JPH08294683A - 水の脱臭浄化剤 - Google Patents

水の脱臭浄化剤

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JPH08294683A
JPH08294683A JP12453595A JP12453595A JPH08294683A JP H08294683 A JPH08294683 A JP H08294683A JP 12453595 A JP12453595 A JP 12453595A JP 12453595 A JP12453595 A JP 12453595A JP H08294683 A JPH08294683 A JP H08294683A
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water
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deodorizing
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Takayasu Ookubo
貴泰 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【目的】やかん、水筒、ポットなどに入れて使用でき、
水道水などに含まれている臭い成分や有害成分の濾過作
用に優れた水の脱臭浄化剤を提供する。 【構成】水に浸される通水性の容器1に、多孔質セラミ
ックの構造物21に活性炭22および抗菌金属23が混
合されてなる多数の活性炭セラミックの粒10を収容
し、上記活性炭セラミックの粒10は、表層部12が内
部11に比べて硬く形成されていることを特徴とする水
の脱臭浄化剤。 【作用】多孔質セラミックの吸着作用と、活性炭のもつ
吸着作用が共に働いて有害成分やかびやアンモニアなど
の臭い成分、その他種々の不純物を良好に吸着し、かつ
抗菌金属の作用により、セラミックの空隙や活性炭の細
孔内に吸着した物質を殺菌もしくは滅菌し、雑菌の繁殖
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、やかん、水筒、ポット
などに入れて水道水、井戸水などに含まれている臭い成
分や有害成分、その他の不純物を吸着して濾過する水の
脱臭浄化剤に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、水源地の汚染による飲料水の品質
低下が問題にされており、水道水に有毒物質、微生物、
かび、ウイルス、農薬、重金属などの汚染物質が混入さ
れる割合が多くなってきた。しかし、水道水には殺菌材
として塩素が投入されており、これにより雑菌等が消毒
されている。水道水にこのような塩素を混合することは
義務付けられており、水道管末端の蛇口から出る水には
塩素が0.1ppm以上混ざっていなければならないと
決められている。このため、蛇口から出る水には塩素が
残留しており、これにより雑菌に対する安全性が保たれ
ている。ところが、塩素を混合した場合、塩素とアンモ
ニアが結合してカルキ臭が発生する。水源の汚染がひど
くなればなるほど、アンモニアが発生し、また塩素の使
用量が多くなり、カルキ臭が強く感じられるようにな
る。また、残留塩素はフミンという物質と結び付いてト
リハロメタンを発生し、このトリハロメタンは発ガン物
質であることが知られている。さらに、水源の汚染がひ
どくなると、水道水にかび臭さが残る場合もある。
【0003】このような水道水の脱臭浄化対策として、
活性炭による濾過が有効であるといわれている。活性炭
は、組織の中に多数の微細な空孔が形成されており、よ
って多孔質構造をなしているため優れた吸着作用があ
り、この空孔内に塩素、農薬、ウィルス、洗剤、かび
臭、カルキ臭、鉄や銅、亜鉛、鉛、マンガンなどの重金
属などを捕獲して水を濾過する作用がある。よって、一
般家庭では活性炭入り浄水器や活水器などを設置するな
どの対策がなされている。
【0004】しかしながら、活性炭は残留塩素を除去す
るには有効であるが、トリハロメタンを取るには万全で
ないといわれている。これはトリハロメタンの分子径お
よび水溶解度が活性炭の細孔径よりも小さいことが原因
と考えられている。すなわち、トリハロメタンは、ハロ
ゲン元素が3元素置換されたメタンを意味するが、水質
分野では、クロロホルム(CHCl3 )、ジクロロブロ
モメタン(CHBrCl2 )、クロロジブロモメタン
(CHBr2 Cl)、ブロモホルム(CHBr3 )の4
物質に対する総称として使用されており、わが国の水道
水にはクロロホルムの混合濃度が最も多く、臭素の使用
が少ないことからブロモホルムはほとんど検出されな
い。そして、分子径および水溶解度は、クロロホルムが
最も小さく、以下ジクロロブロモメタン、クロロジブロ
モメタン、ブロモホルムの順である。このため、クロロ
ホルムに代表されるトリハロメタンは、活性炭では除去
し切れないと考えられている。したがって、トリハロメ
タンの除去が課題となっている。
【0005】また、活性炭はアンモニアを吸着できない
という性質があり、残留塩素とアンモニアとの結合を阻
止できず、よってカルキ臭の発生を防止できないという
問題もある。
【0006】一方、活性炭は、前記したように種々の物
質を効果的に吸着する性質があり、このような活性炭の
吸着性能は捨て難い。しかし、活性炭の他の問題とし
て、吸着した物質、とくに微生物やかび、バクテリアな
どが空孔内にとどまって雑菌が繁殖する原因になる。つ
まり、例えば活性炭入り浄水器は不使用時間が長くなる
と、雑菌が繁殖し、不衛生であることが指摘されてい
る。これに対し、抗菌活性炭が開発されている。抗菌活
性炭は活性炭に銀、銅または亜鉛からなる抗菌金属を混
ぜたもので、これら抗菌金属の殺菌、滅菌作用により雑
菌の繁殖を阻止したものである。しかし、従来の抗菌活
性炭は、活性炭に銀や銅を塗布したり、銀や亜鉛の粒を
混合したものであり、このような構造の場合、水に基準
値以上の抗菌金属が溶出するという問題がある。
【0007】さらに、活性炭はそのほとんどが粒や粉末
形状であり、所定の形に成形することができない。所定
の形にするにはその形の容器に入れて用いる必要があ
り、このことは使用範囲が限られるという不便さを残
す。
【0008】このようなことから、本出願人は、特願平
6−336965号において、活性炭を多孔質セラミッ
クに混合して担持させ、かつこの多孔質セラミックに抗
菌金属を混合して担持させた活性炭セラミックを提案し
た。この提案によれば、多孔質セラミックに混合された
活性炭が残留塩素を吸着するばかりでなく、農薬、ウィ
ルス、洗剤、かび臭、カルキ臭、その他の臭い成分、鉄
や銅、亜鉛、鉛、マンガンなどの重金属などを良好に捕
獲して濾過する作用がある。また、抗菌金属が多孔質セ
ラミックおよび活性炭の細孔に吸着した成分より雑菌が
繁殖するのを防止する。さらに、残りの成分の多孔質セ
ラミックは、これに含まれるアルカリ金属およびアルカ
リ土類金属がハロゲンとイオン結合してトリハロメタン
を分解し、トリハロメタンの析出を軽減する。すなわ
ち、NaやKなどのアルカリ金属およびCaなどのアル
カリ土類金属は、塩素Clや臭素Brなどのハロゲンと
イオン結合しやすく、トリハロメタンの中のClやBr
がNaやKまたはCaと結び付くようになる。このた
め、トリハロメタンの析出を軽減する。
【0009】また、抗菌金属として銀を使用した場合
は、銀がハロゲンと結びついてハロゲン化銀を生成し、
トリハロメタンの析出を抑止するなどの効果がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な活性炭セラミックを、例えば家庭用浄水器や活水器な
どに使用されている従来の活性炭に代わって用いれば、
優れた脱臭、浄化、減菌作用を奏する。しかしながら、
従来の水道に接続される上記家庭用浄水器や活水器など
は高価である。
【0011】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするところは、やかん、水筒、ポ
ットなどに入れて使用でき、水道水、井戸水などに含ま
れている臭い成分や有害成分、その他の不純物を吸着し
て濾過する作用に優れた水の脱臭浄化剤を提供すること
にあり、この場合、一般家庭において取扱いが容易であ
り、安価に使用できるとともに、内部に収容した吸着セ
ラミックや活性炭が水に浸ってふやけたり、吸着セラミ
ックの粒が潰れたり、セラミックの粒同志が擦れあって
摩耗したり、摩耗による摩耗粉が出るなどの不具合を回
避しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、水に
浸される通水性の容器と;この容器に収容され、多孔質
セラミックの構造物に活性炭および抗菌金属が混合され
てなる多数の活性炭セラミックの粒と;を具備し、上記
活性炭セラミックの粒は、表層部が内部に比べて硬く形
成されていることを特徴とする水の脱臭浄化剤である。
【0013】請求項2の発明は、上記活性炭セラミック
の粒は、表層部の細孔容積が内部に比べて小さくなって
いることを特徴とする水の脱臭浄化剤である。
【0014】請求項3の発明は、上記活性炭セラミック
の粒は、表層部が内部に比べて緻密になっていることを
特徴とする水の脱臭浄化剤である。
【0015】請求項4の発明は、上記活性炭セラミック
の粒は、抗菌金属が上記表層部を除く内部に保持されて
いることを特徴とする水の脱臭浄化剤である。
【0016】請求項5の発明は、活性炭セラミックの粒
は、活性炭が40重量%以上、60重量%以下の割合で
混合されているとともに、抗菌金属が0.1重量%以
上、5重量%以下の割合で混合されており、残りは少な
くともアルカリ金属およびアルカリ土類金属を含む酸化
物であることを特徴とする水の脱臭浄化剤である。
【0017】請求項6の発明は、上記通水性の容器は、
一端に開口部を有し側壁に多数の小孔を形成した容器本
体と、この容器本体の開口部を開閉可能に覆う蓋体とを
具備したことを特徴とする水の脱臭浄化剤である。
【0018】請求項7の発明は、上記容器本体は、多孔
性金属により形成されていることを特徴とする水の脱臭
浄化剤である。
【0019】
【作用および効果】請求項1の発明によれば、通水性の
容器に、多孔質セラミックの構造物に活性炭および抗菌
金属が混合されてなる多数の活性炭セラミックの粒を収
容したから、この容器をやかんや水筒、ポットなどに入
れて水に浸せば、容器内の活性炭セラミックが水に触れ
て多孔質セラミックの吸着作用と、活性炭のもつ吸着作
用が共に働き、活性炭セラミックが水中の有害成分やア
ンモニアなどの臭い成分、その他種々の不純物を良好に
吸着する。しかも、活性炭セラミックには抗菌金属が含
まれているからこの抗菌作用により、多孔質セラミック
構造物や活性炭の細孔内に取り込んだ有害成分を殺菌も
しくは滅菌するようになり、雑菌の繁殖を防止する。よ
って、取扱いが容易で、安価でありながら、水の浄化、
活性化が可能になる。
【0020】この場合、容器に多数の活性炭セラミック
の粒を収容したから、大きな粒の活性炭セラミックを少
数収容する場合に比べて水に接する表面積が大きくな
り、水中の有害成分や臭い成分、その他の不純物の吸着
性能が高くなる。
【0021】しかし、容器に多数の活性炭セラミックの
粒を収容すると、振動や衝撃が加えられると活性炭セラ
ミック同志がこすれ合って、潰れたり、摩耗したり、と
くに摩耗により活性炭の粉がこぼれ落ち、この粉が水に
混ざって水を濁らせる心配がある。これに対し、活性炭
セラミックの粒の表層部を内部に比べて硬くしたから、
表面の機械的強度が強くなり、潰れたり、摩耗するなど
の不具合を防止することができる。よって、水の濁りを
防止することができる。
【0022】なお、通水性の容器とは、金属製、合成樹
脂製および紙や布などからなる袋状のものも含まれる。
【0023】請求項2および請求項3の発明によれば、
表層部の細孔容積を小さくする、または表層部を緻密に
することにより表層部を内部に比べて硬くすることがで
き、機械的強度が高くなる。
【0024】請求項4の発明によれば、活性炭セラミッ
クに保持される抗菌金属が上記表層部を除く内部に設け
られているから、抗菌金属が活性炭セラミックの外に出
ようとしても、細孔容積が小さい、または緻密構造の表
層部に遮られて外に流出しない。
【0025】請求項5の発明によれば、活性炭が全体に
対して10重量%以上、65重量%以下の割合で混合さ
れているから、活性炭が残留塩素を吸着するばかりでな
く、農薬、ウィルス、洗剤、かび臭、カルキ臭、その他
の臭い成分、鉄や銅、亜鉛、鉛、マンガンなどの重金属
などを良好に捕獲して濾過する作用がある。また、抗菌
金属が全体に対して0.1重量%以上、5重量%以下の
割合で混合されているから、多孔質セラミックおよび活
性炭の細孔に吸着した成分から雑菌が繁殖するのを防止
する。さらに、残りの成分は、少なくともアルカリ金属
およびアルカリ土類金属の酸化物を含む多孔質セラミッ
クであるから、アルカリ金属およびアルカリ土類金属が
ハロゲンとイオン結合してトリハロメタンを分解し、ト
リハロメタンの析出を軽減する。すなわち、NaやKな
どのアルカリ金属およびCaなどのアルカリ土類金属
は、塩素Clや臭素Brなどのハロゲンとイオン結合し
やすく、トリハロメタンの中のClやBrがNaやKま
たはCaと結び付くようになる。このため、トリハロメ
タンの析出を軽減する。
【0026】また、抗菌金属として銀を使用した場合
は、銀がハロゲンと結びついてハロゲン化銀を生成し、
トリハロメタンの析出を抑止する。
【0027】請求項6の発明によれば、通水性の容器
が、一端に開口部を有し側壁に多数の小孔を形成した容
器本体と、この容器本体の開口部を開閉可能に覆う蓋体
とで構成されているから、内部に収容した活性炭セラミ
ックを詰め替えて、新規な活性炭セラミックと交換して
使用できる。
【0028】請求項7の発明によれば、容器本体が多孔
性金属により形成されているから、耐久性に優れる。多
孔性金属としては、金網、パンチングメタル、エキスパ
ンドメタルなどが使用可能である。
【0029】
【実施例】以下本発明について、図面に示す一実施例に
もとづき説明する。図1において、1は通水性の容器で
あり、この容器1は、図2に分解して示すように、上端
に開口部3が形成された容器本体2と、この容器本体2
の開口部3を蓋体4とで構成されている。容器本体2は
例えば金網によりかご形に形成されており、したがって
側壁には多数の小孔5…が形成されている。蓋体4は、
ステンレスなどからなり、上記容器本体2の開口部3に
対してこれを開閉可能に閉塞するように、脱着可能に取
り付けられている。蓋体4の脱着構造は、ねじ込みなど
であってもよいが、弾性変形を利用した圧入構造にすれ
ば構造が簡単である。この蓋体4の上面には、複数の通
水孔6…が形成されている。そして、蓋体4にはフック
7を介して鎖8などの吊り下げ具が係止されており、こ
の鎖8により容器1が吊持されている。したがって、鎖
8で吊り下げられた上記容器1を、やかん、水筒、ポッ
ト(水差し)などの中に沈めることができるようになっ
ており、これらポットに水を入れると、上記容器1は水
に浸漬されるようになる。
【0030】上記容器1には焼結体である活性炭セラミ
ックの粒10が多数個収容されている。活性炭セラミッ
クの粒10は、平均粒径が3.8mm程度の球形に成形さ
れており、このような活性炭セラミックの粒10が上記
容器1に平均200個程度収容されている。
【0031】図3は活性炭セラミック粒10の断面図で
あり、この活性炭セラミック粒10は中央部11とこれ
を覆う表層部12との2層構造をなしている。中央部1
1の活性炭セラミックは、その組成物が図4に模式的に
示されるように、セラミック構造物となる鉱石の粒子
と、活性炭の粉末と、抗菌金属としての銀粉末と、バイ
ンダである。これに対し、表層部12の活性炭セラミッ
クは、その組成物が図示しないが、セラミック構造物と
なる鉱石の粒子と、活性炭の粉末と、バインダであり、
抗菌金属は混合されていない。しかしながら、表層部1
2は中央部11に比べて、組成物の密度が高くなってお
り、つまり緻密に混ざっており、このため機械的に硬く
形成されている。
【0032】中央部11の活性炭セラミックの焼結結晶
構造を図4に模式的に示す。図4において、符号21は
セラミック構造物となる鉱石の粒子、22は例えばヤシ
殻から形成された活性炭の粉末、23は抗菌金属として
の銀粉末、24はバインダであり、バインダ24は粘土
およびフリットガラスの混合状態である。鉱石粒21…
は粘土やフリットガラスからなるバインダ24によって
結合されて多孔質セラミック構造物を作るものであり、
各鉱石粒21…間に活性炭の粉末22が結合されてお
り、これらの間にジャングルジムのように入り込んだ連
続気孔からなる空隙25が形成されている。この連続気
孔からなる空隙25内に抗菌金属としての銀粉末23…
が分散して保持されている。なお、活性炭の粉末22…
には図示しないが連続細孔が形成されている。
【0033】表層部12の活性炭セラミックは、図4の
結晶構造のうちから銀粉末23…を除いた構成である。
ただし、表層部12では空隙25の大きさが中央部11
のそれに比べて小さく形成されており、単位容積当りに
占める細孔の容積、つまり細孔容積(ml/g)が小さ
くなっており、これにより硬度が高く設定されている。
上記セラミック構造物となる鉱石は、以下の組成比を
もっている。すなわち、セラミックの一般的な組成物
は、酸化ケイ素SiO2 と酸化アルミニウムAl2 3
であるが、本発明のセラミック構造物はこれら主組成物
に加えて、その他少なくともアルカリ金属およびアルカ
リ土類金属の酸化物を5重量%以上、35重量%以下混
合している。アルカリ金属の酸化物は例えば酸化ナトリ
ウムNa2Oおよび酸化カリウムK2 Oであり、アルカ
リ土類金属の酸化物は例えば酸化カルシウムCaOであ
る。
【0034】ちなみに、使用可能な多孔性セラミックの
組成比の例を下記に示す。 SiO2 =65wt% Al2 3 =25wt% Fe2 3 =4.4wt% CaO =3.1wt% Na2 O =2.2wt% K2 O =1.8wt% MgO =1.3wt% その他 =残り 上記のような鉱石21に対し、活性炭の粉末22…は安
価で入手の容易なヤシ殻活性炭が用いられている。活性
炭粉末の平均粒径は5μm以上、1000μm以下と
し、好ましくはセラミック構造物を構成する鉱石21の
平均粒径と同等がよいが、10倍以内でセラミック構造
物を構成する鉱石21の平均粒径よりも大きくてもよ
い。抗菌金属は、銀、銅、亜鉛のいずれであってもよい
が、性能、その他の理由から銀粉末23が用いられてい
る。バインダ24として使用される粘土は、例えば蛙目
粘土が使用され、かつバインダ24として使用されるフ
リットガラスは、溶融温度が650〜950℃のフリッ
トが使用される。
【0035】これら鉱石粒21は例えば30wt%、活
性炭の粉末22は50wt%、銀粉末23は1wt%、
蛙目粘土10wt%およびフリットガラス10wt%と
なっており、このような混合比の材料に水を加えて湿り
気を与え、これを球形に成形する。これにより中央部1
1が成形される。そして、この未焼成セラミックからな
る中央部11の表面に、上記と同様の組成物で、銀粉末
23を含まない材料からなる混合組成材料を付着させ、
表層部12を成形する。ただし、表層部12の充填密度
は中央部11よりも高く設定されている。
【0036】このようにして、2層構造とされた球形の
成形物を焼成炉により所定温度で焼くと、セラミック原
料の粒子が結晶化し、粘土やフリットガラスが焼成さ
れ、しかも鉱石粒1、活性炭2および銀粉末3が焼結に
より相互に付着する。このセラミックは、混合したとき
に用いた水分が飛散されて除去され、粒子間に気孔、す
なわち連続気孔の空隙25が形成されることになる。
【0037】このような焼成により得られた吸着セラミ
ックは、表層部12が硬くなっており、したがって機械
的強度が高く、くずれ難く、相互にこすれ合っても表面
から摩耗粉が生じるのが抑制される。
【0038】このような活性炭セラミックの粒10…を
多数個収容した図1の容器1、つまり脱臭浄化剤を、ポ
ットに収容した水道水に浸漬すると以下のような作用を
奏する。すなわち、図1の容器1をポットに沈めると、
容器本体2の側壁に形成した小孔5…および蓋体4に形
成した通水孔6…から水が侵入し、活性炭セラミックの
粒10…が水に漬かる。
【0039】これら活性炭セラミックの粒10…は、多
孔質セラミック構造物自身が連続気孔の空隙25を有し
ているから、水の中に含まれる不純物質、例えば有毒物
質、微生物、かび、ウイルス、農薬、重金属などの汚染
物質を吸着する。特に、多孔質セラミック構造物に付着
されている活性炭が微細な連続細孔を有するので、この
活性炭が優れた吸着作用を奏する。この結果、水道水に
含まれる有毒物質、微生物、かび、ウイルス、農薬、重
金属などの汚染物質を良好に吸着する。また、かび臭さ
やカルキ臭さを除去することができる。
【0040】そして、活性炭はアンモニアを吸着できな
いが、多孔性セラミックがアンモニアを吸着するから、
塩素とアンモニアとの反応を抑制し、カルキ臭の発生を
防止することができる。さらにこの活性炭セラミックの
粒10は、トリハロメタンおよび残留塩素を取り除く作
用がある。トリハロメタンの除去試験について説明する
と、2つのコップにそれぞれ500ccずつの水道水を
入れ、これらの水道水のトリハロメタン濃度を測定する
と、0.02ppmであった。一方のコップに上記実施
例の脱臭浄化剤を入れ、他方のコップには何も入れな
い。1分後に両方のコップのトリハロメタン濃度を測定
したところ、実施例の脱臭浄化剤を入れたコップではト
リハロメタン濃度が0.003ppmまで減少したが脱
臭浄化剤を入れないコップはトリハロメタン濃度の変化
がなかった。10分後には、上記脱臭浄化剤を入れたコ
ップではトリハロメタン濃度が0.0008ppmまで
減少したが脱臭浄化剤を入れないコップはトリハロメタ
ン濃度の変化はほとんどなかった。
【0041】上記試験結果から、本実施例の脱臭浄化剤
は、トリハロメタンの吸着性能がきわめて優れているこ
とが確認できる。トリハロメタンは活性炭でもある程度
まで取り除くことができるが、活性炭でトリハロメタン
を取り除く能力は充分でない。本実施例の吸着性活性炭
セラミックがトリハロメタンの吸着性能に優れている理
由は定かでないが以下の点が推測される。
【0042】すなわち、上記多孔質セラミックの構造物
は、NaやKなどのアルカリ金属の酸化物、およびCa
などのアルカリ土類金属の酸化物を5重量%以上、35
重量%以下混合しているから、これらアルカリ金属およ
びアルカリ土類金属がトリハロメタン中のハロゲン(C
lやBrなど)とイオン結合し易い物質であり、よって
これらのイオン結合により、トリハロメタン中のハロゲ
ンが分離され、トリハロメタンが分解されることから、
トリハロメタンが減少されると考えられる。
【0043】アルカリ金属の酸化物およびアルカリ土類
金属の酸化物の混合割合が5重量%未満の場合はトリハ
ロメタンの吸着作用が小さく、その効果が低いので5重
量%以上の混合が必要である。また35重量%を越える
と、多孔質セラミック構造物の主成分であるシリカやア
ルミナが少なくなり、セラミック強度が低くなる。
【0044】そして、本例の吸着セラミックは、抗菌金
属として銀を混合しているから、この銀がハロゲンと結
びついてハロゲン化銀を生成し、このこともトリハロメ
タンを少なくするものと考えられる。
【0045】また、上記2つのコップを用いた試験と同
様に、残留塩素を測定すると、脱臭浄化剤を浸漬しない
コップでは2ppmの残留塩素が検出されたが、脱臭浄
化剤を浸漬したコップでは1分後に残留塩素は検出され
なかった。
【0046】この試験結果より、残留塩素は活性炭セラ
ミックの粒10に吸着されてほとんど検出されない。こ
れは主として活性炭セラミックの粒10の中の活性炭が
残留塩素を吸着する性質に優れているので、この活性炭
に吸着されたものと考えられる。
【0047】さらに、上記活性炭セラミックの粒10
は、多孔質セラミック構造体に抗菌金属としての銀23
が付着されているから、銀の殺菌、滅菌、減菌作用によ
り、孔質セラミック構造体の空隙25内および活性炭2
2の細孔内に吸着した物質から雑菌が繁殖するのを防止
する。この場合、銀粉末23が全体に対して0.1重量
%未満であると殺菌、滅菌、減菌作用が低く抗菌金属と
しての役目を果たさず、また5重量%を越えると、溶出
が心配され、飲料水への使用が懸念される。
【0048】なお、前記したように、銀を使用した場合
は、銀がハロゲンと結びついてハロゲン化銀を生成し、
トリハロメタンの析出を抑止する。
【0049】そして、実施例の活性炭セラミックの粒1
0は、鉱石の粒21と、活性炭の粉末22と、抗菌金属
23と、これらを接合するバインダ24としての粘土お
よびフリットガラスとを混ぜ、これを所定の形に成形し
て焼成したから、粘土およびフリットガラスがバインダ
となって鉱石の粒と活性炭の粒と抗菌金属を結合する。
このため、吸着セラミックが破損したり、活性炭がこ
ぼれ落ちたり、湿潤により剥がれたり、抗菌金属が溶出
することがない。銀3の溶出はこれを避けなければなら
ないが、この点について実験したところ、活性炭セラミ
ックの粒10を上記コップに入れて常温で24時間静置
したところ、水の中に銀を検出できなかった。
【0050】そして、上記のような構成の脱臭浄化剤に
よれば、通水性の容器1に上記のような性能をもつ多数
の活性炭セラミックの粒10…を収容したから、この容
器1をやかんや水筒、ポットなどに入れると、容器1内
に収容した水に含まれている有害成分やアンモニアなど
の臭い成分、その他種々の不純物を良好に吸着する。ま
た、活性炭セラミックに抗菌金属が混合されているから
この抗菌作用により、空孔内や活性炭の細孔内に取り込
んだ有害成分を殺菌もしくは滅菌するようになり、雑菌
の繁殖を防止する。よって、やかんや水筒、ポットなど
に入れるだけで水の脱臭、浄化、活性化が可能になり、
従来の水道蛇口に接続するタイプの浄水器や活水器など
に比べて扱いが容易で、安価であり、しかしながら高い
脱臭能力、高い浄化率、および高い活性化率を得ること
ができる。特に、トリハロメタンの除去には有効であ
る。
【0051】この場合、容器1に球形をなす多数の活性
炭セラミックの粒10を収容したから、大きな粒の活性
炭セラミックを少数収容する場合に比べて活性炭セラミ
ックの粒10が水に接する表面積が大きくなり、水中の
有害成分や臭い成分、その他の不純物の吸着性能が高く
なる。
【0052】しかし、容器1に多数の活性炭セラミック
の粒10…を収容すると、振動や衝撃が加えられると活
性炭セラミックの粒10同志がこすれ合って、潰れた
り、摩耗したり、とくに摩耗により活性炭の粉がこぼれ
落ち、この粉が水に混ざって水を濁らせる心配がある。
これに対し、活性炭セラミックの粒10は、表層部12
を内部11に比べて硬くしたから、表面の機械的強度が
強くなり、潰れたり、摩耗するなどの不具合を防止する
ことができる。よって、水の濁りを防止することができ
る。
【0053】表層部12の硬さを高くするには、連続気
孔構造を成している多数の空隙の占める割合、つまり細
孔容積ml/gを小さくすれば混合組成物の密度が高く
なり、いわゆる緻密になるから機械的強度が高くなる。
中央部11の細孔容積ml/gは吸収作用を高めるため
に0.3〜0.5ml/gにするのが良く、これに対し
表層部12の細孔容積は80〜50%であることが望ま
しい。このようにすると中央部11のJIS硬度は90
〜95であるのに対し表層部12のJIS硬度を95〜
99にすることができ、表面の硬さが大きくなる。
【0054】そして、上記活性炭セラミックの粒10
は、抗菌金属23を表層部12に混合せずに、内部の中
央部11のみに混入したから、抗菌金属23が活性炭セ
ラミックの粒10の外に出ようとしても、細孔容積の小
さな、または緻密な表層部12に遮られて外に流出しな
い。
【0055】この場合、抗菌金属23は、鉱石粒21お
よび活性炭22に混ぜ合わせてもよいが、図3の破線で
示すように、鉱石粒21および活性炭22を混合してな
る小球形の中心部表面に抗菌金属の粉をまぶし付けるよ
うに付着させ、抗菌金属の層30を形成してもよい。
【0056】そしてまた、上記通水性の容器1は、容器
本体2に対して蓋体4を脱着可能に被せる構造にしたか
ら、内部に収容した活性炭セラミックの粒10…を詰め
替えることができ、経年劣化が生じた場合に新規な活性
炭セラミックと交換して高い性能を発揮させることがで
きる。さらに容器本体2を金網にて形成すれば、安価で
あり、耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、脱臭吸着剤の斜視
図。
【図2】同実施例の脱臭吸着剤の分解した斜視図。
【図3】同実施例の活性炭セラミックの粒の断面構造を
示す図。
【図4】同実施例の活性炭セラミックの結晶構造を模式
的に示す構造図。
【符号の説明】
1…容器 2…容器本体 3…開口部 4…蓋体 5…小孔 6…通水孔 7…フック 8…鎖 10…活性炭セラミックの粒 11…中央部 12…表層部 21…セラミック材料の鉱石 22…活性炭粉末 23…銀粉末 24…バインダ 25…空隙 30…抗菌金属の層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 1/50 531 C02F 1/50 531H 531F 540E 540 540F 560B 560 B01D 23/02 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水に浸される通水性の容器と;この容器
    に収容され、多孔質セラミックの構造物に活性炭および
    抗菌金属が混合されてなる多数の活性炭セラミックの粒
    と;を具備し、 上記活性炭セラミックの粒は、表層部が内部に比べて硬
    く形成されていることを特徴とする水の脱臭浄化剤。
  2. 【請求項2】 上記活性炭セラミックの粒は、表層部の
    細孔容積が内部に比べて小さくなっていることを特徴と
    する請求項1に記載の水の脱臭浄化剤。
  3. 【請求項3】 上記活性炭セラミックの粒は、表層部が
    内部に比べて緻密になっていることを特徴とする請求項
    1に記載の水の脱臭浄化剤。
  4. 【請求項4】 上記活性炭セラミックの粒は、抗菌金属
    が上記表層部を除く内部に保持されていることを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれか一に記載の水の
    脱臭浄化剤。
  5. 【請求項5】 活性炭セラミックの粒は、活性炭が40
    重量%以上、60重量%以下の割合で混合されていると
    ともに、抗菌金属が0.1重量%以上、5重量%以下の
    割合で混合されており、残りは少なくともアルカリ金属
    およびアルカリ土類金属を含む酸化物であることを特徴
    とする請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載の水
    の脱臭浄化剤。
  6. 【請求項6】 上記通水性の容器は、一端に開口部を有
    し側壁に多数の小孔を形成した容器本体と、この容器本
    体の開口部を開閉可能に覆う蓋体とを具備したことを特
    徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一に記載の
    水の脱臭浄化剤。
  7. 【請求項7】 上記容器本体は、多孔性金属により形成
    されていることを特徴とする請求項6に記載の水の脱臭
    浄化剤。
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