JPH1055982A - 半導体装置における接続部構造およびその形成方法 - Google Patents

半導体装置における接続部構造およびその形成方法

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JPH1055982A
JPH1055982A JP21129596A JP21129596A JPH1055982A JP H1055982 A JPH1055982 A JP H1055982A JP 21129596 A JP21129596 A JP 21129596A JP 21129596 A JP21129596 A JP 21129596A JP H1055982 A JPH1055982 A JP H1055982A
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JP
Japan
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layer
silicide
conductive layer
film
refractory metal
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JP21129596A
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Kenji Shimai
謙治 島井
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温の熱履歴を受けた場合に接続部における
コンタクト抵抗の上昇を防止できる半導体装置における
接続部構造およびその形成方法を提供する。 【解決手段】 第1導電層11の表面上には層間絶縁膜
12が形成されている。層間絶縁層12の所定の領域に
は、第1導電層11の表面を露出するコンタクトホール
13が形成されている。コンタクトホール13内に露出
する第1導電層11の表面上には、高融点金属シリサイ
ド層14が形成されている。高融点金属シリサイド膜1
4上には窒化チタンのような高融点金属窒化物からなる
反応防止層15が形成されている。反応防止層15の表
面上にはタングステンシリサイドからなる第2導電層1
6が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置におけ
る接続部構造およびその形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置において、例えば、埋
め込みコンタクト部では、第1導電層としてのポリシリ
コン膜の表面上に層間絶縁層を形成し、この層間絶縁膜
にコントタクトホールを形成してポリシリコン膜の表面
の一部を露出させる。この後、ポリシリコン膜の表面
に、接触抵抗の低減を目的として、チタンシリサイド
(TiSi2)層を形成する。次いで、このチタンシリ
サイド層の表面を含む層間絶縁膜の上に第2導電層とし
てタングステンシリサイド(WSi2)膜を形成する。
これにより、コンタクトホール内において、ポリシリコ
ン膜/チタンシリサイド層/タングステンシリサイド膜
の三層構造からなる接続部構造が形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の接
続部構造は、高温の熱履歴を受けた場合に、チタンシリ
サイド層およびタングステンシリサイド層の間の界面で
反応が起こり、TixWySi2のようなチタン、タングステン
およびシリコンを含有する化合物が形成される。このよ
うな化合物が形成されるとこの界面の接触抵抗が増加す
る。従って、例えば、上述の接続部構造を有するデバイ
スに対して、BPSGリフローのような850℃以上の
アニール処理を施した場合に、この接続部におけるコン
タクト抵抗が上昇する不都合を生じる。
【0004】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、高温の熱履歴を受けた場合に接続部におけるコ
ンタクト抵抗の上昇を防止することができる半導体装置
における接続部構造およびその形成方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、第1
導電層、前記第1導電層上に形成された高融点金属シリ
サイド層、前記高融点金属シリサイド層上に形成された
反応防止層、および、前記反応防止層上に形成されたタ
ングステンを含有する第2導電層を具備することを特徴
とする半導体装置における接続部構造を提供する。
【0006】本発明は、第2に、シリコンで構成された
第1導電層上に形成された層間絶縁膜および前記層間絶
縁膜に設けられたコンタクトホール内に露出する前記第
1導電層の表面上に高融点金属層を形成する工程、前記
高融点金属層上に高融点金属窒化物層を形成する工程、
前記第1導電層、前記高融点金属層および前記高融点金
属窒化物に対して熱処理を施すことにより、前記シリコ
ンおよび前記高融点金属層の間の反応によって前記高融
点金属層をシリサイド化して前記第1導電層上に高融点
金属シリサイド層を形成する工程、NH4OHおよびH2
2を用いたウエットエッチングにより、前記高融点金
属シリサイド層上に高融点金属窒化物からなる薄膜を残
して、未反応の前記高融点金属層および前記高融点金属
窒化物層を除去する工程、前記薄膜および前記層間絶縁
膜上にタングステンを含有する第2導電層を形成する工
程、および、前記第1導電層、前記層間絶縁膜、前記高
融点金属シリサイド層、前記薄膜層および前記第2導電
層が、高融点金属シリサイドおよびタングステンの間で
反応が起こり得る温度以上の熱履歴を受けるような熱処
理を施す工程を具備することを特徴とする半導体装置に
おける接続部構造の形成方法を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
詳細に説明する。図1は、本発明の半導体装置における
接続部構造の一実施形態を示す断面図である。図1中1
1は例えばポリシリコン膜で構成された第1導電層であ
る。この第1導電層11の表面上には、例えば、熱酸化
膜またはプラズマ酸化膜からなる層間絶縁膜12が形成
されている。この層間絶縁層12の所定の領域には、第
1導電層11の表面を露出するコンタクトホール13が
形成されている。
【0008】コンタクトホール13内に露出する第1導
電層11の表面上には、高融点金属シリサイド層14が
形成されている。この高融点金属シリサイド層14は、
例えば、チタンシリサイド(TiSi2)、タンタルシ
リサイド(TaSi2)、コバルトシリサイド(CoS
2)またはモリブデンシリサイド(MoSi2)であり
得る。
【0009】この実施形態では、高融点金属シリサイド
層14は、500オングストローム(Å)のチタンシリ
サイドである。
【0010】この高融点金属シリサイド膜14上には、
例えば、窒化チタンのような高融点金属窒化物からなる
反応防止層15が形成されている。反応防止層15の表
面上には、タングステンを含有する第2導電層16が形
成されている。第2導電層16は、例えば、タングステ
ンまたはタングステンシリサイド(WSi2)である。
第2導電層16の形成は例えば化学蒸着(CVD)法に
より行われる。この実施形態では、第2導電層16は、
膜厚600Åのタングステンシリサイド層である。
【0011】以上のような構成からなる半導体装置の接
続部構造では、高融点金属シリサイド層14の表面上
に、反応防止層15を介してタングステンを含有する第
2配線層16が設けられている。これにより、この接続
部構造に対して高融点金属シリサイドおよびタングステ
ンの間で反応が起こり得る温度以上の高温の熱履歴が付
与された場合に、高融点金属シリサイドとタングステン
との反応は反応防止層15で阻止される。このため、タ
ングステン、シリコンおよび高融点金属をベースとした
化合物の生成が防止され、接続部構造のコンタクト抵抗
が高くなるのを防止できる。
【0012】この高融点金属シリサイドおよびタングス
テンの間で反応が起こり得る温度は、具体的には、80
0℃である。
【0013】以下、本発明の半導体装置の接続部構造の
形成方法の一実施形態について説明する。
【0014】図2(A)〜(D)および図3(A)〜
(C)は、本発明の半導体装置における接続部構造の形
成方法の一実施形態の各工程を示す断面図である。図2
(A)に示すように、ポリシリコン膜で構成された第1
導電層21の表面上に、熱酸化膜またはプラズマ酸化膜
からなる層間絶縁膜22を形成する。次いで、この層間
絶縁膜22の所定の領域に第1導電層21の表面を露出
するコンタクトホール23を形成する。
【0015】このコンタクトホール23内に露出する第
1導電層21の表面を含む層間絶縁膜22上に、図2
(B)に示すように、例えば、膜厚500Åのチタン膜
24を、200℃でのスパッタリングにより形成する。
次に、チタン膜24上に、窒化チタン膜25を、例え
ば、膜厚700Åで、200℃、窒素雰囲気下での反応
性スパッタリングにより形成する。
【0016】この後、第1アニール処理を、窒素雰囲気
下で、例えば、700℃、30秒間行う。これにより、
第1導電層21のシリコンとチタン膜24の間でシリサ
イド反応が起こり、図2(C)に示すように、コンタク
トホール13内の第1導電層21上にチタンシリサイド
膜26が形成される。この第1アニール処理では、第1
導電層21および窒化チタン膜25の間にあるチタン膜
24は実質的に全部チタンシリサイド膜26に置換され
る。このチタンシリサイド膜26は、高抵抗なC49相
で構成されている。
【0017】次いで、NH4OHおよびH22を用いた
ウエットエッチングを、例えば40分間行う。これによ
り、図2(D)に示すように、層間絶縁膜22上の未反
応のチタン膜24および窒化チタン膜25が除去され
る。また、これと同時に、チタンシリサイド膜26上に
ついては、窒化チタン膜25を構成する窒化チタンの一
部がチタンシリサイド膜26上に残されて、反応防止層
27が形成される。このように窒化チタン膜26の一部
がチタンシリサイド膜26に残されるのは、第1アニー
ル工程でチタンシリサイド膜26上の窒化チタンの界面
状態が選択的に変化するからである。
【0018】この後、図3(A)に示すように、C49
層のチタンシリサイド膜26を低抵抗のC54に相転移
させるために、第2アニール処理を行う。この第2アニ
ール処理は、例えば、NH3雰囲気下における850℃
で30秒間行われる。
【0019】次に、反応防止層27の表面を含む層間絶
縁膜22上に、図3(B)に示すように、タングステン
シリサイドからなる第2配線層28を形成する。この第
2配線層28の形成は、例えば、ソースガスとしてWF
6およびSiH4を用いたCVDにより行う。この第2配
線層28の膜厚は、例えば、600Åである。以上の工
程により、本発明の半導体装置における接続部構造20
が形成される。
【0020】この後、この接続部構造20に対しては、
チタンシリサイドとタングステンシリサイドとの間で反
応が起こり得る温度以上の高温の熱履歴を受けるような
熱処理処理が施される。例えば、図3(C)に示すよう
に、780℃、90分の熱CVDによりシリコン酸化膜
29を形成した後に、シリコン酸化膜29の上にCVD
によりパシベーション層としてBPSG膜30を形成
し、BPSG膜20に対して、例えば、850℃、30
分でリフロー処理が施される。
【0021】以上説明した本発明の半導体装置における
接続部構造の形成方法では、ポリシリコン膜で構成され
た第1導電層21の表面上に、チタン膜24および窒化
チタン膜25を積層した後、第1アニール処理を行い、
第1導電層21およびチタン膜24の間のシリサイド反
応により、チタンシリサイド膜26が形成する。次い
で、 NH4OHおよびH22を用いたウエットエッチン
グを行い、チタンシリサイド膜26上に窒化チタン膜2
5を構成する窒化チタンの一部を残して反応防止層27
を形成すると共に、未反応のチタン膜24および窒化チ
タン膜25を除去する。従って、特別なレジストマスク
を窒化チタン膜25上に形成しなくとも、チタンシリサ
イド膜26上に選択的に窒化チタンを残して、窒化チタ
ンの薄膜からなる反応防止層27を容易に形成すること
ができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の半導体装置における接続部構
造の効果を確認するために行った試験結果について説明
する。
【0023】まず、シリコン基板上に、膜厚500Åの
チタン膜を、200℃でのスパッタリングにより形成し
た。次に、チタン膜上に窒化チタン膜25を膜厚700
Åで、200℃、窒素雰囲気下での反応性スパッタリン
グにより形成した。
【0024】この後、窒素雰囲気下で、700℃、30
秒間の第1アニール処理を行った。次いで、NH4OH
およびH22を用いて40分間ウエットエッチングを行
った。この後、NH3雰囲気下における850℃で30
秒間の第2アニール処理を行った。次に、ソースガスと
してWF6およびSiH4を用いたCVDにより、タング
ステンシリサイド膜を形成した。この結果、シリコン基
板、チタンシリサイド膜、反応防止層、タングステンシ
リサイド膜が順次積層された実施例に係る試料を試作し
た。
【0025】次に、この実施例に係る試料に対して、以
下の各種アニール処理を行った。各アニール処理には別
々の試料を用いた。
【0026】(1)780℃、90分 (2)850℃、30分 (3)900℃、30分 上記(1)〜(3)のアニール処理前の実施例に係る試
料およびアニール処理後の実施例に係る試料のシート抵
抗を測定した。この結果を、図4の特性図に示す。
【0027】また、上記(1)〜(3)のアニール処理
前の実施例に係る試料およびアニール処理後の実施例に
係る試料に対して薄膜XRD回析を行った。この結果を
図5(A)〜(C)に示す。
【0028】比較例として、シリコン基板上にチタン膜
を形成し後、窒化チタン膜を形成せずに、上記実施例と
同様に、第1アニール処理、ウエットエッチング、第2
アニール処理およびタングステンシリサイドのデポを行
って、シリコン基板、チタンシリサイド膜、タングステ
ンシリサイド膜が順次積層された比較例の試料を得た。
【0029】次に、この比較例に係る試料に対して、上
記(1)〜(3)の各種アニール処理を行った。各アニ
ール処理には別々の試料を用いた。
【0030】上記(1)〜(3)のアニール処理前の比
較例に係る試料およびアニール処理後の比較例に係る試
料のシート抵抗を測定した。この結果を、図4の特性図
に示す。
【0031】また、上記(1)〜(3)のアニール処理
前の比較例に係る試料およびアニール処理後の比較例に
係る試料に対して薄膜XRD回析を行った。この結果を
図6(A)〜(C)に示す。
【0032】ウエットエッチ後の実施例に係る試料の表
面を観察すると窒化チタン薄膜が確認された。窒化チタ
ン薄膜の存在は、図5(A)に示すウエットエッチ後の
薄膜XRD回析の結果からも確認された。この窒化チタ
ン薄膜が反応防止層として機能するまた、図4から明ら
かなように、実施例に係る試料は、(1)〜(3)のア
ニール処理が付された後、すなわち、高温の熱履歴を受
けた後であっても、シート抵抗はアニール処理前とほと
んど変わらなかった。これに対して、比較例に係る試料
は、(1)〜(3)のアニール処理が付された後は、シ
ート抵抗がアニール処理前よりも高くなった。また、比
較例の試料が受ける温度が高いほどシート抵抗の値が大
きかった。この結果から、上記説明した反応防止層27
がある本発明の実施形態に係る接続部構造20では、高
温の熱履歴を受けた場合にコンタクト抵抗が高くなるこ
とが抑制されることが確認された。
【0033】また、図5および図6を比較すると、比較
例に係る試料では、図6(B)および(C)からわかる
ように、アニール処理後にTi0.60.1Si2が生成し
ていることが確認された。これに対して、実施例に係る
試料では、図6(B)および(C)からわかるように、
アニール処理後でもTi0.60.1Si2の生成は認めら
れなかった。この結果から、本発明の実施形態に係る接
続部構造20では、高温の熱履歴を受けた場合に、反応
防止層27が、チタンシリサイド膜26およびタングス
テンシリサイドからなる第2導電層28の間での反応を
阻止し、Ti0. 60.1Si2の生成を防止し、本発明の
実施形態に係る接続部構造20のコンタクト抵抗が高く
なるのを抑制できることが確認された。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置における接続部構造は、高融点金属シリサイド層およ
びタングステンを含む第2配線層の間に反応防止層が設
けられている。当該接続部構造が、高融点金属シリサイ
ドおよびタングステンの間で反応が起こり得る温度以上
の高温の熱履歴を受けるような熱処理を受けた場合
に、、高融点金属シリサイドおよび第2配線層の間で反
応が起こることが両者の間に設けられた反応防止層によ
り阻止される。この結果、高融点金属シリサイドおよび
タングステンの反応生成物により、接続部構造のコンタ
クト抵抗が高くなることを抑制することができる。
【0035】また、本発明の半導体装置における接続部
構造の形成方法は、シリコンで構成された第1導電層の
表面上に高融点金属層および高融点金属窒化物層を積層
した後、第1アニール処理を行い、第1導電層および高
融点金属層の間のシリサイド反応により、高融点金属シ
リサイド層を形成し、次いで、 NH4OHおよびH22
を用いたウエットエッチングを行い、高融点金属シリサ
イド層上に高融点金属窒化物層を構成する高融点金金属
窒化物を残して薄膜を形成すると共に、未反応の高融点
金属層および高融点金属窒化物層をを除去する。これに
より、特別なレジストマスクを高融点金属窒化物層上に
形成しなくとも、高融点金属シリサイド層上に選択的に
高融点金属窒化物を残して、反応防止層としての高融点
金属窒化物の薄膜を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置における接続部構造の一実
施形態を示す断面図。
【図2】(A)〜(D)は、本発明の半導体装置におけ
る接続部構造の形成方法の一実施形態の各工程を示す断
面図。
【図3】(A)〜(C)は、本発明の半導体装置におけ
る接続部構造の形成方法の一実施形態の各工程を示す断
面図。
【図4】アニール処理と試料のシート抵抗との関係を示
す特性図。
【図5】(A)は、アニール処理前の実施例に係る試料
に対する薄膜XRD回析像を示す図、(B)および
(C)は、アニール処理後の実施例に係る試料に対する
薄膜XRD回析像を示す図。
【図6】(A)は、アニール処理前の比較例に係る試料
に対する薄膜XRD回析像を示す図、(B)および
(C)は、アニール処理後の比較例に係る試料に対する
薄膜XRD回析像を示す図。
【符号の説明】
11,21…第1導電層、12,22…層間絶縁膜、1
3,23…コンタクトホール、14…高融点金属シリサ
イド層、15,27…反応防止層、16,28…第2導
電層、20…接続部構造、24…チタン膜、25…窒化
チタン膜、26…チタンシリサイド膜、29…シリコン
酸化膜、30…BPSG膜。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電層、前記第1導電層上に形成さ
    れた高融点金属シリサイド層、前記高融点金属シリサイ
    ド層上に形成された反応防止層、および、前記反応防止
    層上に形成されたタングステンを含有する第2導電層を
    具備することを特徴とする半導体装置における接続部構
    造。
  2. 【請求項2】 反応防止層が高融点金属窒化物からなる
    請求項1記載の半導体装置における接続部構造。
  3. 【請求項3】 高融点金属シリサイド層が、チタンシリ
    サイド、タンタルシリサイド、コバルトシリサイドおよ
    びモリブデンシリサイドからなる群から選択される1つ
    である請求項1または2記載の半導体装置における接続
    部構造。
  4. 【請求項4】 第2導電層がタングステンまたはタング
    ステンシリサイドである請求項1ないし3のいずれか一
    つに記載の半導体装置における接続部構造。
  5. 【請求項5】 シリコンで構成された第1導電層上に形
    成された層間絶縁膜および前記層間絶縁膜に設けられた
    コンタクトホール内に露出する前記第1導電層の表面上
    に高融点金属層を形成する工程、 前記高融点金属層上に高融点金属窒化物層を形成する工
    程、 前記第1導電層、前記高融点金属層および前記高融点金
    属窒化物に対して熱処理を施すことにより、前記シリコ
    ンおよび前記高融点金属層の間の反応によって前記高融
    点金属層をシリサイド化して前記第1導電層上に高融点
    金属シリサイド層を形成する工程、 NH4OHおよびH22を用いたウエットエッチングに
    より、前記高融点金属シリサイド層上に高融点金属窒化
    物からなる薄膜を残して、未反応の前記高融点金属層お
    よび前記高融点金属窒化物層を除去する工程、 前記薄膜および前記層間絶縁膜上にタングステンを含有
    する第2導電層を形成する工程、および、 前記第1導電層、前記層間絶縁膜、前記高融点金属シリ
    サイド層、前記薄膜層および前記第2導電層が、高融点
    金属シリサイドおよびタングステンの間で反応が起こり
    得る温度以上の熱履歴を受けるような熱処理を施す工程
    を具備することを特徴とする半導体装置における接続部
    構造の形成方法。
  6. 【請求項6】 高融点金属層がチタン、タンタル、コバ
    ルトおよびモリブデンからなる群から選択される1つで
    ある請求項5記載の半導体装置における接続部構造の形
    成方法。
  7. 【請求項7】 高融点金属窒化層が、窒化チタン、窒化
    コバルトおよび窒化モリブデンからなる群から選択され
    る1つである請求項5または6記載の半導体装置におけ
    る接続部構造の形成方法。
  8. 【請求項8】 前記第2導電層がタングステンまたはタ
    ングステンシリサイドである請求項5ないし7のいずれ
    か1つに記載の半導体装置における接続部構造の形成方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6657301B2 (en) 2001-07-04 2003-12-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Contact structure, method of forming the same, semiconductor device, and method of manufacturing the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6657301B2 (en) 2001-07-04 2003-12-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Contact structure, method of forming the same, semiconductor device, and method of manufacturing the same

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