JPH1053212A - 包装パッケージ - Google Patents

包装パッケージ

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Publication number
JPH1053212A
JPH1053212A JP20996296A JP20996296A JPH1053212A JP H1053212 A JPH1053212 A JP H1053212A JP 20996296 A JP20996296 A JP 20996296A JP 20996296 A JP20996296 A JP 20996296A JP H1053212 A JPH1053212 A JP H1053212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
package
packaging
lower case
upper case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20996296A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuo Aimoto
渥夫 相本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOOKOO KASEI KK
Kiyoshi Yoki KK
Original Assignee
TOOKOO KASEI KK
Kiyoshi Yoki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOOKOO KASEI KK, Kiyoshi Yoki KK filed Critical TOOKOO KASEI KK
Priority to JP20996296A priority Critical patent/JPH1053212A/ja
Publication of JPH1053212A publication Critical patent/JPH1053212A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Stackable Containers (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量でコストダウンが図れ、資材スペースの
削減が可能となり、焼却も支障なく行える包装パッケー
ジを提供する。 【解決手段】 合成樹脂製の上ケース11と下ケース1
2からなり、両ケース11、12の周壁14、23にお
ける外周に溶着用フランジ19、19と開封手段20、
20を設け、上ケース11の上壁13に補強用のリブ1
5を設けると共に、下ケース12の底壁21にリブ15
が嵌合する凹溝23を設け、上下ケース11、12を溶
着用フランジ19、19で溶着することにより内容物の
包装を行う。積重ね時はリブ15と凹溝23の嵌り合い
で安定すると共に、開封は溶着用フランジ19、19を
開封手段20、20で除去すればよく、包装に段ボール
箱の使用が省け、軽量化とコストダウンが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、包装パッケー
ジ、更に詳しくは、軽量化と資材スペースの削減及びコ
ストダウンを図ることができる包装パッケージに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、カップ麺に採用されている従来
の包装パッケージは、図5に示すように、合成樹脂製の
トレー1と段ボール製の箱2とを用い、所定数の凹部を
並べて設けたトレー1の各凹部内にカップ麺Aを挿入
し、このトレー1を箱2内に挿入した後、箱2の口部を
封止して包装形態とし、この形態で流通過程における輸
送を行うと共に、店頭での陳列時には、箱2内からトレ
ー1を抜き出し、トレーに入ったままのカップ麺Aを積
上げるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の包装パッケージは、段ボール箱2を使用してい
るため、重量的に重くなると共に輸送工程後は全く不要
の廃材となり、量販店においては広い廃材スペースの確
保が必要になる。
【0004】また、段ボール箱2の採用は、コスト的に
高くつくと共に、廃材として焼却するとき質量の多い分
だけ燃焼カロリーが高くなる。
【0005】そこで、この発明の課題は、資材スペース
の削減と軽量化により、燃焼カロリーの低減及びコスト
ダウンを図ることができる包装パッケージを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、合成樹脂を用いて下面が
開放するよう形成した上ケースと上面が開放するよう形
成した下ケースの組合せからなり、上ケースと下ケース
の開口部外周に上下に重ね合わせたとき重なり合う溶着
用のフランジを設け、各フランジの根元部分に開封手段
を長手方向に沿って施し、前記上ケースの上面と下ケー
スの下面の何れか一方にリブを設け、他方に重ね合わせ
たときリブが嵌合する凹溝を設けた構成を採用したもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図4に示す例に基づいて説明する。
【0008】図示の場合、包装パッケージはカップ麺A
の包装に適応した例を示し、包装パッケージは、合成樹
脂を用いた上ケース11と下ケース12の組合せからな
り、その内部に所定数のカップ麺Aを並べて収納するよ
うになっている。
【0009】上ケース11は、四隅が円弧状となる矩形
状上壁13の周囲に下向きの周壁14を設けて下面開放
状となり、上壁13には、並列する状態で収納するカッ
プ麺Aの上面を通過するように、断面下向きコ字状とな
って上方に突出する補強用のリブ15が格子状の配置で
設けられ、更に格子状のリブ15で囲まれた部分には、
並列するカップ麺Aの間に生じる空間を埋めるための内
部中空の円錐台形状となるスペーサ部16が、上ケース
11の内部に突出するよう一体に形成されている。
【0010】このスペーサ部16の下端部は、図4に示
すように、周壁14の下端と同じ高さになっていると共
に、上壁13の周囲から周壁14にわたるコーナ部分で
リブ15によって囲まれた部分には、略半球状となって
上ケース11内に凹入するスペーサ部17が設けられて
いる。
【0011】上記上ケース11における周壁14の下端
部外周に、外方へ向けて水平に突出する幅の狭いフラン
ジ18が周設され、更にこのフランジ18の外周で四辺
の直線部分の前長に溶着用のフランジ19が連成され、
フランジ18と溶着用フランジ19の境界部分に、ミシ
ン目の如き開封手段20が長さ方向の全長にわたって設
けられている。
【0012】次に、下ケース12は、四隅が円弧状とな
る矩形状底壁21の周囲に上向きの周壁22を設けて上
ケース11の下面開口に一致する上面開放状となり、底
壁21の下面には、上ケース11の上壁13上に重ねた
ときリブ15が丁度嵌り合う凹溝23が格子状の配置で
設けられ、この凹溝23によって囲まれた部分には、並
列するカップ麺Aの間に生じる空間を埋める内部中空と
なる円錐台形状のスペーサ部24が、周壁22と等しい
高さで下ケース12内に突出するように設けられ、更に
底壁21と周壁22のコーナ部分で凹溝23により囲ま
れた部分には、略円状となって下ケース12内に突出す
るスペーサ部25が設けられている。
【0013】上記下ケース12の周壁22における上端
部外周には、上ケース11と同じように、フランジ18
と溶着用フランジ19及び開封手段20が設けられてい
る。
【0014】なお、上ケース11は透明又は半透明と
し、内容物が目視できるようにすると共に、上ケース1
1と下ケース12の形成に用いる合成樹脂としてはPP
やHIPS等を例示することができ、特に下ケース12
の合成樹脂材料に有機物を混合しておくと、焼却時に残
灰の発生をなくすことができる。
【0015】この発明の包装パッケージは上記のような
構成であり、カップ麺Aの包装を行うには、下ケース1
2内のスペーサ部24、25に囲まれた部分の位置にカ
ップ麺Aを並べて納め、このカップ麺A上に上ケース1
1を覆せると、上下ケース11、12のフランジ18、
18と溶着用フランジ19、19が互に重なり、かつ、
スペーサ部16、24の端部が重なり合う。
【0016】この状態で、重なり合う溶着用フランジ1
9、19を全長にわたって加熱溶着すると共に、スペー
サ部16、24の端部も剥離可能な程度の強度で加熱溶
着すれば、上下ケース11、12が互に固定化されてそ
の内部にカップ麺Aを収納した包装形態になる。
【0017】上記の包装形態で輸送や店頭での陳列を行
い、積重ね時には、下ケース12に設けた凹溝23が上
ケース11のリブ15に嵌合するため、安定したスタッ
キングが可能になる。
【0018】また、開封は、溶着用フランジ19、19
を指先で引張り、開封手段20に沿って除去すると共
に、スペーサ部16、24の溶着部分を引剥すように上
ケース11を引上げればよく、下ケース12内からカッ
プ麺Aの上半部が露出した状態になる。
【0019】上記のように、上ケース11と下ケース1
2でカップ表面Aの包装が行え、カップ麺Aの輸送に段
ボール箱の使用が省け、軽量化とコストダウンが図れる
と共に、使用済後の両ケース11、12は廃材となる
が、互に嵌合せることによって省スペース化が図れ、焼
却によって処分することができる。なお、被包装物はカ
ップ麺に限るものでなく、他の商品も同様に包装でき
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、商品
の包装に段ボール箱の使用が省け、軽量化とコストダウ
ンが図れると共に、使用済後は嵩低くなり、量販店の廃
材スペースを少なくでき、しかも合成樹脂製であるの
で、焼却による処理時の燃焼カロリーの低減が可能にな
る。
【0021】また、リブと凹溝の嵌め合せによりスタッ
キングが安定して行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る包装パッケージの分解斜視図
【図2】上ケースの平面図
【図3】下ケースの平面図
【図4】上下ケースの溶着状態を示す拡大縦断面図
【図5】従来の包装パッケージを示す斜視図
【符号の説明】
11 上ケース 12 下ケース 13 上壁 14 周壁 15 リブ 16、17、24、25 スペーサ部 18 フランジ 19 溶着用フランジ 20 開封手段 21 底壁 22 周壁 23 凹溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂を用いて下面が開放するよう形
    成した上ケースと上面が開放するよう形成した下ケース
    の組合せからなり、上ケースと下ケースの開口部外周に
    上下に重ね合わせたとき重なり合う溶着用のフランジを
    設け、各フランジの根元部分に開封手段を長手方向に沿
    って施し、前記上ケースの上面と下ケースの下面の何れ
    か一方にリブを設け、他方に重ね合わせたときリブが嵌
    合する凹溝を設けた包装パッケージ。
JP20996296A 1996-08-08 1996-08-08 包装パッケージ Pending JPH1053212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20996296A JPH1053212A (ja) 1996-08-08 1996-08-08 包装パッケージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20996296A JPH1053212A (ja) 1996-08-08 1996-08-08 包装パッケージ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1053212A true JPH1053212A (ja) 1998-02-24

Family

ID=16581564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20996296A Pending JPH1053212A (ja) 1996-08-08 1996-08-08 包装パッケージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1053212A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000335580A (ja) * 1999-05-31 2000-12-05 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 積み重ね容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000335580A (ja) * 1999-05-31 2000-12-05 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 積み重ね容器

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