JPH1055948A - レジスト塗布装置 - Google Patents

レジスト塗布装置

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JPH1055948A
JPH1055948A JP21230696A JP21230696A JPH1055948A JP H1055948 A JPH1055948 A JP H1055948A JP 21230696 A JP21230696 A JP 21230696A JP 21230696 A JP21230696 A JP 21230696A JP H1055948 A JPH1055948 A JP H1055948A
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JP
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resist
cleaning liquid
mist
trap
resist mist
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JP21230696A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Ishimaru
敏之 石丸
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Sony Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C11/00Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
    • B05C11/02Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface
    • B05C11/08Spreading liquid or other fluent material by manipulating the work, e.g. tilting

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジストミストトラップへのレジストミスト
付着量増加に起因する、スピンチャックに載置された被
処理基板周辺部の雰囲気の流量低下を抑え、更にレジス
トミストトラップを排気管系より取り外し、洗浄すると
いう保守作業のないレジスト塗布装置を提供する。 【解決手段】 レジストミストトラップ30aに付着し
たレジストを除去するための洗浄液供給部4と、レジス
トミスト除去部30の底部と廃液タンク16間に設けた
排液配管系5と、流速計53と、開閉板54と、流速計
53からの信号を基にし、洗浄液供給部、排液配管系5
の開閉弁52および開閉板54の動作を制御してレジス
ト除去動作をさせる制御装置6とを設ける。 【効果】 半導体装置の製造歩留向上が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレジスト塗布装置に
関し、さらに詳しくは、レジスト塗布装置の排気管系に
設けられたレジストミスト除去部に特徴を有するレジス
ト塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レジスト塗布装置は、微細加工を必要と
する半導体装置の製造工程やその他電子機器に使用する
各種部品の製造工程等で数多く使用されている装置であ
る。このレジスト塗布装置の従来例として、半導体装置
の製造工程で使用されているレジスト塗布装置を図3、
図4を参照して説明する。
【0003】まず、図3に示すように、レジスト塗布装
置1はスピンコート部2、排気管系3で概略構成されて
いる。スピンコート部2は、半導体ウェハ11を真空チ
ャックし、駆動モータ13により回転するスピンチャッ
ク12と、スピンチャック12外の周辺部に設置され、
レジスト塗布時に、遠心力により飛散するレジストを受
けとるカップ14とが設けられて、更にこのカップ14
の底部には飛散したレジストを集めて排出する排液配管
であると同時に、遠心力により飛散したレジストで半導
体ウェハ11周辺の雰囲気に浮遊するレジストの微粒子
(レジストミスト)が半導体ウェハ11に再付着するの
を防止するために、半導体ウェハ11周辺の雰囲気を下
方に流す、排気配管をも兼ねた配管15が設けられてい
る。配管15に入った液状レジストは、配管15に接続
した排液タンク16に回収され、一方レジストミストを
含んだ雰囲気は、配管15に接続した排気管系3の排気
管17に送られる。また、半導体ウェハ11を載置する
スピンチャック12の上方には、レジスト供給部(図示
省略)よりレジストが送られてきて、半導体ウェハ11
上にレジストを滴下する、レジスト供給ノズル18が設
けられている。
【0004】排気管系3は、排気管17と、スピンコー
ト部2より排気管17を通して流れてくる気体中のレジ
ストミストを除去するための、レジストミストトラップ
19aが装着されたレジストミスト除去部19とで概略
構成されている。このレジストミスト除去部19の排気
管17内には、気体の流速を検知するための、流速計2
0の検出端子20aが設けられている。なお、排気管系
3には、図示は省略するが、排気管17の外気との間に
は、流量が調整可能な排気装置が設置されていて、一定
の流量でスピンチャック12に載置された半導体ウェハ
11周辺の雰囲気を排気するようになっている。
【0005】レジストミストトラップ19aは、図4に
示すように、レジストミスト除去部19に収納される側
壁筐体、例えば矩形状側壁筐体21に、レジストミスト
を付着させるための、複数枚の平板22が約5mm間隔
で平行に配置された構造となっている。遠心力により飛
散したレジストで半導体ウェハ11周辺の雰囲気に浮遊
するレジストミストは、配管15および排気管17を通
って、レジストミスト除去部19のレジストミストトラ
ップ19aの間隔の狭い平板22間を通過する際に、平
板22表面に付着する。
【0006】レジスト塗布装置を長期間使用している
と、平板22表面に付着したレジストミストは厚いレジ
スト層を成して、平板22間の気体の通過路が狭くなっ
た状態となり、排気管17を流れる気体の流速が減少す
る。この状態となると、スピンチャック12に載置され
た半導体ウェハ11周辺部のレジストミストを含む雰囲
気の流れが悪くなり、雰囲気中のレジストミストが半導
体ウェハ11表面に再付着して、レジストのパターニン
グ不良が発生したり、半導体ウェハ11付近の雰囲気の
流れとレジスト溶剤の蒸発との関係でレジスト塗布膜厚
が増加し、このレジスト塗布膜厚の増加に起因するレジ
ストのパターニング不良が発生したりする。その為、流
速計20での流速が所定流速以下になった時には、レジ
ストミスト除去部19よりレジストミストトラップ19
aを取り外し、アセトン液等により平板22表面等に付
着したレジストを除去した後、再度レジストミスト除去
部19にレジストミストトラップ19aを装着する。
【0007】しかしながら、上述したレジスト塗布装置
では、レジストミストトラップ19aの平板22へのレ
ジストミスト付着量増加に起因する排気管17中の気体
流速の低下で、スピンチャック12に載置された半導体
ウェハ11周辺部の雰囲気の流れが低下し、レジストの
パターニング不良が発生するという問題がある。この問
題を回避するために、流速計20の流速を度々監視しな
ければならず、また平板22表面に付着したレジスト層
が厚くなった段階では、レジストミスト除去部19より
レジストミストトラップ19aを取り外し、アセトン液
等により平板22表面等に付着したレジストを除去した
後、再度レジストミスト除去部19にレジストミストト
ラップ19aを装着するという作業が発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したレ
ジスト塗布装置における問題点を解決することをその目
的とする。即ち本発明の課題は、レジストミストトラッ
プへのレジストミスト付着量増加に起因する、スピンチ
ャックに載置された被処理基板の周辺部の雰囲気の流量
低下を抑え、更にレジストミストトラップを排気管系よ
り取り外し、洗浄するという保守作業のないレジスト塗
布装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のレジスト塗布装
置は、上述の課題を解決するために提案するものであ
り、排気管系に、レジストミストトラップを持つレジス
トミスト除去部を有するレジスト塗布装置において、レ
ジストミストトラップに付着したレジストを除去するた
めの洗浄液供給部と、レジストミストトラップに付着し
たレジストを除去した洗浄液を、レジストミスト除去部
の底部からレジストの廃液タンクに導くための、開閉弁
を有した排液配管系と、レジストミストトラップ下方の
レジストミスト除去部の側壁に接続する排気管内の気体
の流れを検知する気体流検知手段と、レジストミスト除
去部の側壁に接続する排気管に設けた開閉部と、気体流
検知手段からの信号を基にし、洗浄液供給部、開閉弁お
よび開閉部の動作を制御し、レジストミストトラップに
付着したレジストの除去動作をさせる制御装置とを有す
ることを特徴とするものである。
【0010】本発明によれば、排気管の気体流速を常時
検知して、所定流速の許容範囲以下に流速が低下した
時、自動的にレジストミストトラップに付着したレジス
トを除去し、排気管の気体流速を回復させるので、スピ
ンコート部のスピンチャックに載置された半導体ウェハ
周辺部の雰囲気の流れが、常にほぼ一定の状態でレジス
ト塗布が可能となる。従って、半導体ウェハ周辺部の雰
囲気中のレジストミストの半導体ウェハへの再付着によ
るレジストのパターニング不良や、レジスト膜厚変動に
よるレジストのパターニング不良の問題が回避でき、半
導体装置の製造歩留が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的実施の形態
例につき、添付図面を参照して説明する。なお従来技術
の説明で参照した図3中の構成部分と同様の構成部分に
は、同一の参照符号を付すものとする。
【0012】実施の形態例1 本実施の形態例はレジスト塗布装置に本発明を適用した
例であり、これを図1および図2を参照して説明する。
【0013】まず、図1に示すように、レジスト塗布装
置1はスピンコート部2、排気管系3、洗浄液供給部
4、排液配管系5および排気管系3や洗浄液供給部4や
排液配管系の動作を制御する制御装置6で概略構成され
ている。スピンコート部2は、従来のレジスト塗布装置
1(図3参照)のスピンコート部2と同様なので、説明
を省略する。排気管系3は、排気管17と、スピンコー
ト部2より排気管17を通して流れてくる気体中のレジ
ストミストを除去するための、レジストミストトラップ
30aが装着されたレジストミスト除去部30とで概略
構成されている。レジストミスト除去部30のレジスト
ミストトラップ30aの上方には、レジストミストトラ
ップ30aに付着したレジストを除去するための洗浄液
が、洗浄液供給部4より送られ、シャワー状に噴出する
シャワーノズル41が設けられている。
【0014】なお、レジストミストトラップ30aが装
着されたレジストミスト除去部30の口径は、レジスト
ミストトラップ30a部での気体の流れに対する単位面
積当たりの抵抗を低減して、排気管17の排気流量を確
保するために、排気管17の口径より大きくしてある。
【0015】また、レジストミスト除去部30からの排
気管17は、レジストミスト除去部30のレジストミス
トトラップ30aの下方の側壁に接続する形で設けられ
ている。レジストミスト除去部30の底部は、漏斗形状
をしており、この漏斗形状の先端部には、廃液タンク1
6に接続する排液配管系5が設けられており、この排液
配管系5は、排液配管51と開閉弁52で構成されてい
る。
【0016】レジストミスト除去部30の側壁に接続さ
れた排気管17内には、気体の流れを検知する気体流検
知手段、例えばピトー静圧管等による流速計53の検知
端子53aと、開閉板54とが設けられている。なお、
この開閉板54は、駆動部55に連結していて、駆動部
55により開閉動作をする。
【0017】洗浄液供給部4は、シャワーノズル41、
洗浄液配管42、洗浄液槽43、ガス供給部、例えばN
2 ガス供給部(図示省略)からN2 ガスを送るガス配管
44および洗浄液槽43へのN2 ガス導入のON/OF
Fをする開閉弁45とで構成されている。洗浄液槽43
には、レジストミストトラップ30a部に付着したレジ
ストを除去するためのアセトン等の洗浄液43aが入っ
ていて、ガス配管44より洗浄液槽43にN2 ガスが送
られることで、洗浄液43aが洗浄液配管42を通って
シャワーノズル41に送られ、シャワーノズル41よ
り、シャワー状になった洗浄液43aがレジストミスト
トラップ30a部に降り注ぐようになっている。
【0018】レジストミストトラップ30aの構造は、
図2に示すように、レジストミスト除去部30に収納さ
れる側壁筐体、例えば矩形状側壁筐体31に、レジスト
ミストを付着させるための、多数の小孔32aがあるパ
ンチング板32が、水平方向に複数枚、例えば3枚、ほ
ぼ等間隔で平行に配置された構造となっている。なおパ
ンチング板32の小孔32aはほぼ等間隔で配置し、上
下のパンチング板32の小孔32aは、相互に重ならな
い上下位置関係となるようにする。
【0019】なお、パンチング板32の枚数、パンチン
グ板32間の距離、各パンチング板32の小孔32a径
および小孔32aの間隔等はレジストミストのトラップ
効果を考慮して決めるもので、例えばパンチング板32
の枚数は3枚とし、これらパンチング板32間の距離は
10mm、上部のパンチング板32の小孔32a径は直
径10mm、中部のパンチング板32の小孔32a径は
直径7mm、下部のパンチング板32の小孔32a径は
直径5mmとし、これら3枚のパンチング板32の小孔
32aの間隔は20mmとする。ここで、レジストミス
トトラップ30aの構造を上記のような構造としたの
は、シャワー状に降りかける洗浄液による、レジストミ
ストトラップ30aに付着したレジストの除去効果が大
きいためである。
【0020】次に、上述したレジスト塗布装置1の動作
について説明する。まず、このレジスト塗布装置1の排
気管系3や洗浄液供給部4や排液配管系の動作を制御す
る制御装置6によって、洗浄液供給部4の開閉弁45と
排液配管系5の開閉弁52が閉じられ、排気管系3の開
閉板54が駆動部55の駆動で開けられた状態になり、
この状態で通常の半導体ウェハ11上へのレジスト塗布
動作がおこなわれる。
【0021】半導体ウェハ11上へのレジスト塗布動作
を何度も繰り返して行われているうちに、スピンコート
部2より排気管17に流れてくる気体中のレジストミス
トのレジストミストトラップ30aへの付着量が徐々に
増加していく。このレジスト付着量増加により、レジス
トミストトラップ30a部での気体の流れに対する抵抗
が増加して排気管17内の気体流速が減少し、この気体
流速の変化が流速計53で検知される。排気管17内の
気体流速が、レジスト塗布作業を開始した当初の所定流
速から許容範囲以下の流速まで低下した時、流速計53
より制御装置6に信号が送られる。この信号が制御装置
6に入力されると、制御装置6は、スピンコート部2等
を制御している塗布制御装置(図示省略)に、レジスト
塗布作業を停止させるための信号を送る。
【0022】レジスト塗布作業が停止した段階で、制御
装置6より排液配管系5の開閉弁52と排気管系3の開
閉板54を駆動する駆動部55へ信号が送られ、開閉弁
52が開き、開閉板54が閉じられる。次に、制御装置
6より洗浄液供給部4の開閉弁45へ信号が送られ、開
閉弁45が開き、N2 ガスが洗浄液槽43に導入されて
洗浄液43a面に圧力がかかるため、洗浄液槽43の洗
浄液43aは洗浄液配管42を通り、シャワーノズル4
1より、レジストミストトラップ30aに向けて、シャ
ワー状に噴出される。洗浄液43aがレジストミストト
ラップ30aに降りかけられると、レジストミストトラ
ップ30aに付着したレジストは洗浄液に溶けて除去さ
れて、このレジストを溶かした溶液は、排液配管系5を
通って、スピンコート部2の廃液タンク16に送られ
る。
【0023】レジストミストトラップ30aに付着した
レジストが、ほぼ完全に除去されるための所定の洗浄時
間が経過した段階で、制御装置6より洗浄液供給部4の
開閉弁45へ信号が送られ、開閉弁45が閉じる。次
に、制御装置6より排液配管系5の開閉弁52と排気管
系3の開閉板54を駆動する駆動部55へ信号が送ら
れ、開閉弁52が閉じ、開閉板54が開けられる。その
後、制御装置より、レジスト塗布作業を開始させるため
の信号がスピンコート部等を制御している塗布制御装置
(図示省略)に送られ、塗布作業が再開される。
【0024】上述したレジスト塗布装置を用いれば、排
気管17の気体流速を常時検知して、所定流速の許容範
囲以下に流速が低下した時、自動的にレジストミストト
ラップ30aに付着したレジストを除去し、排気管17
の気体流速が回復されるので、スピンコート部のスピン
チャック12に載置された半導体ウェハ11周辺部の雰
囲気の流れが、常にほぼ一定の状態でレジスト塗布が可
能となる。従って、半導体ウェハ11周辺部の雰囲気中
のレジストミストの半導体ウェハ11への再付着による
レジストのパターニング不良や、レジスト膜厚変動によ
るレジストのパターニング不良の問題が回避でき、半導
体装置の製造歩留が向上する。更に、レジストミストト
ラップに付着したレジストを除去するための、従来のよ
うな保守作業、即ちレジストミスト除去部からレジスト
ミストトラップを取り外し、レジストミストトラップに
付着したレジストを洗浄して除去し、このレジストミス
トトラップをレジストミスト除去部に装着するという保
守作業が不要となる。
【0025】以上、本発明を実施の形態例により説明し
たが、本発明はこの実施の形態例に何ら限定されるもの
ではない。例えば、実施の形態例では、気体流検知手段
としてピトー静圧管による流速計を用いて説明したが、
他の流速計でもよく、また差圧式流量計等の流量計でも
よく、更にダイアフラム、ベローズ、ブルドン管等の圧
力センサを用いて、圧力と流速との相関を利用した気体
流検知手段であってもよい。また、実施の形態例では、
レジスト塗布する被処理基板として半導体ウェハをもち
いたが、石英やガラス等の絶縁体基板等であってもよ
い。更に、レジストミストトラップとして、多数の小孔
を持つ、複数枚のパンチング板を、水平に配置した構造
のレジストミストトラップとしたが、従来例のレジスト
ミストトラップであってもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のレジスト塗布装置は、レジスト塗布時に、スピンコー
ト部のスピンチャックに載置された半導体ウェハ周辺部
の雰囲気の流れが、常にほぼ一定となる。従って、レジ
ストのパターニング不良の問題が回避でき、半導体装置
の製造歩留向上が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したレジスト塗布装置の概略図で
ある。
【図2】本発明を適用したレジスト塗布装置のレジスト
ミスト除去部のレジストミストトラップの一部破断した
概略斜視図である。
【図3】従来のレジスト塗布装置の概略図である。
【図4】従来のレジスト塗布装置のレジストミスト除去
部のレジストミストトラップの一部破断した概略斜視図
である。
【符号の説明】
1…レジスト塗布装置、2…スピンコート部、3…排気
管系、4…洗浄液供給部、5…排液配管系、6…制御装
置、11…半導体ウェハ、12…スピンチャック、13
…駆動モータ、14…カップ、15…配管、16…廃液
タンク、17…排気管、18…レジスト供給ノズル、1
9,30…レジストミスト除去部、19a,30a…レ
ジストミストトラップ、20,53…流速計、20a,
53a…検出端子、21,31…矩形状側壁筐体、22
…平板、32…パンチング板、32a…小孔、41…シ
ャワーノズル、42…洗浄液配管、43…洗浄液槽、4
4…ガス配管、45,52…開閉弁、51…排液配管、
54…開閉板、55…駆動部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気管系に、レジストミストトラップを
    持つレジストミスト除去部を有するレジスト塗布装置に
    おいて、 前記レジストミストトラップに付着したレジストを除去
    するための洗浄液供給部と、 前記レジストミストトラップに付着したレジストを除去
    した洗浄液を、前記レジストミスト除去部の底部からレ
    ジストの廃液タンクに導くための、開閉弁を有した排液
    配管系と、 前記レジストミストトラップ下方の前記レジストミスト
    除去部の側壁に接続する排気管内の気体の流れを検知す
    る気体流検知手段と、 前記レジストミスト除去部の側壁に接続する前記排気管
    に設けた開閉部と、 前記気体流検知手段からの信号を基にし、前記洗浄液供
    給部、前記開閉弁および前記開閉部の動作を制御し、前
    記レジストミストトラップに付着したレジストの除去動
    作をさせる制御装置とを有することを特徴とするレジス
    ト塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記レジストミストトラップは、多数の
    小孔を設けた複数枚のパンチング板を水平に配置した構
    成であることを特徴とする、請求項1に記載のレジスト
    塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記洗浄液供給部は、洗浄液を入れる洗
    浄液槽、前記洗浄液槽に接続するガス配管、前記ガス配
    管に設けた開閉弁、前記洗浄液槽に接続した洗浄液配管
    および前記洗浄液配管の先端に設けた、洗浄液をシャワ
    ー状に噴出して前記レジストミストトラップに吹き掛け
    るシャワーノズルとを有することを特徴とする、請求項
    1に記載のレジスト塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記気体流検知手段は、流量計および流
    速計のうち、いずれか一方であることを特徴とする、請
    求項1に記載のレジスト塗布装置。
JP21230696A 1996-08-12 1996-08-12 レジスト塗布装置 Pending JPH1055948A (ja)

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