JPH1056011A - アルミニウム相互接続特性を向上させる方法とその製品 - Google Patents
アルミニウム相互接続特性を向上させる方法とその製品Info
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- JPH1056011A JPH1056011A JP9146805A JP14680597A JPH1056011A JP H1056011 A JPH1056011 A JP H1056011A JP 9146805 A JP9146805 A JP 9146805A JP 14680597 A JP14680597 A JP 14680597A JP H1056011 A JPH1056011 A JP H1056011A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 集積回路を相互接続する極めて細い金属配線
パターンにおいて、アルミニウム相互接続の特性を向上
させて、被膜状のアルミニウムのテクスチャと電気移動
抵抗を改善する方法を提供する。 【解決手段】 平滑な酸化物層をin situで形成する
か、あるいは予め形成した酸化物に必要な表面の平滑さ
が得られるように適当に表面コンディショニングをし、
次いでこのアルミニウム微細構造を熱付着またはex sit
u熱処理によって精錬することにより、向上した性能が
得られる。
パターンにおいて、アルミニウム相互接続の特性を向上
させて、被膜状のアルミニウムのテクスチャと電気移動
抵抗を改善する方法を提供する。 【解決手段】 平滑な酸化物層をin situで形成する
か、あるいは予め形成した酸化物に必要な表面の平滑さ
が得られるように適当に表面コンディショニングをし、
次いでこのアルミニウム微細構造を熱付着またはex sit
u熱処理によって精錬することにより、向上した性能が
得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に超小型電子シ
ステムに関し、特に電子の移動に対する抵抗が改善され
た微細線幅導体パターン中のアルミニウム及びアルミニ
ウム合金電気導体の相互接続特性を高める方法に関す
る。
ステムに関し、特に電子の移動に対する抵抗が改善され
た微細線幅導体パターン中のアルミニウム及びアルミニ
ウム合金電気導体の相互接続特性を高める方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アルミニウムを基材とする相互接続は、
固有抵抗が低いうえ製造が容易であるため、当業界では
一般に使用されている。しかし、このような相互接続
は、電流が結晶粒界などの経路中に損傷を誘発する電気
移動を受けやすいため、タングステンや銅を基材とする
相互接続よりも信頼性が低い。アルミニウム粒子の間に
その配向に応じて様々なタイプの結晶粒界が生成し、異
なるタイプの結晶粒界は信頼性の向上または低下をもた
らすことが示されている。例えば、H.P.ロングワース
(Longworth)とC.V.トンプソン(Thompson)、MRS Sym
p. Proc., Vol. 265,1992, pp. 95-100を参照のこと。
固有抵抗が低いうえ製造が容易であるため、当業界では
一般に使用されている。しかし、このような相互接続
は、電流が結晶粒界などの経路中に損傷を誘発する電気
移動を受けやすいため、タングステンや銅を基材とする
相互接続よりも信頼性が低い。アルミニウム粒子の間に
その配向に応じて様々なタイプの結晶粒界が生成し、異
なるタイプの結晶粒界は信頼性の向上または低下をもた
らすことが示されている。例えば、H.P.ロングワース
(Longworth)とC.V.トンプソン(Thompson)、MRS Sym
p. Proc., Vol. 265,1992, pp. 95-100を参照のこと。
【0003】X線回折を用いて決定されるアルミニウム
被膜の「テクスチャ」は被膜中の粒子の配向を表し、し
たがって被膜中に存在する結晶粒界のタイプが比較的少
ないか多いかを示す。結晶粒界のタイプが比較的多い
と、パターン形成後に「弱い」結晶粒界が相互接続に取
り込まれる可能性が高くなる。したがって、被膜中のテ
クスチャの程度は、被膜がどれほどよく電気移動の損傷
に耐えるかを示す指標である。D.B.クノール(Knorr)
及びK.P.ロッドベル(Rodbell)、SPIE Vol. 1805「Sub
micrometer Metalization」、1992, pp. 120-221参照の
こと。
被膜の「テクスチャ」は被膜中の粒子の配向を表し、し
たがって被膜中に存在する結晶粒界のタイプが比較的少
ないか多いかを示す。結晶粒界のタイプが比較的多い
と、パターン形成後に「弱い」結晶粒界が相互接続に取
り込まれる可能性が高くなる。したがって、被膜中のテ
クスチャの程度は、被膜がどれほどよく電気移動の損傷
に耐えるかを示す指標である。D.B.クノール(Knorr)
及びK.P.ロッドベル(Rodbell)、SPIE Vol. 1805「Sub
micrometer Metalization」、1992, pp. 120-221参照の
こと。
【0004】絶縁体表面粗度がAl合金/Ti絶縁体構
造体中のAl合金被膜の結晶配向に及ぼす効果は、H.オ
ノダら、Jpn. J. Appl. phys., vol. 34(1995), pp. 10
37-1040で論じられている。
造体中のAl合金被膜の結晶配向に及ぼす効果は、H.オ
ノダら、Jpn. J. Appl. phys., vol. 34(1995), pp. 10
37-1040で論じられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は極めて細い金属配線パターンの相互接続集積回路
中で改善されたアルミニウム相互接続特性を向上させる
方法を提供することである。
目的は極めて細い金属配線パターンの相互接続集積回路
中で改善されたアルミニウム相互接続特性を向上させる
方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、典型的
には酸化物層である下の絶縁体層の表面粗度を適切に制
御することによって層状相互接続中のアルミニウム薄膜
のテクスチャ及び電気移動抵抗を増大させる方法が提供
される。特に、本発明のアルミニウム相互接続では、下
にある絶縁体層に低い表面粗度を付与することによって
強化された性能が得られる。これは絶縁被膜材料及び被
膜形成方法それ自体の選択、または予め付着させた絶縁
被膜を例えば平面化など表面状態コンディショニングに
よって調整すること、必要な表面の滑らかさを与え、そ
の後にアルミニウムまたはアルミニウム合金の層状構造
を形成し、その上に形成されたアルミニウム微細構造を
熱付着やex situの熱処理によって精錬する、あるいは
それらの組合せなど本発明の範囲に含まれる様々な技術
によって達成される。
には酸化物層である下の絶縁体層の表面粗度を適切に制
御することによって層状相互接続中のアルミニウム薄膜
のテクスチャ及び電気移動抵抗を増大させる方法が提供
される。特に、本発明のアルミニウム相互接続では、下
にある絶縁体層に低い表面粗度を付与することによって
強化された性能が得られる。これは絶縁被膜材料及び被
膜形成方法それ自体の選択、または予め付着させた絶縁
被膜を例えば平面化など表面状態コンディショニングに
よって調整すること、必要な表面の滑らかさを与え、そ
の後にアルミニウムまたはアルミニウム合金の層状構造
を形成し、その上に形成されたアルミニウム微細構造を
熱付着やex situの熱処理によって精錬する、あるいは
それらの組合せなど本発明の範囲に含まれる様々な技術
によって達成される。
【0007】本発明では、原子間力顕微鏡(AFM)に
よって測定したアルミニウム被膜の下にある絶縁体の平
均表面粗度Rmsで表した平坦度が通常10nm水準未
満、好ましくは5nm未満であり、後でその上に形成さ
れるアルミニウムまたはアルミニウム合金薄膜のテクス
チャ及び電気移動抵抗が質的に改善される。
よって測定したアルミニウム被膜の下にある絶縁体の平
均表面粗度Rmsで表した平坦度が通常10nm水準未
満、好ましくは5nm未満であり、後でその上に形成さ
れるアルミニウムまたはアルミニウム合金薄膜のテクス
チャ及び電気移動抵抗が質的に改善される。
【0008】本発明では、アルミニウム薄膜は純粋なア
ルミニウム、あるいは相互接続の信頼性を高めるため遷
移金属や超硬金属と合金にしたアルミニウムなどのアル
ミニウム合金とすることができる。アルミニウム合金は
プレーナ直流マグネトロン・スパッタリング法及びアニ
ーリング法によって調製することができる。アルミニウ
ム合金の例には、Al3Ti、Al‐Ti、Al‐Ti
‐Si、Al‐Cu、Al‐Si、Al‐Si‐Cu、
Ti/Al‐Cu等が含まれる。絶縁体層は酸化物タイ
プとすることができる。この酸化物層は、約450℃で
運転する常圧CVD装置または低圧CVD装置中で酸素
または亜酸化窒素オキシダントの使用、亜大気圧未ドー
プ・ケイ素ガラス(SAUSG)の形成、約300℃の
低温でのプラズマCVD装置中でのテトラエチルオルト
シラン(TEOS)の酸化などCVD中でのアルコキシ
シランの熱分解酸化、高密度プラズマ(HDP)蒸着酸
化物の生成、熱成長酸化物、例えば酸化環境(例えば乾
燥酸素や水蒸気)でケイ素表面を高温に維持することに
よって形成されるケイ素の熱酸化物の成長などを含む技
術によって形成することができる。
ルミニウム、あるいは相互接続の信頼性を高めるため遷
移金属や超硬金属と合金にしたアルミニウムなどのアル
ミニウム合金とすることができる。アルミニウム合金は
プレーナ直流マグネトロン・スパッタリング法及びアニ
ーリング法によって調製することができる。アルミニウ
ム合金の例には、Al3Ti、Al‐Ti、Al‐Ti
‐Si、Al‐Cu、Al‐Si、Al‐Si‐Cu、
Ti/Al‐Cu等が含まれる。絶縁体層は酸化物タイ
プとすることができる。この酸化物層は、約450℃で
運転する常圧CVD装置または低圧CVD装置中で酸素
または亜酸化窒素オキシダントの使用、亜大気圧未ドー
プ・ケイ素ガラス(SAUSG)の形成、約300℃の
低温でのプラズマCVD装置中でのテトラエチルオルト
シラン(TEOS)の酸化などCVD中でのアルコキシ
シランの熱分解酸化、高密度プラズマ(HDP)蒸着酸
化物の生成、熱成長酸化物、例えば酸化環境(例えば乾
燥酸素や水蒸気)でケイ素表面を高温に維持することに
よって形成されるケイ素の熱酸化物の成長などを含む技
術によって形成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】ここで図面、特に図1を参照する
と、様々な絶縁体酸化物が下にある熱アルミニウム被膜
層スタックの(111)結晶粒の分布を示すグラフが示
されている。調査した絶縁体酸化物は、シラン酸化物
(プラズマ・シラン)、亜大気圧未ドープ・ケイ素ガラ
ス(SAUSG)、プラズマ・テトラエチルオルトシラ
ン(プラズマTEOS)、高密度プラズマ酸化物(HD
P酸化物)であり、これらを形成するのに使用するボン
バードの量が多いほど絶縁体層表面が平滑になる。
と、様々な絶縁体酸化物が下にある熱アルミニウム被膜
層スタックの(111)結晶粒の分布を示すグラフが示
されている。調査した絶縁体酸化物は、シラン酸化物
(プラズマ・シラン)、亜大気圧未ドープ・ケイ素ガラ
ス(SAUSG)、プラズマ・テトラエチルオルトシラ
ン(プラズマTEOS)、高密度プラズマ酸化物(HD
P酸化物)であり、これらを形成するのに使用するボン
バードの量が多いほど絶縁体層表面が平滑になる。
【0010】酸化物被膜の付着パラメータ、すなわちこ
れらの酸化物層の各々をシリコン基板上に形成するのに
使用する基板温度Tsub、チャンバ圧力、供給ガス、及
び形成された各酸化物層について測定した表面粗度を表
1にまとめた。形成されたシラン酸化物、SAUSG、
プラズマTEOS、及びHDP酸化物層の各々の膜厚は
約1000〜1500Åであった。各酸化物被膜の表面
粗度は原子間力顕微鏡(AFM)によって決定した。
れらの酸化物層の各々をシリコン基板上に形成するのに
使用する基板温度Tsub、チャンバ圧力、供給ガス、及
び形成された各酸化物層について測定した表面粗度を表
1にまとめた。形成されたシラン酸化物、SAUSG、
プラズマTEOS、及びHDP酸化物層の各々の膜厚は
約1000〜1500Åであった。各酸化物被膜の表面
粗度は原子間力顕微鏡(AFM)によって決定した。
【表1】
【0011】形成されたシラン酸化物、SAUSG、プ
ラズマTEOS、HDP酸化物の各々についてアルミニ
ウム合金/Ti層状構造をその表面に形成した。この金
属層状構造を形成する方法は各酸化物層のための方法と
同じであり、それに続いて、200ÅのTi(Tsub=
室温)、次いで2000ÅのAl‐Cu‐Si合金(C
u約0.3重量%、Si約0.8重量%、Tsub=50
℃)、最後にAl‐Cu5500Å(Tsub=525
℃)の各被膜をこの順に順次直流マグネトロン・スパッ
タ付着にかける段階を含んでいた。このスパッタリング
装置の基底圧力は約2×10-8トルであった。
ラズマTEOS、HDP酸化物の各々についてアルミニ
ウム合金/Ti層状構造をその表面に形成した。この金
属層状構造を形成する方法は各酸化物層のための方法と
同じであり、それに続いて、200ÅのTi(Tsub=
室温)、次いで2000ÅのAl‐Cu‐Si合金(C
u約0.3重量%、Si約0.8重量%、Tsub=50
℃)、最後にAl‐Cu5500Å(Tsub=525
℃)の各被膜をこの順に順次直流マグネトロン・スパッ
タ付着にかける段階を含んでいた。このスパッタリング
装置の基底圧力は約2×10-8トルであった。
【0012】図1のX線図は、下の絶縁体被膜が薄いほ
ど、上に形成されるアルミニウム合金層のテクスチャが
良好になり、すなわち傾斜0°でピーク幅がより狭くか
つピーク強度がより強く、不規則な配向の結晶粒に対応
する中間の角度で強度がより弱くなる。
ど、上に形成されるアルミニウム合金層のテクスチャが
良好になり、すなわち傾斜0°でピーク幅がより狭くか
つピーク強度がより強く、不規則な配向の結晶粒に対応
する中間の角度で強度がより弱くなる。
【0013】各アルミニウム合金被膜の平均表面粗度
を、原子間力顕微鏡(AFM)によって決定した。アル
ミニウムのテクスチャと形態について、Al3Ti層が
やや波状だが平滑な表面を有する図2(シラン酸化物、
例えばプラズマ・シラン)と、Al3Ti層が極めて平
滑な表面輪郭を有する図3(HDP酸化物)に示すよう
なスタックの断面を撮影した顕微鏡写真を目視で評価し
た。図2及び図3において、酸化物層は右下端を占める
バルク層である。
を、原子間力顕微鏡(AFM)によって決定した。アル
ミニウムのテクスチャと形態について、Al3Ti層が
やや波状だが平滑な表面を有する図2(シラン酸化物、
例えばプラズマ・シラン)と、Al3Ti層が極めて平
滑な表面輪郭を有する図3(HDP酸化物)に示すよう
なスタックの断面を撮影した顕微鏡写真を目視で評価し
た。図2及び図3において、酸化物層は右下端を占める
バルク層である。
【0014】形成された各タイプの酸化物に対して得ら
れた絶縁体層の上のアルミニウム合金層の光学的、電気
的、テクスチャ、及び形態的特徴を表2にまとめた(σ
=標準偏差)。
れた絶縁体層の上のアルミニウム合金層の光学的、電気
的、テクスチャ、及び形態的特徴を表2にまとめた(σ
=標準偏差)。
【表2】
【0015】表2に示すように、強化したアルミニウム
合金被膜のテクスチャは、低い被膜抵抗率、より良好な
被膜平面性、ならびに図2及び図3にそれぞれシラン酸
化物と高密度プラズマ酸化物(HDP)の例について示
すように、熱アルミニウム・スタックの凝塊形成を防ぐ
のに有用なTiAl3のより平滑な形態(より大きいプ
ロセス・ウィンドウ)を伴う。また、表2は被膜の反射
率がこれらの利点の迅速かつ有用なインライン測定技術
であることも示す。
合金被膜のテクスチャは、低い被膜抵抗率、より良好な
被膜平面性、ならびに図2及び図3にそれぞれシラン酸
化物と高密度プラズマ酸化物(HDP)の例について示
すように、熱アルミニウム・スタックの凝塊形成を防ぐ
のに有用なTiAl3のより平滑な形態(より大きいプ
ロセス・ウィンドウ)を伴う。また、表2は被膜の反射
率がこれらの利点の迅速かつ有用なインライン測定技術
であることも示す。
【0016】下記に記載する個々の実験では、従来法で
予め形成した酸化物層を適切に表面コンディショニング
することによってこの同じ利点を生み出すことができる
ことも示されている。例えば、表3は、化学機械的研磨
(CMP)及び2工程の酸化物エッチング工程によって
表面処理(すなわち平面化)したシラン酸化物層及びプ
ラズマTEOS酸化物層上に付着した熱アルミニウム被
膜の反射率と抵抗率を示す。
予め形成した酸化物層を適切に表面コンディショニング
することによってこの同じ利点を生み出すことができる
ことも示されている。例えば、表3は、化学機械的研磨
(CMP)及び2工程の酸化物エッチング工程によって
表面処理(すなわち平面化)したシラン酸化物層及びプ
ラズマTEOS酸化物層上に付着した熱アルミニウム被
膜の反射率と抵抗率を示す。
【0017】シラン酸化物試料1〜4について、表1に
記載したLPCVD装置中での「シラン酸化物」形成と
同一条件で6450Åシラン酸化物層を各試料ごとに形
成した。TEOS試料1〜4について、表1に記載した
PECVD装置中での「プラズマTEOS」形成と同一
条件でテトラエチルオルトシラン(TEOS)を熱分解
酸化することによって厚さ6450Åの酸化ケイ素層を
各試料ごとに形成した。
記載したLPCVD装置中での「シラン酸化物」形成と
同一条件で6450Åシラン酸化物層を各試料ごとに形
成した。TEOS試料1〜4について、表1に記載した
PECVD装置中での「プラズマTEOS」形成と同一
条件でテトラエチルオルトシラン(TEOS)を熱分解
酸化することによって厚さ6450Åの酸化ケイ素層を
各試料ごとに形成した。
【0018】比較用のシラン酸化物試料4及びプラズマ
TEOS試料4を除き、これらの酸化物被膜は形成後、
その上に金属付着を行う前に、エッチング条件M1また
はC1によってエッチングするか、あるいは化学機械的
平面化を行って、1000〜1500Åの表面酸化物を
除去した。
TEOS試料4を除き、これらの酸化物被膜は形成後、
その上に金属付着を行う前に、エッチング条件M1また
はC1によってエッチングするか、あるいは化学機械的
平面化を行って、1000〜1500Åの表面酸化物を
除去した。
【0019】シラン酸化物1及びプラズマTEOS酸化
物1の平面化に使用するエッチング条件M1では、酸化
物層は、CHF320sccm、CF460sccm、ア
ルゴン500sccm及びヘリウム10トルからプラズ
マを形成し、上部電極を40℃、下部電極を15℃、間
隔を1cmとしたプラズマ反応器中で240ミリトル、
1300Wで15秒間乾式エッチングを行った。
物1の平面化に使用するエッチング条件M1では、酸化
物層は、CHF320sccm、CF460sccm、ア
ルゴン500sccm及びヘリウム10トルからプラズ
マを形成し、上部電極を40℃、下部電極を15℃、間
隔を1cmとしたプラズマ反応器中で240ミリトル、
1300Wで15秒間乾式エッチングを行った。
【0020】シラン酸化物2及びプラズマTEOS酸化
物2の平面化に使用するエッチング条件C1では、酸化
物層は、C4F810sccm、CO50sccm及びア
ルゴン200sccmからプラズマを形成し、器壁を6
0℃、ウェーハを0℃、間隔を30cmとした反応性イ
オン・エッチング装置中で40ミリトル、2000Wで
25秒間乾式エッチングを行った。
物2の平面化に使用するエッチング条件C1では、酸化
物層は、C4F810sccm、CO50sccm及びア
ルゴン200sccmからプラズマを形成し、器壁を6
0℃、ウェーハを0℃、間隔を30cmとした反応性イ
オン・エッチング装置中で40ミリトル、2000Wで
25秒間乾式エッチングを行った。
【0021】シラン酸化物3及びプラズマTEOS酸化
物3の平面化に使用するCMP工程では、融解石英をベ
ースとするスラリを使用して下向きの力を7.5psi
としてCMPを行った。
物3の平面化に使用するCMP工程では、融解石英をベ
ースとするスラリを使用して下向きの力を7.5psi
としてCMPを行った。
【0022】絶縁体被膜をシラン酸化物及びTEOS酸
化物1〜3の場合と同様にエッチングまたはCMPによ
り、あるいはシラン酸化物及びTEOS酸化物4の場合
と同様に酸化物形成の直後に、調査した各タイプの酸化
物上に金属線を形成した。基底圧力約2×10-8トルの
多重チャンバ直流マグネトロン・スパッタリング装置を
用い、200Åのチタン層、次いで2000ÅのAlC
uSi合金(50℃)、最後に5500ÅのAlCu
(525℃)層の連続スパッタ付着によって金属線を同
様にして各酸化物基板上に形成した。この金属線のパタ
ーンは従来のフォトリソグラフィ法によって形成した。
この絶縁体/金属被膜構造をN2(90%)/H2(10
%)気流雰囲気中400℃で20分間アニールした。
化物1〜3の場合と同様にエッチングまたはCMPによ
り、あるいはシラン酸化物及びTEOS酸化物4の場合
と同様に酸化物形成の直後に、調査した各タイプの酸化
物上に金属線を形成した。基底圧力約2×10-8トルの
多重チャンバ直流マグネトロン・スパッタリング装置を
用い、200Åのチタン層、次いで2000ÅのAlC
uSi合金(50℃)、最後に5500ÅのAlCu
(525℃)層の連続スパッタ付着によって金属線を同
様にして各酸化物基板上に形成した。この金属線のパタ
ーンは従来のフォトリソグラフィ法によって形成した。
この絶縁体/金属被膜構造をN2(90%)/H2(10
%)気流雰囲気中400℃で20分間アニールした。
【0023】すべての絶縁体/アルミニウム被膜構造を
付着の直後とアニールの直後に調べた。アルミニウム含
有被膜の反射率及び抵抗率特性を測定し、表3にまとめ
た。
付着の直後とアニールの直後に調べた。アルミニウム含
有被膜の反射率及び抵抗率特性を測定し、表3にまとめ
た。
【表3】 O024】一般にプラズマTEOSがシラン酸化物より
もすぐれた被膜を与えることは表3にまとめた結果から
も明らかである。しかしながら、割安のシラン酸化物を
CMPまたはC1エッチング法によって改善し、同等の
性能が提供できることを本発明者らは発見した。
もすぐれた被膜を与えることは表3にまとめた結果から
も明らかである。しかしながら、割安のシラン酸化物を
CMPまたはC1エッチング法によって改善し、同等の
性能が提供できることを本発明者らは発見した。
【0025】以上、本発明をTEOSから誘導した酸化
物、シラン酸化物、高密度プラズマ酸化物に関して例示
したが、熱成長酸化物など、その他の酸化物形成技術も
本発明に適用できることを理解されたい。また、酸化物
ばかりではなく、平滑な表面を付与することができるそ
の他の絶縁体基板材料もアルミニウム被膜の下層として
使用でき、アルミニウム(合金)層状相互接続における
電気移動性能及び金属線の信頼性についてアルミニウム
のテクスチャを有利に制御する点で同等の結果をもたら
す。
物、シラン酸化物、高密度プラズマ酸化物に関して例示
したが、熱成長酸化物など、その他の酸化物形成技術も
本発明に適用できることを理解されたい。また、酸化物
ばかりではなく、平滑な表面を付与することができるそ
の他の絶縁体基板材料もアルミニウム被膜の下層として
使用でき、アルミニウム(合金)層状相互接続における
電気移動性能及び金属線の信頼性についてアルミニウム
のテクスチャを有利に制御する点で同等の結果をもたら
す。
【0026】以上本発明を好ましい実施例に関して述べ
たが、添付の特許請求の精神及び範囲から逸脱すること
なく、本発明に修正を加えて実施することができること
を、当業者なら理解するであろう。
たが、添付の特許請求の精神及び範囲から逸脱すること
なく、本発明に修正を加えて実施することができること
を、当業者なら理解するであろう。
【0027】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
の事項を開示する。
【0028】(1)(a)所定の表面粗度を有する絶縁
体層を形成する段階と、(b)前記絶縁体層の上にアル
ミニウム含有層を形成する段階とを含み、段階(b)で
電気移動に対する大きな抵抗を有する前記アルミニウム
含有層を形成するために、段階(a)で十分に低い前記
絶縁体層の表面粗度を提供することを特徴とする、アル
ミニウムを基材とし電気移動に抵抗する相互接続を半導
体基板上に形成する方法。 (2)前記アルミニウム含有層を純アルミニウムとアル
ミニウム合金からなるグループから選択することを特徴
とする上記(1)に記載の方法。 (3)前記アルミニウムをAl3Ti、Al‐Ti、A
l‐Ti‐Si、Al‐Cu、Al‐Si、Al‐Si
‐Cu、及びTi/Al‐Cuからなるグループから選
択することを特徴とする上記(2)に記載の方法。 (4)前記絶縁体層が酸化物層であることを特徴とする
上記(1)に記載の方法。 (5)前記酸化物層が酸化ケイ素層であることを特徴と
する上記(4)に記載の方法。 (6)段階(a)において、シランの酸化、亜大気圧未
ドープ・ケイ素ガラス(SAUSG)の形成、CVD中
でのアルコキシシランの熱分解酸化、高密度プラズマ
(HDP)付着酸化物の形成、及び前記酸化物の熱成長
からなるグループから選択する方法によって前記酸化物
層を形成することを特徴とする上記(4)に記載の方
法。 (7)前記酸化物層を約300℃と低温のPECVD装
置中でテトラエチルオルトシラン(TEOS)の酸化に
よって形成することを特徴とする上記(4)に記載の方
法。 (8)段階(a)において、平均表面粗度Rmsを10n
mより小さくして前記絶縁体層を形成することを特徴と
する上記(1)に記載の方法。 (9)段階(a)において、平均表面粗度Rmsを5nm
より小さくして前記絶縁体層を形成することを特徴とす
る上記(1)に記載の方法。 (10)段階(a)において、(i)第1の絶縁体層を
付着させる副段階と、(ii)前記第1の絶縁体層を平
面化して厚さが薄く、かつ平均表面粗度Rmsが10nm
より小さい第2の絶縁体層を形成する副段階とによって
前記絶縁体層を形成することを特徴とする上記(1)に
記載の方法。 (11)前記平面化を異方性ドライ・エッチングによっ
て行うことを特徴とする上記(10)に記載の方法。 (12)前記平面化を化学機械的研磨(CMP)によっ
て行うことを特徴とする上記(10)に記載の方法。 (13)上記(1)に記載の方法によるアルミニウムを
基材とする相互接続製品。 (14)上記(8)に記載の方法によるアルミニウムを
基材とする相互接続製品。
体層を形成する段階と、(b)前記絶縁体層の上にアル
ミニウム含有層を形成する段階とを含み、段階(b)で
電気移動に対する大きな抵抗を有する前記アルミニウム
含有層を形成するために、段階(a)で十分に低い前記
絶縁体層の表面粗度を提供することを特徴とする、アル
ミニウムを基材とし電気移動に抵抗する相互接続を半導
体基板上に形成する方法。 (2)前記アルミニウム含有層を純アルミニウムとアル
ミニウム合金からなるグループから選択することを特徴
とする上記(1)に記載の方法。 (3)前記アルミニウムをAl3Ti、Al‐Ti、A
l‐Ti‐Si、Al‐Cu、Al‐Si、Al‐Si
‐Cu、及びTi/Al‐Cuからなるグループから選
択することを特徴とする上記(2)に記載の方法。 (4)前記絶縁体層が酸化物層であることを特徴とする
上記(1)に記載の方法。 (5)前記酸化物層が酸化ケイ素層であることを特徴と
する上記(4)に記載の方法。 (6)段階(a)において、シランの酸化、亜大気圧未
ドープ・ケイ素ガラス(SAUSG)の形成、CVD中
でのアルコキシシランの熱分解酸化、高密度プラズマ
(HDP)付着酸化物の形成、及び前記酸化物の熱成長
からなるグループから選択する方法によって前記酸化物
層を形成することを特徴とする上記(4)に記載の方
法。 (7)前記酸化物層を約300℃と低温のPECVD装
置中でテトラエチルオルトシラン(TEOS)の酸化に
よって形成することを特徴とする上記(4)に記載の方
法。 (8)段階(a)において、平均表面粗度Rmsを10n
mより小さくして前記絶縁体層を形成することを特徴と
する上記(1)に記載の方法。 (9)段階(a)において、平均表面粗度Rmsを5nm
より小さくして前記絶縁体層を形成することを特徴とす
る上記(1)に記載の方法。 (10)段階(a)において、(i)第1の絶縁体層を
付着させる副段階と、(ii)前記第1の絶縁体層を平
面化して厚さが薄く、かつ平均表面粗度Rmsが10nm
より小さい第2の絶縁体層を形成する副段階とによって
前記絶縁体層を形成することを特徴とする上記(1)に
記載の方法。 (11)前記平面化を異方性ドライ・エッチングによっ
て行うことを特徴とする上記(10)に記載の方法。 (12)前記平面化を化学機械的研磨(CMP)によっ
て行うことを特徴とする上記(10)に記載の方法。 (13)上記(1)に記載の方法によるアルミニウムを
基材とする相互接続製品。 (14)上記(8)に記載の方法によるアルミニウムを
基材とする相互接続製品。
【図1】様々な酸化物上層に付着させた熱アルミニウム
被膜のスタックのテクスチャ選択を示すグラフである。
被膜のスタックのテクスチャ選択を示すグラフである。
【図2】本発明の方法によってシラン酸化物上に形成し
たアルミニウム被膜の断面の顕微鏡写真である(倍率3
40000倍)。
たアルミニウム被膜の断面の顕微鏡写真である(倍率3
40000倍)。
【図3】本発明の方法によって形成した高密度プラズマ
(HDP)酸化物のアルミニウム被膜の断面の顕微鏡写
真である(倍率340000倍)。
(HDP)酸化物のアルミニウム被膜の断面の顕微鏡写
真である(倍率340000倍)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス・ジェイ・リカータ アメリカ合衆国12540 ニューヨーク州ラ グランジュビル パトリック・ドライブ 11 (72)発明者 オクムラ・カツヤ アメリカ合衆国12603 ニューヨーク州ポ ーキープシー アージェント・ドライブ 2
Claims (14)
- 【請求項1】(a)所定の表面粗度を有する絶縁体層を
形成する段階と、 (b)前記絶縁体層の上にアルミニウム含有層を形成す
る段階とを含み、 段階(b)で電気移動に対する大きな抵抗を有する前記
アルミニウム含有層を形成するために、段階(a)で十
分に低い前記絶縁体層の表面粗度を提供することを特徴
とする、アルミニウムを基材とし電気移動に抵抗する相
互接続を半導体基板上に形成する方法。 - 【請求項2】前記アルミニウム含有層を純アルミニウム
とアルミニウム合金からなるグループから選択すること
を特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】前記アルミニウムをAl3Ti、Al‐T
i、Al‐Ti‐Si、Al‐Cu、Al‐Si、Al
‐Si‐Cu、及びTi/Al‐Cuからなるグループ
から選択することを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】前記絶縁体層が酸化物層であることを特徴
とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】前記酸化物層が酸化ケイ素層であることを
特徴とする請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】段階(a)において、シランの酸化、亜大
気圧未ドープ・ケイ素ガラス(SAUSG)の形成、C
VD中でのアルコキシシランの熱分解酸化、高密度プラ
ズマ(HDP)付着酸化物の形成、及び前記酸化物の熱
成長からなるグループから選択する方法によって前記酸
化物層を形成することを特徴とする請求項4に記載の方
法。 - 【請求項7】前記酸化物層を約300℃と低温のPEC
VD装置中でテトラエチルオルトシラン(TEOS)の
酸化によって形成することを特徴とする請求項4に記載
の方法。 - 【請求項8】段階(a)において、平均表面粗度Rmsを
10nmより小さくして前記絶縁体層を形成することを
特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】段階(a)において、平均表面粗度Rmsを
5nmより小さくして前記絶縁体層を形成することを特
徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項10】段階(a)において、(i)第1の絶縁
体層を付着させる副段階と、(ii)前記第1の絶縁体
層を平面化して厚さが薄く、かつ平均表面粗度Rmsが1
0nmより小さい第2の絶縁体層を形成する副段階とに
よって前記絶縁体層を形成することを特徴とする請求項
1に記載の方法。 - 【請求項11】前記平面化を異方性ドライ・エッチング
によって行うことを特徴とする請求項10に記載の方
法。 - 【請求項12】前記平面化を化学機械的研磨(CMP)
によって行うことを特徴とする請求項10に記載の方
法。 - 【請求項13】請求項1に記載の方法によるアルミニウ
ムを基材とする相互接続製品。 - 【請求項14】請求項8に記載の方法によるアルミニウ
ムを基材とする相互接続製品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/661160 | 1996-06-10 | ||
US08/661,160 US6200894B1 (en) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | Method for enhancing aluminum interconnect properties |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1056011A true JPH1056011A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=24652458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9146805A Pending JPH1056011A (ja) | 1996-06-10 | 1997-06-04 | アルミニウム相互接続特性を向上させる方法とその製品 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6200894B1 (ja) |
EP (1) | EP0813245A3 (ja) |
JP (1) | JPH1056011A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002542609A (ja) * | 1999-04-13 | 2002-12-10 | テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) | 同調可能なマイクロウエーブ用デバイス |
KR100399066B1 (ko) * | 2000-12-28 | 2003-09-26 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 알루미늄 합금 박막 제조 방법 |
KR100732861B1 (ko) | 2005-12-27 | 2007-06-27 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 반도체 배선 및 그 형성 방법 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5928967A (en) * | 1996-06-10 | 1999-07-27 | International Business Machines Corporation | Selective oxide-to-nitride etch process using C4 F8 /CO/Ar |
JP2007053133A (ja) * | 2005-08-15 | 2007-03-01 | Toshiba Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
US20080135827A1 (en) * | 2006-09-25 | 2008-06-12 | Stmicroelectronics Crolles 2 Sas | MIM transistor |
WO2009055156A1 (en) * | 2007-10-26 | 2009-04-30 | Hvvi Semiconductors, Inc. | Semiconductor structure and method of manufacture |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4017890A (en) | 1975-10-24 | 1977-04-12 | International Business Machines Corporation | Intermetallic compound layer in thin films for improved electromigration resistance |
US4438450A (en) | 1979-11-30 | 1984-03-20 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Solid state device with conductors having chain-shaped grain structure |
US4352239A (en) | 1980-04-17 | 1982-10-05 | Fairchild Camera And Instrument | Process for suppressing electromigration in conducting lines formed on integrated circuits by control of crystalline boundary orientation |
DE3164742D1 (en) * | 1980-09-22 | 1984-08-16 | Tokyo Shibaura Electric Co | Method of smoothing an insulating layer formed on a semiconductor body |
US4922320A (en) | 1985-03-11 | 1990-05-01 | Texas Instruments Incorporated | Integrated circuit metallization with reduced electromigration |
US5001541A (en) | 1989-03-22 | 1991-03-19 | Texas Instruments Incorporated | Advanced electromigration resistant interconnect structure and process |
US5240880A (en) | 1992-05-05 | 1993-08-31 | Zilog, Inc. | Ti/TiN/Ti contact metallization |
US5360995A (en) | 1993-09-14 | 1994-11-01 | Texas Instruments Incorporated | Buffered capped interconnect for a semiconductor device |
US5851602A (en) * | 1993-12-09 | 1998-12-22 | Applied Materials, Inc. | Deposition of high quality conformal silicon oxide thin films for the manufacture of thin film transistors |
US5494854A (en) * | 1994-08-17 | 1996-02-27 | Texas Instruments Incorporated | Enhancement in throughput and planarity during CMP using a dielectric stack containing HDP-SiO2 films |
-
1996
- 1996-06-10 US US08/661,160 patent/US6200894B1/en not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-06-04 JP JP9146805A patent/JPH1056011A/ja active Pending
- 1997-06-05 EP EP97303858A patent/EP0813245A3/en not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002542609A (ja) * | 1999-04-13 | 2002-12-10 | テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) | 同調可能なマイクロウエーブ用デバイス |
KR100399066B1 (ko) * | 2000-12-28 | 2003-09-26 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 알루미늄 합금 박막 제조 방법 |
KR100732861B1 (ko) | 2005-12-27 | 2007-06-27 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 반도체 배선 및 그 형성 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0813245A3 (en) | 2000-01-05 |
US6200894B1 (en) | 2001-03-13 |
EP0813245A2 (en) | 1997-12-17 |
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