JPH031051A - 蓄冷器内蔵の往復動型冷凍機 - Google Patents

蓄冷器内蔵の往復動型冷凍機

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JPH031051A
JPH031051A JP13567389A JP13567389A JPH031051A JP H031051 A JPH031051 A JP H031051A JP 13567389 A JP13567389 A JP 13567389A JP 13567389 A JP13567389 A JP 13567389A JP H031051 A JPH031051 A JP H031051A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) (産業上の利用分野) 本発明は、蓄冷器内蔵の往復動冷凍機に関し、例えばス
ターリングサイクル冷凍機、ヴイルマイヤ冷凍機、ギフ
オードマクマフオンサイクル冷凍機等の蓄冷器内蔵の閉
サイクル冷凍機に利用される。
(従来の技術) 従来、この種の冷凍機として、次のような構成からなる
ものが−船釣に知られている。
第1シリンダ内にクランク機構により往復動される圧縮
ピストンが複数個のピストンリングを介して気密的に往
復摺動可能に嵌挿されると共に、第2シリンダ内にクラ
ンク機構により圧縮ピストンと所定の位相角(圧縮ピス
トンに対し90°程進んでいる)往復動される膨張ピス
トンが複数個のピストンリングを介して気密的に往復摺
動可能に嵌挿され、第1シリンダ内に圧縮ピストンによ
り形成される圧縮空間と第2シリンダ内に膨張ピストン
により形成される膨張空間とが放熱器及び膨張ピストン
に内蔵された蓄冷器を介して連通されている。これによ
り雨空間から成る作動空間内に封入されている作動ガス
が、圧縮ピストンにより圧縮空間内で圧縮され高温とな
った後、放熱器及び蓄冷器で冷却されて膨張空間内で膨
張され、膨張空間に隣設されたコールドヘッドに冷凍を
発生させる。
(発明が解決しようとする課題) 上記した従来の冷凍機においては、圧縮ピストンの往復
動により圧縮空間で作動ガスが圧縮されるが、この時、
ピストンリングは第1シリンダの内周面上を摺動し摩擦
を生じる。この種の冷凍機においては、作動空間内の作
動ガス内に油脂分が混入すると冷凍性能が低下するため
、ピストンリングと第1シリンダ間に油脂性の潤滑剤等
により潤滑を施すことは不可能である。そのため、上記
した従来の冷凍機においては、摩擦によるピストンリン
グの摩耗は避けられず(特に樹脂材等から成るピストン
リングでは摩耗が著しい)、ピストンリングの耐久性が
低いという問題があった。更にこのピストンリングの摩
耗により、ピストンリングと第1シリンダ間の間隙を通
って圧縮空間からクランクケース内への作動ガスの洩れ
が増長されて、作動ガスの圧縮比を低下させ冷凍性能が
低下するばかりでなく、逆にクランクケース内の油脂分
が同間隙を通って圧縮空間内へ流入することをも増長し
、作動ガスが汚染されて冷凍性能が低下するという問題
もあった。
そこで本発明は、当該蓄冷機内蔵の往復動型冷凍機にお
いて、簡単な構成により作動ガスの汚染及び洩れを防止
して、冷凍性能の長期安定性を向上させることを、その
技術的課題とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記した技術的課題を解決するために講じた手段は、当
該蓄冷機内蔵の往復動型冷凍機を第1シリンダ内に挿通
され駆動機構により前記第ニジリンダ内を往復動するロ
ッドと、第2シリンダ内に気密的に且つ前記ロッドに対
して所定の位相差を有して往復動可能に嵌挿されて前記
第2シリンダ内に膨張空間を区画形成する膨張ピストン
と、該膨張ピストンに内蔵されてその一端が前記膨張空
間に連通ずる蓄冷器と、前記ロッドの外周にその内周縁
部が気密的に固定されると共にその外周縁部が前記第1
シリンダに気密的に固定されて、前記第1シリンダ内に
前記蓄冷器の他端に放熱器を介して連通される圧縮空間
を区画形成する可撓性膜とを備えてなる構成とすること
である。
前記膨張ピストンは前記駆動機構により往復動されて成
り、前記膨張ピストンと前記第2シリンダ間には内周縁
部を前記膨張ピストンに気密的に固定され外周縁部を前
記第2シリンダに気密的に固定された可撓性膜が張架さ
れていても良い。
また、前記第1シリンダは180°対向した少なくとも
2つのシリンダ部を備えていると共に、前記ロッドは前
記各シリンダ部に前記駆動機構により夫々同位相で往復
動するように挿通されていても良い。
(作用) 駆動機構により、ロッドが往復動により可撓性膜が変形
し、圧縮空間容積が縮小し圧縮空間内で作動ガスが圧縮
される。圧縮により高温となった作動ガスは、放熱器内
で冷却された後、蓄冷器の他端に導かれ膨張ピストンの
往復動により、蓄冷器を経て更に冷却されて膨張空間へ
導入される。
膨張空間内へ導入された作動ガスは、膨張されて冷凍を
発生ずる。ここで、作動ガスを圧縮する圧縮空間での可
動部は、可撓性膜の変形だけで摺動部分がないため、摩
耗による安定した冷凍性能の維持の妨げが防止される。
更に可撓性膜により圧縮空間は気密的に密閉空間とされ
るため、圧縮空間からの作動ガスの洩れ及び圧縮空間へ
の油脂分等の浸入を防止することができ、安定した冷凍
性能を長期間にわたり維持することができる。
(実施例) 以下、本発明に従った蓄冷器内蔵の往復動型冷凍機の実
施例を説明する。
第1図は、本発明をディスプレーサ型式のスターリング
サイクル冷凍機に実施した例を示し、第1図において、
10はクランクケース10a内に回動するように配設さ
れているクランクシャフト11はクランクシャフト10
に一端を連結され゛ζ他端がクランクケースloaに固
設された第1シリンダ12内に延在するコネクティング
ロッド13は一端をコネクティングロッド11の他端に
連結されたガイドピストンで、該ガイドピストン13は
クランクシャフト10の回転により第1シリンダ12内
を往復摺動する。ガイドピストン13の他端には、ロッ
ド部13aが形成されており、また第1シリンダ12の
開口に形成されたフランジ部12aにはシリンダヘッド
14が固設されていて、第1シリンダ12の開口を閉塞
している。
ガイドピストン13と第1シリンダ12との間には、そ
の内周縁部がロッド部13aの外周部に形成された環状
溝13bに気密的に嵌着されると共にその外周縁部がフ
ランジ部12aとシリンダヘット川4の接合部にて気密
的に挟着された本発明の可撓性膜としての弾性部材から
成るダイアフラム15が張架されている。これにより、
シリンダヘッド14とダイアフラム15間に密閉空間で
ある圧縮空間16が形成されている。
またクランクシャフト10には、コネクティングロッド
17の一端が連結されていて、該コネクティングロッド
17の他端にはクランクケース10aに固設された第2
シリンダ18内にピストンリング19及び20を介して
気密的に摺動可能に嵌挿された膨張ピストン21が連結
されている。
コネクティングロッド17はコネクティングロッド11
に対し、906程度進んだ位相角で第2シリンダ18内
を往復動するようになっている。第2シリンダ18の開
口には、該開口を閉塞するコールドヘッド22が固設さ
れていて、これにより第2シリンダ18内に膨張ピスト
ン21により圧縮空間16に対し90°程度進んだ位相
角で容積変化をする膨張空間23が形成されている。
膨張ピストン21には、一端が膨張空間23に連通され
ると共に他端がピストンリング19及び20により膨張
ピストン21と第2シリンダ18との間に形成される空
間24に連通される蓄冷器25が内蔵されている。空間
24は、導管26゜放熱器27及び導管28を介して圧
縮空間16に連通されており、これにより圧縮空間16
と膨張空間23間に作動ガス(ヘリウム等)が封入され
る作動空間が形成されている。
以上の構成から成る本実施例の作用を説明する。
図示しない駆動源によりクランクシャフト10が回転す
ると、コネクティングロッド11及びガイドピストン1
3を介してダイアフラム15が往復動され、圧縮空間1
6内にて作動ガスが圧縮される。この圧縮により高温と
なった作動ガスは、導管28を経て放熱器27内で冷却
され、導管26を介して空間24へ導入される。空間2
4へ導入された作動ガスは、膨張ピストン18がクラン
クシャフト10によってコネクティングロッド17を介
してダイアフラム15に対し90°程度進んだ位相角で
往復動されることにより、蓄冷器25内へ導入される。
蓄冷器25内で作動ガスは更に冷却された後、膨張空間
23内へ入り、膨張空間23内で膨張して冷凍を発生さ
せ、コールドヘット22にて冷凍を取り出す。
ここで、作動ガスを圧縮する圧縮空間16での可動部は
、ダイアフラム15の変形だけで摺動部分がないため、
摩耗による安定した冷凍性能の維持の妨げが防止される
。更にダイアフラム15により圧縮空間16は気密的に
密閉空間とされるため、圧縮空間16からのクランク室
10b内への作動ガスの洩れ及びクランク室10bから
圧縮空間16への油脂分等の浸入を防止することができ
、安定した冷凍性能を長期間にわたり維持することがで
きる。
第2図〜第3図は、第1図の実施例の変形例を示す。
第2図においては、第2シリンダがガイド部118aと
シリンダ部118bとに分割されており、各フランジ部
118c、118dにて接合されている。またコネクテ
ィングロッド117に連結されてガイド部り18a内を
往復動するガイドピストン30が設けられており、該ガ
イドピストン30はロッド32を介して膨張ピストン1
21に連結されている。
ロッド32とガイド部118aとの間には内周縁部をロ
ッド32の外周の環状溝に気密的に嵌着されると共に外
周縁部を各フランジ部118c。
118dの接合部に気密的に挟持されたダイアフラム3
3が張架されている。尚、このダイアフラム33とピス
トンリング119の間には導管126、放熱機127及
び導管128を介して圧縮空間116に連通されると共
に蓄冷器125の他端に連通ずる空間124が形成され
ている。
この変形例においては、第1図に示す実施例におけるピ
ストンリング20が不要となり、ピストンリング20の
摩耗による安定した冷凍性能の維持の妨げが防止される
。更にダイアフラム33により空間124からのクラン
ク室110b内への作動ガスの洩れ及びクランク室11
0bから空間124への油脂骨等の浸入を防止すること
ができ、安定した冷凍性能を更に一層長期間にわたり維
持することができる。尚、この変形例において、その他
の構成は第1図の実施例と同じであるため、同じ構成に
第1図で付した番号符号に100を加えた番号符号を付
し、その説明は省略する。
第3図は、第2図に示す変形例において、圧縮空間を2
つにした例を示す。
第3図において、クランクケース210aには2つの第
1シリンダ212A、212Bが180°対向して固設
されており、各第1シリンダ212A、212B内には
クランクシャフト210により同位相で往復動さ る夫
々コネクティングロッド211a、211b及びガイド
ピストン213A、213Bが収容されている。各第1
シリンダ212A、212Bの開口には、各開口を閉塞
する各シリンダヘッド214a、2t4bが各フランジ
部212al、212a2に固設されている。各第1シ
リンダ212A、212Bと各ロッド部213a!  
213a2との間には内周縁部が各ロッド部213al
、213a2の外周部に形成された各環状溝213bl
、213b2に気密的に嵌着されると共にその外周縁部
が各フランジ部212al、212a2と各シリンダヘ
ッド214a、214bの接合部にて気密的に挟着され
た同一形状のダイアフラム215a、215bが夫々張
架されている。これにより、クランクシャフト210に
より同位相で容積変化する2つの圧縮空間216a、2
16bが180°対向して形成される。尚、各圧縮空間
216a、216bは夫々導管228a、228b、放
熱器227a、227b及び導管226a、226bを
介して空間224に連通されている。
この変形例においては、同位相で容積変化する2つの圧
縮空間216a、216bが180°対向して形成され
ているため、負荷変動と質量移動に対するバランスが良
く、それにより機械振動が低減でき各ダイアフラノ、2
15a、215bの取付部での機械振動に対するシール
性の低下を防止できる。尚、この変形例において、その
他の構成は第2図の実施例と同じであるため、同じ構成
に第2図で付した番号符号に100を加えた番号符号を
付し、その説明は上述した第1図の実施例及び第2図の
変形例の説明から容易に理解できると思われるため省略
する。
第4図は、本発明の別の実施例を示し、本発明を分離型
スターリングサイクル冷凍機に実施した例を示す。
第4図において、クランクシャフト40に連結されて、
クランクケース40aに固設された第1シリンダ42内
に延在するコネクティングロッド41にガイドピストン
143が固設されており、第1シリンダ42の開口に形
成されたフランジ部42aには同開口を閉塞するシリン
ダヘッド44が固設されている。
ガイドピストン43と第1シリンダ42との間には、そ
の内周縁部がロッド部43aの外周部に形成された環状
溝43bに気密的に嵌着されると共にその外周縁部がフ
ランジ部42aとシリンダヘッド44の接合部にて気密
的に挟着されたダイアフラム45が張架されていて、こ
れにより、シリンダヘッド44とダイアフラム45間に
密閉空間である圧縮空間46が形成されている。
第2シリンダ47はクランクケース40a及びクランク
シャフト40とは独立して設けられていて、同第2シリ
ンダ47は有底筒状を呈していて同シリンダ内には膨張
ピストン48がピストンリング49を介して気密的に摺
動自在に嵌挿されている。第2シリンダ47の開口には
、同開口を閉塞するコールドヘッド53が固設されてお
り、これによりコールドヘッド53と膨張ピストン48
間に膨張空間51が形成されていると共に、シリンダの
底部に導管55.放熱器56及び導管57を介して圧縮
空間46に連通される空間54が形成されている。空間
54内には膨張ピストン48を膨張室51側に付勢する
スプリング5oが介装されており、また膨張ピストン4
8には一端を膨張空間51にまた他端を空間54に連通
ずる蓄冷器52が内蔵されている。
ここで、膨張ピストン4日は、圧縮空間46内で変動す
る作動ガス圧力と膨張空間51内の圧力との差圧による
力に、スプリング5oによるスプリング力が合わさった
カで往復動されるが、適切な冷凍性能を得るには膨張ピ
ストン48のストロークを大きくするために圧縮空間4
6内での圧力変動速さを速くし、蓄冷器52内での圧力
損失を大として膨張ピストン48にかがるガス圧力を増
加させる必要がある。従って、ダイアフラム45の往復
動速さを速くしなければならないが、圧縮空間46での
可動部分は摺動部分がな(ダイアフラム45の変形のみ
であるため、速い往復動によって生じる摩耗による冷凍
性能の劣化が起こり難く、安定した冷凍性能が長期間に
わたり維持できる。なお、このことは分離型スターリン
グサイクル冷凍機で顕著に現れる。
第5図〜第7図は第4図に示す実施例の変形例で、第5
図は第4図の実施例において、第3図に示す変形例と同
様に圧縮空間を180°対向して2つ形成させた例を示
す。この例においては、負荷変動と質量移動に対するバ
ランスが良く、それにより機械振動が低減でき各ダイア
フラム145a、145bの取付部での機械振動に対す
るシール性の低下を防止できる。尚、第5図において、
第4図の実施例と同じ構成には第4図で用いた番号符号
に100を加えた番号を付すと共に、対応した構成には
lOOを加えた番号符号に添字A。
B、a、b、  もしくは1.2を添えて、その詳細な
説明は省略する。
第6図は第4図の実施例において、本発明における駆動
機構としてリニアモータ駆動機構を用いた例を示す。
リニヤモータ駆動機構60は、有底筒状の第1シリンダ
61内に軸方向に移動可能な磁性体から成るロッド62
と、該ロッド62の一端筒部に巻回されたコイル63と
、ロッド62の一端筒部内に嵌挿される導体64と、導
体64の同心円上に導体64との間にロッド62の一端
筒部が出入りする間隙を有して配される永久磁石65及
び導体66と、ロッド62の一端筒部と導体64間に介
装され、ロッド62を常時一端部部が上記間隙から出る
方向に付勢するスプリング67とから構成されている。
ロッド62の他端には環状溝62aが形成されていて、
該環状溝62aにはその外周縁部が第1シリンダ61の
開口を閉塞するシリンダヘッド244と第1シリンダ6
1の接合部にて気密的に挟着されたダイアフラム245
の内周縁部が気密的に嵌着されている。これにより、コ
イル63に交番電流を通すことにより永久磁石66と1
体64.6′5との間に生じる磁力とスプリング67に
よるスプリング力とにより、ロッド62を介してダイア
フラム245が往復動される。
この変形例においては、ロッド62に作用する駆動負荷
はロッド62の軸方向のみであるため、クランク機構の
ようにコネクティングロッドによる側圧力による駆動負
荷がなく、これにより側圧力によるダイアフラム245
径方向の力がなくなるため、ダイアフラム245の負荷
が軽減され、ダイアフラムの耐久性が向上する。尚、そ
の他の構成は第5図の実施例と同じであるため、第6図
において、同じ構成に第5図で付した番号符号に100
を加えた番号符号を付し、その説明は上述した実施例及
び変形例の説明から容易に理解できると思われるため省
略する。
第7図は、第6図の変形例において、2つのワニャモー
タ駆動機構により、180°対向配置された同一寸法の
ダイアフラム245a、245bを同位相で往復動させ
るようにした例を示す。この例においても、第3図及び
第5図に示す例と同様に機械振動を低減する効果がある
。尚、第7図において、第6図の実施例と同じ構成には
第6図で用いた番号符号に100を加えた番号を付すと
共に、対応した構成には100を加えた番号符号に添字
A、B、a、b、 もしくは1.2を添えて、その詳細
な説明は省略する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、作動ガスを圧縮
する圧縮空間での可動部は、可撓性膜の変形だけで摺動
部分がないため、摩耗による安定した冷凍性能の維持の
妨げが防止されると共に摺動摩擦による機械損失が低減
できるため、駆動源の小型化が図ることができ当該冷凍
機の小型化を図ることができる。
更に可撓性膜により圧縮空間は気密的に密閉空間とされ
るため、圧縮空間からの作動ガスの洩れ及び圧縮空間へ
の油脂分等の浸入を防止することができ、安定した冷凍
性能を長期間にわたり維持することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に従った蓄冷器内蔵の往復型冷凍機の一
実施例を示す断面図、第2図及び第3図は第1図に示す
実施例の変形例を示す断面図、第4図は本発明に従った
蓄冷器内蔵の往復型冷凍機の他の実施例を示す断面図、
第5図〜第7図は第1図に示す実施例の変形例を示す断
面図である。 12.42・・・第1シリンダ、13.43・・・ガイ
ドピストン、13a、43a・・・ロッド部、14.4
4・・・シリンダヘッド、15゜45・・・ダイアフラ
ム(可撓性膜)、16,46・・・圧縮空間、18.4
7・・・第2シリンダ、21.48・・・膨張ピストン
、23.51・・・膨張空間、25.52・・・蓄冷器
、2756・・・放熱器。 区立の浄書(内容に変更なし)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1シリンダ内に挿通され駆動機構により前記第
    1シリンダ内を往復動するロッドと、第2シリンダ内に
    気密的に且つ前記ロッドに対して所定の位相差を有して
    往復動可能に嵌挿されて前記第2シリンダ内に膨張空間
    を区画形成する膨張ピストンと、該膨張ピストンに内蔵
    されてその一端が前記膨張空間に連通する蓄冷器と、前
    記ロッドの外周にその内周縁部が気密的に固定されると
    共にその外周縁部が前記第1シリンダに気密的に固定さ
    れて、前記第1シリンダ内に前記蓄冷器の他端に放熱器
    を介して連通される圧縮空間を区画形成する可撓性膜と
    を備えてなる蓄冷器内蔵の往復動型冷凍機。
  2. (2)前記膨張ピストンは前記駆動機構により往復動さ
    れて成り、前記膨張ピストンと前記第2シリンダ間には
    内周縁部を前記膨張ピストンに気密的に固定され外周縁
    部を前記第2シリンダに気密的に固定された可撓性膜が
    張架されていることを特徴とする請求項(1)に記載の
    蓄冷器内蔵の往復動型冷凍機。
  3. (3)前記第1シリンダは180゜対向した少なくとも
    2つのシリンダ部を備えていると共に、前記ロッドは前
    記各シリンダ部に前記駆動機構により夫々同位相で往復
    動するように挿通されていることを特徴とする請求項(
    1)及び(2)に記載の蓄冷器内蔵の往復動冷凍機。
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JPH0289964A (ja) * 1988-09-24 1990-03-29 Shimadzu Corp スターリングサイクル冷凍装置用圧縮機

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