JPH1058569A - パネル及びその製造方法 - Google Patents

パネル及びその製造方法

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JPH1058569A
JPH1058569A JP21360996A JP21360996A JPH1058569A JP H1058569 A JPH1058569 A JP H1058569A JP 21360996 A JP21360996 A JP 21360996A JP 21360996 A JP21360996 A JP 21360996A JP H1058569 A JPH1058569 A JP H1058569A
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JP
Japan
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panel
paper
tape
core
adhered
Prior art date
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Application number
JP21360996A
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English (en)
Inventor
Shigeki Sasaki
茂樹 佐々木
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ASAHI CONTAINER KOGYO KK
Original Assignee
ASAHI CONTAINER KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルを軽量でコストが安く再生可能にする
こと。 【解決手段】 ハニカム構造の紙製心材11の両面に
紙製表皮材12、13を接着したことを特徴とするパネ
ル10。更に、端材14を前記心材11の端に接着
し、前記表皮材12、13及び該端材14の表面にテー
プ15を接着したこと。更に端材14が板状若しくは
角柱状であること。ハニカム構造の紙製心材11の両
面に紙製表皮材12、13を接着し、前記心材11と前
記表皮材12、13との境界部分をカッターにて所定深
さ切り込み、前記心材11のうち前記切り込み部分に挟
まれた部分を圧縮するように端材14を配置し、テープ
15を前記表皮材12、13の端部及び前記端材14を
被うように接着したことを特徴とするパネルの製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル及びその製
造方法に関し、特に、紙を主要な材料とするパネル及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からコンテナ等の材料となるパネル
として、木製パネルが使用されている。この木製パネル
は一般的であり、釘止め可能で使用しやすいものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例の木製パネルは、重量があり、コストが高く、再
生利用不可能であるという欠点があった。したがって、
本願発明の目的は、上述の従来例の欠点をなくし、軽量
で、コストが安く、再生利用可能なパネルを提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明の構成は、ハニカム構造の紙製心
材の両面に紙製表皮材を接着したことを特徴とするパネ
ルである。上記第1の発明の構成により、パネルが紙製
ハニカム構造心材と紙製表皮材により形成されるので、
パネルの主要部が紙で構成されることになる。このた
め、パネルが軽く、安価である。更に、紙として再生紙
を使用することができるので、パネルが再生利用可能と
なる。
【0005】更に、第2の発明の構成は、上記第1の発
明の構成において、端材を前記心材の端に配設し、テー
プを表皮材の端部及び該端材を被うように接着したこと
である。上記第2の発明の構成により、上記第1の発明
の作用とともに、端材を心材の端に配置し、表皮材の端
部及び前記端材を被うようにテープを接着しているの
で、パネルの端を容易に補強することができる。更に、
パネルの端をテープにより被っているので、パネルの端
の外観をよくすることができる。
【0006】更に、第3の発明の構成は、上記第2の発
明の構成において、端材が板状若しくは角柱状であるこ
とである。上記第3の発明の構成により、上記第2の発
明の作用とともに、端材が板状若しくは角柱状であるの
で、端材の形状を最適なものにすることができる。
【0007】更に、第4の発明の構成は、ハニカム構造
の紙製心材の両面に紙製表皮材を接着し、前記心材と前
記表皮材との境界部分をカッターにて所定深さ切り込
み、前記心材のうち前記切り込み部分に挟まれた部分を
圧縮するように端材を配置し、テープを前記表皮材の端
部及び前記心材を被うように接着したことを特徴とする
上記第2の発明に係わるパネルの製造方法である。上記
第4の発明の構成により、ハニカム構造の紙製心材の両
面に紙製表皮材を接着しているので、パネルの基本構造
を紙製材料により容易に形成することができる。次に、
前記心材と前記表皮材との境界部分をカッターにて所定
深さ切り込み、前記心材のうち前記切り込み部分に挟ま
れた部分を圧縮するように端材を配置し、テープを前記
心材及び前記表皮材の端部を被うように接着しているの
で、パネルの端を補強する端材をパネルの端に容易に組
み込むことができ、更に、パネルの端の外観をよくする
テープにより前記端材を固定することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本願発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は、本願発明の実施の形態
に係わるパネルの製造方法を概略説明する正面図であ
り、図2は前記パネルの製造方法を概略説明する平面図
であり、図3は図2の一部分の詳細図であり、図4は前
記パネルの製造方法を概略説明する斜視図である。
【0009】図1においては、製造中のパネル10を搬
送する方法を示す。ベルト20は、一対のベルト車2
1、22により駆動されている。なお、ベルト車21は
軸21aを回転中心とし、ベルト車22は軸22aを回
転中心としている。製造中のパネル10は、一列に並べ
られた複数のローラ23の上に置かれ、ベルト20によ
り駆動されて矢印24の方向に搬送される。
【0010】図2においては、製造中のパネル10を上
から見た状態の概略を示す。この場合、ローラ25及び
ローラ26によりパネル10の両端が挟まれている。な
お、図6に示すように、フランジ25bがローラ25に
形成されている。また、軸25aはローラ25の回転軸
であり、軸26aはローラ26の回転軸である。
【0011】図3及び図4においては、パネル10の紙
製心材11はハニカム構造であり、板紙等の紙製表皮材
12、13は心材11の両面に接着されている。心材1
1の両面に表皮材12、13を接着したものは矢印24
方向に搬送されている。一対のカッタ−27、28が配
置されている。カッター27は心材11と表皮材12と
の境界部分に所定深さ切り込み(切り込みの深さL1
を形成するように配置され、カッター28は心材11と
表皮材13との境界部分に所定深さ切り込み(切り込み
の深さL1 )を形成するように配置されている。 な
お、27aはカッター27の先端であり、28aはカッ
ター28の先端である。
【0012】板状端板14(厚さt1 )は、板紙等であ
り、ローラ25(なお、図4においえはローラ25が省
略されている。)により心材11の端に押しつけられ、
心材11のうち前記切り込み部分に挟まれた部分が押さ
れてハニカム構造が潰れた状態になる。端材14の内面
14aに接着剤が塗布されているので、端材14の内面
14aはローラ25により押されて自動的に心材11の
潰れた端に接着される。なお、内面14aに接着剤が塗
布されていなくてもよい。更に、テープ15(テープ1
5の内面15aに粘着剤が塗布されている)がフランジ
25b付きローラ25により板状端材14の外面14b
及び表皮材12、13の端部を被うように押しつけられ
て接着される。なお、テープ15を家具等で使用されて
いる端口テープとして、テープ15の外面15は、色付
き、木目調等にすることができる。また、15cはフラ
ンジ25bによるテープ15の折り曲げ部(表皮材1
2、13に接着される部分)である。図7は上記製造方
法により製造されたパネル10の断面構造を示す。
【0013】図5は、図3の変形例を示す。図5におい
ては、板状端材14の代わりに角柱状端材34が用いら
れている。角柱状端材34の厚さt2 は板状端材14の
厚さt1 より厚く、角柱状端材14の材質は、パーティ
クルボード等である。このため、カッター29の切り込
み深さL2 は図3のカッター27、28の切り込み深さ
1 より深くなっている。なお、29aは、カッター2
9の先端である。その他は、図3の場合と同じであり、
パネル30において、心材31は前記心材11と同じで
あり、表皮材32、33は前記表皮材12、13と同じ
である。また、角柱状端材34の内面34aには接着剤
が塗布されている。なお、34bは端材34の外面であ
る。なお、内面34aに接着剤が塗布されていなくても
よい。更に、テープ35は前記テープ15と同じであ
り、テープ35の内面35aには粘着材が塗布されてい
る。なお、35bはテープ35の外面であり、35cは
テープ35の折り曲げ部である。図8は上記方法により
製造されたパネル30の断面構造を示す。
【0014】以上の構成により、パネル10、30が紙
製ハニカム構造心材11、31と紙製表皮材12、1
3、32、33により形成されるので、パネル10、3
0の主要部が紙で構成されることになる。このため、パ
ネル10、30が軽く、安価である。更に、紙として再
生紙を使用することができるので、パネル10、30が
再生利用可能となる。更に、端材14、34を心材1
1、31の端に配置し、表皮材12、13、32、33
の端部及び前記端材14、34を被うようにテープ1
5、35を接着しているので、パネル10、30の端を
容易に補強することができる。更に、パネル10、30
の端をテープ15、35により被っているので、パネル
10、30の端の外観をよくすることができる。更に、
端材14、34が板状若しくは角柱状であるので、端材
14、34の形状を最適なものにすることができる。
【0015】次に、心材11、31と表皮材12、1
3、32、33との境界部分をカッター27、28、2
9にて所定深さ切り込み、前記心材11、31のうち前
記切り込み部分に挟まれた部分を圧縮するように端材1
4、34を配置し、テープ15、35を前記心材11、
31及び前記表皮材12、13、32、33の端部を被
うように接着しているので、パネル10、30の端を補
強する端材14、34をパネル10、30の端に容易に
組み込むことができ、更に、パネル10、30の端の外
観をよくするテープ15、35により前記端材14、3
4を固定することができる。
【0016】
【発明の効果】本願の第1の発明に係わるパネルによれ
ば、材料の主要部が紙であるので、軽く、安価であり、
かつ、再生利用可能となる。更に、第2の発明によれ
ば、上記第1の発明の効果とともに、パネルの端を容易
に補強することができ、更に、パネルの端の外観をよく
することができる。更に、第3の発明に係わるパネルに
よれば、上記第2の発明の効果とともに、端材の形状を
最適なものにすることができる。このため、パネルの端
の形状を最適なものにすることができる。更に、第4の
発明によれば、第2の発明に係わるパネルを容易に効率
よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態のパネルの製造方法を概
略説明する正面図である。
【図2】前記パネルの製造方法を概略説明する平面図で
ある。
【図3】前記パネルの製造方法を説明する平面図の一部
分の詳細図である。
【図4】前記パネルの製造方法を説明する斜視図であ
る。
【図5】前記図3の変形例である。
【図6】前記製造方法に使用するローラの正面図であ
る。
【図7】前記図3及び図4に示す製造方法により製造さ
れたパネルの断面図である。
【図8】前記図5に示す製造方法により製造されたパネ
ルの断面図である。
【符号の説明】
10 パネル 11 心材 12、13 表皮材 14 板状端材 15 テープ 20 ベルト 25、26 ローラ 27、28、29 カッター 30 パネル 31 心材 32、33 表皮材 34 角柱状端材 35 テープ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハニカム構造の紙製心材の両面に紙製表
    皮材を接着したことを特徴とするパネル。
  2. 【請求項2】 端材を前記心材の端に配設し、テープを
    表皮材の端部及び該端材を被うように接着したことを特
    徴とする請求項1記載のパネル。
  3. 【請求項3】 端材が板状もしくは角柱状であることを
    特徴とする請求項3記載のパネル。
  4. 【請求項4】 ハニカム構造の紙製心材の両面に紙製表
    皮材を接着し、 前記心材と前記表皮材との境界部分をカッターにて所定
    深さ切り込み、 前記心材のうち前記切り込み部分に挟まれた部分を圧縮
    するように端材を配置し、 テープを前記表皮材の端部及び前記端材を被うように接
    着したことを特徴とするパネルの製造方法。
JP21360996A 1996-08-13 1996-08-13 パネル及びその製造方法 Pending JPH1058569A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008183821A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Maezawa Ind Inc 複合ハニカム構造のパネル及び圧縮繊維パネルの製造方法
JP2010208269A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Ibiken Kk 複合化粧パネル、及び複合化粧パネルにおける化粧縁部材の貼着方法
JP2010260252A (ja) * 2009-05-07 2010-11-18 Ibiken Kk 複合化粧パネル、及び複合化粧パネルにおける化粧縁部材の貼着方法
JP2014069466A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Gifu Plast Ind Co Ltd 中空板材
JP2016533916A (ja) * 2013-06-20 2016-11-04 ル ストラティフィース 複合パネルを縁取るための方法、方法を実施するためのストリップ、及びこの方法で得られるパネル

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