JPH1061421A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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JPH1061421A
JPH1061421A JP8219872A JP21987296A JPH1061421A JP H1061421 A JPH1061421 A JP H1061421A JP 8219872 A JP8219872 A JP 8219872A JP 21987296 A JP21987296 A JP 21987296A JP H1061421 A JPH1061421 A JP H1061421A
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valve
armature
opening
engine
closing
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Yasuo Shimizu
康雄 清水
Mitsuhito Yamazaki
光仁 山崎
Kenji Hirose
謙治 広瀬
Atsushi Umemoto
篤 梅本
Koichi Ikoma
浩一 生駒
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L9/00Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically
    • F01L9/20Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by electric means

Abstract

(57)【要約】 【課題】アーマチュアを吸引して機関弁を作動せしめる
電磁力を発揮する開弁側および閉弁側電磁石と、両電磁
石の消勢時にはアーマチュアを所定の中立位置に保持す
る開弁側および閉弁側弾発手段とを備える内燃機関の動
弁装置において、両電磁石の電磁吸引力をより増大する
ことを可能とし、機関性能の向上を図る。 【解決手段】アーマチュア12に対向する側が開放され
るとともにアーマチュア12とは反対側が相互に磁気的
に結合されて二重の筒状に配置されるインナーヨーク4
4,47およびアウターヨーク45,48間に、それら
のヨーク44,45;47,48の少なくとも一方から
アーマチュア12側に突出するようにしてコイル46,
49が挿入され、アーマチュア12の両電磁石13,1
4に対向する面に、コイル46,49の前記ヨークから
の突出部を収容可能な環状収容部42,43がそれぞれ
設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の動弁装
置に関し、特に、機関弁に連動、連結されるアーマチュ
アと、該アーマチュアを吸引して機関弁を開弁作動せし
める電磁力を発揮する開弁側電磁石と、前記アーマチュ
アを吸引して機関弁を閉弁作動せしめる電磁力を発揮す
る閉弁側電磁石と、前記機関弁を開弁方向に付勢する弾
発力を発揮する開弁側弾発手段と、前記機関弁を閉弁方
向に付勢する弾発力を発揮するとともに開弁側および閉
弁側電磁石の消勢時には開弁側弾発手段と共働してアー
マチュアを所定の中立位置に保持する閉弁側弾発手段と
を備える内燃機関の動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる動弁装置は、たとえばPC
T国際公開公報WO95/00959等により既に知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような動弁装置で
は、両電磁石の非通電状態では機関弁が中立位置に在
り、開弁側電磁石への通電によりアーマチュアを開弁側
電磁石に吸引させて機関弁を開弁作動せしめ、閉弁側電
磁石への通電によりアーマチュアを閉弁側電磁石に吸引
させて機関弁を閉弁作動せしめるのであるが、機関性能
の向上を図るためには、アーマチュアと、開弁側および
閉弁側電磁石との間で効率的な磁気回路を構成し、開弁
側および閉弁側電磁石による電磁吸引力をより増大する
ことが望ましい。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、両電磁石の電磁吸引力をより増大することを
可能とし、機関性能の向上を図り得るようにした内燃機
関の動弁装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、開弁側および閉弁側
電磁石は、アーマチュアに対向する側が開放されるとと
もにアーマチュアとは反対側が相互に磁気的に結合され
て二重の筒状に配置されるインナーヨークおよびアウタ
ーヨーク間に、それらのヨークの少なくとも一方からア
ーマチュア側に突出するようにしてコイルが挿入されて
成り、アーマチュアの両電磁石に対向する面には、コイ
ルの前記ヨークからの突出部を収容可能な環状収容部が
それぞれ設けられる。これにより、各電磁石にアーマチ
ュアが吸引されたときに各コイルの一部がアーマチュア
の環状収容部に収容されることになり、コイルの側面で
磁界が最も高くなる現象を有効に活用してアーマチュア
および両ヨーク間の磁束増大を図り、両電磁石の電磁吸
引力を増大することが可能となる。
【0006】また請求項2記載の発明によれば、開弁側
および閉弁側電磁石は、アーマチュアに対向する側が開
放されるとともにアーマチュアとは反対側が相互に磁気
的に結合されて二重の筒状に配置されるインナーヨーク
およびアウターヨーク間に、コイルが挿入されて成り、
インナーヨークに対するアウターヨークの磁路面積比が
1.0〜1.4に設定される。このようにインナーヨー
クおよびアウターヨークの磁路面積比が定められること
により、両電磁石での吸引力増大が可能となる。
【0007】さらに請求項3記載の発明によれば、開弁
側および閉弁側電磁石の周辺に配置される部材のうち少
なくとも機関弁が非磁性軽量材料で形成され、非磁性軽
量材料により形成された部材の他の部材との接触部に表
面硬化処理が施される。前記非磁性軽量材料として、チ
タン合金、アルミニウム合金およびセラミックス等が用
いられ、両電磁石からの磁束の漏れを低減して、両電磁
石の電磁吸引力増大に寄与することができるとともに、
少なくとも機関弁を軽量化することにより電磁吸引力の
増大と相まって機関弁を効率的に作動せしめることがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0009】図1ないし図5は本発明の第1実施例を示
すものであり、図1は機関弁が中立位置に在る状態での
動弁装置の縦断面図、図2は電磁石の横断面図、図3は
機関弁の側面図、図4はヨークからのコイル突出量によ
る吸引力の変化を示す図、図5は磁路面積比による吸引
力の変化を示す図である。
【0010】先ず図1において、この内燃機関のシリン
ダヘッド5には、吸気弁あるいは排気弁である機関弁V
が配設され、該機関弁Vは、弁口6aを形成してシリン
ダヘッド5に設けられた弁座部材6に着座可能な弁体部
7と、該弁体部7に一体に連設されるステム8とから成
り、ステム8はガイド筒9内に摺動自在に嵌合される。
このガイド筒9は、半径外方に張出すフランジ部9aを
上端に備えるものであり、フランジ部9aをシリンダヘ
ッド5の上面に係合せしめるまでシリンダヘッド5に圧
入されることにより、シリンダヘッド5に固定される。
【0011】シリンダヘッド5には動弁装置10が配設
されており、該動弁装置10が、機関弁Vにおけるステ
ム8の上端に連結される。
【0012】この動弁装置10は、シリンダヘッド5上
に分離可能に結合されるケーシング11と、該ケーシン
グ11内に移動可能に収納されて機関弁Vのステム8に
連動、連結されるアーマチュア12と、該アーマチュア
12を吸引して機関弁Vを開弁作動せしめる電磁力を発
揮すべくアーマチュア12の下面に対向する位置でケー
シング11内に配置される開弁側電磁石13と、前記ア
ーマチュア12を吸引して機関弁Vを閉弁作動せしめる
電磁力を発揮すべくアーマチュア12の上面に対向する
位置でケーシング11内に配置される閉弁側電磁石14
と、機関弁Vを開弁方向に付勢する弾発力を発揮する開
弁側弾発手段としての開弁側コイルばね15と、機関弁
Vを閉弁方向に付勢する弾発力を発揮するとともに開弁
側および閉弁側電磁石13,14の消勢時には開弁側コ
イルばね15と共働してアーマチュア12を所定の中立
位置に保持する閉弁側弾発手段としての閉弁側コイルば
ね16とを備える。
【0013】ケーシング11は、機関弁Vのステム8と
同軸に延びて上端を開放した収納孔19を形成するケー
シング主体17と、該ケーシング主体17の上面に固定
される蓋板18とから成り、蓋板18は、収納孔19の
上端を閉じるようにしてケーシング主体17の上面に、
複数のボルト20,20…によって締結される。
【0014】またケーシング主体17の外周部の下部に
は、上下に延びる複数の支持部21,21…が一体に設
けられており、これらの支持部21,21…には、締結
ボルト22,22…がそれぞれ挿通され、各締結ボルト
22,22…がシリンダヘッド5に螺合されることによ
り、ケーシング11がシリンダヘッド5の上面に締結さ
れる。
【0015】ケーシング11における下端部すなわちケ
ーシング主体17の下端部には、収納孔19の内面から
半径方向内方に張出す支持鍔24が一体に設けられてお
り、この支持鍔24の内周に設けられた雌ねじ27に、
機関弁Vのステム8と同軸方向に進退可能として支持筒
25が螺合される。また支持筒25には、支持鍔24の
下面に係合する止めナット28が螺合されており、支持
筒25の支持鍔24への螺合と、支持筒25への止めナ
ット28の螺合とによるダブルナット構造により、支持
筒25をステム8と同軸方向に進退可能として支持鍔2
4すなわちケーシング11の下端部に強固に固定するこ
とができる。
【0016】一方、ケーシング11の上端部すなわち蓋
板18には、ステム8と同軸である支持孔29を形成す
る円筒部30が上方に突出するようにして一体に設けら
れており、ステム8の軸方向に沿う移動を可能として筒
状の調整部材31が支持孔29に摺動自在に嵌合され、
該調整部材31には、その上下方向全長にわたる貫通孔
32が穿設される。
【0017】円筒部30には、調整部材31の上端を閉
塞端に当接させるようにして袋ナット34が螺合され、
該袋ナット34の進退位置を規制するようにして円筒部
30に止めナット35が螺合される。すなわち袋ナット
34および止めナット35でダブルナット構造が構成さ
れるものであり、袋ナット34の進退位置を調整するこ
とにより、調整部材31の軸方向外方側への移動端を調
整可能として強固に規制することができる。また袋ナッ
ト34の閉塞端には、調整部材31の貫通孔32に同軸
に連なる孔36が設けられる。
【0018】機関弁Vにおけるステム8の上部は、支持
筒25を同軸に貫通するようにして下方からケーシング
主体17に挿入されるものであり、ステム8の上端部に
は、アーマチュア12が固定される。すなわちアーマチ
ュア12は円盤状に形成されており、該アーマチュア1
2の中心部を貫通するステム8の上端部が、上下一対の
リング37,38に圧入され、両リング37,38でア
ーマチュア12の中心部が挟持される。
【0019】シリンダヘッド5の上面には、ガイド筒9
の上端のフランジ部9aを覆うようにしてキャップ状の
受け部材39が当接されており、該受け部材39を軸方
向移動自在に貫通するステム8を囲繞する閉弁側コイル
ばね16がリング38および受け部材39間に設けら
れ、この閉弁側コイルばね16のばね力によりステム8
すなわち機関弁Vが閉弁方向に弾発付勢される。しかも
受け部材39内には、ステム8の外面に摺接するリング
状のシール部材40が保持される。またリング37およ
び調整部材31間に開弁側コイルばね15が設けられ、
この開弁側コイルばね15のばね力により、アーマチュ
ア12は、下方すなわち機関弁Vの開弁方向に弾発付勢
される。
【0020】図2を併せて参照して、開弁側電磁石13
は、アーマチュア12の下面に対向するようにして収納
孔19内の下部に固定的に配設されるものであり、ステ
ム8および閉弁側コイルばね16を同軸に囲繞する円筒
状のインナーヨーク44と、該インナーヨーク44を同
軸に囲繞して収納孔19に嵌合される円筒状のアウター
ヨーク45と、合成樹脂から成るボビンにコイルが巻装
されて成るとともにインナーヨーク44およびアウター
ヨーク45間に嵌入されるリング状のコイル46とから
成る。インナーヨーク45の下端部には、半径方向外方
に張出したフランジ部44aが一体に設けられており、
このフランジ部44aの外縁部がアウターヨーク45の
下端に係合される。すなわち開弁側電磁石13は、アー
マチュア12に対向する側が開放されるとともにアーマ
チュア12とは反対側が相互に磁気的に結合されて二重
の筒状に配置されるインナーヨーク44およびアウター
ヨーク45間にコイル46が挿入されて成り、コイル4
6は、両ヨーク44,45からアーマチュア12側に突
出量Lだけ突出せしめられる。またアーマチュア12の
開弁側電磁石13に対向する面には、コイル46の両ヨ
ーク44,45からの突出部を収容可能な溝状の環状収
容部42が設けられる。
【0021】閉弁側電磁石14は、アーマチュア12の
上面に対向するようにして収納孔19内の上部に固定的
に配設されるものであり、調整部材31および開弁側コ
イルばね15を同軸に囲繞する円筒状のインナーヨーク
47と、該インナーヨーク47を同軸に囲繞して収納孔
19に嵌合される円筒状のアウターヨーク48と、イン
ナーヨーク47およびアウターヨーク48間に嵌入され
るコイル49とから成る。インナーヨーク47の上端部
には、半径方向外方に張出したフランジ部47aが一体
に設けられており、このフランジ部47aの外縁部がア
ウターヨーク48の上端に係合される。すなわち閉弁側
電磁石14は、アーマチュア12に対向する側が開放さ
れるとともにアーマチュア12とは反対側が相互に磁気
的に結合されて二重の筒状に配置されるインナーヨーク
47およびアウターヨーク48間にコイル49が挿入さ
れて成り、コイル49は、両ヨーク47,48からアー
マチュア12側に突出量Lだけ突出せしめられる。また
アーマチュア12の閉弁側電磁石14に対向する面に
は、コイル49の両ヨーク47,48からの突出部を収
容可能な溝状の環状収容部43が設けられる。
【0022】しかも両電磁石13,14において、イン
ナーヨーク44,47に対するアウターヨーク45,4
8の磁路面積比、すなわちインナーヨーク44,47の
横断面積に対するアウターヨーク45,48の横断面積
の比は1.0〜1.4に設定される。
【0023】開弁側電磁石13のアウターヨーク45
と、閉弁側電磁石14のアウターヨーク48との間に
は、アーマチュア12を囲繞するリング状にして収納孔
19に嵌合されるスリーブ50が介在せしめられる。ま
た開弁側電磁石13におけるインナーヨーク44の下端
は、支持筒25の上端に当接、支持されており、閉弁側
電磁石14におけるインナーヨーク47の上端と、ケー
シング11における蓋板18との間にはシム51が介在
せしめられる。すなわち、スリーブ50を相互間に介在
せしめた開弁側および閉弁側電磁石13,14は、ケー
シング11の上端部に配置されたシム51と支持筒25
の上端間に挟持されることにより、ケーシング11内に
固定される。
【0024】ケーシング主体17の下端部において、支
持鍔24に対応する部分にはグロメット52が嵌合され
ており、開弁側電磁石13におけるコイル46に連なる
一対のリード線53…が該グロメット52を貫通してケ
ーシング11の外方に引出される。また蓋板18には、
グロメット54が嵌合されており、閉弁側電磁石14に
おけるコイル49に連なる一対のリード線55…がグロ
メット54を貫通してケーシング11の外方に引き出さ
れる。
【0025】ところで、開弁側電磁石13および閉弁側
電磁石14の周辺に配置される部材、すなわち機関弁
V、開弁側コイルばね15、閉弁側コイルばね16、リ
ング37,38、調整部材31および受部材39等は、
非磁性軽量材料で形成される。この非磁性軽量材料とし
ては、チタン合金、アルミニウム合金およびセラミック
ス等が選択される。
【0026】また機関弁Vがセラミックスで形成される
場合には、表面硬化処理が施される必要はないものの、
チタン合金やアルミニウム合金で機関弁Vが形成される
場合には、弁座部材6との接触部ならびにガイド筒9と
の摺接部に表面硬化処理が施される。すなわち図2にお
いて、弁座部材6に接触する範囲Aで、機関弁Vにおけ
る弁体部7の表面には、該機関弁Vがチタン合金で形成
される場合には、クロム炭化物(Cr3 2 )の肉盛処
理が施され、機関弁Vがアルミニウム合金で形成される
場合には、鉄−クロム炭化物(Fe−Cr−C系材)の
溶射処理が施される。またガイド筒9に摺接する範囲B
で、機関弁Vにおけるステム8の表面には、該機関弁V
がチタン合金で形成される場合には、Moの溶射処理が
施され、機関弁Vがアルミニウム合金で形成される場合
には、Feのメッキ処理が施される。
【0027】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、開弁側および閉弁側電磁石13,14は、アーマ
チュア12に対向する側が開放されるとともにアーマチ
ュア12とは反対側が相互に磁気的に結合されて二重の
筒状に配置されるインナーヨーク44,47およびアウ
ターヨーク45,48間に、それらのヨーク44,4
5;47,48からアーマチュア12側に突出するよう
にしてコイル46,49が挿入されて成り、アーマチュ
ア12の両電磁石13,14に対向する面には、コイル
46,49の各ヨーク44,45;47,48からの突
出部を収容可能な環状収容部42,43がそれぞれ設け
られる。したがって、各電磁石13,14にアーマチュ
ア12が吸引されたときに各コイル46,49の一部が
アーマチュア12の環状収容部42,43に収容される
ことになる。
【0028】ところで、両電磁石13,14において磁
界が最も高くなるのは、コイル46,49の側面に対応
する部分であり、コイル46,49をヨーク44,4
5;47,48からアーマチュア12側に突出せしめ、
コイル46,49の各ヨーク44,45;47,48か
らの突出部がアーマチュア12の環状収容部42,43
にそれぞれ収容されることにより、アーマチュア12お
よび両ヨーク44,45;47,48間の磁束増大を図
ることができる。すなわち、図4で示すように、アーマ
チュア12側への両ヨーク44,45;47,48から
のコイル46,49の突出量が大となるにつれて、両電
磁石13,14の吸引力が増大することになる。
【0029】またインナーヨーク44,47に対するア
ウターヨーク45,48の磁路面積比に応じて、吸引力
は図5で示すように変化する。ここで、ATは、電流A
と、コイル巻数Tとの積で表わされる単位であり、前記
磁路面積比が、1.0〜1.4望ましくは1.2に設定
されることで、AT値が同一であっても各電磁石13,
14の吸引力を増大させ得ることが明らかである。
【0030】しかも、開弁側電磁石13および閉弁側電
磁石14の周辺に配置された機関弁V、開弁側コイルば
ね15、閉弁側コイルばね16、リング37,38、調
整部材31および受部材39等が、非磁性軽量材料で形
成されることにより、各電磁石13,14からの磁束の
漏れを極力低減するとともに可動部材である機関弁Vの
軽量化により、増大した吸引力の確保が可能となる。さ
らに機関弁Vにおいて、弁座部材6との接触部ならびに
ガイド筒9との摺接部には表面硬化処理が施されるの
で、非磁性軽量材料を用いているにもかかわらず、耐焼
付け性や耐摩耗性の向上を図ることができる。
【0031】図6は本発明の第2実施例を示すものであ
り、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号
を付す。
【0032】この動弁装置10′において、開弁側電磁
石13′は、インナーヨーク44と、該インナーヨーク
44よりもアーマチュア12′側に突出したアウターヨ
ーク45′との間に、インナーヨーク44よりもアーマ
チュア12′側に突出するようにしてコイル46が挿入
されて成り、また閉弁側電磁石14′は、インナーヨー
ク47と、該インナーヨーク47よりもアーマチュア1
2′側に突出したアウターヨーク48′との間に、イン
ナーヨーク47よりもアーマチュア12′側に突出する
ようにしてコイル49が挿入されて成る。
【0033】またアーマチュア12′には、コイル46
のインナーヨーク44からの突出部ならびにコイル49
のインナーヨーク47からの突出部を収容可能な環状収
容部42′,43′が、該アーマチュア12′の両面外
周部を薄肉とすることにより形成される。
【0034】さらに両電磁石13′,14′において、
インナーヨーク44,47に対するアウターヨーク4
5′,48′の磁路面積比は1.0〜1.4に設定され
る。
【0035】この第2実施例によっても、上記第1実施
例と同様の効果を奏することができる。
【0036】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、アーマチュアに対向する側が開放されるとともに
アーマチュアとは反対側が相互に磁気的に結合されて二
重の筒状に配置されるインナーヨークおよびアウターヨ
ーク間に、それらのヨークの少なくとも一方からアーマ
チュア側に突出するようにしてコイルが挿入され、アー
マチュアには、コイルの前記ヨークからの突出部を収容
可能な環状収容部がそれぞれ設けられることにより、各
コイルの一部をアーマチュアの環状収容部に収容させる
ようにし、コイルの側面で磁界が最も高くなる現象を有
効に活用してアーマチュアおよび両ヨーク間の磁束増大
を図り、両電磁石の電磁吸引力を増大することができ
る。
【0038】また請求項2記載の発明によれば、インナ
ーヨークに対するアウターヨークの磁路面積比が1.0
〜1.4に設定されることにより、両電磁石での吸引力
増大が可能となる。
【0039】さらに請求項3記載の発明によれば、開弁
側および閉弁側電磁石の周辺に配置される部材のうち少
なくとも機関弁が非磁性軽量材料で形成されることによ
り、、両電磁石からの磁束の漏れを低減して両電磁石の
電磁吸引力増大に寄与することができるとともに、少な
くとも機関弁を軽量化することにより電磁吸引力の増大
と相まって機関弁を効率的に作動せしめることができ、
さらに表面硬化処理が施されることにより、耐焼付け性
および耐摩耗性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例での機関弁が中立位置に在る状態で
の動弁装置の縦断面図である。
【図2】電磁石の横断面図である。
【図3】機関弁の側面図である。
【図4】ヨークからのコイル突出量による吸引力の変化
を示す図である。
【図5】磁路面積比による吸引力の変化を示す図であ
る。
【図6】第2実施例の図1に対応した縦断面図である。
【符号の説明】
10,10′・・・動弁装置 12,12′・・・アーマチュア 13,13′・・・開弁側電磁石 14,14 ′・・・閉弁側電磁石 15・・・開弁側弾発手段としての開弁側コイルばね 16・・・閉弁側弾発手段としての閉弁側コイルばね 42,42′,43,43′・・・環状収容部 44,47・・・インナーヨーク 45,45′,48,48′・・・アウターヨーク 46,49・・・コイル V・・・機関弁
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】図2を併せて参照して、開弁側電磁石13
は、アーマチュア12の下面に対向するようにして収納
孔19内の下部に固定的に配設されるものであり、ステ
ム8および閉弁側コイルばね16を同軸に囲繞する円筒
状のインナーヨーク44と、該インナーヨーク44を同
軸に囲繞して収納孔19に嵌合される円筒状のアウター
ヨーク45と、合成樹脂から成るボビンにコイルが巻装
されて成るとともにインナーヨーク44およびアウター
ヨーク45間に嵌入されるリング状のコイル46とから
成る。インナーヨーク4の下端部には、半径方向外方
に張出したフランジ部44aが一体に設けられており、
このフランジ部44aの外縁部がアウターヨーク45の
下端に係合される。すなわち開弁側電磁石13は、アー
マチュア12に対向する側が開放されるとともにアーマ
チュア12とは反対側が相互に磁気的に結合されて二重
の筒状に配置されるインナーヨーク44およびアウター
ヨーク45間にコイル46が挿入されて成り、コイル4
6は、両ヨーク44,45からアーマチュア12側に突
出量Lだけ突出せしめられる。またアーマチュア12の
開弁側電磁石13に対向する面には、コイル46の両ヨ
ーク44,45からの突出部を収容可能な溝状の環状収
容部42が設けられる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】また機関弁Vがセラミックスで形成される
場合には、表面硬化処理が施される必要はないものの、
チタン合金やアルミニウム合金で機関弁Vが形成される
場合には、弁座部材6との接触部ならびにガイド筒9と
の摺接部に表面硬化処理が施される。すなわち図にお
いて、弁座部材6に接触する範囲Aで、機関弁Vにおけ
る弁体部7の表面には、該機関弁Vがチタン合金で形成
される場合には、クロム炭化物(Cr3 2 )の肉盛処
理が施され、機関弁Vがアルミニウム合金で形成される
場合には、鉄−クロム炭化物(Fe−Cr−C系材)の
溶射処理が施される。またガイド筒9に摺接する範囲B
で、機関弁Vにおけるステム8の表面には、該機関弁V
がチタン合金で形成される場合には、Moの溶射処理が
施され、機関弁Vがアルミニウム合金で形成される場合
には、Feのメッキ処理が施される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅本 篤 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 生駒 浩一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関弁(V)に連動、連結されるアーマ
    チュア(12,12′)と、該アーマチュア(12,1
    2′)を吸引して機関弁(V)を開弁作動せしめる電磁
    力を発揮する開弁側電磁石(13,13′)と、前記ア
    ーマチュア(12,12′)を吸引して機関弁(V)を
    閉弁作動せしめる電磁力を発揮する閉弁側電磁石(1
    4,14′)と、前記機関弁(V)を開弁方向に付勢す
    る弾発力を発揮する開弁側弾発手段(15)と、前記機
    関弁(V)を閉弁方向に付勢する弾発力を発揮するとと
    もに開弁側および閉弁側電磁石(13,13′;14,
    14′)の消勢時には開弁側弾発手段(15)と共働し
    てアーマチュア(12,12′)を所定の中立位置に保
    持する閉弁側弾発手段(16)とを備える内燃機関の動
    弁装置において、開弁側および閉弁側電磁石(13,1
    3′;14,14′)は、アーマチュア(12,1
    2′)に対向する側が開放されるとともにアーマチュア
    (12,12′)とは反対側が相互に磁気的に結合され
    て二重の筒状に配置されるインナーヨーク(44,4
    7)およびアウターヨーク(45,45′;48,4
    8′)間に、それらのヨーク(44,45;44,4
    5′;47,48;47,48′)の少なくとも一方か
    らアーマチュア(12)側に突出するようにしてコイル
    (46,49)が挿入されて成り、アーマチュア(1
    2,12′)の両電磁石(13,13′;14,1
    4′)に対向する面には、コイル(46,49)の前記
    ヨークからの突出部を収容可能な環状収容部(42,4
    2′;43,43′)がそれぞれ設けられることを特徴
    とする内燃機関の動弁装置。
  2. 【請求項2】 機関弁(V)に連動、連結されるアーマ
    チュア(12,12′)と、該アーマチュア(12,1
    2′)を吸引して機関弁(V)を開弁作動せしめる電磁
    力を発揮する開弁側電磁石(13,13′)と、前記ア
    ーマチュア(12,12′)を吸引して機関弁(V)を
    閉弁作動せしめる電磁力を発揮する閉弁側電磁石(1
    4,14′)と、前記機関弁(V)を開弁方向に付勢す
    る弾発力を発揮する開弁側弾発手段(15)と、前記機
    関弁(V)を閉弁方向に付勢する弾発力を発揮するとと
    もに開弁側および閉弁側電磁石(13,13′;14,
    14′)の消勢時には開弁側弾発手段(15)と共働し
    てアーマチュア(12,12′)を所定の中立位置に保
    持する閉弁側弾発手段(16)とを備える内燃機関の動
    弁装置において、開弁側および閉弁側電磁石(13,1
    3′;14,14′)は、アーマチュア(12,1
    2′)に対向する側が開放されるとともにアーマチュア
    (12,12′)とは反対側が相互に磁気的に結合され
    て二重の筒状に配置されるインナーヨーク(44,4
    7)およびアウターヨーク(45,45′;48,4
    8′)間に、コイル(46,49)が挿入されて成り、
    インナーヨーク(44,47)に対するアウターヨーク
    (45,45′;48,48′)の磁路面積比が1.0
    〜1.4に設定されることを特徴とする内燃機関の動弁
    装置。
  3. 【請求項3】 開弁側および閉弁側電磁石(13,1
    3′;14,14′)の周辺に配置される部材のうち少
    なくとも機関弁(V)が非磁性軽量材料で形成され、非
    磁性軽量材料により形成された部材の他の部材との接触
    部に表面硬化処理が施されることを特徴とする請求項1
    または2記載の内燃機関の動弁装置。
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