JP2663094B2 - 水質精製改質剤および簡易水質精製改質器 - Google Patents
水質精製改質剤および簡易水質精製改質器Info
- Publication number
- JP2663094B2 JP2663094B2 JP5129987A JP12998793A JP2663094B2 JP 2663094 B2 JP2663094 B2 JP 2663094B2 JP 5129987 A JP5129987 A JP 5129987A JP 12998793 A JP12998793 A JP 12998793A JP 2663094 B2 JP2663094 B2 JP 2663094B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- water purification
- layer
- exchange resin
- activated carbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、近年水源の水質汚染に
ともない水道水で問題となってきた臭気発生、トリハロ
メタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、
１・１・１−トリクロロエタン等の有機塩素化物等、お
よび原水中に混入してくる重金属類、即ち鉛、銅、クロ
ーム、カドミニウム、アルミ等、また地下水利用の場合
にときとして混入する除草剤等の農薬類等、通常の浄水
方法または市販の家庭用浄水器において除去困難あるい
は除去不能とされている物質を除去するための水質精製
剤と、併せてうまい水質の水を供給するためのミネラル
補給剤を組み合わせた水質精製改質剤およびそれを用い
た水道水、井戸水のいずれにも対応できる簡易水質精製
改質器に関する。
ともない水道水で問題となってきた臭気発生、トリハロ
メタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、
１・１・１−トリクロロエタン等の有機塩素化物等、お
よび原水中に混入してくる重金属類、即ち鉛、銅、クロ
ーム、カドミニウム、アルミ等、また地下水利用の場合
にときとして混入する除草剤等の農薬類等、通常の浄水
方法または市販の家庭用浄水器において除去困難あるい
は除去不能とされている物質を除去するための水質精製
剤と、併せてうまい水質の水を供給するためのミネラル
補給剤を組み合わせた水質精製改質剤およびそれを用い
た水道水、井戸水のいずれにも対応できる簡易水質精製
改質器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来家庭において使用する水道水の中、
大半は食器、食品の洗浄、家屋の掃除、洗濯、浴用、洗
車、トイレット、撒水等に使われているのが普通であ
り、少量が食器、食品の洗浄などを目的として台所で用
いられている。そしてこの台所での水のほとんどが食器
や食品の洗浄用であって、ごく少量が飲料あるいは煮炊
き用として人体に取り入れられているにすぎない。従っ
て、この量のみ飲食用に適していれば良いことになる。
大半は食器、食品の洗浄、家屋の掃除、洗濯、浴用、洗
車、トイレット、撒水等に使われているのが普通であ
り、少量が食器、食品の洗浄などを目的として台所で用
いられている。そしてこの台所での水のほとんどが食器
や食品の洗浄用であって、ごく少量が飲料あるいは煮炊
き用として人体に取り入れられているにすぎない。従っ
て、この量のみ飲食用に適していれば良いことになる。
【０００３】一方、近年水源での水の汚染、例えば湖
沼、ダムや河川の富栄養化によるプランクトン、藻類の
繁殖や工場水の流入による汚染が起こり、これの除去の
ため浄水場においては硫酸バンド、ポリ塩化アルミの使
用による急速濾過や、塩素使用量の増大や活性炭処理に
よりしのいでいるのが現状である。
沼、ダムや河川の富栄養化によるプランクトン、藻類の
繁殖や工場水の流入による汚染が起こり、これの除去の
ため浄水場においては硫酸バンド、ポリ塩化アルミの使
用による急速濾過や、塩素使用量の増大や活性炭処理に
よりしのいでいるのが現状である。
【０００４】しかし、大都市の水道水はそのような処理
を行っているにもかかわらず、カビ臭い水やトリハロメ
タン、その他有機塩素化合物が検出されるなどの報道が
あって、その対策として一般家庭においては家庭用浄水
器が広く利用されている。
を行っているにもかかわらず、カビ臭い水やトリハロメ
タン、その他有機塩素化合物が検出されるなどの報道が
あって、その対策として一般家庭においては家庭用浄水
器が広く利用されている。
【０００５】これら家庭用浄水器のほとんどはバイパス
を設けて飲食用と洗浄用とに分けているものもあるが、
水道蛇口に直結させている形式のものが多く、また材質
的には主体は活性炭、逆浸透の原理を使ったホローファ
イバーを利用したものなどである。
を設けて飲食用と洗浄用とに分けているものもあるが、
水道蛇口に直結させている形式のものが多く、また材質
的には主体は活性炭、逆浸透の原理を使ったホローファ
イバーを利用したものなどである。
【０００６】なかでも、活性炭は塩素の活性を失わせる
効果を有するが、一方では有機物を吸着するため、それ
を栄養源としてそこで雑菌が繁殖し、ここから雑菌が流
出することが知られている。また、活性炭を主体とした
この種の浄水器はカルキ臭、カビ臭などの除去ができる
が、比較的短期間使用であっても浄水能力が失われ、一
旦能力が失われればこれらの浄水器は再生不可能であり
交換することが必要になる。
効果を有するが、一方では有機物を吸着するため、それ
を栄養源としてそこで雑菌が繁殖し、ここから雑菌が流
出することが知られている。また、活性炭を主体とした
この種の浄水器はカルキ臭、カビ臭などの除去ができる
が、比較的短期間使用であっても浄水能力が失われ、一
旦能力が失われればこれらの浄水器は再生不可能であり
交換することが必要になる。
【０００７】さらに活性炭に銀を吸着させるか銀をまぶ
して銀の殺菌作用を利用して雑菌の増殖を防止している
浄水器もある。この場合、重金属である銀があまり多量
に溶出すると問題なので、ただ菌を殺すくらい溶けるよ
うに種々苦心をしているようである。
して銀の殺菌作用を利用して雑菌の増殖を防止している
浄水器もある。この場合、重金属である銀があまり多量
に溶出すると問題なので、ただ菌を殺すくらい溶けるよ
うに種々苦心をしているようである。
【０００８】このように浄水器が新しいうちは雑菌の増
殖の心配はないが、新しいからといって水のまずい成分
は除去できても、重金属類の除去、ときとして混入する
農薬（主として除草剤類）の除去については全くできな
いことはもちろん、水のウマ味の成分であるミネラルの
補充などは全く考慮されていないのが現状である。
殖の心配はないが、新しいからといって水のまずい成分
は除去できても、重金属類の除去、ときとして混入する
農薬（主として除草剤類）の除去については全くできな
いことはもちろん、水のウマ味の成分であるミネラルの
補充などは全く考慮されていないのが現状である。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、有臭物質、
あるいは有機塩素化合物（例えばトリハロメタン）など
の有害物質の除去、また重金属類の除去された水の製造
が可能であり、並びに飲んでうまい水の水分であるミネ
ラル、硬度を与える水質改質剤の開発、およびそれらを
手軽に使用でき、常時水質精製剤および水質改質剤をセ
ットしたまま簡単に再生できる簡易水質精製改質器（カ
ートリッジという。）の開発を目的とする。
あるいは有機塩素化合物（例えばトリハロメタン）など
の有害物質の除去、また重金属類の除去された水の製造
が可能であり、並びに飲んでうまい水の水分であるミネ
ラル、硬度を与える水質改質剤の開発、およびそれらを
手軽に使用でき、常時水質精製剤および水質改質剤をセ
ットしたまま簡単に再生できる簡易水質精製改質器（カ
ートリッジという。）の開発を目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、 （Ａ）活性炭層、 （Ｂ）官能基のないマクロポロシティーを有する吸着ポ
リマー層または（Ａ）及び（Ｂ）に代え、（Ａ）と
（Ｂ）の混合物層、 （Ｃ）弱酸性Ｈ+ 型カチオンイオン交換樹脂またはそれ
と弱酸性Ｎａ+ 型カチオンイオン交換樹脂の混合物層の
順になる水質精製剤層の下流に、 （Ｄ）熱処理して活性化したミネラル補給剤層を組み合
わせたことを特徴とする水質精製改質剤、 （２）上記（１）記載の水質精製改質剤を充填した耐熱
性プラスチックの筒（カートリッジ）を密着させた状態
で保持する機構を持った、上部に水受けを備えた簡易水
質精製改質器、及び （３）上記（１）記載の使用済の水質精製剤及びミネラ
ル補給剤を充填した簡易水質精製改質器に対し、熱水処
理をする簡易水質精製改質器の再生方法を開発すること
により上記の目的を達成した。
リマー層または（Ａ）及び（Ｂ）に代え、（Ａ）と
（Ｂ）の混合物層、 （Ｃ）弱酸性Ｈ+ 型カチオンイオン交換樹脂またはそれ
と弱酸性Ｎａ+ 型カチオンイオン交換樹脂の混合物層の
順になる水質精製剤層の下流に、 （Ｄ）熱処理して活性化したミネラル補給剤層を組み合
わせたことを特徴とする水質精製改質剤、 （２）上記（１）記載の水質精製改質剤を充填した耐熱
性プラスチックの筒（カートリッジ）を密着させた状態
で保持する機構を持った、上部に水受けを備えた簡易水
質精製改質器、及び （３）上記（１）記載の使用済の水質精製剤及びミネラ
ル補給剤を充填した簡易水質精製改質器に対し、熱水処
理をする簡易水質精製改質器の再生方法を開発すること
により上記の目的を達成した。
【００１１】本発明において（Ａ）活性炭は従来浄水器
等に用いられているもので良い。
等に用いられているもので良い。
【００１２】（Ｂ）吸着ポリマーは、官能基のないマク
ロポロシティーを有するポリマーで比表面積が極めて大
きいジビニルベンゼン系非イオン性吸着ポリマーであ
る。この系のポリマーは無極性有機物に対して高い吸着
容量を示す。
ロポロシティーを有するポリマーで比表面積が極めて大
きいジビニルベンゼン系非イオン性吸着ポリマーであ
る。この系のポリマーは無極性有機物に対して高い吸着
容量を示す。
【００１３】この吸着ポリマーは活性炭に比して有臭物
質、トリハロメタン、有機塩素化物などの吸着容量が大
きいこと、沸騰水加熱により再生が簡単であることを特
徴とする。
質、トリハロメタン、有機塩素化物などの吸着容量が大
きいこと、沸騰水加熱により再生が簡単であることを特
徴とする。
【００１４】（Ｃ）イオン交換樹脂は、原水（水道水、
井戸水）中の鉛、水銀、カドミニウム、クローム、アル
ミ等の微量の金属類を除去する。また、一次硬度成分も
除去する。
井戸水）中の鉛、水銀、カドミニウム、クローム、アル
ミ等の微量の金属類を除去する。また、一次硬度成分も
除去する。
【００１５】ここで使用されるイオン交換樹脂は、イオ
ン交換容量の大きい弱酸性Ｈ+ 型カチオン交換樹脂単独
または弱酸性Ｎａ+ 型カチオン交換樹脂との混合物を使
用することが好ましい。もし水道水の硬度が高い場合、
あるいは金属イオン等の含有量が多い場合には、弱酸性
カチオン交換樹脂のライフの延長、弱酸性イオン交換樹
脂保護のため強酸性Ｎａ + 型カチオン交換樹脂充填層
を、弱酸性カチオン交換樹脂充填層の前段に設けること
は有効である。
ン交換容量の大きい弱酸性Ｈ+ 型カチオン交換樹脂単独
または弱酸性Ｎａ+ 型カチオン交換樹脂との混合物を使
用することが好ましい。もし水道水の硬度が高い場合、
あるいは金属イオン等の含有量が多い場合には、弱酸性
カチオン交換樹脂のライフの延長、弱酸性イオン交換樹
脂保護のため強酸性Ｎａ + 型カチオン交換樹脂充填層
を、弱酸性カチオン交換樹脂充填層の前段に設けること
は有効である。
【００１６】本発明においては、上記の水質精製剤を用
いることにより通常の浄水器では除去できない有害成分
を除くと同時に、通常ウマ味成分といわれている適度な
ミネラル成分を付加させることを行った。
いることにより通常の浄水器では除去できない有害成分
を除くと同時に、通常ウマ味成分といわれている適度な
ミネラル成分を付加させることを行った。
【００１７】水質を改質するためのミネラル補給剤とし
ては風化造礁サンゴ、麦飯石、頁岩、黒曜石、カリ長石
類を単独または組み合わせてｐＨ調整および微量成分の
ミネラル補給用として使用する。これら天然鉱物岩石質
の物質は、それら原料物質に付着している有機物を除去
するためと、活性化のため少なくとも２５０℃、最高５
５０℃くらいの範囲で焼成処理したものを用いる。これ
らミネラル補給剤は一旦水質精製剤によって精製された
水に少量宛溶解し、おいしい水の基準となる蒸発残留物
３０〜１５０ｍｇ／ｌ、硬度１０〜５０ｍｇ／ｌ程度の
水を供給できることになる。
ては風化造礁サンゴ、麦飯石、頁岩、黒曜石、カリ長石
類を単独または組み合わせてｐＨ調整および微量成分の
ミネラル補給用として使用する。これら天然鉱物岩石質
の物質は、それら原料物質に付着している有機物を除去
するためと、活性化のため少なくとも２５０℃、最高５
５０℃くらいの範囲で焼成処理したものを用いる。これ
らミネラル補給剤は一旦水質精製剤によって精製された
水に少量宛溶解し、おいしい水の基準となる蒸発残留物
３０〜１５０ｍｇ／ｌ、硬度１０〜５０ｍｇ／ｌ程度の
水を供給できることになる。
【００１８】加熱処理温度としての好ましい温度範囲は
コーラルサンドで約３００〜５５０℃位、頁岩の場合は
約２００〜４００℃位、黒曜石ならば３００〜５５０℃
位である。これ以外の岩石であってもミネラルが適当に
溶出できるものであればミネラル供給剤として使用でき
る。
コーラルサンドで約３００〜５５０℃位、頁岩の場合は
約２００〜４００℃位、黒曜石ならば３００〜５５０℃
位である。これ以外の岩石であってもミネラルが適当に
溶出できるものであればミネラル供給剤として使用でき
る。
【００１９】活性炭、吸着ポリマーおよびイオン交換樹
脂からなる水質精製剤の成分はそれぞれを単一の層ある
いは任意の混合層または全体を混合床として使用しても
良いが、（Ｃ）イオン交換樹脂の有機物による汚染防止
のため（Ａ）活性炭層、（Ｂ）吸着ポリマー層またはこ
れらの混合層、（Ｃ）イオン交換樹脂層の順に積層して
使用することが好ましい。そして水質精製剤層の下層に
ミネラル補給剤を置き、ミネラル成分を補給することが
好ましい。
脂からなる水質精製剤の成分はそれぞれを単一の層ある
いは任意の混合層または全体を混合床として使用しても
良いが、（Ｃ）イオン交換樹脂の有機物による汚染防止
のため（Ａ）活性炭層、（Ｂ）吸着ポリマー層またはこ
れらの混合層、（Ｃ）イオン交換樹脂層の順に積層して
使用することが好ましい。そして水質精製剤層の下層に
ミネラル補給剤を置き、ミネラル成分を補給することが
好ましい。
【００２０】これらの充填剤を充填するための容器とし
ては１００℃の熱水に耐える材質、例えばポリプロピレ
ン（ポリカーボネート）等１２０℃以上の熱変形特性を
持つ食品グレードとして使用を認められた樹脂の広幅の
ツバ付きカートリッジを用いることが良い。
ては１００℃の熱水に耐える材質、例えばポリプロピレ
ン（ポリカーボネート）等１２０℃以上の熱変形特性を
持つ食品グレードとして使用を認められた樹脂の広幅の
ツバ付きカートリッジを用いることが良い。
【００２１】カートリッジの下部は内部充填物が漏れな
い程度の網目構造を有しており、その上に水質改質剤を
充填する。上部は給水による重力流下水流の整流（ディ
ストリビューション）ができるような網目構造を有して
おり、かつその上部には供給水を充分貯えることができ
るだけの空容積（水受け）を備えていることが好まし
い。
い程度の網目構造を有しており、その上に水質改質剤を
充填する。上部は給水による重力流下水流の整流（ディ
ストリビューション）ができるような網目構造を有して
おり、かつその上部には供給水を充分貯えることができ
るだけの空容積（水受け）を備えていることが好まし
い。
【００２２】この水質精製改質剤を充填したカートリッ
ジは、水受けとカートリッジを保持する構造を持つ専用
の容器に収められ、水道水または井戸水を供給するだけ
で飲料用または調理用精製水を得ることができる。
ジは、水受けとカートリッジを保持する構造を持つ専用
の容器に収められ、水道水または井戸水を供給するだけ
で飲料用または調理用精製水を得ることができる。
【００２３】家庭用であれば一回に１〜２リットル用、
業務用としても２〜５リットル用のものを準備すれば良
い。水の処理能力は、家庭用としては１〜２分／リット
ル位の処理能力を目安とすれば充分である。
業務用としても２〜５リットル用のものを準備すれば良
い。水の処理能力は、家庭用としては１〜２分／リット
ル位の処理能力を目安とすれば充分である。
【００２４】本発明の水質精製改質器の特徴としては５
〜１０日ごとに約１〜２リットルの１００℃の熱水をカ
ートリッジに注ぐ熱水処理により雑菌の繁殖の防止と
（Ａ）活性炭および（Ｂ）吸着ポリマーの再生が簡単に
できることにある。また煮沸処理であっても良い。
〜１０日ごとに約１〜２リットルの１００℃の熱水をカ
ートリッジに注ぐ熱水処理により雑菌の繁殖の防止と
（Ａ）活性炭および（Ｂ）吸着ポリマーの再生が簡単に
できることにある。また煮沸処理であっても良い。
【００２５】また、別の同形のカートリッジに純水製造
用の強酸性Ｈ+ 型カチオンイオン交換樹脂と強アルカリ
性ＯＨ- 型アニオン交換樹脂を、カチオン交換タイプ１
容量に対し、アニオン交換タイプ１．５〜２．０容量混
合したミックスドベッド方式のイオン交換樹脂を内容積
の約８０％を充填したカートリッジを用いて純水を作る
ことができる。その場合は該ミックスドベッド上に活性
炭層を約２０容量％を用い、遊離塩素並びに含有するト
リハロメタン等を吸着除去するようにする。この場合に
おいても活性炭の再生は熱水処理することにより行うこ
とができる。
用の強酸性Ｈ+ 型カチオンイオン交換樹脂と強アルカリ
性ＯＨ- 型アニオン交換樹脂を、カチオン交換タイプ１
容量に対し、アニオン交換タイプ１．５〜２．０容量混
合したミックスドベッド方式のイオン交換樹脂を内容積
の約８０％を充填したカートリッジを用いて純水を作る
ことができる。その場合は該ミックスドベッド上に活性
炭層を約２０容量％を用い、遊離塩素並びに含有するト
リハロメタン等を吸着除去するようにする。この場合に
おいても活性炭の再生は熱水処理することにより行うこ
とができる。
【００２６】このように２種類のカートリッジを単に差
し替えて用いたことにより、農薬等で汚染した野菜を洗
浄するには純水用の簡易水質精製器を、飲料水を得るこ
とを目的とした場合は飲料水用簡易水質精製改質器を使
うことができる。
し替えて用いたことにより、農薬等で汚染した野菜を洗
浄するには純水用の簡易水質精製器を、飲料水を得るこ
とを目的とした場合は飲料水用簡易水質精製改質器を使
うことができる。
【００２７】
【作用】本発明のその一は、水道水から（Ａ）活性炭に
より水道水中の塩素を消滅させトリハロメタン、有機塩
素化物等の有機物質を吸着除去し、（Ｂ）吸着ポリマー
により活性炭で除去できなかった有臭物質を吸着除去
し、（Ｃ）イオン交換樹脂により無機金属イオンを除去
する水質精製改質剤を提供することであり、その二は飲
用水を得るため精製水に水のウマ味成分を付加するため
の（Ｄ）ミネラル補給剤を加えた水質改質剤を提供する
ことであり、その三は使用ならびに再生に便利なカート
リッジにこれら水質精製改質剤を充填した簡易水質精製
改質器並びにそのセットを提供することにある。
より水道水中の塩素を消滅させトリハロメタン、有機塩
素化物等の有機物質を吸着除去し、（Ｂ）吸着ポリマー
により活性炭で除去できなかった有臭物質を吸着除去
し、（Ｃ）イオン交換樹脂により無機金属イオンを除去
する水質精製改質剤を提供することであり、その二は飲
用水を得るため精製水に水のウマ味成分を付加するため
の（Ｄ）ミネラル補給剤を加えた水質改質剤を提供する
ことであり、その三は使用ならびに再生に便利なカート
リッジにこれら水質精製改質剤を充填した簡易水質精製
改質器並びにそのセットを提供することにある。
【００２８】かくして、おいしい飲用水が手軽に得られ
ると共に、簡単に水質精製剤の再生が可能となったもの
である。また純水製造用カートリッジに交換するだけで
簡単に純水を作ることができる。
ると共に、簡単に水質精製剤の再生が可能となったもの
である。また純水製造用カートリッジに交換するだけで
簡単に純水を作ることができる。
【００２９】また純水を製造する場合はこの簡易水質精
製改質器を用い、電導度２００μＳ／ｃｍ（約５０００
オーム）の水道水を処理したところ、１μＳ／ｃｍ（１
００万オーム）であった。５０ｃｍ／ｓｅｃの速度で２
６０リットル通水後の処理水の電導は１０μＳ／ｃｍ
（１０万オーム）であった。
製改質器を用い、電導度２００μＳ／ｃｍ（約５０００
オーム）の水道水を処理したところ、１μＳ／ｃｍ（１
００万オーム）であった。５０ｃｍ／ｓｅｃの速度で２
６０リットル通水後の処理水の電導は１０μＳ／ｃｍ
（１０万オーム）であった。
【００３０】
【実施例】（実施例１） 図１に示すごとき、上部にカートリッジ部より太い径の
水受け部２を有し、その上部にデイストリビューション
用網目構造３、下部にミネラル補給剤を受けるための網
目構造４を有し、上部内径ｌ1 ８５ｍｍ、下部内径ｌ2
８０ｍｍ、高さ１２０ｍｍのカートリッジであり、これ
に蓋５を設けてある。この蓋は上面はほとんど平坦であ
って、ツマミ部６はへこんでいるので逆さにしておくと
きは安定に置くことができる。またカートリッジに下部
網目構造をツマミ部６の反対面上に載せておくこともで
きるように工夫されている。また蓋５はカートリッジに
水をくむ容器として使用でき、その容積はほぼ水受け部
２の１．２倍である。このカートリッジ充填部１に下層
から順に（１）第４層として、粒度０．５〜１．５ｍｍ
に整粒した焼成風化造礁サンゴ９０容量％と焼成カリ長
石１０容量％からなるミネラル補給剤層を１０ｍｍ、
（２）第３層として粒度０．６〜１．５ｍｍの活性炭層
１０ｍｍ（第４層のミネラル供給剤とイオン交換樹脂の
接触を防止するためと有臭物質、トリハロメタン等が漏
洩した場合の対策として用いる。）、（３）第２層とし
て弱酸性Ｈ+ 型カチオン交換樹脂（粒度０．３〜０．６
ｍｍ）［ＷＫ−１０，（三菱化成工業）］を主体とし、
原水の組成によっては一部塩型の樹脂［ＡＤ−４１Ｃ，
（ドイツ；ＣＫＢ社）］を混在させるようにしたイオン
交換樹脂とイオン交換樹脂１容量に対し０．５〜２．０
容量の範囲で活性炭（ヤシ殻活性炭）を混合した状態の
ミックスドベッド５５ｍｍ、（４）第１層として活性炭
および吸着ポリマー［ＥＰ−６３，（ドイツ；ＣＫＢ
社）］の等量混合物３０ｍｍの順に充填し、簡易水質精
製改質器とした。このカートリッジは、水受け兼ホルダ
ーに保持された状態では２リットル容量のカートリッジ
の保持部７を備えたガラスポット８にセットし、１リッ
トルの水を処理したとき第４層のミネラル供給剤層は処
理水中に浸漬するようにしてある。この水質精製改質器
に１．２リットル／分の流量で水道水を通水し、１００
リットル通過後に得られた水質を表１に示す。 （実施例２） 実施例１のカートリッジを用い、（１）第３層として実
施例１で使用した焼成風化造礁サンゴと焼成カリ長石か
らなるミネラル補給剤層を１０ｍｍ、（２）第２層とし
てＷＫ−１０、弱酸製Ｈ + 型カチオン交換樹脂１０容量
部、ＥＰ−６３吸着ポリマー３容量部、ヤシ殻活性炭７
容量部を混合したミックスドベッドを７３ｍｍ、（３）
第１層として強酸性Ｎａ + 型カチオン交換樹脂［ＫＰ
Ｓ，（ドイツ；ＣＫＢ社）］９容量部、ヤシ殻活性炭４
容量部を混合したベッドを２６ｍｍの順に充填し、簡易
水質精製改質器とした。 この水質精製改質器に１．２リ
ットル／分の流量で硬度１２０ｍｇ／ｌの地下水を通水
し、３００リットル通過後に得られた水質を表１に示
す。
水受け部２を有し、その上部にデイストリビューション
用網目構造３、下部にミネラル補給剤を受けるための網
目構造４を有し、上部内径ｌ1 ８５ｍｍ、下部内径ｌ2
８０ｍｍ、高さ１２０ｍｍのカートリッジであり、これ
に蓋５を設けてある。この蓋は上面はほとんど平坦であ
って、ツマミ部６はへこんでいるので逆さにしておくと
きは安定に置くことができる。またカートリッジに下部
網目構造をツマミ部６の反対面上に載せておくこともで
きるように工夫されている。また蓋５はカートリッジに
水をくむ容器として使用でき、その容積はほぼ水受け部
２の１．２倍である。このカートリッジ充填部１に下層
から順に（１）第４層として、粒度０．５〜１．５ｍｍ
に整粒した焼成風化造礁サンゴ９０容量％と焼成カリ長
石１０容量％からなるミネラル補給剤層を１０ｍｍ、
（２）第３層として粒度０．６〜１．５ｍｍの活性炭層
１０ｍｍ（第４層のミネラル供給剤とイオン交換樹脂の
接触を防止するためと有臭物質、トリハロメタン等が漏
洩した場合の対策として用いる。）、（３）第２層とし
て弱酸性Ｈ+ 型カチオン交換樹脂（粒度０．３〜０．６
ｍｍ）［ＷＫ−１０，（三菱化成工業）］を主体とし、
原水の組成によっては一部塩型の樹脂［ＡＤ−４１Ｃ，
（ドイツ；ＣＫＢ社）］を混在させるようにしたイオン
交換樹脂とイオン交換樹脂１容量に対し０．５〜２．０
容量の範囲で活性炭（ヤシ殻活性炭）を混合した状態の
ミックスドベッド５５ｍｍ、（４）第１層として活性炭
および吸着ポリマー［ＥＰ−６３，（ドイツ；ＣＫＢ
社）］の等量混合物３０ｍｍの順に充填し、簡易水質精
製改質器とした。このカートリッジは、水受け兼ホルダ
ーに保持された状態では２リットル容量のカートリッジ
の保持部７を備えたガラスポット８にセットし、１リッ
トルの水を処理したとき第４層のミネラル供給剤層は処
理水中に浸漬するようにしてある。この水質精製改質器
に１．２リットル／分の流量で水道水を通水し、１００
リットル通過後に得られた水質を表１に示す。 （実施例２） 実施例１のカートリッジを用い、（１）第３層として実
施例１で使用した焼成風化造礁サンゴと焼成カリ長石か
らなるミネラル補給剤層を１０ｍｍ、（２）第２層とし
てＷＫ−１０、弱酸製Ｈ + 型カチオン交換樹脂１０容量
部、ＥＰ−６３吸着ポリマー３容量部、ヤシ殻活性炭７
容量部を混合したミックスドベッドを７３ｍｍ、（３）
第１層として強酸性Ｎａ + 型カチオン交換樹脂［ＫＰ
Ｓ，（ドイツ；ＣＫＢ社）］９容量部、ヤシ殻活性炭４
容量部を混合したベッドを２６ｍｍの順に充填し、簡易
水質精製改質器とした。 この水質精製改質器に１．２リ
ットル／分の流量で硬度１２０ｍｇ／ｌの地下水を通水
し、３００リットル通過後に得られた水質を表１に示
す。
【００３１】
【００３２】
【発明の効果】従来の浄水器においては、水中のイオン
化された不純物除去はできず、また水道水中に含まれる
有臭物質、トリハロメタン等の有機物除去の効果は初期
の短い期間しかなかった。本発明の飲料用水質精製改質
剤はこの問題を吸着ポリマーと活性炭を、ついでイオン
交換樹脂と併用することにより解決したものである。
化された不純物除去はできず、また水道水中に含まれる
有臭物質、トリハロメタン等の有機物除去の効果は初期
の短い期間しかなかった。本発明の飲料用水質精製改質
剤はこの問題を吸着ポリマーと活性炭を、ついでイオン
交換樹脂と併用することにより解決したものである。
【００３３】また活性炭に吸着した低沸点の有機化合物
は１００℃熱水処理によりその大部分を除去することが
でき、活性炭を再生できる優れた複合型飲用水用水質精
製改質剤を開発した。
は１００℃熱水処理によりその大部分を除去することが
でき、活性炭を再生できる優れた複合型飲用水用水質精
製改質剤を開発した。
【００３４】また従来の家庭用浄水器においては、水中
の不純物や臭いを除去するための手段は講じられている
が、発生し易い雑菌の処理に対しては大量の水を用いて
洗い流すという方法だけであり、熱水による殺菌消毒が
できないのが難点である。
の不純物や臭いを除去するための手段は講じられている
が、発生し易い雑菌の処理に対しては大量の水を用いて
洗い流すという方法だけであり、熱水による殺菌消毒が
できないのが難点である。
【００３５】本発明においては有臭物質、トリハロメタ
ン、有機塩素化物等を除去すると共に、無機重金属イオ
ンと一次硬度を除去した後、この処理水にウマ味成分の
ミネラルを補給できる水質改質剤および簡易水質精製改
質器を開発した。
ン、有機塩素化物等を除去すると共に、無機重金属イオ
ンと一次硬度を除去した後、この処理水にウマ味成分の
ミネラルを補給できる水質改質剤および簡易水質精製改
質器を開発した。
【００３６】この簡易水質精製改質器は５〜１０日毎に
熱水処理またはスチーム処理を行うことにより、活性炭
等に吸着した有機物に付着増殖する雑菌を殺菌すると共
に６０〜８０℃の沸点を有するトリハロメタン類または
遊離塩素を除去することができる
熱水処理またはスチーム処理を行うことにより、活性炭
等に吸着した有機物に付着増殖する雑菌を殺菌すると共
に６０〜８０℃の沸点を有するトリハロメタン類または
遊離塩素を除去することができる
【００３７】このため、特種のイオン交換樹脂と活性炭
のライフのバランスがとれ、使用ライフが飛躍的に延長
可能となった。また、雑菌繁殖防止対策、例えば活性炭
の吸着能力を大きく低下させる銀吸着活性炭を使用する
必要もなく、銀の溶解量の調整も不要となった。
のライフのバランスがとれ、使用ライフが飛躍的に延長
可能となった。また、雑菌繁殖防止対策、例えば活性炭
の吸着能力を大きく低下させる銀吸着活性炭を使用する
必要もなく、銀の溶解量の調整も不要となった。
【００３８】この飲料水のための簡易水質精製改質器に
より飲料水としてウマ味のある安全な水が簡単に入手で
きるとともに、純水製造用のカートリッジと差し替える
だけで同一器具を用いて純水も製造でき、その純水を用
いて果物、野菜等で表面に付着した農薬を純水の持つ大
きな溶解能力で洗浄し除去することができる。
より飲料水としてウマ味のある安全な水が簡単に入手で
きるとともに、純水製造用のカートリッジと差し替える
だけで同一器具を用いて純水も製造でき、その純水を用
いて果物、野菜等で表面に付着した農薬を純水の持つ大
きな溶解能力で洗浄し除去することができる。
【図１】本発明の簡易水質精製改質器に使用するカート
リッジの一例。
リッジの一例。
１ 充填部 ２ 水受け部 ３ 上部網目構造 ４ 下部網目構造 ５ 蓋 ６ ツマミ ７ カートリッジ保持部 ８ 耐熱ガラス製水溜め容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０２Ｆ 1/68 ５２０ Ｃ０２Ｆ 1/68 ５２０Ｑ ５３０ ５３０Ｅ ５４０ ５４０Ａ ５４０Ｃ
Claims (4)
- 【請求項１】 （Ａ）活性炭層、 （Ｂ）官能基のないマクロポロシティーを有する吸着ポ
リマー層または（Ａ）及び（Ｂ）に代え、（Ａ）と
（Ｂ）の混合物層、 （Ｃ）弱酸性Ｈ+ 型カチオンイオン交換樹脂またはそれ
と弱酸性Ｎａ+ 型カチオンイオン交換樹脂の混合物層の
順になる水質精製剤層の下流に、 （Ｄ）熱処理して活性化したミネラル補給剤層を組み合
わせたことを特徴とする水質精製改質剤。 - 【請求項２】 ミネラル補給剤が熱処理したコーラルサ
ンド、頁岩、黒曜石の少なくとも一種からなる請求項１
記載の水質精製改質剤。 - 【請求項３】 請求項１記載の水質精製改質剤を充填し
た耐熱性プラスチックの筒（カートリッジ）を密着させ
た状態で保持する機構を持った、上部に水受けを備えた
簡易水質精製改質器。 - 【請求項４】 請求項１記載の使用済の水質精製剤及び
ミネラル補給剤を充填した簡易水質精製改質器に対し、
熱水処理をすることを特徴とする簡易水質精製改質器の
再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5129987A JP2663094B2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 水質精製改質剤および簡易水質精製改質器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5129987A JP2663094B2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 水質精製改質剤および簡易水質精製改質器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06315679A JPH06315679A (ja) | 1994-11-15 |
| JP2663094B2 true JP2663094B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=15023356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5129987A Expired - Fee Related JP2663094B2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 水質精製改質剤および簡易水質精製改質器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2663094B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006129467A1 (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-07 | Toshiharu Fukai | 飲食用の水の製造方法及びその製造装置 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5520680A (en) * | 1978-08-03 | 1980-02-14 | Takashi Kitagawa | Long-period preservation method of drinking water |
| JPS55102409A (en) * | 1979-01-27 | 1980-08-05 | Chobe Taguchi | Deodorizing instrument, dehumidifier and water purifier which can easily be regenerated |
| JPS6110413A (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-17 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | インサ−ト成形品の製造法 |
| JPS63118186A (ja) * | 1986-11-05 | 1988-05-23 | 株式会社 半導体エネルギ−研究所 | 表示装置 |
| JPH0790216B2 (ja) * | 1987-06-07 | 1995-10-04 | 慶市郎 山崎 | 浄水装置 |
| DE3810441C2 (de) * | 1988-03-26 | 1994-09-08 | Brita Wasserfilter | Wasserreinigungsvorrichtung mit einem Einlauftrichter |
| JPH0299190A (ja) * | 1988-10-04 | 1990-04-11 | Sankuru:Kk | 浄水器 |
| JPH049697U (ja) * | 1990-05-16 | 1992-01-28 |
-
1993
- 1993-05-06 JP JP5129987A patent/JP2663094B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06315679A (ja) | 1994-11-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4198296A (en) | Process and apparatus for treating drinking water | |
| TWI235136B (en) | Filter for purifying domestic drinking water | |
| CN103771644B (zh) | 一种多功能净水装置 | |
| WO2005095284A1 (en) | Water purification system | |
| US20070068880A1 (en) | Portable purifier for potable liquids | |
| JP2663094B2 (ja) | 水質精製改質剤および簡易水質精製改質器 | |
| JP4132874B2 (ja) | ミネラルウォーター生成分与システム | |
| Srimurali et al. | Activated alumina: defluoridation of water and household application–a study | |
| JP3184253B2 (ja) | 水処理装置 | |
| JP2007136304A (ja) | 浄水フィルタ、浄水カートリッジ、ウォーターサーバータンク及びウォーターサーバーシステム | |
| Chaudhuri et al. | Domestic water treatment for developing countries | |
| CN101522578A (zh) | 包括消毒、氧化和砷去除的水纯化 | |
| JP3132821U (ja) | ミネラル水生成浄水器 | |
| GB1602768A (en) | Method and apparatus for producing biologically safe drinking water from natural water | |
| JPH08294683A (ja) | 水の脱臭浄化剤 | |
| US5205931A (en) | Ceramic and calcium filter mechanism | |
| Cotruvo et al. | Point-of-use water treatment for home and travel | |
| JPS5910384A (ja) | 水道水の浄・軟水化法および浄・軟水器 | |
| CN203999241U (zh) | 一种多功能净水装置 | |
| JPS6295193A (ja) | ミネラルウオ−タ−製造具 | |
| JP2005131559A (ja) | 水道水の再浄水処理方法及び再浄水処理設備 | |
| JP2004049932A (ja) | 量り売りのためのπウォーター製造システム | |
| JPH07290047A (ja) | 簡易水質精製改質器 | |
| JP3008119U (ja) | 浄水用具 | |
| KR19990030920A (ko) | 일회용 방취(防臭) 항균(抗菌) 정수제(淨水劑)의 조성물 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |