JPH10615A - マンホール内壁切削機 - Google Patents

マンホール内壁切削機

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JPH10615A
JPH10615A JP8154044A JP15404496A JPH10615A JP H10615 A JPH10615 A JP H10615A JP 8154044 A JP8154044 A JP 8154044A JP 15404496 A JP15404496 A JP 15404496A JP H10615 A JPH10615 A JP H10615A
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manhole
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伸吉 大岡
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Toa Grout Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マンホール内壁の劣化した表層部を切削する
作業を作業員の手作業によらず機械的に行い得るマンホ
ール内壁切削機を提供する。 【解決手段】 マンホール口2に下部開口の中空構造と
した支持フレーム4を設置し、該フレーム4内に収容し
てあるカッタユニット5を下降して該ユニット5により
マンホール内壁3の切削作業を行うマンホール内壁切削
機であって、マンホール口2の軸線Aを中心として回転
する旋回テーブル7の中心部に対し、上下方向に延びる
懸垂ロッド12を昇降可能に且つ共回りするよう嵌装係
合し、前記ユニット5を、相反する水平方向に向けカッ
タ22を進退動する一対のカッタアーム21と、該各ア
ーム21のカッタ22が常に同等の押付力で内壁3に押
し付けられるよう負荷同調するカッタ制御装置23とに
より構成して前記ロッド12の下端部に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンホール内壁切
削機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、下水道マンホールにおけるマン
ホール内壁の表層部は、年数の経過により腐食して劣化
する為、劣化した表層部を健全面が現れるまで切削した
上で補修する必要があるが、従来、劣化したマンホール
内壁の表層部を切削する作業は、マンホール内に作業員
が侵入してディスクグラインダによる手作業で行うよう
にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、異臭や
切削粉塵の立ち籠める狭いマンホール内で体を支えなが
ら長時間に亘って約6m余りの深さを有するマンホール
内壁の全域を手作業で切削する作業は極めて苛酷であ
り、作業員の負担が極めて大きいという問題があった。
【0004】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、マンホール内壁の劣化した表層部を切削する作業を
作業員の手作業によらず機械的に行い得るマンホール内
壁切削機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、マンホール口
に下部開口の中空構造とした支持フレームを設置し、該
支持フレーム内に収容してあるカッタユニットを下降し
て該カッタユニットによりマンホール内壁の切削作業を
行うマンホール内壁切削機であって、前記支持フレーム
の上部に、マンホール口の軸線を中心として回転する旋
回テーブルを設け、該旋回テーブルの中心部に対し、上
下方向に延びる懸垂ロッドを昇降可能に嵌装すると共
に、前記旋回テーブルの回転に従動して共回りするよう
係合し、前記カッタユニットを、相反する水平方向に向
けカッタを進退動する一対のカッタアームと、該各カッ
タアームのカッタが常に同等の押付力でマンホール内壁
に押し付けられるよう負荷同調するカッタ制御装置とに
より構成して前記懸垂ロッドの下端部に装着したことを
特徴とするものである。
【0006】従って、本発明では、劣化したマンホール
内壁の表層部を切削する作業を行う際に、カッタユニッ
トを内部に収容した支持フレームをマンホール口に設置
し、懸垂ロッドを下降させることによりカッタユニット
をマンホール内に下降し、次いで、カッタユニットの各
カッタアームを外側に進出させて張り出し、各カッタを
マンホール内壁に押し付けて該マンホール内壁の劣化し
た表層部の切削作業を開始し、懸垂ロッドを昇降した
り、旋回テーブルを回転したりすることによって、カッ
タユニットの昇降位置や旋回位置を適宜変更してマンホ
ール内壁の表層部を全域に亘って切削する。
【0007】このとき、各カッタアームはカッタ制御装
置により負荷同調されてカッタが常に同等の押付力でマ
ンホール内壁に押し付けられるので、懸垂ロッドがマン
ホール内壁に対し偏心してしまった場合やマンホール内
壁の真円度が低い場合、又はマンホール内壁に凹凸があ
るような場合であっても、各カッタは夫々異なるストロ
ークで進出して確実にマンホール内壁に当接し、且つ適
正な押付力を維持されて一方のカッタに過負荷がかかる
ような事態が回避される。
【0008】また、各カッタアームに作用する反力が常
に同等に維持されて相殺されるので、懸垂ロッドに対し
横向きに曲げモーメントが作用することが回避され、前
記懸垂ロッドの曲げ変形が防止される。
【0009】次いで、マンホール内壁の表層部の切削作
業が完了したら、各カッタアームを退動させてカッタユ
ニットの内側に引き込み、懸垂ロッドを上昇させること
によりカッタユニットを上昇し、該カッタユニットをマ
ンホール口を通して支持フレーム内に収容する。
【0010】また、旋回テーブルの中心部に対し懸垂ロ
ッドを昇降可能に嵌装し且つ前記旋回テーブルの回転に
従動して共回りするよう係合するにあたっては、前記懸
垂ロッドの円周方向適宜位置に、上下方向に延びるキー
溝を凹設すると共に、該キー溝の最深部に、上下方向に
連続するラックを刻設し、前記キー溝の浅い部分に対
し、旋回テーブル側に固定したキー部材を前記懸垂ロッ
ドの昇降を許容し得るよう嵌挿し、前記ラックに対して
は、上下方向に向け回転し得るよう旋回テーブル側に設
けられたピニオンを噛合することが可能である。
【0011】このようにした場合、ピニオンを駆動して
上下方向に回転すると、該ピニオンに噛合されているラ
ックを介して懸垂ロッドが昇降され、また、旋回テーブ
ルを駆動して回転すると、懸垂ロッドのキー溝に嵌挿さ
れているキー部材により前記旋回テーブルの回転に追従
して懸垂ロッドが共回りされる。
【0012】また、前記カッタには、上下方向に向け回
転するローラカッタを採用することが好ましく、このよ
うにすれば、各カッタアームを進退動させるだけでマン
ホール内壁の上側部分における傾斜面に対しても容易に
切削作業を行うことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施する形態の一例
を図面を参照しつつ説明する。
【0014】図1〜図6は本発明の一形態例を示すもの
で、図中1はマンホール、2は地面に開口したマンホー
ル口、3はマンホール内壁を示し、前記マンホール口2
には、下部開口の中空構造とした支持フレーム4が設置
されており、該支持フレーム4内には、前記マンホール
内壁3の切削作業を行う為のカッタユニット5が収容さ
れるようになっている。
【0015】図1及び図2に示す如く、前記支持フレー
ム4の上部には、中心部に下方向きに延びるボス部6を
備えた旋回テーブル7が、軸受8を介しマンホール口2
の軸線Aを中心として回転自在に設けられており、この
旋回テーブル7は、その外周部のギヤ歯9に噛合されて
いるピニオン10を支持フレーム4側の旋回モータ11
で駆動することにより旋回作動されるようになってい
る。
【0016】更に、前記旋回テーブル7のボス部6に
は、上下方向に延びる懸垂ロッド12が昇降自在に嵌挿
されており、該懸垂ロッド12の下端部に、前記カッタ
ユニット5が装着されるようになっている。
【0017】ここで、特に図3に詳細を示す如く、前記
懸垂ロッド12の円周方向適宜位置には、上下方向に延
びるキー溝13が凹設されており、該キー溝13の最深
部には、上下方向に連続するラック14が刻設され、該
ラック14に対しては、旋回テーブル7側に固定された
昇降モータ15により上下方向に向け回転されるピニオ
ン16が噛合されており、該ピニオン16を駆動するこ
とにより前記懸垂ロッド12が昇降作動されるようにな
っている。
【0018】また、図1及び図4に示す如く、前記ピニ
オン16が配置されている位置の直下には、旋回テーブ
ル7側に固定されたキー部材17が配置され、該キー部
材17の先端部が、前記キー溝13の浅い部分に対し前
記懸垂ロッド12の昇降を許容し得るよう嵌挿されてお
り、前記懸垂ロッド12が旋回テーブル7の回転に従動
して共回りするよう係合されている。
【0019】尚、前記旋回テーブル7のボス部6の内周
面には、懸垂ロッド12が円滑に摺動されるようベアリ
ングブッシュ18を装着しておき、また、前記キー溝1
3の内側面及びキー部材17の先端部には、両者の摺動
抵抗が緩和されるようメタル材19,20を装着してお
くことが好ましい(図3及び図4参照)。
【0020】一方、図1及び図5に示す如く、前記懸垂
ロッド12の下端部に装着されているカッタユニット5
は、相反する水平方向に向け進退動する一対のカッタア
ーム21と、該各カッタアーム21のカッタ22が常に
同等の押付力でマンホール内壁3に押し付けられるよう
負荷同調するカッタ制御装置23とにより構成されてい
る。
【0021】図6に示す如く、前記各カッタアーム21
は、懸垂ロッド12の下端部に溶接等により取り付けら
れたアームホルダ24内に収納されており、該アームホ
ルダ24内において、前記カッタアーム21の基端部に
備えたベース部材25がガイドレール26に係合され且
つスクリューロッド27に螺着されており、該スクリュ
ーロッド27を前記アームホルダ24の基端部に装着し
た伸縮モータ28でギヤ29,30を介して駆動するこ
とにより前記カッタアーム21が進退動されるようにな
っている。
【0022】また、前記カッタアーム21の先端部に
は、カッタ駆動モータ31によりギヤ32,33を介し
て駆動されるカッタ22が装着されており、特に本形態
例においては、カッタ22として、上下方向に向け回転
するローラカッタが採用されている。
【0023】尚、図中34は前述したカッタユニット5
における各種の電気機器や図示しない防塵用散水器に対
して給電や給水を行う為のケーブル類、35は該ケーブ
ル類34をカッタユニット5の昇降に対応して巻き取っ
たり巻き出したりする為に旋回テーブル7上に配置され
たドラム、36は支持フレーム4上部に取り付けられた
カバーを示す。
【0024】而して、マンホール1内のマンホール内壁
3の劣化した表層部を切削する作業を行う際には、カッ
タユニット5を内部に収容した支持フレーム4をマンホ
ール口2に設置し、昇降モータ15でピニオン16を駆
動して懸垂ロッド12を下降させることによりカッタユ
ニット5をマンホール1内の下限位置まで下降する。
【0025】次いで、カッタユニット5の各カッタ22
をカッタ駆動モータ31で駆動すると共に、伸縮モータ
28でスクリューロッド27を駆動することによりカッ
タユニット5の各カッタアーム21を外側に進出させて
張り出し、各カッタ22をマンホール内壁3に押し付け
て該マンホール内壁3の劣化した表層部の切削作業を開
始する。
【0026】本形態例においては、カッタ22として上
下方向に向け回転するローラカッタを採用しているの
で、カッタユニット5を所定の旋回位置に保持したまま
カッタユニット5を上昇させてマンホール内壁3の表層
部を上方に向け切削し、前記所定の旋回位置での切削作
業が完了したら、各カッタアーム21を一旦退動させて
カッタ22をマンホール内壁3から離し、次いで、旋回
モータ11でピニオン10を駆動して旋回テーブル7を
回転することにより、該旋回テーブル7に係合されて共
回りする懸垂ロッド12を介しカッタユニット5をカッ
タ22の幅に見合う寸法分だけ旋回し、然る後に、各カ
ッタアーム21を再び進出させて張り出し、前記と同様
の切削作業を行い、これ以降は、各旋回位置での切削作
業が完了する毎に旋回して切削作業を再開するというサ
イクルを繰り返してマンホール内壁3の表層部を円周方
向に段階的に切削していく。
【0027】このとき、各カッタアーム21はカッタ制
御装置23により負荷同調されて各カッタ22が常に同
等の押付力でマンホール内壁3に押し付けられるので、
懸垂ロッド12がマンホール内壁3に対し偏心してしま
った場合やマンホール内壁3の真円度が低い場合、又は
マンホール内壁3に凹凸があるような場合であっても、
各カッタ22は夫々異なるストロークで進出して確実に
マンホール内壁3に当接し、且つ適正な押付力を維持さ
れて一方のカッタ22に過負荷がかかるような事態が回
避される。
【0028】また、各カッタアーム21に作用する反力
が常に同等に維持されて相殺されるので、懸垂ロッド1
2に対し横向きに曲げモーメントが作用することが回避
され、前記懸垂ロッド12の曲げ変形が防止される。
【0029】このようにして、マンホール内壁3の表層
部の切削作業が全て完了したら、各カッタアーム21を
退動させてカッタユニット5の内側に引き込み、懸垂ロ
ッド12を上昇させることによりカッタユニット5を上
昇し、該カッタユニット5をマンホール口2を通して支
持フレーム4内に収容する。
【0030】従って上記形態例によれば、マンホール内
壁3の劣化した表層部を切削する作業を作業員の手作業
によらず機械的に行うことができるので、作業員の負担
を大幅に軽減することができる。
【0031】更に、切削作業中において、カッタ制御装
置23により各カッタアーム21を負荷同調させて各カ
ッタ22を常に同等の押付力でマンホール内壁3に押し
付けることができるので、懸垂ロッド12がマンホール
内壁3に対し偏心してしまった場合やマンホール内壁3
の真円度が低い場合、又はマンホール内壁3に凹凸があ
るような場合であっても、各カッタ22を夫々異なるス
トロークで進出させて確実にマンホール内壁3に当接さ
せることができ、且つ各カッタ22の夫々に適正な押付
力を維持させて一方のカッタ22に過負荷がかかるよう
な事態を回避することができる。
【0032】また、各カッタアーム21に作用する反力
を常に同等に維持して相殺することができるので、懸垂
ロッド12に対し横向きに曲げモーメントが作用するこ
とを回避でき、前記懸垂ロッド12の曲げ変形を防止す
ることができる。
【0033】更に、カッタユニット5には、該カッタユ
ニット5をマンホール内壁3に対し同心状に位置決めす
るようなガイド機構を付属させる必要がなく、しかも、
カッタユニット5の昇降や旋回についての操作を支持フ
レーム4側で行うことができるので、狭いマンホール1
内に下降して切削作業を行わせなければならないカッタ
ユニット5を極めてコンパクトに構成することができ
る。
【0034】また、一般的にマンホール内壁3は、マン
ホール口2に近い上側部分において上向きに縮径するテ
ーパ形状となっているが、本形態例の如く、カッタ22
として上下方向に向け回転するローラカッタを採用すれ
ば、カッタユニット5を昇降しながら前記傾斜面に対応
するよう各カッタアーム21を進退動させるだけでマン
ホール内壁3の上側部分における傾斜面に対しても容易
に切削作業を行うことができる。
【0035】尚、本発明のマンホール内壁切削機は、上
述の形態例にのみ限定されるものではなく、例えばカッ
タを水平方向に向け回転するローラカッタとして、所定
の昇降位置に保持したままカッタユニットを旋回させて
マンホール内壁の全周を切削し、所定の昇降位置での切
削作業が完了する毎に昇降位置を変更して切削作業を再
開するというサイクルを繰り返してマンホール内壁の表
層部を上下方向に段階的に切削していくようにしても良
いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】上記した本発明のマンホール内壁切削機
によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0037】(I)マンホール内壁の劣化した表層部を
切削する作業を作業員の手作業によらず機械的に行うこ
とができるので、作業員の負担を大幅に軽減することが
できる。
【0038】(II)切削作業中において、カッタ制御
装置により各カッタアームを負荷同調させて各カッタを
常に同等の押付力でマンホール内壁に押し付けることが
できるので、懸垂ロッドがマンホール内壁に対し偏心し
てしまった場合やマンホール内壁の真円度が低い場合、
又はマンホール内壁に凹凸があるような場合であって
も、各カッタを夫々異なるストロークで進出させて確実
にマンホール内壁に当接させることができ、且つ適正な
押付力を維持されて一方のカッタに過負荷がかかるよう
な事態を回避することができる。
【0039】(III)各カッタアームに作用する反力
を常に同等に維持して相殺することができるので、懸垂
ロッドに対し横向きに曲げモーメントが作用することを
回避でき、前記懸垂ロッドの曲げ変形を防止することが
できる。
【0040】(IV)カッタユニットには、該カッタユ
ニットをマンホール内壁に対し同心状に位置決めするよ
うなガイド機構を付属させる必要がなく、しかも、カッ
タユニットの昇降や旋回についての操作を支持フレーム
側で行うことができるので、狭いマンホール内に下降し
て切削作業を行わせなければならないカッタユニットを
極めてコンパクトに構成することができる。
【0041】(V)カッタとして上下方向に向け回転す
るローラカッタを採用すれば、カッタユニットを昇降し
ながら前記傾斜面に対応するよう各カッタアームを進退
動させるだけでマンホール内壁の上側部分における傾斜
面に対しても容易に切削作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す縦断面図で
ある。
【図2】図1のII−II方向の矢視図である。
【図3】図1のラックに対するピニオンの噛合状態を示
す平面図である。
【図4】図1のキー溝に対するキー部材の嵌挿状態を示
す断面図である。
【図5】図1のV−V方向の矢視図である。
【図6】図1のカッタアームを退動した状態を示す横断
面図である。
【符号の説明】
2 マンホール口 3 マンホール内壁 4 支持フレーム 5 カッタユニット 7 旋回テーブル 12 懸垂ロッド 13 キー溝 14 ラック 16 ピニオン 17 キー部材 21 カッタアーム 22 カッタ 23 カッタ制御装置 A マンホール口の軸線
フロントページの続き (72)発明者 大岡 伸吉 東京都新宿区四谷1−23 東亜グラウト工 業株式会社内 (72)発明者 喜多島 恒 東京都新宿区四谷1−23 東亜グラウト工 業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール口に下部開口の中空構造とし
    た支持フレームを設置し、該支持フレーム内に収容して
    あるカッタユニットを下降して該カッタユニットにより
    マンホール内壁の切削作業を行うマンホール内壁切削機
    であって、 前記支持フレームの上部に、マンホール口の軸線を中心
    として回転する旋回テーブルを設け、該旋回テーブルの
    中心部に対し、上下方向に延びる懸垂ロッドを昇降可能
    に嵌装すると共に、前記旋回テーブルの回転に従動して
    共回りするよう係合し、 前記カッタユニットを、相反する水平方向に向けカッタ
    を進退動する一対のカッタアームと、該各カッタアーム
    のカッタが常に同等の押付力でマンホール内壁に押し付
    けられるよう負荷同調するカッタ制御装置とにより構成
    して前記懸垂ロッドの下端部に装着したことを特徴とす
    るマンホール内壁切削機。
  2. 【請求項2】 懸垂ロッドの円周方向適宜位置に、上下
    方向に延びるキー溝を凹設すると共に、該キー溝の最深
    部には、上下方向に連続するラックを刻設し、前記キー
    溝の浅い部分に対し、旋回テーブル側に固定したキー部
    材を前記懸垂ロッドの昇降を許容し得るよう嵌挿し、前
    記ラックに対しては、上下方向に向け回転し得るよう旋
    回テーブル側に設けられたピニオンを噛合したことを特
    徴とする請求項1に記載のマンホール内壁切削機。
  3. 【請求項3】 カッタが、上下方向に向け回転するロー
    ラカッタであることを特徴とする請求項1又は2に記載
    のマンホール内壁切削機。
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Cited By (4)

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