JPH1055251A - マウス - Google Patents
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- JPH1055251A JPH1055251A JP8210739A JP21073996A JPH1055251A JP H1055251 A JPH1055251 A JP H1055251A JP 8210739 A JP8210739 A JP 8210739A JP 21073996 A JP21073996 A JP 21073996A JP H1055251 A JPH1055251 A JP H1055251A
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- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 abstract description 8
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 4
- 241000699666 Mus <mouse, genus> Species 0.000 description 83
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 241000699670 Mus sp. Species 0.000 description 1
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容易なダブルクリック操作を実現可能とする
マウスを提供する。 【解決手段】 左のマウスボタンの押下に伴い、スイッ
チ部21が押下される。スイッチ部21は、導電部21
Bを備え、下面がバネ25により支持されている。スイ
ッチ部21の導電部21Bは、押下される途中で、電源
が供給されている接触板23Aと、信号生成部29に接
続されている接触板23Bを導電する。スイッチ部21
がさらに押下されると、導電部21Bは接触板23A、
23Bを通過し、接触板23A、23Bは絶縁される。
次に、バネ25の反動により、スイッチ部21が戻さ
れ、戻り途中で、導電部21Bが接触板23Aと23B
を再び導電し、それらの間を通過する。接触板23Aと
23Bは、再び絶縁される。これにより、1回の押下で
信号生成部29から押下信号が2回生成され、ダブルク
リックが実現される。
マウスを提供する。 【解決手段】 左のマウスボタンの押下に伴い、スイッ
チ部21が押下される。スイッチ部21は、導電部21
Bを備え、下面がバネ25により支持されている。スイ
ッチ部21の導電部21Bは、押下される途中で、電源
が供給されている接触板23Aと、信号生成部29に接
続されている接触板23Bを導電する。スイッチ部21
がさらに押下されると、導電部21Bは接触板23A、
23Bを通過し、接触板23A、23Bは絶縁される。
次に、バネ25の反動により、スイッチ部21が戻さ
れ、戻り途中で、導電部21Bが接触板23Aと23B
を再び導電し、それらの間を通過する。接触板23Aと
23Bは、再び絶縁される。これにより、1回の押下で
信号生成部29から押下信号が2回生成され、ダブルク
リックが実現される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダブルクリック操
作を容易に実行可能とするマウスに関する。
作を容易に実行可能とするマウスに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの入力デバイスの1つとし
てマウスが用いられている。マウスは、一般的に1〜3
個のマウスボタンを備えている。マウスによる入力操作
は、これらのボタンを1回押下(シングルクリック)又
は2回押下(ダブルクリック)することにより成され
る。
てマウスが用いられている。マウスは、一般的に1〜3
個のマウスボタンを備えている。マウスによる入力操作
は、これらのボタンを1回押下(シングルクリック)又
は2回押下(ダブルクリック)することにより成され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マウス操作に
不慣れな者にとって、ダブルクリックは難しい操作であ
る。ダブルクリックの操作を容易にするために、シング
ルクリックの信号を検出すると、それをダブルクリック
の信号に変換し、マウスに接続されたコンピュータに送
信するデバイスドライバを備えるマウスが存在する。
不慣れな者にとって、ダブルクリックは難しい操作であ
る。ダブルクリックの操作を容易にするために、シング
ルクリックの信号を検出すると、それをダブルクリック
の信号に変換し、マウスに接続されたコンピュータに送
信するデバイスドライバを備えるマウスが存在する。
【0004】しかし、上記マウスは、シングルクリック
からダブルクリックへの変換をソフトウェア上で行って
いるため、このようなマウスを使用する場合、マウスに
接続するコンピュータの機種毎、又はOS毎に、対応す
るデバイスドライバを用意しなければならなかった。
からダブルクリックへの変換をソフトウェア上で行って
いるため、このようなマウスを使用する場合、マウスに
接続するコンピュータの機種毎、又はOS毎に、対応す
るデバイスドライバを用意しなければならなかった。
【0005】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、容易なダブルクリック操作を、ソフトウェアに依存
せずに実現可能とするマウスを提供することを目的とす
る。
で、容易なダブルクリック操作を、ソフトウェアに依存
せずに実現可能とするマウスを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係るマウスは、マウスボタ
ンと、通電部を備え、前記マウスボタンの操作に応動し
て、一軸方向に往復運動するスイッチ部と、前記スイッ
チ部の往復運動の往路と復路で前記通電部と接触する接
触片と、前記通電部と前記接触片の一方に接続され、電
力を供給する手段と、前記通電部と前記接触片の他方に
接続され、前記通電部と前記接触片の接触時に供給され
る電力に応答して信号を生成する手段と、より構成され
る。
め、この発明の第1の観点に係るマウスは、マウスボタ
ンと、通電部を備え、前記マウスボタンの操作に応動し
て、一軸方向に往復運動するスイッチ部と、前記スイッ
チ部の往復運動の往路と復路で前記通電部と接触する接
触片と、前記通電部と前記接触片の一方に接続され、電
力を供給する手段と、前記通電部と前記接触片の他方に
接続され、前記通電部と前記接触片の接触時に供給され
る電力に応答して信号を生成する手段と、より構成され
る。
【0007】このような構成によれば、前記マウスボタ
ンと共に前記スイッチ部が押下されるとき、該スイッチ
部の前記通電部は、押下の途中で前記接触片と一旦接
し、押下されつくした後の戻りの途中で再び該接触片と
接する。よって、1回の前記マウスボタンの押下によ
り、信号が2回生成され、ダブルクリックが実現され
る。これにより、ユーザは、容易にダブルクリック操作
をすることができる。
ンと共に前記スイッチ部が押下されるとき、該スイッチ
部の前記通電部は、押下の途中で前記接触片と一旦接
し、押下されつくした後の戻りの途中で再び該接触片と
接する。よって、1回の前記マウスボタンの押下によ
り、信号が2回生成され、ダブルクリックが実現され
る。これにより、ユーザは、容易にダブルクリック操作
をすることができる。
【0008】上記目的を達成するため、この発明の第2
の観点に係るマウスは、マウスボタンと、通電部を備
え、前記マウスボタンの操作に応動して、一軸方向に往
復運動するスイッチ部と、第1の位置において、前記ス
イッチ部の往復運動の過程で前記通電部と1回接触し、
第2の位置において、前記スイッチ部の往復運動の往路
と復路で前記通電部と接触する接触片と、前記接触片の
位置を前記第1の位置と第2の位置の間で切り換える位
置変更手段と、前記通電部と前記接触片の一方に接続さ
れ、電力を供給する手段と、前記通電部と前記接触片の
他方に接続され、前記通電部と前記接触片の接触時に供
給される電力に応答して信号を生成する手段と、より構
成される。
の観点に係るマウスは、マウスボタンと、通電部を備
え、前記マウスボタンの操作に応動して、一軸方向に往
復運動するスイッチ部と、第1の位置において、前記ス
イッチ部の往復運動の過程で前記通電部と1回接触し、
第2の位置において、前記スイッチ部の往復運動の往路
と復路で前記通電部と接触する接触片と、前記接触片の
位置を前記第1の位置と第2の位置の間で切り換える位
置変更手段と、前記通電部と前記接触片の一方に接続さ
れ、電力を供給する手段と、前記通電部と前記接触片の
他方に接続され、前記通電部と前記接触片の接触時に供
給される電力に応答して信号を生成する手段と、より構
成される。
【0009】このような構成によれば、前記マウスボタ
ンの押下に伴う前記スイッチ部の押下において、前記通
電部は、前記接触片の位置が変更されない場合、押下さ
れつくしたときに該接触片と一度接し、前記接触片の位
置が変更された場合、押下の途中で該接触片と一旦接
し、押下されつくした後の戻りの途中で該接触片と再び
接する。よって、1回の前記マウスボタンの押下によ
り、前記接触片の位置が変更されない場合には信号が1
回生成され、前記接触片の位置が変更された場合には信
号が2回生成される。ダブルクリック操作をしたいとき
は、前記接触片の位置を前記第2の位置に変更すればよ
く、1回のマウスボタンの押下でダブルクリックが実現
可能となる。これにより、ユーザは、容易にダブルクリ
ック操作をすることができる。
ンの押下に伴う前記スイッチ部の押下において、前記通
電部は、前記接触片の位置が変更されない場合、押下さ
れつくしたときに該接触片と一度接し、前記接触片の位
置が変更された場合、押下の途中で該接触片と一旦接
し、押下されつくした後の戻りの途中で該接触片と再び
接する。よって、1回の前記マウスボタンの押下によ
り、前記接触片の位置が変更されない場合には信号が1
回生成され、前記接触片の位置が変更された場合には信
号が2回生成される。ダブルクリック操作をしたいとき
は、前記接触片の位置を前記第2の位置に変更すればよ
く、1回のマウスボタンの押下でダブルクリックが実現
可能となる。これにより、ユーザは、容易にダブルクリ
ック操作をすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
マウスについて説明する。 (第1の実施の形態)図1は、この第1の実施の形態に
係るマウスの内部の構成の主要部を示す図である。図示
されるように、このマウスは、マウスボタン11と、右
のマウスボタン11の押下を検出する右ボタン押下検出
部12と、左のマウスボタン11の押下を検出する左ボ
タン押下検出部13と、右ボタン押下検出部12と左ボ
タン押下検出部13の出力信号等をコンピュータへ送信
し、又、コンピュータからの電源電圧等をマウス内に供
給するためのマウスケーブル15と、を備える。
マウスについて説明する。 (第1の実施の形態)図1は、この第1の実施の形態に
係るマウスの内部の構成の主要部を示す図である。図示
されるように、このマウスは、マウスボタン11と、右
のマウスボタン11の押下を検出する右ボタン押下検出
部12と、左のマウスボタン11の押下を検出する左ボ
タン押下検出部13と、右ボタン押下検出部12と左ボ
タン押下検出部13の出力信号等をコンピュータへ送信
し、又、コンピュータからの電源電圧等をマウス内に供
給するためのマウスケーブル15と、を備える。
【0011】なお、この第1の実施の形態のマウスで
は、例えば、左のマウスボタン11をダブルクリック用
のボタンとし、右のマウスボタン11をシングルクリッ
ク用のボタンとする。この場合、右ボタン押下検出部1
2は従来と同様の構成を有し、右のマウスボタン11が
シングルクリックされたとき、右ボタン押下検出部12
は従来と同様の処理を実施し、図示せぬコンピュータへ
マウスケーブル15を介してシングルクリックの信号を
送信する。
は、例えば、左のマウスボタン11をダブルクリック用
のボタンとし、右のマウスボタン11をシングルクリッ
ク用のボタンとする。この場合、右ボタン押下検出部1
2は従来と同様の構成を有し、右のマウスボタン11が
シングルクリックされたとき、右ボタン押下検出部12
は従来と同様の処理を実施し、図示せぬコンピュータへ
マウスケーブル15を介してシングルクリックの信号を
送信する。
【0012】左ボタン押下検出部13の内部構造を図2
に示す。図示されるように、左ボタン押下検出部13
は、スイッチ部(可動片)21と、一対の接触板(接触
片)23A、23Bと、バネ25と、導線27と、信号
生成部29と、を備える。
に示す。図示されるように、左ボタン押下検出部13
は、スイッチ部(可動片)21と、一対の接触板(接触
片)23A、23Bと、バネ25と、導線27と、信号
生成部29と、を備える。
【0013】スイッチ部21は、樹脂等の非導電物質か
ら構成される非導電部21Aと、金属から構成される導
電部21Bから構成される。また、スイッチ部21は、
下面がバネ25により支持されて、上方に付勢されてお
り、上部が左ボタン押下検出部13の上面から突出して
いる。この突出部分は、図1に示すように、マウスボタ
ン11の押下部分と対向しているため、マウスボタン1
1の押下に応動して、このスイッチ部21も押下され
る。
ら構成される非導電部21Aと、金属から構成される導
電部21Bから構成される。また、スイッチ部21は、
下面がバネ25により支持されて、上方に付勢されてお
り、上部が左ボタン押下検出部13の上面から突出して
いる。この突出部分は、図1に示すように、マウスボタ
ン11の押下部分と対向しているため、マウスボタン1
1の押下に応動して、このスイッチ部21も押下され
る。
【0014】接触板23A、23Bは、金属等の導電物
質から構成されている。接触板23Aには、マウスケー
ブル15から供給される電源電圧が導線27を介して印
加される。信号生成部29は、波形整形用のシュミット
トリガ型のバッファ等から構成され、スイッチ部21が
押下され、導電部21Bが接触板23A、23Bと接触
したときに印加される電圧を整形して、マウスケーブル
15を介して図示せぬコンピュータへ送信する。
質から構成されている。接触板23Aには、マウスケー
ブル15から供給される電源電圧が導線27を介して印
加される。信号生成部29は、波形整形用のシュミット
トリガ型のバッファ等から構成され、スイッチ部21が
押下され、導電部21Bが接触板23A、23Bと接触
したときに印加される電圧を整形して、マウスケーブル
15を介して図示せぬコンピュータへ送信する。
【0015】以下、左のマウスボタン11が押下された
ときの左ボタン押下検出部13の動作について、図3を
参照して説明する。図3(A)は、スイッチ部21が押
下される前の状態を示す図である。この状態では、接触
板23Aと23Bは絶縁しており、信号生成部29は例
えば、ローレベルの信号を出力する。左のマウスボタン
11が押下されると、マウスボタン11によりスイッチ
部21も押下される。押下の途中で、図3(B)に示す
ように、導電部21Bが接触板23Aと23Bを導通
し、電源電圧が信号生成部29へ印加され、信号生成部
29はハイレベルの信号を出力する。即ち、1回目のO
N状態となる。左のマウスボタン11がさらに押下され
ると、スイッチ部21も押下されるため、図3(C)に
示すように、導電部21Bが接触板23A、23Bの間
を通り抜ける。接触板23Aと23Bは再び絶縁され、
信号生成部29の出力信号も再びローレベルになる(O
FF状態)。
ときの左ボタン押下検出部13の動作について、図3を
参照して説明する。図3(A)は、スイッチ部21が押
下される前の状態を示す図である。この状態では、接触
板23Aと23Bは絶縁しており、信号生成部29は例
えば、ローレベルの信号を出力する。左のマウスボタン
11が押下されると、マウスボタン11によりスイッチ
部21も押下される。押下の途中で、図3(B)に示す
ように、導電部21Bが接触板23Aと23Bを導通
し、電源電圧が信号生成部29へ印加され、信号生成部
29はハイレベルの信号を出力する。即ち、1回目のO
N状態となる。左のマウスボタン11がさらに押下され
ると、スイッチ部21も押下されるため、図3(C)に
示すように、導電部21Bが接触板23A、23Bの間
を通り抜ける。接触板23Aと23Bは再び絶縁され、
信号生成部29の出力信号も再びローレベルになる(O
FF状態)。
【0016】左のマウスボタン11が押下されつくす
と、バネ25の反動により、スイッチ部21が上方向に
戻される。この戻り途中で、図3(D)に示すように、
導電部21Bが接触板23A、23Bと再び接触し、信
号生成部29は再びハイレベルの信号を出力する(2回
目のON状態)。スイッチ部21は、押下される以前の
位置まで戻されるため、図3(E)に示すように、導電
部21Bが接触板23A、23Bの間を通り抜け、OF
F状態となる。これにより、1回のマウスボタン11の
押下で2回ON状態になる(通電する)ため、パルス状
のボタン押下信号が2回生成される。よって、1回のボ
タン押下で、ダブルクリックが可能となる。
と、バネ25の反動により、スイッチ部21が上方向に
戻される。この戻り途中で、図3(D)に示すように、
導電部21Bが接触板23A、23Bと再び接触し、信
号生成部29は再びハイレベルの信号を出力する(2回
目のON状態)。スイッチ部21は、押下される以前の
位置まで戻されるため、図3(E)に示すように、導電
部21Bが接触板23A、23Bの間を通り抜け、OF
F状態となる。これにより、1回のマウスボタン11の
押下で2回ON状態になる(通電する)ため、パルス状
のボタン押下信号が2回生成される。よって、1回のボ
タン押下で、ダブルクリックが可能となる。
【0017】なお、上記実施の形態では、左のマウスボ
タンをダブルクリック用と設定したが、例えば、右のマ
ウスボタンをダブルクリック用と設定してもよい。この
場合、右ボタン押下検出部12は、上記左ボタン押下検
出部13と同様の構成を有し、左ボタン押下検出部13
は、従来のボタン押下検出部と同様の構成を有する。
タンをダブルクリック用と設定したが、例えば、右のマ
ウスボタンをダブルクリック用と設定してもよい。この
場合、右ボタン押下検出部12は、上記左ボタン押下検
出部13と同様の構成を有し、左ボタン押下検出部13
は、従来のボタン押下検出部と同様の構成を有する。
【0018】(第2の実施の形態)第1の実施の形態の
マウスでは、2つのマウスボタン11のうち、一方をダ
ブルクリック用のボタンとし、もう一方をシングルクリ
ック用のボタンと設定する必要があった。次に、左右の
いずれのマウスボタンでもダブルクリックが可能なマウ
スについて説明する。
マウスでは、2つのマウスボタン11のうち、一方をダ
ブルクリック用のボタンとし、もう一方をシングルクリ
ック用のボタンと設定する必要があった。次に、左右の
いずれのマウスボタンでもダブルクリックが可能なマウ
スについて説明する。
【0019】図4に、第2の実施の形態に係るマウスの
構成の主要部を示す。図示されるように、このマウス
は、マウスボタン31と、マウスボタン31の押下を検
出するボタン押下検出部33と、ダブルクリック時にマ
ウスボタン31と共に押下されるダブルクリックボタン
34と、ダブルクリックボタン34の押下を検出するト
グルスイッチ50と、ボタン押下検出部33の出力信号
等をコンピュータへ送信し、又、コンピュータからの電
源電圧等をマウス内に供給するためのマウスケーブル3
5と、を備える。
構成の主要部を示す。図示されるように、このマウス
は、マウスボタン31と、マウスボタン31の押下を検
出するボタン押下検出部33と、ダブルクリック時にマ
ウスボタン31と共に押下されるダブルクリックボタン
34と、ダブルクリックボタン34の押下を検出するト
グルスイッチ50と、ボタン押下検出部33の出力信号
等をコンピュータへ送信し、又、コンピュータからの電
源電圧等をマウス内に供給するためのマウスケーブル3
5と、を備える。
【0020】ボタン押下検出部33の内部構造を図5に
示す。図示されるように、ボタン押下検出部33は、ス
イッチ部(可動片)41と、バネ42と、一対の接触板
(接触片)43A、43Bと、一対のアクチュエータ4
4A、44Bと、導線47と、信号生成部49と、を備
える。
示す。図示されるように、ボタン押下検出部33は、ス
イッチ部(可動片)41と、バネ42と、一対の接触板
(接触片)43A、43Bと、一対のアクチュエータ4
4A、44Bと、導線47と、信号生成部49と、を備
える。
【0021】スイッチ部41は、第1の実施の形態のス
イッチ部21と同様の構成を有し、非導電部41Aと、
導電部41Bから構成され、下面がバネ42により支持
されている。また、ボタン押下検出部33の底面におい
てスイッチ部41と対向する部分には、例えば、バネ4
2を囲むように絶縁性のクッションが配置されており、
スイッチ部41が押下されると、図6に示すように、導
電部41Bは、ちょうど接触板43A、43Bに接する
状態となる。接触板43A、43Bは、金属等の導電物
質から構成されており、中心が軸により支持され、更に
バネにより水平に支持されている。接触板43Aには、
マウスケーブル35から供給される電源電圧が導線47
を介して印加される。
イッチ部21と同様の構成を有し、非導電部41Aと、
導電部41Bから構成され、下面がバネ42により支持
されている。また、ボタン押下検出部33の底面におい
てスイッチ部41と対向する部分には、例えば、バネ4
2を囲むように絶縁性のクッションが配置されており、
スイッチ部41が押下されると、図6に示すように、導
電部41Bは、ちょうど接触板43A、43Bに接する
状態となる。接触板43A、43Bは、金属等の導電物
質から構成されており、中心が軸により支持され、更に
バネにより水平に支持されている。接触板43Aには、
マウスケーブル35から供給される電源電圧が導線47
を介して印加される。
【0022】アクチュエータ44A、44Bは、図4の
ダブルクリックボタン34が押下され、トグルスイッチ
50がON状態になると、マウスケーブル35を介して
電源電圧が印加される。電圧が印加されたアクチュエー
タ44A、44Bは、図7に示すように、それぞれに対
向する接触板43A、43Bの端を引きつけると共にロ
ックする。さらに、接触板43A、43Bの間隔をわず
かに狭め、接触板43Aの先端と接触板43Bの先端の
間隔をトグルスイッチ50がOFFの時と同一に保つ。
ダブルクリックボタン34が再び押下されると、トグル
スイッチ50はOFF状態になり、接触板43A、43
Bは、アクチュエータ44A、44Bから離れ、元の水
平状態に戻る。信号生成部49は、第1の実施の形態の
信号生成部29と同様の構成を有する。
ダブルクリックボタン34が押下され、トグルスイッチ
50がON状態になると、マウスケーブル35を介して
電源電圧が印加される。電圧が印加されたアクチュエー
タ44A、44Bは、図7に示すように、それぞれに対
向する接触板43A、43Bの端を引きつけると共にロ
ックする。さらに、接触板43A、43Bの間隔をわず
かに狭め、接触板43Aの先端と接触板43Bの先端の
間隔をトグルスイッチ50がOFFの時と同一に保つ。
ダブルクリックボタン34が再び押下されると、トグル
スイッチ50はOFF状態になり、接触板43A、43
Bは、アクチュエータ44A、44Bから離れ、元の水
平状態に戻る。信号生成部49は、第1の実施の形態の
信号生成部29と同様の構成を有する。
【0023】次に、マウスボタン31が押下されたとき
のボタン押下検出部33の動作について図6、図8を参
照して説明する。シングルクリックの場合、マウスボタ
ン31が押下されると、それに対向したスイッチ部41
も押下され、図6に示すように、導電部41Bが絶縁体
により構成されているクッションと当たり、接触板43
A、43Bと接触する。接触板43Bに接続されている
信号生成部49はハイレベルの信号を1回出力する。次
に、スイッチ部41を支持するバネ42の反動により、
スイッチ部41が上方向に戻される。導電部41Bが接
触板43Aと43Bから離れ、このとき信号生成部49
は例えば、ローレベルの信号を出力する。
のボタン押下検出部33の動作について図6、図8を参
照して説明する。シングルクリックの場合、マウスボタ
ン31が押下されると、それに対向したスイッチ部41
も押下され、図6に示すように、導電部41Bが絶縁体
により構成されているクッションと当たり、接触板43
A、43Bと接触する。接触板43Bに接続されている
信号生成部49はハイレベルの信号を1回出力する。次
に、スイッチ部41を支持するバネ42の反動により、
スイッチ部41が上方向に戻される。導電部41Bが接
触板43Aと43Bから離れ、このとき信号生成部49
は例えば、ローレベルの信号を出力する。
【0024】ダブルクリックの場合、ダブルクリックボ
タン34が押下され、トグルスイッチ50がON状態に
なると、図8(A)に示すように、接触板43A、43
Bのスイッチ部41側の端が上方に傾むいた状態にな
る。この状態では、接触板43Aと43Bは絶縁してお
り、信号生成部49は例えば、ローレベルの信号を出力
する。マウスボタン31が押下されると、それに対向し
たスイッチ部41も押下され、図8(B)に示すよう
に、導電部41Bが接触板43A、43Bと接触し、信
号生成部49はハイレベルの信号を出力する。即ち、1
回目のON状態となる。マウスボタン31がさらに押下
され続けると、図8(C)に示すように、導電部41B
が接触板43A、43Bの間を通り抜ける。接触板43
Aと43Bが再び絶縁され、信号生成部49の出力信号
も再びローレベルになる(OFF状態)。
タン34が押下され、トグルスイッチ50がON状態に
なると、図8(A)に示すように、接触板43A、43
Bのスイッチ部41側の端が上方に傾むいた状態にな
る。この状態では、接触板43Aと43Bは絶縁してお
り、信号生成部49は例えば、ローレベルの信号を出力
する。マウスボタン31が押下されると、それに対向し
たスイッチ部41も押下され、図8(B)に示すよう
に、導電部41Bが接触板43A、43Bと接触し、信
号生成部49はハイレベルの信号を出力する。即ち、1
回目のON状態となる。マウスボタン31がさらに押下
され続けると、図8(C)に示すように、導電部41B
が接触板43A、43Bの間を通り抜ける。接触板43
Aと43Bが再び絶縁され、信号生成部49の出力信号
も再びローレベルになる(OFF状態)。
【0025】マウスボタン31が押下しつくされると、
スイッチ部41を支持するバネ42の反動により、スイ
ッチ部41が上方向に戻される。この戻り途中で、図8
(D)に示すように、導電部41Bが接触板43A、4
3Bと再び接触し、2回目のON状態となる。スイッチ
部41は、押下される以前の位置まで戻されるため、図
8(E)に示すように、導電部41Bが接触板43A、
43Bの間を通り抜け、OFF状態となる。
スイッチ部41を支持するバネ42の反動により、スイ
ッチ部41が上方向に戻される。この戻り途中で、図8
(D)に示すように、導電部41Bが接触板43A、4
3Bと再び接触し、2回目のON状態となる。スイッチ
部41は、押下される以前の位置まで戻されるため、図
8(E)に示すように、導電部41Bが接触板43A、
43Bの間を通り抜け、OFF状態となる。
【0026】ダブルクリックボタン34を再び押下する
と、トグルスイッチ50がOFF状態となり、アクチュ
エータ44A、44Bは接触板43A、43Bを解放
し、図8(F)に示すように元のシングルクリック用の
状態に戻す。
と、トグルスイッチ50がOFF状態となり、アクチュ
エータ44A、44Bは接触板43A、43Bを解放
し、図8(F)に示すように元のシングルクリック用の
状態に戻す。
【0027】これにより、第2の実施の形態のマウスで
は、第1の実施の形態と同様に、1回のマウスボタン3
1の押下で、ダブルクリックが可能となる。よって、ユ
ーザは、ダブルクリック操作を容易に実行することがで
きる。また、この第2の実施の形態のマウスでは、左右
いずれのマウスボタン31においても、ダブルクリック
とシングルクリックの双方を実現することができる。
は、第1の実施の形態と同様に、1回のマウスボタン3
1の押下で、ダブルクリックが可能となる。よって、ユ
ーザは、ダブルクリック操作を容易に実行することがで
きる。また、この第2の実施の形態のマウスでは、左右
いずれのマウスボタン31においても、ダブルクリック
とシングルクリックの双方を実現することができる。
【0028】なお、接触板43A,43Bを上方に浮か
せるための構成は、上記構成に限定されず、任意の構成
を採用可能である。例えば、アクチュエータにより、接
触板43A、43Bを上方に平行移動させてもよい。ま
た、接触板43Aと43Bを絶縁樹脂等で結合し、接触
板43Aと43Bを1つのアクチュエータで一体的に移
動してもよい。また、電磁気的な構成によらず、カム等
を用いた機械的な構成により、接触板43Aと43Bの
端を上方に傾けてもよく、又は接触板43Aと43Bの
全体を上方に移動してもよい。
せるための構成は、上記構成に限定されず、任意の構成
を採用可能である。例えば、アクチュエータにより、接
触板43A、43Bを上方に平行移動させてもよい。ま
た、接触板43Aと43Bを絶縁樹脂等で結合し、接触
板43Aと43Bを1つのアクチュエータで一体的に移
動してもよい。また、電磁気的な構成によらず、カム等
を用いた機械的な構成により、接触板43Aと43Bの
端を上方に傾けてもよく、又は接触板43Aと43Bの
全体を上方に移動してもよい。
【0029】また、上記説明においては、接触板23
A、43Aに電力を供給し、接触板23B、43Bに信
号生成部29、49を接続し、これらを導電部21B、
41Bで接続したが、例えば、導電部21B、41Bと
接触板23B、43Bの一方に電源電圧を供給し、他方
に信号生成部29、49を接続してもよい。この場合、
接触板23A、43Aを除去してもよい。
A、43Aに電力を供給し、接触板23B、43Bに信
号生成部29、49を接続し、これらを導電部21B、
41Bで接続したが、例えば、導電部21B、41Bと
接触板23B、43Bの一方に電源電圧を供給し、他方
に信号生成部29、49を接続してもよい。この場合、
接触板23A、43Aを除去してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1回のマウスボタンの押下によるダブルクリックの実現
が可能となる。これにより、ユーザは、容易にダブルク
リック操作をすることができる。
1回のマウスボタンの押下によるダブルクリックの実現
が可能となる。これにより、ユーザは、容易にダブルク
リック操作をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のマウスの構成の一
部を示す図である。
部を示す図である。
【図2】第1の実施の形態のマウスの左ボタン押下検出
部の構成を示す図である。
部の構成を示す図である。
【図3】第1の実施の形態のマウスのマウスボタンが1
回押下されることによりダブルクリックが実現されるこ
とを説明するための図である。
回押下されることによりダブルクリックが実現されるこ
とを説明するための図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のマウスの構成の一
部を示す図である。
部を示す図である。
【図5】第2の実施の形態のマウスのボタン押下検出部
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図6】第2の実施の形態のマウスのスイッチ部が押下
されたとき、導電部が接触板に接している状態を示す図
である。
されたとき、導電部が接触板に接している状態を示す図
である。
【図7】第2の実施の形態のマウスのダブルクリックボ
タンが押下され、接触板の端が上がった状態を示す図で
ある。
タンが押下され、接触板の端が上がった状態を示す図で
ある。
【図8】第2の実施の形態のマウスのマウスボタンが1
回押下されることによりダブルクリックが実現されるこ
とを説明するための図である。
回押下されることによりダブルクリックが実現されるこ
とを説明するための図である。
11、31 マウスボタン 12 右ボタン押下検出部 13 左ボタン押下検出部 15、35 マウスケーブル 21、41 スイッチ部 23、43 接触板 25、42 バネ 27、47 導線 29、49 信号生成部 33 ボタン押下検出部 34 ダブルクリックボタン 44 アクチュエータ 50 トグルスイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】マウスボタンと、 通電部を備え、前記マウスボタンの操作に応動して、一
軸方向に往復運動するスイッチ部と、 前記スイッチ部の往復運動の往路と復路で前記通電部と
接触する接触片と、 前記通電部と前記接触片の一方に接続され、電力を供給
する手段と、 前記通電部と前記接触片の他方に接続され、前記通電部
と前記接触片の接触時に供給される電力に応答して信号
を生成する手段と、 より構成され、マウスボタンの1回の操作により2つの
信号を出力する、ことを特徴とするマウス。 - 【請求項2】マウスボタンと、 通電部を備え、前記マウスボタンの操作に応動して、一
軸方向に往復運動するスイッチ部と、 第1の位置において、前記スイッチ部の往復運動の過程
で前記通電部と1回接触し、第2の位置において、前記
スイッチ部の往復運動の往路と復路で前記通電部と接触
する接触片と、 前記接触片の位置を前記第1の位置と第2の位置の間で
切り換える位置変更手段と、 前記通電部と前記接触片の一方に接続され、電力を供給
する手段と、 前記通電部と前記接触片の他方に接続され、前記通電部
と前記接触片の接触時に供給される電力に応答して信号
を生成する手段と、 より構成され、マウスボタンの1回の操作により、1つ
又は2つの信号を切り換えて出力する、ことを特徴とす
るマウス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8210739A JPH1055251A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | マウス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8210739A JPH1055251A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | マウス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1055251A true JPH1055251A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16594319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8210739A Pending JPH1055251A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | マウス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1055251A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101950208A (zh) * | 2010-06-23 | 2011-01-19 | 中北大学 | 调温鼠标 |
WO2012147866A1 (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-01 | ミツミ電機株式会社 | 操作入力装置及び操作入力検出装置 |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP8210739A patent/JPH1055251A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101950208A (zh) * | 2010-06-23 | 2011-01-19 | 中北大学 | 调温鼠标 |
WO2012147866A1 (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-01 | ミツミ電機株式会社 | 操作入力装置及び操作入力検出装置 |
CN103492830A (zh) * | 2011-04-27 | 2014-01-01 | 三美电机株式会社 | 操作输入装置以及操作输入检测装置 |
US9075440B2 (en) | 2011-04-27 | 2015-07-07 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Operation input device and operation input detecting device |
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