JP4544492B2 - ホログラム複製用多面付け原版の作製方法 - Google Patents

ホログラム複製用多面付け原版の作製方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホログラム複製用多面付け原版の作製方法に関し、特に、複数枚のホログラム原版を多面付けしてなるホログラム複製用原版の作製方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホログラム複製用原版を用意し、その上あるいは下にホログラム感光材料を密着させ、感光材料側あるいは原版側から複製用の照明光を入射させることにより、そのホログラム原版から反射型あるいは透過型のホログラムを複製することが行われている。
【0003】
図7に反射型ホログラムを複製するためのホログラム複製装置の概略の構成を示す。複製装置の機枠に支持台11が固定されており、その上面にホログラム複製用原版1が支持固定される。また、複製装置にはフィルム状の感光材料を送り出す巻き出しロール12と露光済みの感光材料を巻き取る巻き取りロール13が設けられており、両ロール12、13間にフォトポリマー等の反射型ホログラム感光材料2が張り渡される。巻き出しロール12から送り出される感光材料2の両側にはペット等のカバーフィルム3、4がラミネートされており、原版1の位置に達する前に、感光材料2の片側(下側)のカバーフィルム4は剥離され、剥離されたカバーフィルム4は巻き取りロール14により巻き取られる。また、原版1の位置でホログラムが露光複製された感光材料2の露出面は、巻き取りロール13で巻き取られる前に巻き出しロール15から送り出されたカバーフィルム5で再びカバーされる。
【0004】
カバーフィルム4が剥離された感光材料2はラミネートローラ16でホログラム原版1に均一に密着された後、レーザー20から発振されミラー21を経てレンズ22及び不図示のピンホールを経たレーザー光23が感光材料2側からホログラム原版1に照明され、この入射光とホログラム原版1からの回折光とが密着された感光材料2中で干渉することによりホログラム原版1と同じ特性の反射型ホログラムが感光材料2中に複製される。多面付けされたホログラム原版1の1ピッチ分の露光後、感光材料2をホログラム原版1から剥離し、その感光材料2を1ピッチ分巻き取り側に送り、同様に工程を繰り返すことにより、ホログラム原版1から多数枚の反射型ホログラムが複製される。
【0005】
図8に透過型ホログラムを複製するためのホログラム複製装置の概略の構成を示す。複製装置の機枠に支持台17が固定されており、その上面にホログラム複製用原版1が支持固定される。この場合は、支持台17の下からレーザー光23が照明されるので、支持台17は中央部に穴の開いた枠状のものか、少なくとも中央部に透明ガラスが嵌め込まれた形状のものである。その他、巻き出しロール12、巻き取りロール13、カバーフィルム巻き取りロール14、カバーフィルム巻き出しロール15、ラミネートローラ16の配置構成は図7の場合と同様であるが、この場合の感光材料2は、フォトポリマー、フォトレジスト、銀塩感材、重クロム酸ゼラチン等の透過型ホログラム感光材料が使用される。
【0006】
そして、カバーフィルム4が剥離された感光材料2がラミネートローラ16でホログラム原版1に均一に密着された後、レーザー20から発振されミラー21を経てレンズ22及び不図示のピンホールを経たレーザー光23がホログラム原版1側から照明され、ホログラム原版1で回折されずに透過する光とホログラム原版1で回折された光とが密着された感光材料2中で干渉することによりホログラム原版1と同じ特性の透過型ホログラムが感光材料2中に複製され、図7の場合と同様の工程が繰り返され、ホログラム原版1から多数枚の透過型ホログラムが複製される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような配置でホログラムの複製を行う場合、複製効率を上げるために、ホログラム原版1としては同じ特性のホログラム原版を複数枚並列配置(多面付け)したものを用いるのが望ましい。その場合に、複数のホログラム原版を同一の平面に精密に並べて固定することが歩留りの向上のために必要である。
【0008】
本発明は従来技術のこのような課題に対応するためになされたものであり、その目的は、複数枚のホログラム原版を精密にかつ傷つけることなく多面付けしてなるホログラム複製用多面付け原版の作製方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のホログラム複製用多面付け原版は、複数のホログラム原版が同一平面に並列配置固定されてなることを特徴とするものである。
【0010】
この場合、同一基板上に前記の複数のホログラム原版が並列配置固定されてなるものとすることができる。
【0011】
また、ホログラム原版としては、金属膜の計算機ホログラムパターンを有する振幅型ホログラムからなるもの、表面レリーフ型の計算機ホログラムパターンを有する位相型ホログラムからなるもの、あるいは、ホログラム複製法により複製されたホログラムからなるもの等、種々のタイプのホログラムを用いることができる。
【0012】
本発明のホログラム複製用多面付け原版の作製方法は、多面付けする複数のホログラム原版を隙間なく整列して載置するための平面を有し、その平面の少なくとも各ホログラム原版のホログラムエリアに対応する位置に溝が設けられてなる治具上に、複数のホログラム原版を隙間なく整列して載置し、その複数のホログラム原版の裏面上に接着剤を塗布し、その上に基板を重ね合わせ、その接着剤を硬化させることにより作製されたことを特徴とする方法である。
【0013】
この場合に、基板上におもりを載せて均一の圧力を加えてから接着剤を硬化させるようにすることが望ましい。
【0014】
また、基板が透明ガラス基板からなり、接着剤が紫外線硬化型接着剤からなり、透明ガラス基板を通して紫外線を照射することにより接着剤を硬化させることが望ましい。
【0015】
本発明のもう1つのホログラム複製用多面付け原版の作製方法は、多面付けする複数のホログラム原版を隙間なく整列して載置するための平面を有し、その平面の少なくとも各ホログラム原版のホログラムエリア外の領域に対応する位置に真空吸着穴が設けられてなるスピンナー用真空チャック上に、複数のホログラム原版を隙間なく整列して載置し、その複数のホログラム原版の裏面上に接着剤を塗布し、その上に基板を重ね合わせ、その後にそのスピンナー用真空チャックを回転させ、その接着剤を硬化させることにより作製されたことを特徴とする方法である。
【0016】
この場合、基板が透明ガラス基板からなり、接着剤が紫外線硬化型接着剤からなり、透明ガラス基板を通して紫外線を照射することにより接着剤を硬化させることが望ましい。
【0017】
また、ホログラム原版としては、反射型ホログラムあるいは透過型ホログラム何れでもよい。
【0018】
また、ホログラム原版が計算機ホログラムあるいは体積型ホログラムの何れでもよい。
【0019】
本発明においては、ホログラム複製用多面付け原版の全てのホログラム原版が同一平面に並列配置固定されてなるので、全てのホログラム原版が同一平面に正確に傷つくことなく位置し、一括して同じホログラム感光材料に密着してホログラム複製すると、全てのホログラム原版が正確に歩留り良く複製される。しかも、各ホログラム原版が基板上に固定されて一体になっているので、丈夫で長期に安定して使用できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のホログラム複製用多面付け原版及びその作製方法の実施例について説明する。
【0021】
図1と図2に第1の実施例のホログラム複製用多面付け原版の作製方法を示す。まず、図1(a)に断面図、図1(b)に平面図を示すような治具30を用意する。この治具30は、その上面31が精密に研磨され十分な平面度を有するように仕上げられ、後記する多面付けする各ホログラム原版41のホログラムエリア42が直接この上面31に触れて傷むのを防止するための溝32が上面31に設けられる。溝32の幅としては各ホログラム原版41のホログラムエリア42の幅よりやや大きいものとする。
【0022】
一方、図1(c)、図2(a)に示すように、多面付けするホログラム原版41を全て同じ大きさに切断・加工する。ホログラム原版41としては、CGH(計算機ホログラム)、体積型ホログラム等種々のものがあるが、被写体から直接撮影されたもの、計算機から直接出力加工されたもの、あるいはそれらから複製により作製されたもの何れでもよい。
【0023】
特に、計算機から直接出力加工されたホログラム原版41としては、図3(a)に模式的な断面図を示すように、例えば特開平11−6917号、特開平11−271535号に開示されているように、透明基板61上にCrからなる金属膜62を設け、その上に電子線レジストを塗布し、フォトリソグラフィーの手法により例えばホログラムカラーフィルター用の干渉縞をそのレジストに電子線描画してパターニングし、レジストパターンの開口から露出した金属膜62の部分をエッチング除去して振幅型の計算機ホログラムパターン63を形成してなるものがある。また、図3(b)に模式的な断面図を示すように、透明基板61上に直接電子線レジストを塗布し、フォトリソグラフィーの手法により例えばホログラムカラーフィルター用の干渉縞をそのレジストに電子線描画してパターニングし、レジストパターンの開口から露出した透明基板61表面を所定深さだけエッチング除去して溝64を形成し、表面レリーフ型で位相型の計算機ホログラムパターン65を形成してなるものがある。さらには、図3(a)あるいは(b)のような計算機ホログラム、あるいは、被写体から直接撮影された透過型あるいは反射型ホログラムからホログラム複製法により複製して得られたホログラムをホログラム原版41として用いてもよい。
【0024】
図4(a)は、図3(a)あるいは(b)のホログラム原版41から本発明の多面付け用の別のホログラム原版41(図4(b))をホログラム複製法により複製する場合の配置を示す図であり、透明基板71上にフォトポリマー等からなるホログラム感光材料層72とその表面に保護層73とを積層してなるホログラム乾板74を用意し、図3(a)あるいは(b)のホログラム原版41のホログラムパターン63(65)とを密着させ、ホログラム原版41の裏面側から複製用照明光80を所定の角度で入射させる。ホログラムパターン63(65)から0次透過光81と1次回折光82が発生し、その1次回折光82と0次透過光81がホログラム乾板74のホログラム感光材料層72中で干渉してホログラム原版41と同様の回折特性を有する透過型ホログラムがホログラム乾板74中に複製される。その複製された別のホログラム原版41の断面を図4(b)に示す。ホログラム乾板74のホログラム感光材料層72がホログラム層72’となっている。
【0025】
図1、図2に戻って、このような治具30上に複数の同じ大きさの上記の何れかのホログラム原版41を、図1(c)、図2(b)に示すように、隙間なく並べる。この際、各ホログラム原版41のホログラムエリア42が溝32の位置に整列するように並べる。また、ホログラム複製時にホログラム感光材料2(図7、図8)に密着させる面を下側(治具30側)に向けて並べる。
【0026】
その後、図2(c)に示すように、並列に隙間なく並べた複数のホログラム原版41の裏面上に紫外線硬化型接着剤43を滴下し、次いで、図2(d)に示すように、その上に平面度の良いガラス板44を重ね合わせ、さらにその上におもり45を載せて均一の圧力を加える。
【0027】
その後、おもり45を外して、ガラス板44を通して紫外線46を接着剤43に照射して硬化させることにより、図2(e)に示すような本発明による多面付けホログラム複製用多面付け原版1が完成する。
【0028】
このように、多面付けする複数のホログラム原版41を隙間なく整列して載置するための平面31を有し、その平面31の少なくとも各ホログラム原版41のホログラムエリア42に対応する位置に溝32が設けられてなる治具30上に、複数のホログラム原版41を隙間なく整列して載置し、その複数のホログラム原版41の裏面上に接着剤43を塗布し、その上に基板44を重ね合わせ、その接着剤43を硬化させることにより作製するので、このホログラム複製用多面付け原版1の全てのホログラム原版41は同一平面に傷つくことなく位置し、図7又は図8のような配置で一括して同じホログラム感光材料2に密着してホログラム複製すると、全てのホログラム原版が正確に歩留り良く複製される。しかも、各ホログラム原版41が基板44上に接着されて一体になっているので、丈夫で長期に安定して使用できる。
【0029】
次に、図5と図6に本発明の第2の実施例のホログラム複製用多面付け原版の作製方法を示す。まず、図5(a)に断面図、図5(b)に平面図を示すようなスピンナー用真空チャック50を用意する。このスピンナー用真空チャック50は、その上面51が精密に研磨され十分な平面度を有するように仕上げられてなり、その上面51に多面付けする各ホログラム原版41のホログラムエリア42に直接かからないように多数の真空吸着穴52が配置されている。また、スピンナー用真空チャック50の上面51の周囲には、ガラス板支持用ピン53が複数配置されている。そして、このスピンナー用真空チャック50の裏面の回転軸54に同軸に排気用穴55が設けてあり、排気用穴55は全ての真空吸着穴52に連通している。
【0030】
一方、図5(c)、図6(a)に示すように、多面付けするホログラム原版41を全て同じ大きさに切断・加工する。ホログラム原版41としては、第1の実施例と同様に、CGH、体積型ホログラム等種々のものがあるが、被写体から直接撮影されたもの、計算機から直接出力加工されたもの、あるいはそれらから複製により作製されたもの何れでもよい。
【0031】
そして、このようなスピンナー用真空チャック50の上面51上に複数の同じ大きさのホログラム原版41を、図5(c)、図6(b)に示すように、隙間なく並べ、真空吸着穴52の吸着力により上面51上に固定する。この際、各ホログラム原版41のホログラムエリア42が真空吸着穴52の位置に位置しないように整列させる。また、ホログラム複製時にホログラム感光材料2(図7、図8)に密着させる面を下側(治具30側)に向けて並べる。
【0032】
その後、図6(c)に示すように、並列に隙間なく並べた複数のホログラム原版41の裏面上に紫外線硬化型接着剤43を滴下し、次いで、図6(d)に示すように、その上に平面度の良いガラス板44をガラス板支持用ピン53で位置決めさせて重ね合わせる。
【0033】
この状態で、スピンナー用真空チャック50を回転軸54を中心に回転させ、接着剤43を均一の厚さに伸ばす。その後、ガラス板44を通して紫外線を接着剤43に照射して硬化させることにより、図6(e)に示すような本発明による多面付けホログラム複製用多面付け原版1が完成する。
【0034】
この場合には、多面付けする複数のホログラム原版41を隙間なく整列して載置するための平面51を有し、その平面51の少なくとも各ホログラム原版41のホログラムエリア42外の領域に対応する位置に真空吸着穴52が設けられてなるスピンナー用真空チャック50上に、複数のホログラム原版41を隙間なく整列して載置し、その複数のホログラム原版41の裏面上に接着剤43を塗布し、その上に基板44を重ね合わせ、スピンナー用真空チャック50を回転させ、その接着剤43を硬化させることにより作製するので、このホログラム複製用多面付け原版1の全てのホログラム原版41は同一平面に傷つくことなく位置し、図7又は図8のような配置で一括して同じホログラム感光材料2に密着してホログラム複製すると、全てのホログラム原版が正確に歩留り良く複製される。しかも、各ホログラム原版41が基板44上に接着されて一体になっているので、丈夫で長期に安定して使用できる。
【0035】
以上、本発明のホログラム複製用多面付け原版及びその作製方法を実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のホログラム複製用多面付け原版及びその作製方法によると、ホログラム複製用多面付け原版の全てのホログラム原版が同一平面に並列配置固定されてなるので、全てのホログラム原版が同一平面に正確に傷つくことなく位置し、一括して同じホログラム感光材料に密着してホログラム複製すると、全てのホログラム原版が正確に歩留り良く複製される。しかも、各ホログラム原版が基板上に固定されて一体になっているので、丈夫で長期に安定して使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のホログラム複製用多面付け原版の作製方法を説明するための図である。
【図2】第1実施例のホログラム複製用多面付け原版の作製方法を説明するための別の図である。
【図3】計算機から直接出力加工されたホログラム原版の例を示す模式的な断面図である。
【図4】本発明の多面付け用のホログラム原版をホログラム複製法により複製する場合の配置とその配置によって得られるホログラム原版を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例のホログラム複製用多面付け原版の作製方法を説明するための図である。
【図6】第2実施例のホログラム複製用多面付け原版の作製方法を説明するための別の図である。
【図7】反射型ホログラムを複製するためのホログラム複製装置の概略の構成を示す図である。
【図8】透過型ホログラムを複製するためのホログラム複製装置の概略の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…ホログラム複製用多面付け原版
2…ホログラム感光材料
30…治具
31…上面
32…溝
41…ホログラム原版
42…ホログラムエリア
43…紫外線硬化型接着剤
44…ガラス板
45…おもり
46…紫外線
50…スピンナー用真空チャック
51…上面
52…真空吸着穴
53…ガラス板支持用ピン
54…回転軸
55…排気用穴
61…透明基板
62…金属膜
63…振幅型の計算機ホログラムパターン
64…エッチング溝
65…表面レリーフ型の計算機ホログラムパターン
71…透明基板
72…ホログラム感光材料層
72’…ホログラム層
73…保護層
74…ホログラム乾板
80…複製用照明光
81…0次透過光
82…1次回折光

Claims (7)

  1. 多面付けする複数のホログラム原版を隙間なく整列して載置するための平面を有し、その平面の少なくとも各ホログラム原版のホログラムエリアに対応する位置に溝が設けられてなる治具上に、複数のホログラム原版を隙間なく整列して載置し、その複数のホログラム原版の裏面上に接着剤を塗布し、その上に基板を重ね合わせ、その接着剤を硬化させることにより作製されたことを特徴とするホログラム複製用多面付け原版の作製方法。
  2. 前記基板上におもりを載せて均一の圧力を加えてから接着剤を硬化させることを特徴とする請求項記載のホログラム複製用多面付け原版の作製方法。
  3. 前記基板が透明ガラス基板からなり、前記接着剤が紫外線硬化型接着剤からなり、前記透明ガラス基板を通して紫外線を照射することにより前記接着剤を硬化させることを特徴とする請求項又は記載のホログラム複製用多面付け原版の作製方法。
  4. 前記ホログラム原版が反射型ホログラムからなることを特徴とする請求項からの何れか1項記載のホログラム複製用原版の作製方法。
  5. 前記ホログラム原版が透過型ホログラムからなることを特徴とする請求項からの何れか1項記載のホログラム複製用原版の作製方法。
  6. 前記ホログラム原版が計算機ホログラムからなることを特徴とする請求項からの何れか1項記載のホログラム複製用原版の作製方法。
  7. 前記ホログラム原版が体積型ホログラムからなることを特徴とする請求項からの何れか1項記載のホログラム複製用原版の作製方法。
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