JPH1061983A - 氷蓄熱装置における氷計量装置 - Google Patents

氷蓄熱装置における氷計量装置

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JPH1061983A
JPH1061983A JP22244296A JP22244296A JPH1061983A JP H1061983 A JPH1061983 A JP H1061983A JP 22244296 A JP22244296 A JP 22244296A JP 22244296 A JP22244296 A JP 22244296A JP H1061983 A JPH1061983 A JP H1061983A
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JP
Japan
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ice
hopper
bucket
weight
storage space
Prior art date
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Pending
Application number
JP22244296A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuharu Takemoto
和治 武元
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来のホッパースケールは、定量排出のため
の構造が複雑で製作コストが高い。水も含む全量を計測
するため、氷量の測定精度が低い上に、水分により氷が
内部に付着し、閉塞を生じやすい 【解決手段】 氷蓄熱槽1の氷排出端1aに接続配置さ
れたホッパー13と、ホッパー13内の上部に上端部が
揺動可能に枢止された断面略L字形の揺動バケット14
と、その枢止端の上部に連結されて揺動バケット14と
は逆側に延びる略L字形のアーム16と、アーム16に
刻設されたネジ部16aに進退自在にねじ込まれた重錘
18と、揺動バケット14の揺動を検出するスイッチ2
0と、揺動バケット14の背面に連結されて強制的に揺
動させるエアシリンダ22と、スイッチ20の検出動作
によりエアシリンダ22を駆動するシリンダ駆動装置2
4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビル冷房などに
用いる氷蓄熱装置に用いて好適な氷計量装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ビル冷房に用いる氷蓄熱装置において、
氷蓄熱槽から氷を取出すに際して、その量を計量するこ
とが制御上好ましい。
【0003】この計量装置として、図3に示すホッパー
スケールが知られいる。このホッパースケールは、氷蓄
熱槽1に隣接して配置され、排出シュート4を介して接
続した計量ホッパー5と、このホッパー5に設けられた
計量用の梃子6に接続した重量検出器7と、ホッパー5
の下部に配置された排出ゲート8を開閉するためのシリ
ンダ9と、重量検出器7の検出出力を常時監視するとと
もにシリンダ9の作動を制御する駆動用計測・制御装置
10とを備えたものである。
【0004】そして、氷蓄熱槽1内に蓄えられた氷水混
合液2のうち表面に浮ぶ氷を、回転羽根式氷取出し機3
の回転により取出し、排出シュート4を介して計量ホッ
パー5内に順次取入れ、この氷の重量を重量検出器7に
より計測するとともに、予め設定された重量を超える
と、制御装置10はシリンダ9を駆動して排出ゲート8
を開け、ホッパー5内に一時的に蓄えられた氷を下部ホ
ッパー11に向けて排出するため、一排出毎の氷量は一
定であり、順次計量しつつ排出することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上述べたホ
ッパースケールは、定量排出のための構造が複雑で、し
かも高価な計測・制御装置10を必要とするため、製作
コストが高い欠点があった。また、氷取出し機3の回転
に応じて氷とともに少量の水も計量ホッパー5内に供給
されてしまうが、その水も含む全量を計測するため、氷
量の測定精度が低い上に、水分により氷がホッパー5内
部に付着し、閉塞を生じやすいなどの問題が生じ、バイ
ブレータなどを用いた強制剥離が不可欠であった。
【0006】この発明は、機構が単純で、高度な制御を
用いることがなく、しかも氷のみを計測できるようにし
た氷蓄熱装置における氷計量装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の発明は、氷蓄熱槽の
氷排出端に配置されたホッパーと、該ホッパー内に枢支
されて揺動自在に設けられ、下端部が氷排出端下方のホ
ッパー内側壁に当接してその上方に該氷排出端から排出
される氷の貯留空間を画成する断面略L字形の揺動バケ
ットと、該揺動バケットに取り付けられ、該揺動バケッ
トの上記下端部をホッパー内側壁に向けて回動付勢する
重錘と、該揺動バケットに貯留される氷の重量変化に伴
う該バケットの揺動変位を検出するスイッチと、該揺動
バケットに連結され、上記スイッチの検出動作に応じて
該揺動バケット下端部をホッパー内壁から離間移動させ
て該貯留空間の下方を開放し、該貯留空間内に貯留した
氷をホッパー内に投下させるシリンダと、を備えたこと
により、簡単な構成により定量排出動作を行うことが出
来る。
【0008】また、この発明のうち、請求項2記載の発
明では、前記揺動バケットに多数の水抜き孔を開口した
ことにより、揺動バケット内からは水が排出され、氷の
みが計量されることになる。
【0009】この発明のうち、請求項3記載の発明で
は、前記ホッパーの下部は縮径化したシュート部が形成
され、このシュート部の内面に滑性樹脂層をライニング
したことにより、この部分での氷の付着を防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。な
お、氷蓄熱槽及びその内部構造は同一なので、その同一
部分には同一符号を付し、異なる箇所のみ異なる符号を
用いて説明する。
【0011】図1、2はこの発明にかかる計量装置を示
すものである。この計量装置は、氷蓄熱槽1の氷排出端
1aに排出シュート26を介して一体に接続配置された
ホッパー13と、このホッパー13の内部に配置されて
当該ホッパー13の上部に設けた支点ピン12に上端部
が揺動可能に枢止された断面略L字形の揺動バケット1
4と、この揺動バケット14の枢止端の上部に連結さ
れ、揺動バケット14とは逆側に延びる略L字形のアー
ム16と、アーム16の水平部に刻設されたネジ部16
aに進退自在にねじ込まれた重錘18と、ホッパー13
の側壁面に取り付けられて、揺動バケット14内の重量
変化に伴う揺動バケット14の揺動変位を検出するリミ
ットスイッチ20と、揺動バケット14の背面に連結さ
れてこの揺動バケット14を強制的に揺動させるエアシ
リンダ22及び前記リミットスイッチ20の検出動作に
よりエアシリンダ22を駆動するシリンダ駆動装置24
とを備えている。
【0012】なお、氷蓄熱槽1の前記回転羽根式氷取出
し機3は、回転軸の周囲に四枚の回転羽根を設けたもの
で、各羽根は図中矢印に示す回転方向の遅れ側に30°
の傾きを設けた配置とし、排出シュート26はこれに応
じて30°の傾斜面とし、各羽根が排出シュート26の
上縁に一致した状態で、氷を30°の勾配でホッパー1
3側に滑らせて自然落下させる。またホッパー13の下
部側は、二段に縮径されたシュート部28が形成され、
このシュート部28の下部開口にはクラッシャ30が配
置されている。シュート部28の内面には滑性樹脂層3
2がライニングされ、この部分での氷の付着を防止して
いる。
【0013】前記揺動バケット14はホッパー13内で
氷蓄熱槽1の氷排出端1aに近接して配置され、前記重
錘18との重量バランスによる時計方向の回転モーメン
トによって回動付勢されて、図1に示すように、排出シ
ュート26下方部のホッパー内側壁13aにその下端部
先端14aが当接し、その上方部位にホッパー内側壁1
3aと揺動バケット14とで仕切られた氷の貯留空間1
5を前記排出シュート26に連続して画成する。この貯
留空間15は、例えば約4.5〜6.5Kgの氷を蓄え
る容積に設定される。
【0014】また、揺動バケット14の背面に接続した
エアシリンダ22のプランジャは常時フリー状態にあ
り、シリンダ駆動装置14の駆動指令により一時的にプ
ランジャを後退させる。
【0015】従って、氷取出し装置3の回転動作に伴
い、この貯留空間15内に順次氷がたまり、所定の重量
に到達すると、重錘18の回転モーメントに抗して反時
計方向への回転モーメントが生じ、この回転モーメント
による揺動変位はリミットスイッチ20が検出し、この
検出を受けてシリンダ駆動装置24はエアシリンダ22
のプランジャを一時的に後退させる。
【0016】この結果、図2に示すように揺動バケット
14は反時計方向に強制的に揺動されて貯留空間15の
下部を開放させ、貯留空間15に一時的に蓄えられた氷
をシュート部28を通じてクラッシャ30側に供給し、
クラッシャ30の破砕動作により、氷はさらに細片化さ
れた状態で図示しない供給側へと排出される。
【0017】揺動バケット14内が空になり、シュート
部28内の氷と揺動バケット14との干渉がない状態に
なると、エアシリンダ22はフリー状態となり、再び重
錘18の回転モーメントにより図1に示す状態に復帰
し、前記と同一動作を繰返すことになる。
【0018】なお、前記揺動バケット14は、例えば直
径12mmの水抜き孔を60mm間隔で形成した多孔板から
構成され、氷とともに供給される水は、この孔を通じて
クラッシャ30側に排出されるため、排出動作は氷重量
のみによって決定され、また水による氷の揺動バケット
14内面及びシュート部28内面への付着も防止でき
る。
【0019】また、一回の排出動作毎の氷重量を微調整
するには、重錘18を回転させてネジ部16aに沿って
移動させることでモーメントを変化させれば良い。
【0020】さらに、シュート部28とクラッシャ30
とを結ぶ経路は、ボトルネックとなり、氷が水分を多く
含むと内面に付着して閉塞され、供給停止状態になりや
すいが、滑性樹脂層32により付着を生じにくい構成と
することで、閉塞を未然に防止できる。
【0021】滑性樹脂層32としては、超高分子ポリエ
チレン(ソマライトW、ソマール株式会社製)をライニ
ングした場合、バイブレータを停止した状態であっても
閉塞がなく、好ましいライニング素材であることが判明
した。
【0022】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、この
発明にかかる氷蓄熱装置における氷計量装置にあって
は、従来のホッパースケールに比べて簡単な構成により
氷の定量排出動作を行うことが出来る。
【0023】また本発明のうち請求項2記載の発明とす
ることで、氷のみを計量できるので、計量精度が高い。
【0024】さらに請求項3の構成とすることで、水混
入による氷片の内部付着や、付着による閉塞などの不具
合も防止でき、強制剥離手段を用いることなく動作安定
性も確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による氷計量装置を付設した氷蓄熱装
置を示す断面図である。
【図2】同氷計量装置の排出動作を示す断面図である。
【図3】従来のホッパースケールを備えた氷蓄熱装置を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 氷蓄熱槽 2 氷水混合液 3 回転式氷取出し装置 13 ホッパー 14 揺動バケット 16 アーム 18 重錘 20 リミットスイッチ 22 エアシリンダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 氷蓄熱槽の氷排出端に配置されたホッパ
    ーと、 該ホッパー内に枢支されて揺動自在に設けられ、下端部
    が氷排出端下方のホッパー内側壁に当接してその上方に
    該氷排出端から排出される氷の貯留空間を画成する断面
    略L字形の揺動バケットと、 該揺動バケットに取り付けられ、該揺動バケットの上記
    下端部を上記ホッパー内側壁に向けて回動付勢する重錘
    と、 該揺動バケットに貯留される氷の重量変化に伴う該バケ
    ットの揺動変位を検出するスイッチと、 該揺動バケットに連結され、上記スイッチの検出動作に
    応じて該揺動バケット下端部をホッパー内壁から離間移
    動させて該貯留空間の下方を開放し、該貯留空間内に貯
    留した氷をホッパー内に投下させるシリンダと、 を備えたことを特徴とする氷蓄熱装置における氷計量装
    置。
  2. 【請求項2】 前記揺動バケットに多数の水抜き孔を形
    成したことを特徴とする請求項1記載の氷蓄熱槽におけ
    る氷計量装置。
  3. 【請求項3】 前記ホッパーの下部に形成されるシュー
    ト部内面に滑性樹脂層をライニングしたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の氷蓄熱装置における氷計量装
    置。
JP22244296A 1996-08-23 1996-08-23 氷蓄熱装置における氷計量装置 Pending JPH1061983A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002195709A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Keisetsu Kogyo Kk 氷自動供給装置
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CN112682991A (zh) * 2020-12-23 2021-04-20 六安索伊电器制造有限公司 一种用于智能咖啡机的冰块制作设备

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