JPH105635A - 静電粉体塗装方法および静電粉体塗装装置 - Google Patents

静電粉体塗装方法および静電粉体塗装装置

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JPH105635A
JPH105635A JP9041523A JP4152397A JPH105635A JP H105635 A JPH105635 A JP H105635A JP 9041523 A JP9041523 A JP 9041523A JP 4152397 A JP4152397 A JP 4152397A JP H105635 A JPH105635 A JP H105635A
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JP
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powder coating
powder
mixing
fluidity improver
coating
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JP9041523A
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English (en)
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Shinichiro Yasuda
晋一朗 安田
Yukiya Sato
幸哉 佐藤
Masayuki Maruta
将幸 丸田
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Priority to EP97106823A priority patent/EP0803292B1/en
Priority to DE69701485T priority patent/DE69701485T2/de
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    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
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    • B05B5/032Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by the use of gas, e.g. electrostatically assisted pneumatic spraying for spraying particulate materials
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Abstract

(57)【要約】 【課題】色相が互いに異なる複数種類の粉体塗料を用い
て調色を行なって静電粉体塗装を行なう場合に、粉体塗
料粒子の径を必要以上に小さくすることなく、色ムラの
ない均一な色相の塗膜を形成できる静電粉体塗装方法を
提供する。 【解決手段】色相が互いに異なる複数種類の粉体塗料
を、溶融させることなく混合することで調色を行なう際
に、同時に、電荷制御機能を有する流動性向上剤を溶融
させることなく混入する。その流動性向上剤を含む混合
された粉体塗料を帯電させ、その帯電された粉体塗料に
より静電粉体塗装を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体静電塗装を行
なうための方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境の変化が問題視され、国
際レベルで地球環境を悪化させない努力がなされてきて
いる。塗装技術の分野において、有機溶剤を含む塗料
は、塗装中の有機溶剤の飛散による公害、揮発性有機物
(VOC)による環境汚染や悪臭等の問題を生じさせ
る。そこで、塗料のハイソリッド化、水性化、さらには
粉体塗装法が開発されている。特に、粉体塗装法は全く
有機溶剤を含まない粉体塗料を用いるので、有機溶剤に
よる公害や災害の問題がなく好ましいものである。ま
た、粉体塗装法は厚塗りが容易で、自動化がし易いとい
う長所を有する。
【0003】その粉体塗装法の一つとして静電粉体塗装
法がある。これは、粉体塗料を正極または負極に帯電さ
せ、接地した塗装対象に吹き付けることで塗膜を形成す
るものである。
【0004】しかし、粉体塗装においては、使用する粉
体塗料の色相の数が非常に多くなる。そのため、粉体塗
料の在庫エリアが膨大になる。
【0005】また、その粉体塗料の色相の数に対応する
台数の静電粉体塗装用ガンを保有するのは困難である。
そのため、複数の色相の塗膜を形成する場合、一台の静
電粉体塗装用ガンから噴射する一つの色相の粉体塗料
を、別の色相の粉体塗料に頻繁に交換する必要がある。
しかし、その粉体塗料の交換には時間を要するので、稼
働時間が非常に減少する。
【0006】また、複数の色相の塗膜を形成する場合、
各色相の粉体塗料の使用量が同一になることは稀であ
る。そのため、多くの粉体塗料が使用されることなく残
存する。その残存した粉体塗料を廃棄するとコストが増
大する。また、その残存した塗料を廃棄することなく貯
蔵すると、粉体塗料の帯電性能が劣化する。そのため、
塗着効率が低下して生産性が低下する。さらに、塗着効
率が低下すると、未塗着の粉体塗料を再利用するため回
収する必要がある。しかし、再利用される粉体塗料は、
フレッシュ塗料に比較して性能が悪く、均一な塗膜を形
成できないという問題がある。
【0007】また、粉体塗料の製造に際しては、先ず、
バインダー用樹脂、硬化剤、その他の添加剤等、および
調色された顔料とを、混合機で混合した後に溶融混練り
する。その混合物を冷却した後に所定の粒度に粉砕する
ことで、試験用の粉体塗料を得る。その粉体塗料を用い
て試験塗装を行なって塗膜を形成する。その塗膜の色相
が所望の色相からずれている場合、その試験用の粉体塗
料に顔料を補填し、再度試験用の粉体塗料を製造する。
この工程を所望の色相が得られるまで繰り返す必要があ
る。また、熱履歴による問題を避けなければならない場
合は、新たなバインダー用樹脂、硬化剤、その他の添加
剤等、および新たに調色された顔料とから、試験用の粉
体塗料を製造する必要がある。すなわち、粉体塗料の調
色には手間と時間が必要とされていた。
【0008】そこで、色相が互いに異なる複数種類の粉
体塗料を混合することで調色を行なう従来方法が提案さ
れている(特表平4‐504431号)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
調色を行なった場合、原料粒子の平均粒子径を10μm
以下にしないと均一な色相を得られない。すなわち、均
一な色相を得る上で、粉体塗料粒子の径の影響が大き
い。なぜなら、従来例で示した方法では、色相が互いに
異なる複数種類の粉体塗料を単に混合するだけで調色を
行なう。しかし、各種類の粉体塗料は、流動性や帯電性
能といった物性が互いに異なる。そのような物性が互い
に異なる複数種類の粉体塗料を均一に混合させのは困難
であるため、混合後の粉体塗料を均一に帯電させるのは
困難である。そのため、従来の方法では、混合後の粉体
塗料の均一性を向上するため、粉体塗料粒子の径を小さ
くし、造粒することが必要である。
【0010】また、粉体塗料は、製造時には十分な帯電
能力があっても、使用までに数日の時間経過があると、
帯電性能が低下することが多い。そのため、塗着効率が
低下し、均一な塗膜が得られない場合がある。
【0011】本発明は、上記問題を解決することのでき
る静電粉体塗装方法と静電粉体塗装装置とを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の静電粉体塗装方
法は、色相が互いに異なる複数種類の粉体塗料を、溶融
させることなく混合することで調色を行ない、その混合
において、電荷制御機能を有する流動性向上剤を同時に
溶融させることなく混入し、その流動性向上剤を含む混
合された粉体塗料を帯電させ、その帯電させた粉体塗料
により静電粉体塗装を行なうことを特徴とする。本発明
方法によれば、複数種類の粉体塗料を溶融または造粒す
ることなく混合することで調色する。この際、電荷制御
機能を有する流動性向上剤を同時に添加して溶融させる
ことなく混入することで、複数種類の粉体塗料を流動性
向上剤を介して均一に混合することができる。よって、
その流動性向上剤を含む混合された粉体塗料を帯電させ
る際に、複数種類の粉体塗料の相互の帯電量の差を低減
し、或いはなくすことができる。すなわち、その調色さ
れた粉体塗料を均一に帯電させることができる。その均
一に帯電された粉体塗料により静電粉体塗装を行なうこ
とで、色ムラのない均一な色相の塗膜を形成できる。こ
れにより、均一な色相を得る上で、複数種類の粉体塗料
を溶融または造粒する必要がなく、粉体塗料粒子の径の
影響を小さくできる。その流動性向上剤は、粉体塗料粒
子相互の直接接触を阻むことにより、粉体塗料粒子の流
動性を向上する。その流動性向上剤は、粉体塗料粒子よ
りも小径の微粒子により構成できる。その流動性向上剤
を構成する各微粒子は、粉体塗料を正または負の何れか
に帯電させる物質によりコーティングされることで、電
荷制御機能を備えることができる。その流動性向上剤の
複数種類の粉体塗料に対する割合は、0.05〜1重量
%とするのが好ましく、0.1〜0.5重量%とするの
がより好ましい。その割合が0.05重量%より少ない
場合、流動性を向上させる効果が少ない。その割合が1
重量%より多い場合、自由粒子が増加するため、周辺環
境の汚染、帯電量の低下、および、塗膜と塗装対象面と
の接着強度の低下を招く。
【0013】本発明方法において、上記各粉体塗料と流
動性向上剤との混合と、その混合された粉体塗料の帯電
と、その帯電された粉体塗料の塗装対象への噴出とを、
各粉体塗料と流動性向上剤とを搬送しつつ、連続して行
なうのが好ましい。これにより、粉体塗料の調色と、帯
電と、塗装とを連続して行なえる。その結果、調色され
た粉体塗料の帯電性能を低下させることなく塗装を行え
るので、塗着効率を向上し、塗膜の均一性を向上でき
る。
【0014】その粉体塗料と流動性向上剤の搬送路にお
いて、その粉体塗料と流動性向上剤とを搬送する圧力空
気により翼を有する回転部材を回転させることで、その
粉体塗料と流動性向上剤とを混合するのが好ましい。こ
れにより、その混合を粉体塗料と流動性向上剤とを搬送
する圧力空気を利用して行うことができる。
【0015】本発明の静電粉体塗装装置は、本体と、そ
の本体に形成された複数の粉体塗料入口と、その本体に
形成された流動性向上剤入口と、その本体に形成された
出口と、各入口と出口とを連絡する前記本体内部の搬送
路とを備え、その搬送路は、混合空間と、この混合空間
の下流の帯電空間とを有し、その混合空間に、前記各粉
体塗料入口から導入される粉体塗料と、前記流動性向上
剤入口から導入される流動性向上剤とを混合する手段が
設けられ、その帯電空間に、その流動性向上剤を含む混
合された粉体塗料を帯電させる手段が設けられ、その出
口から、その帯電された粉体塗料を噴出可能なことを特
徴とする。その混合空間に、その粉体塗料入口と流動性
向上剤入口とから導入される空気の圧力により回転する
翼を有する回転部材が設けられ、その回転部材の回転に
より粉体塗料と流動性向上剤とが混合されるのが好まし
い。本発明の静電粉体塗装装置によれば、複数種類の粉
体塗料を混合することによる調色と、その調色した粉体
塗料の帯電と、その帯電した粉体塗料による塗装とを、
各粉体塗料と流動性向上剤とを搬送しつつ、連続して行
なえる。すなわち、上記本発明を実施するのに適したも
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に示す静電粉体塗装装置1
は、本体2と、その本体2の一端に形成された2つの粉
体塗料入口3a、3bと、その本体2の一端に形成され
た流動性向上剤入口4と、その本体の他端に形成された
出口5と、その本体2の外周に形成された2つの圧力空
気入口6a、6bと、各入口3a、3b、4、6a、6
bと出口5とを連絡するように本体2内部に設けられて
いる搬送路7とを備える。
【0017】その本体2は回転体形状とされている。そ
の本体2は、絶縁性材料から形成されるか、若しくは、
ゴム等の絶縁性材料により被覆されるのが好ましい。そ
の搬送路7は、本体2の軸方向に沿う混合空間11と、
この混合空間11の下流の帯電空間12とを有する。そ
の混合空間11は、第1混合部11aと第2混合部11
bとを有する。その第1混合部11aは円筒面aにより
囲まれる。その第2混合部11bは、その第1混合部1
1aの内径よりも大径の円筒面bと、出口5に向かうに
従い小径の円錐面cにより囲まれる。その帯電空間12
は円筒面dにより囲まれる。
【0018】その第1混合部11aに、上記各粉体塗料
入口3a、3bから圧力空気により搬送される粉体塗料
が導入され、且つ、上記流動性向上剤入口4から圧力空
気により搬送される流動性向上剤が導入される。
【0019】その第1混合部11aにおいて、本体2に
固定された支持部材16により、本体2の軸中心に回転
可能に第1回転部材17が支持されている。この第1回
転部材17は、筒状のハブ17aと、このハブ17aの
外周に設けられた螺旋に沿う翼17bを有することで、
オーガ状とされている。この第1回転部材17は、上記
各入口3a、3b、4から導入される空気の圧力により
回転する。この第1回転部材17の回転により、第1混
合部11aに導入される粉体塗料と流動性向上剤とが、
溶融することなく混合される。
【0020】その第2混合部11bにおいて、上記支持
部材16により、本体2の軸中心に回転可能に第2回転
部材18が支持されている。この第2回転部材18は、
筒状のハブ18aの外周に設けられた翼18bを有す
る。この第2回転部材18は、上記各入口3a、3b、
4、6a、6bから導入される空気の圧力により回転す
る。この第2回転部材18の回転数は第1回転部材17
の回転数よりも大きくされる。この第2回転部材18の
回転により、第2混合部11bに導入される粉体塗料と
流動性向上剤とが攪拌される。これにより、その粉体塗
料と流動性向上剤とは、均一に分散されると共に、溶融
することなく混合される。各回転部材17、18の回転
数は、摩擦により粉体塗料が溶融することがなく、且
つ、必要とされる粉体塗料の噴出流量を確保できるよう
に設定される。
【0021】その帯電空間12の内周の円筒面dは、本
体2の内周に貼り付けられた円筒部材20の内周により
構成される。その円筒部材20は、例えば可撓性を有す
る4角形板材を、円筒形に湾曲することで形成される。
その円筒面dにより複数の第1線状部材21が撓み可能
に片持ち支持される。それら第1線状部材21は、その
帯電空間12に向かい円筒面dの径方向に沿って突出さ
れることで、ブラシ状とされている。また、上記支持部
材16により、第2線状部材22が撓み可能に片持ち支
持される。それら第2線状部材22は、その帯電空間1
2に向かい円筒面dの径方向に沿って突出されること
で、ブラシ状とされている。その支持部材16の先端
に、上記出口5に位置する粉体塗料の拡散部材26が取
り付けられ、その拡散部材26にも第2線状部材22が
取り付けられている。これにより、その搬送路7に配置
された各線状部材21、22は、搬送中の粉体塗料と接
触できる。
【0022】各線状部材21、22に電荷を印加するた
めの電源30が設けられている。その電源30は、一方
の極が支持部材16と円筒部材20に接続され、他方の
極が接地される。その支持部材16、円筒部材20、各
線状部材21、22は導電性材料により形成される。こ
れにより、各線状部材21、22に、後述の摩擦による
粉体塗料の帯電を助長する電荷を付与する。その本体2
の絶縁性部分は接地される。
【0023】各線状部材21、22の材質は、粉体塗料
を帯電させることができるように、粉体塗料との摩擦に
より静電気を発生させることが可能な、例えば導電性粒
子を含有する有機高分子体や金属等の導電性物質であ
る。各線状部材11、22の径や本数は、必要とされる
粉体塗料の噴出流量を確保できるように設定される。
【0024】上記静電粉体塗装装置1により塗装を行う
場合、先ず、各粉体塗料入口3a、3bから混合空間1
1の第1混合部11aに、色相が互いに異なる2数種類
の粉体塗料を導入する。同時に、流動性向上剤入口4か
ら流動性向上剤を第1混合部11aに導入する。次に、
その2種類の粉体塗料と流動性向上剤とを、第1回転部
材17の回転により溶融させることなく同時に混合し、
その後に、第2回転部材18の回転により溶融させるこ
となく同時に混合する。この混合空間11における2数
種類の粉体塗料の混合により調色が行なわれる。そのよ
うに2段階の混合を行なうことで、粉体塗料よりも小径
の流動性向上剤が混合されることなく飛散するのを防止
できる。その流動性向上剤の2種類の粉体塗料に対する
割合は、0.05〜1重量%とするのが好ましく、0.
1〜0.5重量%とするのがより好ましい。次に、その
流動性向上剤を含む混合された粉体塗料を、帯電空間1
2において、その粉体塗料と線状部材21、22との摩
擦により発生する静電気により帯電させる。しかる後
に、その帯電された粉体塗料を出口5から塗装対象へ噴
出させることで、塗膜を形成する。これにより、各粉体
塗料と流動性向上剤との混合と、その混合された粉体塗
料の帯電と、その帯電された粉体塗料の塗装対象への噴
出とが、各粉体塗料と流動性向上剤とを搬送しつつ、連
続して行なわれる。
【0025】上記静電粉体塗装方法によれば、2種類の
粉体塗料と電荷制御機能を有する流動性向上剤とを、同
時に溶融させることなく混合することで、その2種類の
粉体塗料と流動性向上剤とを均一に混合できる。よっ
て、その流動性向上剤を含む混合された粉体塗料を帯電
させる際に、その2種類の粉体塗料相互の帯電量の差を
低減し、或いはなくすことができる。すなわち、その調
色された粉体塗料を均一に帯電させることができる。そ
の均一に帯電された粉体塗料により静電粉体塗装を行な
うことで、色ムラのない均一な色相の塗膜を形成でき
る。これにより、均一な色相を得る上で、粉体塗料粒子
の径の影響を小さくできる。すなわち、粉体塗料粒子の
径が10μm以下でなくても、色ムラのない均一な色相
の塗膜を形成できる。
【0026】また、上記静電粉体塗装装置1によれば、
摩擦により発生する静電気によって粉体塗料を帯電させ
るものであるため、オゾンによる臭気発生がなく、塗装
対象の凹部への粉体塗料の入り込み性が良く、塗膜にク
レーターやピンホールが生じ難い。これにより、表面が
滑らかで均一な塗膜を得やすく、また、塗膜へのゴミ付
着も少ない。その静電気は、線状部材21、22と粉体
塗料との接触により発生する。その接触機会は線状部材
21、22の数に比例して多くなる。これにより、粉体
粒子の帯電効率を大幅に向上することができる。その帯
電効率の向上により、粉体塗料の最大噴出量を多くし、
塗着効率を高くすることで、塗装対象の面積が大きい場
合でも短時間での塗装を可能にする。その線状部材2
1、22は、粉体塗料との接触により撓み可能であるの
で、その接触による摩耗が低減され、寿命が延びる。そ
の撓みにより線状部材21、22での粉体塗料の積層は
生じ難いので、安定して粉体塗料を帯電させることがで
きる。また、構造が簡単であるため、低コストになり、
メンテナンスが容易になり、清掃も容易なので、異なる
色相の粉体塗料を用いる塗装を容易にできる。
【0027】本発明において用いられる流動性向上剤
は、粉体塗料粒子相互の直接接触を阻むことで、粉体塗
料粒子の流動性を向上する。また、その流動性向上剤
は、粉体塗料粒子よりも小径の微粒子から構成できる。
その流動性向上剤として、例えば、シリカ、アルミナ、
酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウ
ム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸
化亜鉛、ケイ砂、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ
土、酸化クロム、酸化セリウム、ベンガラ、三酸化アン
チモン、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バ
リウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、
窒化ケイ素などの微粒子を挙げることができる。特にシ
リカの微粒子が好ましい。
【0028】そのシリカの微粒子は、Si‐O‐Si結
合を有し、乾式法および湿式法の何れで製造されたもの
でもよい。また、そのシリカの微粒子は、無水二酸化ケ
イ素のほか、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸ナトリウム、
ケイ酸カリウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸亜鉛など
を含んでもよいが、SiO2 を85重量%以上含むのが
好ましい。
【0029】その流動性向上剤を構成する各微粒子は、
粉体塗料を正または負の何れかに帯電させる物質でコー
ティングされることで、電荷制御機能を有する。そのコ
ーティング剤としては、シラン系カップリング剤、チタ
ン系カップリング剤、シリコンオイル、側鎖にアミンを
有するシリコンオイル等を用いることができる。
【0030】本発明において用いられる複数種類の粉体
塗料それぞれは、従来と同様の方法により製造されたも
のを用いることができる。例えば、バインダー用樹脂、
硬化剤、その他の添加剤等、および複数種類の顔料と
を、混合機で混合した後に溶融混練りする。その混合物
を冷却した後に粉砕し、分級することで製造できる。ま
た、重合用モノマーに硬化剤、その他添加剤等、数種類
の顔料を加え、分散させ、しかる後に溶液重合、懸濁重
合によって得られる粉体塗料を用いても良い。均一な色
相の塗膜を得る上では、塗料の平均粒径は小さい程好ま
しい。
【0031】2種類以上の粉体塗料を均一に混合する上
では、混合される各粉体塗料相互の緩み見掛け密度の差
は0.02g/cc以内であるのが好ましい。また、粉
体塗料を均一に塗装対象に塗布する上では、混合される
各粉体塗料相互の帯電量の差は5μC/g以内であるの
が好ましく、また、誘電率の差は0.2以内であるのが
好ましく、また、抵抗の比は1/10〜10であるのが
好ましい。また、塗布された粉体塗料を均一に硬化させ
る上では、混合される各粉体塗料相互の軟化点の差は5
℃以内であり、120℃における溶融粘度の差は300
cp以内であり、更に好ましくは100cp以内であ
り、硬化時間の差は2分以内であり、更に好ましくは1
分以内である。
【0032】本発明に用いられる各種の粉体塗料それぞ
れは、必要に応じて電荷制御剤を含有していてもよい。
この粉体塗料に含有される電荷制御剤の電荷制御機能
は、上記流動性向上剤の電荷制御機能に対応する。すな
わち、流動性向上剤が粉体塗料を正に帯電させるもので
ある場合は、その含有電荷制御剤も粉体塗料を正に帯電
させる。その流動性向上剤が粉体塗料を負に帯電させる
ものである場合は、その含有電荷制御剤も粉体塗料を負
に帯電させる。
【0033】その粉体塗料に含有される電荷制御剤につ
いては特に制限はない。負帯電用としては、例えば「バ
リファーストブラック3804」、「ボントロンS−3
1」、「ボントロンS−32」、「ボントロンS−3
4」、「ボントロンS−36」(以上、オリエント化学
社製)、「アイゼンスピロンブラックTVH」(保土ヶ
谷化学社製)等、銅フタロシアニン染料のような含金属
アゾ染料;例えば「ボントロンE−85」(オリエント
化学社製)のようなサリチル酸のアルキル誘導体の金属
錯体、例えば「Copy Charge NX VP4
34」(ヘキスト社製)のような四級アンモニウム塩等
を挙げることができる。また、正帯電用としては、例え
ば「PLZ−2001」、「PLZ−8001」(以
上、四国化成(株)社製)のようなイミダゾール誘導
体;例えば「COPY BLUE PR」(ヘキスト社
製)のようなトリフェルメタン誘導体;例えば「ボント
ロンP−51」(オリエント化学社製)、「Copy
ChargePX VP435」(ヘキスト社製)、セ
チルトリメチルアンモニウムブロミド等の四級アンモニ
ウム塩化合物;例えば「AFP−B」(オリエント化学
社製)のようなポリアミン樹脂等を挙げることができ
る。
【0034】本発明は上記実施形態に限定されない。例
えば、3色以上の粉体塗料を混合することで調色を行な
ってもよい。例えば、イエロー、マゼンタ、シアンの3
原色の粉体塗料を混合することで、目的とする色相に調
色できる。少なくとも2色の粉体塗料を混合することで
調色を行なう場合に、本発明を適用できる。粉体塗料の
出口に設けたコロナ電極と、そのコロナ電極に例えば7
0〜100KVの高電圧を印加する高電圧発生装置とを
有し、そのコロナ電極から放電を行なうことで粉体塗料
を帯電させる静電粉体塗装装置を用いることができる。
また、粉体塗料を帯電させることができるように、粉体
塗料の搬送路を囲む搬送面と粉体塗料との間の摩擦によ
り静電気を発生させる静電粉体塗装装置を用いることが
できる。また、粉体塗料の搬送路に設けられるメッシュ
を有し、粉体塗料を帯電させることができるように、そ
のメッシュと粉体塗料との間の摩擦により静電気を発生
させる静電粉体塗装装置を用いることができる。
【0035】
【実施例】本発明による静電粉体塗装方法による具体的
な実施例と、比較例とを対比した。まず、青色の粉体塗
料を製造した。その青色粉体塗料の組成は以下の通りで
ある。 ・ポリエステル樹脂(日本エステル社製、ER−8100、酸価=65.8mgKOH/g) 60部 ・ポリエステル樹脂(日本エステル社製、ER−8107、酸価=32.5mgKOH/g) 40部 ・銅フタロシアニン(山陽色素社製、シアニンブルーKRS) 7部 ・酸化チタン(石原産業社製、タイペークCR−90) 15部 ・硬化剤TGIC(チバガイギー社製アラルダイト、PT810) 10部 ・流展剤(BASF社製Acronal、4F) 1部 上記組成物を、川田社製スパーミキサーを使用して良く
混合した後、ブス社製コニーダー(APC30)を使用
して混練し、冷却し、日本ニューマチック社製PJM粉
砕機を使用して粉砕した。これにより、平均粒径20μ
mの第1青色粉体塗料と、平均粒径45μmの第2青色
粉体塗料とを得た。さらに、その第1青色粉体塗料10
0部に、流動性向上剤として日本アエロジル社製シリカ
(R972)0.1部を、三井鉱山社製ヘンシェルミキ
サーを使用して溶融することなく均一に混合し、第3青
色粉体塗料を得た。
【0036】次に、赤色の粉体塗料を製造した。その赤
色粉体塗料の組成は以下の通りである。 ・ポリエステル樹脂(日本エステル社製、ER−8100、酸価=65.8mgKOH/g) 100部 ・カーミン6B(住友化学社製、スミカプリント・カーミン6BC) 7部 ・酸化チタン(石原産業社製、タイペークCR−90) 15部 ・硬化剤TGIC(チバガイギー社製アラルダイト、PT810) 10部 ・流展剤(BASF社製Acronal、4F) 1部 上記青色粉体塗料の製造例と同様にして、平均粒径20
μmの第1赤色粉体塗料と、平均粒径45μmの第2赤
色粉体塗料とを得た。さらに、その第1赤色粉体塗料1
00部に、流動性向上剤として日本アエロジル社製シリ
カ(R972)0.1部を、ヘンシェルミキサーを使用
して溶融することなく均一に混合し、第3赤色粉体塗料
を得た。
【0037】以下の表1に、各粉体塗料の物性値とし
て、帯電量、軟化点、見掛け密度を示す。各粉体塗料の
物性値は、混合前に単独測定した場合の結果である。そ
の帯電量は、一定面積の基板上に塗着させた粉体塗料を
エアブローにより除去する際に、その基板から流出する
電流と除去された粉体塗料重量とを測定することで求め
た。その軟化点は、通常の高化式フローテスター(島津
製作所製)に、内径1mm、長さ1mmのダイを装着
し、20kgの荷重を作用させ、昇温することで温度と
流出量との関係を示す流出カーブを求める。その流出カ
ーブから求められる1/2流出温度を軟化点とした。そ
の見掛け密度は、通常のパウダーテスター(細川ミクロ
ン社製)を用いて通常の方法により測定した。
【0038】
【表1】
【0039】(実施例1)第1青色粉体塗料50部と第
1赤色粉体塗料50部を、ヘンシェルミキサーを使用し
て溶融することなく均一に混合した。その混合された粉
体塗料100部に、流動性向上剤として日本アエロジル
社製シリカ(R972)0.1部を、ヘンシェルミキサ
ーを使用して溶融することなく均一に混合して粉体塗料
を得た。公知の静電粉体塗装装置(オノダGXサービス
社製GX5000)により、その得られた粉体塗料を帯
電させ、その帯電させた粉体塗料により塗膜を形成し
た。しかる後に、その塗膜の焼き付けを行なった。
【0040】(実施例2)上記本発明の実施形態の静電
粉体塗装装置により、第1青色粉体塗料と、第1赤色粉
体塗料と、流動性向上剤として日本アエロジル社製シリ
カ(R972)とを溶融することなく混合し、その混合
された粉体塗料を帯電させ、その帯電させた粉体塗料に
より塗膜を形成した。しかる後に、その塗膜の焼き付け
を行なった。その静電粉体塗装装置における第1青色粉
体塗料と、第1赤色粉体塗料と、流動性向上剤の搬送重
量比は、50:50:0.1とした。
【0041】(比較例1)第1青色粉体塗料50部と第
1赤色粉体塗料50部を、ヘンシェルミキサーを使用し
て溶融することなく均一に混合した。その混合された粉
体塗料を、実施例1と同じ公知の静電粉体塗装装置によ
り帯電させ、その帯電させた粉体塗料により塗膜を形成
した。しかる後に、その塗膜の焼き付けを行なった。
【0042】(比較例2)第3青色粉体粉体塗料50重
量部と第3赤色粉体塗料50部を、ヘンシェルミキサー
を使用して溶融することなく均一に混合した。その混合
された粉体塗料を、実施例1と同じ公知の静電粉体塗装
装置により帯電させ、その帯電させた粉体塗料により塗
膜を形成した。しかる後に、その塗膜の焼き付けを行な
った。
【0043】(比較例3)上記本発明の実施形態の静電
粉体塗装装置により、第1青色粉体塗料と、第1赤色粉
体塗料とを溶融することなく混合し、その混合された粉
体塗料を帯電させ、その帯電させた粉体塗料により塗膜
を形成した。しかる後に、その塗膜の焼き付けを行なっ
た。その静電粉体塗装装置における第1青色粉体塗料
と、第1赤色粉体塗料との搬送重量比は、50:50と
した。
【0044】(比較例4)上記本発明の実施形態の静電
粉体塗装装置により、第2青色粉体塗料と、第2赤色粉
体塗料と、流動性向上剤として日本アエロジル社製シリ
カ(R972)とを溶融することなく混合し、その混合
された粉体塗料を帯電させ、その帯電させた粉体塗料に
より塗膜を形成した。しかる後に、その塗膜の焼き付け
を行なった。その静電粉体塗装装置における第2青色粉
体塗料と、第2赤色粉体塗料と、流動性向上剤の搬送重
量比は、50:50:0.1とした。
【0045】以下の表2に、各実施例と比較例の、塗装
時における粉体塗料の流動状態と、塗膜の状態と、塗着
効率を示す。その塗着効率は、粉体塗料の全供給重量に
対する塗膜として付着した重量の割合である。
【0046】
【表2】
【0047】上記表2より、本発明によれば、流動性向
上剤の添加により塗装時における複数種類の粉体塗料の
流動性を向上し、色ムラのない均一な色相の塗膜を得る
ことができ、塗着効率を向上できることを確認できる。
さらに、本発明の静電粉体塗装装置によれば、ミキサー
を用いた場合と同様に、流動性を向上し、色ムラのない
均一な色相の塗膜を得ることができ、塗着効率を向上で
きることを確認できる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、色相が互いに異なる複
数種類の粉体塗料を用いて調色を行なって静電粉体塗装
を行なう場合に、粉体塗料粒子の径を必要以上に小さく
することなく、色ムラのない均一な色相の塗膜を形成で
きる。また、調色された粉体塗料の帯電性能を低下させ
ることなく、塗着効率を向上し、塗膜の均一性を向上で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の静電粉体塗装用ガンの斜視
【符号の説明】
2 本体 3a、3b 粉体塗料入口 4 流動性向上剤入口 5 出口 7 搬送路 11 混合空間 12 帯電空間 17 第1回転部材 18 第2回転部材 21、22 線状部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色相が互いに異なる複数種類の粉体塗料
    を、溶融させることなく混合することで調色を行ない、 その混合において、電荷制御機能を有する流動性向上剤
    を同時に溶融させることなく混入し、 その流動性向上剤を含む混合された粉体塗料を帯電さ
    せ、 その帯電させた粉体塗料により静電粉体塗装を行なう静
    電粉体塗装方法。
  2. 【請求項2】 前記各粉体塗料と流動性向上剤との混合
    と、その混合された粉体塗料の帯電と、その帯電された
    粉体塗料の塗装対象への噴出とを、各粉体塗料と流動性
    向上剤とを搬送しつつ、連続して行なうことを特徴とす
    る請求項1に記載の静電粉体塗装方法。
  3. 【請求項3】 その粉体塗料と流動性向上剤の搬送路に
    おいて、その粉体塗料と流動性向上剤とを搬送する圧力
    空気により翼を有する回転部材を回転させることで、そ
    の粉体塗料と流動性向上剤とを混合する請求項2に記載
    の静電粉体塗装方法。
  4. 【請求項4】 本体と、 その本体に形成された複数の粉体塗料入口と、 その本体に形成された流動性向上剤入口と、 その本体に形成された出口と、 各入口と出口とを連絡する前記本体内部の搬送路とを備
    え、 その搬送路は、混合空間と、この混合空間の下流の帯電
    空間とを有し、 その混合空間に、前記各粉体塗料入口から導入される粉
    体塗料と、前記流動性向上剤入口から導入される流動性
    向上剤とを混合する手段が設けられ、 その帯電空間に、その流動性向上剤を含む混合された粉
    体塗料を帯電させる手段が設けられ、 その出口から、その帯電された粉体塗料を噴出可能な静
    電粉体塗装装置。
  5. 【請求項5】 その混合空間に、その粉体塗料入口と流
    動性向上剤入口とから導入される空気の圧力により回転
    する翼を有する回転部材が設けられ、 その回転部材の回転により粉体塗料と流動性向上剤とが
    混合される請求項4に記載の静電粉体塗装装置。
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