JPH1056196A - 高速型放射線検出器 - Google Patents

高速型放射線検出器

Info

Publication number
JPH1056196A
JPH1056196A JP9109465A JP10946597A JPH1056196A JP H1056196 A JPH1056196 A JP H1056196A JP 9109465 A JP9109465 A JP 9109465A JP 10946597 A JP10946597 A JP 10946597A JP H1056196 A JPH1056196 A JP H1056196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
injection
semiconductor
voltage
radiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9109465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4170411B2 (ja
Inventor
Richard Dr Rer Nat Matz
マッツ リヒャルト
Andreas Dr Rer Nat Jahnke
ヤーンケ アンドレアス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JPH1056196A publication Critical patent/JPH1056196A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4170411B2 publication Critical patent/JP4170411B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/24Measuring radiation intensity with semiconductor detectors
    • G01T1/241Electrode arrangements, e.g. continuous or parallel strips or the like
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/08Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof in which radiation controls flow of current through the device, e.g. photoresistors
    • H01L31/10Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof in which radiation controls flow of current through the device, e.g. photoresistors characterised by potential barriers, e.g. phototransistors
    • H01L31/115Devices sensitive to very short wavelength, e.g. X-rays, gamma-rays or corpuscular radiation

Landscapes

  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に高エネルギビーム用の直接変換形放射線
検出器において、電荷キャリアの平均的な自由遷移距離
の範囲にあるアクティブな厚い半導体層のもとでも、よ
り良好な応答速度が高精度のもとで達成されるように改
善を行うこと。 【解決手段】 第1の電極及び第2の電極を、作動電圧
の供給のために前記半導体の相互に対向している第1及
び第2の主要面に設け、前記測定装置を、前記第1の電
極と第2の電極の間で放射線によって形成される信号電
流を検出するために設け、前記注入電極を、該注入電極
と第2の電極との間に注入電圧を供給しさらに放射線に
依存しない暗電流を生成するために前記第1の主要面に
設け、前記第1の電極と注入電極を、交差指形構造に構
成し、作動電圧を注入電圧よりも大きくかつ前記電極に
おける電圧が検出器の適用に応じて相互に依存すること
なく設定可能であるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速型放射線検出
器に関する。
【0002】
【従来の技術】可視のIR領域とUV領域の電磁ビーム
を検出するためには、直接変換形の検出器が用いられ
る。この検出器は、光導電体、ホトダイオードとして動
作したり光起電力作用によって動作する。
【0003】X線ビームやガンマビームの定量的検出に
対しては、平均エネルギー量が10〜150keVの場
合には、従来のガス充填形イオン管や固体シンチレータ
が光電子増倍管又は半導体ホトダイオードと密接に関係
して用いられる。最初のケースではX線ビームのイオン
化作用がそれによって形成される電荷の検出に直接用い
られる。第2のケースでは固体発光体の発光特性が、
X線ビームを低エネルギの特に可視ビームに変換するの
に用いられる。これらは感光膜を介して又は可視光用ビ
ーム検出器を介して検出される。
【0004】前記直接変換形検出器は、高い分解能と同
時に高い検出感度も備えしかもそのコンパクトで簡単な
構造のために益々X線ビームやガンマビームの検出に用
いられる。この検出器は、比較的原子量の大きいそして
吸収性も良好な例えばCdTe,HgI2,PbI2等の
半導体材料やその他のいくつかの化合物半導体からな
る。このような検出器ではX線エネルギが内部の光励起
によって直接電気的な信号電流に変換される。
【0005】直接変換形検出器の最も簡単な構造は、常
時高抵抗な半導体からなる僅かな真性導電率の光導電体
である。半導体の2つの対向する側に被着された電極間
の暗電流は、一方では半導体の帯域ギャップによってそ
して他方ではそのような電極の、半導体に対して十分に
高いショットキーバリアを構築する材料の選択によって
低減可能である。
【0006】暗電流のさらなる別の低減は、PINダイ
オード構造か又はコンタクト下方の半導体のpドーピン
グないしnドーピングによって達成される。
【0007】直接変換形のX線検出器の構造におけるさ
らなる基準は、吸収性のアクティブな半導体層を形成す
る層の厚さである。X線ビームの完全な吸収には、十分
な半導体層の厚さが要求される(例えばテルル化カドミ
ウムの場合1〜2mm)。しかしながらこのような厚さ
の半導体層を有する検出器は、電子的な欠点を有する。
なぜなら放射線によって生成される多数の電荷が電極に
達する前に再結合と付着個所における捕獲(トラッピン
グ)によって失われるからである。これは測定可能な信
号電流の低減に結び付く。その他にもそれによって比較
的多くの電荷キャリアが半導体中に残留する(例えば不
動のホール、これは半導体中で正の空間電荷を形成す
る)。これは少なくとも外側に形成される電気的なフィ
ールドの完全な遮閉にまで達し得る形状変化と、以下に
述べる相応の測定信号電流の低下に結び付く可能性があ
る。その上さらに半導体中に付着した電荷が特にエネル
ギ的に深い所の付着個所からは緩慢にしか放出されなく
なる(デトラッピング)。そのため測定信号は入射した
放射線の遮断の際にも緩慢にしか減衰されない。それに
伴って入射する放射線の強度変化に対する検出器の応動
時間は、多くの適用ケースにおいて許容できないくらい
に延長される。パルス状放射線での検出器の作動のもと
では最大許容パルス周波数が低減する。
【0008】このような欠点のためにこれまではこの種
の直接変換形放射線検出器は、比較的少ないX線量か又
はガンマ線量のもとでしか専用の線量計として使用もし
くは適用できなかった。これらは不活性であり、それに
伴って緩慢なトラッピングないしデトラッピング過程し
か許容されない。この場合線量計の動作中では個々の量
子に関しては、105Quantum/s程度の量子化レートまで
分解能が可能である。CdTeに対しては、平均光電流
ないし帯電電流が0.1nA/mm2でもって約1〜10
nA/mm2の暗電流以下であることがはっきりしてい
る。固有の量子カウンタとしての使用の際には半導体材
料に例えば金が用いられたコンタクトの場合、比較的高
い導体許容電流(約100nA/mm2)に結び付けられ
てこれが僅しか放出されない残留電荷を“回復”させ
る。
【0009】しかしながら多くの適用においては、検出
器が比較的高いデータレートの場合に104までの高い
量子流に対して線形に応動しなければならない。その場
合1μA/mm2までの帯電が達成される。これは暗電流
の20倍にあり、もはや十分な期間内での補償は無理で
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、特に
高エネルギビーム用の直接変換形放射線検出器におい
て、電荷キャリアの平均的な自由遷移距離の範囲にある
アクティブな厚い半導体層のもとでも、より良好な応答
速度が高精度のもとで達成されるように改善を行うこと
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、半導体と、第1の電極及び第2の電極と、測定装置
と、付加的な注入電極とを有し、前記第1の電極及び第
2の電極は、作動電圧の供給のために前記半導体の相互
に対向している第1及び第2の主要面に設けられてお
り、前記測定装置は、前記第1の電極と第2の電極の間
で放射線によって形成される信号電流を検出するために
設けられており、前記注入電極は、該注入電極と第2の
電極との間に注入電圧を供給しさらに放射線に依存しな
い暗電流を生成するために前記第1の主要面に設けられ
ており、前記第1の電極と注入電極は、交差指形構造で
構成されており、作動電圧が注入電圧よりも大きくかつ
前記電極における電圧が検出器の適用に応じて相互に依
存することなく設定可能であるように構成されて解決さ
れる。
【0012】本発明の別の有利な実施例は従属請求項に
記載される。
【0013】本発明の基礎をなす考察は、半導体中の欠
乏個所に付着する残留電荷が逆に帯電された電荷キャリ
アの付加的注入によって補償できることにある。検出器
においては、これが半導体の主要面上に付加的に被着さ
れる注入電極によって実現される。この場合この注入電
極の電位は本来の測定電極の電位に応じて設定される。
しかしながらこの場合注入電極と第2の(対抗)電極と
の間に印加される注入電圧は、第1と第2の電極間に印
加される検出器の作動電圧よりも低い。
【0014】第1の電極と注入電極(これらは2つとも
半導体の同じ主要面に形成される)は交差指型構造を有
している。換言すれば、これら2つの電極は構造化され
て形成されており、この場合2つの電極の構造化要素は
相互に係合している。そのため2つの電極の交錯してい
る配置構成は表面的に生じる。このことは次のような利
点となる。すなわち帯電された付着個所の補償のための
電荷キャリアの注入が表面に亘って均等に行われる。そ
のためそれによって形成される二次的暗電流も半導体全
体の多くの容積部分を貫流し、その際にそこに付着して
いる(残留)電荷が補償される。注入電極の構造がより
細分化されればされるほど、あるいは注入電極と第1の
電極の交差指型構造の分割がより微細化されればされる
ほど、注入電流によって測定される容積とそれに伴う付
着残留電荷の補償がより高められる。それによりこの補
償は、第1の電極に対する注入電極の面積比にも依存し
ない。それ故に前記面積比は1よりもさらに小さくする
ことができる(例えば0.1〜0.5)。この第1の電極
の高い面積率によれば信号電流がごく僅かしか低減され
ないことが保障される。
【0015】有利には注入電極に対して、次のような金
属が選択される。すなわち半導体において、注入すべき
電荷キャリアに対し信号電極ないし第1の電極の金属よ
りも低いショットキーバリアを形成する金属が選択され
る。それによって注入電極から半導体への注入すべき電
荷キャリアの遷移が容易となり、残留電荷を補償する二
次的暗電流が注入電極と第2の電極との間に生成され
る。しかしながらこれは信号電流には影響を及ぼさな
い。
【0016】本発明による検出器は、半導体の厚さが増
したり電極間の距離が広くなるような欠点を補償するの
で、平面的な形状が可能となり、その厚さも入射する放
射線の吸収に必要な厚さまで十分に可能である。
【0017】入射する放射線に関する局所的解析情報も
検出器によって同時に得るために、第1の電極は少なく
とも2つの、有利にはそれ以上の電気的に相互に絶縁さ
れた部分電極で構成される。この場合各部分電極におけ
る信号電流は、それ以外の部分電極に依存することなく
定められる。放射線量子がその近傍で半導体内へ吸収さ
れる部分電極においてのみ信号電流が測定可能であるの
で、入射する放射線はそのように局所的に解析されて検
出可能である。
【0018】本発明の有利な実施例によれば、半導体に
高エネルギビームに対して高い捕獲断面を有する化合物
半導体材料が含まれている。すなわち原子番号の大きな
材料を含んでいる。そのために有利な材料は、ガリウム
砒素、特にテルル化カドミウムである。テルル化カドミ
ウムからなる半導体材料に対しては、有利には、インジ
ウムと金と白金からなる電極の組合せが形成される。イ
ンジウムはテルル化カドミウムに対して一方で電極に対
して比較的低いショットキーバリアを形成し、それ以外
にテルル化カドミウム内の拡散によってnドーピング領
域を形成する。それに対して金と白金はテルル化カドミ
ウム上にインジウムよりも高いショットキーバリアを電
極に対して形成する。
【0019】pドーピングされたテルル化カドミウムか
らなる半導体では、注入電極と第2の電極がインジウム
で形成され、第1の電極は金又は白金で形成可能であ
る。この場合2つの電極の下方にはnドーピング領域が
維持され、それに伴ってpn接合部が形成される。イン
ジウムからなる注入電極の下方では、半導体のpドーピ
ング領域が、拡散されたインジウムによって補償され
る。
【0020】本発明による検出器の作動に対しては、第
1と第2の電極に作動電圧が遮断方向で印加される。こ
の電圧は通常10〜100Vの範囲で選択される。有利
には、高価で故障の少ない高抵抗な半導体材料が選定さ
れる。真性テルル化カドミウムは、例えば109Ω・c
mの固有抵抗を有している。そのため半導体の厚さが約
1〜2mmの場合では良好な測定電流を得るのに50V
の電圧が適している。
【0021】注入電極に供給される電位は遮断方向に形
成される注入電圧に結び付く。これは作動電圧よりも低
く選定される。作動電圧に対する注入電圧の正確な比率
によって本発明による検出器の応動特性は最適化され
る。比較的高い注入電圧は、比較的高い二次的暗電流と
なり、放射線吸収後に半導体内へ付着する残留電荷の迅
速な補償と測定信号の速やかな減衰に結び付く。同時
に、測定可能な信号の最大レベルも低減する。この最適
化とは一方では信号電流の迅速な減衰とそれに伴う比較
的高い測定周波数の間での適合化を意味し、他方では高
い測定信号とそれによる検出器の高い感度の間での適合
化を意味する。
【0022】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に基づき詳細に
説明する。
【0023】以下では本発明の有利な実施形態としてテ
ルル化カドミウムからなる半導体を用いた検出器の例で
説明する。
【0024】図1:例えばプレート状の半導体1は、P
-CdTeからなり、この厚さdは例えば1.5mmであ
る。半導体1の第1の表面には狭幅な例えば帯状に形成
された第1の電極2と、それよりもさらに狭幅な例えば
帯状に形成された注入電極3が被着されている。図1で
は第1の電極2は1つしか示されてなく、この電極の両
側にはそれよりもさらに狭幅な帯状の2つの注入電極が
隣接している。第1の電極2に対する材料としては例え
ば1μmの厚さの金薄膜が使用され、それに対して注入
電極3は約1μmの厚さのインジウム膜で構成されてい
る。半導体1の対向側にある第2の主要面には第2の電
極4が設けられている。この電極は例えば完全に扁平に
被着されたインジウム薄膜からなる。
【0025】注入電極3の下方には、nドーピング領域
6が存在し、第2の電極4の上方にはnドーピング領域
5が存在する。これは半導体の電極からの例えばインジ
ウムの拡散によって形成される。このようにして第1の
電極2と注入電極3の間、そして第1の電極2と第2の
電極4の間にそれぞれ1つの遮閉されたpn接合部が形
成される。付加的に注入電極3と第1の電極2は第2の
電極4に対して陰極として切換られる。この実施例では
第2の電極4がアース電位におかれ、注入電極に対する
端子7は45Vにおかれ、第1の電極に対する端子8は
50Vにおかれる。それによりアース電位に対して注入
電極3に印加される注入電圧は、アース電位に対して第
1の電極2に印加される作動電圧よりも10%低くな
る。図中では並列に接続されている、そして電極2,4
に接続された測定器9が強調的に示されている。
【0026】電極が印加電位におかれると直ちに注入電
極3からは電子が半導体1内に注入される。これらは図
中に示されている電流経路10に沿って、陽極におかれ
た第2の電極まで流れる。この注入による(二次的)暗
電流は、外部から入射した放射線に依存せず、さらに注
入電極3と半導体1の間の低いショットキーバリアによ
って助成される。電流経路10の領域内の正に帯電され
る、半導体1内部の付着個所は、この注入による暗電流
によって放電され、それに伴って不活性化される。注入
電極3と第1の電極2の被着電極構造が細分化されれば
されるほど、そしてそれらの電極間の間隔が狭まれば狭
まるほど、注入による暗電流によって検出される半導体
1の容積部分が多くなる。
【0027】図2には第1の主要面上で可能な交差指型
電極構成の概略が示されている。
【0028】図2のaには注入電極3と第1の電極2が
櫛状構造体として構成され、それらの歯が相互に係合さ
れた形の簡単な実施例が示されている。
【0029】第1の主要面上での電極構造の別の実施形
態では、図2のbに示されているように、注入電極と第
1の電極がそれぞれ相互に平行して渦巻き状に配置され
る。図示の電極面に対して垂直方向の各断面では図1に
示されているように2つの電極構造部2,3の交互の連
続がみられる。
【0030】図2のcには、2つの電極が櫛状に相互に
係合したさらに別の電極構造が示されている。この実施
例cと前記実施例a,bとの根本的な違いは、第1の電
極2が電気的に相互に絶縁されて依存し合わない2つの
部分電極に分割されている点である。これらの電極から
は相互に依存しない信号電流が測定可能である。入射し
た放射線によって電荷キャリア対が形成される個所に依
存して、入射放射線の局所的解析の可能な検出が達成さ
れる。半導体1の大きさないしは得られる面の大きさに
応じて第1の電極2は多数の部分電極を有してもよい。
これらは直列状に隣接したり、面上で分散され、入射す
る放射線の一次的又は二次的な局所的解析が可能であ
る。
【0031】図3には、図1に示された検出器断面上の
荷電キャリアの電位経過が三次元的に示されている。断
面の局所座標はx軸とy軸に相応する。それに対してz
軸上には伝導体における電子13の電位エネルギEが示
されている。この値は価電子帯の正孔14の電位エネル
ギの極性反転されたものに相応する。図からわかるよう
に、一方では第1の電極2と注入電極3との間に、そし
て他方では第1の電極2と第2の電極4との間に電位斜
面が形成され、それに対して第1の電極2と注入電極3
との間にはそれよりも僅かな第2の電子斜面が形成され
る。電極2、3、4を介した正確なエネルギないし電位
の高さは、印加される電位から得られる。それに対して
半導体1上のないしは該半導体1の図示の断面上のエネ
ルギ電位Eは付加的にさらに優勢なドーピング領域とそ
れによって形成されるpn接合部の内部フィールドによ
って増加される。半導体1に対する第1の電極2の断面
近傍の比較的高い電位壁はショットキーバリア(電子に
対する)まで後退する。これは半導体1(CdTe)に
対して使用される電極材料(金又は白金)で形成され
る。それに比べて明らかに低い電位壁は注入電極3と半
導体1との間の境界面に生じる。
【0032】図3には電荷キャリア対13/14も示さ
れている。これらは矢印12に沿って半導体1内へ入射
する高エネルギビームに基づいて形成される。これらは
そのつどの電荷キャリアタイプ毎に有効な電位斜面に応
じて、最も低いエネルギ電位を有する電極の方へ(当該
実施例の場合では第2の電極4と第1の電極2)移動す
る。さらに図中では欠乏個所15が強調的に示されてい
る。これは所定のタイプの電荷キャリアを捕獲して留め
る。さらなる放射線ビーム12がもはや入射しなくなっ
ても半導体1内に帯電された状態15で留まる。
【0033】図4には二次的暗電流が矢印11で示さ
れ、その電荷特性が符号13で示されている。この暗電
流は、入射する放射線12に依存することなく、注入電
極3から半導体1内への電子13の注入によって形成さ
れる。注入された電子の一部は、帯電された状態15で
捕獲される。これは補償可能である。その他の電子は第
2の電極4の方へ遷移する。これらの暗電流は専ら注入
電極3と第2の電極4の間を流れるため、第1の電極2
と第2の電極4の間に接続される測定機器9の測定信号
には結び付かない。これらは専ら放射線によって誘起さ
れる“ホト電流”に応答する。この電流の発生は図3に
示されている。
【0034】本発明のさらに別の実施例によれば、半導
体中の欠乏個所(トラップ)が負に帯電される。このト
ラップ16は、正に帯電された電荷キャリア(正孔)1
4の注入によってのみ補償可能なので、この場合は第1
の実施例に比べて全ての電極の逆の極性付けが必要とな
る。例えば再びゼロ電位におかれた第2の電極4のもと
では第1の電極2と注入電極3は正の電位におかなけれ
ばならない。ここでも、注入電極3と第2の電極4の間
に印加される注入電圧は例えば第1の電極2と第2の電
極4との間に印加される作動電圧よりも10%低く選択
される。注入電極3は、半導体に対して第1の電極2よ
りも低いショットキーバリア(正孔に対して)を形成す
る材料からなる。
【0035】図5にはそのような検出器の断面上での電
位経過が示されている。z軸上には正孔に対する電位エ
ネルギが示されている。それに対してx軸とy軸は図示
の断面の二次元的座標系である。このような検出器もピ
ンダイオード構造を有する、テルル化カドミウムからな
る半導体1でもって表すことができる。半導体の遷移の
配向ないし方向付けは、形成される内部フィールドが外
部から印加される電位によって増加されるように行われ
る。それ故にnドーピング領域は第2の電極の下方にお
かれる。
【0036】放射線ビーム12によって注入される電荷
キャリア対13/14は、第1の実施例と同じように電
極2,4に収集される。しかしながらここでは電子13
は第1の電極2の方へ収集され、正孔14は第2の電極
4の方へ収集される。
【0037】図6には、専ら二次的暗電流11が示され
ている。この実施例では、注入電極3から正の電荷キャ
リア14が半導体1に対して注入され、負に帯電された
トラップ16を補償している。この暗電流11も、第1
と第2の電極に接続されている測定機器9のもとでの測
定信号には結び付かない。交差指型構造はここでも、二
次的暗電流が半導体の多くの容積部分を貫流することを
可能にしている。
【0038】本発明による放射線検出器は、入射する放
射線ビームに対する良好な応動特性のみならず、放射線
の遮断後の信号の速やかな減衰も可能にしている。この
ことは、パルス状の放射線の場合でも迅速な測定ないし
は高い測定周波数を可能にする。この測定周波数はもは
や厚みを増す半導体に左右されないので、吸収範囲に応
じた厚さでの実施が可能となる。このことは高い測定信
号を補償し、それに伴って高感度な検出器が実現され
る。この検出器をX線ビームの検出のために使用する場
合には、高い測定周波数が可能となる。蛍光材又はイオ
ン管をベースとする非直接形の検出器に比べて本発明に
よる検出器は非常に簡素な構造を有している。さらに本
発明による放射線検出器の構造特性は、入射される放射
線信号の一次元的又は二次元的局所解析を可能にする検
出器アレイの簡単な構築をも可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による検出器の概略的な断面図である。
【図2】内部電極構造を示した図である。
【図3】第1の検出器における電位分布を概略的に表し
た図である。
【図4】第1の検出器における電位分布を概略的に示し
た図である。
【図5】第2の検出器における電位分布を概略的に示し
た図である。
【図6】第2の検出器における電位分布を概略的に示し
た図である。
【符号の説明】
1 半導体 2 第1の電極 3 注入電極 4 第2の電極 7 端子 8 端子 9 測定器 12 放射線ビーム 13 電子 14 正孔

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速型放射線検出器において、 半導体(1)と、 第1の電極(2)及び第2の電極(4)と、 測定装置(9)と、 付加的な注入電極(3)とを有し、 前記第1の電極(2)及び第2の電極(4)は、作動電
    圧の供給のために前記半導体(1)の相互に対向してい
    る第1及び第2の主要面に設けられており、 前記測定装置(9)は、前記第1の電極(2)と第2の
    電極(4)の間で放射線によって形成される信号電流を
    検出するために設けられており、 前記注入電極(3)は、該注入電極(3)と第2の電極
    (4)との間に注入電圧を供給しさらに放射線に依存し
    ない暗電流(10)を生成するために前記第1の主要面
    に設けられており、 前記第1の電極(2)と注入電極(3)は、交差指形構
    造で構成されており、 作動電圧が注入電圧よりも大きくかつ前記電極における
    電圧が検出器の適用に応じて相互に依存することなく設
    定可能であることを特徴とする、高速型放射線検出器。
  2. 【請求項2】 前記電極に対する材料が種々異なってお
    り、前記注入電極(3)に対する材料は、半導体(1)
    に対して、注入すべき電荷キャリアのショットキーバリ
    アが前記第1の電極(2)よりも少なくなるように選択
    されている、請求項1記載の高速型放射線検出器。
  3. 【請求項3】 前記半導体(1)はpn構造化又はピン
    構造を有している、請求項1又は2記載の高速型放射線
    検出器。
  4. 【請求項4】 前記注入電極(3)の下方に、第1の導
    電タイプのドーピングによる限定領域が設けられてお
    り、該領域は第1の電極(2)下方のドーピング領域と
    は逆の特性を有している、請求項3記載の高速型放射線
    検出器。
  5. 【請求項5】 前記注入電極(3)に対する前記第1の
    電極(2)の面積比は1よりも大きい、請求項1〜4い
    ずれか1項記載の高速型放射線検出器。
  6. 【請求項6】 前記第1の電極(2)は電気的に絶縁さ
    れた少なくとも2つの部分電極(2a,2b)に分割さ
    れ、該部分電極の各信号電流は依存することなく検出可
    能である、請求項1〜5いずれか1項記載の高速型放射
    線検出器。
  7. 【請求項7】 前記半導体(1)は、テルル化カドミウ
    ムを含んでいる、請求項1〜6いずれか1項記載の高速
    型放射線検出器。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の検出器を作動させるた
    めの方法において、 第1の電極(2)と第2の電極(4)の間で作動電圧を
    設定し、 注入電極(3)と第2の電極(4)の間で、作動電圧よ
    りも低く選定された注入電圧を設定し、 検出器をパルス状の放射線ビームにさらし、 第1の電極と第2の電極の間で放射線によって生成され
    た信号電流を検出し、 所定の作動電圧のもとで、信号が放射線変調に対して十
    分迅速に反応するように注入電圧を設定し、 信号電流の高さを放射線の強度に対応付けすることを特
    徴とする、方法。
  9. 【請求項9】 半導体(1)内に付着する電荷の極性の
    補償のために注入電極(3)を電荷に対抗する電位にお
    く、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記注入電圧を作動電圧よりも約10
    %低く設定する、請求項8又は9記載の方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜7いずれか1項記載の検出
    器をX線ビームの迅速な検出のために用いる、請求項8
    記載の方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜7いずれか1項記載の検出
    器を医療用X線診断に用いる、請求項8記載の方法。
JP10946597A 1996-04-25 1997-04-25 高速型放射線検出器 Expired - Fee Related JP4170411B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19616545.8 1996-04-25
DE19616545A DE19616545B4 (de) 1996-04-25 1996-04-25 Schneller Strahlungsdetektor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1056196A true JPH1056196A (ja) 1998-02-24
JP4170411B2 JP4170411B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=7792430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10946597A Expired - Fee Related JP4170411B2 (ja) 1996-04-25 1997-04-25 高速型放射線検出器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5821539A (ja)
JP (1) JP4170411B2 (ja)
DE (1) DE19616545B4 (ja)
FR (1) FR2748158B1 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004138472A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 放射線検出素子、放射線検出装置、放射線ct装置及び放射線検査装置
JP2006234661A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Toshiba Corp 放射線入射位置検出装置および放射線入射位置検出方法
JP2010527453A (ja) * 2007-05-15 2010-08-12 エアロフレックス コロラド スプリングス インコーポレイテッド エネルギーに対して感度を有する、直接変換型放射線検出器
JP2013205140A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Sony Corp 撮像装置および撮像表示システム
JP2015507841A (ja) * 2011-12-13 2015-03-12 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 放射線検出器
WO2015084068A1 (ko) * 2013-12-04 2015-06-11 주식회사 레이언스 엑스선 디텍터 및 이를 이용한 엑스선 영상장치와 이의 구동방법
JP2015534043A (ja) * 2012-08-23 2015-11-26 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 半導体装置、放射ディテクタ及び製造方法
JP2016505827A (ja) * 2012-12-04 2016-02-25 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 光子計数x線検出器
JP2018500556A (ja) * 2014-12-17 2018-01-11 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 電離放射線を検出する検出器及び方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6069360A (en) * 1998-05-08 2000-05-30 Lund; James C. Method and apparatus for electron-only radiation detectors from semiconductor materials
US6621084B1 (en) 1998-09-24 2003-09-16 Elgems Ltd. Pixelated photon detector
GB9907120D0 (en) * 1998-12-16 1999-05-19 Cambridge Display Tech Ltd Organic light-emissive devices
US6281507B1 (en) * 1999-06-30 2001-08-28 Siemens Medical Systems, Inc. Interdigital photoconductor structure for direct X-ray detection in a radiography imaging system
FR2832220B1 (fr) * 2001-11-14 2004-08-27 Univ Paris Curie Procede et dispositif d'imagerie radiologique
US7145986B2 (en) * 2004-05-04 2006-12-05 General Electric Company Solid state X-ray detector with improved spatial resolution
US7701027B1 (en) * 2005-03-04 2010-04-20 Hrl Laboratories, Llc Method and apparatus for reduction of non-adaptive signals in photo-EMF sensors
DE102008038356B4 (de) 2008-08-19 2010-05-12 Siemens Aktiengesellschaft Zählratengesteuertes Schema einer elektronischen Schaltung zur Bereitstellung eines stabilen Basispegelsignals für hohe Signalintensitäten
US8955776B2 (en) * 2010-02-26 2015-02-17 Alstom Technology Ltd Method of constructing a stationary coal nozzle
CN103261914B (zh) * 2010-12-07 2016-03-23 皇家飞利浦电子股份有限公司 直接转换x射线探测器
DE102011003246B4 (de) * 2011-01-27 2013-02-14 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Detektieren von Strahlung und zugehörige Sensoreinheit
CN102231394B (zh) * 2011-07-01 2013-01-02 北京理工大学 一种太阳能电池板除尘梳状电路及其工作系统
RU2015121968A (ru) 2012-11-09 2017-01-10 Конинклейке Филипс Н.В. Подзонное инфракрасное облучение для кристаллов детекторов
DE102014201772B4 (de) * 2014-01-31 2017-10-12 Siemens Healthcare Gmbh Direktkonvertierender Röntgenstrahlungsdetektor, CT-System und Verfahren hierzu
BR112017002916A2 (pt) * 2014-12-05 2017-12-05 Koninklijke Philips Nv dispositivo detector de raios x para detecção de radiação de raio x a um ângulo inclinado em relação à radiação de raio x, sistema e método de imageamento por raios x, elemento de programa de computador para controlar um dispositivo ou um sistema, e mídia legível por computador
RU2626016C1 (ru) * 2016-08-22 2017-07-21 Федеральное государственное казенное учреждение "12 Центральный научно-исследовательский институт" Министерства обороны Российской Федерации Способ определения местоположения короткоимпульсного высотного источника рентгеновского излучения с помощью средств космического базирования

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3415439A1 (de) * 1984-04-25 1985-10-31 Josef Dipl.-Phys. Dr. 8048 Haimhausen Kemmer Halbleiterdetektor mit niedriger kapazitaet
EP0179828B1 (de) * 1984-04-25 1989-07-19 KEMMER, Josef, Dr. Grossflächiger halbleiterstrahlungsdetektor niedriger kapazität
EP0473125B1 (en) * 1990-08-30 1996-01-31 Shimadzu Corporation Radiation detector
US5391882A (en) * 1993-06-11 1995-02-21 Santa Barbara Research Center Semiconductor gamma ray detector including compositionally graded, leakage current blocking potential barrier layers and method of fabricating the detector
DE4442853A1 (de) * 1994-12-01 1995-10-26 Siemens Ag Photodiodenarray
US5677539A (en) * 1995-10-13 1997-10-14 Digirad Semiconductor radiation detector with enhanced charge collection

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004138472A (ja) * 2002-10-17 2004-05-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 放射線検出素子、放射線検出装置、放射線ct装置及び放射線検査装置
JP2006234661A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Toshiba Corp 放射線入射位置検出装置および放射線入射位置検出方法
JP2010527453A (ja) * 2007-05-15 2010-08-12 エアロフレックス コロラド スプリングス インコーポレイテッド エネルギーに対して感度を有する、直接変換型放射線検出器
JP2015507841A (ja) * 2011-12-13 2015-03-12 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 放射線検出器
JP2013205140A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Sony Corp 撮像装置および撮像表示システム
JP2015534043A (ja) * 2012-08-23 2015-11-26 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 半導体装置、放射ディテクタ及び製造方法
JP2016505827A (ja) * 2012-12-04 2016-02-25 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 光子計数x線検出器
US10422892B2 (en) 2012-12-04 2019-09-24 Koninklijke Philips N.V. Photon counting X-ray detector
WO2015084068A1 (ko) * 2013-12-04 2015-06-11 주식회사 레이언스 엑스선 디텍터 및 이를 이용한 엑스선 영상장치와 이의 구동방법
US10222487B2 (en) 2013-12-04 2019-03-05 Rayence Co., Ltd. X-ray detector, X-ray imaging device using same, and driving method therefor
JP2018500556A (ja) * 2014-12-17 2018-01-11 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 電離放射線を検出する検出器及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
FR2748158A1 (fr) 1997-10-31
DE19616545B4 (de) 2006-05-11
FR2748158B1 (fr) 1999-06-25
US5821539A (en) 1998-10-13
JP4170411B2 (ja) 2008-10-22
DE19616545A1 (de) 1997-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4170411B2 (ja) 高速型放射線検出器
JP3093799B2 (ja) 電荷収集能を高めた半導体放射線検出器
US6333504B1 (en) Semiconductor radiation detector with enhanced charge collection
US8860166B2 (en) Photo detector array of geiger mode avalanche photodiodes for computed tomography systems
US5198673A (en) Radiation image detector with optical gain selenium photosensors
EP0777277B1 (en) Ionizing radiation detector
JPH08509550A (ja) 放射線検出器
Apresyan et al. Measurements of an AC-LGAD strip sensor with a 120 GeV proton beam
US9482762B2 (en) Gamma ray detector and method of detecting gamma rays
JPH0794771A (ja) 荷電粒子検出装置及び荷電粒子照射装置
Yamamoto et al. New structure of two-dimensional position sensitive semiconductor detector and application
CN110914714B (zh) 制造和使用x射线检测器的方法
CN113302485A (zh) 基于外延层的x射线检测器及其制备方法
EP3971997B1 (en) Low-penetrating particles low-gain avalanche detector
JP3358617B2 (ja) 中性子線量率計
JP4397685B2 (ja) 半導体検出器
Moffat et al. A novel detector for low-energy photon detection with fast response
JP2733930B2 (ja) 半導体放射線検出素子
TWI826502B (zh) 輻射檢測裝置以及輻射檢測方法
Fujieda et al. Detection of charged particles in thick hydrogenated amorphous silicon layers
Kaluza et al. Microstrip X-ray detector with a very high dynamic range based on LPE-GaAs
JPS6142433B2 (ja)
Olschner Silicon drift photodiode array detectors
CN114945844A (zh) 用于血糖水平检测的装置
Ripamonti et al. 2: a new semiconductor device for positron-sensitive picosecond detection of single optical photons

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051202

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060227

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060602

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060627

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060925

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20061031

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080618

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080807

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees