JPH1056763A - 低速電動車用のダイレクトドライブ型電動車輪 - Google Patents

低速電動車用のダイレクトドライブ型電動車輪

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JPH1056763A
JPH1056763A JP8207463A JP20746396A JPH1056763A JP H1056763 A JPH1056763 A JP H1056763A JP 8207463 A JP8207463 A JP 8207463A JP 20746396 A JP20746396 A JP 20746396A JP H1056763 A JPH1056763 A JP H1056763A
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JP
Japan
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pole
motor
pole teeth
low
coil
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JP8207463A
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English (en)
Inventor
Aki Watarai
亜起 度會
Michiharu Yamamoto
道治 山本
Yoshinobu Motokura
義信 本蔵
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Aichi Steel Corp
Original Assignee
Aichi Steel Corp
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    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Abstract

(57)【要約】 【課題】モータの体格、重量の増大を抑止しつつトルク
の向上を実現した低速電動車用のダイレクトドライブ型
電動車輪を提供する。 【解決手段】アウタロータ形式のモータ構造を有するダ
イレクトドライブ型電動車輪であって、永久磁石型界磁
コア1を有するブラシレスDCモータを有している。ス
テータコイル(好ましくは三相ステータコイル)4の各
相コイルをステータコアの各極歯に個別かつ順番に集中
巻きする。このようにすれば、三相ステータコイル4を
分散巻きする場合に比べて起動トルク及び低速トルクを
格段に向上でき、その結果、このブラシレスDCモータ
を有するダイレクトドライブ型電動車輪の低速走行性能
を大幅に向上できることがわかった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電動自転車
や電動車椅子などの低速電動車(本明細書では最高時速
30km以下の電動車をいう)の車輪として用いられる
アウタロータ形式のダイレクトドライブ型電動車輪に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気自動車の車輪をアウタロータ
形式のモータで構成して電動車輪とすることにより車両
駆動機構の簡素化を図ることが提案されている。このよ
うなアウタロータ形式の電動車輪では要部が全てロータ
内部に密閉されてしまうために保守性に優れることが特
に重要であり、このためロータ内部に摺動部や減速機構
を持たないブラシレスDCモータ又は誘導モータ方式の
ダイレクトドライブ型電動車輪が好適である。
【0003】低速電動車用のダイレクトドライブ型電動
車輪としては、起動トルクが大きいことが特に重要であ
る。モータの起動トルクは、界磁極の磁束Φとアーマチ
ャのアンペアターンATの積に原理的に比例し、磁束Φ
は界磁極(及びステータコアの極歯)の磁極面の合計面
積に比例し、アンペアターンATもスロットの合計断面
積に比例する。したがって、起動トルクの増大には、モ
ータの径を増大して界磁極の磁極面の面積を増大すると
ともにスロット断面積(スロットの周方向長)を増大す
る手法を採用するか、又は、モータの軸方向長を増大し
て界磁極の磁極面の面積だけを増大する手法を採用して
いた。
【0004】ブラシレスDCモータは、機械的整流機構
をもたないので保守が簡単であり、しかも同様のメンテ
ナンスフィリー特性をもつ誘導モータより起動トルク特
性に優れるので、大起動トルクを必要とする低速電動車
のダイレクトドライブ型電動車輪として最も好適であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したブラ
シレスDCモータを用いた低速電動車用ダイレクトドラ
イブ型電動車輪では、減速ギヤ機構無しに起動トルク
(及び低速トルク)を稼ぐにはモータの大型化が必須で
あり、車輪の重量特にその慣性質量が増大して加減速性
が劣化するとともに、車両重量の増大、製造費用の増大
という問題が生じた。
【0006】本発明は上記問題に鑑みなされたものであ
り、モータの体格、重量の増大を抑止しつつトルクの向
上を実現した低速電動車用のダイレクトドライブ型電動
車輪を提供することを、その目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の装置は、
いわゆるアウタロータ形式のモータ構造を有するダイレ
クトドライブ型電動車輪であって、永久磁石型界磁コア
を有するブラシレスDCモータを有している。ただし、
永久磁石型界磁コアは、永久磁石だけで構成できる他、
永久磁石とヨークとを組み合わせても構成できる。
【0008】本装置では特に、ステータコイル(好まし
くは三相ステータコイル)の各相コイルをステータコア
の各極歯に個別かつ順番に集中巻きする点をその特徴と
している。なお、本明細書でいう集中巻きとは、任意の
一個の極歯(ティース)にステータコイルの1相分の相
コイルだけを巻き付ける巻線方式、つまり、相コイルの
往側のコイル導体と復側のコイル導体とが一個の極歯を
挟んで隣接する2つのスロットに収容される巻線方式を
いう。これに対して本明細書でいう分散巻きとは、ステ
ータコイルの任意の相コイルの往側のコイル導体と復側
のコイル導体とが複数の極歯を挟んで隣接する2つのス
ロットに収容されるものをいい、重ね巻き又は波巻きな
どのものをいう。
【0009】このようにすれば、三相ステータコイルを
分散巻きする場合に比べて起動トルク及び低速トルクを
格段に向上でき、その結果、このブラシレスDCモータ
を有するダイレクトドライブ型電動車輪の低速走行性能
を大幅に向上できることがわかった。このような集中巻
きのステータコイルをもつブラシレスDCモータが、分
散巻きのステータコイルをもつブラシレスDCモータよ
り大きな起動トルクをもつことは従来全く知られておら
ず、低速電動車用のダイレクトドライブ型電動車輪に集
中巻きのステータコイルをもつブラシレスDCモータを
用いることによりその起動トルクを減少することなくそ
の体格、重量を大幅に低減できることは本発明者が実験
及び解析によりはじめて見出したものである。
【0010】請求項2記載の装置によれば請求項1記載
の装置において更に、界磁極数pfと極歯数ptとの比
は4:3に設定される。このようにすれば、他の比率例
えば2:3を採用する場合に比較して起動トルクを一層
向上することができ、その分、電動車輪の低速走行性能
の向上又は体格、重量の低減を図ることができることが
わかった。集中巻きされた三相ブラシレスDCモータに
おいて、上記した比率に界磁極数pfと極歯数ptとの
比を採用することによりこのようなトルク向上効果が得
られるという事実は、本発明者がはじめて見出したもの
である。
【0011】なお、上記作用効果が得られることの詳細
な理由は不明であるが、例えば以下のの理由によるので
はないかと推測される。極歯を有するモータでは、極歯
をもたないコアレスモータとは異なり、極歯に界磁束が
集中するので、トルクは、ステータコイルのアンペアタ
ーンATが形成する磁界により極歯に形成される磁極と
界磁極の磁極との間の磁気的な吸引力と反発力とのベク
トル和に界磁極の半径を掛けた値になる。したがって、
界磁極が極歯より周方向に大きすぎると、ある界磁極と
極歯との間の磁気的な吸引力と、この界磁極に隣接する
界磁極とこの極歯との間の磁気的な反発力とのベクトル
和が小さくなってしまい、このため、トルクが減少する
のではないかと思われる。
【0012】なお、ロータ(永久磁石型界磁コア)及び
ステータコアの形状を不変として更に極歯を小さくして
極歯数ptを増加すれば、一層、ステータコイルの1タ
ーン当たりの電気抵抗を減らし、磁路の磁気抵抗を減ら
せ、その分、トルク向上を図れるように思われるが、三
相ブラシレスDCモータでは上記より更に極歯数を増加
すると(例えば界磁極数pfと極歯数ptとの比を8:
3とした比較例品)、かえってトルクが大幅に低下し
た。これは、極歯が多すぎて極歯の極性が界磁極の極性
とうまくマッチングせず、上記した磁気的な吸引力及び
反発力が充分に生じない極歯が生じてしまうからと思わ
れる。
【0013】請求項3記載の装置によれば請求項1又は
2記載の装置において更に、極歯の周方向長をその軸方
向長の0.7〜1.4倍に設定する。このようにすれ
ば、起動トルクを一層向上することができ、その分、電
動車輪の低速走行性能の向上又は体格、重量の低減を図
ることができることがわかった。集中巻きされた三相ブ
ラシレスDCモータにおいて、上記した極歯の寸法比を
採用することによりこのようなトルク向上効果が得られ
るという事実は、本発明者が実験及び解析によりはじめ
て見出したものである。
【0014】請求項4記載の装置によれば請求項3記載
の装置において更に、極歯の外径をR、軸方向長をL、
極歯数をpt、スロットの実質的な周方向長と極歯の実
質的な周方向長の合計に対する極歯の実質的な周方向長
の比(周方向極歯専有率)をγとする場合、極歯数pt
を(0.8〜1.2)×2πRγ/Lの範囲内に設定す
る。このようにすれば、集中巻きのブラシレスDCモー
タにおいて、起動トルクを一層向上することができ、そ
の分、電動車輪の低速走行性能の向上又は体格、重量の
低減を図ることができる。
【0015】(解析)以下、上記各請求項の作用効果が
得られる理由について以下に解析を試みる。いま、界磁
極数pfが異なる他は、界磁極数pfと極歯数ptの比
率を含め、他の設計条件は一定とした2つの集中巻きブ
ラシレスDCモータが角速度ωで回転しているものとす
る。
【0016】起動トルクをTo、現在のトルクをT、印
加電圧をV、ステータコイルの電流をI、ステータコイ
ルの抵抗値をr、Kは比例定数とする。
【0017】
【数1】T=To−Tz=V・I/ω=K(V・(V/
r)/ω−V・(Vz/r)/ω) Vzはステータコイルに電磁誘導される逆起電圧であ
り、界磁極数pfに比例する。Tzはこの逆起電圧Vz
による電流減少分をトルクに換算したものである。上記
式から、起動トルクがステータコイルの抵抗値rに反比
例することがわかる。また、比例定数Kには全界磁束量
Φが含まれており、モータのトルクTは、全界磁束量Φ
×アンペアターンATに比例し、磁束密度一定とすれば
結局、アンペアターンAT×軸方向長×半径(又は)周
方向長の積に比例する。
【0018】したがって、上記従来の技術の項で説明し
たように上述したように起動トルクの向上には界磁極及
び極歯の軸方向長の増大と周方向長の増大の二つの手法
がある。しかし、軸方向長を増加すると、ステータコイ
ルのコイル導体の長さが長くなってしまい、その抵抗値
rが増大してトルク低下を招く。ブラシレスDCモータ
の起動トルクは、電流、すなわち、低速電動車では搭載
するバッテリの端子電圧などにより規定される印加電圧
Vを、ステータコイルの抵抗値rで割った値となるの
で、起動トルクの向上にはステータコイルの抵抗値rの
低減が極めて重要であることがわかる。したがって、起
動トルクの向上のために軸方向長を増大することは一長
一短があることがわかる。
【0019】これに対して、界磁極及び極歯の周方向長
の増大すなわちロータの外径の増大は、界磁束Φとアン
ペアターンATの両方を増大することができ、このた
め、大起動トルクモータには軸方向長に比較して径が大
きい偏平形状のモータが好ましいことがわかる。ただ
し、このような偏平形状のモータでは、以下の問題が生
じる。
【0020】まず、このような偏平形状のモータで極歯
の数が少ないと、極歯の周方向長がその軸方向長に比較
して長大となってしまい、その結果、ステータコイル1
ターン当たりの抵抗値が増大してしまう。これは、極歯
の周方向長の増大により往側のコイル導体と復側のコイ
ル導体とを接続するいわゆるコイルエンドの長さが長く
なってしまい、このコイルエンドの抵抗値が増大するた
めである。この問題は、ステータコイルの往側のコイル
導体と復側のコイル導体との間に複数の極歯及びスロッ
トが存在する分散巻きにおいて特に顕著となる。したが
って、スロット内のコイル導体の抵抗値に比べてコイル
エンドの抵抗値の比重が格段に増大する偏平形状のモー
タにおいては、コイルエンドが長い分散巻きはコイルエ
ンドが短い集中巻きに対してトルクが大幅に低下するこ
とが判明した。
【0021】また、ステータコイルの抵抗値は、1ター
ン当たりの抵抗値×ターン数であり、界磁束量Φは極歯
の磁極面の面積の合計に比例するので、極歯の磁極面が
正方形に近い形状の場合にステータコイルの抵抗値の増
大を抑止しつつ極歯の磁極面の面積を最大として、ステ
ータコイルの抵抗値(集中巻きにおいては極歯の周長に
比例)当たりの極歯磁束量Φ’を最大とし、その結果、
ステータコイルの抵抗値当たりの界磁束量Φ(=極歯磁
束量Φ’×極歯数pt/r)を最大とすることができる
ことがわかる。すなわち、極歯の周方向長がその軸方向
長の0.7倍未満又は1.4倍超過では、起動トルクT
=k×Φ×AT/rが著しく小さくなることがわかる。
kは比例定数である。
【0022】次に、界磁極数pfについて以下に説明す
る。三相ブラシレスDCモータにおいて、極歯数pt当
たりの界磁極数pfは所定の値となる。したがって、起
動トルクTを増大するには、極歯の磁極面の形状を上記
正方形に近い範囲に保ちつつ、極歯数pt並びにそれに
より規定される界磁極数pfを増大することが最も好ま
しいことがわかる。
【0023】結局、上記解析により、トルク増大のため
に重要な第一のポイントは、極歯の磁極面を正方形に近
づけて、界磁束量Φ当たりのステータコイルの抵抗値r
を低減することであることがわかる。第二に、磁路長及
びステータコイルの1ターン長を短縮することにより、
極歯及び界磁極を小型化し、トルクを減少させることな
くヨークを縮小してモータの小型軽量化を図ることがで
きることがわかる。
【0024】第三に、界磁束量Φだけが増大するもの
の、ステータコイルの1ターン当たりの抵抗値が増大す
る不利がある極歯及び界磁極の軸方向長の増加よりも、
ロータの径方向長(周方向長に比例)を増大して極歯及
び界磁極の全軸方向長の合計を増加することにより、界
磁束量Φ(極歯の周方向長×極歯の軸方向長×極歯数p
tに比例)とアンペアターンAT(スロットの周方向長
×径方向長に比例し、径方向長は周方向長に比例、従っ
て大略スロットの周方向長の二乗に比例))との両方を
同時に増大すれば、大幅なトルク増大が可能であること
がわかる。
【0025】また、このロータの径方向長(周方向長に
比例)の増大を、極歯形状を一定とした状態で極歯数の
増大により実施すれば、極歯形状を正方形に近い形状に
保持できるので、ステータコイルの抵抗値rを減らすこ
ともできる。更に、この極歯外径の増大によりトルクア
ップを図る場合、従来の分散巻きのようにコイルエンド
がスロット内のコイルエンドに比較して著しく大きい
と、いたずらにコイルエンドの抵抗値が増大してトルク
増大効果が減殺されてしまう。したがって、この極歯外
径の増大によりトルクアップを図る場合、集中巻きを採
用することにより相乗的にトルクを向上させることがで
きる。
【0026】上記解析により、極歯の軸方向長及びその
外径を決定すれば、最もトルクが増大する極歯数ptが
決定でき、界磁極数pfは極歯数ptに対して一定比率
となるので、界磁極数pfも決定できることがわかる。
すなわち、軸方向長をL、極歯の外径をRとし、スロッ
トの実質的な周方向長と極歯の実質的な周方向長の合計
に対する極歯の実質的な周方向長の比(周方向極歯専有
率)をγとする場合、極歯数ptを2πRγ/L(好ま
しくは、その0.8〜1.2)に近い値とすることによ
り、各極歯の磁極面(部分外周面)の形状を略正方形に
近い部分円筒面)とすることができ、トルク向上を図る
ことができることがわかる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明のブラシレスDCモータを
有するダイレクトドライブ型電動車輪の好適な態様を以
下の実施例を参照して説明する。 (実施例1)本実施例のダイレクトドライブ型電動車輪
を電動自転車に適用した実施例を図1を参照して説明す
る。
【0028】静止軸101は支軸101に固定されてお
り、軸受け102を介してアルミ合金からなる円筒ドラ
ム形状のホィールハウジング103を回転自在に支持し
ている。ホィールハウジング103の左端部は径小円筒
部104となっており、径小円筒部104の外周面には
チェイン105に噛合するギヤ板106が固定されてい
る。また、ホィールハウジング103の外周面にはタイ
ヤが嵌められたリム(リング)を支持するスポーク10
7の基端部が固定されている。
【0029】ホィールハウジング103の筒部内周面に
は永久磁石型界磁コア1が固定されている。この永久磁
石型界磁コア1は図2に示すように、円筒形状のヨーク
11とこのヨーク11の内周面に接着された円筒形状の
永久磁石筒12とからなる。永久磁石筒12には周方向
に互いに極性が異なる界磁極10が形成されており、界
磁極10の磁極面は永久磁石筒12の内周面に形成され
ている。
【0030】静止軸101にはアルミ合金からなる厚板
円板形状の金属基板108のブス部が嵌着、固定されて
おり、金属基板108の外周部一端面にはボルト109
によりステータコア2が固定されている。ステータコア
2は、周知のように打ち抜き電磁鋼板を積層してなり、
図2に示すように極歯20が円筒形状のヨーク21の外
周から径外方向へ突出する形状となっている。隣接する
極歯20間のスロット3には三相のステータコイル4が
収容されている。この実施例では、後述するように、各
極歯20に互いに異なる相のステータコイルが巻装さ
れ、互いに異なる極歯20に巻装された同一相のステー
タコイルは互いに直列接続されている。23はボルト1
09が貫通する穴である。
【0031】ステータコア2のヨーク21は永久磁石型
界磁コア1のヨーク11よりやや厚い程度に形成されて
いる。この実施例では、界磁極10が36対形成されて
おり、このため、ヨーク11、21は比較的薄く形成す
ることができ、ステータコア2のヨーク21の内側には
大円筒形状の穴24を形成することができる。金属基板
108の穴24に向く端面にはセラミックからなる回路
基板109が接着されており、回路基板109には、コ
ントローラ5、トルクセンサ(図2参照)6が装着され
ている。また、金属基板108にはバッテリ7が固定さ
れている。
【0032】このダイレクトドライブ型電動車輪の回路
図を図3を参照して説明する。バッテリ7の一端は静止
軸100を通じて接地されており、その他端は静止軸1
00及び支軸101の内部を通じて外部に引き出された
ケーブル200、外部スイッチ201を通じてコントロ
ーラ5の電源ライン201に給電している。コントロー
ラ5は、制御回路50、磁極センサ51、ゲート制御回
路52、三相インバータ53からなり、三相インバータ
53は三相ブラシレスDCモータMのステータコイル4
に給電している。この種のブラシレスDCモータを駆動
制御するコントローラ5の構成及び動作は周知である。
【0033】6はトルクセンサであり、この実施例で
は、ホィールハウジング103の表面に接着された磁歪
膜(図示せず)と、この磁歪膜に近接配置された検出コ
イルとからなり、検出コイルに交流電流を通電してその
電流特性によりホィールハウジングにかかるトルクを検
出している。制御回路50はマイコン構成を有し、ステ
ータコイル4への通電を休止する期間にトルクセンサ6
からトルク(人間の踏み力)を検出し、検出したトルク
の半分のトルクをモータMから発生するようにゲートコ
ントローラ52を通じて三相インバータ53のスイッチ
ングトランジスタ(npnバイポーラトランジスタ)を
断続制御する。この種のブラシレスDCモータの駆動制
御自体は周知であり、かつ、本実施例の要旨ではないの
でこれ以上の説明は省略する。磁極センサ51はステー
タコイル4に印加する三相矩形波電圧のスイッチングの
ために界磁極10の位置を検出するものであり、本実施
例ではステータコア2の所定位置に配置されている。な
お、磁極センサ51を用いない三相ブラシレスDCモー
タ制御を採用することもできる。
【0034】以下、上記モータMの作用効果について説
明する。まずこの実施例では、アウタロータ形式のステ
ータコア2の径方向中央部にバッテリ7及びコントロー
ラ5を内蔵しているので、全体としての装置構成が極め
てコンパクトとなる他、バッテリ7とコントローラ5と
ステータコイル4とを接続するパワーケーブル(ケーブ
ル200、電源ライン201)の延長距離を大幅に短縮
でき、静止軸100や支軸101にこのような太いケー
ブルを配設する面倒も回避でき、これらケーブルの機械
的な保護構造(通常はパイプ)も省略することができ
る。
【0035】第2に、金属基板108が電気部品すなわ
ちコントローラ5やバッテリ7の支持基板を兼ねるとと
もに、ステータコア2の支持フレームを兼ねるので、構
造が簡素となり部品点数を減らすことができる。第3
に、コントローラ5が金属基板108に搭載されるの
で、金属基板108がコントローラ5のヒートシンクを
兼ねることができ、コントローラ5の温度上昇を抑止す
ることができる。また、コントローラ5の熱を金属基板
108を通じてステータコア2に放熱することができ、
一層の温度上昇抑止を実現することができる。更に、バ
ッテリ7やコントローラ5がホィールハウジング103
に密閉されるので特別のケースを採用することなくそれ
らの防水性や機械保護性を向上させることができ、その
上、ホィールハウジング103が回転することによりそ
の内部に形成される循環空気流によりこれらバッテリ7
やコントローラ5を良好に冷却することができる。
【0036】第4に、トルクセンサもホィールハウジン
グ103の内部に収容したので、一層のコンパクト化及
び安全確保が達成できた。 (ブラシレスDCモータMの磁極配置についての説明)
次に、上記三相ブラシレスDCモータMの永久磁石型界
磁コア1の界磁極10と、ステータコア2の極歯(ティ
ース)20との配置関係を図4に示す。N極である界磁
極10とS極である界磁極10とが交互に配置され、こ
れに所定の微小ギャップを隔ててステータコア2の極歯
20が配置されている。極歯20のピッチは、界磁極1
0のピッチの4/3倍に設定されている。
【0037】各界磁極10には個別かつ順番にu相ステ
ータコイル、v相ステータコイル、w相ステータコイル
が上述した集中巻きにて巻装されている。図4では、理
解を容易とするために、u相ステータコイルが巻装され
た極歯20の左側のスロット3にインサートされたコイ
ル導体をu+として示し、u相ステータコイルが巻装さ
れた極歯20の右側のスロット3にインサートされたコ
イル導体をu−として示す。同様に、v相ステータコイ
ルが巻装された極歯20の左側のスロット3にインサー
トされたコイル導体をv+として示し、v相ステータコ
イルが巻装された極歯20の右側のスロット3にインサ
ートされたコイル導体をv−として示し、w相ステータ
コイルが巻装された極歯20の左側のスロット3にイン
サートされたコイル導体をw+として示し、w相ステー
タコイルが巻装された極歯20の右側のスロット3にイ
ンサートされたコイル導体をw−として示す。
【0038】各相のステータコイル4に印加する電圧は
矩形波交流電圧であって、各界磁極10の周方向中央点
で正逆すなわち通電方向を切り換えることにより図4の
右方向に進行するトルクが発生するように各極歯20を
N極又はS極に磁化する。21はステータコアのヨーク
である。比較例として上記した図4のステータコア2に
三相ステータコイルを分散巻きした例を図5に示す。各
スロット3には、各コイル導体u+、v−、w+、u
−、v+、w−がこの順番にインサートされている。極
歯20のピッチは、界磁極10のピッチの1/3倍に設
定されている。
【0039】図4の集中巻きのステータコイルに三相正
弦波電圧を印加した場合のステータコイル4の電流ベク
トルと界磁極10との空間位相関係を図6に示し、図5
の分散巻きのステータコイルに三相正弦波電圧を印加し
た場合のステータコイルの電流ベクトルと界磁極10と
の空間位相関係を図7に示す。これら図4〜図7から以
下のことがわかる。図4と図5とでステータコア2を同
形とすれば、図5の分散巻きは図4の集中巻きに比べて
界磁極10の数が4倍となる。したがって、ステータコ
イルに印加する電圧の大きさ、ターン数、スロット導体
数及び機械回転数が上記両者で等しいとすれば、集中巻
きではコイル導体と鎖交する界磁束の変化率が大きく、
その分、逆起電力が大きくなり、その分、低い機械回転
数でトルクが0となる。
【0040】一方、起動トルク(及び低速トルク)につ
いて考えると、起動トルクはステータコイル4のコイル
導体近傍の有効界磁束密度Beとステータコイルの電流
Iとターン数Nとの積に比例する。図4に示す集中巻き
でも図5に示す分散巻きでも、図4及び図5で任意の一
相のステータコイルについて考えればわかるようにスロ
ット導体断面積、ターン数、印加電圧、コア形状が同じ
であれば両者において起動トルクに差は生じないように
思われるが、実際に各種条件(後述)を同じとし、巻線
方式だけを図4と図5に示すように変更した場合、図8
に示すように大幅に異なることが判明した。
【0041】この理由、つまり集中巻きが分散巻きより
起動トルク(低速トルク)が格段に向上する理由の一つ
として以下のことが挙げられる。起動トルクは、上述の
ように有効界磁束密度Be(すなわち界磁束量Φ)とス
テータコイル4の電流I(すなわちアンペアターンA
T)とに比例し、電流Iは静止時には印加電圧Vをステ
ータコイル4の抵抗値rで割った値となる。ターン数を
同じとした場合、電流IはV/rとなる。ここで、ステ
ータコイル4の抵抗rはスロット内のコイル導体(以
下、スロット導体ともいう)の抵抗rsと、それらを接
続するコイルエンドのコイル導体(以下、コイルエンド
導体ともいう)rcとの合計となる。例えば、極歯20
の周方向長と軸方向長とを1:1とし、極歯20の実質
周方向長とスロット3の実質周方向長との比を1:1.
5となるようにした場合について考える。
【0042】この場合、図5に示す分散巻きでは、rc
はrsの少なくとも7.5倍以上、実際には膨らみがあ
るので10倍以上となる。これに対して、図4に示す集
中巻きでは、rcはrsの少なくとも1倍以上、実際に
は膨らみががあるので2倍以上となる。この説明から、
集中巻きとすれば分散巻きに比較して起動トルクを大幅
に向上できることがわかる。更に、両巻線方式における
この起動トルクの差は、例えば極歯20の周方向長がそ
の軸方向長(有効導体長)より大きい偏平モータにおい
て、特に顕著となることがわかる。
【0043】上記説明に基づいて作製した集中巻き及び
分散巻きの理論的なトルク−回転数特性を図9に示す。
巻線方式以外の設計仕様は両者で全て同じとする。R
0,R1,R2はそれぞれステータコイル4の抵抗値で
あり、Vは印加電圧、Beは有効磁束密度、K1、K
2、K3は定数である。すなわち、集中巻きによれば分
散巻きよりも格段に大きな低速大トルク特性が得られる
ことがわかる。なお、点線は磁気飽和を考慮したトルク
減少を考慮したものである。特性210は分散巻き(図
5参照)においてコイルエンド抵抗が大きい場合であ
り、特性220は分散巻き(図5参照)においてコイル
エンド抵抗が小さい場合であり、特性230は集中巻き
(図4参照)の場合である。図9の特性が図8の実験結
果によく近似することから上記説明が妥当であることが
わかる。
【0044】以下に、図8の性能をもつブラシレスDC
モータの主要諸元を以下に記載する。 (集中巻きモータの主要諸元)ロータ内径230mm、
磁石幅30mm、磁石厚2mm、磁石の残留磁界強度
(BHmax)8MOe、磁石極数72、ステータ外径
229mm、ステータ厚さ20mm、ステータ磁極(テ
ィース)数54、エアギャップ0.5mm、コイル線径
0.7mm、ステータ1磁極当たりのコイルターン数6
0、スター結線、印加電圧3相24V、コイル巻数/磁
極120、コイル抵抗/磁極0.25オーム (分散巻きのモータの主要諸元)ロータ内径230m
m、磁石幅30mm、磁石厚2mm、磁石の残留磁界強
度(BHmax)8MOe、磁石極数18、ステータ外
径229mm、ステータ厚さ20mm、ステータ磁極
(ティース)数54、エアギャップ0.5mm、コイル
線径0.7mm、ステータ1磁極当たりのコイルターン
数120、スター結線、印加電圧3相24V、コイル巻
数/磁極60、コイル抵抗/磁極1.0オーム次に、上
記モータにおいて、極歯数pt(すなわち極歯の周方向
長及びそれに比例するスロットの周方向長)以外の仕様
を全て同じとして、起動トルクをシミュレーションし
た。その結果を図10に示す。
【0045】図10から、集中巻きにおいてはステータ
コイルの抵抗値rが小さくなるために、極歯の磁極面形
状が正方形に近い場合に最もトルクが大きくなることが
わかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の電動車輪の軸方向断面図である。
【図2】図1のステータコイルの巻線方式を示す模式図
である。
【図3】図1の電動車輪の電気回路図である。
【図4】図1の三相ブラシレスDCモータ(集中巻き)
における界磁極と極歯との空間関係を示す模式図であ
る。
【図5】従来の三相ブラシレスDCモータ(分散巻き)
における界磁極と極歯との空間関係を示す模式図であ
る。
【図6】図4の三相ブラシレスDCモータ(集中巻き)
における電流ベクトルと界磁極磁界との空間関係を示す
模式図である。
【図7】図5の三相ブラシレスDCモータ(分散巻き)
における電流ベクトルと界磁極磁界との空間関係を示す
模式図である。
【図8】図1の電動車輪(集中巻き)及び、それを分散
巻きに代えた場合のトルク速度関係を示す実験特性図で
ある。
【図9】集中巻きのブラシレスDCモータと、それを分
散巻きに代えたブラシレスDCモータのトルク速度関係
を示す理論特性図である。
【図10】図1の電動車輪(集中巻き)において極歯数
ptだけを代えた場合の起動トルク変化のシミュレーシ
ョン結果を示す特性図である。
【符号の説明】
100は静止軸、103はホィールハウジング、1は永
久磁石型界磁コア、10は永久磁石(界磁極)、3はス
ロット、20は極歯、2はステータコア、4はステータ
コイル、5はコントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静止軸に回転自在に支承されるホィールハ
    ウジングと、界磁極であるN極及びS極を周方向交互に
    合計m個有して前記ホィールハウジングに固定される永
    久磁石型界磁コアと、前記永久磁石型界磁コアの内周面
    に対面するスロット及び極歯をそれぞれp個有して前記
    ホィールハウジングの内部にて前記静止軸に固定される
    ステータコアと、前記ステータコアに巻装されたステー
    タコイルと、バッテリ電圧を三相交流電圧に変換して前
    記ステータコイルに印加するコントローラとを備えるブ
    ラシレスDCモータを有する低速電動車用のダイレクト
    ドライブ型電動車輪において、 前記ステータコイルの各相コイルは各前記極歯に個別か
    つ順番に集中巻きされることを特徴とする低速電動車用
    のダイレクトドライブ型電動車輪。
  2. 【請求項2】界磁極数pfと極歯数ptとの比は4:3
    に設定されることを特徴とする請求項1記載の低速電動
    車用のダイレクトドライブ型電動車輪。
  3. 【請求項3】前記極歯の周方向長はその軸方向長の0.
    7〜1.4倍に設定されていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の低速電動車用のダイレクトドライブ型電
    動車輪。
  4. 【請求項4】前記極歯の外径をR、軸方向長をL、極歯
    数をpt、スロットの実質的な周方向長と極歯の実質的
    な周方向長の合計に対する極歯の実質的な周方向長の比
    (周方向極歯専有率)をγとする場合、前記極歯数pt
    を(0.8〜1.2)×2πRγ/Lの範囲内に設定す
    ることを特徴とする請求項3記載の低速電動車用のダイ
    レクトドライブ型電動車輪。
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