JPH1056515A - 遠方監視制御装置の通話制御装置 - Google Patents

遠方監視制御装置の通話制御装置

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JPH1056515A
JPH1056515A JP21250696A JP21250696A JPH1056515A JP H1056515 A JPH1056515 A JP H1056515A JP 21250696 A JP21250696 A JP 21250696A JP 21250696 A JP21250696 A JP 21250696A JP H1056515 A JPH1056515 A JP H1056515A
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station
call
signal
control device
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JP21250696A
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Masanori Yamane
政憲 山根
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ある被制御局と通話状態にある制御局に対し
て、他の被制御局が通話呼出操作を行なった際に、他局
呼出信号を、ある被制御局と制御局と他の被制御局とに
通知する。 【解決手段】遠方監視制御装置の通話制御装置8aにお
いて、制御局1は、通話呼出操作が行なわれた際に伝達
される通話呼出信号を検出する通話呼出信号検出部21
と、自局が通話状態のときに通話呼出信号を検出する
と、その検出に基づき他局呼出信号を自局の通話中電話
機7aへ発する他局呼出信号発振部45と、他局呼出信
号を自局と通話状態にある被制御局3a、3bに通知す
るための他局呼出信号用バス47とを具備し、さらに他
局呼出信号用バス47を用いて、通話状態の自局に対し
て通話呼出操作を行なった被制御局3a、3bに、他局
呼出信号を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御局とこの制御
局に対して通信回線を介して接続された複数の被制御局
とからなる遠方監視装置に備えられ、制御局及び被制御
局にそれぞれ設けられた電話機間で通信回線を介して通
話するための遠方監視制御装置の通話制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】制御局とこの制御局に対して通信回線を
介して接続された複数の被制御局とからなる遠方監視装
置に備えられた通話制御装置に関する従来技術は、特開
平1−245748号公報に開示されている。
【0003】図2は、従来の遠方監視制御装置の構成例
を示すブロック図である。制御局となる親局1に第1の
専用回線2aを介して被制御局となる第1の子局3a
が、同様に制御局となる親局1に第2の専用回線2bを
介して被制御局となる第2の子局3bが接続されてい
る。また、ここでは子局は2つ、すなわち第1の子局3
a及び第2の子局3bが設けられているが,これに限定
されるものでなく、さらに多くの子局を増設してもよ
い。
【0004】制御局である親局1は、データ処理装置4
aと、モデム5aと、BPF6aと、電話機7aと、通
話制御装置8aと、回線選択回路9とで構成されてい
る。データ処理装置4aは送信すべき制御情報データな
どのデータを保持し、処理を行なう。データ処理装置4
aは、モデム5a、BPF6aを介して回線選択回路9
の共有端子に接続されており、回線選択回路9の各切換
端子は第1の専用回線2a及び第2の専用回線2bに接
続されている。また、電話機7aは通話制御装置8aに
接続されており、通話制御装置8aは、さらに第1の専
用回線2a及び第2の専用回線2bに接続されている。
【0005】被制御局である第1の子局3aは、データ
処理装置4bと、モデム5bと、BPF6bと、電話機
7bと、通話制御装置8bとで構成されている。データ
処理装置4bは、モデム5b、BPF6bを介して第1
の専用回線2aに接続されている。また、電話機7bは
通話制御装置8bに接続されており、この通話制御装置
8bは第1の専用回線2aに接続されている。
【0006】第2の子局3bも第1の子局3aと同様に
構成され、第2の専用回線2bに接続されている。以
下、子局に関する説明は、第1の子局3aによって行な
う。親局1のデータ処理装置4aのデータを、第1の子
局3aのデータ処理装置4bに送信する場合、まず親局
1で、送信するデータ処理装置4aのデータをモデム5
aによってシリアルのアナログ信号に変換する。そし
て、このデータをBPF6aを介して回線選択回路9に
よって選択されている第1の専用回線2aに送信する。
次に、第1の子局3aは、第1の専用回線2aから送信
されてきたデータを受信し、BPF6bで高周波及び低
周波の雑音成分を除去する。そして、モデム5bで、ア
ナログ信号をパラレルのデジタル信号に変換し、データ
処理装置4bに送る。
【0007】第1の子局3aのデータ処理装置4bのデ
ータを、親局1のデータ処理装置4aに送信する場合も
同様の動作で行なわれる。親局1及び第1の子局3a間
での通話は、電話機7a、7bによって通話制御装置8
a、8b、第1の専用回線2aを介して行なわれる。
【0008】ここで、図3及び図4を参照して、第1の
子局3aの電話機7b及び親局1の電話機7aによって
通話を行なう際の通話制御装置8a及び通話制御装置8
bの動作を説明する。
【0009】図3は従来の遠方監視制御装置の通話制御
装置における子局の構成例を示すブロック図である。図
4は従来の遠方監視制御装置の通話制御装置における親
局の構成例を示すブロック図である。
【0010】まず、第1の子局3aの電話機7bから通
話呼出操作を行なった場合について説明する。第1の子
局3aの通話制御装置8bでは、まず電話機7bの受話
器が取り上げられると、電源10で電圧が発生される。
この発生された電圧は、DC/DC変換器11にて電圧
変換され、定電流回路12を介して電話機7bに電流が
供給される。これにより電話機7bに電流が流れる。ま
た、同様の電流により、フック検出器13が受話器が取
り上げられたこと、すなわちオフフックを検出し、信号
スイッチ回路14の第1接点14aが接続される。これ
により、OSC15が通話呼出信号を出力し、この通話
呼出信号が増幅器16、ハイブリッド回路17、トラン
ス18を介して第1の専用回線2aに出力される。
【0011】第1の専用回線2aに出力された通話呼出
信号は、親局1に伝達される。親局1の通話制御装置8
aでは、通話呼出信号スイッチ19で第1の専用回線2
aまたは第2の専用回線2bの内の一方を順次選択す
る。ここでは、通話呼出信号スイッチ19の第1接点1
9aが接続され、第1の専用回線2aが選択される。そ
して、第1の専用回線2aから伝達された通話呼出信号
は、通話呼出信号用バス20を介して通話呼出信号検出
部21に入力される。通話呼出信号検出部21は、これ
により通話呼出信号を検出する。この通話呼出信号検出
部21の通話呼出信号検出出力により、ベル信号発振部
22がベル信号を発し、このベル信号によって電話機7
aのベルが鳴らされる。同様に、通話呼出信号検出部2
1の検出により、回線選択制御部23が通話スイッチ2
4の第1接点24aを接続し、第1の専用回線2aへの
接続を行なう。電話機7aの受話器を取り上げると、電
話機7aに電流供給部25から電流が供給され、この電
流により、フック検出部26が受話器が取り上げられた
こと、すなわちオフフックを検出し、信号スイッチ回路
27が接続される。これにより、通話回線が形成され
る。
【0012】次に、親局1の電話機7aから通話呼出操
作を行なった場合について説明する。親局1の通話制御
装置8aでは、まず電話機7aの受話器が取り上げられ
ると、フック検出部26が受話器が取り上げられたこ
と、すなわちオフフックを検出し、信号スイッチ回路2
7が接続される。電話機7aで、例えば第1の子局3a
を指定するダイヤル操作を行なうと、ダイヤル番号検出
部28がダイヤル番号を検出する。このダイヤル番号検
出部28のダイヤル番号検出出力により、回線選択制御
部23が通話スイッチ24の第1接点24aを接続す
る。また、ダイヤル番号検出部28がダイヤル番号を検
出すると、信号スイッチ回路29が接続される。これに
より、通話呼出信号発振部30が通話呼出信号を出力
し、この通話呼出信号がLPF31、通話呼出信号用バ
ス20を介して第1の専用回線2aに出力される。
【0013】第1の専用回線2aに出力された通話呼出
信号は、第1の子局3aに伝達される。第1の子局3a
の通話制御装置4bでは、通話呼出信号はトランス18
にまず入力される。そして、ハイブリッド回路17、増
幅器33を介してフィルタ34に入力される。通話呼出
信号は、フィルタ34で不要周波数成分を除去される。
ここで、信号スイッチ回路14の第2接点14bは、電
話機7bの受話器が置かれた状態のときには接続状態に
あるものである。ゆえに、フィルタ34でフィルタリン
グされた通話呼出信号は、信号スイッチ回路14の第2
接点14bを介してトーン検出器35に伝達される。伝
達された通話呼出信号は、トーン検出器35で検出さ
れ、このトーン検出出力により、リンガ発生器36がリ
ンガ信号を発し、電話機7bのベルが鳴らされる。電話
機7bの受話器を取り上げると、電源10で電圧が発生
される。この発生された電圧は、DC/DC変換器11
にて電圧変換され、定電流回路12を介して電話機7b
に電流が供給される。これにより電話機7bに電流が流
れる。また、同様の電流により、フック検出器13が受
話器が取り上げられたこと、すなわちオフフックを検出
し、このオフフック検出出力が通話切換器37に入力さ
れ、信号スイッチ回路38の第2接点38bと、信号ス
イッチ回路38の第4接点38dとが接続される。これ
により、通話回線が形成される。
【0014】音声信号が子局3aの電話機7bから親局
1の電話機7aに伝えられる場合の経路は、電話機7b
→トランス39→ハイブリッド回路40→LPF41→
信号スイッチ回路38の第4接点38d→ノッチフィル
タ42→増幅器16→ハイブリッド回路17→トランス
18→第1の専用回線2a→通話スイッチ24の第1接
点24a→通話用バス32→LPF31→信号スイッチ
回路27→電話機7aである。
【0015】また、音声信号が親局1の電話機7aから
子局3aの電話機7bに伝えられる場合の経路は、電話
機7a→信号スイッチ回路27→LPF31→通話用バ
ス32→通話スイッチ24の第1接点24a→第1の専
用回線2a→トランス18→ハイブリッド回路17→増
幅器33→ノッチフィルタ43→信号スイッチ回路38
の第2接点38b→LPF44→ハイブリッド回路40
→トランス39→電話機7bである。
【0016】以上のような従来の遠方監視制御装置の通
話制御装置においては、例えば第1の子局と親局1とが
通話回線を形成し、通話状態にあるときに、第2の子局
3bが通話呼出操作を親局1に行なっても、第2の子局
3bに対して制御が行なわれず、応答のない状態が発生
するという問題がある。
【0017】これは、親局1が通話状態となっている
と、回線選択制御部23が他の制御を行なえない状態に
あるためである。さらに、この例において、親局1の通
話のための信号は、通話用バス32を介し第1の専用回
線2aに送信されるが、通話用バス32は通話のための
信号のみを伝達するものであるため、第2の子局3bか
ら親局1に対して通話呼出操作が行なわれたことを示す
信号である他局呼出信号などを伝達できないという問題
がある。
【0018】また、親局1は、通話状態においては第1
の専用回線2a及び第2の専用回線2bのそれぞれにお
いて他局呼出信号などを伝達できる構成でないなめ、第
1の子局3aと第2の子局3bとに対して他局呼出信号
などを伝達できないという問題がある。
【0019】このように、従来の遠方監視制御装置の通
話制御装置においては、ある子局と通話状態にある親局
1に対して、他の子局が通話呼出操作を行なっても、あ
る子局と親局1との通話者に対して、他の子局による通
話呼出操作の発生を通知することができなかった。ま
た、他の子局の通話者に対して、親局1が通話状態にあ
ることを通知することができなかった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
遠方監視制御装置の親局の通話制御装置においては、あ
る子局と通話状態にある親局に対して、他の子局が通話
呼出操作を行なっても、ある子局と親局との通話者に対
して、他の子局による通話呼出操作の発生を通知するこ
とができないという問題があった。また、他の子局の通
話者に対して、親局が通話状態にあることを通知するこ
とができないという問題があった。
【0021】本発明の目的は、ある子局と通話状態にあ
る親局に対して、他の子局が通話呼出操作を行なった際
に、ある子局と親局との通話者に対して、他の子局によ
って親局に対して通話呼出操作が行なわれたことを通知
する機能を具備した遠方監視制御装置の通話制御装置を
提供することにある。さらに他の子局の通話者に対し
て、親局が通話状態にあることを通知する機能を具備し
た遠方監視制御装置の通話制御装置を提供することにあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、まず、請求項1に対応する発明は、複数の被制御
局がそれぞれ通信回線を介して制御局に接続され、制御
局と各被制御局との間で各通信回線を介して情報伝達が
行なわれる遠方監視制御装置に備えられ、制御局及び被
制御局にそれぞれ設けられた電話機間で通信回線を介し
て通話するための遠方監視制御装置の通話制御装置にお
いて、制御局は、被制御局から通話呼出操作が行なわれ
た際に伝達される通話呼出信号を検出する通話呼出信号
検出部と、自局が通話状態のときに、通話呼出信号検出
部が通話呼出信号を検出すると、その検出に基づき他局
呼出信号を自局の通話中電話機へ発する他局呼出信号発
振部と、他局呼出信号発振部によって発せられた他局呼
出信号を、自局と通話状態にある被制御局に通知するた
めの他局呼出信号用バスとを具備した遠方監視制御装置
の通話制御装置である。
【0023】従って、請求項1に対応する発明の遠方監
視制御装置の通話制御装置においては、ある被制御局と
通話状態にある制御局に対して、他の被制御局が通話呼
出操作を行なった際に、ある被制御局と制御局との通話
者に対して、他の被制御局によって制御局に対して通話
呼出操作が行なわれたことを通知することができる。
【0024】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1記載の遠方監視制御装置の通話制御装置において、他
局呼出信号用バスを用いて、通話状態の制御局に対して
通話呼出操作を行なった被制御局に、他局呼出信号を通
知する遠方監視制御装置の通話制御装置である。
【0025】従って、請求項2に対応する発明の遠方監
視制御装置の通話制御装置においては、ある被制御局と
通話状態にある制御局に対して、他の被制御局が通話呼
出操作を行なった際に、ある被制御局と制御局との通話
者に対して、他の被制御局によって制御局に対して通話
呼出操作が行なわれたことを通知することができる。さ
らに他の被制御局の通話者に対して、制御局が通話状態
にあることを通知することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態に
よる遠方監視制御装置の通話制御装置における親局の構
成例を示すブロック図であり、図4と同一部分には同一
符号を付している。本実施形態における子局の通話制御
装置の構成例及び動作は、図3に示したものと同一であ
るとするため、その説明を省略する。
【0027】本実施形態による遠方監視制御装置の親局
1の通話制御装置8aは、図1に示すように、図4に示
した親局1の通話制御装置8aに加えて、他局呼出信号
を発生するための他局呼出信号発振部45と、他局呼出
信号を第1の専用回線2a及び第2の専用回線2bに出
力するための他局呼出信号スイッチ46と、他局呼出信
号を他局呼出信号スイッチ46に伝達するための他局呼
出信号用バス47と、他局呼出信号発振部45と電話機
7aとの間の接続のための信号スイッチ回路48を具備
したものである。
【0028】また、この通話制御装置における回線選択
制御部23は、フック検出部26からのフック検出出
力、ダイヤル番号検出部28からのダイヤル番号検出出
力、通話呼出信号検出部21からの通話呼出信号検出出
力を受け取り、信号スイッチ回路29の接続切断動作、
信号スイッチ回路27の接続切断動作、通話スイッチ2
4の接続切断動作、ベル信号発振部の制御、他局呼出信
号スイッチ46の接続切断動作、信号スイッチ回路48
の接続切断動作などを行なうための制御条件などを有
し、これらを集中的に制御、統制する。
【0029】まず、第1の子局3aの電話機7bで通話
呼出操作が行なわれた場合を説明する。第1の子局3a
から、通話呼出信号が第1の専用回線2aに出力される
までは、従来技術と同様の動作で行なわれるため、ここ
では説明を省略する。第1の専用回線3aに出力された
通話呼出信号は、親局1に伝達される。
【0030】親局1の通信制御装置8aでは、通話呼出
信号スイッチ19で第1の専用回線2aまたは第2の専
用回線2bの内の一方を順次選択する。ここでは、通話
呼出信号スイッチ19の第1接点19aが接続され、第
1の専用回線2aが選択される。そして、第1の専用回
線2aから伝達された通話呼出信号は、通話呼出信号用
バス20を介して通話呼出信号検出部21に入力され
る。通話呼出信号検出部21は、これにより通話呼出信
号を検出する。この通話呼出信号検出部21の通話呼出
信号検出出力は、回線選択制御部23に出力され、回線
選択制御部23がベル信号発振部22をベル信号を発す
るように制御する。このベル信号によって電話機7aの
ベルが鳴らされる。同様に、通話呼出信号検出部21の
検出により、回線選択制御部23が通話スイッチ24の
第1接点24aを接続し、第1の専用回線2aへの接続
を行なう。電話機7aの受話器を取り上げると、電話機
7aに電流供給部25から電流が供給され、この電流に
より、フック検出部26が受話器が取り上げられたこ
と、すなわちオフフックを検出する。フック検出部26
からのオフフック検出出力は回線選択制御部23に送ら
れ、回線選択制御部23は信号スイッチ回路27を接続
する。これにより、通話回線が形成される。
【0031】次に、親局1の電話機7aから通話呼出操
作を行なった場合について説明する。親局1の通話制御
装置8aでは、まず電話機7aの受話器が取り上げられ
ると、フック検出部26が受話器が取り上げられたこ
と、すなわちオフフックを検出する。このフック検出部
26からのオフフック検出出力は、回線選択制御部23
に送られ、回線選択制御部23は信号スイッチ回路27
を接続する。電話機7aで第1の子局3aを指定するダ
イヤル操作を行なうと、ダイヤル番号検出部28がダイ
ヤル番号を検出する。このダイヤル番号検出部28から
のダイヤル検出出力に従い、回線選択制御部23が通話
スイッチ24の第1接点24aを接続する。また、ダイ
ヤル番号検出部28からダイヤル番号検出出力を送られ
た回線選択制御部23は、信号スイッチ回路29を接続
する。これにより、通話呼出信号発振部29が通話呼出
信号を出力し、この通話呼出信号がLPF31、通話呼
出信号用バス20を介して第1の専用回線2aに出力さ
れる。
【0032】第1の専用回線2aに出力された通話呼出
信号は、第1の子局3aに伝達される。第1の子局3a
が、通話呼出信号を第1の専用回線2aから受け取った
あとは、従来技術と同様の動作で行なわれるため、ここ
では説明を省略する。このようにして、通話回線が形成
される。
【0033】さらに、第1の子局3aと親局1とで、通
話回線が形成されているときに、他の子局が親局1に通
話呼出信号を伝達した場合、すなわち第2の子局3bが
通話状態の親局1に通話呼出信号を伝達した場合につい
て説明する。
【0034】第2の子局3bでは、第1の子局3aと同
様の動作で、通話呼出信号が第2の専用回線2bに出力
され、第2の専用回線2bに出力された通話呼出信号
は、親局1に伝達される。
【0035】親局1の通信制御装置8aでは、通話呼出
信号スイッチ19で第1の専用回線2aまたは第2の専
用回線2bの内の一方を順次選択する。ここでは、通話
呼出信号スイッチ19の第2接点19bが接続され、第
2の専用回線2bが選択される。そして、第2の専用回
線2bから伝達された通話呼出信号は、通話呼出信号用
バス20を介して通話呼出信号検出部21に入力され、
これにより通話呼出信号を検出する。この通話呼出信号
検出部21の通話呼出信号検出出力が、回線選択制御部
21に送られる。ここで、親局1と第1の子局3aとが
通話状態であるので、回線選択制御部23は、他局呼出
信号用バス47と第2の専用回線2bとを接続するよう
に他局呼出信号スイッチ46の第1接点46aを接続す
る。さらに、回線選択制御部23は、信号スイッチ回路
48を接続する。これにより、他局呼出信号発振部45
から他局呼出信号が出力される。発振された他局呼出信
号は、信号スイッチ回路48を介して電話機7aに伝達
される。これにより、電話機7aに、第2の子局3bか
ら、通話呼出操作が行なわれていることが伝えられる。
また、発振された他局呼出信号は、他局呼出信号用バス
47、他局呼出信号スイッチ46を介して第1の専用回
線2aに出力される。これにより、第1の子局3aの電
話機7bに、第2の子局3bから、通話呼出操作が行な
われていることが伝えられる。
【0036】親局1及び第1の子局3aが、第2の子局
3bからの通話呼出操作を知り、通話に区切りを付けて
終了し、受話器を置くと、その旨をフック検出部26と
通話呼出信号検出部が検出して、フック検出出力、通話
呼出信号検出出力が回線選択制御部23に出力される。
回線選択制御部23は、通話状態の終了により、新たに
通話呼出操作を行なった第2の子局3bからダイヤル番
号を要求し、そのダイヤル番号の子局、すなわち第2の
子局3bと通話回線を形成する。
【0037】さらに、回線選択制御部23が通話呼出信
号検出出力を受けた際に、他局呼出信号スイッチ46の
第1接点46aを接続するのに加えて、他局呼出信号ス
イッチ46の第2接点46bをも接続することで、発振
された他局呼出信号は他局呼出信号用バス47、他局呼
出信号スイッチ46を介して第2の専用回線2bに出力
される。これにより、第2の子局3bの電話機に、第1
の子局3aと親局1とが通話状態にあることが伝えられ
る。
【0038】以上のように、本実施形態による遠方監視
制御装置の通話制御装置においては、ある子局と通話状
態にある親局に対して、他の子局が通話呼出操作を行な
った際に、ある子局と親局との通話者に対して、他の子
局によって親局に対して通話呼出操作が行なわれたこと
を通知することができる。
【0039】また、他の子局の通話者に対して、親局が
通話状態にあることを通知することができる。これによ
り、通話状態にあったある子局と親局とにおける通話者
は、話の中に他局呼出信号が挿入されることで、話をし
ばらくの間継続でき、区切りをつけて通話を終了するこ
とができる。
【0040】さらに、通話呼出操作の有無、通話状態の
有無が認識できるため、通話の中断、通話呼出操作に対
する無応答などの不都合な状態を回避でき、遠方監視制
御装置の維持管理及びプラントなどの保守点検に有効な
通話制御装置が提供できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の遠方監視
制御装置の通信制御装置においては、ある被制御局と通
話状態にある制御局に対して、他の被制御局が通話呼出
操作を行なった際に、ある被制御局と制御局との通話者
に対して、他の被制御局によって制御局に対して通話呼
出操作が行なわれていたことを通知する機能を付加して
いるので、通話状態の局の通話者が他の局から通話呼出
操作が行なわれていることを認識できる。
【0042】これにより、通話状態にあった通話者は、
話の中に他局呼出信号が挿入されることで、話をしばら
くの間継続でき、区切りをつけて通話を終了することが
できる。
【0043】さらに、通話呼出操作の有無が認識できる
ため、通話の中断などの不都合な状態を回避でき、遠方
監視制御装置の維持管理及びプラントなどの保守点検に
有効な通話制御装置が提供できる。
【0044】また、別の発明においては、制御局に対し
て、さらに、他局呼出信号用バスを用いて、通話状態の
制御局に対して通話呼出操作を行なった被制御局に、他
局呼出信号を通知する機能を付加したので、通話状態の
局の通話者が他の局からの通話呼出操作が行なわれてい
ることを認識でき、さらに通話状態の制御局に対して通
話呼出操作を行なった通話者が、制御局が通話状態にあ
ることを認識できる。これにより、通話呼出操作の有
無、通話状態の有無が認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わる遠方監視制御装
置の通話制御装置における親局の構成例を示すブロック
【図2】従来の遠方監視制御装置の構成例を示すブロッ
ク図
【図3】従来の遠方監視制御装置の通話制御装置におけ
る子局の構成例を示すブロック図
【図4】従来の遠方監視制御装置の通話制御装置におけ
る親局の構成例を示すブロック図
【符号の説明】
1…親局 2a…第1の専用回線 2b…第2の専用回線 3a…第1の子局 3b…第2の子局 7a、7b…電話機 8a、8b…通話制御装置 19…通話呼出信号スイッチ 20…通話呼出信号用バス 21…通話呼出信号検出部 22…ベル信号発振部 23…回線選択制御部 24…通話スイッチ 28…ダイヤル番号検出部 30…通話呼出信号発振部 32…通話用バス 45…他局呼出信号発振部 46…他局呼出信号スイッチ 47…他局呼出信号用バス 48…信号スイッチ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被制御局がそれぞれ通信回線を介
    して制御局に接続され、前記制御局と前記各被制御局と
    の間で前記各通信回線を介して情報伝達が行なわれる遠
    方監視制御装置に備えられ、前記制御局及び前記被制御
    局にそれぞれ設けられた電話機間で前記通信回線を介し
    て通話するための遠方監視制御装置の通話制御装置にお
    いて、 前記制御局は、 前記被制御局から通話呼出操作が行なわれた際に伝達さ
    れる通話呼出信号を検出する通話呼出信号検出部と、 自局が通話状態のときに、前記通話呼出信号検出部が通
    話呼出信号を検出すると、その検出に基づき他局呼出信
    号を自局の通話中電話機へ発する他局呼出信号発振部
    と、 前記他局呼出信号発振部によって発せられた前記他局呼
    出信号を、自局と通話状態にある被制御局に通知するた
    めの他局呼出信号用バスとを具備したことを特徴とする
    遠方監視制御装置の通話制御装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の遠方監視制御装置の
    通話制御装置において、前記他局呼出信号用バスを用い
    て、通話状態の前記制御局に対して通話呼出操作を行な
    った被制御局に、前記他局呼出信号を通知することを特
    徴とする遠方監視制御装置の通話制御装置。
JP21250696A 1996-08-12 1996-08-12 遠方監視制御装置の通話制御装置 Pending JPH1056515A (ja)

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