JPH1056149A - 強誘電体メモリ及びその製造方法 - Google Patents

強誘電体メモリ及びその製造方法

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JPH1056149A
JPH1056149A JP8211204A JP21120496A JPH1056149A JP H1056149 A JPH1056149 A JP H1056149A JP 8211204 A JP8211204 A JP 8211204A JP 21120496 A JP21120496 A JP 21120496A JP H1056149 A JPH1056149 A JP H1056149A
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JP
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film
lower electrode
ferroelectric
ferroelectric memory
effect transistor
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JP8211204A
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English (en)
Inventor
Akihiko Ochiai
昭彦 落合
Hajime Yagi
肇 矢木
Chiharu Isobe
千春 磯辺
Katsuyuki Hironaka
克行 広中
Masataka Sugiyama
正隆 杉山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】専有面積が小さく蓄積電荷量の大きなキャパシ
タを有する強誘電体メモリ及び複雑な工程を経ずにかか
る強誘電体メモリを製造する方法を提供する。 【手段】半導体基板に形成されている電界効果型トラン
ジスタSTと、該半導体基板から立設し、該電界効果型
トランジスタの拡散層と接続している柱状の下部電極B
Eと、該下部電極の一部又は全部を被覆する強誘電体膜
FEと、該強誘電体膜を被覆する上部電極TEとを有す
る構造とする。かかる柱状の下部電極構造は、コンタク
トプラグを形成するのと同じ工程で形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電体膜の分極
反転と残留分極を利用する強誘電体メモリ及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電体メモリ(FeRAM)は、強誘
電体薄膜の高速な分極反転とその残留分極を利用する高
速書き換えが可能な不揮発性メモリである。強誘電体メ
モリは、1つのトランジスタと1つのキャパシタを用い
る1T/1Cでは、基本的にDRAMと同様のセル構造
からなる。図7(A)に、従来のスタック型のキャパシ
タセルを有する強誘電体メモリのセルのレイアウトを、
図7(B)にその断面構造を示す。断面図はレイアウト
のA−A’線に沿った断面である。
【0003】この強誘電体メモリは、シリコン基板SU
bに選択トランジスタSTが形成され、選択トランジス
タSTを覆う層間絶縁膜上にキャパシタCapが形成さ
れているスタック構造である。このキャパシタCap
は、白金からなる下部電極BEとPZT等からなる強誘
電体膜FEと白金からなるプレート電極(上部電極)T
Eの積層体で構成されており、下部電極BEは、層間絶
縁膜を貫通して基板Subに達するポリプラグPPによ
って選択トランジスタSTの拡散層と接続され、プレー
ト電極TEはプレート線PLで構成されている。また、
ビット線BLがプレート線PLと直交して配線されタン
グステンプラグWPにより選択トランジスタSTの拡散
層と接続されている。選択トランジスタのゲート電極
は、ワード線WLにより構成されている。
【0004】また、図8に示すようなスタック構造のキ
ャパシタを有する強誘電体メモリも提案されている。こ
の強誘電体メモリは、基板Subに選択トランジスタS
Tが形成され、その選択トランジスタSTを覆う層間絶
縁膜上にキャパシタCapが形成されている。そのキャ
パシタCapは、白金よりなる下部電極BEと、強誘電
体膜FE、白金よりなる上部電極TEから構成されてい
る。また、下部電極BEと層間絶縁膜の間には、白金電
極の拡散防止層、密着層としてのTiN/Ti層があ
り、上部電極TEの下には、強誘電体膜FEの上面中央
を除いて絶縁膜IRと酸素の拡散防止膜としてのTiO
2層の積層体が設けられている。下部電極BEはポリプ
ラグPPにより選択トランジスタSTの拡散層と接続さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな平面プレート構造のキャパシタでは、セル面積が大
きくなり、1Gbitを超える集積度のメモリに対して
は、対応することができず、立体的なキャパシタとする
必要が生じる。ところが、立体形状のキャパシタは構造
が複雑になり、製造工程が増えコストが増加するという
問題がある。
【0006】また、図8に示したキャパシタは、上部電
極が強誘電体膜の角を避けて強誘電体膜の上部全体を覆
っていない構造である。これは、角の電界集中を避け、
ヒステリシスカーブが歪んだり、リークが増大すること
を防止するためであるが、そのためにキャパシタとして
機能しているのは上部電極が強誘電体膜の上に積層され
ている部分であり、むだが多く、キャパシタ面積を有効
に利用しているとは言い難く、セル面積の増大を招いて
いる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、専有面積が小さく蓄積電荷量の大きなキャパシタを
有する強誘電体メモリ及び複雑な工程を経ずにかかる強
誘電体メモリを製造する方法を提供することを目的とす
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、半導体基板に形成されている電界効果型ト
ランジスタと、該半導体基板から立設し、該電界効果型
トランジスタの拡散層と接続している柱状の下部電極
と、該下部電極の一部又は全部を被覆する強誘電体膜
と、該強誘電体膜を被覆する上部電極とを有することを
特徴とする強誘電体メモリを提供する。
【0009】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、半導体基板に電界効果型トランジスタを形成する工
程と、該電界効果型トランジスタを層間絶縁膜と犠牲膜
とで順次埋める工程と、該犠牲膜と層間絶縁膜とを貫通
して該電界効果型トランジスタの拡散層に達する接続孔
を形成する工程と、該接続孔を導電性材料で埋めて柱状
の下部電極を形成する工程と、該犠牲膜を除去して該柱
状下部電極を露出させる工程と、該露出した柱状下部電
極を強誘電体膜で被覆する工程と、該強誘電体膜を上部
電極で被覆する工程とを有することを特徴とする強誘電
体メモリの製造方法を提供する。
【0010】本発明の強誘電体メモリのキャパシタは、
選択トランジスタの拡散層と接続され、基板から立設す
る柱状の下部電極とこれを被覆する強誘電体膜と更に強
誘電体膜を被覆する上部電極とで構成されている。その
ため、キャパシタが柱状であり少ない占有面積で表面積
を大きくできるので、セル面積の縮小化が容易である。
【0011】また、本発明の強誘電体メモリの製造方法
は、半導体基板面に絶縁膜を形成し、この絶縁膜に半導
体基板面に達する接続孔を形成した後、これを導電性材
料で埋め込み、プラグを形成するのと同じ工程で柱状の
下部電極を形成するので、工程が簡単であり、コスト的
に有利である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て具体的に説明するが、本発明は、下記の実施の形態に
限定されるものではない。本発明の強誘電体メモリのセ
ル部の断面構造の一例を図1に示す。この強誘電体メモ
リは、1T/1Cセル構成であり、その平面図は図6に
示した従来のものと基本的に変わりがない。そのため、
図6と同一構成部分には同一符号を付す。
【0013】この強誘電体メモリ1は、半導体基板Su
bに図面上一対の選択トランジスタSTが形成され、こ
れらの選択トランジスタSTを覆う層間絶縁膜上にキャ
パシタCapが形成されている。キャパシタCapは、
選択トランジスタSTのソースSから柱状の下部電極B
Eが選択トランジスタSTを覆う層間絶縁膜を突き抜け
て立設しており、下部電極BEは、基板Subの拡散層
に接続されているコンタクトプラグがそのまま下部電極
BEを構成するような構造となっている。層間絶縁膜を
突き抜けた柱状下部電極BEを強誘電体膜FEが覆って
おり、更に強誘電体膜FEを上部電極TEが覆ってキャ
パシタCapが構成されている。なお、本発明の強誘電
体メモリには、これらの下部電極BE、強誘電体膜F
E、上部電極TE以外にこれらの間、又はこれらと他の
部材との間に酸化防止膜、密着層、水素透過防止膜等を
有していてもよい。
【0014】一対の選択トランジスタSTの共通のドレ
インDにはビット線BLが接続されて配線されている。
選択トランジスタSTのゲート電極は、ワード線WLに
より構成されており、キャパシタCapの上部電極TE
は、プレート線PLにより構成されている。
【0015】このような強誘電体メモリ1は、キャパシ
タCapの下部電極BEが柱状であるので、立体化によ
り下部電極BEの表面積は増大しているが、専有面積は
従来より縮小化している。下部電極BEの有効寸法(強
誘電体膜で覆われている部分)は、必要とする強誘電体
の残留電荷によって決定される。例えば強誘電体膜にS
BTを用いた場合、ビット線容量を100fF、残留電
荷を10μC/cm2とすると、キャパシタの面積は、
0.25μmデザインルールの場合、10F2、0.1
8μmデザインルールの場合、17F2が必要である。
そのため、下部電極を図6に示すような円柱状と仮定し
て必要な高さを計算すると、円筒の直径をデザインルー
ルFとし、円筒の頂部の面積を計算から除くと、図1に
おける強誘電体膜で被覆されている部分の下部電極の有
効高さhは、0.25μmデザインルールでは、約3F
(0.75μm)、0.18μmデザインルールでは約
5F(0.9μm)が必要である。この有効高さhは、
下部電極BEの外径がFより大きくなれば低くできるこ
とは当然である。
【0016】また、本発明の強誘電体メモリの他の形態
を図2に示す。この強誘電体メモリ1’は、キャパシタ
構造が図1に示した構造とやや異なる他は同様であるの
で、同一構成部分には同一の符号を付す。この強誘電体
メモリ1’のキャパシタCapは、下部電極BEの頂部
が強誘電体膜FEで覆われておらず、また、上部電極T
Eの上端は強誘電体膜FEの上端より低く形成され、上
部電極TEと下部電極BEの端部相互を離間させて接続
しないような構造となっている。
【0017】このようなキャパシタ構造Capは、キャ
パシタ上端における角の電界集中を避けることができる
構造となっている。次に、図1に示した構造の強誘電体
メモリの製造方法について、図3、図4を参照して説明
する。まず、図3(a)に示す構造に至る工程を説明す
る。はじめに、通常のトランジスタプロセスにより、半
導体基板に選択トランジスタを形成する。これは、例え
ば半導体基板10の表面をシリコン窒化膜で活性領域を
保護して熱酸化することにより、素子分離絶縁膜21を
形成して素子分離を行う。その後、シリコン窒化膜を除
去して熱酸化法などで図示しないゲート絶縁膜を形成
し、その上にポリシリコン、ポリサイド、酸化シリコン
等を堆積した後パターニングしてワード線(ゲート電
極)31を形成する。その後、不純物をイオン注入して
LDDを形成し、更に絶縁膜を堆積した後エッチバック
することでワード線31の側壁にサイドウオールを形成
する。イオン注入でソース・ドレインを形成する。更
に、ポリシリコン、ポリサイド、銅等から選ばれる導電
性材料を堆積した後パターニングして、ビット線32を
形成する。次いで、層間絶縁膜22を堆積して選択トラ
ンジスタST、ビット線32を埋め込んだ後、この層間
絶縁膜を例えばCMP(Chemical Mechanical polishin
g)により平坦化する。次いで、エッチングストッパー
膜としてシリコン窒化膜23を成膜し、更に犠牲層24
として連続してSiO2等のエッチングストッパー膜2
3とエッチング選択比がとれる材料をCVDやSOG法
を用いて形成する。このときのエッチングストッパー膜
23と犠牲層24の厚さの合計h1は、上記した必要な
円柱の表面積となるようにコンタクトホールの径φと有
効高さhから算出される。このときのコンタクトホール
CHの径φはデザインルールFとすることができるが、
表面積を大きくし、コンタクトホールのアスペクト比を
小さくする観点から、周囲との関係で可能な限り太くす
ることが好ましい。そして、レジストをパターニングし
た後、選択トランジスタSTのソース領域Sとなる部分
に達するように、コンタクトホールCHを、反応性イオ
ンエッチング法などで犠牲層24、エッチングストッパ
ー層23、層間絶縁膜22を順次エッチングして形成す
る。これにより、図3(a)に示す構造を得ることがで
きる。
【0018】その後、図3(b)に示すように、例えば
白金、ルテニウム酸化物等の電極材料を成膜した後エッ
チバックすることにより、コンタクトホールCHを埋
め、下部電極41及び下部電極を半導体層と接続するプ
ラグ41aを同時に形成することができる。なお、電極
材料としては、強誘電体膜32が、下地の影響を受けに
くいCVDで形成したSrBi2Ta29等のビスマス
系層状構造ベロブスカイト型材料を用いれば、例えばポ
リシリコンなどでも可能である。このポリシリコンをプ
ラグ材料に用いることにより、従来の手法を用いること
ができるため、容易に下部電極を形成することができ
る。
【0019】次に、弗酸系の溶液により犠牲膜24を除
去し、燐酸系の溶液によりエッチングストッパー膜23
をそれぞれ除去する。これにより、図3(c)に示すよ
うに、犠牲膜24とエッチングストッパー膜23で覆わ
れていた柱状の下部電極41が露出し、層間絶縁膜22
上に立設する状態となる。
【0020】その後、図4(d)に示すように、強誘電
体膜42を成膜する。この強誘電体の種類としては、P
bZryTi1-y3、PbTiO3等の鉛系化合物、Sr
Bi2Ta29、Bi4Ti312等のビスマス系層状構
造ベロブスカイト型、Ba1-zSrzTiO3、BaMg
4等を例示することができる。これらの強誘電体は、
CVD法、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapou
r Deposition)法、レーザーアブレーション法、スパッ
タリング法等カバレッジの良い方法で堆積した後、必要
により酸素を含む雰囲気下でアニーリングすることによ
り形成することができる。好ましい強誘電体膜として
は、CVDで形成したSrBi 2Ta29のビスマス系
層状構造ベロブスカイト型である。強誘電体膜42の厚
さは、例えば200〜300nm程度とすることができ
る。強誘電体膜42を成膜した後、白金などの上部電極
43を例えばRFスパッタリング法などで100〜20
0nmの厚さで成膜する。
【0021】次いで、図4(e)に示すように、プレー
ト配線を形成するレジストパターンR1を形成し、上部
電極43、強誘電体膜42を例えばイオンミリング法な
どで同時にエッチングし、レジストR1を除去して図1
に示したような構造を得ることができる。以降の工程は
通常のメタル配線工程により強誘電体メモリが完成す
る。
【0022】このような工程によれば、下部電極41
は、基板の拡散層にプラグを形成するのと同じ工程、即
ち、コンタクトホールCHを形成した後コンタクトホー
ルCHを導電性材料で埋める工程で形成できるので、自
己整合的に下部電極を形成でき、マスクの削減、プロセ
スの簡略化を図ることができる。また、下部電極の平面
積を最小寸法にできるため、上部電極42の膜厚を大き
くでき、今まで問題となっていた上部電極を兼ねるプレ
ート線の高抵抗化を改善することができる。
【0023】また、下部電極をポリシリコンで構成し、
強誘電体膜を下地の影響を受けにくいCVDで形成した
SrBi2Ta29等のビスマス系層状構造ベロブスカ
イト型材料で構成することにより、従来の強誘電体膜が
酸化シリコン、シリコン上では配向性がなく、必要な特
性が得られないのに対し、従来より用いられているポリ
プラグの上に配向性の良好な強誘電体膜を形成すること
ができる。そのため、高集積強誘電体膜のキャパシタ構
造は、下部電極の側面を積極的に利用する必要がある
が、下部電極と強誘電体膜の材料の組み合わせにより、
ポリシリコンプラグをそのまま下部電極として利用する
セル構造を実現することができる。
【0024】一方、図2に示したキャパシタ構造を得る
には、例えば次のような工程で実現することができる。
即ち、露出した柱状下部電極41を覆う強誘電体膜42
を成膜する工程までは、図5(a)に示すように、上記
と同様の工程を経る。そして、図5(b)に示すよう
に、強誘電体膜42をエッチバックすることにより、柱
状下部電極41の側壁に強誘電体膜42を残存させると
共に、柱状下部電極41の頂部を露出させる。その後、
上部電極43となる薄膜をCVD法等で成膜した後、レ
ジスタを塗布して上部電極の頂上部を露出させてエッチ
バックし、強誘電体膜41上の上部電極43の上端縁を
強誘電体42の上端縁よりやや下方になるようにして、
下部電極41と上部電極43とが短絡することを防止す
る。更に、上部電極膜を配線として機能させるためのパ
ターニングを行う。以降の工程は通常のメタル配線工程
により強誘電体メモリが完成する。
【0025】このキャパシタ構造ではコーナー部を使用
しないのでヒステリシス特性の歪み、リーク特性の劣化
を抑えられるので高品質の強誘電体メモリが得られる。
また、上記説明ではプレート電極は分離させているが、
プレート電極に1/2Vcc固定の電圧を印加し、上部
電極に0V又はVccを印加する場合は、プレート電極
を共通とすることができるため、分離させる必要が無く
なる。
【0026】
【発明の効果】本発明の強誘電体メモリは、セルの専有
面積が小さく蓄積電荷量の大きなキャパシタを有する。
また、本発明の強誘電体メモリの製造方法は、かかる強
誘電体メモリを容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の強誘電体メモリの一形態を示す断面図
である。
【図2】本発明の強誘電体メモリの他の形態を示す断面
図である。
【図3】(a)〜(c)は、図1に示した構造を製造す
る工程を示すそれぞれ断面図である。
【図4】(d)〜(f)は、図3に続く工程を示すそれ
ぞれ断面図である。
【図5】(a)〜(c)は、図2に示した構造を得る工
程を示すそれぞれ断面図である。
【図6】円筒型の下部電極を示す概略斜視図である。
【図7】従来の強誘電体メモリを示すもので、(A)は
セルのレイアウトを示す平面図、(B)は(A)のA−
A’線に沿った断面図である。
【図8】他の従来の強誘電体メモリを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
WL…ワード線、BL…ビット線、Sub…基板、Ca
p…キャパシタ、BE…下部電極、FE…強誘電体膜、
TE…上部電極、ST…選択トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広中 克行 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 杉山 正隆 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板に形成されている電界効果型ト
    ランジスタと、 該半導体基板から立設し、該電界効果型トランジスタの
    拡散層と接続している柱状の下部電極と、 該下部電極の一部又は全部を被覆する強誘電体膜と、 該強誘電体膜を被覆する上部電極とを有することを特徴
    とする強誘電体メモリ。
  2. 【請求項2】下部電極がポリシリコンで構成され、強誘
    電体膜が、CVDで形成され、ペロブスカイト結晶構造
    が酸化ビスマスの層で挟まれた構造を有する請求項1記
    載の強誘電体メモリ。
  3. 【請求項3】半導体基板に電界効果型トランジスタを形
    成する工程と、 該電界効果型トランジスタを層間絶縁膜と犠牲膜とで順
    次埋める工程と、 該犠牲膜と層間絶縁膜とを貫通して該電界効果型トラン
    ジスタの拡散層に達する接続孔を形成する工程と、 該接続孔を導電性材料で埋めて柱状の下部電極を形成す
    る工程と、 該犠牲膜を除去して該柱状下部電極を露出させる工程
    と、 該露出した柱状下部電極を強誘電体膜で被覆する工程
    と、 該強誘電体膜を上部電極で被覆する工程とを有すること
    を特徴とする強誘電体メモリの製造方法。
JP8211204A 1996-08-09 1996-08-09 強誘電体メモリ及びその製造方法 Pending JPH1056149A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008540841A (ja) * 2005-05-10 2008-11-20 シン フイルム エレクトロニクス エイエスエイ 強誘電性薄膜を形成するための方法、該方法の使用、及び強誘電性オリゴマーメモリ材料を有するメモリ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008540841A (ja) * 2005-05-10 2008-11-20 シン フイルム エレクトロニクス エイエスエイ 強誘電性薄膜を形成するための方法、該方法の使用、及び強誘電性オリゴマーメモリ材料を有するメモリ

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