JPH105243A - 気体外科用ユニットの流れ制御弁と電気外科用ゼネレータを同時に活動化するための回路 - Google Patents

気体外科用ユニットの流れ制御弁と電気外科用ゼネレータを同時に活動化するための回路

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JPH105243A
JPH105243A JP9064045A JP6404597A JPH105243A JP H105243 A JPH105243 A JP H105243A JP 9064045 A JP9064045 A JP 9064045A JP 6404597 A JP6404597 A JP 6404597A JP H105243 A JPH105243 A JP H105243A
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JP
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electrosurgical
energy
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relay
request button
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JP9064045A
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Gene H Arts
ジーン・エイチ・アーツ
Kristen M Morahan
クリステン・エム・モラハン
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Valleylab Inc
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    • A61B2018/0091Handpieces of the surgical instrument or device
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準的な電気外科用ペンシルに対して電気外
科術中に不活性気体の流れを開始又は停止することを可
能にする。 【解決手段】 電気外科用ペンシル(13)の電気外科
用エネルギー要求ボタン(12)の操作時に電気外科用
ゼネレータ(11)からの電気外科用エネルギーの流れ
と気体外科用ユニット(26)の流れ制御弁(15)か
らの不活性気体の流れとを同時に供給する。エネルギー
源(14)に接続された自動スイッチ(16)は、外科
医によるエネルギー要求ボタンの操作時に電流の流れを
受けて開閉し、気体外科用ユニット(26)の流れ制御
弁(15)を動作させて、ペンシルへの不活性気体を制
御し、電気外科用ゼネレータ(11)を動作させてエネ
ルギーをペンシルに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電気外科用ゼネレ
ータが操作されたときのアルゴン活動化のための回路に
関係している。更に明確には、この回路は気体電気外科
用ユニットと結合しており且つ標準的電気外科用ペンシ
ルに接続していて、ペンシルの切断ボタン又は凝固ボタ
ンの閉路時に気体及び電気外科用エネルギーを同時に流
すことができる。
【0002】
【従来の技術】不活性気体、例えばアルゴンは、電気外
科用ゼネレータの無線周波エネルギーの供給と同時に供
給されて、電気外科用ペンシルの遠位端部にある電極か
ら患者への電気外科用エネルギーの流れのための電離経
路を形成する。市販で入手可能な気体電気外科用ペンシ
ルは特にアルゴン及び電気外科用エネルギー供給の制御
された供給が可能なように作られている。気体電気外科
用ペンシルには、すべてこの出願と同じ譲受人に譲渡さ
れた米国特許第5217457号、同第5244462
号及び同第5088997号に開示されたように、アル
ゴンの流れを開始したり停止したりする一対のスイッチ
がある。アルゴンの流れを導くためのスイッチは電気外
科用ペンシルに取り付けられている。アルゴンのための
管路及び電気外科用ゼネレータの凝固又は切断波形のた
めの一対のスイッチはペンシル上にある。アルゴン電気
外科用ペンシルには電気外科用エネルギーが外科医によ
り要求されたときにアルゴン気体の流れをトリガするた
めに気体外科用ユニットに直接接続する電線を有する電
気ケーブルがある。気体供給制御器はペンシル上にあっ
て、気体電気外科用ユニットと一体の回路に接続してい
る、別々のオン・オフスイッチボタン及び電線から気体
供給を制御する。アルゴン電気外科用ペンシルと気体電
気外科用ユニットとの間に接続された三つの電線の外
に、電気外科用ゼネレータから電気外科用エネルギーを
供給するための別の電線がある。切断及び凝固波形は気
体外科用ペンシルにおけるそのためのボタンによって制
御される。
【0003】アルゴン気体配管路又は余分の電線のない
標準的な電気外科用ペンシルは大量に作られており、ア
ルゴン電気外科用ペンシルのための費用の約半分の費用
である。気体外科用ユニットを操作するように標準的ペ
ンシルを適応させることは、電気外科術と共にアルゴン
を使用したことのない開業医に対して又加算費用のため
にたまにアルゴン電気外科術を使用する者に対して、費
用の低減を提供する。
【0004】米国特許第4781175号は供給装置へ
の気体の帰還によりペンシルの適当な動作を決定し、こ
れによってノズルにおける気体の適当な接続及び流れを
確認するために感知用内腔を備えたアルゴン電気外科用
ペンシルを有している。それゆえに、この気体供給装置
はそれに従って応答する。
【0005】米国特許第5324283号は内視鏡にお
けるスイッチを有している。このスイッチは光ファイバ
による光路を遮断して遠隔の外部付属品を制御し、オン
オフする。米国特許第4209018号は能動(活動)
及び帰路電極リードの回路における表示手段を備えた組
織凝固装置を有している。この表示手段からの出力信号
は電気外科用ゼネレータに対する制御のための情報を与
える。特定の表示手段は二極式電極の遠位端部間におけ
るアークの存在及び強度を示す種々の物理的な値に応答
することができる。この装置はアークの強度を制御し、
従って電気外科術中に印加される熱は組織細胞破壊及び
/又はアルブミンの燃焼を避けるために最小限にされ
る。表示手段により与えられる監視機能は電気外科用ゼ
ネレータ内の内部回路部をゼネレータへの直接の配線に
よって制御する。ゼネレータの外部の何か、例えば気体
外科用ユニットからのアルゴン供給を制御する表示手段
についての教示はない。電気的に接続された(配線式)
表示手段は単に制御器のための外部ピックアップであっ
て、気体外科用ユニットのような別の装置のための外部
出力を有していない。かなり多数の内部誘導性ピックア
ップがRF漏れの制御のために提案され且つ使用されて
きた。米国特許第5152762号は能動及び帰路電極
も又巻かれている共通のコア上の巻線を使用した誘導性
ピックアップ及び参照文献の従来の特許を開示してい
る。能動及び帰路リードを通る電流の流れの間に不平衡
があるときにはこの特別の巻線にEMFが発生される。
このEMFはRF漏れを制御し且つ能動及び帰路リード
におけるエネルギーの平衡した流れを維持するための信
号として使用される。漏れのための誘導性コイルは電気
外科用ゼネレータに関して内部にあって、それ自体ゼネ
レータの外部における出力接続に先行している。このコ
イルは能動及び帰路リードにおける誘導性の差を感知す
るが、付属品と共に使用可能な外部信号を与えない。
【0006】米国特許第5160334号は電気外科用
ゼネレータを遠隔操作で動作させるためにハンドスイッ
チ又はフットスイッチに接続された切換回路を備えた電
気外科用ゼネレータ・吸引装置を有している。この切換
回路は電気外科術の場所で生じる煙を除去するために配
管された真空モータのための制御器を動作させる。明ら
かに、ハンド又はフットスイッチによる排煙装置のため
の切換回路の遠隔操作は配線式である、すなわち、電気
外科用ユニットにおける内部電線を通過する。既述のも
のはもちろん、この方策も世界中の病院で現在活動中の
現存する電気外科用ゼネレータの多くにとって不利であ
る。吸引又は同様の付属品の自動動作のための内部配線
は電気外科用ゼネレータにおいて必要とされる。アルゴ
ン気体流を容易に開始したり停止したりする、電気外科
用ゼネレータ、気体外科用ユニット及び標準的電気外科
用ペンシルの外側にある自動活動化装置を有することが
できることが望まれる。
【0007】米国特許第5108389号はレーザと共
に使用される排煙装置のための自動活動化回路を開示し
ている。フットスイッチがレーザビーム及び排煙装置を
動作させるための信号を遮断する。レーザと排煙装置と
の間には物理的な関連又は直接の電気的結合若しくは取
付はない。すなわち、レーザビームが送受信され且つフ
ットスイッチがレーザビームを遮ると、制御信号はレー
ザではなくフットスイッチからくる。
【0008】米国特許第5041110号は電気外科用
ゼネレータ、自動弁付きの気体供給源、及び制御論理盤
を支持するための運搬車(カート)を開示している。こ
の運搬車は多くの異なった現存する電気外科用ゼネレー
タをアルゴン気体と共に使用可能に適応させる。「電気
外科用ペンシル」の用語がこの米国特許第504111
0号のいたるところで繰り返して言及されているが、こ
こでの開示は特殊な電気外科用ペンシルについてだけ行
われている。詳細には、気体管がペンシルに接続してい
て、ペンシルのハンドピースにある、電気外科用エネル
ギーを運ぶ電線の周りの通路を通して不活性アルゴンを
供給する。ペンシルにはスイッチ制御器はなく、標準的
ペンシルが使用され得るような方法についての示唆はな
い。更に、組合せ式気体管・特殊電気外科用ペンシルの
活動化は単にフットスイッチによって行われる。制御論
理盤はフットスイッチによる気体流及び電気外科用エネ
ルギーの制御のために気体流制御弁組立体及び電気外科
用ゼネレータに電気的に接続されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】電気外科術中アルゴン
の流れを開始したり停止したりするために、容易に利用
可能な、安価な標準的電気外科用ペンシルを気体外科用
ユニットからのアルゴン流の活動化のために適応させる
ことのできる回路を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】電気外科用ペンシルにお
ける電気外科用エネルギー要求ボタンの外科医による操
作時に、気体外科用ユニットの流れ制御弁及び電気外科
用ゼネレータを同時に活動化するための回路が開示され
ている。この回路は望ましくは、電気外科用ゼネレータ
からの電気外科用エネルギーの流れ及び気体外科用ユニ
ットの流れ制御弁からの不活性気体の流れを同時に与え
るために回路の電力を供給するための、電気外科用ペン
シルに結合されたエネルギー源を有している。エネルギ
ー源電流の流は外科医によるエネルギー要求ボタンの操
作に直接応答する。エネルギー源に接続された自動スイ
ッチが外科医によるエネルギー要求ボタンの操作時に電
流の流れを受ける。この自動スイッチはエネルギー要求
ボタンが外科医によってそれぞれ開かれ又は閉じられた
ときに開き又は閉じる。気体外科用ユニットの流れ制御
弁に接続された自動スイッチは電気外科用ペンシルに不
活性気体を送るようにそれを動作させる。電気外科用ゼ
ネレータに接続された自動スイッチはそれを動作させて
電気外科用ペンシルに電気外科用エネルギーを選択的に
供給する。
【0011】この回路は外科医が電気外科用ゼネレータ
から切断波形又は凝固波形を得るために電気外科用ペン
シルにおける電気外科用エネルギー要求ボタンを使用す
るならば応答する。好適な実施例における自動スイッチ
は気体ユニットの流れ制御弁及び電気外科用ゼネレータ
の電気外科用のエネルギーを開閉するために回路におけ
る継電器を含んでいる。エネルギー源は最も望ましくは
継電器を電磁的に動作させるための電池である。採択回
路における自動スイッチは電気外科用エネルギーボタン
が切断波形を得るために外科医により使用されたときに
動作可能な第1継電器を持っている。自動スイッチは電
気外科用エネルギー要求ボタンが凝固波形を得るために
外科医により使用されたときに動作可能な第2継電器を
持っている。第1継電器は切断エネルギー要求ボタンと
直列になっていればよく、又第2継電器は凝固エネルギ
ー要求ボタンと直列になっていればよい。
【0012】電池は第1継電器か又は第2継電器を排他
的に電磁的に動作させる。自動スイッチ継電器はコイ
ル、及びこのコイルにより動作可能な常開スイッチ接点
を有することができる。これらのスイッチ接点は気体外
科用ユニットの流れ制御弁及び電気外科用ゼネレータに
接続していて、回路においてエネルギー源からコイルに
電流が流れると常開スイッチ接点が磁気的に接点を閉
じ、従って不活性気体及び電気外科用エネルギーが電気
外科用ペンシルに流れるようになる。常開接点は、望ま
しくは電気的に、電気外科用ゼネレータ・フットスイッ
チ端子に結合している。この回路は極性を保護するため
に電池と直列にダイオードを含んでもよい。この回路は
最も望ましくは、電気外科用エネルギーをフィルタする
ためにコイルと並列にコンデンサを含んでいる。この回
路は継電器が短絡した場合に制御されない電流の流れを
防止するために電池と直列に抵抗を含むことができるで
あろう。自動スイッチは電気外科用エネルギー要求ボタ
ンが電気外科術及び気体外科用ユニットの流れ制御弁と
同時に付属品を動作させるために外科医によって使用さ
れたときに動作可能な第3継電器を有してもよいであろ
うが、この第3継電器はエネルギー要求ボタンと直列に
される。
【0013】電気外科用ペンシルにおける電気外科用エ
ネルギー要求ボタンによる電気外科用ゼネレータの外科
医操作の際に、気体外科用ユニットの流れ制御弁の同時
アルゴン活動化を行うための方法は望ましくはエネルギ
ー源を自動スイッチに結合して電力を供給し、エネルギ
ー要求ボタンの操作員による操作と同期して自動スイッ
チを開閉するステップを含む。好適な方法の別のステッ
プは自動スイッチにより気体外科用ユニットの流れ制御
弁を動作させることであり得る。電気外科用ゼネレータ
をその同時動作のために自動スイッチにより動作させる
ステップは好ましい。電気外科用エネルギーを電気外科
用ゼネレータから電気外科用ペンシルに供給することは
この方法の別の好ましいステップである。
【0014】エネルギー源を自動スイッチに結合して電
力を供給するステップは電気外科用ペンシルにおける切
断又は凝固のエネルギー要求ボタンを操作することを含
んでもよい。自動スイッチにより気体外科用ユニットの
流れ制御弁を操作するステップはエネルギー源により継
電器コイルにおいて電磁界を発生することを含むことが
できるであろう。電気外科用ゼネレータをその同時動作
のために自動スイッチにより動作させるステップは気体
電気外科用ユニットを電気外科用ゼネレータのフットス
イッチ制御端子に接続することを含むことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】電気外科用ペンシル13における
電気外科用エネルギー要求ボタン12の外科医による操
作時に、電気外科用ユニットの流れ制御弁及び電気外科
用ゼネレータ11を同時に活動化するための回路10が
図1及び2に開示されている。回路10にはエネルギー
源14があって、これは米国コロラド州ボールダのバリ
ーラボ社(Valleylab of Boulde
r,Colorado)により製造されたE2502
B、E2515、E2516、E2525、E2550
のような電気外科用ペンシル13に結合されていて、回
路10において電力を供給して、電気外科用ゼネレータ
11からの電気外科用エネルギーの流れと図1の気体外
科用ユニットの流れ制御弁15からの不活性気体の流れ
とを同時に与えるようにすることができる。エネルギー
源14の電流の流れは外科医によるエネルギー要求ボタ
ン12の操作に直接応答する。
【0016】図2におけるように、エネルギー源14に
直列に接続された自動スイッチ16は外科医によるエネ
ルギー要求ボタン12の操作時に電流の流れを受ける。
自動スイッチ16はエネルギー要求ボタン12が外科医
によってそれぞれ開かれ又は閉じられたときに開き又は
閉じる。気体外科用ユニットの流れ制御弁15に接続さ
れた自動スイッチ16は不活性気体を電気外科用ペンシ
ル13に送るように動作する。電気外科用ゼネレータ1
1に接続された自動スイッチ16は動作して、電気外科
用エネルギーを電気外科用ペンシル13に選択的に供給
する。
【0017】回路10は、外科医が電気外科用ゼネレー
タ11から切断波形又は凝固波形を得るために電気外科
用ペンシル13の電気外科用エネルギー要求ボタン13
を使用するならば応答する。ここで言及したもののよう
な標準的な電気外科用ペンシルには、図2に概略的に示
されたように一つは切断用そしてもう一つは凝固用の二
つの別々のスイッチボタン17及び18がある。好適な
実施例における自動スイッチ16は、気体ユニットの流
れ制御弁15を同時的に開閉し且つ電気外科用ゼネレー
タ11の電気外科用エネルギーをペンシル13に接続す
るために回路10において図2に最もよく見られるよう
に継電器を含んでいる。エネルギー源14は最も望まし
くは電池であり、特に雄及び雌の端子のようなスナップ
留め具を備えた9ボルトのリチウム電池である。好適な
電池は米国ニューヨーク州ニューアークのウルトラライ
フ・バッテリーズ社(Ultralife Batte
ries,Inc.of Newark,New Yo
rk)からモデル番号U9VLとして売られている。電
池は、一方は切断用且つ他方は凝固用の継電器19を電
磁的に動作させるためのものである。好適な実施例は回
路10に一対の同じ継電器19を有している。各継電器
は米国ロードアイランド州プロビデンスのコト・ウォバ
シュ社(Coto Wabash of Provid
ence,Rhode Island)によってモデル
番号5000−0306として作られている。すなわ
ち、好適な回路10における自動スイッチ16は、図2
におけるように電気外科用エネルギー要求ボタン17が
切断波形を得るために外科医により使用されたときに動
作可能な第1継電器20を持っている。自動スイッチ1
6は、図2におけるように、電気外科用エネルギー要求
ボタン18が凝固波形を得るために外科医により使用さ
れたときに動作可能な第2継電器21を持っている。図
2に明確に示されたように、第1継電器20は切断エネ
ルギー要求ボタン17と直列になっており、又第2継電
器21は凝固エネルギー要求ボタン18と直列になって
いればよい。
【0018】電池14は、関連のエネルギー要求ボタン
17又は18が外科医により操作されたときに第1継電
器20又は第2継電器21を電磁的に動作させる。各自
動スイッチの継電器20又は21にはコイル、及びコイ
ルにより動作可能な双極双投常開スイッチ接点がある。
詳細には、スイッチ接点は気体外科ユニットの制御弁1
5及び電気外科用ゼネレータ11に接続している。電池
14からコイルの一つへの回路10における電流の流れ
によって、それの常開スイッチ接点は磁気的に接点を閉
じることができ、従って不活性気体及び電気外科用エネ
ルギーは電気外科用ペンシル13に流れる。
【0019】常開接点は図2に示されたように電気外科
用ゼネレータ11のフットスイッチ端子22に電気的に
結合されている。回路10には、極性、すなわち回路1
0を通る直流の正しい方向の流れを保証するために電池
と直列にダイオード23、望ましくはIN4148があ
る。好適な実施例の回路10には電気外科用エネルギー
をフィルタするために各継電器19のコイルと並列にコ
ンデンサ24、望ましくはケメット(Kemet)モデ
ル番号C330C10SMSUSCAがある。回路10
は、継電器19が短絡した場合に、制御されない電流の
流れを防止するために電池14と直列に抵抗25、カド
ドック・エレクトロニクス(Caddock Elec
tronics)モデル番号MK13ZVを含むことが
できるであろう。たとえ採択された電池が組込み抵抗を
有していても、抵抗25は内部抵抗のない任意の電池が
置き換えられる場合には含められる。自動スイッチ16
は、電気外科用エネルギー要求ボタン17又は18が外
科医により使用されるときに、動作可能な第3継電器
(図示されていないが他の継電器20及び21が回路1
0にある方法と同様に回路10へ配線される)を有して
もよいであろう。第3継電器は電気外科術と同時に付属
品を動作させることができる。
【0020】第3継電器はそれゆえに、図2に示された
第1及び第2継電器とちょうど同じようにエネルギー要
求ボタン12と直列になっているであろう。技能のある
熟練者は単にここでの特定の教示に従うことによって所
望により付加された外部動作装置を同時に取り扱うため
に任意数の付加的を継電器を加えることができるであろ
う。
【0021】この実施例の気体外科用ユニットの流れ制
御弁15は図1に示されている。図2において継電器2
0及び21は気体外科用ユニット26を通して接続して
いる。好適な気体外科用ユニットは米国コロラド州ボー
ルダのバリーラボ社(Valleylab of Bo
ulder,Colorado)によってGSU又はF
orce Argon(フォース・アルゴン)ユニット
として作られている。図2に示された三つの接続部は気
体の制御弁15又は切断又は凝固を活動化する。後者に
関して、接続部は気体外科用ユニット26を通過し、フ
ットスイッチ端子22を介して電気外科用ゼネレータ1
1に接続している。図1において気体の制御弁15は概
略的に示されている。技能のある熟練者は理解すること
であろうが、このような弁は例えばソレノイドによって
電気的に動作させられて気体流を開始したり停止したり
する。図2は回路10の範囲を示した破線を含んでい
る。回路10の好都合な形態がそれゆえ図1において箱
形として示されている。この箱形には図2の構成部分、
特に破線内のそれが準備されている。
【0022】電気外科用ペンシル13における電気外科
用エネルギー要求ボタン12を用いての外科医による電
気外科用ゼネレータ11の操作時における電気外科用ユ
ニットの流れ制御弁15の同時アルゴン活動化のための
方法は、望ましくは諸ステップを有している。エネルギ
ー源14を自動スイッチ16に結合して電力を供給し、
エネルギー要求ボタン12の外科医による操作と同期し
て自動スイッチ16を開閉することは方法のステップで
ある。この方法の別のステップは自動スイッチ16によ
り気体外科用ユニットの流れ制御弁15を動作させるこ
とである。同時動作のために自動スイッチ16により電
気外科用ゼネレータ11を動作させるステップは同時に
行われる。電気外科用ゼネレータ11から電気外科用ペ
ンシル13に電気外科用エネルギーを供給することはこ
の方法の別のステップである。
【0023】エネルギー源14を自動スイッチ16に結
合して電力を供給するステップは電気外科用ペンシル1
3における切断又は凝固ボタン17又は18を動作させ
ることを含んでいる。自動スイッチ16により気体外科
用ユニットの流れ制御弁15を動作させるステップはエ
ネルギー源14により継電器コイルにおいて電磁界を発
生することを含んでいる。同時動作のために自動スイッ
チ16により電気外科用ゼネレータ11を動作させるス
テップは気体外科用ユニット26を電気外科用ゼネレー
タ11のフットスイッチ制御端子22に接続するステッ
プを有している。
【0024】本発明の回路は明確に開示された。技能の
ある熟練者は他の構成部分と取り換えて類似の利益及び
利点を達成することができるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気外科用ペンシルにおける電気外科用エネル
ギー要求ボタンの外科医による操作時に同時に活動化さ
れる気体外科用ユニットの流れ制御弁及び電気外科用ゼ
ネレータを有する装置の概略的透視図である。
【図2】電気外科用ペンシルにおける切断及び凝固要求
ボタンと共に使用可能な好適な実施例の回路図である。
【符号の説明】
10 回路 11 電気外科用ゼネレータ 12 電気外科用エネルギー要求ボタン 13 電気外科用ペンシル 14 エネルギー源 15 流れ制御弁 16 自動スイッチ 26 気体外科用ユニット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気外科用ペンシル(13)における電
    気外科用エネルギー要求ボタン(12)の外科医による
    操作時に気体外科用ユニット(26)の流れ制御弁(1
    5)と電気外科用ゼネレータ(11)を同時に活動化す
    るための回路(10)であって、 電気外科用ペンシル(13)に結合されていて、回路
    (10)に電力を供給し、電気外科用ゼネレータ(1
    1)からの電気外科用エネルギーの流れと気体外科用ユ
    ニット(26)の流れ制御弁(15)からの不活性気体
    の流れとを同時に与えるようにすることのできるエネル
    ギー源(14)であって、これの電流の流れが外科医に
    よるエネルギー要求ボタンの操作に直接応答するように
    なっている前記のエネルギー源(14)、 エネルギー源に接続されていて外科医によるエネルギー
    要求ボタンの操作時に電流の流れを受けることができ、
    エネルギー要求ボタンが外科医によりそれぞれ開かれ又
    は閉じられたときに開き又は閉じることができ、気体外
    科用ユニット(26)の流れ制御弁(15)に接続され
    ていて電気外科用ペンシル(13)への不活性気体を制
    御するように動作することができ、電気外科用ゼネレー
    タ(11)に接続されていてこれを動作させて電気外科
    用エネルギーを電気外科用ペンシル(13)に選択的に
    供給することができる自動スイッチ(16)、を含んで
    いる気体外科用ユニットの流れ制御弁と電気外科用ゼネ
    レータを同時に活動化するための回路(10)。
  2. 【請求項2】 外科医が電気外科用ゼネレータ(11)
    から切断波形又は凝固波形を得るために電気外科用ペン
    シル(13)における電気外科用エネルギー要求ボタン
    (12)を使用するならば、応答するように構成され
    た、請求項1の回路。
  3. 【請求項3】 自動スイッチ(16)が気体外科用ユニ
    ットの流れ制御弁(15)及び電気外科用ゼネレータ
    (11)の電気外科用エネルギーを開閉するために継電
    器を含んでいる、請求項1の回路。
  4. 【請求項4】 エネルギー源(14)が前記の継電器を
    電磁的に動作させるための電池である、請求項3の回
    路。
  5. 【請求項5】 自動スイッチ(16)には電気外科用エ
    ネルギー要求ボタン(12)が切断波形を得るために外
    科医により使用されたときに動作可能な第1継電器があ
    り、且つ自動スイッチ(16)には電気外科用エネルギ
    ー要求ボタン(12)が凝固波形を得るために外科医に
    より使用されたときに動作可能な第2継電器(21)が
    あって、第1継電器(20)が切断エネルギー要求ボタ
    ンと直列になっており、且つ第2継電器(21)が凝固
    エネルギー要求ボタンと直列になっている、請求項2の
    回路。
  6. 【請求項6】 エネルギー源(14)が第1継電器(2
    0)又は第2継電器(21)を排他的に電磁的に動作さ
    せるための電池である、請求項5の回路。
  7. 【請求項7】 自動スイッチ(16)がコイル及びこの
    コイルにより動作可能な常開スイッチ接点を有する継電
    器を含んでおり、このスイッチ接点が気体外科用ユニッ
    ト(26)の流れ制御弁(15)及び電気外科用ゼネレ
    ータ(11)に接続されていて、エネルギー源(14)
    から前記のコイルに電流が流れると前記の常開スイッチ
    接点が磁気的に接点を閉じて不活性気体及び電気外科用
    エネルギーが電気外科用ペンシル(13)に流れるよう
    になっている、請求項2の回路。
  8. 【請求項8】 エネルギー源(14)が継電器を電磁的
    に動作させるための電池である、請求項7の回路。
  9. 【請求項9】 前記の継電器にはエネルギー要求ボタン
    により磁気的に動作させられるコイルが設けられ、且つ
    電気外科用エネルギーをファイルするために前記のコイ
    ルを並列にコンデンサ(24)を含んでいる、請求項8
    の回路。
  10. 【請求項10】 自動スイッチ(16)には、電気外科
    術及び気体外科用ユニット(26)の流れ制御弁(1
    5)と同時に付属品を動作させるために外科医によって
    電気外科用エネルギー要求ボタン(12)が使用された
    ときに、動作可能な第3継電器があって、その第3継電
    器がエネルギー要求ボタンと直列になっている、請求項
    5の回路。
JP9064045A 1996-03-21 1997-03-18 気体外科用ユニットの流れ制御弁と電気外科用ゼネレータを同時に活動化するための回路 Pending JPH105243A (ja)

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