JPH1055129A - ホログラムアレーの複製方法 - Google Patents
ホログラムアレーの複製方法Info
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Abstract
アレーの各要素ホログラムの干渉縞が記録領域全面にわ
たって隙間なくかつ相互に重ならないように複製記録で
きるホログラムアレーの複製方法。 【構成】 ホログラムアレー原版17として発散性原版
要素ホログラム15のアレーからなるホログラムアレー
原版を用い、ホログラムアレー原版17とホログラム感
材8とをギャップを介して配置し、ホログラムアレー原
版17側からその再生照明光9を照射して、発散性原版
要素ホログラム15からの発散回折光20と直進透過光
11とをホログラム感材8中で干渉させることにより、
ホログラムアレー原版17から収束性要素ホログラムの
アレーからなるホログラムアレーを得る。
Description
の複製方法に関し、特に、ホログラムカラーフィルター
等のホログラムアレーの各要素ホログラム同士が相互に
重畳することなくかつ記録されない領域がないように複
製できるホログラムアレーの複製方法に関する。
ンズアレーの代わりに用いることができる。このような
ホログラムアレーの1つとして、本出願人は、特願平5
−12170号等において、液晶表示装置用ホログラム
カラーフィルターを提案した。その構成は、偏心したフ
レネルゾーンプレート状の微小ホログラムアレーからな
るものである。以下、簡単にこのホログラムカラーフィ
ルターについて説明する。
カラーフィルターを用いた液晶表示装置について説明す
る。同図において、規則的に液晶セル6′(画素)に区
切られた液晶表示素子6のバックライト3入射側にこの
ホログラムカラーフィルターを構成するホログラムアレ
ー5が離間して配置される。液晶表示素子6背面には、
各液晶セル6′の間に設けられたブラック・マトリック
ス4が配置される。以上の他、図示しない偏光板が液晶
表示素子6の両側に配置される。なお、ブラック・マト
リックス4の間には、従来のカラー液晶表示装置と同様
に、R、G、Bの分色画素に対応した色の光を通過する
吸収型のカラーフィルターを配置するようにしてもよ
い。
画素の繰り返し周期、すなわち、液晶表示素子6の紙面
内の方向に隣接する3つの液晶セル6′の組各々に対応
して、その繰り返しピッチと同じピッチでアレー状に配
置された微小ホログラム5′からなり、微小ホログラム
5′は液晶表示素子6の紙面内の方向に隣接する3つの
液晶セル6′各組に整列して各々1個ずつ配置されてお
り、各微小ホログラム5′は、ホログラムアレー5の法
線に対して角度θをなして入射するバックライト3の中
の緑色の成分の光を、その微小ホログラム5′に対応す
る3つの分色画素R、G、Bの中心の液晶セルG上に集
光するようにフレネルゾーンプレート状に形成されてい
るものである。そして、微小ホログラム5′は、回折効
率の波長依存性がないかもしくは少ない、レリーフ型、
位相型、振幅型等の透過型ホログラムからなる。ここ
で、回折効率の波長依存性がないかもしくは少ないと
は、リップマンホログラムのように、特定の波長だけを
回折し、他の波長は回折しないタイプのものではなく、
1つの回折格子で何れの波長も回折するものを意味し、
この回折効率の波長依存性が少ない回折格子は、波長に
応じて異なる回折角で回折する。
レー5の液晶表示素子6と反対側の面からその法線に対
して角度θをなして入射する白色のバックライト3を入
射させると、波長に依存して微小ホログラム5′による
回折角は異なり、各波長に対する集光位置はホログラム
アレー5面に平行な方向に分散される。その中の、赤の
波長成分は赤を表示する液晶セルRの位置に、緑の成分
は緑を表示する液晶セルGの位置に、青の成分は青を表
示する液晶セルBの位置にそれぞれ回折集光するよう
に、ホログラムアレー5を構成配置することにより、そ
れぞれの色成分はブラック・マトリックス4でほとんど
減衰されずに各液晶セル6′を通過し、対応する位置の
液晶セル6′の状態に応じた色表示を行うことができ
る。
フィルターとして用いることにより、従来のカラーフィ
ルター用バックライトの各波長成分を無駄なく吸収なく
各液晶セル6′へ入射させることができるため、その利
用効率を大幅に向上させることができる。
ラーフィルターの製造は、例えば計算機ホログラムから
なる微小ホログラムレンズアレーから出た多点収束光と
ゼロ次透過光との二光束干渉による複製方法(特願平5
−14572号)によっている。その複製方法を図7の
断面図を参照にして簡単に説明すると、微小ホログラム
5′のホログラム干渉縞を計算機によって計算し、例え
ば電子線レジストを塗布したガラス基板上へ電子ビーム
によってその干渉縞を描画し、現像して、レリーフ型の
計算機ホログラム(CGH:Computer Gen
eratedHologram)5″のアレー7を作製
する。次いで、図7に示すように、このようにして作製
したCGHアレー7のレリーフ面上にホログラム感材8
を密着させるか若干ギャップをおいて重ね合わせ、CG
Hアレー7側から図6のバックライト3に相当する角度
θでレーザ光9を入射させ、CGHアレー7の各CGH
5″によって生じる収束回折光10と直進透過光11と
をホログラム感材8中で干渉させて、CGHアレー7を
複製する。この複製されたホログラムが図6のホログラ
ムアレー5として用いられる。なお、複製ホログラムを
原版としてさらに複製することによってホログラムアレ
ー5を作製することもできる。
アレー7を原版として図7のような方法で複製して得ら
れるホログラムアレー5は、CGHアレー7を構成する
各CGH5″がその領域全面に干渉縞が描画されていて
も、各微小ホログラム5′の全面には干渉縞は記録され
ない。その理由は、ホログラム感材8は、図7に示すよ
うに、通常、ガラス基板12上に感光層13が塗布さ
れ、その上にカバーフィルム14が積層されてなるた
め、CGHアレー7とホログラム感材8を密着させて
も、CGHアレー7のレリーフ面と感光層13の間にカ
バーフィルム14によるギャップ(50μm程度)が生
じるため、感光層13中に収束回折光10が入射しない
領域Nが発生するためである。
ム5′の干渉縞記録領域が全面でなく小さくなると、バ
ックライト3を照射したとき、入射光を回折して波長分
散できない領域Nが生じ、分光効率が低下すると共に、
不要な0次光が増加してしまう。
みてなされたものであり、その目的は、ホログラムカラ
ーフィルター等のホログラムアレーの各要素ホログラム
の干渉縞が記録領域全面にわたって隙間なくかつ相互に
重ならないように複製記録できるホログラムアレーの複
製方法を提供することである。
明のホログラムアレーの複製方法は、収束性要素ホログ
ラムのアレーからなるホログラムアレーをホログラムア
レー原版から光学的な複製により複製する方法におい
て、前記ホログラムアレー原版として発散性原版要素ホ
ログラムのアレーからなるホログラムアレー原版を用
い、前記ホログラムアレー原版とホログラム感材とをギ
ャップを介して配置し、前記ホログラムアレー原版側か
らその再生照明光を照射して、前記発散性原版要素ホロ
グラムからの発散回折光と直進透過光とを前記ホログラ
ム感材中で干渉させることにより、前記ホログラムアレ
ー原版から収束性要素ホログラムのアレーからなるホロ
グラムアレーを得ることを特徴とする方法である。
て各発散性原版要素ホログラム間に隙間が設けられ、隣
接する発散性原版要素ホログラムから回折された発散回
折光同士がホログラム感材の位置で相互にほとんど隙間
なくかつ重畳することなく略接する状態で発散回折光と
直進透過光とがホログラム感材中で干渉する位置にホロ
グラム感材が配置されていることが望ましい。
要素ホログラムの繰り返しピッチをL、発散性原版要素
ホログラム間の隙間をΔ、ホログラムアレー原版の回折
面からホログラム感材の感光層までの距離をd、発散性
原版要素ホログラムの焦点距離を−f’(f’>0)と
すると、Ld≒(f’+d)Δの関係が成立しているこ
とが望ましい。
に、その部分を通過する透過光の強度と発散性原版要素
ホログラム部分を通過する透過光の強度とを略同じにす
るために、減衰フィルター、あるいは、入射した再生照
明光を線状あるいは飛び飛びの点状に集光する集光性ホ
ログラムを設けることが望ましい。
グラムアレーとすることができる。
は、例えば、その各収束性要素ホログラムが記録面の法
線に対して角度をなして入射する白色光を記録面に沿う
方向に波長分散させて分光する機能を有するホログラム
カラーフィルターとすることができる。
として発散性原版要素ホログラムのアレーからなるホロ
グラムアレー原版を用い、ホログラムアレー原版とホロ
グラム感材とをギャップを介して配置し、ホログラムア
レー原版側からその再生照明光を照射して、発散性原版
要素ホログラムからの発散回折光と直進透過光とをホロ
グラム感材中で干渉させることにより、ホログラムアレ
ー原版から収束性要素ホログラムのアレーからなるホロ
グラムアレーを得るので、ホログラムアレーの各収束性
要素ホログラムの干渉縞が記録領域全面にわたって隙間
なくかつ相互に重ならないように複製記録することがで
きる。そのため、得られたホログラムアレーは、分光効
率が低下することがなく、不要な0次光も少なくなる。
しかも、ホログラム多重記録領域から発生する不要な回
折次数に基づく迷光も発生しない。
ムアレー原版として、発散性の原版要素ホログラムのア
レーを用い、各原版要素ホログラムを複製されたときの
複製要素ホログラムの干渉縞記録領域より小さく作製す
ることにより、原版上では各原版要素ホログラム間に隙
間が残るようにし、このようなホログラムアレー原版と
ホログラム感材とをギャップを介して配置し、ホログラ
ムアレー原版側からその再生照明光を照射して、各原版
要素ホログラムからの発散回折光と直進透過光とをホロ
グラム感材中で干渉させて、ホログラム感材の記録面上
では各原版要素ホログラムから複製された複製要素ホロ
グラムの干渉縞記録領域が隣接するものとほとんど隙間
なくかつ相互に重ならないように複製記録することであ
る。
について説明する。まず、発散性のCGHとしては、図
7の収束性のCGH5″を用いてもよい。このCGH
5″に入射角θでレーザ光9を入射させると、回折光1
0は収束光となるが、このレーザ光9の入射角を−θと
すると、回折光は発散光となる。このような収束性のC
GHの代わりに最初から発散性のCGHを設計して用い
てもよい。
性のCGH15を一定間隔Lで一体にアレー状に並べて
CGHアレー原版17を構成する。この実施例では、C
GH15は、図6の微小ホログラム5′の干渉縞と同じ
形状のレリーフを持つCGH15として構成されてお
り、また、CGHアレー原版17の繰り返しピッチも微
小ホログラム5′の配置ピッチと一致させてある。ただ
し、隣接するCGH15間の間隔部aには何らレリーフ
面が設けられないように、各CGH15はCGH15の
繰り返しピッチLより小さく作製されている。
ーフ面から感光層13までの距離をdに設定してホログ
ラム感材8をCGHアレー原版17に沿って配置する。
ホログラム感材8は、図7の場合と同様、ガラス基板1
2上に感光層13が塗布され、その上にカバーフィルム
14が積層されてなるものとしてある。CGHアレー原
版17側から図6のバックライト3に相当する角度θで
レーザ光9を入射させると、CGHアレー原版17の各
CGH15によって発散回折光20が生じる。各発散回
折光20は発散性CGH15の焦点に相当する点Fから
発散する光である。隣接するCGH15から回折された
発散回折光20同士は感光層13の位置で相互にほとん
ど隙間なくかつ重畳することなく略接する状態となる。
この状態で各発散回折光20と直進透過光11とは感光
層13中で干渉し、ホログラムアレーがCGHアレー原
版17から複製記録されたことになる。このホログラム
アレー中においては、要素ホログラムの干渉縞が記録領
域全面にわたって隙間なくかつ相互に重ならないように
複製記録されている。
して複製されたホログラムアレーを21とし、そのホロ
グラムアレー21を構成する要素ホログラムを22とす
る。この複製されたホログラムアレー21に図1の複製
のときのレーザ光9と反対に進む光23をガラス基板1
2側から入射させると、各要素ホログラム22によって
回折された光は元の発散点Fへ向かう収束光24とな
る。したがって、この再生照明光23を図6の白色バッ
クライト3とすれば、ホログラムアレー21の各要素ホ
ログラム22によって収束点Fの左右に青から赤へと分
布するように波長分光され、図6のようなホログラムフ
ィルター5としてホログラムアレー21を使用すること
ができる。しかも、上記したように、要素ホログラム2
2の干渉縞が感光層13全面にわたって隙間なくかつ相
互に重ならないように複製記録されているので、バック
ライト3を照射したとき、全ての領域で入射光が回折さ
れるため、分光効率が低下することがなく、不要な0次
光も少なくなる。しかも、隣接する要素ホログラム22
同士も相互に重畳していないので、ホログラム多重記録
領域から発生する不要な回折次数に基づく迷光も発生し
ない。
の幅をΔとし、ホログラムアレー21の要素ホログラム
22の焦点距離をfとすると、CGHアレー原版17の
レリーフ面から感光層13までの距離dと、CGH15
及び要素ホログラム22の繰り返しピッチLとの間に、
Ld≒fΔの関係が成立していることが望ましい。ある
いは、CGH15の焦点距離を−f’(f’>0)とす
ると、Ld≒(f’+d)Δの関係が成立していること
が望ましい。
すが、CGHアレー原版17の隣接するCGH15間の
間隔部aには何らレリーフ面が設けられないため、この
領域に入射したレーザ光9は回折されないでほとんどが
直進する。したがって、間隔部aを通過した透過光11
の感光層13上での強度は他の領域を通過した透過光1
1の強度に比較してより強くなるため、複製された要素
ホログラム22にムラが生じる。このような透過光11
の空間的なムラを防止するためには、図4に示すよう
に、CGH15間の間隔部aにこのムラを補償するよう
な透過率を有する減衰フィルター25を設け、間隔部a
とそれ以外の領域を通過し透過光11の強度を等しく調
整するようにすればよい。
間隔部aに、間隔部aに入射したレーザ光9を略感光層
13上に線状あるいは飛び飛びの点状に集光する別のC
GH又はホログラム26を設けてレーザ光9の一部を他
と同様に回折させ、間隔部aとそれ以外の領域を通過し
透過光11の強度を等しく調整するようにしてもよい。
この場合は、複製により作製されたホログラムアレー2
1の要素ホログラム22間に、CGH又はホログラム2
6による集光によって記録された線状あるいは飛び飛び
の点状の高屈折領域あるいは低屈折領域が同時に記録さ
れるので、位相像可視化の技術によりホログラムアレー
21の要素ホログラム22間の境界が観察でき、組立時
等の位置決め等に有利なマークとして利用可能なものと
なる。
ホログラム原版17とホログラム感材8間のギャップを
それらの間に入れるスペーサーの厚みを調整することに
より制御することができる。また、ホログラム原版17
とホログラム感材8の間に配置するスペーサーとして、
直径の異なる複数種のビーズを予め用意しておいて、所
望の上記dを得るために、この予め用意しておいた複数
種のビーズの中から適切な直径のものを選択して、両者
の間の周辺部に挟み込むことにより所望の厚さのギャッ
プを得ることもできる。
る方法とは別に、それらの間のギャップをレーザフォー
カス変位計(ギャップ測定機)、接触式変位センサー、
非接触式変位センサー、エアーセンサー等のセンサーで
測定しながら所望の厚さに制御しながら複製を行っても
よい。また、それらの間のギャップは、その間に充填す
るインデックスマッチング液(屈折率整合液)を用い
て、その圧力、量を調節することで制御することもでき
る。
ム原版17又はホログラム感材8に位置合わせマークを
予め付けておき、顕微鏡、CCDカメラ等の焦点距離測
定装置を用いて制御しながら複製することもできる。さ
らに、ホログラム原版17又はホログラム感材8に任意
の距離で焦点を結ぶホログラムを記録しておき、そのホ
ログラム自身の生成像を利用してそれらの間のギャップ
を制御しながら複製することもできる。
は、CGH15を多面付けしたものとしたが、これに限
定されるものではなく、光学的に記録したホログラムア
レーであってもよい。また、複製するホログラムアレー
としては、ホログラムカラーフィルターを前提にしてい
たが、これに限らず、他の用途のホログラムアレー、ホ
ログラムレンズアレー等の複製にも、本発明の複製方法
を適用できることは言うまでもない。
法を実施例に基づいて説明してきが、本発明はこれら実
施例に限定されず種々の変形が可能である。
のホログラムアレーの複製方法によると、ホログラムア
レー原版として発散性原版要素ホログラムのアレーから
なるホログラムアレー原版を用い、ホログラムアレー原
版とホログラム感材とをギャップを介して配置し、ホロ
グラムアレー原版側からその再生照明光を照射して、発
散性原版要素ホログラムからの発散回折光と直進透過光
とをホログラム感材中で干渉させることにより、ホログ
ラムアレー原版から収束性要素ホログラムのアレーから
なるホログラムアレーを得るので、ホログラムアレーの
各収束性要素ホログラムの干渉縞が記録領域全面にわた
って隙間なくかつ相互に重ならないように複製記録する
ことができる。そのため、得られたホログラムアレー
は、分光効率が低下することがなく、不要な0次光も少
なくなる。しかも、ホログラム多重記録領域から発生す
る不要な回折次数に基づく迷光も発生しない。なお、本
発明のホログラムアレーの複製方法は、例えばホログラ
ムカラーフィルターの製造に適している。
るための1つの配置を示す図である。
ムアレーの作用を説明するための図である。
明するための図1の一部を拡大した図である。
決する実施例の構成を示す図である。
決する別の実施例の構成を示す図である。
装置の断面図である。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 収束性要素ホログラムのアレーからなる
ホログラムアレーをホログラムアレー原版から光学的な
複製により複製する方法において、 前記ホログラムアレー原版として発散性原版要素ホログ
ラムのアレーからなるホログラムアレー原版を用い、前
記ホログラムアレー原版とホログラム感材とをギャップ
を介して配置し、前記ホログラムアレー原版側からその
再生照明光を照射して、前記発散性原版要素ホログラム
からの発散回折光と直進透過光とを前記ホログラム感材
中で干渉させることにより、前記ホログラムアレー原版
から収束性要素ホログラムのアレーからなるホログラム
アレーを得ることを特徴とするホログラムアレーの複製
方法。 - 【請求項2】 前記ホログラムアレー原版上において各
発散性原版要素ホログラム間に隙間が設けられ、隣接す
る発散性原版要素ホログラムから回折された発散回折光
同士が前記ホログラム感材の位置で相互にほとんど隙間
なくかつ重畳することなく略接する状態で前記発散回折
光と前記直進透過光とが前記ホログラム感材中で干渉す
る位置に前記ホログラム感材が配置されていることを特
徴とする請求項1記載のホログラムアレーの複製方法。 - 【請求項3】 前記ホログラムアレー原版の前記発散性
原版要素ホログラムの繰り返しピッチをL、前記の発散
性原版要素ホログラム間の隙間をΔ、前記ホログラムア
レー原版の回折面から前記ホログラム感材の感光層まで
の距離をd、前記発散性原版要素ホログラムの焦点距離
を−f’(f’>0)とすると、Ld≒(f’+d)Δ
の関係が成立していることを特徴とする請求項2記載の
ホログラムアレーの複製方法。 - 【請求項4】 前記の発散性原版要素ホログラム間の隙
間に、その部分を通過する透過光の強度と前記発散性原
版要素ホログラム部分を通過する透過光の強度とを略同
じにするために、減衰フィルターが設けられていること
を特徴とする請求項2又は3記載のホログラムアレーの
複製方法。 - 【請求項5】 前記の発散性原版要素ホログラム間の隙
間に、その部分を通過する透過光の強度と前記発散性原
版要素ホログラム部分を通過する透過光の強度とを略同
じにするために、入射した再生照明光を線状あるいは飛
び飛びの点状に集光する集光性ホログラムが設けられて
いることを特徴とする請求項2又は3記載のホログラム
アレーの複製方法。 - 【請求項6】 前記ホログラムアレー原版が計算機ホロ
グラムアレーからなることを特徴とする請求項1から5
の何れか1項記載のホログラムアレーの複製方法。 - 【請求項7】 前記の複製されたホログラムアレーは、
その各収束性要素ホログラムが記録面の法線に対して角
度をなして入射する白色光を記録面に沿う方向に波長分
散させて分光する機能を有するホログラムカラーフィル
ターであることを特徴とする請求項1から6の何れか1
項記載のホログラムアレーの複製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21106996A JP3952318B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | ホログラムアレーの複製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP21106996A JP3952318B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | ホログラムアレーの複製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1055129A true JPH1055129A (ja) | 1998-02-24 |
JP3952318B2 JP3952318B2 (ja) | 2007-08-01 |
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ID=16599899
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP21106996A Expired - Fee Related JP3952318B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | ホログラムアレーの複製方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3952318B2 (ja) |
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