JPH1061402A - 真円ロータリー機械のシール装置 - Google Patents

真円ロータリー機械のシール装置

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JPH1061402A
JPH1061402A JP8219953A JP21995396A JPH1061402A JP H1061402 A JPH1061402 A JP H1061402A JP 8219953 A JP8219953 A JP 8219953A JP 21995396 A JP21995396 A JP 21995396A JP H1061402 A JPH1061402 A JP H1061402A
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Japan
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groove
rotor
perfect circular
gate valve
seal
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JP8219953A
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Akira Takao
彰 高尾
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Sliding Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 円周面に溝の有る真円ローターを有するロー
タリー機械に於いて、仕切弁、シールリング、シール
棒、スリーブ、カム、バネを設けて、作動可能な真円回
転ロータリー機械のシール装置を得る。 【解決手段】 真円ローター74に形成された円弧状の
溝84の形状に適合する仕切弁14が設けられ、常に真
円ローター74の溝84に軽く押しつけられている。仕
切弁14は、溝84を仕切弁14の前後2つに仕切る。
仕切弁14と溝底部の接触部前半より弁内の流体通路
と、仕切弁14の外側の固定位置に有るスリーブ20の
壁孔を、溝の深浅に応じて上下する仕切弁1で開閉す
る。仕切弁14の前部の流体を仕切弁後部の真円ロータ
ー溝84の溝または外部へ放出が出来るように構成し、
真円ローター74とケーシング71、スリーブ20と仕
切弁14とケーシング71、仕切弁14とスリーブ20
の間にシールリングを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真円回転ローター
の溝に仕切弁を有する真円ロータリー機械のシール装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の真円回転ロータリー機械として
は、特公昭52−32406号公報に記載されているよ
うな同心回転式ロータリーエンジンが知られている。同
公報に記載のロータリーエンジンにおいては、真円ロー
ターがケーシング内に回転可能に収納されており、ま
た、真円ローターの側面には、円弧状の吸気・圧縮用の
溝が形成され、この吸気・圧縮用溝に対して軸方向に嵌
合可能な仕切弁が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載されたような、従来の真円回転ロータリー機械
に於いては、真円ローターとケーシングとの間、或い
は、真円ローターの吸気・圧縮用溝と仕切弁の間にシー
ルが無いため、完全に漏れを防止することは困難であ
り、基本的な考えはよいが、実際に作動させようとする
と実用化が困難であるという問題があった。
【0004】本発明は、真円回転ロータリー機械の真円
ローターとケーシング、仕切弁と溝、真円ローター側面
とケーシングとの間に、効果的なシール装置を提供する
事を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の真円回転ロータリー機械に於いては、真円
ローター外周面の溝の両側面近くに、円弧状にシールリ
ングを設け、溝の始点、終点にローターシール棒を設
け、ローターシール棒に円弧状シールリングを埋設させ
る事で、真円ローターの溝とケーシングとのシールを構
成する。また、溝と仕切弁とのシールは、溝と仕切弁の
接触部を軽いテーパー状とし、溝の深さが変化しても側
壁と仕切弁とは常に密着している様にする。更に、仕切
弁の円柱形に合致した滑動自在にした内径を有し、真円
ローターとは滑り接触している円筒形のスリーブを設け
る。仕切弁を埋設して出来るスリーブと仕切弁テーパー
部の隙間からの漏れは、内径は仕切弁に合致し、外径が
互いに異なる2個以上のシールリングを1個は真円ロー
ターにも接しつつスリーブに埋設することにより防止す
る。更に、シールリングの直径方向に関して対向する位
置に切れ目と凹みを形成し、切れ目と凹みに対してシー
ル棒を弾性的に押圧することによりシールリング間の漏
れを防ぐ。他の1個は、真円ローターに接するシールリ
ングより外径が大きくて、仕切弁の上部方向への漏れを
被さって防いでいる。さらには前述の円弧状シールリン
グはスリーブに接触する位置に設けるなどの手段を基本
とした工夫をして解決している。真円ローター側壁とケ
ーシング間のシールは、真円ローター軸に対し偏心した
シールリングを真円ローターに埋設することにより解決
している。
【0006】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。
【0007】図1に於いて、本図は正面断面図であり、
真円回転ロータリーエンジンの場合のシール装置の実施
例であるが、真円ローター軸35にキー82を介して、
真円ローター74が嵌め合わされている、真円ローター
74の周りには側面ケーシング34、64と円周面ケー
シング71が、真円ローター74を囲んでいる。真円ロ
ーターのラジエーター57側には、タイミングプーリー
51がキーを介して固定され真円ローター74の回転と
共に回転する。この回転は、タイミングベルト47を介
してカム軸12にキー止めされたタイミングプーリー4
5に伝達され、カム軸12を回転させる。
【0008】カム室ケーシング11には円柱状の仕切弁
10、14が有り、カム12aと接する部分にはローラ
ー16が有り、真円ローター74の回転による溝84
(図2参照)の深さに応じて、仕切弁10、14のスム
ーズな上下動が出来るようなカム形状のカム12aがカ
ム軸12に設けられている。
【0009】仕切弁10、14とカム室ケーシング11
との間には、スリーブ20、25が有り、バネ15によ
り真円ローター外周面に密着している。また、スリーブ
20、25とカム室ケーシング11との隙間に、ガスが
漏れるのを防ぐシールリング18が設けられていると同
時に、スリーブ20、25の真円ローター接触面の手前
と奥とで通気するのを防ぐため、シール棒19(図10
参照)が2個ずつ埋設されている。なお、ここでの手前
と奥とは、真円ローター74のローター回転方向に対
し、仕切弁の手前側と奥側という意味である。
【0010】また、スリーブ20、25のシール棒19
は、真円ローター74の溝の両サイドの円弧状シールリ
ング29(図2、図3参照)と接しており、シールリン
グ29の始点・終点は、ローターシール棒28に埋設さ
れている。スリーブ20、25の内側には仕切弁10、
14が有り、スリーブ20、25との間にシールリング
33が有る。また、スリーブ20、25には、複数のシ
ールリング21、22、23、24(図5参照)がスリ
ーブ20、25の軸方向に関して重なって埋設されてい
る。これらのシールリング21、22、23、24の内
径は、仕切弁10、14の溝接触部のテーパー角度に対
応している。また、シールリング21、22、23、2
4の外径は、ローターと接するリングよりも、その上方
のリングの径が大きくなるように設定されている。
【0011】ラジエータ57により冷却された冷却液は
パイプ37により、側面ケーシング34を通り、真円ロ
ーター74の側面に導かれた冷却液は、真円ローター軸
35に対して偏芯したシールリング26により、真円ロ
ーター外周面には漏れず、真円ローター内部を通過して
側面ケーシング64及びパイプ32を通り、ラジエータ
57に戻ってくる。
【0012】また、仕切弁10、14は円柱形であり、
スリーブ20、25内で回転するおそれがあるので、仕
切弁10、14の回転を防ぐため、ガイドピンボルト1
7が、スリーブ20、25を通過して固定され、仕切弁
10、14の回転を規制している。
【0013】図2は、図1のA−A矢視断面図であり、
本図に基づき説明する。真円ローター74の外周面に沿
って円弧状に吸気用の溝84が形成されている。この溝
84の側壁には、外側に向かって僅かに開くテーパーが
形成されている。また、この溝84に嵌合する仕切弁1
4の先端部分には、溝84の側壁のテーパーに対応した
先端部分に向かって僅かに閉じるテーパーが形成されて
いる。真円ローター74の回転と共に、真円ローター7
4の溝84も回転して行き、仕切弁14は、カム軸12
のカム12aと真円ローター74の溝84とに挟まれた
形で、溝84の深浅に応じて上下する。この時、仕切弁
14の手前の、すなわち、真円ローター74の回転方向
に関して上流側のポート75から吸い込まれた吸気は、
スリーブ20の長穴20aを通り、更にポート77によ
り燃焼爆発室85(図3参照)に溜り、真円ローター7
4が更に回転して、仕切弁14が上昇するとポート75
はスリーブ20の内壁で遮られ、他方、燃焼爆発室85
の出口ポート85aも、真円ローター外周面で密閉され
て、点火プラグ85bにて点火爆発され,真円ローター
74が更に回転すると、膨張用の溝87に排出膨張する
と同時に、真円ローター74に回転力を発生させる。
【0014】この回転する真円ローター74の気密性を
保つために、仕切弁14の外周を覆うように摺動可能に
配置されたスリーブ20と、このスリーブ20とケーシ
ング71の間に配置されたシールリング18とシール棒
19と、スリーブ20と仕切弁14との間に配置された
シールリング21、22、23、24と、溝84の両端
部に配置されたローターシール棒28が設けられてい
る。また、仕切弁14がローターシール棒28を乗越え
易いように、ローターシール棒28の溝接触面は円弧状
となっている。更にローターシール棒28には、仕切弁
14で仕切られた溝84の内圧がポート72を通じて掛
る様になっている。これにより、ローターシール棒28
がケーシング71の内周面に圧接され、ケーシング71
と真円ローター74との気密性が維持される。
【0015】図3は、図1のB−B矢視断面図であり、
本図に基づいて実施例を説明する。本図は丁度膨張完了
時の図である。図3に示す真円ローター74にも、吸気
用の溝84と同様な燃焼膨張用の溝87が形成されてい
る。真円ローター74の溝87は、燃焼爆発室85の膨
張ガス噴出用の吐出口をローターシール棒28が閉じて
いる時は、すでに排気口62に達している。この膨張用
の溝87の深浅と相対するカム12aが、カム軸12に
設けられ、ローラー16により仕切弁10の動きを規制
している。なお図3において、符号63は軽量化用穴を
示し、符号68はカム室ケーシング蓋を示し、符号79
はケーシング締付ボルトを示す。
【0016】図3は、仕切弁10が真円ローター74の
外周面に有り、何ら作動していない状態の図である。仕
切弁10とスリーブ20との間に有って、真円ローター
74への接触面近くには、吸気用の仕切弁14の場合と
同様な複数のシールリング21、22、23、24が有
る。また、円弧状シールリング29とスリーブ20の接
点には、シール棒19が設けられていて、ケーシング7
1とスリーブ20との間の仕切弁のローター回転方向に
対して手前と奥についての漏れを防いでいる。図4は、
図1の平面外形図である。側面ケーシング34、64と
真円ローターケーシング71が有つて、ラジエータ57
と側面ケーシング34とは、パイプ37にて冷却液が通
じており、真円ローター74の内部を通り、側面ケーシ
ング64からパイプ32を通ってラジエータ57に戻
る。また、吸気用の仕切弁14からスリーブ20を通っ
た吸気は、ポート77を通り燃焼爆発室85に導かれ
る。図5は、図2、図3では判別しにくかった仕切弁1
4、10と、スリーブ20、25に接するシールリング
21、22、23、24と、シール棒100とバネ10
1の動作説明のための図である。図5では、真円ロータ
ー74が矢印の方向に向かって回転しているとして、現
状は仕切弁14、10が真円ローター外周面迄上がった
状態を示しているが、仕切弁14、10が真円ローター
74の溝84、87に下がって来た場合でも、このシー
ルリング21、22、23、24やシール棒100の働
きは変わらないので、この図で説明する。
【0017】吸気用の仕切弁14の場合は、仕切弁14
の右側から圧力を受け、爆発膨張用の仕切弁10の場合
は、仕切弁10の左側から圧力を受ける。どちらの場合
でも、仕切弁14、10の上下動に連れて、仕切弁下部
のテーパー径が変化するが、この変化は極めて僅かであ
るので、シールリング21、22、23、24は仕切弁
テーパー部に密着しており、気密性は維持される。
【0018】図6は、図5のC−C矢視断面図である。
本図に示す様に例えば仕切弁14、10が下がり右側か
ら圧力が掛った場合、仕切弁14、10と溝84、87
とは漏れが無いが、仕切弁14、10と内面で密着して
いるシールリング24は、その埋設されているスリーブ
20との間に隙間が生じ、その隙間は全周に生ずる。そ
こで、本実施例においては、この隙間を塞ぐため、シー
ルリング24の直径方向に関する対向位置に切れ目24
aと凹み24bを設けるとともに、これらの切れ目24
aと凹み24bと対応するスリーブ20の位置に軸方向
に伸延する長溝を設け、この長溝内にシール棒100を
配置して、このシール棒100をバネ101により切れ
目24aと凹み24bに押しつけている。これにより、
仕切弁14、10の漏れを防いでいる。
【0019】図7は、図5のD−D矢視断面図である。
本図ではシールリング22の切れ目が、シールリング2
4の切れ目を塞ぐようにするため、尚且つ、シールリン
グ24の外側に漏れ回った吸気が仕切弁14、10の上
側に漏れるのを防ぐため、シールリング24よりもシー
ルリング22の外径が大きくなっている。
【0020】図8、図9は、各々図5のE−E矢視断面
図、F−F矢視断面図である。図に示す様に、更に漏れ
を確実に防止するために、シールリング22、24に加
えシールリング21、23が設置されている。これらの
シールリングの21、22、23、24による漏れ防止
機能は、内圧が仕切弁14、10の左側から掛った場合
でも同様に作用し、左右同時に異なる圧力が掛った場合
でも、左右の漏れを完全に防げる事が期待できる。
【0021】図10は図11のG−G矢視断面図であ
り、図11は、正面断面図である。これらの図は、図2
の仕切弁14付近を拡大して描いたものであるが、図は
吸気途中で吸気用の仕切弁14が一番下がった状態を示
している。真円ローター74は、矢印の方向に回転して
おり、吸気用の溝84は途中の状態である。
【0022】この時、仕切弁14は、溝84のテーパー
側壁と14弁自体のテーパー角度が合致しているため
に、溝84の底や側壁からは吸気は漏れない。仕切弁1
4には仕切弁14の溝底部接触面の前部(真円ローター
74の回転方向に関して上流側)にポート75が、後部
(下流側)には軽量化のための穴76が設けられてい
る。ポート75を通った吸気はスリーブ20の長穴20
aを通り、且つまた、その長穴12aの先は燃焼爆発室
85に通じている。このスリーブ20の長穴20aは、
吸気用仕切弁14が溝84に入り込んでいる間の上下動
に合わせて長さが決められており、仕切弁14が真円ロ
ーター74の溝84にない時は、スリーブ内面でポート
75は閉じられている。また逆に、燃焼爆発室85の穴
も仕切弁15の側壁で閉じている。
【0023】この時、スリーブ20、ケーシング71、
仕切弁14の側面隙間から吸気が漏れるのを防ぐため、
シールリング18、33が設けられている。また図の状
態で仕切弁テーパーと、真円ローター74近くで、スリ
ーブ20に埋設されたシールリング21、22、23、
24は、内径が仕切弁のテーパー角度と合致した角度に
なっていて、外径はシールリング21、22が大きく、
シールリング23、24にかぶさってスリーブ20との
隙間から漏れた吸気の逃げ道を塞いでいる。
【0024】真円ローター74の吸気用の溝84の両側
壁近くに有る円弧状シールリング29は、スリーブ20
とケーシングの間に設けられたシール棒19にて、ケー
シングとスリーブ20、真円ローター74とスリーブ2
0、スリーブ20と円弧状シールリング29との吸気の
もれを防いでいる。更に仕切弁14がスリーブ20内で
回転するのと、スリーブ20自体も回転するのを防ぐた
め、ガイドピンボルト17がケーシング71にネジ止め
されていて、これによりスリーブ20と仕切弁14の回
転を防止し、気密性の向上を計っている。
【0025】図12、図13は、真円ローター74の溝
84の両側壁近くの円弧状シールリング29と、真円ロ
ーター74に設けられたローターシール棒28の働きを
説明するための拡大図である。図12は図13の平面図
であり、図13は図12のH−H矢視断面図である。真
円ローター74が矢印の方向に回転する時、円弧状シー
ルリング29はローターシール棒28のV形凹みにぴっ
たり嵌合した状態になっており、ローターシール棒28
は回転方向の先端部に、仕切弁が乗越え易い様にRがつ
けてある。
【0026】またローターシール棒28は、その埋設さ
れた真円ローター74の凹みに、可動的に最小の隙間で
埋設されており、その下部には真円ローター74の吸気
用の溝84と膨張用の溝87の内圧が、ポート72を通
じて加圧されていて、ローターシール棒28はケーシン
グの内壁に密着しながら回転し、真円ローター74の回
転による遠心力と助け合って、より一層気密性の向上を
計っている。またローターシール棒28は、ニードルロ
ーラーの様に円筒状で、円弧状シールリング29を埋設
した物でも良く、この場合、ケーシング71の内壁を転
がり接触しながら転動するので、仕切弁の乗り移りや磨
耗に対して一層効果的である。
【0027】図14、図15は、今迄述べてきたスリー
ブ20に埋設され、真円ローター74の外周に接する仕
切弁下部のシールリング24の実施例である。図14
は、図15の平面図で、図15は、図14のI−I矢視
断面図である。本シールリング24は、真円ローター7
4の外周面と常に接するために、全周に渡り厚みが異な
るが、この厚みの異なる部分に、厚い所程短いピッチで
穴24cを開け、薄くなるに従って穴の深さと穴ピッチ
を浅く粗くして、シールリング24全体の拡大収縮時の
力の掛かり具合の均等化を計った実施例である。図には
示していないが、一番薄い部分の厚みで鋼のリングを作
り、厚み変化に合わせた軽金属を接着しても、耐久性に
富むシールリングの実施が可能となる。
【0028】図16、図17は、今迄述べてきた真円ロ
ーター74の溝84、87の側壁近くの、円弧状シール
リング29とローターシール棒28のケーシング71と
の接触面の実施例である。図16は図17の平面図であ
り、図17は図16のJ−J矢視断面図である。円弧状
シールリング29の表面は平坦なままだと同一面を滑っ
て行く事になり、オイルの漏れを防げなくなるので、円
弧状シールリング29の相互の側面から互い違いに接触
面を軽く削ってケーシングとの接触面を波型とし、オイ
ルが漏れるのを防いでいる。図16、図17は、図1
2、図13の実施例の所で述べた様に、ローターシール
棒28を円筒形にした場合の円弧状シールリング29
の、ローターシール棒(左側)の埋設状態をも示したも
のである。なお、図17の符号13は、ローター冷却液
通過用穴を示す。
【0029】図18は、ローターシール棒28を円筒形
とした場合の、円弧状シールリング29との埋設状態を
側面から見た図である。図19は円弧状シールリング2
9を単独の状態で、埋設部分の形を図示したものであ
る。図20は、図19の円弧状シールリング29のロー
ターシール棒28への埋設部分を、真円ローター軸心側
より見た図である。図21は、円筒状ローターシール棒
28に、円弧状シールリング29が埋設される部分の形
状を示す図である。
【0030】図1〜図21の真円回転ロータリーエンジ
ンの実施例の場合には下記の効果を奏する。
【0031】1 コンパクトである、カム式ではなくバ
ネ式の場合は、一層コンパクトである。
【0032】2 燃焼時間が長く取れ、完全燃焼出来る
ので、清浄な排気ガスになることが期待できる。また燃
焼速度の遅い燃料でも使用出来る。
【0033】3 4サイクルなのに2サイクル同様、軸
1回転につき1回の出力行程があるので、高出力であ
る。
【0034】4 多連結、多形結合が、簡単に出来る。
【0035】5 既存の加工技術で加工可能であり、安
い製造コストで製造出来る。
【0036】6 排気ガスをローター軸と同軸に設置さ
れたタービンに噴出させて、タービンにも出力が得ら
れ、熱効率のアップが出来る。
【0037】7 トルクの発生時間が長く、また変動も
少なく、高トルクのエンジンになる。
【0038】図22は、本シール装置をモーターに応用
した場合の実施例である。図22は正面断面図である。
図22の実施例に基づいて述べるとする。本図に於い
て、真円ローター軸35に真円ローター74がキー82
により固定されている。真円ローターの外側には真円ロ
ーターケーシング71が有り、また両サイドには側面ケ
ーシング34、64が有り、真円ローター74を囲んで
いる。真円ローター74には溝87が2つ有り、互いに
180度位相がずれている。
【0039】また溝の両側壁近くには、エンジンの実施
例の場合と同様に円弧状シールリング29が有り、ロー
ターシール棒28に埋設されている。そして冷却液の流
入・流出口105が有り、ここから流入した流体は、真
円ローター側壁では真円ローター軸35対して、偏芯し
たシールリング26により気密を保たれている。また溝
87に適合するテーパー下部を有する仕切弁65が有
り、その外側にはスリーブ20が有り、更にケーシング
107に囲われている。仕切弁65の下部テーパー部に
は、エンジンの実施例の場合と同様に、スリーブ20に
埋設されたシールリング21、22、23、24が埋設
されている。本仕切弁65には軽量化のための穴102
が設けられている。
【0040】またスリーブ20と仕切弁65との間に
は、シールリング33が、更にケーシング107とスリ
ーブ20の間にはシールリング18が設けられ、仕切弁
65、スリーブ20の回転を止めるガイドピンボルト1
7がケーシング107にネジ込まれている。またエンジ
ンとは異なり、仕切弁65の溝87への押しつけは、バ
ネ55により保たれ、スリーブ20もバネ15により、
真円ローター外周面に押しつけられている。また蓋10
3には、エア抜き穴106(図23参照)が設けられ、
仕切弁65の動きをスムーズにしている。
【0041】図23は、図22のK−K矢視断面図であ
る。本図に於いては、真円ローター74の溝87がパイ
プ37を通じて、注入口蓋109の穴110から流入し
た流体により、矢印の方向に回転を始めている図であ
る。溝87には、今迄述べて来た様に、ローターシール
棒28と円弧状シールリング29が有り、真円ローター
外周面との気密を保ち、また、仕切弁65もスリーブ2
5に埋設されたシールリング21、22、23、24、
シール棒19、スリーブ25とで気密が保たれ、流体の
流入と共に、次第に矢印の方向に回転を続ける。
【0042】そして溝87の一端が、ドレンポート11
1に掛った時、注入穴110は真円ローター外周面に塞
がれ、流体の流入は止まりドレンが開始される。そし
て、もう一つの溝87は、この時、流体が以上述べてき
た様に、流入を始め更に回転を続ける。そうすると、溝
87の始点部分の流体は、ドレンポート119から、仕
切弁65と溝87とが回転に伴い浅くなるに従ってほぼ
排出される。ドレンポート111、119にネジ止めさ
れたパイプ37は、チーズジョイント66によりまとめ
られ、ドレンパイプ37よりドレンされる。この様に、
溝の数が多ければ多いほど、滑らかな回転力を、真円ロ
ーター軸35に発生する。
【0043】図24は、図22のL−L矢視断面図であ
るが、図23とは、溝87の位置が180度ずれている
だけで、他は図23と同様の構造である。
【0044】図22〜図24の真円回転ロータリーモー
ターの実施例の場合には以下の効果を奏する。
【0045】1 部品点数が少なく、安く出来る。
【0046】2 運転音が低く、耐久性も長くなる。
【0047】3 多連結、多形結合が簡単に出来る。
【0048】4 コンパクトであり、省資源である。
【0049】5 トルクの発生時間が長く、変化が少な
いので、高トルクで滑らかな回転が得られる。
【0050】図25は、本発明をポンプまたはコンプレ
ッサーとして実施した場合の実施例であり、図25は正
面断面図で、本図により実施例の説明をする。
【0051】本図に於いて、真円ローター軸35は外部
より回転させられる。するとキー82(図26参照)を
介して真円ローター74も回転させられる。真円ロータ
ー74の外側には、真円ローターケーシング71と、両
横に側面ケーシング34、64とが有る。仕切弁14に
は流体流入通路117が有り、今迄述べてきたのと同
様、スリーブ20とケーシング107が有り、スリーブ
20には各々シールリング21、22、23、24とシ
ール棒19が埋設されている。またスリーブ20と仕切
弁14には、各々シールリング18、33が設けられて
いる。
【0052】バネ15、55は各々一端をスリーブ2
0、仕切弁14に置き、他端は蓋103をケーシング1
07にネジ込んでいるので、蓋103で真円ローターに
押しつけられている。蓋103にはエアー抜き穴106
が設けられ、仕切弁14の動きを軽くしている。また真
円ローター74の両側面には、偏芯したオイルのシール
リング26が有り、真円ローター74の側面ケーシング
34、64に設けられた一方の流入・流出口105から
流入した冷却液は真円ローター外周面に漏れる事が無
く、他方の流入・流出口105より外部に排出される。
【0053】図26は、図25のM−M矢視断面図であ
る。真円ローター軸35が外部より回転させられると、
真円ローター74はキーを介して、真円ローター軸35
と共に、矢印の方向に回転する。すると溝88は拡大し
ながら、ストレーナー115を通り、流入ポート116
より流体を吸い込みながら、更に回転する。そして溝の
終点が来ると吸い込みを止め、更に真円ローター軸35
が回転すると、溝88も回転して仕切弁67の内部の通
路117からスリーブ20を通り、ボール113とバネ
112とケーシング114とから成るチェック弁を通
り、さらにパイプ37を通り吐出される。
【0054】溝88の始点終点には、各々ローターシー
ル棒28が有り、溝88のテーパー側壁近くの円弧状シ
ールリング29が埋設されている。更に仕切弁67には
今迄と同様、スリーブ20に埋設されたシールリング2
1、22、23、24が有り、シール棒19も有る。更
にシールリング18、33が、同様に設けられている。
【0055】また真円ローターのシール棒下には、ポー
ト72が有る。バネ15、55は、一端をスリーブ2
0、仕切弁67に置き、他端はケーシング107にネジ
込まれた蓋103に置いており、スリーブ20、仕切弁
67は、真円ローター74の外周面に押さえつけられて
いる。106は仕切弁の動きを軽くするためのエア抜き
穴である。仕切弁67には軽量化のための穴89も設け
られている。此の様に構成することにより、真円ロータ
ー軸35を外部より回転させると、流体が液体の場合は
ポンプとして、気体の場合はコンプレッサーとして作動
する事が可能となる。
【0056】図25、図26の真円回転ロータリーポン
プ、ロータリーコンプレッサーの実施例の場合には以下
の効果を奏する。
【0057】1 部品点数が少なく、安く出来る。
【0058】2 運転音が低く、耐久性も有る。
【0059】3 多連結、多形結合が簡単に出来る。
【0060】4 コンパクトであり、省資源である。
【0061】5 圧力発生時間が長く、効率の良いもの
が得られる。
【0062】
【発明の効果】本発明は、以上説明して来た様に構成さ
れているので、以下に述べる様な効果を生ずる。
【0063】(1)真円ローターの溝と仕切り弁には僅
かなテーパーが形成されているので、ローターの溝と仕
切り弁が確実に密着し気密性が高まる。
【0064】(2)真円ローターに円弧状のシールリン
グと、このシールリングの両端が埋設されるローターシ
ール棒を設け、円弧状のシールリングにスリーブを弾性
的に押圧しているので、真円ローターの両側からの漏れ
が防止できる。
【0065】(3)スリーブの下部の内周面に異径のシ
ールリングを複数枚重ねて埋設したので、シールリング
の外側に漏れ回った吸気が仕切弁の上側に漏れるのを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 真円回転ロータリーエンジンの正面断面図で
ある。
【図2】 図1のA−A矢視断面図である。
【図3】 図1のB−B矢視断面図である。
【図4】 図1の平面外形図である。
【図5】 仕切弁とスリーブに接するシールリング2
1、22、23、24と、シール棒100と、バネ10
1についての働きの説明図である。
【図6】 図5のC−C矢視断面図である。
【図7】 図5のD−D矢視断面図である。
【図8】 図5のE−E矢視断面図である。
【図9】 図5のF−F矢視断面図である。
【図10】 図11のG−G矢視断面図である。
【図11】 図2の仕切弁付近の、拡大断面図である。
【図12】 図13の平面図である。
【図13】 真円ローターの溝両側壁近くの、円弧状シ
ールリング29と、そのローター軸に平行なシール棒の
働きの拡大説明図であり、図12のH−H矢視断面図で
ある。
【図14】 図15の平面図である。
【図15】 図14のI−I矢視断面図である。
【図16】 図17の平面図である。
【図17】 図16のJ−J矢視断面図である。
【図18】 円筒形ローターシール棒28と、円弧状シ
ールリング29の埋設状態側面図である。
【図19】 円弧状シールリングの埋設部分の図であ
る。
【図20】 図19の円弧状シールリング29のロータ
ーシール棒28への埋設部分を、ローター軸芯側より見
た図である。
【図21】円筒形ローターシール棒28に埋設される円
弧状シールリング29の、埋設部分の形状図である。
【図22】 本シール装置を、モーターに応用した場合
の実施例の、正面断面図である。
【図23】 図22のK−K矢視断面図である。
【図24】 図22のL−L矢視断面図である。
【図25】 本シール装置を、ポンプ、またはコンプレ
ッサーとして応用した場合の、実施例の正面断面図であ
る。
【図26】 図25のM−M矢視断面図である。
【符号の説明】
10…仕切弁(爆発膨張用)、11…カム室ケーシン
グ、12…カム軸、12a…カム、13…ローター冷却
液通過用穴、14…仕切弁(吸気用)、15…バネ、1
6…ローラー、17…ガイドピンボルト、18…シール
リング、19…シール棒、20…スリーブ、20a…長
穴、21…シールリング、22…シールリング、23…
シールリング、24…シールリング、24a…切れ目、
24b…凹み、24c…穴、25…スリーブ、26…シ
ールリング、28…ローターシール棒、29…円弧状シ
ールリング、32…パイプ、33…シールリング、34
…側面ケーシング、35…真円ローター軸、37…パイ
プ、45…タイミングプーリー、47…タイミングベル
ト、51…タイミングプーリー、55…バネ、57…ラ
ジエーター、62…排気口、63…軽量化用穴、64…
側面ケーシング、65…仕切弁、66…チーズジョイン
ト、67…仕切弁、68…カム室ケーシング蓋、71…
ケーシング、72…ポート、74…真円ローター、75
…ポート、76…穴、77…ポート、79…ケーシング
締付ボルト、82…キー、84…溝、85…燃焼爆発
室、85a…出口ポート、85b…点火プラグ、87…
溝、88…溝、89…穴、100…シール棒、101…
バネ、102…穴、103…蓋、105…流入・流出
口、106…エア抜き、107…ケーシング、109…
注入口蓋、110…穴、111…ドレンポート、112
…バネ、113…ボール、114…ケーシング、115
…ストレーナー、116…流入ポート、117…流体流
入通路、119…ドレンポート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの内部で回転する真円ロータ
    ーと、 前記真円ローターの外周面に沿って円弧状に形成された
    溝であって、半径方向に関して外側に向かって僅かに開
    くテーパーを有する側壁を有する溝と、 前記真円ローターの溝の外周縁近傍に円弧状に設けられ
    たシールリングと、 前記前記真円ローターの溝の始点と終点に設けられ、前
    記シールリングの両端が埋設されるローターシール棒
    と、 前記溝の側壁に合致するテーパーを有し、前記真円ロー
    ターの前記溝に嵌合し、この溝の浅深に応じて直線運動
    を行なう仕切り弁と、 前記仕切り弁の内部に形成され、一方の端部が前記ケー
    シングの内部に連通し、他方の端部が前記仕切り弁の運
    動方向とは交差する方向に開口された開口部に連通する
    通路と、 前記仕切り弁の外周側面を覆って前記仕切り弁の運動方
    向と平行な方向に摺動可能に設けられ、前記仕切り弁の
    通路の開口部と対応する位置に形成された長穴を有する
    スリーブと、 前記スリーブを前記真円ローターの溝の外周縁近傍に円
    弧状に設けられたシールリングに弾性的に押圧する押圧
    手段と、 前記スリーブの下部の内周面に複数枚重ねられて埋設さ
    れたシールリングであって、その内径が前記仕切り弁の
    テーパーに対応しており、且つ、その外径が隣接するシ
    ールリングで互いに異なっているシールリングとを備え
    ていることを特徴とする真円ロータリー機械のシール装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シールリングの直径方向に関して対
    向する位置に切れ目と凹みを形成し、前記切れ目と凹み
    に対してシール棒を弾性的に押圧する手段を前記スリー
    ブの内周面に設けたことを特徴とする請求項1記載の真
    円ロータリー機械のシール装置。
  3. 【請求項3】 真円ローター軸に対し偏心したシールリ
    ングを前記真円ローターに埋設したことを特徴とする請
    求項1記載の円ロータリー機械のシール装置。
JP8219953A 1996-08-21 1996-08-21 真円ロータリー機械のシール装置 Pending JPH1061402A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7793635B2 (en) 2006-05-09 2010-09-14 Okamura Yugen Kaisha Rotary piston type internal combustion engine
JP2010229846A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Toshiba Carrier Corp ロータリ型膨張機及び流体機械

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US7793635B2 (en) 2006-05-09 2010-09-14 Okamura Yugen Kaisha Rotary piston type internal combustion engine
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