JPH105745A - 浄水器 - Google Patents
浄水器Info
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- JPH105745A JPH105745A JP18427496A JP18427496A JPH105745A JP H105745 A JPH105745 A JP H105745A JP 18427496 A JP18427496 A JP 18427496A JP 18427496 A JP18427496 A JP 18427496A JP H105745 A JPH105745 A JP H105745A
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- granular material
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- Pending
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Abstract
用時の視覚的演出効果のある浄水器を提供する。 【解決手段】 活性炭と中空糸膜とを濾過材とする浄水
機構を備え、浄水の流路に、少なくとも一部が透明であ
るケースに粒状物が流動可能に上部に空間部を設けて充
填され、下部に浄水導入口を備えた粒状物充填カートリ
ッジが配置され、またはさらに粒状物充填カートリッジ
の上流に炭酸ガス添加機構が配置されている。
Description
を得る浄水器に関する。
加される殺菌用塩素に基づくカルキ臭や原水中に含まれ
るカビに基づくカビ臭があって不味く、また安全衛生面
でも、ビルやマンションの貯水槽では、微生物汚染や赤
水の発生をはじめ、トリハロメタン等の発ガン性物質の
混入が問題となっており、安全でおいしい水に対する要
望を満たすため、浄水器やミネラルウォーターが用いら
れている。浄水器には、主に水道水中の残留塩素やトリ
ハロメタン等を除去する活性炭或いはさらに濁度成分や
細菌を除去する中空糸膜が用いられ、かかる浄水器によ
れば、安全な水を家庭でも容易に得られるものの、おい
しさの点ではミネラルウォーターに比べ未だ十分満足で
きるものではない。
と感じられる成分の一つである。厚生省のおいしい水研
究会によれば、飲料水中の炭酸ガス濃度を遊離炭酸とし
て表した場合、おいしいと感じる遊離炭酸の濃度範囲
は、3〜30ppmといわれており、さらに炭酸ガスが
溶存した水の場合には、水に難溶であるミネラル成分、
例えば炭酸カルシウムは、炭酸ガス含有水によって容易
に溶解することが知られている。
できる装置が、特開昭62−152523号公報、特開
平62−152525号公報等で提案されているが、こ
れら装置では、バッチ処理であるため、炭酸ガス添加水
の製造量が制限され、炭酸ガス添加水を多量に製造する
には装置が大型化し、さらに得られる炭酸ガス添加水も
ガス濃度が高濃度のものしか得られず、また、浄水機能
を有していないため安全な炭酸ガス添加水を得るために
は別途浄水器或いは浄水自身を用意する必要がある。
でおいしい水を得る浄水器、さらには使用時の視覚的演
出効果のある浄水器を提供することにある。
糸膜とを濾過材とする浄水機構を備え、浄水の流路に、
少なくとも一部が透明であるケースに粒状物が流動可能
に上部に空間部を設けて充填され、下部に浄水導入口を
備えた粒状物充填カートリッジが配置されたことを特徴
とする浄水器、
浄水機構を備え、浄水の流路に、炭酸ガス添加機構、及
び少なくとも一部が透明であるケースに粒状物が流動可
能に上部に空間部を設けて充填され、下部に浄水導入口
を備えた粒状物充填カートリッジが順次配置されたこと
を特徴とする浄水器、にある。
は、一般に浄水器と呼ばれるものと同一の浄水機能を有
するものであればよく、その構成が特に限定されるもの
ではなく、公知の任意の浄水器をそのまま用いることが
できるが、少なくとも活性炭及び中空糸膜を濾過材とし
て用いた浄水機構であることが活性炭により水中の残留
塩素やトリハロメタン等を除去し、中空糸膜により濁度
成分や細菌を除去するうえで好ましく、またさらにイオ
ン交換樹脂等を用いた浄水機構であってもよい。
構からの浄水の流路に、少なくとも一部が透明であるケ
ースに粒状物が流動可能に上部に空間部を設けて充填さ
れ、下部に浄水導入口を備えた粒状物充填カートリッジ
が配置される。
模式断面図である。図1中、1は透明ケース、2は浄水
導入口、3は水流出口、4は空間部、5は粒状物、6は
支持層を示す。図1において、透明ケース1は、円筒状
のケースで、ケースの下部に浄水導入口2、ケースの上
部に水流出口3を備え、透明ケース1の内部には、上部
に空間部4を設けて粒状物5が流動可能な状態に充填さ
れ、粒状物5が水流出口3より流出しないよう支持層6
を浄水導入口2及び水流出口3の近傍にそれぞれ設けて
ある。
他の例の模式断面図である。図2において、透明ケース
1は、半球状のケースで、ケースの下部に浄水導入口
2、水流出口3を備え、透明ケース1の内部には、上部
に空間部4を設けて粒状物5が流動可能な状態に充填さ
れ、浄水導入口2及び水流出口3の部分にはそれぞれ支
持層6が設けてある。
スチック等からなる全部または一部が透明であるケース
で、充填された粒状物が透視しうる。また、ケースの形
状は、前記の円筒状、半球状であることが好ましいが、
これら形状に限定されるものではない。
ズ及びまたは炭酸カルシウム主成分の天然物の粒状体
で、粒状物充填カートリッジに流入する浄水の水流によ
り粒状物が流動可能な粒径のもであればよい。ガラスビ
ーズは、例えば赤、黄、青等に着色されていてもよく、
ガラスビーズが着色ガラスビーズであるときは、水流に
より着色ガラスビーズが流動し、流動する着色ガラスビ
ーズが視覚的な演出効果を奏する。
とも一部に光触媒が担持されたガラスビーズであっても
よく、ガラスビーズが光触媒担持ガラスビーズであると
きは、充填されるケースが透明であるので、光照射され
たとき、光触媒によって水中に残存する有機物を酸化還
元作用により分解する。光触媒としては、公知の半導体
材料等の金属或いは酸化物等が用いられるが、酸化チタ
ンが好ましく用いられ、ガラスビーズへの担持には、金
属化合物をゾルゲル法等により付着させ数百℃で加熱す
る等公知の任意の方法で行われる。
しては、石灰岩、コーラルサンド等が特に好ましく用い
られる。炭酸カルシウム主成分の天然物は、浄水中にカ
ルシウムを溶解させ、ミネラル添加効果を奏する。従っ
て、本発明の浄水器における炭酸カルシウム主成分の天
然物の粒状体充填カートリッジへの浄水の通水により浄
水にミネラルが添加される。また、粒状体充填カートリ
ッジにおける粒状物は、前記の各種ガラスビーズと炭酸
カルシウム主成分の天然物の粒状体との混合物とするこ
ともできる。
構からの浄水の流路に、炭酸ガス添加機構が粒状物充填
カートリッジの上流に配置されていてもよく、本発明の
浄水器は、また炭酸ガス添加機構を浄水の流路に配置し
た炭酸ガス添加機能を有する浄水器にある。
る浄水器の一例の構成図を示す。図3において、浄水器
は、浄水部9、炭酸ガス添加部10及び粒状物充填カー
トリッジ11を主体として構成される。炭酸ガス添加機
構は、特に限定はないが、例えば図3に示すように、炭
酸ガスボンベ12、炭酸ガスボンベ12のガス圧を調節
する減圧弁13、ガス流量を調節するニードルバルブ1
4、ガス流路を開閉するガス流路開閉弁15、炭酸ガス
添加部10からなり、ガス流路開閉弁15を開くことに
よって供給される炭酸ガスは、炭酸ガス添加部10で、
浄水部9からの浄水に添加される。
らの炭酸ガスを浄水中へ添加し浄水中に溶解させる機能
を有するもので、炭酸ガス添加部10における炭酸ガス
と水との接触部に、炭酸ガスの気相と水の液相とを仕切
り、かつ炭酸ガス流路への水の流入を防ぐ逆止弁が配置
されることが好ましい。逆止弁には、特に限定はなく、
例えばムシゴム状のものが用いられる。
高いガス圧にて炭酸ガスが浄水に添加され溶解するが、
炭酸ガスの高濃度添加水を得る場合や水温が高い場合を
考慮して、炭酸ガス添加機構には、炭酸ガス溶解部を備
えることが好ましい。炭酸ガス溶解部は、水と炭酸ガス
との接触を大とする構造であればよく、例えば管の途中
に絞りを設けたベンチュリー管状の管、通水可能な細孔
を有する焼結体の充填管、水流を旋回流とする旋回流発
生管、或いは単に長い管で構成する。また、炭酸ガス溶
解部を粒状物充填カートリッジで兼ねてもよい。炭酸ガ
ス添加機構で炭酸ガスが添加された炭酸ガス添加水は、
さらに粒状物充填カートリッジを通水させて吐水され
る。
る。
を、浄水機構として、クリンスイQ(三菱レイヨン
(株)製浄水器)、炭酸ガス添加機構の炭酸ガス供給源
として、炭酸ガスボンベ、粒状物充填カートリッジとし
て、シルバーライト7000(丸尾カルシウム(株)製
石灰岩)をメッシュ48/100に粉砕した粒状体50
0ccを容量800ccの円筒状の透明プラスチックケ
ースに充填した石灰岩充填カートリッジをそれぞれ用い
て構成した。この浄水器に、炭酸ガス添加量が約45p
pmとなるように水流量3リットル/分、炭酸ガス流量
70Ncc/分に調節して原水及び炭酸ガスを供給し、
炭酸ガス添加水を吐水させた。
解のために炭酸ガスが消費され炭酸ガス濃度が計算値よ
り低下したが、炭酸ガス濃度が35.0ppm、カルシ
ウム濃度が20.0ppmであった。なお、原水は、炭
酸ガス濃度3.5ppm、カルシウム濃度8.1ppm
であった。また、この浄水器より石灰岩充填カートリッ
ジを取り外して同様に原水及び炭酸ガスを供給し、炭酸
ガス添加水を吐水させたところ、得られた炭酸ガス添加
水は、炭酸ガス濃度が22.5ppm、カルシウム濃度
が8.0ppmであり、石灰岩充填カートリッジの配置
は、炭酸ガス、カルシウムの水への溶解に好結果を与え
ることが認められた。また、本発明の浄水器によって得
られた炭酸ガス添加水は、おいしく、その炭酸ガス添加
水の製造中における石灰岩充填カートリッジでは、あた
かも湧水の如き湧出効果が透視された。
だけなく、その粒状物充填カートリッジにおいて、粒状
物充填カートリッジ内の粒状物が上昇する浄水によって
流動し、あたかも湧水の如き湧出効果を奏し、粒状物が
ガラスビーズで、特に着色されているときは、視覚的に
も優れた演出効果を奏し、また光触媒が担持されている
ときは、残存有機物の良好な分解作用を有し、安全な水
が得られる。また、粒状物が炭酸カルシウム主成分の天
然物粒状体であるときは、浄水中に効率よくミネラルを
溶解させ、安全でよりおいしい水が得られ、さらに炭酸
ガス添加部を配置した上水器の粒状物充填カートリッジ
においては、未溶解の炭酸ガスの水への溶解にも好まし
い結果を与える。
ジの一例の模式断面図である。
ジの他の例の模式断面図である。
例の構成図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 活性炭と中空糸膜とを濾過材とする浄水
機構を備え、浄水の流路に、少なくとも一部が透明であ
るケースに粒状物が流動可能に上部に空間部を設けて充
填され、下部に浄水導入口を備えた粒状物充填カートリ
ッジが配置されたことを特徴とする浄水器。 - 【請求項2】 活性炭と中空糸膜とを濾過材とする浄水
機構を備え、浄水の流路に、炭酸ガス添加機構、及び少
なくとも一部が透明であるケースに粒状物が流動可能に
上部に空間部を設けて充填され、下部に浄水導入口を備
えた粒状物充填カートリッジが順次配置されたことを特
徴とする浄水器。 - 【請求項3】 粒状物が、ガラスビーズ及びまたは炭酸
カルシウム主成分の天然物の粒状体である請求項1また
は請求項2記載の浄水器。 - 【請求項4】 ガラスビーズが、着色されたガラスビー
ズである請求項3記載の浄水器。 - 【請求項5】 ガラスビーズが、表面の少なくとも一部
に光触媒が担持されたガラスビーズである請求項3記載
の浄水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18427496A JPH105745A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18427496A JPH105745A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 浄水器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005339932A Division JP2006130504A (ja) | 2005-11-25 | 2005-11-25 | 浄水器棒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH105745A true JPH105745A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16150458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18427496A Pending JPH105745A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 浄水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH105745A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001058811A3 (de) * | 2000-02-11 | 2002-04-04 | Margret Spiegel | Kombigerät mit siebkarbonator für die sodawasserherstellung |
JP2018043237A (ja) * | 2009-01-12 | 2018-03-22 | アクセス ビジネス グループ インターナショナル リミテッド ライアビリティ カンパニー | 使用時点水処理システム |
CN109467158A (zh) * | 2018-10-18 | 2019-03-15 | 江苏大学 | 一种用于光催化膜连续降解过程的装置 |
CN111511689A (zh) * | 2017-12-21 | 2020-08-07 | 百事可乐公司 | 水过滤系统 |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP18427496A patent/JPH105745A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001058811A3 (de) * | 2000-02-11 | 2002-04-04 | Margret Spiegel | Kombigerät mit siebkarbonator für die sodawasserherstellung |
JP2018043237A (ja) * | 2009-01-12 | 2018-03-22 | アクセス ビジネス グループ インターナショナル リミテッド ライアビリティ カンパニー | 使用時点水処理システム |
CN111511689A (zh) * | 2017-12-21 | 2020-08-07 | 百事可乐公司 | 水过滤系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050615 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050628 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050927 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060104 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |