JPH1056370A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH1056370A
JPH1056370A JP8227795A JP22779596A JPH1056370A JP H1056370 A JPH1056370 A JP H1056370A JP 8227795 A JP8227795 A JP 8227795A JP 22779596 A JP22779596 A JP 22779596A JP H1056370 A JPH1056370 A JP H1056370A
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JP
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resistance
output
mos transistor
reference potential
circuit
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JP8227795A
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Inventor
Makoto Oyamada
誠 小山田
Shoji Takayama
正二 高山
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】MOSトランジスタのオン抵抗自動調整回路に
おける回路規模増大を抑止低減し集積度を向上する抵抗
自動調整回路を内蔵した半導体集積回路装置の提供。 【解決手段】複数出力端子に各々異なる電位を出力する
基準電位発生回路と、基準電位発生回路からの複数出力
電位が対応するゲート電極に接続され、ドレイン電極が
それぞれ外部端子に接続されてなる第1MOSトランジ
スタ群と、第1MOSトランジスタ群のドレイン電極
と、比較用の第1電源端子とを入力とする複数差動増幅
器と、複数差動増幅器の出力信号を、基準電位発生回路
からの複数出力電位から一つ選択する為の信号に変換す
るデコード手段と、デコード手段の出力信号により基準
電位発生回路の複数出力電位から一つ選択するスイッチ
手段と、スイッチ手段の出力がゲート電極に接続されて
なる第2MOSトランジスタ群と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路装置
に関し、特にMOSトランジスタのオン抵抗調整機能を
有する半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路装置の内部回路の
高速化は著しく、これに伴い半導体集積回路装置間のデ
ータ転送速度の高速化が求められている。特に、低消費
電力と高集積という特徴を兼ね備えているCMOS半導
体集積回路装置間のデータ転送速度を高速化することは
非常に有用である。
【0003】CMOS半導体集積回路装置の入力バッフ
ァは、その入力端子をMOSトランジスタのゲート端子
に接続しているため、入力インピーダンスはほぼ無限大
であり、入力端子部において発生する信号の反射のた
め、データ転送速度の高速化が妨げられる要因となって
いた。
【0004】これに対処するため、高速動作を必要とす
る場合には、一般に信号の受端である入力端子あるいは
入出力端子を終端抵抗で終端することにより、CMOS
半導体集積回路装置間の伝送線路とインピーダンス整合
させ、信号の反射を抑えるという方法がとられる。
【0005】この終端抵抗をCMOS半導体集積回路装
置内にMOSトランジスタのオン抵抗を用いて形成する
場合、ゲート絶縁膜厚・チャネル長・不純物濃度などの
製造バラツキに起因して、オン抵抗値が例えば±50%
程度変動するため、このオン抵抗値を調整することが、
データ転送速度高速化のために必要不可欠となる。
【0006】このMOSトランジスタのオン抵抗自動調
整回路の従来技術として、例えば特開平8−32435
号公報の記載(7頁21行〜9頁20行、図4及び図
5)等が参照される。また、文献(伊勢崎剛志、高橋敏
郎、内田万亀夫、高橋貴彦、吉野亮三、山本雅一、北村
喝章、「600Mb/s 同時双方向I/O回路を内蔵
したCMOSゲートアレイ」、信学技法、ICD95−
110、電子情報通信学会、1995年8月発行、第3
頁12行〜45行、図2、及び図3)等が参照される。
【0007】以下、図面を参照して、従来技術について
説明する。
【0008】図13は、従来技術に係るMOSトランジ
スタのオン抵抗自動調整回路であり、図14は、図13
の構成要素である抵抗調整回路73−1〜73−4の一
つの回路構成を示す図である。図13、図14を参照し
て、MOSトランジスタのオン抵抗自動調整回路の構成
と動作について説明する。
【0009】抵抗調整回路は、図14に示すように、第
1の電源端子4、第2の電源端子7、第3の電源端子1
0、入力端子83〜86(I1〜I4)、出力端子87
(O1)、88(EXT)、差動増幅器89、及び抵抗
用PチャネルMOSトランジスタ90〜94を備えて構
成されている。
【0010】入力端子83〜86(I1〜I4)の論理
信号を変化させ抵抗用PチャネルMOSトランジスタ9
1〜94のオン・オフを選択的に制御することにより、
電源端子7と出力端子88(EXT)間の抵抗を調整す
ることができる。
【0011】PチャネルMOSトランジスタ90は、最
大抵抗値を設定するものでゲート電極を接地端子9に接
続し常時オン状態としている。差動増幅器89は、出力
端子88(EXT)と電源端子4との電位を比較し、出
力端子88(EXT)の方が高電位であれば論理信号ロ
ーレベルを、低電位であればハイレベルを出力端子87
(O1)に出力する。
【0012】出力端子88(EXT)と接地端子間に所
望の抵抗値を有する基準抵抗を接続し、第1の電源端子
4の電位を第2の電源端子7の電位の1/2に設定する
と、PチャネルMOSトランジスタ90〜94による合
成抵抗が所望の抵抗値よりも大きいか小さいかを出力端
子87(O1)に論理信号として取り出すことができ
る。
【0013】すなわち、PチャネルMOSトランジスタ
90〜94による合成抵抗が基準抵抗の抵抗値よりも大
きければ、PチャネルMOSトランジスタ90〜94の
合成抵抗と基準抵抗の分圧により、出力端子88(EX
T)の電位は、第2の電源端子7の電位の1/2よりも
低くなり、出力端子87(O1)にハイレベルを出力す
る。
【0014】一方、PチャネルMOSトランジスタ90
〜94による合成抵抗が基準抵抗の抵抗値よりも小さけ
れば出力端子88(EXT)の電位は第2の電源端子7
の電位の1/2よりも高くなり出力端子87(O1)に
ローレベルを出力する。この論理出力を調整対象のMO
Sトランジスタ抵抗のオン・オフ制御に利用したものが
図13に示した従来例である。
【0015】図13を参照すると、この従来のMOSト
ランジスタのオン抵抗自動調整回路では、図14に示し
た抵抗調整回路を4個用いて構成されている。
【0016】抵抗調整回路73−1〜73−4の出力端
子EXTは、外部端子74−1〜74−4に接続され、
外部端子74−1〜74−4と接地端子9間には所望の
抵抗値を有する基準抵抗75−1〜75−4が接続され
ている。
【0017】抵抗調整回路73−1の入力端子I1は接
地端子9に、入力端子I2〜I4は第3の電源端子10
に、出力端子O1は調整対象抵抗82のPチャネルMO
Sトランジスタ77−1〜77−nのゲート電極と抵抗
調整回路73−2〜73−4の入力端子I1にそれぞれ
接続されている。
【0018】また、抵抗調整回路73−2の入力端子I
2は接地端子9に、入力端子I3、I4は第3の電源端
子10に、出力端子O1は調整対象抵抗82のPチャネ
ルMOSトランジスタ78−1〜78−nのゲート電極
と抵抗調整回路73−3、73−4の入力端子I2にそ
れぞれ接続されている。
【0019】抵抗調整回路73−3の入力端子I3は接
地端子9に、入力端子I4は第3の電源端子10に、出
力端子O1は調整対象抵抗82のPチャネルMOSトラ
ンジスタ79−1〜79−nのゲート電極と抵抗調整回
路73−4の入力端子I3にそれぞれ接続されている。
【0020】抵抗調整回路73−4の入力端子I4は接
地端子9に、出力端子O1は調整対象抵抗82のPチャ
ネルMOSトランジスタ80−1〜80−nのゲート電
極にそれぞれ接続されている。
【0021】調整対象抵抗82は、電源端子7と、抵抗
端子81−1〜81−n間に各々5個のPチャネルMO
Sトランジスタ76−1〜80−nで構成されている。
PチャネルMOSトランジスタ76−1〜80−nは、
図14に示した抵抗調整回路に含まれているPチャネル
MOSトランジスタ90〜94と同一のサイズに設定さ
れている。
【0022】また、PチャネルMOSトランジスタ76
−1〜76−nは、図14に示した抵抗調整回路のPチ
ャネルMOSトランジスタ90と同様に、最大抵抗値を
設定するべくゲート電極が接地端子9に接続され常時オ
ン状態となっている。
【0023】ここで、所望の抵抗値を、仮に通常の伝送
線路インピーダンスとして用いられている50Ωとした
い場合には、基準抵抗75−1〜75−4の抵抗値を5
0Ωとすれば良い。
【0024】各抵抗調整回路73−1〜73−4内の5
個のPチャネルMOSトランジスタのサイズは、これら
の合成抵抗が50Ωを包含する、例えば25Ω〜100
Ω程度の範囲の抵抗値がオン・オフの制御により実現で
きるように決定する。
【0025】このような構成とすることで、製造バラツ
キなどでPチャネルMOSトランジスタのオン抵抗が変
動した場合でも、調整対象抵抗である5個のPチャネル
MOSトランジスタの合成抵抗値を自動的に50Ωに近
づけることができる。すなわち、抵抗調整回路73−1
〜73−4における、基準抵抗75−1〜75−4と5
個のPチャネルMOSトランジスタの合成抵抗値の比較
結果を、調整対象抵抗82内のPチャネルMOSトラン
ジスタのオン・オフ制御用信号として利用し、自動的に
抵抗を調整しているのである。
【0026】ここでは、PチャネルMOSトランジスタ
のオン抵抗調整回路を説明したが、NチャネルMOSト
ランジスタを用いても同様の調整回路が実現できる。
【0027】図15は、従来技術を半導体集積回路間の
伝送線路を介した信号授受に適用した例を示す回路構成
を示す図である。
【0028】図15を参照して、送信側LSI106
は、データ入力端子(内部)95−1〜95−nと、出
力バッファ96−1〜96−nと、データ出力端子(外
部)97−1〜97−nと、を備えて構成されている。
なお、上記従来の自動調整回路の適用例に直接関係しな
い内部回路は省略されている。
【0029】一方、受信側LSI107は、データ入力
端子(外部)99−1〜99−nと、抵抗調整信号入力
端子100〜103と、入力バッファ104−1〜10
4−nと、データ出力端子(内部)105−1〜105
−nと、を備えて構成されている。なお、上記従来技術
の適用例に直接関係しない内部回路は省略されている。
【0030】送信側LSI106と受信側LSI107
との間は、伝送線路98−1〜98−nで接続されてい
る。伝送線路98−1〜98−nの特性インピーダンス
は通常50Ωが採用されており、上述の自動調整回路を
適用すれば調整対象の抵抗82の抵抗値を自動的に50
Ωに設定することができ、インピーダンス整合が容易に
行える。このため、データ入力端子99−1〜99−n
で信号の反射が発生せず高速のデータ伝送が支障無く実
現可能となる。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術は、MOSトランジスタのオン抵抗の調整精
度を向上させようとすると集積度が劣化するという、問
題点を有している。
【0032】その理由は、抵抗値の調整を予め配置され
ている複数のMOSトランジスタのオン・オフ制御によ
って行うため、調整精度を向上させるには、抵抗用MO
Sトランジスタ数、抵抗調整回路、抵抗調整用制御信号
の配線数を増加させなければならなず、回路規模が増大
することによる。
【0033】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、MOSトランジ
スタのオン抵抗自動調整回路における回路規模の増大を
抑止低減し、集積度を向上する、抵抗自動調整回路を内
蔵した半導体集積回路装置を提供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の半導体集積回路装置は、複数の出力端子に
各々異なる電位を出力する基準電位発生回路と、前記基
準電位発生回路からの複数の出力電位がそれぞれに対応
するゲート電極に接続され、ドレイン電極がそれぞれ外
部端子に接続されてなる第1のMOSトランジスタ群
と、前記第1のMOSトランジスタ群のドレイン電極
と、比較用の第1の電源端子とを入力とする複数の差動
増幅器と、前記複数の差動増幅器の出力信号に基づき、
前記基準電位発生回路からの複数の出力電位の中から所
望の一つを選択するための信号に変換するデコード手段
と、前記デコード手段の出力信号により前記基準電位発
生回路の複数の出力電位の中から所望の一つを選択し出
力するスイッチ手段と、前記スイッチ手段の出力がゲー
ト電極に接続されてなる第2のMOSトランジスタ群
と、を備えたことを特徴とする。
【0035】本発明においては、抵抗値の調整を、1個
の抵抗用MOSトランジスタのゲート電極に印加する基
準電位発生回路からの電位を変えることで行う。抵抗調
整精度を向上させる場合には、半導体集積回路装置内に
含まれる一つの基準電位発生回路の出力電位数を増加さ
せかつそれに見合った数のアナログスイッチを設けるだ
けでよい。従って高精度の抵抗自動調整回路を高集積に
実現でき半導体集積回路装置の集積度を向上させること
ができる。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0037】
【実施の形態1】図1は、本発明の第1の実施の形態に
係る半導体集積回路装置内の抵抗自動調整回路の回路構
成を示す図である。
【0038】図1を参照すると、本発明の実施の形態に
おいては、10個の出力端子V1〜V10に各々異なる
電位を出力する基準電位発生回路(1)1と、基準電位
発生回路(1)1からの10種類の出力電位が各々に対
応するゲート電極に接続され、各々のドレイン電極が外
部端子8−1〜8−10に接続された10個のPチャネ
ルMOSトランジスタ6−1〜6−10と、Pチャネル
MOSトランジスタ6−1〜6−10のドレイン電極と
比較用第1の電源端子4が正転入力端子、反転入力端子
に接続された10個の差動増幅器5−1〜5−10と、
差動増幅器5−1〜5−10の出力論理信号を基準電位
発生回路(1)1からの複数の出力電位の中から所望の
一つを選択するための論理信号を変換するデコーダ3
と、デコーダ(1)3の出力論理信号により基準電位発
生回路(1)1の複数の出力電位の中から所望の一つの
電位を選択し、PチャネルMOSトランジスタ12−1
〜12−nからなる調整対象の抵抗14へ伝達するアナ
ログスイッチ2−1〜2−10と、調整対象の抵抗14
に接続される第2の電源端子7と、半導体集積回路装置
全体の電源となる第3の電源端子10と、を備えて構成
されている。なお、基準電圧発生回路(1)1及びデコ
ーダ(1)3において、「(1)」は第1の実施の形態
であることを明記したものである。
【0039】基準抵抗11−1〜11−10は、実現し
ようとしている所望の抵抗値を持った抵抗素子で、半導
体集積回路装置の外部に配置され、外部端子8−1〜8
−10と接地端子9間に接続されている。
【0040】PチャネルMOSトランジスタ12−1〜
12−nと、PチャネルMOSトランジスタ6−1〜6
−10とは、各々同一トランジスタサイズで構成されて
いる。
【0041】次に、本発明の実施の形態の動作について
図1を参照して詳細に説明する。
【0042】第1の電源端子4の電位を、第2の電源端
子7の電位の1/2に設定し、外部端子8−1〜8−1
0に、所望の抵抗値を有する基準抵抗11−1〜11−
10を接続すると、差動増幅器5−1〜5−10は、P
チャネルMOSトランジスタ6−1〜6−10のオン抵
抗と、基準抵抗11−1〜11−10と、の大小比較結
果を論理信号としてデコーダ(1)3に出力する。
【0043】デコーダ(1)3は、この論理信号を、基
準抵抗11−1〜11−10に近いオン抵抗を示すPチ
ャネルMOSトランジスタ6−1〜6−10のゲート電
極電位を基準電位発生回路(1)1の出力端子V1〜V
10の中から選択する論理信号に変換する。
【0044】すなわち、デコーダ(1)3は、調製対象
の抵抗14に伝達すべき基準電位発生回路(1)の最適
電位を一つ選択するための論理信号をアナログスイッチ
2−1〜2−10に伝達する。
【0045】PチャネルMOSトランジスタ12−1〜
12−nと、PチャネルMOSトランジスタ6−1〜6
−10とは、各々同一トランジスタサイズに設定されて
いるため、調整対象の抵抗14は、PチャネルMOSト
ランジスタ6−1〜6−10が基準抵抗に近いオン抵抗
を示す電位を供給することにより、自動的に基準抵抗に
近い値になる。
【0046】こうして調整対象の抵抗14の抵抗値を、
外部端子8−1〜8−10に接続された基準抵抗11−
1〜11−10の抵抗値に調整可能としている。
【0047】
【実施例】上記した本発明の実施の形態を更に詳細に説
明すべく、本発明の実施例について図面を参照して説明
する。以下では、本発明の実施例として、上記実施の形
態の説明で参照した図1の抵抗自動調整回路の個々の構
成要素となる回路の具体的な構成例を図2〜図6を参照
して説明する。
【0048】図2は、図1に示した基準電位発生回路
(1)1の回路構成を示す図である。図2を参照して、
基準電位発生回路(1)1は、第3の電源端子10と接
地端子9間に10個の抵抗15−1〜15−10が直列
に接続されている。各抵抗15−1〜15−10の接続
部には、基準電位発生回路(1)の出力端子(V1〜V
10)16−1〜16−10が設けられている。
【0049】抵抗15−1〜15−10は同一の抵抗値
を有している。従って出力端子V1〜V10には第3の
電源端子10の電位を10分割した10種類の電位が出
力されることになる。
【0050】図3は、図1のアナログスイッチ2−1〜
2−10の回路構成を示す図である。図3を参照して、
アナログスイッチは、PチャネルMOSトランジスタ2
1と、NチャネルMOSトランジスタ22が入力端子1
7と出力端子19との間に接続され、そのオン/オフは
制御入力端子18の値とインバータ20により決定され
る。制御入力端子18がハイレベルならば、Pチャネル
MOSトランジスタ21とNチャネルMOSトランジス
タ22は共にオン状態とされ入力端子17と出力端子1
9間は導通状態となり、一方、制御入力端子18がロー
レベルの場合は、入力端子17と出力端子19間は非導
通状態となる。
【0051】図4は、図1のデコーダ(1)3の回路構
成を示す図である。図4を参照して、デコーダ(1)3
は、デコーダ入力端子23−1〜23−10と、デコー
ダ出力端子24−1〜24−10、2入力NAND2
5、2入力EXCLUSIVE−OR26−1〜26−
8、及び2入力AND27を備えて構成されている。図
5に、このデコーダ回路の動作を示す真理値表を示す。
【0052】図6は、図1の差動増幅器5−1〜5−1
0の回路構成を示す図である。図6を参照して、差動増
幅器は、第3の電源端子10、接地端子9、入力端子2
8、29、出力端子30、PチャネルMOSトランジス
タ31〜33、NチャネルMOSトランジスタ34、3
5から構成されている。すなわち、ソースが共通接続さ
れて定電流源として作用するPチャネルMOSトランジ
スタ31に接続された差動対PチャネルMOSトランジ
スタ32、33と、この差動対トランジスタの能動負荷
を構成するカレントミラー構成のNチャネルMOSトラ
ンジスタ34、35とを備えて構成され、トランジスタ
33のドレインから出力が取り出されている。
【0053】以上、本実施例の抵抗自動調整回路は、図
2〜図6に示した回路構成の各構成要素を、図1に示す
ように接続することにより構成されている。
【0054】図1〜図6において第3の電源端子10と
接地端子9間の電位差は3V、第2の電源端子7と接地
端子9間の電位差は1.2V、第1の電源端子4との電
位差は0.6V、基準抵抗11−1〜11−10の抵抗
値は50Ω、PチャネルMOSトランジスタ6−1〜6
−10、12−1〜12−nのチャネル長とチャネル幅
は製造条件が中心的条件であった場合にPチャネルMO
Sトランジスタ6−5のオン抵抗が50Ωになるように
設定している。
【0055】次に、本実施例の動作について図1〜図6
を参照して説明する。
【0056】第3の電源端子10の電位は3Vであるか
ら、基準電位発生回路(1)1の出力端子V1〜V10
の出力電位は2.7V〜0Vになる。ここで、製造条件
が中心的条件であったとすると、出力電位V5の電位
1.7Vが印加されるPチャネルMOSトランジスタ6
−5が50Ωの抵抗値を示す。
【0057】PチャネルMOSトランジスタ6−1〜6
−4のオン抵抗は、50Ωよりも大きな値となり、Pチ
ャネルMOSトランジスタ6−6〜6−10のオン抵抗
は、50Ωよりも小さな値となる。
【0058】この状態では、差動増幅器5−1〜5−5
の出力はハイレベル、差動増幅器5−6〜5−10の出
力はローレベルになる。
【0059】このような差動増幅器の出力信号を伝達さ
れたデコーダ(1)3は、図5に示した真理値表から分
かるように、出力端子O5のみをハイレベルとする。こ
のため、アナログスイッチ2−5のみが導通状態とな
り、調整対象の抵抗14には、基準電位発生回路(1)
1の出力電位V5が選択されて供給される。
【0060】出力電位V5の電位1.7Vが調整対象の
抵抗14に供給されると、PチャネルMOSトランジス
タ12−1〜12−nはPチャネルMOSトランジスタ
6−5と同一のバイアス状態となり、オン抵抗は50Ω
となる。
【0061】以上のようにして各電源端子に電位を供給
し、基準抵抗を外部に接続するだけで自動的に調整され
た基準抵抗と同抵抗値を示すMOSトランジスタ内部抵
抗が得られる。
【0062】図7は、本発明の別の実施例として、本発
明に係る自動調整回路を半導体集積回路間の伝送線路を
介した信号授受に適用した場合の回路構成を示す図であ
る。
【0063】図7を参照して、送信側LSI44はデー
タ入力端子(内部)36−1〜36−nと、出力バッフ
ァ37−1〜37−nと、データ出力端子(外部)38
−1〜38−nと、を備えて構成されており、本発明の
主題に直接関係しない内部回路は省略されている。
【0064】一方、受信側LSI45は、データ入力端
子(外部)40−1〜40−nと、抵抗調整信号入力端
子41と、入力バッファ42−1〜42−nと、データ
出力端子(内部)43−1〜43−nと、を備えて構成
されており、本発明の主題に直接に関係しない内部回路
は省略されている。
【0065】送信側LSI44と受信側LSI45間は
伝送線路39−1〜39−nで接続されている。伝送線
路39−1〜39−nの特性インピーダンスは通常50
Ωが採用されており、上述の実施例の自動調整回路を適
用したことにより、調整対象の抵抗14の抵抗値を自動
的に50Ωに設定することができ、インピーダンス整合
が容易に行える。このため、データ入力端子40−1〜
40−nで信号の反射が発生せず高速のデータ伝送が支
障無く実現可能となる。
【0066】図7を参照すると、この実施例において、
注目すべき点は、調整対象の抵抗14用PチャネルMO
Sトランジスタが、各データ入力端子(外部)40−1
〜40−n毎にわずか1個で実現できる点である。ま
た、抵抗調整用信号入力端子41も1個で実現できてお
り、従来技術に比べ、特段の高集積化を実現できるとい
う利点を有している。そして、抵抗調整精度を更に向上
させる場合、従来技術では各データ入力端子毎のMOS
トランジスタ数を増やさなければならないため、本発明
の高集積化効果は更に大きくなる。
【0067】
【実施の形態2】次に、本発明の第2の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0068】図8は、本発明の第2の実施の形態に係る
半導体集積回路装置内の抵抗自動調整回路の回路構成を
示す図である。図8を参照すると、本発明の第2の実施
の形態においては、5個の出力端子V1〜V5に各々異
なる電位を出力する基準電位発生回路(2)46と、基
準電位発生回路(2)46からの5種類の出力電位が各
々に対応するゲート電極に接続されかつ各々のドレイン
電極が外部端子52−1〜52−5に接続された5個の
NチャネルMOSトランジスタ51−1〜51−5と、
NチャネルMOSトランジスタ52−1〜52−5のド
レイン電極と比較用第1の電源端子4が各々入力に接続
された5個の差動増幅器50−1〜50−5と、差動増
幅器50−1〜50−5の出力論理信号を基準電位発生
回路(2)46からの複数の出力電位の中から所望の一
つを選択するための論理信号に変換するデコーダ(2)
49と、デコーダ(2)49の出力論理信号により基準
電位発生回路(2)46の複数の出力電位の中から所望
の一つの電位を選択しNチャネルMOSトランジスタ5
4−1〜54−nからなる調整対象の抵抗14へ伝達す
るアナログスイッチ48−1〜48−5と、抵抗端子5
5−1〜55−nと、を備えて構成されている。なお、
基準電圧発生回路(2)46及びデコーダ(2)49の
「(2)」は、第2の実施の形態であることを表してい
る。
【0069】基準抵抗53−1〜53−5は、実現しよ
うとしている所望の抵抗値を持った抵抗素子で半導体集
積回路装置の外部に配置され、外部端子52−1〜52
−5と第2の電源端子7間に接続されている。
【0070】NチャネルMOSトランジスタ54−1〜
54−nと、NチャネルMOSトランジスタ51−1〜
51−5とは、各々同一トランジスタサイズで構成され
ている。
【0071】この実施の形態は、前記実施の形態の調整
対象抵抗がPチャネルMOSトランジスタを使用した例
であるのに対し、NチャネルMOSトランジスタで調整
対象抵抗を構成したものである。
【0072】次に、本発明の第2の実施の形態の動作に
ついて図8を参照して詳細に説明する。
【0073】第1の電源端子4の電位を第2の電源端子
7の電位の1/2に設定し、外部端子52−1〜52−
5に所望の抵抗値を有する基準抵抗53−1〜53−5
を接続すると、差動増幅器50−1〜50−5はNチャ
ネルMOSトランジスタ51−1〜51−5のオン抵抗
と基準抵抗53−1〜53−5との大小比較結果を論理
信号としてデコーダ(2)49に出力する。
【0074】デコーダ(2)49は、この論理信号を基
準抵抗52−1〜52−5に近いオン抵抗を示すNチャ
ネルMOSトランジスタ51−1〜51−5のゲート電
極電位を基準電位発生回路(2)46の出力端子V1〜
V5の中から選択する論理信号に変換する。
【0075】すなわち、デコーダ(2)49は調整対象
の抵抗56に伝達すべき基準電位発生回路(2)46の
最適電位を一つ選択するための論理信号をアナログスイ
ッチ48−1〜48−5に伝達する。
【0076】NチャネルMOSトランジスタ54−1〜
54−nと、NチャネルMOSトランジスタ51−1〜
51−5とは、各々同一トランジスタサイズに設定され
ているため、調整対象の抵抗56はNチャネルMOSト
ランジスタ51−1〜51−5が基準抵抗に近いオン抵
抗を示す電位を供給されることで自動的に基準抵抗に近
い値になる。このようにして、この実施の形態において
も、調整対象の抵抗56の抵抗値を、外部端子52−1
〜52−5に接続された基準抵抗53−1〜53−5の
抵抗値に調整できる。
【0077】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0078】本発明の実施例として、図8を参照して説
明した上記第2の実施の形態の抵抗自動調整回路の個々
の構成要素となる回路の具体的な構成例を図9〜図12
を参照して説明する。なお、アナログスイッチ48−1
〜48−5と差動増幅器50−1〜50−5はそれぞれ
図3、図6と同一の構成とされることから、その説明は
省略する。
【0079】図9は、図8の基準電位発生回路(2)4
6の回路構成を示す図である。第3の電源端子10と、
接地端子9と、の間に、11個の抵抗57−1〜57−
5と抵抗57−6〜57−11が直列に接続されてい
る。各抵抗57−1〜57−11の接続部の電位はセレ
クタ58−1〜58−5を介して基準電位発生回路
(2)出力端子(V1〜V5)60−1〜60−5に出
力される。抵抗57−1〜57−11は同一の抵抗値を
有している。
【0080】このため、出力端子V1〜V5には第3の
電源端子10の電位を5分割した5種類の電位か、6分
割した5種類の電位のいずれかが出力されることにな
る。
【0081】図9に示したセレクタ58−1〜58−5
は、図10に示すような回路構成とされており、アナロ
グスイッチ66、67は、図3に示したCMOS型構成
とされている。セレクタ入力端子(S)63の論理信号
がハイレベルの時はセレクタ入力端子(I2)62とセ
レクタ出力端子(O1)64が導通し、セレクタ入力端
子(S)63の論理信号がローレベルの時はセレクタ入
力端子(I1)61とセレクタ出力端子(O1)64が
導通する。
【0082】このようなセレクタ58−1〜58−5の
動作によって、図9に示した基準電位発生回路は、基準
電位発生回路(2)入力端子(CTL)の論理信号がハ
イレベルの時には、出力端子V1〜V5に、第3の電源
端子10の電位を6分割した内の5種類の電位を出力
し、基準電位発生回路(2)入力端子(CTL)の論理
信号がローレベルの時には、出力端子V1〜V5に第3
の電源端子10の電位を5分割した5種類の電位を出力
する。
【0083】図11は、図8のデコーダ(2)49の回
路構成を示す図である。図11を参照して、デコーダ4
9は、デコーダ入力端子68−1〜68−5と、デコー
ダ出力端子69−1〜69−5、2入力NAND70、
2入力EXCLUSIVE−OR(排他的論理和)71
−1〜71−3、2入力AND72で構成されている。
図12に、このデコーダ回路の動作を示す真理値表を示
す。
【0084】本実施例の抵抗自動調整回路は、図9〜図
11および図3、図6の構成の回路を、図8に示すよう
な接続構成とすることで、構成されている。
【0085】次に、本実施例の動作について図9から1
2を用いて説明する。
【0086】基本的な動作は、図1の抵抗自動調整回路
と同様である。本実施例の動作が相違する点は、MOS
トランジスタがPチャネルからNチャネルに変わってい
る点と、基準電位発生回路(2)46の回路構成が異な
っており、基準電位制御端子47で抵抗値の調整を微妙
に変えることができる点である。
【0087】このように、NチャネルMOSトランジス
タを用いても実現可能であり、基準電位発生回路にはこ
のほかにも各種の回路が考えられる。
【0088】ここでは、基準電位発生回路を半導体集積
回路の電源端子の電位を分割することで構成しているが
別端子として外部の電位可変な電源に接続すれば更に高
精度な調整も可能であるという効果がある。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
抵抗自動調整回路を内蔵した半導体集積回路装置の集積
度を向上させることのできるという効果を奏する。
【0090】その理由は、本発明においては、MOSト
ランジスタのオン抵抗自動調整回路を少ない素子数及び
少ない信号配線数で実現できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の回路構成を示す図
である。
【図2】本発明の一実施例における基準電位発生回路の
回路構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例におけるアナログスイッチの
回路構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施例におけるデコーダの回路構成
を示す図である。
【図5】図4のデコーダの真理値表である。
【図6】本発明の実施例における差動増幅器の回路図で
ある。
【図7】本発明の実施例を適用した回路構成を示す図で
ある。
【図8】本発明の第2の実施の形態の回路構成を示す図
である。
【図9】本発明の第2の実施例における基準電位発生回
路の回路構成を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施例におけるセレクタの回
路構成を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施例におけるデコーダの回
路構成を示す図である。
【図12】図11のデコーダの真理値表である。
【図13】従来技術による抵抗自動調整回路の回路構成
を示す図である。
【図14】図13内の抵抗調整回路の回路構成を示す図
である。
【図15】従来技術の抵抗自動調整回路を適用した回路
構成を示す図である。
【符号の説明】
1 基準電位発生回路(1) 2−1〜2−10 アナログスイッチ 3 デコーダ(1) 4 第1の電源端子 5−1〜5−10 差動増幅器 6−1〜6−10、12−1〜12−n、PチャネルM
OSトランジスタ 7 第2の電源端子 8−1〜8−10 外部端子 9 接地端子 10 第3の電源端子 11−1〜11−10 基準抵抗 13−1〜13−n 抵抗端子 14 調整対象の抵抗 15−1〜15−10 抵抗 16−1〜16−10 基準電位発生回路(1)出力端
子(V1〜V10) 17 アナログスイッチ入力端子(I1) 18 アナログスイッチ入力端子(CTL) 19 アナログスイッチ出力端子(O1) 20 インバータ 21、31〜33 PチャネルMOSトランジスタ 22、34、35 NチャネルMOSトランジスタ 23−1〜23−10 デコーダ入力端子(I1〜I1
0) 24−1〜24−10 デコーダ出力端子(O1〜O1
0) 25 2入力NAND 26−1〜26−8 2入力EXCLUSIVE−OR 27 2入力AND 28 差動増幅器入力端子(+) 29 差動増幅器入力端子(−) 36−1−1〜36−n データ入力端子(内部) 37−1〜37−n 出力バッファ 38−1〜38−n データ出力端子(外部 39−1〜39−n 伝送線路 40−1〜40−n データ入力端子(外部) 41 抵抗調整用入力端子 42−1〜42−n 入力バッファ 43−1〜43−n データ出力端子(内部) 44 送信側LSI 45 受信側LSI 46 基準電位発生回路(2) 47 基準電位制御端子 48−1〜48−5 アナログスイッチ 49 デコーダ(2) 50−1〜50−5 差動増幅器 51−1〜51−5、54−1〜54−n Nチャネル
MOSトランジスタ 52−1〜52−5 外部端子 53−1〜53−5 基準抵抗 55−1〜55−n 抵抗端子 56 調整対象の抵抗 57−1〜57−11 抵抗 58−1〜58−5 セレクタ 59 基準電位発生回路(2)入力端子(CTL) 60−1〜60−5 基準電位発生回路(2)出力端子
(1〜V5) 61 セレクタ入力端子(I1) 62 セレクタ入力端子(I2) 63 セレクタ入力端子(S) 64 セレクタ出力端子(O1) 65 インバータ 66、67 アナログスイッチ 68−1〜68−5 デコーダ入力端子(I1〜I5) 69−1〜69−5 デコーダ出力端子(O1〜O5) 70 2入力NAND 71−1〜71−3 2入力EXCLUSIVE−OR 72 2入力AND 73−1〜73−4 抵抗調整回路 74−1〜74−4 外部端子 75−1〜75−4 基準抵抗 76−1〜76−n、77−1〜77−n、78−1〜
78−n、79−1〜79−n、80−1〜80−n
PチャネルMOSトランジスタ 81−1〜81−n 抵抗端子 82 調整対象の抵抗 83 抵抗調整回路入力端子(I1) 84 抵抗調整回路入力端子(I2) 85 抵抗調整回路入力端子(I3) 86 抵抗調整回路入力端子(I4) 87 抵抗調整回路出力端子(O1) 88 抵抗調整回路出力端子(EXT) 89 差動増幅器 90〜94 PチャネルMOSトランジスタ 95−1〜95−n データ入力端子(内部) 96−1〜96−n 出力バッファ 97−1〜97−n データ出力端子(外部) 98−1〜98−n 伝送線路 99−1〜99−n データ入力端子(外部) 100 第1の抵抗調整信号入力端子 101 第2の抵抗調整信号入力端子 102 第3の抵抗調整信号入力端子 103 第4の抵抗調整信号入力端子 104−1〜104−n 入力バッファ 105−1〜105−n データ出力端子(内部) 106 送信側LSI 107 受信側LSI

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の出力端子に各々異なる電位を出力す
    る基準電位発生回路と、 前記基準電位発生回路からの複数の出力電位がそれぞれ
    に対応するゲート電極に接続され、ドレイン電極がそれ
    ぞれ外部端子に接続されてなる第1のMOSトランジス
    タ群と、 前記第1のMOSトランジスタ群のドレイン電極と、比
    較用の第1の電源端子とを入力とする複数の差動増幅器
    と、 前記複数の差動増幅器の出力信号に基づき、前記基準電
    位発生回路からの複数の出力電位の中から所望の一つを
    選択するための信号に変換するデコード手段と、 前記デコード手段の出力信号により前記基準電位発生回
    路の複数の出力電位の中から所望の一つを選択し出力す
    るスイッチ手段と、 前記スイッチ手段の出力がゲート電極に接続されてなる
    第2のMOSトランジスタ群と、 を備えたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】前記第1のMOSトランジスタ群のドレイ
    ン電極が接続された前記外部端子が基準抵抗を介して共
    通電位に接続されてなることを特徴とする請求項1記載
    の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】前記スイッチ手段がアナログスイッチから
    構成されることを特徴とする請求項1記載の半導体集積
    回路装置。
  4. 【請求項4】複数の出力端子に各々異なる電位を出力す
    る基準電位発生回路と、 前記基準電位発生回路からの複数の出力電位がそれぞれ
    に対応するゲート電極に接続され、ドレイン電極が、そ
    れぞれ基準抵抗を介して共通電位に接続されてなる第1
    のMOSトランジスタ群と、 前記第1のMOSトランジスタ群のオン抵抗と、前記基
    準抵抗との大小比較結果をそれぞれ論理信号として出力
    する比較手段と、 前記比較手段の複数の比較結果出力信号に基づき、前記
    基準電位発生回路からの複数の出力電位の中から一つを
    選択するための信号に変換するデコード手段と、 前記デコード手段の出力信号により前記基準電位発生回
    路の複数の出力電位の中から一つを選択し、第2のMO
    Sトランジスタ群からなる調整対象の抵抗へ伝達する手
    段と、 を備えたことを特徴とする半導体集積回路装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002344300A (ja) * 2001-05-11 2002-11-29 Mitsubishi Electric Corp インピーダンス調整回路
JP2005198308A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Samsung Electronics Co Ltd インピーダンスコントロール装置及び方法
WO2006117860A1 (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Thine Electronics, Inc. 差動駆動回路およびそれを内蔵する電子機器

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