態5.図5は、動作空間とバッフ
ァ室における平均ガス圧力がほぼ等しい場合のガス圧力
変動を示す図であり、図に示すように、動作空間とバッ
ファ室では、経時的に圧力変化が生じている。上記実施
の形態1から4に示したようなディスプレーサロッドシ
ール部には、上述のように隙間が形成されているため、
図5におけるAの期間では動作空間からバッファ室へ、
Bの期間ではバッファ室から動作空間へガス漏れがあ
る。従って、上記実施の形態1の図1に示したフローテ
ィングシールの上下の端面の面精度が異なったり、ゴミ
などの異物がかみ込んだりすると、動作空間からバッフ
ァ室へガスが漏れる場合と、バッファ室から動作空間へ
ガスが漏れる場合との抵抗が異なってくる。その結果、
動作空間とバッファ室空間のガスの平均圧力に差が生じ
る場合がある。本実施の形態は、このような課題を解決
するためになされたもので、動作空間とバッファ室のガ
スの圧力を調整する自動調圧器を備えるものである。
【0027】図6は、この発明の実施の形態5によるヴ
ィルミエヒートポンプを示す構成図であり、上記従来例
に示す図11のフリーピストン型に本実施の形態による
自動調圧器を用いた例である。なお、図11と同一符号
を付したものは同一または相当部分であり、その詳細な
説明を省略する。図において、67はバッファ室28と
動作空間のガスの平均圧力がほぼ等しくなるようにする
ための自動調圧器である。
【0028】図7は、自動調圧器67の構造をさらに詳
しく示す構成図である。図において、69はプランジ
ャ、70はケース、71はプランジャ69に取り付けら
れたばね、72はケース70に固定され、ばね71と連
結された調整ねじ、73はばね71を内包し動作空間の
ガス圧力とほぼ等しい、プランジャ69の第一の背圧空
間、74はプランジャ69にばね71と反対側に取り付
けられたばね、75はケース70に固定さればね74と
連結された調整ねじ、76はばね74を内包し背圧空間
73と反対側に形成されバッファ室のガス圧力にほぼ等
しい、プランジャ69の第二の背圧空間である。77は
背圧空間73に連結されたオリフィス、78はオリフィ
ス77につながれた調圧ライン、79は調圧ライン78
につながれた調圧空間、80は調圧空間79に設けられ
た跳ね上げ式の第一の弁、81は背圧空間76に連結さ
れたオリフィス、82はオリフィス81につながれた調
圧ライン、83は調圧ライン82につながれた調圧空
間、84は調圧空間83に設けられた跳ね上げ式の第二
の弁である。85は調圧空間79と調圧ライン82を第
一の弁80を介してつなぎ調圧空間79から調圧ライン
82方向のみにガスが流れることのできる第一の逆止
弁、86は調圧空間83と調圧ライン78を第二の弁8
4を介してつなぎ調圧空間83から調圧ライン78方向
のみにガスが流れることのできる第二の逆止弁である。
調圧ライン78は動作空間に、調圧ライン82は高温側
バッファ室28あるいは低温側バッファ室34にそれぞ
れ接続される。
【0029】また図8は、動作空間のガス圧力がバッフ
ァ室のガス圧力より高いときの自動調圧器の状態を示す
図であり、図9は、バッファ室のガス圧力が動作空間の
ガス圧力より高いときの自動調圧器の状態を示す図であ
る。
【0030】次に動作について説明する。まず、調圧ラ
イン78と調圧ライン82に導入されるガス圧力がほぼ
等しい場合、プランジャ69は、図7に示すような位置
(中立位置)にあり、調圧ライン78と調圧ライン82
に導入されたガスは、どちらの側へも流れない。
【0031】次に、調圧ライン78側へ導入されるガス
圧力(動作空間のガス圧力)が調圧ライン82側へ導入
されるガス圧力(バッファ室のガス圧力)より高い場合
の動作について示す。オリフィス77を介して背圧空間
73に導入されたガス圧力の方が、オリフィス81を介
して背圧空間76に導入されたガス圧力より高いため、
プランジャ69は、図8に示すように下方に動く。この
時、プランジャ69は跳ね上げ式弁80を跳ね上げ、調
圧ライン78から調圧空間79へ導入されたガスは、逆
止弁86を通り、調圧ライン82へ流れる。調圧ライン
78へ導入されるガス圧力と調圧ライン82へ導入され
るガス圧力がほぼ等しくなるまで、プランジャ69は跳
ね上げ式弁80を跳ね上げ、上記両ガス圧力がほぼ等し
くなると、プランジャ69は図6に示す中立の位置に復
帰し、調圧ライン78と調圧ライン82に導入されたガ
スは、どちらの側へも流れなくなる。
【0032】次に、調圧ライン82側へ導入されるガス
圧力(バッファ室のガス圧力)が調圧ライン78側へ導
入されるガス圧力(動作空間のガス圧力)より高い場合
の動作について示す。オリフィス81を介して背圧空間
76に導入されたガス圧力の方が、オリフィス77を介
して背圧空間73に導入されたガス圧力より高いため、
プランジャ69は、図9に示すように上方に動く。この
時、プランジャ69は跳ね上げ式弁84を跳ね上げ、調
圧ライン82から調圧空間83へ導入されたガスは、逆
止弁85を通り、調圧ライン78へ流れる。調圧ライン
82へ導入されるガス圧力と調圧ライン78へ導入され
るガス圧力がほぼ等しくなるまで、プランジャ69は跳
ね上げ式弁84を跳ね上げ、上記両ガス圧力がほぼ等し
くなると、プランジャ69は図6に示す中立の位置に復
帰し、調圧ライン78と調圧ライン82に導入されたガ
スは、どちらの側へも流れなくなる。
【0033】なお、オリフィス77、81は、調圧ライ
ン78、82に導入されたガス圧力に大きな変動がある
場合、背圧空間73、76のガス圧力の変動が大きくな
らないように作用し、これによりプランジャ69が安定
して動作するように作用する。また、調整ねじ72、7
5は、ばね71、74にあらかじめ負荷を加えることで
本調圧器の感度を調整するとともに、調圧ライン78、
82に導入されるガス圧力の差を任意に設定できる。
【0034】以上のように、本実施の形態の自動調圧器
によれば、動作空間の平均ガス圧力と高温側バッファ室
28及び低温側バッファ室34の平均ガス圧力とがそれ
ぞれほぼ等しくなるようにすることができ、また、常に
電気的な入力や電気的な圧力センサなどによって平均ガ
ス圧力を測定することなく自動的に調整でき、高温側デ
ィスプレーサ3と低温側ディスプレーサ4は、それぞれ
ばね27とばね33の自由長さ近傍で運転され、最大ス
トローク近傍においてもシリンダ1と衝突することなく
運転することができる。
【0035】なお、上記実施の形態5では、オリフィス
77、81がある場合について説明したが、無くても上
記実施の形態5と同様な効果が得られる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、ディスプレーサロッド部のシールはフローティン
グ型シールであるため、シールがディスプレーサロッド
の軸受けとならず機械的な損失を小さくする効果が得ら
れる。また、シールがディスプレーサロッドに密着しな
いので、摺動抵抗が小さく、高性能を長期間維持できる
ヴィルミエヒートポンプを得る効果がある。
【0037】また、請求項2記載の発明によれば、フロ
ーティング型シールは、高温側及び低温側ディスプレー
サロッドの線膨張係数とほぼ同一の材料であるため、デ
ィスプレーサロッドシールの温度が変化してもシールと
ディスプレーサロッドとの隙間がほとんど変化せず、シ
ールからのガス漏れも増加しないので、高性能を長期間
維持できるヴィルミエヒートポンプを得る効果がある。
【0038】また、請求項3記載の発明によれば、フロ
ーティング型シール表面を樹脂製のシール材で被覆した
ので、摺動抵抗が小さく、高性能を長期間維持できるヴ
ィルミエヒートポンプを得る効果がある。
【0039】また、請求項4記載の発明によれば、高温
側及び低温側シリンダで構成される動作空間とバッファ
室とのガス圧力をほぼ等しくする自動調圧器を備えたの
で、特に、フリーピストン型ヴィルミエヒートポンプで
は、ディスプレーサの運動の中立位置を自動的に制御す
ることができ、ディスプレーサのシリンダへの衝突を防
いで、高性能を長期間維持できるヴィルミエヒートポン
プを得る効果がある。
【0040】また、請求項5記載の発明によれば、自動
調圧器は、高温側及び低温側シリンダで構成される動作
空間のガス圧力にほぼ等しい第一の背圧空間とバッファ
室のガス圧力にほぼ等しい第二の背圧空間とを持つプラ
ンジャ、このプランジャにより開閉する第一の弁、この
第一の弁に連通し動作空間からバッファ室へのみガスが
流れるようにする第一の逆止弁、プランジャにより開閉
する第二の弁、この第二の弁に連通しバッファ室から動
作空間へのみガスが流れるようにする第二の逆止弁で構
成され、二つの背圧空間の圧力差で前記プランジャを可
動させて第一及び第二の弁を開閉し、動作空間及び前記
バッファ室のいずれか圧力の高い方から低い方へガスを
流すことにより、動作空間のガス圧力とバッファ室のガ
ス圧力がほぼ等しくなるようにするので、電気的な入力
や電気的な圧力センサなどによって平均ガス圧力を測定
することなく、動作空間とバッファ室のガス圧力を自動
的に調整できるヴィルミエヒートポンプを得る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるヴィルミエヒ
ートポンプのディスプレーサロッドシール部を示す構成
図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるヴィルミエヒ
ートポンプのディスプレーサロッドシール部を説明する
ための説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるヴィルミエヒ
ートポンプのディスプレーサロッドシール部を示す構成
図である。
【図4】 この発明の実施の形態4によるヴィルミエヒ
ートポンプのディスプレーサロッドシール部を示す構成
図である。
【図5】 この発明の実施の形態5によるヴィルミエヒ
ートポンプの自動調圧器を説明するための説明図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態5によるヴィルミエヒ
ートポンプを示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態5によるヴィルミエヒ
ートポンプの自動調圧器を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態5によるヴィルミエヒ
ートポンプの自動調圧器を示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態5によるヴィルミエヒ
ートポンプの自動調圧器を示す構成図である。
【図10】 従来のヴィルミエヒートポンプを示す断面
構成図である。
【図11】 従来のヴィルミエヒートポンプを示す断面
構成図である。
【図12】 従来のヴィルミエヒートポンプを示す断面
構成図である。
【図13】 従来のヴィルミエヒートポンプを示す断面
構成図である。
【符号の説明】
1a 高温側シリンダ、1b 低温側シリンダ、2 ケ
ース、3 高温側ディスプレーサ、4 低温側ディスプ
レーサ、16 バッファ室、17 高温側ディスプレー
サロッド、20 低温側ディスプレーサロッド、36、
37、38、39ガイドリング、67 自動調圧器、8
7 フローティングシール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動ガスが充填された高温側シリンダ及
    び低温側シリンダ、前記高温側及び低温側シリンダ内に
    内装されピストン運動する高温側ディスプレーサ及び低
    温側ディスプレーサ、前記高温側及び低温側シリンダを
    連結するケース、前記ケース内に形成され前記高温側及
    び低温側シリンダと連通しないバッファ室、前記バッフ
    ァ室から前記ケースを貫通して前記高温側及び低温側デ
    ィスプレーサに連結される高温側ディスプレーサロッド
    及び低温側ディスプレーサロッド、前記高温側及び低温
    側ディスプレーサロッドと前記ケースとの間に設けられ
    たシール部材を備えたヴィルミエヒートポンプにおい
    て、前記シールはフローティング型シールであることを
    特徴とするヴィルミエヒートポンプ。
  2. 【請求項2】 フローティング型シールは、高温側及び
    低温側ディスプレーサロッドの線膨張係数とほぼ同一の
    材料を用いることを特徴とする請求項1記載のヴィルミ
    エヒートポンプ。
  3. 【請求項3】 フローティング型シール表面を樹脂製の
    シール材で被覆したことを特徴とする請求項2記載のヴ
    ィルミエヒートポンプ。
  4. 【請求項4】 高温側及び低温側シリンダで構成される
    動作空間とバッファ室とのガス圧力をほぼ等しくする自
    動調圧器を備えたことを特徴とする請求項1から3のい
    ずれか一項に記載のヴィルミエヒートポンプ。
  5. 【請求項5】 自動調圧器は、高温側及び低温側シリン
    ダで構成される動作空間のガス圧力にほぼ等しい第一の
    背圧空間とバッファ室のガス圧力にほぼ等しい第二の背
    圧空間とを持つプランジャ、このプランジャにより開閉
    する第一の弁、この第一の弁に連通し前記動作空間から
    前記バッファ室へのみガスが流れるようにする第一の逆
    止弁、前記プランジャにより開閉する第二の弁、この第
    二の弁に連通し前記バッファ室から前記動作空間へのみ
    ガスが流れるようにする第二の逆止弁で構成され、前記
    二つの背圧空間の圧力差で前記プランジャを可動させて
    前記第一及び第二の弁を開閉し、前記動作空間及び前記
    バッファ室のいずれか圧力の高い方から低い方へガスを
    流すことにより、前記動作空間のガス圧力と前記バッフ
    ァ室のガス圧力がほぼ等しくなるようにすることを特徴
    とする請求項4記載のヴィルミエヒートポンプ。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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