JPH106158A - 加工装置 - Google Patents
加工装置Info
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- JPH106158A JPH106158A JP16632596A JP16632596A JPH106158A JP H106158 A JPH106158 A JP H106158A JP 16632596 A JP16632596 A JP 16632596A JP 16632596 A JP16632596 A JP 16632596A JP H106158 A JPH106158 A JP H106158A
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- Japan
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- work
- work table
- axis direction
- pedestal
- guide
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ワーク加工の作業性を高める。
【解決手段】レール14,17上を案内されるワークテ
ーブル11の隣には受け台22が配設されている。ワー
クテーブル11に取り付けられたフック27は、受け台
22に取り付けられたガイドレール26に対してその長
手方向にスライド可能に係合している。受け台22上に
はフレックスケーブル28が移動テーブル16の移動方
向(Y軸方向)へ湾曲して反転する形状で載置されてい
る。ワークテーブル11に止着されたブラケット29の
先端部がフレックスケーブル28の上側の端部に止着さ
れている。フレックスケーブル28内には電線、圧縮空
気ホース等の線状の作動用伝達体34が収容されてい
る。
ーブル11の隣には受け台22が配設されている。ワー
クテーブル11に取り付けられたフック27は、受け台
22に取り付けられたガイドレール26に対してその長
手方向にスライド可能に係合している。受け台22上に
はフレックスケーブル28が移動テーブル16の移動方
向(Y軸方向)へ湾曲して反転する形状で載置されてい
る。ワークテーブル11に止着されたブラケット29の
先端部がフレックスケーブル28の上側の端部に止着さ
れている。フレックスケーブル28内には電線、圧縮空
気ホース等の線状の作動用伝達体34が収容されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークを置くワー
クテーブルを備え、ワークテーブルを搬出入方向へ移動
すると共に、搬出入方向に対して交差する方向へ移動す
る加工装置に関するものである。
クテーブルを備え、ワークテーブルを搬出入方向へ移動
すると共に、搬出入方向に対して交差する方向へ移動す
る加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の加工装置を示す。一対の
ワークテーブル11,12はフレーム13上のレール1
4に沿って移動する。この移動方向はワークWの搬出入
方向(以下、X軸方向という)である。レーザ加工具1
5は図示しないレーザ発振器から発せられたレーザ光線
によりワークWに所定の加工を行なう。レーザ加工具1
5の下方には移動テーブル16が前記X軸方向に対して
直交する方向(以下、Y軸方向という)へ移動可能にテ
ーブルガイド161上に支持されている。移動テーブル
16は図示しない駆動機構によって前記直交方向へ移動
配置される。移動テーブル16上にはレール17がレー
ル14と平行に配設されている。各ワークテーブル1
1,12は、レール14からレール17へ、及びレール
17からレール14へと往復移動配置される。ワークテ
ーブル11が移動テーブル16上に配置されると、レー
ザ加工具15のX軸方向への移動及び移動テーブル16
のY軸方向への移動の組合せによってワークWに対する
加工位置が決められ、レーザ加工具15による加工が行
われる。
ワークテーブル11,12はフレーム13上のレール1
4に沿って移動する。この移動方向はワークWの搬出入
方向(以下、X軸方向という)である。レーザ加工具1
5は図示しないレーザ発振器から発せられたレーザ光線
によりワークWに所定の加工を行なう。レーザ加工具1
5の下方には移動テーブル16が前記X軸方向に対して
直交する方向(以下、Y軸方向という)へ移動可能にテ
ーブルガイド161上に支持されている。移動テーブル
16は図示しない駆動機構によって前記直交方向へ移動
配置される。移動テーブル16上にはレール17がレー
ル14と平行に配設されている。各ワークテーブル1
1,12は、レール14からレール17へ、及びレール
17からレール14へと往復移動配置される。ワークテ
ーブル11が移動テーブル16上に配置されると、レー
ザ加工具15のX軸方向への移動及び移動テーブル16
のY軸方向への移動の組合せによってワークWに対する
加工位置が決められ、レーザ加工具15による加工が行
われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ワークテーブル11,
12には圧縮エアホースあるいは電線といった線状の作
動用伝達体が必要に応じて持ち込まれ、従来では図10
のように作動用伝達体18,19は上方から吊り下げて
ワークテーブル11,12側に接続されている。ワーク
テーブル11,12を迅速に移動して作業性を高めよう
とすると作動用伝達体18,19が大きく振れ、作動用
伝達体18,19がレーザ加工具15のレーザ照射領域
に入り込んだり、他の部材に干渉したりして損傷するお
それがある。即ち、上方から吊り下げられた作動用伝達
体18,19がレーザ加工具15によるワークWに対す
る加工の妨げとなる。
12には圧縮エアホースあるいは電線といった線状の作
動用伝達体が必要に応じて持ち込まれ、従来では図10
のように作動用伝達体18,19は上方から吊り下げて
ワークテーブル11,12側に接続されている。ワーク
テーブル11,12を迅速に移動して作業性を高めよう
とすると作動用伝達体18,19が大きく振れ、作動用
伝達体18,19がレーザ加工具15のレーザ照射領域
に入り込んだり、他の部材に干渉したりして損傷するお
それがある。即ち、上方から吊り下げられた作動用伝達
体18,19がレーザ加工具15によるワークWに対す
る加工の妨げとなる。
【0004】本発明は、ワーク加工の作業性を高めるこ
とを目的とする。
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明では、ワークの搬出入方向(X軸方向)へ移動可能な
受け台と、受け台とワークテーブルとに接続されて受け
台からワークテーブルに至る線状の作動用伝達体を案内
し、かつ前記X軸方向と交差する方向(Y軸方向)への
ワークテーブルの移動に応じて作動用伝達体に対する案
内経路を変える経路案内手段と、ワークテーブルを前記
交差方向(Y軸方向)へ移動可能に受け台とワークテー
ブルとを連結する連結手段とを備えた加工装置を構成し
た。
明では、ワークの搬出入方向(X軸方向)へ移動可能な
受け台と、受け台とワークテーブルとに接続されて受け
台からワークテーブルに至る線状の作動用伝達体を案内
し、かつ前記X軸方向と交差する方向(Y軸方向)への
ワークテーブルの移動に応じて作動用伝達体に対する案
内経路を変える経路案内手段と、ワークテーブルを前記
交差方向(Y軸方向)へ移動可能に受け台とワークテー
ブルとを連結する連結手段とを備えた加工装置を構成し
た。
【0006】ワークテーブルが搬出入方向へ移動すると
きには、連結手段を介してワークテーブルに連結された
受け台が一緒に移動する。ワークテーブルがX軸方向と
交差するY軸方向へ移動するときには、連結手段は受け
台を移動することなくワークテーブルのみをY軸方向へ
移動することを許容する。作動用伝達体は、ワークテー
ブルのY軸方向への移動に伴って変化する案内経路に沿
って案内される。一定した経路変化を示す案内経路を適
正選択することにより作動用伝達体が加工作業の妨げと
なることはない。
きには、連結手段を介してワークテーブルに連結された
受け台が一緒に移動する。ワークテーブルがX軸方向と
交差するY軸方向へ移動するときには、連結手段は受け
台を移動することなくワークテーブルのみをY軸方向へ
移動することを許容する。作動用伝達体は、ワークテー
ブルのY軸方向への移動に伴って変化する案内経路に沿
って案内される。一定した経路変化を示す案内経路を適
正選択することにより作動用伝達体が加工作業の妨げと
なることはない。
【0007】請求項2の発明では、経路案内手段として
Y軸方向へ湾曲して反転するフレックスケーブルを用
い、フレックスケーブル内で前記作動用伝達手段を案内
するようにした。
Y軸方向へ湾曲して反転するフレックスケーブルを用
い、フレックスケーブル内で前記作動用伝達手段を案内
するようにした。
【0008】フレックスケーブルによる案内経路は湾曲
反転形状であり、案内経路の湾曲反転形状がワークテー
ブルのY軸方向への移動に伴って変化する。フレックス
ケーブルは経路案内手段として好適である。
反転形状であり、案内経路の湾曲反転形状がワークテー
ブルのY軸方向への移動に伴って変化する。フレックス
ケーブルは経路案内手段として好適である。
【0009】請求項3の発明では、受け台とワークテー
ブルとの一方に取り付けられたガイドレールと、他方に
取り付けられてガイドレールに係合する係合体とから連
結手段を構成した。
ブルとの一方に取り付けられたガイドレールと、他方に
取り付けられてガイドレールに係合する係合体とから連
結手段を構成した。
【0010】ガイドレールはY軸方向に配設されてお
り、ワークテーブルがY軸方向へ移動するに伴って係合
体がガイドレールに沿って案内される。ワークテーブル
がX軸方向へ移動するときにはガイドレールと係合体と
が一緒に移動する。
り、ワークテーブルがY軸方向へ移動するに伴って係合
体がガイドレールに沿って案内される。ワークテーブル
がX軸方向へ移動するときにはガイドレールと係合体と
が一緒に移動する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。図10と
同じ構成部には同じ符号が付してある。
実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。図10と
同じ構成部には同じ符号が付してある。
【0012】図2に示すように移動テーブル16上には
クランプ装置19が取り付けられている。クランプ装置
19は移動テーブル16上に図示の場合にはワークテー
ブル11を固定する。図5(a)に示すようにワークテ
ーブル11は、荷重受承用カムフォロア20及び外れ防
止用カムフォロア21によってレール14,17上を案
内される。ワークテーブル12も同様の機構を備える。
クランプ装置19が取り付けられている。クランプ装置
19は移動テーブル16上に図示の場合にはワークテー
ブル11を固定する。図5(a)に示すようにワークテ
ーブル11は、荷重受承用カムフォロア20及び外れ防
止用カムフォロア21によってレール14,17上を案
内される。ワークテーブル12も同様の機構を備える。
【0013】各ワークテーブル11,12の隣には受け
台22,23が配設されている。両受け台22,23は
ワークテーブル11,12の間にある。図5(b)に示
すように受け台22は荷重受承用カムフォロア24及び
外れ防止用カムフォロア25によってレール14,17
上を案内される。受け台23も同様の機構を備えてい
る。受け台22,23上にはガイドレール26がX軸方
向に対して直交するY軸方向に配設されており、ワーク
テーブル11,12にはフック27が取り付けられてい
る。フック27はガイドレール26に対してY軸方向に
スライド可能に係合している。受け台22,23上には
フレックスケーブル28がX軸方向に対して直交するY
軸方向へ湾曲して反転する形状で載置されている。フレ
ックスケーブル28の下側の端部は受け台22,23の
前端側に止着されている。ワークテーブル11,12に
はブラケット29が止着されており、その先端部がフレ
ックスケーブル28の上側の端部に止着されている。
台22,23が配設されている。両受け台22,23は
ワークテーブル11,12の間にある。図5(b)に示
すように受け台22は荷重受承用カムフォロア24及び
外れ防止用カムフォロア25によってレール14,17
上を案内される。受け台23も同様の機構を備えてい
る。受け台22,23上にはガイドレール26がX軸方
向に対して直交するY軸方向に配設されており、ワーク
テーブル11,12にはフック27が取り付けられてい
る。フック27はガイドレール26に対してY軸方向に
スライド可能に係合している。受け台22,23上には
フレックスケーブル28がX軸方向に対して直交するY
軸方向へ湾曲して反転する形状で載置されている。フレ
ックスケーブル28の下側の端部は受け台22,23の
前端側に止着されている。ワークテーブル11,12に
はブラケット29が止着されており、その先端部がフレ
ックスケーブル28の上側の端部に止着されている。
【0014】図1に示すように、フレーム13の前面に
は支持枠30,31がX軸方向に配設されており、支持
枠30,31上にはフレックスケーブル32,33が載
置されている。フレックスケーブル32,33の下側の
端部は支持枠30,31に止着されており、フレックス
ケーブル32,33の上側の端部は受け台22,23に
止着されている。フレックスケーブル32,33内には
電線、圧縮空気ホース等の線状の作動用伝達体34が収
容されている。作動用伝達体34はフレックスケーブル
32,33を経由してフレックスケーブル28内を通
る。作動用伝達体34はフレックスケーブル28及びブ
ラケット29を経由してワークテーブル11,12側に
接続されている。
は支持枠30,31がX軸方向に配設されており、支持
枠30,31上にはフレックスケーブル32,33が載
置されている。フレックスケーブル32,33の下側の
端部は支持枠30,31に止着されており、フレックス
ケーブル32,33の上側の端部は受け台22,23に
止着されている。フレックスケーブル32,33内には
電線、圧縮空気ホース等の線状の作動用伝達体34が収
容されている。作動用伝達体34はフレックスケーブル
32,33を経由してフレックスケーブル28内を通
る。作動用伝達体34はフレックスケーブル28及びブ
ラケット29を経由してワークテーブル11,12側に
接続されている。
【0015】図1に示すようにフレーム13にはモータ
35及びスプロケット36が配設されている。モータ3
5の駆動スプロケット351とスプロケット36との間
には無端状のチェーン37が掛け渡されており、チェー
ン37はワークテーブル11,12に係脱可能に結合さ
れている。モータ35の正逆作動によりワークテーブル
11,12がレール14,17上を移動し、受け台2
2,23はワークテーブル11,12と一緒にX軸方向
に動く。ワークテーブル11,12の一方が移動テーブ
ル16上に配置されると、他方がワーク搬出入位置P1
又はP2に配置される。図示の場合にはワークテーブル
12上には未加工のワークW2が載せられており、ワー
クテーブル11上にはこれから加工されるワークW2が
載せられている。
35及びスプロケット36が配設されている。モータ3
5の駆動スプロケット351とスプロケット36との間
には無端状のチェーン37が掛け渡されており、チェー
ン37はワークテーブル11,12に係脱可能に結合さ
れている。モータ35の正逆作動によりワークテーブル
11,12がレール14,17上を移動し、受け台2
2,23はワークテーブル11,12と一緒にX軸方向
に動く。ワークテーブル11,12の一方が移動テーブ
ル16上に配置されると、他方がワーク搬出入位置P1
又はP2に配置される。図示の場合にはワークテーブル
12上には未加工のワークW2が載せられており、ワー
クテーブル11上にはこれから加工されるワークW2が
載せられている。
【0016】図3の移動テーブル16が図4に示すよう
にX軸方向と直交するY軸方向に移動すると、移動テー
ブル16上のワークテーブル11も移動テーブル16と
一緒に移動する。この移動に伴ってフレックスケーブル
28の湾曲反転形状が変化するが、受け台22は移動し
ない。その後、レーザ加工具15は移動テーブル16上
のワークテーブル上のワークW1に対して所定の加工を
行なう。
にX軸方向と直交するY軸方向に移動すると、移動テー
ブル16上のワークテーブル11も移動テーブル16と
一緒に移動する。この移動に伴ってフレックスケーブル
28の湾曲反転形状が変化するが、受け台22は移動し
ない。その後、レーザ加工具15は移動テーブル16上
のワークテーブル上のワークW1に対して所定の加工を
行なう。
【0017】第1の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (1-1)ワークテーブル11,12がX軸方向へ移動す
るときには、連結手段を構成するガイドレール26及び
フック27を介してワークテーブル11,12に連結さ
れた受け台22,23が一緒に移動する。ワークテーブ
ル11,12がX軸方向と直交状態で交差するY軸方向
へ移動するときには、係合体となるフック27及びガイ
ドレール26からなる連結手段は、受け台22,23を
移動することなくワークテーブル11,12のみをX軸
方向(即ち、移動テーブル16の移動方向)へ移動する
ことを許容する。作動用伝達体34は、ワークテーブル
11,12のY軸方向への移動に伴って変化するフレッ
クスケーブル28内の案内経路に沿って案内される。フ
レックスケーブル28内の案内経路の経路変化は一定で
あり、このような案内経路を案内される作動用伝達体3
4がレーザ加工具15の加工作業の妨げとなることはな
い。 (1-2)経路案内手段となるフレックスケーブル28に
よる案内経路は湾曲反転形状であり、案内経路の湾曲反
転形状がワークテーブル11,12のY軸方向への移動
に伴って円滑に変化する。円滑に湾曲変形するフレック
スケーブル28は経路案内手段として好適である。 (1-3)ガイドレール26及びフック27からなる連結
手段は、受け台22,23を停止したままX軸方向に直
交するY軸方向へのワークテーブル11,12の移動を
許容する。ガイドレール26及びフック27は、受け台
22,23に対してワークテーブル11,12を相対的
にY軸方向に案内する連結手段として最も簡素である。
る。 (1-1)ワークテーブル11,12がX軸方向へ移動す
るときには、連結手段を構成するガイドレール26及び
フック27を介してワークテーブル11,12に連結さ
れた受け台22,23が一緒に移動する。ワークテーブ
ル11,12がX軸方向と直交状態で交差するY軸方向
へ移動するときには、係合体となるフック27及びガイ
ドレール26からなる連結手段は、受け台22,23を
移動することなくワークテーブル11,12のみをX軸
方向(即ち、移動テーブル16の移動方向)へ移動する
ことを許容する。作動用伝達体34は、ワークテーブル
11,12のY軸方向への移動に伴って変化するフレッ
クスケーブル28内の案内経路に沿って案内される。フ
レックスケーブル28内の案内経路の経路変化は一定で
あり、このような案内経路を案内される作動用伝達体3
4がレーザ加工具15の加工作業の妨げとなることはな
い。 (1-2)経路案内手段となるフレックスケーブル28に
よる案内経路は湾曲反転形状であり、案内経路の湾曲反
転形状がワークテーブル11,12のY軸方向への移動
に伴って円滑に変化する。円滑に湾曲変形するフレック
スケーブル28は経路案内手段として好適である。 (1-3)ガイドレール26及びフック27からなる連結
手段は、受け台22,23を停止したままX軸方向に直
交するY軸方向へのワークテーブル11,12の移動を
許容する。ガイドレール26及びフック27は、受け台
22,23に対してワークテーブル11,12を相対的
にY軸方向に案内する連結手段として最も簡素である。
【0018】次に、図6及び図7の第2の実施の形態を
説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号
が付してある。この実施の形態では、板ばねを螺旋状に
巻き回して構成したフレックスカバー38が経路案内手
段として用いられている。フレックスカバー38は、受
け台22,23上に止着された基板39と、受け台2
2,23に止着された支持ブラケット40と基板39と
に架設されたガイドロッド41と、ガイドロッド41に
スライド可能に支持されたスライダ42と、基板39と
スライダ42との間に介在された板ばね381とからな
る。スライダ42にはブラケット29が連結されてお
り、作動用伝達体34はガイドロッド41に螺旋状に巻
き回されている。ワークテーブル11,12が搬出入方
向へ移動すると、スライダ42がガイドロッド41上を
移動し、フレックスカバー38内の作動用伝達体34が
伸縮する。
説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号
が付してある。この実施の形態では、板ばねを螺旋状に
巻き回して構成したフレックスカバー38が経路案内手
段として用いられている。フレックスカバー38は、受
け台22,23上に止着された基板39と、受け台2
2,23に止着された支持ブラケット40と基板39と
に架設されたガイドロッド41と、ガイドロッド41に
スライド可能に支持されたスライダ42と、基板39と
スライダ42との間に介在された板ばね381とからな
る。スライダ42にはブラケット29が連結されてお
り、作動用伝達体34はガイドロッド41に螺旋状に巻
き回されている。ワークテーブル11,12が搬出入方
向へ移動すると、スライダ42がガイドロッド41上を
移動し、フレックスカバー38内の作動用伝達体34が
伸縮する。
【0019】第2の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (2-1)フレックスカバー38内の案内経路の変化はX
軸方向に交差するY軸方向の伸縮変化のみである。この
ような案内経路を案内される作動用伝達体34がレーザ
加工具15の加工作業の妨げとなることはない。 (2-2)経路案内手段となるフレックスカバー38によ
る案内経路は直線形状であり、案内経路の伸縮がワーク
テーブル11,12のY軸方向への移動に伴って円滑に
変化する。円滑に湾曲変形するフレックスカバー38は
経路案内手段として好適である。 (2-3)ガイドロッド41、スライダ42及びブラケッ
ト29が連結手段を構成するが、経路案内手段の一部を
構成するガイドロッド41及びスライダ42が連結手段
の一部にもなる構成は、装置構成の簡素化及びコスト低
減に寄与する。
る。 (2-1)フレックスカバー38内の案内経路の変化はX
軸方向に交差するY軸方向の伸縮変化のみである。この
ような案内経路を案内される作動用伝達体34がレーザ
加工具15の加工作業の妨げとなることはない。 (2-2)経路案内手段となるフレックスカバー38によ
る案内経路は直線形状であり、案内経路の伸縮がワーク
テーブル11,12のY軸方向への移動に伴って円滑に
変化する。円滑に湾曲変形するフレックスカバー38は
経路案内手段として好適である。 (2-3)ガイドロッド41、スライダ42及びブラケッ
ト29が連結手段を構成するが、経路案内手段の一部を
構成するガイドロッド41及びスライダ42が連結手段
の一部にもなる構成は、装置構成の簡素化及びコスト低
減に寄与する。
【0020】次に、図8の第3の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、受け台22,23がワー
クテーブル11,12の間とは反対側に配設されてい
る。この実施の形態においても第1の実施の形態と同じ
効果が得られる。
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、受け台22,23がワー
クテーブル11,12の間とは反対側に配設されてい
る。この実施の形態においても第1の実施の形態と同じ
効果が得られる。
【0021】次に、図9の第4の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、一対のワークテーブル1
1,12が1つの受け台43に連結されている。受け台
43には一対のフレックスカバー28が載置されてい
る。
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、一対のワークテーブル1
1,12が1つの受け台43に連結されている。受け台
43には一対のフレックスカバー28が載置されてい
る。
【0022】この実施の形態では2つのワークテーブル
11,12に作動用伝達体34を接続するための2つの
フレックスカバー38を支持する受け台が1つで済み、
コスト的に有利である。
11,12に作動用伝達体34を接続するための2つの
フレックスカバー38を支持する受け台が1つで済み、
コスト的に有利である。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、ワーク
の搬出入方向(X軸方向)と交差する方向(Y軸方向)
へワークテーブルを移動可能に受け台をワークテーブル
に連結し、かつワークテーブルの前記交差方向(Y軸方
向)への移動に応じて作動用伝達体に対する案内経路を
変える経路案内手段によって受け台からワークテーブル
に至る線状の作動用伝達体を案内するようにしたので、
ワーク加工の作業性を高め得るという優れた効果を奏す
る。
の搬出入方向(X軸方向)と交差する方向(Y軸方向)
へワークテーブルを移動可能に受け台をワークテーブル
に連結し、かつワークテーブルの前記交差方向(Y軸方
向)への移動に応じて作動用伝達体に対する案内経路を
変える経路案内手段によって受け台からワークテーブル
に至る線状の作動用伝達体を案内するようにしたので、
ワーク加工の作業性を高め得るという優れた効果を奏す
る。
【図1】第1の実施の形態を示す全体正面図。
【図2】全体平面図。
【図3】要部斜視図。
【図4】要部斜視図。
【図5】(a)はワークテーブルの側面図。(b)は受
け台の側面図。
け台の側面図。
【図6】第2の実施の形態を示す要部平断面図。
【図7】要部平断面図。
【図8】第3の実施の形態を示す全体平面図。
【図9】第4の実施の形態を示す全体平面図。
【図10】従来装置を示す全体正面図。
11,12…ワークテーブル、22,23…受け台、2
6…連結手段を構成するガイドレール、27…連結手段
を構成するフック、28…経路案内手段となるフレック
スケーブル、34…作動用伝達体、38…経路案内手段
となるフレックスカバー、43…受け台。
6…連結手段を構成するガイドレール、27…連結手段
を構成するフック、28…経路案内手段となるフレック
スケーブル、34…作動用伝達体、38…経路案内手段
となるフレックスカバー、43…受け台。
Claims (3)
- 【請求項1】ワークを置くワークテーブルを備え、ワー
クテーブルをワークの搬出入方向へ移動すると共に、搬
出入方向に対して交差する方向へ移動する加工装置にお
いて、 前記搬出入方向へ移動可能な受け台と、 前記受け台とワークテーブルとに接続され、受け台から
ワークテーブルに至る線状の作動用伝達体を案内し、か
つワークテーブルの前記交差方向への移動に応じて作動
用伝達体に対する案内経路を変える経路案内手段と、 ワ−クテーブルを前記交差方向へ移動可能に受け台とワ
ークテーブルとを連結する連結手段とを備えた加工装
置。 - 【請求項2】経路案内手段は、前記交差方向へ湾曲して
反転するフレックスケーブルであり、前記作動用伝達手
段はフレックスケーブル内を案内される請求項1に記載
の加工装置。 - 【請求項3】連結手段は、受け台とワークテーブルとの
一方に取り付けられたガイドレールと、他方に取り付け
られてガイドレールに係合する係合体とからなる請求項
1及び請求項2のいずれかに記載の加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16632596A JPH106158A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16632596A JPH106158A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH106158A true JPH106158A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15829273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16632596A Pending JPH106158A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH106158A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101025811B1 (ko) | 2004-11-23 | 2011-04-04 | 주식회사 케이씨텍 | 기판 세정 장치 |
CN104440322A (zh) * | 2014-12-15 | 2015-03-25 | 遵义金惠机械制造有限责任公司 | 回转式气压夹具 |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP16632596A patent/JPH106158A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101025811B1 (ko) | 2004-11-23 | 2011-04-04 | 주식회사 케이씨텍 | 기판 세정 장치 |
CN104440322A (zh) * | 2014-12-15 | 2015-03-25 | 遵义金惠机械制造有限责任公司 | 回转式气压夹具 |
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