JPH105987A - ノズル孔砂詰め装置 - Google Patents

ノズル孔砂詰め装置

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JPH105987A
JPH105987A JP15998496A JP15998496A JPH105987A JP H105987 A JPH105987 A JP H105987A JP 15998496 A JP15998496 A JP 15998496A JP 15998496 A JP15998496 A JP 15998496A JP H105987 A JPH105987 A JP H105987A
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JP
Japan
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sand
storage tank
nozzle hole
bottom plate
air
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Withdrawn
Application number
JP15998496A
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English (en)
Inventor
Naohiko Murakami
直彦 村上
Shigeo Ishida
成男 石田
Saburo Takahashi
三郎 高橋
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JFE Engineering Corp
Fukuyama Kyodokiko Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Fukuyama Kyodokiko Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH105987A publication Critical patent/JPH105987A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズル下部から必要量の砂を流動性を持たせ
て無駄なくスムーズにノズル孔に挿入できるようにする
こと。 【解決手段】 待機位置から取鍋1のノズル孔位置まで
自走する走行台車6と、走行台車に載置され、走行台車
の走行方向と直交方向に移動する横行移動台車7と,横
行移動台車に載置された昇降装置8と、昇降装置の上方
に搭載され、上部に吐出口11aを有し、内部で上下動
可能な底板12を有する砂貯蔵タンク11と、砂貯蔵タ
ンクの底板に設けられ、砂貯蔵タンク内の砂の中に複数
箇所から僅かなエアを吹き込むエア吹込口部13と、エ
ア供給源23に接続され、エア吹込口部にエアを供給す
るエア供給管と、昇降装置に搭載され、砂貯蔵タンクの
底板を上下動させる砂押込みシリンダ15とを備えて構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製鉄所における製
鋼で使用する取鍋の受鋼準備として溶融金属容器の上ノ
ズル孔に砂詰めするノズル孔砂詰め装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図6は溶融金属容器に行われる従来のノ
ズル孔砂詰方法を示す断面図である。取鍋1の底部に
は、図5に示すように、鋳造される溶鋼の排出を制御す
るノズル開閉装置、即ちロータリーノズル4或いはスラ
イディングノズルが装着されている。このロータリーノ
ズル4或いはスライディングノズルは、上ノズル4a、
ボトム板4b(固定板)、スライド板4c(摺動板)注
入ノズル4d(シュートノズル)から構成されている。
転炉より取鍋1に受鋼する際には、ロータリーノズル4
のスライド板4cを閉とし、このスライド板4cの保護
或いは取鍋1よりの溶鋼の流出を良くする等の目的で、
ロータリーノズル4のスライド板4cから上ノズル4a
までの間に砂5を挿入する。
【0003】この砂5を挿入する方法としては、人力或
いは機械による自動挿入などの方法があり、挿入する方
向としては、上ノズル4aの上部から挿入するの方法と
注入ノズル4dの下部から挿入する方法との2種類があ
る。上ノズル4aの上部から挿入する方法としては、図
6に示すように砂貯蔵ホッパー20から定量の砂5を定
量切出し装置21により切出し、砂投入ホッパー22へ
入れ、取鍋1の上部から上ノズル4aの位置を探し、上
ノズル4aから4〜5m上部にある砂投入ホッパー22
から砂5を落下させて上ノズル4aのノズル孔に挿入す
る。次に、注入ノズル4dの下部から砂5を挿入する方
法としては、カプセルに入れた砂を挿入する方法或いは
気送により挿入する方法等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のノ
ズル孔砂詰め方法のうち、図6に示す方法や実開昭55
−143963号公報等に記載される上部から投入する
方法では、次のような問題点がある。 人力で行う場合、高熱の取鍋上部に立ち、身を乗り出
して上ノズルのノズル孔をを探しながらの作業になるた
め非常に暑くきつい。また、墜落の危険性も伴う作業と
なっている。 また、砂を上ノズルの4〜5m上部より落下させて挿
入するため、当然砂は拡散する上、高所より上ノズルの
ノズル孔を探すために正確でないことから、砂はノズル
孔に正確に挿入されないために多目に投入されることと
なり、そのため砂の歩留りを悪くしている。
【0005】また、その挿入の際、周辺にある異物も
巻き込みながら挿入されることも推察される。この状態
で受鋼すると、溶鋼が異物部分に差し込み、固まりとな
って出鋼時にノズル孔に詰まる。また、異物が出鋼時に
ノズル孔に詰まり、出鋼出来なくなるという問題点も生
じる。その場合、次行程の鋳造作業ができなくなり、操
業上非常に大きな損失となるものであった。
【0006】なお、ノズル下部から砂を挿入する方法と
して、特開昭62−118966号公報に記載のもので
は、スクリューコンベア、または、加圧シリンダーによ
り押込む等の提案もあるが、実験の結果、砂を機械的に
押込むことは不可能であることが分かった。また、気送
によりノズル孔内へ砂を挿入する方法として、特開平1
−166878号公報、特開平6−192717号公報
に記載のものがあるが、この気送による方法では、微粒
の砂はほとんど飛ばされ狙った粒度構成はできない。ま
た、ノズル孔内に砂吐出ノズルが残留するため、これに
地金が差し込むきっかけとなり、不開孔となることが予
想される。本発明はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、ノズル下部から必要量の砂を流動性を持た
せて無駄なくスムーズにノズル孔に挿入できるノズル孔
砂詰め装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るノズル孔砂
詰め装置は、待機位置から取鍋のノズル孔位置まで自走
する走行台車と、走行台車に載置され、走行台車の走行
方向と直交方向に移動する横行移動台車と,横行移動台
車に載置された昇降装置と、昇降装置の上方に搭載さ
れ、上部に吐出口を有し、内部で上下動可能な底板を有
する砂貯蔵タンクと、砂貯蔵タンクの底板に設けられ、
砂貯蔵タンク内の砂の中に複数箇所から僅かなエアを吹
き込むエア吹込口部と、エア供給源に接続され、エア吹
込口部にエアを供給するエア供給管と、昇降装置に搭載
され、砂貯蔵タンクの底板を上下動させる砂押込みシリ
ンダとを備えてなるものである。
【0008】また、砂押込みシリンダのシリンダロッド
の押込み力を検出する砂押込み力検出センサーと、エア
供給管に設けられ、砂押込み力検出センサーが検出した
押込み力に反比例させてエア供給管に流れるエアのエア
吹込み量を調整するエア流量調整装置とを備えるように
してもよい。さらに、エア吹込口部上にエア圧力により
浮遊する円板を抜け止めして配置するようにしてもよ
い。さらにまた、砂貯蔵タンクの底板の外周面に該砂貯
蔵タンク内周面と底板外周面との隙間をシールするパッ
キンを取り付けるようにしてもよい。また、砂貯蔵タン
ク内周面と底板外周面との間を、一端を砂貯蔵タンクの
上部内周面に固定し、他端を砂貯蔵タンクの底板の外周
縁に固定した可撓性を有する円筒状のフレキシブルチュ
ーブで接続するようにしてもよい。さらに、砂貯蔵タン
クの底部に砂押込みシリンダのシリンダロッドを貫通さ
せて底板を覆い、且つ砂貯蔵タンクの底部を密閉する底
板覆板を設け、該底板覆板にエア供給管が接続されるエ
ア供給管接続口を設けるようにしてもよい。
【0009】本発明においては、ノズル開閉装置を全開
とした状態で直立している取鍋の注入ノズルの孔センタ
位置まで走行台車を自走させ、さらに横行移動台車を移
動させて走行台車に搭載されている砂貯蔵タンクの吐出
口と注入ノズルのノズル孔との芯を合わせ、しかる後に
昇降装置を駆動させて砂貯蔵タンク及び砂押込みシリン
ダを上昇させ、貯蔵タンクの吐出口を注入ノズルに接続
し、この状態で砂押込みシリンダを動作させてそのシリ
ンダロッドを上昇させ、砂貯蔵タンクに貯蔵されている
必要量の砂を注入ノズルよりノズル開閉装置のノズル孔
に挿入し、その挿入の際にエア供給源からエア供給管を
介して送られてきたエアを砂貯蔵タンクの底板に設けら
れたエア吹込口部が砂貯蔵タンク内の砂の中に複数箇所
から僅かに吹き込み、ノズル開閉装置のノズル孔への砂
の挿入を完了させるようにしたから、ノズル孔の下部か
ら必要量の砂を流動性を持たせて無駄なくスムーズにノ
ズル孔に挿入でき、しかも暑く、墜落の危険性のある作
業が回避できて大がかりな防熱対策も必要としないため
に装置を小型化でき、設備費も少額で済む。
【0010】また、ノズル孔への砂の挿入は、砂押込み
シリンダのシリンダロッドの上昇によって底板が砂貯蔵
タンク内の砂を押込みながらノズル孔に挿入するため、
ノズル孔の不開孔の原因である異物が取鍋傾転の際にノ
ズル孔に入ったとしてもノズル孔への異物巻込みが防止
できるため、常に安定した自然開孔が可能となって安定
した操業ができる。さらに、ノズル孔への砂の挿入は、
貯蔵タンクの吐出口を注入ノズルに接続した状態で、常
にノズル孔を中心として行われるから、砂は周辺に飛散
することはなく、最小限の挿入量でよいために砂を合理
的に使用することができる。
【0011】また、エア供給管の途中に設けられたエア
流量調整装置は砂押込み力検出センサーが検出した押込
み力に反比例させてエア供給管に流れるエアのエア吹込
み量を調整するから、押込み力が変化しても砂の流動性
を維持しながら効率よく砂押込みが可能である。さら
に、エア吹込口部上にエア圧力により浮遊する円板を抜
け止めして配置されているから、吹込エア停止時のエア
吹込口への砂の流入による口の詰まりを防ぎ、また砂貯
蔵タンク内の砂が部分的に吹き出すことがなく、砂の流
動化を図ることができる。さらにまた、砂貯蔵タンクの
底板の外周面に取り付けられたパッキンが砂貯蔵タンク
内周面と底板外周面との隙間をシールしているから、そ
の隙間から砂貯蔵タンク内に貯蔵されている砂が漏れ落
ちることはなく、砂は最小限の挿入量でよいために砂を
合理的に使用することができる。
【0012】また、砂貯蔵タンク内周面と底板外周との
間を、一端を砂貯蔵タンクの上部内周面に固定し、他端
を砂貯蔵タンクの底板の外周縁に固定した可撓性を有す
る円筒状のフレキシブルチューブで接続しているから、
砂貯蔵タンクの内周面と底板の外周面に設けられたパッ
キンとの間にできる隙間よりも砂の粒度が細かいときに
はその隙間に入ることをフレキシブルチューブが阻止す
るため、砂の粒度が細かいときに最適である。さらに、
砂貯蔵タンクの底部に砂押込みシリンダのシリンダロッ
ドを貫通させて底板を覆い、且つ砂貯蔵タンクの底部を
密閉する底板覆板を設け、該底板覆板に上記エア供給管
が接続されるエア供給管接続口を設けるようにしたか
ら、底板覆板のエア供給管接続口にエア供給管からのエ
アが供給されると、底板と底板覆板との空間に入ったエ
アはエア吹込口部の各エア吹込口から砂貯蔵タンクの砂
に吹き出されと共にフレキシブルチューブを常に上方に
押し上げているため、底板が上昇しても砂貯蔵タンクの
内周面と底板の外周面との隙間に噛み込むことが防止さ
れ、押込み力に悪影響を与えない。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施形態1.図1は本発明の実施形態1のノズル孔砂詰
め装置の全体構成を示す断面図、図2は同ノズル孔砂詰
め装置の要部を示す断面図、図3は同ノズル孔砂詰め装
置のエア吹込み口を示す断面図、図4は同ノズル孔砂詰
め装置の砂挿入工程を示す断面図である。図において、
従来例と同一の構成は同一符号を付重複した構成の説明
を省略する。本発明の実施形態1のノズル孔砂詰め装置
は、自走する走行台車6と、走行台車6に載置され、走
行台車6の走行方向と直交方向に移動する横行移動台車
7と,横行移動台車7に搭載された昇降装置8と、昇降
装置8上に設けられ、ロータリーノズル4の開閉動作に
追従するノズル開閉追従装置9と、ノズル開閉追従装置
9上に有底円筒状の支持脚台10を介して搭載され、上
部に吐出口11aを有する砂を貯蔵する砂貯蔵タンク1
1と、砂貯蔵タンク11の上下動可能な底板12に設け
られ、砂貯蔵タンク11内の砂の中に複数箇所から僅か
なエアを吹き込むエア吹込口部13と、エア供給源23
に接続され、エア吹込口部13にエアを供給するエア供
給管14と、砂貯蔵タンク11の底板12を上下動させ
る砂押込みシリンダ15と、エア供給源23に接続さ
れ、砂押込みシリンダ15を駆動する押込みシリンダ切
換弁17とにより構成されている。
【0014】16は砂押込みシリンダ15と押込みシリ
ンダ切換弁17との間に設けられ、砂押込みシリンダ1
5の押込み力を検出する砂押込み力検出センサー、24
はエア供給源23と押込みシリンダ切換弁17との間に
設けられた圧力調整弁である。走行台車6は、台車本体
6aと、台車本体6aに取り付けられた車輪6bと、車
輪6bを駆動するモータ6cと、モータ6cと車輪6b
とを連結するプーリー6dとで構成されている。横行移
動台車7は、台車本体7aと、台車本体7aに取り付け
られた車輪7bと、車輪7bが転接するガイドレール7
cと、車輪7bを駆動するモータ7dとモータ7dと車
輪7bとを連結する連結軸7eとで構成されている。昇
降装置8は、横行移動台車7上に設置された一対のジャ
ッキ8aと、これらのジャッキ8aを連結し、且つ回転
することによってこれらのジャッキ8aを昇降させる昇
降軸8bと、昇降軸8bを回転駆動するモータ8cとで
構成されている。
【0015】ノズル開閉追従装置9は、一対のジャッキ
8a上に取り付けられた受台9aと、受台9aに敷設さ
れ、支持脚台10を支持する多数の鋼球9bと、支持台
10の周壁に取り付けられた一対のL字上のアーム9c
と、各アーム9cの先端と受台9aの各端部とにそれぞ
れ張設された位置決め用スプリング9dとで構成されて
いる。砂押込みシリンダ15は支持脚台10の底部中央
に設置され、砂押込みシリンダ15のシリンダロッド1
5aの先端は砂貯蔵タンク11の底板12と接続されて
いる。その底板12の外周面には該砂貯蔵タンク11の
内周面と底板12外周面との隙間をシールするゴムパッ
キン12aが取り付けられている。また、底板12の裏
面にはラックギヤ12bが垂下して設けられ、支持脚台
10にはラックギヤ12bと歯合してシリンダロッド1
5aの押込み量を検出する押込み量検出センサー19が
設けられている。
【0016】また、底板12にはエア吹込口部13が設
けられており、そのエア吹込口部13は底板12の外周
縁表面に等角度間隔で設けられた6個のエア吹込口13
aと、底板12中に設けられ、6個のエア吹込口13a
を連通させる連通孔13bと、底板12の裏面に設けら
れ、連通孔13bと連通すると共にエア供給管14と接
続されるエア受口13cと、各エア吹込口13a上に配
置されたエア圧力により浮遊する円板13dと、底板1
2の表面に設けられた円板13dを抜止めする抜止め部
13eとで構成されている。さらに、エア供給管14の
途中にはエア流量調整装置18が設けられている。
【0017】次に、本発明の実施形態1のノズル孔砂詰
め装置の動作について図1及び図2に基づいて説明す
る。鋳造が終わった取鍋1は、取鍋整備場内の取鍋傾転
スタンドに乗せられ、横向きに傾転される。この状態
で、ノズル開閉装置であるロータリーノズル4の整備作
業が行われ、整備を終えると、ロータリーノズル4を全
開とし取鍋1を直立とする。次に、待機位置にあるノズ
ル孔砂詰め装置の砂貯蔵タンク11へ、上ノズル4aの
溶損状態に合せた必要量の砂5を砂貯蔵ホッパー20及
び砂切出し装置21を経由して入れる。
【0018】砂貯蔵タンク11へ必要量の砂5を入れた
ら、取鍋1の注入ノズル4d部分を映すテレビ画面を見
ながら、取鍋1の注入ノズル4dの孔センター位置まで
走行台車6を走行させ、さらに横行移動台車7を移動さ
せて走行台車6に搭載されている砂貯蔵タンク11の吐
出口11aと注入ノズル4dのノズル孔との芯を合わせ
る。しかる後に、昇降装置8を駆動させて砂貯蔵タンク
11及び砂押込みシリンダ15を上昇させ、貯蔵タンク
11の吐出口11aを注入ノズル4dに押し付けて接続
する。この状態で砂押込みシリンダ15を動作させてそ
のシリンダロッド15aを上昇させる。そうすると、図
4に示すようにシリンダロッド15aの先端に接続され
ている底板12が砂貯蔵タンク11内を上昇し、砂貯蔵
タンク11内の砂5を上方に押し上げ、それによって砂
貯蔵タンク11内の必要量の砂5が注入ノズル4dより
上ノズル4aまでの間のノズル孔に押込み挿入され、ロ
ータリーノズル4のノズル孔への砂の挿入を完了させ
る。この完了は押込み量検出センサー19により検出す
る。
【0019】このようにロータリーノズル4のノズル孔
への砂の挿入は、貯蔵タンク11の吐出口11aを注入
ノズル4dに接続した状態で砂貯蔵タンク11内の底板
12と接続されているシリンダロッド15aを有する砂
押込みシリンダ15を用いてノズル孔の下部から行って
いるから、必要量の砂を流動性を持たせて無駄なくスム
ーズにノズル孔に挿入でき、しかも暑く、墜落の危険性
のある作業が回避できて大がかりな防熱対策も必要とし
ないために装置を小型化でき、設備費も少額で済む。ま
た、ロータリーノズル4のノズル孔への砂の挿入は、砂
貯蔵タンク11内の底板12が砂押込みシリンダ15の
シリンダロッド15aによって上昇し、それによって砂
貯蔵タンク11内の砂5がノズル孔に押込みながらの砂
挿入となるため、ノズル孔の不開孔の主原因である異物
が取鍋傾転の際にノズル孔に入ったとしてもノズル孔へ
の異物巻込みが防止できるため、常に安定した自然開孔
が可能となって安定した操業ができる。
【0020】さらに、ロータリーノズル4のノズル孔へ
の砂の挿入は、貯蔵タンク11の吐出口11aを注入ノ
ズル4dに接続した状態で、常にノズル孔を中心として
行われるから、砂は周辺に飛散することはなく、最小限
の挿入量でよいために砂を合理的に使用することができ
る。なお、その挿入の際に、エア供給源23からエア供
給管14を介して送られてきたエアを砂貯蔵タンク11
の底板12に設けられたエア吹込口部13の6個のエア
吹込口13aから砂貯蔵タンク11内の砂5の中に僅か
に吹き込む。この時に、押込み力検出センサー16によ
り砂押込みシリンダ15の押込み力を検出し、その力が
弱いと砂5の中へのエアー吹込み量を調整するエアー流
調装置18は、流量を増加させ、その力が強いと砂5の
中へのエアー吹込み量を調整するエアー流調装置18
は、流量を増加させるように働く。この場合の押込み力
は1.6〜2.3kgf/ cm2 であり、エアー吹込み
量は1.7Nl/ 分・cm2 である。
【0021】このようにエア流量調整装置18は砂押込
み量検出センサー16が検出した押込み力に反比例させ
てエア供給管14に流れるエアのエア吹込み量を調整す
るから、押込み力が変化しても砂の流動性を維持しなが
ら効率よく砂押込みができる。また、ロータリーノズル
4のノズル孔への砂の挿入は、砂貯蔵タンク11の底板
12に設けられたエア吹込口部13の6個のエア吹込口
13aから砂貯蔵タンク11内の砂5の中にエアを僅か
に吹き込むことによって行われるから、砂の流動性が確
保されてノズル孔へ砂が挿入されることとなり、気送に
より砂を挿入する場合に比べて微粒の砂を飛散させるこ
とはなく、適正な粒度分布の状態が保たれることによっ
て開孔率が向上する。また、エアー吹込み量は気送方法
の場合に比べて約1/ 80の流量で済む。さらに、エア
吹込口部13上にエア圧力により浮遊する円板13dを
抜け止めして配置されているから、エア吹込口13aか
ら砂5の中に僅かに吹き込むときに、砂貯蔵タンク11
内の砂5が部分的に吹き出すことがなく、砂5の流動化
を図ることができる。
【0022】このようにして、ロータリーノズル4のノ
ズル孔への砂の挿入が完了したら、ロータリーノズル4
のスライド板4cを図示しないのノズル駆動装置により
閉作動させる時に必要な本装置の移動量を予め計算によ
り求めておき、スライド板4cが閉作動させられたとき
に、それと連動するように走行台車6を予め計算により
求めておいた移動量だけ自走させる。この時、スライド
板4cの閉作動の動きとこれに連動させられる走行台車
6の動きに僅かなズレがあった場合、ノズル開閉追従装
置9はそのズレを吸収する。即ち、走行台車6に搭載さ
れている昇降装置8にノズル開閉追従装置9の受台9a
が載置されており、その受台9aには多数の鋼球9bを
介して砂貯蔵タンク11を搭載した支持脚台10が載置
されており、常時は位置決め用スプリング9dの付勢力
によって受台9aに対して支持脚台10が静止した状態
であるが、スライド板4cの閉作動の動きと走行台車6
の動きに僅かなズレがあると、受台9aの多数の鋼球9
bに対して支持脚台10が動くことによってかかるズレ
を吸収するように作用するからである。
【0023】しかる後に、砂押込みシリンダ15を動作
させてそのシリンダロッド15aを下降させ、その後に
昇降装置8を駆動させて砂貯蔵タンク11及び砂押込み
シリンダ15を下降させ、さらに走行台車6を自走させ
て待機位置まで戻し、砂挿入作業が完了することとな
る。このように本装置を用いれば、ノズル孔の下部から
の砂の挿入作業について、待機位置から取鍋1の注入ノ
ズル4dの孔センター位置までいき、孔センター位置で
ノズル孔への砂の挿入を実施し、その後に再び待機位置
に戻るという自動化を図ることができる。
【0024】実施形態2.図5は本発明の実施形態2の
ノズル孔砂詰め装置の砂挿入工程を示す断面図である。
本発明の実施形態2のノズル孔砂詰め装置は、砂貯蔵タ
ンク11の内周面と底板の外周面との隙間のシール方法
が実施形態1と異なるものである。この実施形態では、
底板12の外径を砂貯蔵タンク11の内径より少し小径
にしておき、可撓性を有する円筒状のフレキシブルチュ
ーブ25の一端を砂貯蔵タンク11の上部内周面に固定
し、その他端を底板12の外周縁に固定して砂貯蔵タン
ク11の内周面と底板の外周面との隙間をシールするよ
うにしたものである。
【0025】なお、上記実施形態2の場合、砂押込みシ
リンダ15のシリンダロッド15aにより、底板12が
砂貯蔵タンク11内を上昇するときにフレキシブルチュ
ーブ25が砂貯蔵タンク11の内周と底板12の外周と
の隙間に砂5の重みで噛み込むことがある。そこで、か
かる噛み込みを防止し、押込み量を軽減するために、砂
貯蔵タンク11の底部にシリンダロッド15aを貫通さ
せて底板12を覆い、且つ砂貯蔵タンク11の底部を密
閉する底板覆板26を設け、その底板覆板26にエア供
給管14が接続されるエア供給管接続口27を設けてい
る。この実施形態2では、砂貯蔵タンク11の底部、即
ち、底板12と底板覆板26との空間が密閉され、底板
覆板26のエア供給管接続口27にエア供給管14から
のエアが供給されると、そのエアは空間を経て底板12
のエア受口13cに達し、連通孔13bを経て各エア吹
込口13aからエアが砂貯蔵タンク11の砂に吹き出さ
れる。また、底板12と底板覆板26との空間に入った
エアはフレキシブルチューブ25を常に上方に押し上げ
ているため、底板12が上昇しても砂貯蔵タンク11の
内周面と底板の外周面との隙間に噛み込むことが防止さ
れ、押込み量に悪影響を与えることもない。
【0026】上述した実施形態1の装置か実施形態2の
装置のいずれを採用するかは、例えば、押込む砂の粒度
の状況により選択するもので、砂貯蔵タンク11の内周
面と底板の外周面との隙間を実施形態1のようにゴムパ
ッキン12aでシールしたときに、ゴムパッキン12a
と砂貯蔵タンク11の内周面との間にできる隙間より
も、砂5の粒度が細かいときには実施形態1を採用する
とその隙間に砂5が入るため、実施形態2が採用され
る。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、ノズル開
閉装置を全開とした状態で直立している取鍋の注入ノズ
ルの孔センタ位置まで走行台車を自走させ、さらに横行
移動台車を移動させて走行台車に搭載されている砂貯蔵
タンクの吐出口と注入ノズルのノズル孔との芯を合わ
せ、しかる後に昇降装置を駆動させて砂貯蔵タンク及び
砂押込みシリンダを上昇させ、貯蔵タンクの吐出口を注
入ノズルに接続し、この状態で砂押込みシリンダを動作
させてそのシリンダロッドを上昇させ、砂貯蔵タンクに
貯蔵されている必要量の砂を注入ノズルよりノズル開閉
装置のノズル孔に挿入し、その挿入の際にエア供給源か
らエア供給管を介して送られてきたエアを砂貯蔵タンク
の底板に設けられたエア吹込口部が砂貯蔵タンク内の砂
の中に複数箇所から僅かに吹き込み、ノズル開閉装置の
ノズル孔への砂の挿入を完了させるようにしたので、ノ
ズル孔の下部から必要量の砂を流動性を持たせて無駄な
くスムーズにノズル孔に挿入でき、しかも暑く、墜落の
危険性のある作業が回避できて大がかりな防熱対策も必
要としないために装置を小型化でき、設備費も少額で済
むという効果を有する。
【0028】また、ノズル孔への砂の挿入は、砂押込み
シリンダのシリンダロッドの上昇によって底板が砂貯蔵
タンク内の砂を押込みながらノズル孔に挿入するので、
ノズル孔の不開孔の原因である異物が取鍋傾転の際にノ
ズル孔に入ったとしてもノズル孔への異物巻込みが防止
できるため、常に安定した自然開孔が可能となって安定
した操業ができるという効果を有する。さらに、ノズル
孔への砂の挿入は、貯蔵タンクの吐出口を注入ノズルに
接続した状態で、常にノズル孔を中心として行われるの
で、砂は周辺に飛散することはなく、最小限の挿入量で
よいために砂を合理的に使用することができるという効
果を有する。
【0029】また、エア供給管にの途中に設けられたエ
ア流量調整装置は砂押込み力検出センサーが検出した押
込み力に反比例させてエア供給管に流れるエアのエア吹
込み量を調整するので、押込み力が変化しても砂の流動
性を維持しながら効率よく砂押込みができるという効果
を有する。さらに、エア吹込口部上にエア圧力により浮
遊する円板を抜け止めして配置されているので、吹込エ
ア停止時のエア吹込口への砂の流入による口の詰まりを
防ぎ、また砂貯蔵タンク内の砂が部分的に吹き出すこと
がなく、砂の流動化を図ることができるという効果を有
する。さらにまた、砂貯蔵タンクの底板の外周面に取り
付けられたパッキンが砂貯蔵タンク内周面と底板外周面
との隙間をシールしているので、その隙間から砂貯蔵タ
ンク内に貯蔵されている砂が漏れ落ちることはなく、砂
は最小限の挿入量でよいために砂を合理的に使用するこ
とができるという効果を有する。
【0030】また、砂貯蔵タンク内周面と底板外周面と
の間を、一端を砂貯蔵タンクの上部内周面に固定し、他
端を砂貯蔵タンクの底板外周縁に固定した可撓性を有す
る円筒状のフレキシブルチューブで接続しているので、
砂貯蔵タンクの内周面と底板の外周面に設けられたパッ
キンとの間にできる隙間よりも砂の粒度が細かいときに
はその隙間に入ることをフレキシブルチューブが阻止す
るため、砂の粒度が細かいときに最適であるという効果
を有する。さらに、砂貯蔵タンクの底部に砂押込みシリ
ンダのシリンダロッドを貫通させて底板を覆い、且つ砂
貯蔵タンクの底部を密閉する底板覆板を設け、該底板覆
板にエア供給管が接続されるエア供給管接続口を設ける
ようにしたので、底板覆板のエア供給管接続口にエア供
給管からのエアが供給されると、底板と底板覆板との空
間に入ったエアはエア吹込口部の各エア吹込口から砂貯
蔵タンクの砂に吹き出されと共にフレキシブルチューブ
を常に上方に押し上げているため、底板が上昇しても砂
貯蔵タンクの内周面と底板の外周面との隙間に噛み込む
ことが防止され、押込み量に悪影響を与えないという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のノズル孔砂詰め装置の全
体構成を示す断面図である。
【図2】同ノズル孔砂詰め装置の要部を示す断面図であ
る。
【図3】同ノズル孔砂詰め装置のエア吹込み口を示す断
面図である。
【図4】同ノズル孔砂詰め装置の砂挿入工程を示す断面
図である。
【図5】本発明の実施形態2のノズル孔砂詰め装置の砂
挿入工程を示す断面図である。
【図6】従来のノズル孔砂詰方法を示す断面図である。
【符号の説明】
1 取鍋 4 ロータリーノズル 5 砂 6 走行台車 7 横行移動台車 8 昇降装置 9 ノズル開閉追従装置 10 支持脚台 11 砂貯蔵タンク 12 底板 13 エア吹込口部 14 エア供給管 15 砂押込シリンダ 15a シリンダロッド 23 エア供給源
フロントページの続き (72)発明者 高橋 三郎 広島県福山市鋼管町一番地 福山共同機工 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 待機位置から取鍋のノズル孔位置まで自
    走する走行台車と、 走行台車に載置され、走行台車の走行方向と直交方向に
    移動する横行移動台車と、 横行移動台車に載置された昇降装置と、 昇降装置の上方に搭載され、上部に吐出口を有し、内部
    で上下動可能な底板を有する砂貯蔵タンクと、 砂貯蔵タンクの底板に設けられ、砂貯蔵タンク内の砂の
    中に複数箇所から僅かなエアを吹き込むエア吹込口部
    と、 エア供給源に接続され、エア吹込口部にエアを供給する
    エア供給管と、 昇降装置に搭載され、砂貯蔵タンクの底板を上下動させ
    る砂押込みシリンダとを備えたことを特徴とするノズル
    孔砂詰め装置。
  2. 【請求項2】 上記砂押込みシリンダのシリンダロッド
    の押込み力を検出する砂押込み力検出センサーと、上記
    エア供給管に設けられ、砂押込み力検出センサーが検出
    した押込み力に反比例させてエア供給管に流れるエアの
    エア吹込み量を調整するエア流量調整装置とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のノズル孔砂詰め装置。
  3. 【請求項3】 上記エア吹込口部の各エア吹込口上にエ
    ア圧力により浮遊する円板を抜け止めして配置したこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のノズル孔砂詰め装
    置。
  4. 【請求項4】 上記砂貯蔵タンクの底板の外周面に 該
    砂貯蔵タンク内周面と底板外周面との隙間をシールする
    パッキンを取り付けたことを特徴とする請求項1、2又
    は3記載のノズル孔砂詰め装置。
  5. 【請求項5】 上記砂貯蔵タンク内周面と底板外周面と
    の間を、一端を上記砂貯蔵タンクの上部内周面に固定
    し、他端を上記砂貯蔵タンクの底板の外周縁に固定した
    可撓性を有する円筒状のフレキシブルチューブで接続し
    たことを特徴とする請求項1、2又は3記載のノズル孔
    砂詰め装置。
  6. 【請求項6】 上記砂貯蔵タンクの底部に上記砂押込み
    シリンダのシリンダロッドを貫通させて上記底板を覆
    い、且つ上記砂貯蔵タンクの底部を密閉する底板覆板を
    設け、該底板覆板に上記エア供給管が接続されるエア供
    給管接続口を設けたことを特徴とする請求項5記載のノ
    ズル孔砂詰め装置。
JP15998496A 1996-06-20 1996-06-20 ノズル孔砂詰め装置 Withdrawn JPH105987A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102642016A (zh) * 2012-03-28 2012-08-22 芜湖新兴铸管有限责任公司 一种钢包引流砂的加入装置及其引流砂加入方法
IT202100008438A1 (it) * 2021-04-15 2022-10-15 Nico Busolini Apparato e metodo per l'introduzione di sabbia cromite nello scaricatore di una siviera

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