JPH1055704A - 車輌用前照灯 - Google Patents

車輌用前照灯

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JPH1055704A
JPH1055704A JP8224334A JP22433496A JPH1055704A JP H1055704 A JPH1055704 A JP H1055704A JP 8224334 A JP8224334 A JP 8224334A JP 22433496 A JP22433496 A JP 22433496A JP H1055704 A JPH1055704 A JP H1055704A
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JP
Japan
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distribution pattern
light distribution
horizontal
light
lens
Prior art date
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Application number
JP8224334A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Serizawa
啓之 芹澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1055704A publication Critical patent/JPH1055704A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電バルブを備えた副灯配光パターン形成用
の前照灯において、レンズステップにより反射光を屈折
制御して副灯配光パターンを形成するようにした場合に
おいてもグレア光の発生を最小限に抑える。 【解決手段】 リフレクタ16の光軸Axを、副灯配光
パターンPの水平カットラインCL2の位置よりも角度
βだけ下向きに設定することにより、レンズ12を外し
た状態で配光パターンPoを形成する。そして、斜め配
光パターン形成ステップおよび水平配光パターン形成ス
テップを含む多くのレンズステップ12sを上向き偏向
プリズム状に形成することにより、上記副灯配光パター
ンPを形成する。これにより、上下に隣接するレンズス
テップ12s相互間に、グレア光発生の原因となる上向
き段差が生じるのを防止あるいは最小限に抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、放電バルブを備
えた車輌用前照灯、特に、副灯配光パターン形成用の前
照灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放電バルブは高輝度照射が可能なことか
ら、近年、車輌用前照灯の光源としても採用されるよう
になってきている。
【0003】このような放電バルブを備えた前照灯にお
いて、斜めカットラインおよび水平カットラインを有す
る副灯配光パターンを形成するようにした場合には、遠
方視認性に優れかつ幅広い照射角を有する副灯配光パタ
ーンを得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記副
灯配光パターンを形成するための具体的構成として、レ
ンズに形成された複数のレンズステップによりリフレク
タからの反射光を屈折制御するようにした場合には、次
のような問題がある。
【0005】すなわち、レンズステップにより反射光の
屈折制御を行うようにした場合、上下に隣接するレンズ
ステップ相互間に段差が形成されるが、この段差が、図
22(a)に示すように、下側のレンズステップs1の
上端に比して上側レンズステップs2の下端の方が厚肉
となるような段差(以下、これを「上向き段差」とい
い、その逆の段差を「下向き段差」という。)である場
合、この上向き段差を透過した光は上向きに照射される
グレア光となる。
【0006】ハロゲンバルブ等を光源とする従来の前照
灯においても、上向き段差からのグレア光発生の問題は
存在しており、その対策として、大きな上向き段差が発
生している部分については、図22(b)に示すよう
に、下側のレンズステップs1が形成されるセグメント
の基本肉厚を上側レンズステップs2が形成されるセグ
メントに比して予め厚肉に設定しておくことにより、上
向き段差を小さくすることあるいはこれを下向き段差と
する手法が採用されている。
【0007】ところが、放電バルブを光源とする前照灯
においては、その光源がハロゲンバルブ等に対して3倍
以上の光束を発生するため、従来のように大きな上向き
段差が発生する部分についてのみ上記のような対策を施
すだけでは、グレア光を十分に抑制することは困難であ
る。一方、上向き段差が発生している部分すべてについ
て上記のような対策を施した場合には、図22(c)に
示すように、レンズの基本肉厚が何段階にも変化するた
め、レンズの上端部と下端部とで基本肉厚が大きく異な
ったものとなってしまい、レンズ成形を行うことが現実
的に困難なものとなる、という問題がある。
【0008】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、放電バルブを備えた副灯配光パター
ン形成用の前照灯において、レンズステップにより反射
光を屈折制御して副灯配光パターンを形成するようにし
た場合においてもグレア光の発生を最小限に抑えること
ができる車輌用前照灯を提供することを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明は、リフレクタ
の光軸を予め水平カットラインの位置よりも下向きに設
定しておき、リフレクタからの反射光をレンズステップ
により上向きに偏向させるようにすることにより、レン
ズステップ相互間に上向き段差が生じるのを防止あるい
は最小限に抑えるようにし、もって上記目的達成を図る
ようにしたものである。
【0010】すなわち、本願発明は、請求項1に記載し
たように、放電バルブと、この放電バルブからの光を前
方へ反射させるリフレクタと、このリフレクタからの反
射光を屈折制御する複数のレンズステップを有するレン
ズとを備えてなり、斜めカットラインおよび水平カット
ラインを有する副灯配光パターンを形成するように構成
された車輌用前照灯において、上記リフレクタの光軸
が、上記水平カットラインの位置よりも下向きに設定さ
れており、上記複数のレンズステップのうち少なくと
も、上記斜めカットラインに沿った配光パターンを形成
する斜め配光パターン形成ステップおよび上記水平カッ
トラインに沿った配光パターンを形成する水平配光パタ
ーン形成ステップが、上記リフレクタからの反射光を上
向きに偏向させる上向き偏向プリズム状に形成されてい
る、ことを特徴とするものである。
【0011】上記「上向き偏向プリズム状」とは、レン
ズステップの上下方向断面形状(斜め配光パターン形成
ステップに関しては正確には鉛直方向から所定角度傾斜
した方向の断面形状)が上向きに拡がる楔形に形成され
ていることを意味するものであって、これと直交する方
向の断面形状については特に限定されるものではない。
【0012】本願発明においては、リフレクタの光軸が
水平カットラインの位置よりも下向きに設定されている
ので、上記「斜め配光パターン形成ステップ」および
「水平配光パターン形成ステップ」については、これを
上向き偏向プリズム状に形成して反射光を上向きに偏向
する必要があるが、その他のレンズステップについて
は、狙いとする副灯配光パターンの性質に応じてその上
下方向断面形状を適宜設定するようにすればよい。
【0013】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
おいては、リフレクタの光軸が水平カットラインの位置
よりも下向きに設定されるとともに、斜め配光パターン
形成ステップおよび水平配光パターン形成ステップが上
向き偏向プリズム状に形成されているので、上下に隣接
するレンズステップ相互間に、グレア光発生の原因とな
る上向き段差が生じるのを防止あるいは最小限に抑える
ことができる。
【0014】したがって、本願発明によれば、放電バル
ブを備えた副灯配光パターン形成用の前照灯において、
レンズステップにより反射光を屈折制御して副灯配光パ
ターンを形成するようにした場合においてもグレア光の
発生を最小限に抑えることができる。
【0015】上記「リフレクタの光軸」は、水平カット
ラインの位置よりも下向きに設定されているものであれ
ば、その下向き角度は特に限定されるものではないが、
請求項2に記載したように、水平カットラインの位置に
対して0.5〜1.5°下向きに設定することが好まし
い。これは、0.5°未満では、斜め配光パターン形成
ステップおよび水平配光パターン形成ステップを上向き
偏向プリズム状に形成しても、その上端における上向き
段差の発生防止(あるいは抑制)を十分に図ることが困
難となり、一方、1.5°を超えると、上向き段差の発
生防止を図ることは容易となる反面、下向き段差が大き
くなってレンズ成形性に悪影響(例えば、レンズ割れ
や、ヒケ等の成形不良等)を及ぼすおそれがあるからで
ある。
【0016】また、一般に、斜め配光パターン形成ステ
ップはその上下方向寸法が長くなりやすく、これを上向
き偏向プリズム状に形成した場合には、その上端におけ
る下向き段差が大きくなって、レンズ成形性に悪影響を
及ぼす原因となる可能性がある。そこで、請求項3に記
載したように、斜め配光パターン形成ステップを上部ス
テップと下部ステップとに分割形成して各々上向き偏向
プリズム状に形成するようにすれば、その上端の下向き
段差を小さくすることができるので、レンズ成形性に悪
影響を及ぼすのを防止することが可能となる。
【0017】この場合において、請求項4に記載したよ
うに、上部ステップの上向き偏向角を下部ステップより
も小さい値に設定するようにすれば、次のような作用効
果を得ることができる。
【0018】すなわち、斜め配光パターン形成ステップ
のうち下部ステップは斜めカットライン形成に直接寄与
するが、上部ステップは間接的に寄与するのみである。
したがって、上部ステップにより形成される斜め配光パ
ターンを下部ステップにより形成される斜め配光パター
ンよりも下方に形成しても、斜めカットラインが不鮮明
になることはない。一方、後に詳述するように、放電バ
ルブにおいてはその放電室を形成する球状部の内壁下面
に金属沃化物が堆積するため、放電バルブを光源として
形成される配光パターンは、斜めカットライン上方近傍
に迷光パターンを伴ったものとなるが、上部ステップに
より形成される斜め配光パターンを下部ステップにより
形成される斜め配光パターンよりも下方に形成するよう
にすれば、上記迷光パターンを低減することができ、こ
れによりグレア光の発生を抑制することができる。
【0019】さらに、この場合、請求項5に記載したよ
うに、上部ステップの斜めカットラインに沿った方向の
反射拡散角を下部ステップよりも大きい値に設定するよ
うにすれば、上部ステップからの迷光パターンは大きく
拡散されるので、グレア光の発生を一層抑制することが
できる。
【0020】ところで、上記前照灯が、トラック等のキ
ャブオーバ型の車輌に装着される場合には、ボンネット
に隠れて比較的遠方の路面しか見えない乗用車等の場合
とは異なり、車輌手前側の路面を十分に照射し得る副灯
配光パターンを形成するものであることが望ましい。こ
の点、請求項6に記載したように、レンズにおけるリフ
レクタ光軸上方の領域に、上向き偏向水平拡散ステップ
を形成するとともに、その上方に隣接して下向き偏向水
平拡散ステップを形成するようにすれば、両ステップ間
の段差を下向き段差(あるいは小さい上向き段差)に維
持してグレア光の発生を抑制しつつ、下向き偏向水平拡
散ステップの透過光により車輌直前の路面を十分に照射
することが可能となる。
【0021】その際、請求項7に記載したように、下向
き偏向水平拡散ステップの上下寸法を上向き偏向水平拡
散ステップよりも短い値に設定するようにすれば、両ス
テップ間の段差を下向き段差(あるいは小さい上向き段
差)に維持したまま、下向き偏向水平拡散ステップの下
向き偏向角度を大きく設定することができるので、より
車輌直前まで路面を照射することが可能となる。
【0022】一般に、レンズステップとして水平拡散ス
テップを形成する際、その具体的構成として、水平断面
形状が凹形の水平拡散凹形ステップや水平断面形状が波
形の水平拡散波形ステップ等が多く用いられる。そし
て、レンズ意匠等の要請により、これら水平拡散凹形ス
テップと水平拡散波形ステップとが上下に隣接して形成
される場合がある。このような場合、請求項8に記載し
たように、これら両ステップを同一ピッチでかつステッ
プ凹部を一致させるようにして形成すれば、両ステップ
間に上向き段差が形成されてしまうのを防止あるいは最
小限に抑えることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0024】図1は、本願発明の一実施形態に係る車輌
用前照灯を示す正面図であり、図2は、その側断面図で
ある。
【0025】これらの図に示すように、本実施形態に係
る前照灯10は、キャブオーバ型の車輌に装着される前
照灯であって、レンズ12とボディ14とで形成される
空間内に、放電バルブ18およびシェード20が取り付
けられたリフレクタ16が上下方向および左右方向に傾
動可能に設けられてなり、図2に示すような斜めカット
ライン(15°カットライン)CL1および水平カット
ラインCL2を有する左配光の副灯配光パターンPを形
成するように構成されている。この副灯配光パターンP
におけるエルボ点(斜めカットラインCL1と水平カッ
トラインCLとの交点)Eは、H−V点から角度α(α
=0。57°)だけ下方に位置している。
【0026】上記リフレクタ16は、そのエイミング基
準状態(図2に示す状態)において、車輌前後方向に延
びる軸Ahに対して角度α+β(β=1.0°)だけ下
向きに延びる光軸Axを有しており、その反射面16a
は光軸Axを中心軸とする回転放物面からなっている。
【0027】上記放電バルブ18は、メタルハライド放
電バルブであって、その光軸(基準軸)をリフレクタ1
6の光軸Axと一致させるとともに、その発光部(アー
ク)18aを上記回転放物面の焦点位置Fよりもやや前
方に位置させるようにして、リフレクタ16に取り付け
られている。このリフレクタ16の反射面16aからの
反射光により形成される配光パターンは、レンズ12を
外した状態では(あるいはレンズ12が素通しであると
した場合には)、図2に示すように、H−V点から角度
α+βだけ下方に位置する点Eoを中心とする扇状の配
光パターンPoとなる。
【0028】上記レンズ12は、その内面12aに複数
のレンズステップ12sが形成されており、これらレン
ズステップ12sにより、リフレクタ16の反射面16
aからの反射光を屈折制御して、上記配光パターンPo
を基に上記副灯配光パターンPを形成するようになって
いる。
【0029】上記放電バルブ18は、その点灯のために
高電圧を必要とするため、バルブソケット24および高
圧コード26を介して点灯回路(図示せず)に接続され
ている。また、上記リフレクタ16の前方には、エクス
テンション28が設けられている。
【0030】上記シェード20は、放電バルブ18の前
方を覆うカップ状の先端部20aと、この先端部20a
から放電バルブ18の下側を略半円筒状に覆うようにし
て後方へ延び、後端部においてリフレクタ16に固定さ
れた半円筒部20bとからなり、上記先端部20aによ
って、放電バルブ18から灯具前方へ向かう直射光を遮
蔽するとともに、上記半円筒部20bによって、放電バ
ルブ18からリフレクタ16の反射面22の下部領域へ
向かう光を遮蔽するようになっている。そして、上記半
円筒部20bの右側(灯具前方へ向かって右側、以下同
様)上端縁20b1によって上記斜めカットラインCL
1を形成するとともに、左側上端縁20b2によって上
記水平カットラインCL2を形成するようになってい
る。
【0031】図1に2点鎖線で示すように、上記リフレ
クタ16の反射面16aには、上記右側上端縁20b1
および左側上端縁20b2により、放電バルブ18の発
光部18aからの光の影線SL1およびSL2が形成さ
れることとなる。
【0032】図2に示すように、配光パターンPoに対
して斜めカットラインCL1および水平カットラインC
L2が角度βだけ上方に位置する副灯配光パターンPを
形成するため、レンズ12の内面に形成された複数のレ
ンズステップ12sの多くは、リフレクタ16からの反
射光を上向きに偏向させる上向き偏向プリズム状に形成
されている。
【0033】以下、この点について詳述する。
【0034】図3は、レンズ12の内面12aに形成さ
れた複数のレンズステップ12sの意匠を示す正面図で
ある。
【0035】これら複数のレンズステップ12sのう
ち、レンズ面領域Z1に属するレンズステップ12s1
(すなわち、光軸Axの右側において鉛直方向に対して
15°傾斜した方向に延び上記影線SL1を上下に跨ぐ
ように形成されたレンズステップ)により、図4に示す
斜めカットラインCL1に沿った配光パターンP1を形
成するとともに、レンズ面領域Z2に属するレンズステ
ップ12s2(すなわち、光軸Axの左側において鉛直
方向に延び上記影線SL2を上下に跨ぐように形成され
たレンズステップ)により、図4に示す斜めカットライ
ンCL2に沿った配光パターンP2を形成するようにな
っている。なお、図4に示す配光パターンP1o、P2
oは、レンズ12が素通しであるとした場合において、
そのレンズ面領域Z1、Z2を透過した光により形成さ
れる配光パターンである。
【0036】上記レンズ面領域Z1に属する各レンズス
テップ(斜め配光パターン形成ステップ)12s1は、
上記影線SL1の上方において該影線SL1と平行に延
びる境界線BL1によって下部ステップ12s1aと上
部ステップ12s1bとに分割形成されている。
【0037】図5に示すように、上記各斜め配光パター
ン形成ステップ12s1を構成する下部ステップ12s
1aおよび上部ステップ12s1bは、いずれも上向き
偏向プリズム状に形成されている。ただし、下部ステッ
プ12s1aの上向き偏向角が角度βであるのに対し、
上部ステップ12s1bの上向き偏向角は角度β/2に
設定されている。
【0038】また、図6および7に示すように、下部ス
テップ12s1aおよび上部ステップ12s1bの上記
影線SL1に沿った方向の断面形状は、いずれも凹形で
あるが、その曲率および偏向角度が異なっている。すな
わち、下部ステップ12s1aは、比較的曲率が小さく
右方へ偏向しているのに対し、上部ステップ12s1b
は、比較的曲率が大きく左方へ偏向している。
【0039】図8に示す配光パターンP1oaは、レン
ズ12が素通しであるとした場合において、そのレンズ
面領域Z1のうち境界線BL1よりも下方の領域を透過
した光により形成される配光パターンであるが、レンズ
12に上記下部ステップ12s1aを形成することによ
り、図示矢印で示すように、配光パターンP1oaを上
方へ変位させるとともに斜めカットラインCL1に沿っ
てややV−V線寄りに小さく拡散させ、これにより、図
10に示す配光パターンP1aを形成するようになって
いる。
【0040】図9に示す配光パターンP1obは、レン
ズ12が素通しであるとした場合において、そのレンズ
面領域Z1のうち境界線BL1よりも上方の領域を透過
した光により形成される配光パターンであるが、レンズ
12に上記上部ステップ12s1bを形成することによ
り、図示矢印で示すように、配光パターンP1obを上
方へ変位させるとともに斜めカットラインCL1に沿っ
てややV−V線とは反対側寄りに幾分大きく拡散させ、
これにより、図10に示す配光パターンP1bを形成す
るようになっている。
【0041】図8および9において、配光パターンP1
oa、P1obの上方近傍に形成されるパターンP1o
a′、P1ob′(砂点を付して示すパターン)は、副
灯配光パターンPの形成に際して有害となる迷光パター
ンである。これら迷光パターンP1oa′、P1ob′
が発生するのは、次のような理由によるものである。す
なわち、図20および21に示すように、放電バルブ1
8は、その放電室を形成する球状部18bの内壁下面に
金属沃化物18cが堆積するため、1対の電極棒18d
間に形成される発光部(アーク)18aからの光が球状
部18bの内壁下面で反射する。そして、これが、いわ
ゆる2次光源となって、本来形成されるべき配光パター
ンP1oa、P1obの上方近傍に迷光パターンP1o
a′、P1ob′を形成する。これら迷光パターンP1
oa′、P1ob′は、配光パターンP1oa、P1o
bに比して光度は非常に低いが、斜めカットラインCL
1および水平カットラインCL2よりも上方に形成され
ると、グレアを発生させる原因となる。
【0042】本実施形態においては、配光パターンP1
oa、P1obのうち、斜めカットラインCL1の形成
に不可欠な配光パターンP1oaについては、これを角
度β上方へ変位させるとともに斜めカットラインCL1
に沿って小さく拡散させて配光パターンP1aを形成す
るようになっているので、配光パターンP1oaに付随
する迷光パターンP1oa′も多少拡散されつつも斜め
カットラインCL1の上方に残ってしまうが、斜めカッ
トラインCL1の形成に不可欠ではない配光パターンP
1obについては、その上方変位量を角度β/2に半減
させるとともにこれを斜めカットラインCL1に沿って
比較的大きく拡散させて配光パターンP1bを形成する
ようになっているので、配光パターンP1obに付随す
る迷光パターンP1ob′は斜めカットラインCL1の
上方へ僅かに突出するだけであり、その光度も極めて低
いものとなる。このようなことから、図10に示すよう
に、配光パターンP1bにおいて斜めカットラインCL
1よりも上方に形成される迷光パターンP1′は、元々
の迷光パターンP1oa′、P1ob′を合成したもの
に比して、大幅に光度が低下したものとなり、実用上問
題となるようなグレア発生を防止することができる。
【0043】同様に、図3に示すように、上記レンズ面
領域Z2に属する各レンズステップ(水平配光パターン
形成ステップ)12s2は、上記影線SL2の上方にお
いて光軸から左方へ離れるに従って上方へ変位するよう
に斜めに延びる境界線BL2によって下部ステップ12
s2aと上部ステップ12s2bとに分割形成されてい
る。
【0044】図11に示すように、上記各水平配光パタ
ーン形成ステップ12s2を構成する下部ステップ12
s2aおよび上部ステップ12s2bは、いずれも上向
き偏向プリズム状に形成されている。ただし、下部ステ
ップ12s2aの上向き偏向角が角度βであるのに対
し、上部ステップ12s2bの上向き偏向角は角度β/
2に設定されている。
【0045】また、図12および13に示すように、下
部ステップ12s2aおよび上部ステップ12s2bの
上記影線SL2に沿った方向の断面形状は、いずれも凹
形ででやや右方へ偏向しているが、その曲率は、下部ス
テップ12s2aよりも上部ステップ12s2bの方が
大きい値に設定されている。
【0046】図14に示す配光パターンP2oaは、レ
ンズ12が素通しであるとした場合において、そのレン
ズ面領域Z2のうち境界線BL2よりも下方の領域を透
過した光により形成される配光パターンであるが、レン
ズ12に上記下部ステップ12s2aを形成することに
より、図示矢印で示すように、配光パターンP2oaを
上方へ変位させるとともに水平カットラインCL2に沿
ってややV−V線とは反対側寄りに比較的大きく拡散さ
せ、これにより、図16に示す配光パターンP2aを形
成するようになっている。
【0047】図15に示す配光パターンP2obは、レ
ンズ12が素通しであるとした場合において、そのレン
ズ面領域Z2のうち境界線BL2よりも上方の領域を透
過した光により形成される配光パターンであるが、レン
ズ12に上記上部ステップ12s2bを形成することに
より、図示矢印で示すように、配光パターンP2obを
上方へ変位させるとともに水平カットラインCL2に沿
ってややV−V線とは反対側寄りに大きく拡散させ、こ
れにより、図16に示す配光パターンP2bを形成する
ようになっている。
【0048】図14および15において、配光パターン
P2oa、P2obの上方近傍に形成されるパターンP
2oa′、P2ob′(砂点を付して示すパターン)
は、副灯配光パターンPの形成に際して有害となる迷光
パターンである。
【0049】本実施形態においては、配光パターンP2
oa、P2obのうち、水平カットラインCL2の形成
に不可欠な配光パターンP2oaについては、これを角
度β上方へ変位させるとともに水平カットラインCL2
に沿って比較的大きく拡散させて配光パターンP2aを
形成するようになっているので、配光パターンP2oa
に付随する迷光パターンP2oa′も拡散されつつも水
平カットラインCL2の上方に幾分残ってしまうが、水
平カットラインCL2の形成に不可欠ではない配光パタ
ーンP2obについては、その上方変位量を角度β/2
に半減させるとともにこれを水平カットラインCL2に
沿って大きく拡散させて配光パターンP2bを形成する
ようになっているので、配光パターンP2obに付随す
る迷光パターンP2ob′は水平カットラインCL2の
上方へ極僅かに突出するだけであり、その光度も極めて
低いものとなる。このようなことから、図16に示すよ
うに、配光パターンP2bにおいて水平カットラインC
L2よりも上方に形成される迷光パターンP2′は、元
々の迷光パターンP2oa′、P2ob′を合成したも
のに比して、大幅に光度が低下したものとなり、実用上
問題となるようなグレア発生を防止することができる。
【0050】図3に示すように、レンズ12における光
軸Ax上方のレンズ面領域Z3には、上向き偏向水平拡
散ステップ12s3が形成されており、このレンズ面領
域Z3の上方に隣接するレンズ面領域Z4には、下向き
偏向水平拡散ステップ12s4が形成されている。図示
のように、上記レンズ面領域Z3の上下寸法は、上記レ
ンズ面領域Z4よりも短い値に設定されている。
【0051】図17および18に示すように、上記上向
き偏向水平拡散ステップ12s3は、上向き偏向プリズ
ム状に形成されるとともに水平断面形状が波形に形成さ
れており、これにより、リフレクタ16からの反射光を
上向きに偏向させるとともに水平方向に大きく拡散させ
るようになっている。また、上記下向き偏向水平拡散ス
テップ12s4は、下向き偏向プリズム状に形成される
とともに、水平断面形状が上向き偏向水平拡散ステップ
12s3と同一ピッチ同一位相の波形に形成されてお
り、これにより、リフレクタ16からの反射光を下向き
に偏向させるとともに水平方向に大きく拡散させるよう
になっている。そして、上記上向き偏向水平拡散ステッ
プ12s3と下向き偏向水平拡散ステップ12s4との
間には、下向き段差が形成されるようになっている。
【0052】図19に示す配光パターンP3o、P4o
は、レンズ12が素通しであるとした場合において、そ
のレンズ面レンズ面領域Z3、Z4を透過した光により
各々形成される配光パターンであるが、レンズ12に上
記上向き偏向水平拡散ステップ12s3を形成すること
により、上記配光パターンP3oに対して上方へ変位し
かつ水平方向に大きく拡散した配光パターンP3を形成
するとともに、レンズ12に上記下向き偏向水平拡散ス
テップ12s4を形成することにより、上記配光パター
ンP4oに対して下方へ変位しかつ水平方向に大きく拡
散した配光パターンP4を形成するようになっている。
【0053】図3に示すように、レンズ12におけるレ
ンズ面領域Z3の下方に隣接するレンズ面領域Z5に
は、水平方向拡散用あるいは斜め方向拡散用の拡散ステ
ップ12s5が形成されている。
【0054】図17および18に示すように、上記拡散
ステップ12s5は、上向き偏向プリズム状に形成され
るとともに水平断面形状が凹形に形成されており、これ
により、リフレクタ16からの反射光を上向きに偏向さ
せるとともに水平方向あるいは斜め方向に拡散させるよ
うになっている。この水平拡散凹形ステップたる拡散ス
テップ12s5は、水平拡散波形ステップたる上記上向
き偏向水平拡散ステップ12s3と同一ピッチ同一位相
で(すなわち同一ピッチでかつステップ凹部を一致させ
るようにして)形成されている。
【0055】以上詳述したように、本実施形態において
は、リフレクタ16の光軸Axが水平カットラインCL
2の位置よりも下向きに設定されるとともに、斜め配光
パターン形成ステップ12s1および水平配光パターン
形成ステップ12s2を含む多くのレンズステップ12
sが上向き偏向プリズム状に形成されているので、上下
に隣接するレンズステップ12s相互間に、グレア光発
生の原因となる上向き段差が生じるのを防止あるいは最
小限に抑えることができる。
【0056】したがって、本実施形態によれば、放電バ
ルブを備えた副灯配光パターン形成用の前照灯におい
て、レンズステップにより反射光を屈折制御して副灯配
光パターンを形成するようにした場合においてもグレア
光の発生を最小限に抑えることができる。
【0057】上記リフレクタ16の光軸Axの、水平カ
ットラインCL2(あるいはエルボ点E)の位置に対す
る下向き角βは1.0°に設定されているので、斜め配
光パターン形成ステップ12s1および水平配光パター
ン形成ステップ12s2の上端境界線を下向き段差とす
ることができ、かつ、その下向き段差が大きくなり過ぎ
てレンズ成形性に悪影響を及ぼすのを未然に防止するこ
とができる。
【0058】しかも、上記斜め配光パターン形成ステッ
プ12s1は下部ステップ12s1aと上部ステップ1
2s1bとに分割形成され、また、上記水平配光パター
ン形成ステップ12s2は下部ステップ12s2aと上
部ステップ12s2bとに分割形成された状態で、各々
上向き偏向プリズム状に形成されているので、その上端
の下向き段差を小さくすることができ、これにより、レ
ンズ成形性を一層向上させることができる。
【0059】その際、上部ステップ12s1bは下部ス
テップ12s1aに対して上向き偏向角が小さく斜め拡
散角が大きい値に設定されており、上部ステップ12s
2bは下部ステップ12s2aに対して上向き偏向角が
小さく水平拡散角が大きい値に設定されているので、放
電バルブ18からの2次光源光より斜めカットラインC
L1および水平カットラインCL2の上方近傍に形成さ
れる迷光パターンP1′、P2′の光度を最小限に抑え
ることができ、これによりグレア光の発生を抑制するこ
とができる。
【0060】本実施形態に係る前照灯10は、キャブオ
ーバ型の車輌に装着されるものであるため、車輌手前側
の路面を十分に照射し得る副灯配光パターンを形成する
ものであることが望ましいが、本実施形態においては、
レンズ12におけるリフレクタ16の光軸Ax上方のレ
ンズ面領域Z3に上向き偏向水平拡散ステップ12s3
が形成されるとともに、その上方に隣接するレンズ面領
域Z4に下向き偏向水平拡散ステップ12s4が形成さ
れているので、両ステップ12s3、12s4間の段差
を下向き段差に維持してグレア光の発生を抑制しつつ、
下向き偏向水平拡散ステップ12s4の透過光により車
輌直前の路面を十分に照射することができる。
【0061】特に、本実施形態においては、下向き偏向
水平拡散ステップ12s4の上下寸法が上向き偏向水平
拡散ステップ12s3よりも短い値に設定されているの
で、両ステップ12s3、12s4間の段差を下向き段
差に維持したまま、下向き偏向水平拡散ステップ12s
4の下向き偏向角度を大きく設定することができ、これ
により、より車輌直前まで路面を照射することが可能と
なる。
【0062】また、本実施形態においては、レンズ面領
域Z3に形成された上向き偏向水平拡散ステップ12s
3が水平拡散波形ステップとして形成されているのに対
し、その下方に隣接するレンズ面領域Z5に形成された
拡散ステップ12s5は、上向き偏向プリズム状の水平
拡散凹形レンズステップとして形成されているが、これ
ら両ステップ12s3、12s5は、同一ピッチ同一位
相で形成されているので、図18に示すように、両ステ
ップ12s3、12s5間をすべて下向き段差で構成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車輌用前照灯を示
す正面図
【図2】上記前照灯の側断面図および該前照灯により形
成されるスクリーン配光パターンを示す図
【図3】上記前照灯のレンズ内面に形成された複数のレ
ンズステップの意匠を示す正面図
【図4】上記レンズの斜め配光パターン形成ステップお
よび水平配光パターン形成ステップを透過した光により
形成されるスクリーン配光パターンを示す図
【図5】図3のV-V 線断面図
【図6】図3のVI-VI 線断面図
【図7】図3のVII-VII 線断面図
【図8】上記レンズが素通しであるとした場合におい
て、その斜め配光パターン形成ステップの下部ステップ
に対応するレンズ面領域を透過した光により形成される
スクリーン配光パターンを示す図
【図9】上記レンズが素通しであるとした場合におい
て、その斜め配光パターン形成ステップの上部ステップ
に対応するレンズ面領域を透過した光により形成される
スクリーン配光パターンを示す図
【図10】上記レンズの斜め配光パターン形成ステップ
を透過した光により形成されるスクリーン配光パターン
を示す図
【図11】図3のXI-XI 線断面図
【図12】図3のXII-XII 線断面図
【図13】図3のXIII-XIII 線断面図
【図14】上記レンズが素通しであるとした場合におい
て、その水平配光パターン形成ステップの下部ステップ
に対応するレンズ面領域を透過した光により形成される
スクリーン配光パターンを示す図
【図15】上記レンズが素通しであるとした場合におい
て、その水平配光パターン形成ステップの上部ステップ
に対応するレンズ面領域を透過した光により形成される
スクリーン配光パターンを示す図
【図16】上記レンズの水平配光パターン形成ステップ
を透過した光により形成されるスクリーン配光パターン
を示す図
【図17】図3のXVII-XVII 線断面図
【図18】図3のXVIII-XVIII 線断面図
【図19】レンズの上向き偏向水平拡散ステップおよび
下向き偏向水平拡散ステップを透過した光により形成さ
れるスクリーン配光パターンを示す図
【図20】放電バルブの要部を示す斜視図
【図21】図20のXXI-XXI 線断面図
【図22】従来例を示すレンズ側断面図
【符号の説明】 10 前照灯 12 レンズ 12a レンズ内面 12s レンズステップ 12s1 斜め配光パターン形成ステップ 12s1a 下部ステップ 12s1b 上部ステップ 12s2 水平配光パターン形成ステップ 12s2a 下部ステップ 12s2b 上部ステップ 12s3 上向き偏向水平拡散ステップ(水平拡散波形
ステップ) 12s4 下向き偏向水平拡散ステップ 12s5 拡散ステップ(水平拡散凹形ステップ) 14 ボディ 16 リフレクタ 16a 反射面 18 放電バルブ 18a 発光部(アーク) 20 シェード Ax リフレクタの光軸 CL1 斜めカットライン CL2 水平カットライン E エルボ点 F 焦点位置 P 副灯配光パターン P1 配光パターン(斜め配光パターン) P2 配光パターン(水平配光パターン) SL1、SL2 影線 Z1、Z2、Z3、Z4、Z5 レンズ面領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電バルブと、この放電バルブからの光
    を前方へ反射させるリフレクタと、このリフレクタから
    の反射光を屈折制御する複数のレンズステップを有する
    レンズとを備えてなり、斜めカットラインおよび水平カ
    ットラインを有する副灯配光パターンを形成するように
    構成された車輌用前照灯において、 上記リフレクタの光軸が、上記水平カットラインの位置
    よりも下向きに設定されており、 上記複数のレンズステップのうち少なくとも、上記斜め
    カットラインに沿った配光パターンを形成する斜め配光
    パターン形成ステップおよび上記水平カットラインに沿
    った配光パターンを形成する水平配光パターン形成ステ
    ップが、上記リフレクタからの反射光を上向きに偏向さ
    せる上向き偏向プリズム状に形成されている、ことを特
    徴とする車輌用前照灯。
  2. 【請求項2】 上記光軸が、上記水平カットラインの位
    置に対して、0.5〜1.5°下向きに設定されてい
    る、ことを特徴とする請求項1記載の車輌用前照灯。
  3. 【請求項3】 上記斜め配光パターン形成ステップが、
    上部ステップと下部ステップとに分割形成されており、 これら上部ステップおよび下部ステップが、いずれも上
    向き偏向プリズム状に形成されている、ことを特徴とす
    る請求項1または2記載の車輌用前照灯。
  4. 【請求項4】 上記上部ステップの上向き偏向角が、上
    記下部ステップよりも小さい値に設定されている、こと
    を特徴とする請求項2記載の車輌用前照灯。
  5. 【請求項5】 上記上部ステップの上記斜めカットライ
    ンに沿った方向の反射拡散角が、上記下部ステップより
    も大きい値に設定されている、ことを特徴とする請求項
    3または4記載の車輌用前照灯。
  6. 【請求項6】 上記レンズにおける上記光軸上方の領域
    に、上向き偏向水平拡散ステップが形成されており、こ
    の上向き偏向水平拡散ステップの上方に隣接して、下向
    き偏向水平拡散ステップが形成されている、ことを特徴
    とする請求項1〜5いずれか記載の車輌用前照灯。
  7. 【請求項7】 上記下向き偏向水平拡散ステップの上下
    寸法が、上記上向き偏向水平拡散ステップよりも短い値
    に設定されている、ことを特徴とする請求項6記載の車
    輌用前照灯。
  8. 【請求項8】 上記レンズに、水平断面形状が凹形の水
    平拡散凹形ステップと、水平断面形状が波形の水平拡散
    波形ステップとが、上下に隣接して形成されており、 上記水平拡散凹形ステップおよび水平拡散波形ステップ
    が、同一ピッチでかつステップ凹部を一致させるように
    して形成されている、ことを特徴とする請求項7記載の
    車輌用前照灯。
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