JPH1058068A - ドラム缶再生システム - Google Patents
ドラム缶再生システムInfo
- Publication number
- JPH1058068A JPH1058068A JP22215496A JP22215496A JPH1058068A JP H1058068 A JPH1058068 A JP H1058068A JP 22215496 A JP22215496 A JP 22215496A JP 22215496 A JP22215496 A JP 22215496A JP H1058068 A JPH1058068 A JP H1058068A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- lid
- bending
- recycling system
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃棄処理できない不純物の入ったドラム缶で
も容易に再生できるようにし、ドラム缶の再利用システ
ムの構築を可能にする。 【解決手段】 投入口１から送り込まれたドラム缶の蓋
をカッター２で切断し、その切り口を曲げ装置３により
外側に折り曲げ、反転装置４によりその切り口を下に向
けてドラム缶焼成炉５に投入する。そして、この焼成炉
５でドラム缶本体を加熱して塗料や残留物をガス状にし
て二次燃焼炉１２に送り、焼成後のドラム缶本体はショ
ットブラスター６で塗料かす等を取り除き、修正装置７
で凹みを修正した後、チェック装置８で漏れをチェック
する。その後、ドライヤー９で乾燥させて、塗装機１０
で塗装を施した後、蓋取付装置１１で蓋を取り付ける。
も容易に再生できるようにし、ドラム缶の再利用システ
ムの構築を可能にする。 【解決手段】 投入口１から送り込まれたドラム缶の蓋
をカッター２で切断し、その切り口を曲げ装置３により
外側に折り曲げ、反転装置４によりその切り口を下に向
けてドラム缶焼成炉５に投入する。そして、この焼成炉
５でドラム缶本体を加熱して塗料や残留物をガス状にし
て二次燃焼炉１２に送り、焼成後のドラム缶本体はショ
ットブラスター６で塗料かす等を取り除き、修正装置７
で凹みを修正した後、チェック装置８で漏れをチェック
する。その後、ドライヤー９で乾燥させて、塗装機１０
で塗装を施した後、蓋取付装置１１で蓋を取り付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄処理できない
不純物の入ったドラム缶を再生利用可能に処理するドラ
ム缶再生システムに関するものである。
不純物の入ったドラム缶を再生利用可能に処理するドラ
ム缶再生システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ドラム缶は、液体や固体の廃棄物など種
々のものを保管したり運搬したりする際に広く使用され
ている。また、その用途別によって、蓋付き缶や蓋なし
缶、あるいは構成材料により種々のものが実用化されて
いる。
々のものを保管したり運搬したりする際に広く使用され
ている。また、その用途別によって、蓋付き缶や蓋なし
缶、あるいは構成材料により種々のものが実用化されて
いる。
【０００３】従来、このようなドラム缶は腐食などによ
り使用回数や使用期間に制限がある場合が多く、また収
容物が異なると使用できない場合もある。
り使用回数や使用期間に制限がある場合が多く、また収
容物が異なると使用できない場合もある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来では廃
棄処理できない不純物の入ったドラム缶は再生処理が困
難であり、使用済みになると廃棄処分されるので、再利
用システムの構築ができないという問題点があった。
棄処理できない不純物の入ったドラム缶は再生処理が困
難であり、使用済みになると廃棄処分されるので、再利
用システムの構築ができないという問題点があった。
【０００５】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、廃棄処理できない不純物の入ったドラ
ム缶でも容易に再生することができ、再利用システムの
構築が可能なドラム缶再生システムを提供することを目
的としている。
なされたもので、廃棄処理できない不純物の入ったドラ
ム缶でも容易に再生することができ、再利用システムの
構築が可能なドラム缶再生システムを提供することを目
的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係るドラム缶再
生システムは、ドラム缶を再生可能に処理するドラム缶
再生システムであって、ドラム缶の蓋部を切断する切断
手段と、その切り口を折り曲げる折曲げ加工手段と、折
曲げ加工されたドラム缶本体を所定の温度で燃焼させる
燃焼手段と、燃焼後のドラム缶本体を元の形状に修正す
る修正手段と、修正したドラム缶本体に塗装を施す塗装
手段と、該ドラム缶本体に蓋を取り付ける蓋取付手段と
を備えたものである。
生システムは、ドラム缶を再生可能に処理するドラム缶
再生システムであって、ドラム缶の蓋部を切断する切断
手段と、その切り口を折り曲げる折曲げ加工手段と、折
曲げ加工されたドラム缶本体を所定の温度で燃焼させる
燃焼手段と、燃焼後のドラム缶本体を元の形状に修正す
る修正手段と、修正したドラム缶本体に塗装を施す塗装
手段と、該ドラム缶本体に蓋を取り付ける蓋取付手段と
を備えたものである。
【０００７】また、上記のシステムで、元の形状に修正
したドラム缶本体の漏れの有無をチェックするチェック
手段を有し、漏れがある場合はその部分の穴埋め処理を
行うようにしたものである。
したドラム缶本体の漏れの有無をチェックするチェック
手段を有し、漏れがある場合はその部分の穴埋め処理を
行うようにしたものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は本発明の一実施例によるド
ラム缶再生システムの構成を示すブロック図である。
ラム缶再生システムの構成を示すブロック図である。
【０００９】同図において、１は使用済みのドラム缶が
投入される投入口、２は投入されたドラム缶の蓋を切断
するカッター（切断手段）、３はその切り口を折り曲げ
る切り口曲げ装置（折曲げ加工手段）、４は折り曲げ加
工された部位（切り口）を下側に向けてドラム缶焼成炉
（燃焼手段）５に送り込む反転装置で、焼成炉５は投入
されたドラム缶本体を所定の温度で燃焼する。
投入される投入口、２は投入されたドラム缶の蓋を切断
するカッター（切断手段）、３はその切り口を折り曲げ
る切り口曲げ装置（折曲げ加工手段）、４は折り曲げ加
工された部位（切り口）を下側に向けてドラム缶焼成炉
（燃焼手段）５に送り込む反転装置で、焼成炉５は投入
されたドラム缶本体を所定の温度で燃焼する。
【００１０】６は焼成後のドラム缶本体にショットを吹
き付けるショットブラスター、７は該ドラム缶本体を元
の形状に修正する油圧凹み修正装置（修正手段）、８は
修正後のドラム缶本体の漏れの有無をチェックする漏れ
チェック装置（チェック手段）で、漏れがあった場合は
その部分の穴埋め処理が行われる。
き付けるショットブラスター、７は該ドラム缶本体を元
の形状に修正する油圧凹み修正装置（修正手段）、８は
修正後のドラム缶本体の漏れの有無をチェックする漏れ
チェック装置（チェック手段）で、漏れがあった場合は
その部分の穴埋め処理が行われる。
【００１１】９は上記修正後のドラム缶本体を乾燥させ
るドライヤー、１０は乾燥後のドラム缶本体に塗装を施
す塗装機（塗装手段）、１１は塗装後のドラム缶本体に
蓋を取り付ける蓋取付装置（蓋取付手段）である。
るドライヤー、１０は乾燥後のドラム缶本体に塗装を施
す塗装機（塗装手段）、１１は塗装後のドラム缶本体に
蓋を取り付ける蓋取付装置（蓋取付手段）である。
【００１２】また、１２はドラム缶焼成炉５に設けられ
た二次燃焼炉で、この二次燃焼炉１２の先には水冷式
（湿式）集塵機１３、排風機１４及びサイレンサー１５
が順次接続されている。
た二次燃焼炉で、この二次燃焼炉１２の先には水冷式
（湿式）集塵機１３、排風機１４及びサイレンサー１５
が順次接続されている。
【００１３】次に、上記システムの処理の流れについて
図２の工程図により詳細に説明する。
図２の工程図により詳細に説明する。
【００１４】まず、投入口１から送り込まれたドラム缶
はカッター２により蓋の部分が切断され（Ｓ１）、その
切断された切り口が切り口曲げ装置３により外側に折り
曲げられる（Ｓ２）。そして、折り曲げられた切り口が
反転装置４により下に向けられて焼成炉５に投入される
（Ｓ３）。
はカッター２により蓋の部分が切断され（Ｓ１）、その
切断された切り口が切り口曲げ装置３により外側に折り
曲げられる（Ｓ２）。そして、折り曲げられた切り口が
反転装置４により下に向けられて焼成炉５に投入される
（Ｓ３）。
【００１５】上記焼成炉５では、ドラム缶本体が所定の
温度で焼成され（Ｓ４）、これにより塗料や残留物など
が燃焼されてガス状となり、二次燃焼炉１２に入る。次
に、焼成炉５から出たドラム缶本体は、ショットブラス
ター６でショット掛けされて塗料かす等が取り除かれ、
続いて凹んだ部分を修正するために修正装置７により油
圧で成形される（Ｓ５）。
温度で焼成され（Ｓ４）、これにより塗料や残留物など
が燃焼されてガス状となり、二次燃焼炉１２に入る。次
に、焼成炉５から出たドラム缶本体は、ショットブラス
ター６でショット掛けされて塗料かす等が取り除かれ、
続いて凹んだ部分を修正するために修正装置７により油
圧で成形される（Ｓ５）。
【００１６】そして、成形修正されたドラム缶本体に穴
が開いていないか否かが漏れチェック装置８によりエア
ーで確認され（Ｓ６）、その後ドラム缶本体はドライヤ
ー９で乾燥され（Ｓ７）、塗装機１０により所定の塗装
が施される（Ｓ８）。最後に、蓋取付装置１１によりド
ラム缶本体に新しい蓋が取り付けられ（Ｓ９）、再利用
可能なドラム缶が再生される。
が開いていないか否かが漏れチェック装置８によりエア
ーで確認され（Ｓ６）、その後ドラム缶本体はドライヤ
ー９で乾燥され（Ｓ７）、塗装機１０により所定の塗装
が施される（Ｓ８）。最後に、蓋取付装置１１によりド
ラム缶本体に新しい蓋が取り付けられ（Ｓ９）、再利用
可能なドラム缶が再生される。
【００１７】このようにして、廃棄処理できない不純物
の入ったドラム缶でも容易に再生することができ、した
がってドラム缶の再利用システムの構築が可能となる。
の入ったドラム缶でも容易に再生することができ、した
がってドラム缶の再利用システムの構築が可能となる。
【００１８】一方、ドラム缶焼成炉５に設けられた二次
燃焼炉１２では、ガス状になった塗料や残留物等が更に
燃焼され、これにより有害物質が分解される。そして、
この排ガスは水冷式集塵機１３、排風機１４を経て大気
中に放出される。このとき、サイレンサー１５により騒
音の発生が抑制される。
燃焼炉１２では、ガス状になった塗料や残留物等が更に
燃焼され、これにより有害物質が分解される。そして、
この排ガスは水冷式集塵機１３、排風機１４を経て大気
中に放出される。このとき、サイレンサー１５により騒
音の発生が抑制される。
【００１９】また、上記二次燃焼炉１２では１２００°
〜１３００℃の温度で燃焼されるので、ＰＣＢの発生も
抑えられ、更に水冷式集塵機１３で急冷されるので、ダ
イオキシンの発生もなく、クリーンなシステムを実現す
ることができる。
〜１３００℃の温度で燃焼されるので、ＰＣＢの発生も
抑えられ、更に水冷式集塵機１３で急冷されるので、ダ
イオキシンの発生もなく、クリーンなシステムを実現す
ることができる。
【００２０】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、廃棄処
理できない不純物の入ったドラム缶でも容易に再生する
ことができ、ドラム缶の再利用システムの構築が可能に
なるという効果がある。
理できない不純物の入ったドラム缶でも容易に再生する
ことができ、ドラム缶の再利用システムの構築が可能に
なるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一実施例によるドラム缶再生システ
ムの構成を示すブロック図
ムの構成を示すブロック図
【図２】 図１のシステムの処理の流れを示す工程図
１ 投入口 ２ カッター（切断手段） ３ 切り口曲げ装置（折曲げ加工手段） ４ 反転装置 ５ ドラム缶焼成炉（燃焼手段） ６ ショットブラスター ７ 油圧凹み修正装置（修正手段） ８ 漏れチェック装置（チェック手段） ９ ドライヤー １０ 塗装機（塗装手段） １１ 蓋取付装置（蓋取付手段） １２ 二次燃焼炉
Claims (2)
- 【請求項１】 ドラム缶を再生可能に処理するドラム缶
再生システムであって、ドラム缶の蓋部を切断する切断
手段と、その切り口を折り曲げる折曲げ加工手段と、折
曲げ加工されたドラム缶本体を所定の温度で燃焼させる
燃焼手段と、燃焼後のドラム缶本体を元の形状に修正す
る修正手段と、修正したドラム缶本体に塗装を施す塗装
手段と、該ドラム缶本体に蓋を取り付ける蓋取付手段と
を備えたことを特徴とするドラム缶再生システム。 - 【請求項２】 元の形状に修正したドラム缶本体の漏れ
の有無をチェックするチェック手段を有し、漏れがある
場合はその部分の穴埋め処理を行うことを特徴とする請
求項１記載のドラム缶再生システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22215496A JPH1058068A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | ドラム缶再生システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22215496A JPH1058068A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | ドラム缶再生システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1058068A true JPH1058068A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16778034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22215496A Withdrawn JPH1058068A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | ドラム缶再生システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1058068A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014161841A (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-08 | Kureha Ecology Management Co Ltd | ドラム缶の焼却処理方法 |
| KR20200083064A (ko) * | 2018-12-31 | 2020-07-08 | 안상철 | 오픈 드럼 재생장치 |
| CN114054470A (zh) * | 2021-09-29 | 2022-02-18 | 博瑞(江苏)环保设备有限公司 | 一种废旧钢桶再生加工工艺 |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP22215496A patent/JPH1058068A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014161841A (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-08 | Kureha Ecology Management Co Ltd | ドラム缶の焼却処理方法 |
| KR20200083064A (ko) * | 2018-12-31 | 2020-07-08 | 안상철 | 오픈 드럼 재생장치 |
| CN114054470A (zh) * | 2021-09-29 | 2022-02-18 | 博瑞(江苏)环保设备有限公司 | 一种废旧钢桶再生加工工艺 |
| CN114054470B (zh) * | 2021-09-29 | 2023-05-09 | 博瑞(江苏)环保设备有限公司 | 一种废旧钢桶再生加工工艺 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |