JPH1052687A - 浄水器の電子回路 - Google Patents

浄水器の電子回路

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JPH1052687A
JPH1052687A JP21174696A JP21174696A JPH1052687A JP H1052687 A JPH1052687 A JP H1052687A JP 21174696 A JP21174696 A JP 21174696A JP 21174696 A JP21174696 A JP 21174696A JP H1052687 A JPH1052687 A JP H1052687A
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JP
Japan
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circuit
water
water purifier
power supply
signal
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JP21174696A
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Inventor
Hitoshi Takayama
仁史 高山
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積算使用流量または積算使用時間のデータを
計測、保持、表示する電子回路を持つ浄水器において、
データの計測、保持、表示のための消費電力を小さくす
る。 【解決手段】 浄水器の積算使用流量または積算使用時
間のデータを計測、保持、表示する電子回路に水検出手
段4を設けて通水、非通水を判定し、通水時は全電子回
路に電力を供給し、非通水時は切替え回路8によって表
示回路10およびクロック信号発生回路12への電力供
給をストップさせることによって、消費電力を小さく
し、電源回路2の電池交換時期を延ばす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用データの計
測、表示および保持機能を有する浄水器の電子回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】浄水器内部の中空糸あるいは活性炭の交
換時期を使用者に知らせることを目的とする、積算使用
流量または積算使用時間のデータを計測、表示および保
持する機能を持つ浄水器には、蛇口直結型を含む小型の
ものがあり、これらの浄水器の電子回路は通常、電池ま
たはバッテリーによって駆動される。これらの浄水器の
電子回路は、浄水器の通水レバーが開かれた場合に全電
子回路に通電され、通水レバーが閉じられている場合に
は、積算使用流量や積算使用時間のデータを保持する信
号処理回路のみに通電が行われるものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の浄水器の電
子回路は、浄水器の通水レバーの操作によって、通水、
止水を行う場合には有用である。ところが、浄水器入り
口の水道蛇口の操作で通水、止水の操作を行うシステム
の場合、常に浄水器の通水レバーを開いて通水側にして
おかなければならない。かかる場合、常に浄水器の全電
子回路に通電されることになり、浄水器内部の中空糸あ
るいは活性炭が寿命に達するまでの総消費電力を小さく
することが困難である。本発明は、浄水器の通水レバー
操作ではなく、水道蛇口の操作で、通水、止水を行うシ
ステムで、浄水器の電子回路電源部の電池の寿命を延ば
すことができる浄水器の電子回路を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、積算使用流量および積算使
用時間のうち少なくとも一つの表示回路を持ち、浄水器
使用開始信号により積算使用流量および積算使用時間の
うち少なくとも一つのデータをカウント加算し、浄水器
使用終了信号によりカウント加算を中止してデータを保
持する信号処理回路と、カウント加算に供するパルス信
号を発生させるクロック信号発生回路と、電子回路に給
電する電源回路とを持ち、通水開始時に浄水器使用開始
信号を発し、通水終了時に浄水器使用終了信号を発する
水検出手段を有する浄水器の電子回路において、水検出
手段によって通水の有無を判定し、浄水器使用開始信号
が発生したとき全電子回路に通電し、浄水器使用終了信
号が発生したとき、信号処理回路および水検出手段のみ
に通電する切替え回路を有することを特徴とする浄水器
の電子回路を提供する。
【0005】請求項2記載の発明は、浄水器使用終了信
号発生後一定時間、積算使用流量および積算使用時間の
うち少なくとも一つの表示回路に通電する通電延長回路
を有する請求項1記載の浄水器の電子回路を提供する。
上記の浄水器の電子回路は、信号処理回路と水検出手段
には常時通電されているので、浄水器の使用状況は常に
把握されている。この浄水器に通水が開始されると、水
検出手段から出力される浄水器使用開始信号により、切
替え回路は全電子回路への通電に切替える。通水終了時
には水検出手段から出力される通水終了信号により、切
替え回路は表示回路およびクロック信号発生回路への通
電をやめ、信号処理回路、水検出手段および切替え回路
のみへの通電に切替える。また、通電延長手段が設けら
れている浄水器の電子回路では、通電延長回路は浄水器
使用終了信号発生後一定時間、積算使用流量または積算
使用時間の表示回路に通電する。すなわち、浄水器使用
終了後も一定時間、浄水器の積算使用流量または積算使
用時間のデータが表示されることになる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の浄水器の電子回
路の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。こ
の図において、符号2は電源回路で、水検出手段4と、
積算使用流量および積算使用時間のうち少なくとも一つ
のデータをカウント加算,保持し、水検出手段4からの
信号により、通水,非通水を判断する信号処理回路6
と、通水,非通水の別により、電源供給範囲を切替える
切替え回路8に、常時、電力を供給する。水検出手段4
は、導電率を測定して水検出を行うもので、浄水器出口
に配置した水検出手段4用の電極から水の有無を検出し
た信号を信号処理回路6に出力する。信号処理回路6
は、水検出手段4の出力信号電圧値と通水の有無を判断
する基準となるしきい電圧値とを比較し、浄水器使用開
始信号または浄水器使用終了信号を、切替え回路8に送
出する。切替え回路8は、浄水器使用開始信号または浄
水器使用終了信号により、表示回路10およびクロック
信号発生回路12への電源回路2からの電力供給のオ
ン、オフを制御する。浄水器が非通水の状態から通水の
状態になったとき、水検出手段4から出力される信号電
圧値は、信号処理回路6のしきい電圧値以上になり、信
号処理回路6は浄水器使用開始信号を発する。浄水器使
用開始信号は切替え回路8に出力され、電源回路2から
全電子回路に電力が供給される。
【0007】ここで浄水器使用開始信号による通電の切
替えを行う切替え回路8の動作を図2によって説明す
る。この図では切替え回路8のブロックを除き内部回路
を省略してあり、電源回路2より水検出手段4、信号処
理回路6および切替え回路8には常時通電されている。
浄水器が通水状態になると、信号処理回路6のしきい電
圧値を超える通水信号電圧が水検出手段4から送出さ
れ、信号処理回路6を経由して、切替え回路8の電解効
果トランジスタ(以下FETと称する)22に電圧が印
加され、FET22はオン状態になる。この時FET2
2の負荷となっている電磁リレー24が駆動され、24
の接点がオンになって電源回路2から表示回路10、ク
ロック信号発生回路12に電力が供給されるようにな
る。クロック信号発生回路12への給電時には、12か
ら一定周波数のパルス信号を発生させ、発生パルスは信
号処理回路6のカウンタに入力されてカウント値を加算
させる。つぎに、浄水器が通水の状態から非通水の状態
に変化したとき、水検出手段4から出力される信号電圧
値は信号処理回路6のしきい電圧値より小さくなり、信
号処理回路6は浄水器使用終了信号、即ちローレベル信
号を出力する。浄水器使用終了信号によりFET22が
オフとなって電磁リレー24はオフ状態になり、電源回
路2から表示回路10,クロック信号発生回路12への
電力供給がなくなる。なお本実施例では、通水経路に定
流量弁を設け、単に積算使用時間をカウントするだけで
なく、積算使用時間と定流量の積を求めることで積算使
用流量をカウントできるように構成している。さらに信
号処理回路6に、遅延回路などで構成した通電延長回路
を追加することで、浄水器使用終了信号発生後一定時
間、表示回路10に通電し、浄水器使用終了後一定時
間、浄水器の積算使用流量または積算使用時間のデータ
を表示することも可能としている。
【0008】次に、本発明の浄水器の電子回路の第2の
実施例について説明する。図3は本発明の浄水器の電子
回路の第2の実施例の構成を示すブロック図である。第
2の実施例では、信号処理回路6のバックアップ電源回
路14が設けられており、電源回路2の電池消耗時にお
ける動作が第1の実施例と異なる。図3でバックアップ
電源回路14は、電源回路2の電池が消耗して、全電子
回路の動作に支障を来たした時に、信号処理回路6のデ
ータのカウント値保持回路部分のみに電源を供給し、積
算使用流量または積算使用時間のカウント値が、クリア
されたり不確定な値に変化したりすることを防ぐために
設けてあるもので、信号処理回路6内に電源回路2の出
力電圧検出機能を設け、電源回路2の電圧が設定値以下
に低下したときは通水中であっても表示回路10への通
電を中止した上、信号処理回路6内の積算使用流量また
は積算使用時間のカウント値保持回路部分に、常時バッ
クアップ電源回路14から電源を供給するものである。
なおバックアップ電源回路14の電源は、本実施例では
コイン型リチューム電池を採用している。このようにし
て、信号処理回路6内の積算使用流量または積算使用時
間カウント値が保持される。また電源回路2の電池交換
が完了し、電源回路2の出力電圧が設定値以上になった
時点で、電源回路2からの電力供給は電圧低下前の動作
に復帰する。つまり通水状態ならば全電子回路に通電
し、非通水状態ならば水検出手段4、信号処理回路6お
よび切替え回路8のみに通電する。以上、本発明の一実
施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成
はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含ま
れる。例えば、信号処理回路等の1チップマイコン化
や、バックアップ電源回路への充電回路の設置と二次電
池あるいは大容量コンデンサの採用、また水検出手段と
して、水流で位置変化や回転を生ずる機構と、磁界,磁
束,光等を利用して上記変化を検出する方式を採用する
など、いずれも変更可能である。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の実
施例によれば積算使用流量または積算使用時間の計測,
表示および保持機能を有する浄水器の全電子回路に通電
される時間は、切替え回路の働きにより、、浄水器実使
用時間のみで、それ以外の時間については切替え回路を
除けば水検出手段および信号処理回路への通電のみでよ
い。すなわち、電源回路の電池の寿命を延ばすことが可
能で、浄水器使用者が行う電池の交換回数を減らすこと
が出来るという効果がある。また、通常、浄水器使用者
は浄水器の使用中、浄水器の容器周辺に主に注意が払わ
れ、他のことに注意しない場合が多い。容器周辺に注意
が払われるのは浄水器使用終了後である。浄水器の積算
使用流量や積算使用時間の表示部も例外とは言えない。
ところが、通常の浄水器の電子回路は、浄水器使用終了
と同時に浄水器の積算使用流量や積算使用時間の表示回
路への通電が遮断され、積算使用流量積算使用時間が表
示されなくなる。この場合上記の理由により、浄水器使
用者は積算使用流量または積算使用時間を知ることがで
きず、浄水器内部の中空糸あるいは活性炭の交換時期を
逸してしまう可能性がある。そこで上記実施例の電子回
路のように、浄水器の電子回路に浄水器使用終了後一定
時間、浄水器の積算使用流量や積算使用時間を表示する
表示回路に、通電延長手段を設けることで、浄水器使用
終了後も一定時間、浄水器積算使用流量や積算使用時間
を表示し、浄水器使用者に留意させることが可能とな
る。すなわち、使用者が、浄水器使用流量または積算使
用時間に注意を払い、浄水器内部の中空糸あるいは活性
炭の交換を適切な時期に行うことができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態による浄水器の電子
回路の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の浄水器の電子回路の切替え手段の動
作説明図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態による浄水器の電子
回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 電源回路 4 水検出手段 6 信号処理回路 8 切替え回路 10 表示回路 12 クロック信号発生回路 14 バックアップ電源回路 16 電力伝達経路 18 信号伝達経路 22 FET 24 電磁リレー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通水開始時に浄水器使用開始信号を発
    し、通水終了時に浄水器使用終了信号を発する水検知手
    段を有する浄水器の電子回路において、 積算使用流量および積算使用時間のうち少なくとも一つ
    の表示回路と、 浄水器使用開始信号により、積算使用流量および積算使
    用時間のうち少なくとも一つのデータをカウント加算
    し、浄水器使用終了信号によりカウント加算を中止して
    カウント値を保持する信号処理回路と、 カウント加算に供するパルス信号を発生させるクロック
    信号発生回路と、 電子回路に給電する電源回路とを具備し、 前記浄水器使用開始信号が発生したとき前記全電子回路
    に通電し、 前記浄水器使用終了信号が発生したとき前記信号処理回
    路および前記水検出手段のみに通電する切替え回路を有
    する事を特徴とする浄水器の電子回路。
  2. 【請求項2】 前記浄水器使用終了信号発生後一定時
    間、前記積算使用流量および積算使用時間の表示回路の
    うち少なくとも一つの表示回路に通電する通電延長手段
    を有する請求項1記載の浄水器の電子回路。
  3. 【請求項3】 前記電源回路に加え、バックアップ電源
    回路を設けて、前記電源回路の電池消耗時に、バックア
    ップ電源回路から前記カウント値保持回路部分に電源を
    供給し、前記カウント値を保持することを特徴とする請
    求項1および請求項2に記載の浄水器の電子回路。
JP21174696A 1996-08-09 1996-08-09 浄水器の電子回路 Pending JPH1052687A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003039062A (ja) * 2002-06-19 2003-02-12 Toray Ind Inc 浄水器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003039062A (ja) * 2002-06-19 2003-02-12 Toray Ind Inc 浄水器

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