JPH1054468A - 逆止弁 - Google Patents

逆止弁

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Publication number
JPH1054468A
JPH1054468A JP22785296A JP22785296A JPH1054468A JP H1054468 A JPH1054468 A JP H1054468A JP 22785296 A JP22785296 A JP 22785296A JP 22785296 A JP22785296 A JP 22785296A JP H1054468 A JPH1054468 A JP H1054468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
check valve
pipe member
main body
cylindrical part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22785296A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Ochiai
優 落合
Hiroyuki Kinoshita
博之 木下
Koji Iritani
晃司 入谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kane Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kane Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kane Kogyo Co Ltd filed Critical Kane Kogyo Co Ltd
Priority to JP22785296A priority Critical patent/JPH1054468A/ja
Publication of JPH1054468A publication Critical patent/JPH1054468A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工コストの高騰、強度低下、重量増加など
を解消する。 【解決手段】 流入口および流出口を有する本体の筒部
6内に弁ユニット5を収容する逆止弁1において、本体
の素材を管材若しくは板材と成し、この管材若しくは板
材から前記筒部6をポンチの圧入によって拡径若しくは
絞り成形し、弁ホルダー10にOリング23を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弁ユニットを内設
する逆止弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の逆止弁aとしては、図4
に示す様に、弁口b周囲の弁座cにスプリングdによっ
て弾発的に着座する弁体eが設けられた複数の弁ユニッ
トfを、本体gの筒部h内に収容するに際し、筒部h内
周面に密着するOリングjを設けて挿入し、Oリングj
によって密着個所をシールさせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、本体gの加
工手段としては、棒状素材及び鋳物素材より直接的に筒
部hを切削によって形成した後に、Oリングjによるシ
ール機能を具有させるために、筒部hの内周面の仕上げ
加工が必要と成るため、加工費が高くなり、しかも切削
によって筒部hを形成するため、材料歩留りが悪く、且
つ金属内部組織であるフローラインが切断されて強度が
低下するため、筒部h等の肉厚を厚くして対応すること
により、重量が増加する課題を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、加工費の高騰、材料歩留りの悪さ、フローラ
インの切断による強度低下等による課題に鑑み、素材を
金属製からなる管材若しくは板材と成し、この素材から
弁ユニットを収容する本体の筒部をポンチの圧入によっ
て成形することを要旨とする逆止弁を提供して上記課題
を解決せんとしたものである。
【0005】そして、かかる逆止弁としては、円筒状の
弁ホルダー内に設けられる弁口に、弾発的に着座する弁
体を備える弁ユニットを、流入口および流出口を有する
本体の筒部内に収容する逆止弁において、本体の素材を
金属製からなる管材若しくは板材と成し、この管材若し
くは板材から前記筒部をポンチの圧入によって拡径若し
くは絞り成形し、弁ホルダーにOリングを設けている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明すると、本発明に係る逆止弁1は、ケーシ
ング2とソケット3から成る本体4内に複数の弁ユニッ
ト5を内設している。
【0007】ケーシング2は、円筒状に形成された筒部
6の一端側を、弁ユニット5が挿入される挿入口部7と
成し、かかる挿入口部7の外周面にはオネジ部8を形成
し、一方、筒部6の他端側には縮径状の流出口9と成す
口部10を連続成形し、この口部10の端部に外方へ突出す
るフランジ11を成形すると共に、口部10にナット部材12
を装着している。
【0008】ソケット3はケーシング2の一端側のオネ
ジ部8が挿入して螺合されるメネジ部13を形成する受け
口部14より連続して縮径状の流入口15と成す口部16を成
形し、この口部16の端部に外方へ突出するフランジ17を
成形すると共に、口部16にナット部材18を装着してい
る。
【0009】弁ユニット5は筒部6の内径より若干小径
と成して円筒状の弁ホルダー19を形成し、この弁ホルダ
ー19の一端側には弁口20を形成すると共に、弁口20の内
方側の周囲には弁座21を突設し、さらに一端側の外周の
角部には縮径段差部22を形成し、縮径段差部22にOリン
グ23を装着している。
【0010】24は弁ガイドであり、円筒状に形成される
ガイド本体25の内方には径方向にわたってブリッジ26を
形成すると共に、ブリッジ26の中央よりガイド軸27を突
出形成して成り、かかる弁ガイド24を、弁ホルダー19の
他端側に装着している。
【0011】28は弁ガイド24内方に設けて弁座21に着座
させる弁体であり、弁体28は弁座21との接触部位にパッ
キン29が設けられると共に、弁体28が弁ガイド24内にて
摺動自在と成すための支持突片30が設けられると共に、
弁体28の中央よりガイド筒31が突設され、このガイド筒
31内にガイド軸27を挿入させると共に、弁体28を弁座21
側へ弾発的に設けるスプリング32を設けている。
【0012】そして、Oリング23を装着した弁ユニット
5を、ケーシング2の一端側から挿入し、しかる後、ソ
ケット3の受け口部14にケーシング2の一端側を挿入し
て螺合して逆止弁1と成している。
【0013】次に、ケーシング2およびソケット3の加
工手段について説明すると、先ず、基本的にはポンチ
(図示せず)の圧入によって素材を加工するものであっ
て、第一の手段としては、金属製から成る管材Wa、例
えばステンレスから成るシームレスパイプや、継目パイ
プを素材として順次拡径させるものと、第二の手段とし
ては、ステンレスから成る円板状の板材Wbより順次絞
り加工して成形するものである。
【0014】先ず、管材Waからの加工手順について
は、図2に示す様に、素材である管材Waの一端側よ
り、最終形態であるケーシング2の筒部6の内径と成る
まで、ポンチを必要回数圧入して拡径成形させ、その
後、口部10と成る他端側をナット部材12に入れ、さらに
その端部にフランジ11を折曲形成する。
【0015】次に、板材Wbからの加工手順について
は、図3に示す様に、板材Wbを最終形態であるケーシ
ング2の筒部6の内径と成るまで、ポンチを必要回数圧
入して絞り成形し、その後、口部10と成る他端側をナッ
ト部材12に入れ、さらにその端部にフランジ11を折曲形
成する。
【0016】なお、ソケット3の加工手順としては、ケ
ーシング2と概ね同様であるため、省略する。
【0017】次に本発明に係る逆止弁の作用について説
明すると、本体4におけるケーシング2の内面全域は、
ポンチの圧入によって、その表面粗さが、Oリング23で
のシール性が充分に発揮される程度まで、ケーシング2
の筒部6の外形形状の成形と同時に加工できることによ
り、Oリング23を装着した弁ユニット5は、筒部6にお
ける軸方向に対する位置に何ら制限を受けずに筒部6内
に収容できる。
【0018】なお、筒部6の内面全域の表面粗さを、測
定したところ、Oリング23を使用する場合の基準値(固
定用)である6.3S以下であることが確認された。
【0019】
【発明の効果】要するに本発明は、円筒状の弁ホルダー
19内に設けられる弁口20に、弾発的に着座する弁体28を
備える弁ユニット5を、流入口15および流出口9を有す
る本体4の筒部6内に収容する逆止弁1において、本体
4の素材を金属製からなる管材Waと成し、この管材W
a若しくは板材Wbから前記筒部6をポンチの圧入によ
って拡径若しくは絞り成形し、弁ホルダー19にOリング
23を設けたので、ケーシング2の筒部6の外形形状の成
形と同時に、その筒部6の内面も加工できることによ
り、加工費の低減を図ることができ、また管材Wa若し
くは板材Wbからの塑性加工であるため、金属内部組織
のフローラインが切断されないことにより、強度低下が
なく肉厚を薄くして軽量化を図ることができると共に、
切削加工が全くないため材料歩留りが高く、しかもポン
チの圧入によって成形される筒部6内面の表面粗さは、
Oリング23によるシール面として充分に働き、シール不
良の不具合は無く、さらに筒部6の内面全域にわたって
表面粗さが良好であるため、Oリング23によるシール位
置には何ら特定されず、設計(弁ユニット5の個数や、
Oリング23でのシール位置)等の自由度が高く成る等そ
の実用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る逆止弁の断面図である。
【図2】管材によるケーシングおよびソケットの成形工
程を示す各工程毎の素材断面図である。
【図3】板材によるケーシングおよびソケットの成形工
程を示す各工程毎の素材断面図である。
【図4】従来の逆止弁の断面図である。
【符号の説明】
6 筒部 19 弁ホルダー 23 Oリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の弁ホルダー内に設けられる弁口
    に、弾発的に着座する弁体を備える弁ユニットを、流入
    口および流出口を有する本体の筒部内に収容する逆止弁
    において、本体の素材を金属製からなる管材と成し、こ
    の管材から前記筒部をポンチの圧入によって拡径成形
    し、弁ホルダーにOリングを設けたことを特徴とする逆
    止弁。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の管材を板材と成し、筒部
    をポンチの圧入によって絞り成形したことを特徴とする
    逆止弁。
JP22785296A 1996-08-09 1996-08-09 逆止弁 Pending JPH1054468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22785296A JPH1054468A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 逆止弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22785296A JPH1054468A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 逆止弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1054468A true JPH1054468A (ja) 1998-02-24

Family

ID=16867388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22785296A Pending JPH1054468A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 逆止弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1054468A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005315359A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Chiyoda Kucho Kiki Kk バルブ装置
JP2014088945A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Noritz Corp 配管構造および配管部材の製造方法

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