JPH1052387A - 延長管および電気掃除機 - Google Patents

延長管および電気掃除機

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JPH1052387A
JPH1052387A JP8213939A JP21393996A JPH1052387A JP H1052387 A JPH1052387 A JP H1052387A JP 8213939 A JP8213939 A JP 8213939A JP 21393996 A JP21393996 A JP 21393996A JP H1052387 A JPH1052387 A JP H1052387A
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JP
Japan
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tube
outer tube
inner tube
clamp
extension
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Pending
Application number
JP8213939A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sato
毅 佐藤
Ikuo Oshima
郁夫 大島
Akira Torisawa
陽 鳥澤
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
    • F16L27/127Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position
    • F16L27/1275Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by means of at least an external threaded bolt
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
    • F16L27/127Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position
    • F16L27/1273Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by quick-acting means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強固に係合し円滑な係脱操作が得られ確実に
内管の突出状態を保持する延長管20を提供する。 【解決手段】 外管21の一端外周部にクランプ室39を区
画し他端外周部にコネクタ室38を区画するカバー体36を
外管21にねじ41にて取り付ける。クランプ室39内に外管
21内に進退自在に嵌挿した内管22の突出状態を保持する
クランプ44を配設する。軸部55を有し回動する操作部46
の係合片状部53に当接する環状鍔部64を有し常時外管21
内に付勢突出する係合ピン部48とにてクランプ44を構成
する。外管21の一端部内に内管22を摺動可能に嵌挿し内
管の抜止を行う抜止手段73をクランプ44を覆うカバー体
36を取り付けるねじ41にて取り付ける。カバー体36に設
けた棒状のガイド部65と抜止手段73の挿通孔83とにて案
内しつつ操作部46の回動に伴って内管22の径方向へ移動
可能に係合ピン部48を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管状の外管内に内
管が進退可能に嵌挿された伸縮可能な延長管および電気
掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動送風機を収容した掃除機本体
にホースを介して着脱自在に接続されかつ吸込口体を着
脱自在に接続し、管状の外管内に管状の内管が進退可能
に嵌挿された伸縮可能な延長管として、例えば特開平2
−180233号公報に記載の構成が知られている。
【0003】そして、この特開平2−180233号公
報に記載の延長管は、略管状の内管を一端部から嵌挿す
る略管状の外管の内管が進退する一端部に、内管の外管
に対する突出状態を保持して伸縮長さを保持するクラン
プを配設している。このクランプは、一端部に外管の外
周方向に突出する操作ボタンを有し、他端に外管の内周
面から進退するロック部を有した固定アームの略中央部
分に側方に向けて支軸を突出し、支軸により操作ボタン
の押動操作によりロック部が外管の内周面から退没する
回動自在に固定アームが軸支されて構成されている。ま
た、内管の外周面には、軸方向に沿ってクランプのロッ
ク部が係脱自在に係合する複数の凹部が設けられ、クラ
ンプのロック部が係合することにより、内管が外管に対
する突出状態が保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
2−180233号公報に記載の従来の延長管におい
て、クランプを回動する固定アームにて構成したため、
ロック部が凹部の開口縁に当接して円滑な係脱が行えな
くなることを防止するために、固定アームのロック部が
係合する凹部は、ロック部の回動移動の際に干渉しない
ようにロック部の回動軌跡に対応して外方に向けて拡開
するように形成するとともに、ロック部の先端部も回動
軌跡に対応して凹部の開口縁に干渉しないように先端に
向けて縮径するように形成する必要がある。このため、
内管の進退方向である軸方向の外部からの力が作用した
場合、内管の突出状態を保持する凹部とクランプのロッ
ク部とが軸方向に対して傾斜した面により力を受けるの
で、掃除の際にホースの端部を持って延長管の先端に取
り付けた吸込口体を床面上で前後方向に走行させた場
合、押動時に掛かる力を係合し合う凹部とロック部との
傾斜した面では受けきれなくなり、凹部からロック部が
外れて延長管が急激に伸縮するおそれがあり掃除作業が
煩雑となる。また、内管の進退方向である軸方向と略直
交する面にて凹部とロック部とを係合させる構成とした
場合には、ロック部の回動軌跡に対応して凹部の開口縁
とロック部とが干渉しないように凹部にクリアランスを
設けなければならず、凹部とロック部との係合状態にが
たつきを生じ、掃除作業が煩雑となるとともに、がたつ
きにより騒音も発生する問題がある。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、強固に係合し円滑な係脱操作が得られ確実に
内管の突出状態を保持する延長管および電気掃除機を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の延長管
は、略管状の外管と、この外管内に略同軸状に進退自在
に嵌挿され外周面に軸方向に沿って複数の凹部を設けた
略管状の内管と、前記外管に回動自在に設けられた操作
手段と、この操作手段の回動に伴って前記内管の径方向
に沿って前記外管の内周面から進退し先端部が前記凹部
に係脱自在に係合する係合ピン部とを具備したもので、
略同軸状に進退自在に略管状の内管を嵌挿する略管状の
外管に回動自在に操作手段を設けるとともに、先端部が
内管の外周面に軸方向に沿って複数設けた凹部に係脱自
在に係合する係合ピン部を、操作手段の回動に伴って内
管の径方向に沿って外管の内周面から進退可能に設けた
ため、凹部と係合ピン部とのクリアランスが小さくなる
とともに、内管の進退方向に略直交する径方向に係合ピ
ン部を凹部に係合させることにより、係合ピン部と凹部
とが円滑に係脱するとともに強固な係合が得られる。
【0007】請求項2記載の延長管は、請求項1記載の
延長管において、係合ピン部の内管の径方向に沿った移
動を案内するガイド手段を備えたもので、係合ピン部の
内管の径方向に沿った移動を案内するガイド手段を設け
たため、係合ピン部の内管の径方向に沿った移動が円滑
となる。
【0008】請求項3記載の延長管は、請求項2記載の
延長管において、ガイド手段は、凹部に対向して外管に
設けられ係合ピン部が挿通可能な挿通孔であるもので、
係合ピン部の内管の径方向に沿った移動を案内するガイ
ド手段として、外管に内管の凹部に対向して係合ピン部
が挿通可能な挿通孔を設けたため、簡単な構成で容易に
係合ピン部の円滑な移動が得られる。
【0009】請求項4記載の延長管は、請求項2記載の
延長管において、ガイド手段は、外管に係合ピン部の移
動方向に沿って棒状に突設されたもので、係合ピン部の
内管の径方向に沿った移動を案内するガイド手段を、外
管に係合ピン部の移動方向に沿って棒状に突設したた
め、簡単な構成で容易に係合ピン部の円滑な移動が得ら
れる。
【0010】請求項5記載の電気掃除機は、請求項1な
いし4いずれか一記載の延長管と、この延長管が接続さ
れる掃除機本体とを具備したもので、係合ピン部と凹部
とが円滑に係脱するとともに強固な係合が得られ内管の
外管に対する突出状態が確実に保持される請求項1ない
し4いずれか一記載の延長管を備えているため、掃除の
際に延長管の伸縮状態が維持され、掃除作業性が向上す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の延長管を備えた電
気掃除機の実施の一形態を図面を参照して説明する。
【0012】図8において、1は掃除機本体で、この掃
除機本体1は、上面を開口した下部ケース2a、および、
この下部ケース2aの後部上面を閉塞する上部ケース2b
が、前面を含む周縁にバンパ3を挟持して接合されて前
側上面部を開口したケース体としての本体ケース2を有
し、この本体ケース2に前側上面部の開口を開閉自在に
閉塞する蓋体4を回動自在に軸支して形成されている。
【0013】そして、本体ケース2は、進行方向の前側
下面に図示しない旋回自在の旋回輪が取り付けられ、本
体ケース2の後側側面に大径の従動後輪6,6が回転自
在に設けられ、掃除機本体1は旋回輪と従動後輪6,6
とにて床面上を走行可能となっている。また、本体ケー
ス2の上部には、上下方向に摺動自在のハンドル7が設
けられている。
【0014】さらに、掃除機本体1内には、図示しない
電動送風機が後側に配設されているとともに、この電動
送風機の吸込側に連通しかつ集塵フィルタを内蔵した上
方が開放し蓋体4にて開閉される集塵室が前側に形成さ
れている。そして、掃除機本体1の前側には、集塵室に
臨んで接続口8が開口形成されている。また、掃除機本
体1の接続口8の近傍には、電源が供給される一対の電
気接点である端子を有した図示しないコネクタ部が設け
られている。
【0015】一方、10はホースで、このホース10は、可
撓なホース本体11と、このホース本体11の一端部に設け
られ、掃除機本体1の接続口8に着脱自在に差し込み接
続される接続管12と、ホース本体11の他端部に設けられ
た握り管13とにて構成されている。そして、接続管12に
は、掃除機本体1のコネクタ部に着脱自在に接続される
図示しない一対の電気接点であるピン端子を有したコネ
クタ部が設けられている。このコネクタ部は、ホース10
に内蔵された図示しない電線に電気的に接続されてい
る。さらに、この電線は、握り管13に設けられた複数の
スイッチ14,14を備えた操作手段15を介して、この握り
管13の先端部に設けられた図示しない一対の電気接点で
ある端子に電気的に接続されている。さらに、握り管13
の先端部には、クランプ16が設けられている。
【0016】また、18は吸込口体で、この吸込口体18内
には、下面に開口した図示しない吸込口に臨んで回転清
掃体が回転自在に支持されているとともに、この回転ブ
ラシを回転駆動する電動機が設けられている。そして、
この吸込口体18の後部には、吸込口に連通する連結管19
が枢着され、この連結管19には電動機に電気的に接続さ
れた図示しない一対の電気接点であるピン端子を有した
コネクタ部が設けられている。
【0017】一方、20は伸縮型の延長管で、この延長管
20は、絶縁体たとえば合成樹脂により略円筒形状に成形
された略管状の外管21と、同様に合成樹脂により略円筒
形状に成形された略管状の内管22とにて構成されてい
る。そして、内管22が外管21内に一端側である前側から
進退可能、すなわち軸方向へ摺動自在に嵌合されて、こ
れら外管21および内管22が伸縮自在に接続されている。
そして、外管21の後端部が握り管13の先端部に着脱自在
に接続され、この接続がクランプ16により保持されるよ
うになっている。また、内管22の進退する方向の先端部
である前端部が吸込口体18の連結管19の先端部に着脱自
在に接続され、この接続が内管22の先端部の外周面に設
けられたクランプ23により保持される。
【0018】また、延長管20の内管の先端部近傍には、
掃除機本体1の後部に設けた図示しない凹状の引掛部に
係脱自在に係合する引掛爪部25を有したフック部26が設
けられている。そして、このフック部26には、握り管13
の側面に設けた図示しない引掛爪部が係脱自在に係合す
る引掛部27を有している。
【0019】次に、延長管20の構成を図1ないし図7を
参照して詳しく説明する。
【0020】外管21の一端部には、ホース10の握り管13
に嵌挿される略管状の接続管部31が同軸上に一体的に設
けられている。そして、この接続管部31には、先端部外
周に握り管13の内周面に密着し気密性が得られるシール
部材32が設けられ、外周面に握り管13のクランプ16が係
脱自在に係合する引掛凹部33が設けられている。さら
に、外管21の接続管部31と反対側である内管22が進退す
る側の端部の内周面は、若干径大に形成されて位置決め
段部34が形成されている。
【0021】また、外管21の外周面には両端部が外管21
の両端部に亘って軸方向に沿ってカバー体36が取り付け
られ、カバー体36内には外管配線室37が区画形成されて
いる。さらに、外管配線室37の接続管部31が突出する側
の端部で接続管部31の基端部にはコネクタ室38が設けら
れ、内管22が進退する側の端部にはクランプ室39が設け
られている。なお、このカバー体36は、クランプ室39お
よびコネクタ室38に位置して外管21に設けられたねじ孔
40に取付手段としてのねじ41が螺合されて取り付けられ
る。また、このねじ41が取り付けられた部分には、目隠
部材42が粘着剤などにて着脱自在に取り付けられてい
る。
【0022】そして、コネクタ室38には、握り管13のコ
ネクタ室38に接続される一対の電気接点である電送手段
を構成する図示しないピン端子が接続管部31の基端部上
方に位置して同軸方向に突出されている。
【0023】また、クランプ室39には、内管22の外管21
に対する進退状態を保持する係合手段としてのクランプ
44が配設されている。このクランプ44は、クランプ室39
の上方に位置してカバー体36に開口形成された窓部45に
臨んで進退可能に配設された操作手段としての操作部46
と、この操作部46の操作により外管に内周面に連通して
略四角形状に開口形成された挿通窓47を介して外管21の
内周面から進退自在に突出し内管22の外周面に係合する
係合ピン部48とを備えている。
【0024】そして、操作部46は、下面を開口した略箱
状に形成され、上面に球面状の操作凹部50が設けられて
いる。また、操作部46の下面一縁には窓部45の内側縁に
係合する係合リブ部51が鍔状に突出形成され、反対側の
縁には係合ピン部48を挟み込むように円弧状の挟持凹部
52を有した係合片状部53が突出されている。さらに、操
作部46の下面側縁には側方に向けてそれぞれ略円柱状に
突出する軸部55が設けられ、操作部46は、クランプ室39
内に壁状に突設されたリブ56に設けられた凹状の軸受部
57に軸部55が軸支され、操作凹部50を押動操作すること
により、係合片状部53が回動するようになっている。ま
た、操作部46の内面側には、下方に向けて突出し、外管
21の外周面に突設されたボス60にて一端側が保持された
コイルスプリングなどの操作用付勢手段61の他端を保持
するボスピン部62が突設されている。そして、操作部46
は、操作用付勢手段61の付勢により、常時操作凹部50が
窓部45を介して上方に突出した状態となっている。
【0025】また、係合ピン部48は外管21に設けられた
挿通窓47に位置して配設され、有底略円筒状に形成さ
れ、開口側の端部近傍の外周面にはフランジ状に突出し
操作部46の係合片状部53に当接する環状鍔部64が突設さ
れている。そして、係合ピン部48は、カバー体36の下面
に下方に向けて突設されたガイド手段である棒状のガイ
ド部65に内周側が嵌挿され、内管22の径方向すなわち外
管21の径方向に沿って挿通窓47を介してクランプ室39か
らガイド部65にて案内されて進退自在に配設されてい
る。また、係合ピン部48は、ガイド部65が嵌挿され一端
部がガイド部65の基端部に保持されたコイルスプリング
などの係合用付勢手段66がカバー体36の下面および係合
ピン部48の環状鍔部64間に介在され、常時先端部が挿通
窓47から突出する状態となっている。
【0026】さらに、外管21の内管22が進退する側の端
部には、抜止部70、固定部71および気密部材であるパッ
キング72を備えた抜止手段73が設けられている。そし
て、抜止部70は、外管21の端部内に嵌挿可能でかつ内周
側に内管22を嵌挿可能な略円筒状に形成され、一端部に
は外管21の端部に当接するとともにクランプ室39の端部
を閉塞するフランジ状の閉塞鍔部75が突設されている。
また、抜止部70には、閉塞鍔部75のクランプ室39を閉塞
する部分と反対側に軸方向に沿ってクランク状に切欠部
76が切欠形成されている。そして、抜止部70は、切欠部
76を開くように抜止部70を拡径することにより内周側に
切欠部76から内管22が嵌挿可能となっている。
【0027】また、この抜止部70の内周面には、軸方向
に沿って壁状に突出する図示しない一対の係止爪部が設
けられている。さらに、抜止部70の外周面には、外管21
の一端部に設けたピン端子にそれぞれ接続される電送手
段を構成するリード線78,78が保持される溝状の保持部
79,79が径方向に沿って略平行に一対形成されている。
また、抜止部70の保持部79,79と反対側の外周面には先
端部が自由端の弾性舌片80が設けられ、この弾性舌片80
の先端部には外管21に挿通窓47と反対側に位置して設け
られた係合孔81に係脱可能に係合する係合突起部82が突
設されている。さらに、抜止部70の外周面には、外管21
に挿通窓47に対向して係合ピン部48が挿通可能な略円形
で、係合ピン部48の移動を案内するガイド手段である挿
通孔83が穿設されている。
【0028】そして、抜止部70は、外周面にカバー体36
を取り付けるねじ41が外管21に設けられたねじ孔40を嵌
挿して先端部が係合される係合凹部84を有し、カバー体
36とともにねじ41にて外管21に取り付けられている。
【0029】また、固定部71は、環状に形成されて抜止
部70と外管21の位置決め段部34との間に内管22内を外気
から気密に隔離する環状のパッキング72を介在して配設
されている。そして、この固定部71の内周面には、抜止
部70と同様に軸方向に沿って壁状に突出する一対の係止
爪部86,86が設けられている。また、この固定部71は、
外周面に周方向に沿って溝状の緩衝溝部87が設けられて
いるとともに、外周面に抜止部70の保持部79,79に対応
して軸方向に溝状に切欠形成され緩衝溝部87を抜止部70
の保持部79,79に連通させる保持溝部88,88が設けられ
ている。そして、パッキング72の外周面にも、この固定
部71に設けられた保持溝部88,88に対応して軸方向に溝
状に切欠形成された保持溝状部89,89が設けられてい
る。さらに、固定部71には、抜止部70と同様に軸方向に
沿って切欠状部90が切欠形成され、この切欠状部90を開
くように固定部71を拡径することにより内周側に切欠状
部90から内管22が嵌挿可能となっている。また、この切
欠状部90のパッキング72を挟持する側と反対側の縁に
は、軸方向に向けて拡開するように傾斜面91,91を有し
た呼び込み部92が設けられている。
【0030】一方、内管22は、外周面に軸方向に沿って
平面部94を有し、この平面部94には軸方向に沿って壁状
に突出するリブ部95,95が略平行に一対設けられてい
る。そして、リブ部95,95には、外管21の内周面の曲率
と略同等に断面略円弧状の蓋部96が係脱可能に取り付け
られ、内部に内管配線室97が区画形成されている。な
お、平面部94と蓋部96の両側との間には断面楔状の隙間
が形成され、この隙間が抜止部70、パッキング72および
固定部71の内周面に設けた係止爪部86,86が摺動自在に
係合するレール部99,99となり、係止爪部86,86とレー
ル部99,99との係合により抜止部70、パッキング72およ
び固定部71が周り止めされる。
【0031】また、レール部99,99には、内管22の外管
21への嵌挿側の端部近傍に位置して内管22の外周面およ
び蓋部96の外面に連続して突出する位置決め突部100 ,
100が設けられている。そして、抜止部70、パッキング7
2および固定部71の内周面に設けた係止爪部86,86がこ
の位置決め突部100 ,100 に当接することにより、外管
21に一体的に取り付けられた抜止部70、パッキング72お
よび固定部71が位置決めされ、外管21に対する内管22の
進出が規制されて内管22が抜け止めされる。
【0032】さらに、蓋部96の外面には、外管21に設け
たクランプ44の係合ピン部48が係脱自在に係合する凹部
としての略円形凹状の係止凹部102 が長手方向に沿って
略等間隔に設けられている。
【0033】また、内管22の外管21から進退する先端部
の外周面には、内管配線室97に連通してクランプ端子室
103 を区画形成する端部カバー体104 がねじ105 などに
て取り付けられている。そして、このクランプ端子室10
3 内には、内管22の先端部に嵌挿された吸込口体18の連
結管19の外周面に係合して接続状態を保持するクランプ
23が配設されているとともに、吸込口体18の連結管19に
設けたコネクタ部のピン端子がクランプ端子室103 の端
面に開口する図示しない接続孔を介して嵌挿されて接続
される端子が配設されている。また、クランプ端子室10
3 に配設された端子には、内管配線室97内に配線された
電送手段を構成するリード線78,78の一端部が半田など
にて接続されている。なお、端部カバー体104 の端部
が、抜止部70のクランプ室39を閉塞する部分の閉塞鍔部
75に対向し、この外管21に一体的に取り付けられた抜止
部70の閉塞鍔部75が端部カバー体104 の端面に当接する
ことにより、内管22の外管21への後退が規制される。
【0034】さらに、内管22のクランプ端子室103 が設
けられた側と反対側の端部には、内管配線室97に連通し
周方向に溝状の配線溝部107 が設けられ、この配線溝部
107を覆うように外周面に嵌合する略円筒状のキャップ
体108 が設けられている。そして、端子に端部が接続さ
れた一対のリード線78,78が内管配線室97を介して内管
22の他端部側に配設されている。なお、配線溝部107
は、平面部94と蓋部96との間の溝状の隙間部分にも連通
している。
【0035】また、内管22には、外周面に固定部71およ
びキャップ体108 間に位置してコイル状に巻回された電
送手段を構成する2本のコイル線110 ,110 が設けられ
ている。このコイル線110 は、銅線111 の周りに外管お
よび内管に対して摩擦抵抗の小さい絶縁性の部材112 が
被覆されて形成されている。そして、これらコイル線11
0 ,110 の一端部は、固定部71の切欠状部90に設けられ
た呼び込み部92から緩衝溝部87内に配線され保持溝部8
8,88からパッキング72の保持溝部を介して抜止部70の
保持部79,79内に位置し、外管配線室37内からクランプ
室39を介して内周側に配線されたリード線78,78と半田
などにて接続され、この接続部分が抜止部70の保持部7
9,79に位置して保持された状態となっている。さら
に、コイル線110 ,110 の他端部は、内管22のクランプ
端子室103 から配線溝部107 に亘って内管配線室97内に
配線されたリード線78,78の他端部が半田などにて接続
され、この接続部分が配線溝部107 内に位置して保持さ
れた状態となっている。
【0036】次に、上記実施の形態の延長管の組立動作
について説明する。
【0037】あらかじめクランプ44およびリード線78,
78を配設して蓋部96を取り付けた内管22およびクランプ
44およびリード線78,78を配線した外管21を形成する。
そして、内管22に抜止手段73を取り付ける。すなわち、
抜止手段73を構成する抜止部70および固定部71は、切欠
部76および切欠状部90を開いて拡径させ切欠部76および
切欠状部90から抜止部70および固定部71の内周側に内管
22を挿入して抜止部70および固定部71を内管に嵌着させ
る。また、抜止手段73を構成するパッキング72は、内管
22の一端側から弾性に抗して拡径させて抜止部70および
固定部71間に位置して内管22に嵌着させる。なお、これ
ら抜止部70、パッキング72および固定部71を取り付ける
際には、内管22のレール部99,99に抜止部70、パッキン
グ72および固定部71に設けた各係止爪部86,86を係合さ
せる。
【0038】この後、コイル線110 ,110 を内管22の外
周面に巻回し、両端部を外管21および内管22にそれぞれ
配線したリード線78,78に半田などにて接続し、接続部
分を抜止部の保持部79,79および内管22の端部の配線溝
部107 ,107 に保持して、キャップ体108 を取り付けて
配線溝部107 ,107 を覆う。
【0039】次に、内管22をキャップ体108 側から外管
21のクランプ室39側より嵌挿するとともに、抜止手段73
を外管21内に嵌挿、すなわち、固定部71を外管21内の位
置決め段部34に当接させるとともに、抜止部70の閉塞鍔
部75を外管21の端面に当接させる。なお、この抜止部70
の嵌挿の際、抜止部70に設けた弾性舌片80の係合突起部
82を外管21に設けた係合孔81に係合させる。この係合突
起部82の係合孔81への係合により、外管21の挿通窓47と
抜止部70の挿通孔83と、および、外管21のねじ孔40と抜
止部70の係合凹部84とが位置合わせされる。
【0040】そして、外管21のクランプ室39にクランプ
44を配設しつつカバー体36を外管21にねじ41にて固定す
る。このねじ41による固定の際、クランプ室39側に取り
付けるねじ41は、外管21のねじ孔40を挿通し、先端部が
抜止部70の係合凹部84に係合することにより、カバー体
36が取り付けられるとともに、抜止部70も合わせて外管
21に取り付けられ、抜止手段73が外管21に固定され、延
長管20が組み立てられる。
【0041】次に、上記実施の形態の作用を説明する。
【0042】掃除時には、掃除機本体1とホース10と延
長管20と吸込口体18とを互いに接続する。この状態で、
掃除機本体1の図示しないコネクタ部の電気接点にホー
ス10の接続管12のコネクタ部の電気接点であるピン端子
が接触し、握り管13の電気接点に延長管20の外管21の後
端部の電気接点であるピン端子が接触し、延長管20の内
管22の前端部の電気接点である端子が吸込口体18の連結
管19の電気接点であるピン端子に接触する。
【0043】そして、使用者は握り管13を持って、吸込
口体18を被掃除物である床面上に載置し、掃除機本体1
内の電動送風機を駆動させて吸込口体18を床面上で走行
させる。この電動送風機の駆動により、吸込口体18の吸
込口から吸い込まれた塵埃は、延長管20およびホース10
を介して、掃除機本体1の集塵室に捕捉される。
【0044】なお、掃除作業者の身長、掃除時の姿勢や
掃除場所、すなわち例えば床面用の吸込口体18を用い
ず、延長管20の先端に家具ブラシや鶴口などの吸込口体
を接続して家具の上部やカーテンレールなどの高い場所
を掃除する場合や、床などの低い場所を掃除するときは
延長管20を伸し、机などの手元に近いやや高い場所を掃
除するときは延長管20を縮めるなど、延長管20を適宜伸
縮させて長さを調整する。
【0045】そして、この延長管20の伸縮は、外管21に
設けたクランプ44の操作部46の操作凹部50を、操作用付
勢手段61の付勢に抗してカバー体36の窓部45内に押し込
むように操作する。この操作部46の操作により、操作部
46は軸部55を中心に回動し操作部46の係合片状部53が当
接する環状鍔部64を有した係合ピン部48がガイド部65お
よび外管21に一体的に取り付けた抜止部70の挿通孔83に
案内されつつ延長管20の内管22の径方向に沿って外方に
向けて移動される。そして、この内管22の蓋部96に設け
た係止凹部102 に係合する係合ピン部48の移動により、
係止凹部102 から係合ピン部48が外れて内管22が外管21
に対して摺動可能となる。
【0046】この後、操作部46を押し操作しつつ所定が
略所定の長さとなるように外管21に対して内管22を摺動
させ、操作部46の操作を解除する。この操作解除によ
り、操作用付勢手段61および係合用付勢手段66の付勢に
より、窓部45から外方に突出するように操作部46が回動
するとともに、係合ピン部48がガイド部65および挿通孔
83に案内されつつ内管22の径方向に沿って挿通孔83から
外管21の内方に没入するように移動し、係合ピン部48の
突出する先端部が係止凹部102 に再び係合して内管22の
移動が規制され、延長管20は略所定の長さに保持され
る。なお、係合ピン部48の先端部が係止凹部102 に対応
しない場合には、操作部46の操作を解除した状態で適宜
内管22を外管21に対して進退させる。この状態では、操
作用付勢手段61および係合用付勢手段66の付勢により、
係合ピン部48の先端部が蓋部96の外周面に押さえ付けら
れるように当接しているため、係合ピン部48の先端部の
位置に係止凹部102 が位置したときに、係合ピン部48の
先端部が係止凹部102 に係合する。
【0047】なお、延長管20を最短状態に縮めた際に
は、内管22の端部カバー体104 の端部が抜止部70の閉塞
鍔部75の端面に当接して移動規制され、この状態で係合
ピン部48が係止凹部102 に係合する状態となっている。
また、延長管20を最長状態に延ばした場合には、レール
部99,99に設けた位置決め突部100 ,100 が外管21に一
体的に取り付けられた抜止手段73の固定部71の係止爪部
86,86に当接し、内管22の移動が規制されて外管21から
抜け落ちることがなく、この状態で係合ピン部48が係止
凹部102 に係合する状態となっている。
【0048】そして、掃除後には、掃除機本体1とホー
ス10と延長管20と吸込口体18とを相互に分離して適当な
場所に収納する。このとき、延長管20は最短状態に縮め
て収納する。この状態では、内管22が外管21の内側に重
なって外管21内に収容された状態となっているので、小
さいスペースで延長管20を収納できる。
【0049】上記実施の形態によれば、内管を進退自在
に嵌挿する外管21に、内管22に係合して内管22の外管21
に対する突出状態を保持するクランプ44を覆うカバー体
36と、内管22の抜け止めを行う抜止手段73とを1つのね
じ41で取り付けるため、カバー体36と抜止手段73とをそ
れぞれ取り付けるための複数の部材を用いる必要がなく
1つの部材で取り付けでき、部品点数を減少でき組立製
造性の向上、軽量化およびコストの低減が図れる。
【0050】また、内管22を嵌挿可能に略筒状に形成し
た抜止手段73のねじ41にて取り付けられる位置に対して
径方向の反対側に外管21に設けた係合孔81に係脱可能な
弾性舌片80の係合突起部82を設けたため、抜止手段73の
外管21に取り付けるためのねじ41が係合する係合凹部84
と外管21のねじ孔40とを容易に位置決めでき、組立製造
性を向上できるとともに、抜止手段73はねじ41と弾性舌
片80とにて径方向においてそれぞれ位置決め固定される
ので、抜止手段73を確実に外管21に取り付けできる。
【0051】さらに、抜止手段73に、内管22の先端部の
端子と外管21のコネクタ室38内に配設したピン端子とを
電気的に接続するリード線78,78およびコイル線110 ,
110の半田による接続部分を保持する保持部79,79を設
けたため、リード線78,78およびコイル線110 ,110 の
配線が容易にでき、組立製造性を向上できるとともに、
特に弱い接続部分を保持部79,79にて保持しているの
で、内管22を外管21に対して進退させる際に、伸縮する
コイル線110 ,110 の張力やねじれ、衝撃などの負荷が
接続部分に掛かりにくくなり、特に電送手段を構成する
リード線78,78およびコイル線110 ,110 の弱い接続部
分などの損傷を防止できる。
【0052】そして、部品点数が少なく組立製造性が向
上し軽量化できるとともにコストが低減する延長管20を
掃除機本体1に備えたため、安価に電気掃除機を提供で
きるとともに、延長管20の重量軽減による掃除の際の取
り回しが容易にでき、掃除作業性を向上できる。
【0053】また、抜止部70、パッキング72および固定
部71にて内管22の抜け止めを行う抜止手段73を構成した
ため、簡単な構成で確実に外管21の内周面と内管22の外
周面との間を隙間なく閉塞でき、確実に内管22内が外気
から気密に隔離できることから、吸込効率を向上でき、
効率よく掃除できる。
【0054】さらに、抜止手段73を構成する固定部71に
呼び込み部92を設けたため、電送手段を構成し内管22の
外周面に巻回されるコイル線110 ,110 を抜止部70の保
持部79,79に容易に配線でき、この配線した状態で内管
22を外管21内に嵌挿する組立も容易にでき、組立作業性
を向上できる。
【0055】そして、呼び込み部92から固定部71の周方
向に設けた緩衝溝部87内にコイル線110 ,110 が配線さ
れるため、内管22の進退に対応してコイル線110 ,110
が伸縮してもこの周方向の緩衝溝部87から軸方向の保持
部79,79に配線されたコイル線110 ,110 に負荷が掛か
りにくく、コイル線110 ,110 とリード線78,78との接
続部分をさらに保護できる。
【0056】一方、内管22の外管21に対する突出状態を
保持するクランプ44として、軸部55にて回動自在の操作
部46の一縁に係合片状部53を設けるとともに、この係合
片状部53が係合する環状鍔部64を有した係合ピン部48を
延長管20の内管22の径方向に移動可能に設けたため、係
合ピン部48が係脱される内管22に設けた係止凹部102,1
02 の形状が、係合ピン部48の先端部の形状と略同形状
に形成するのみで、単に操作部46に一体的に設けた部分
を回動操作により係脱させる場合に比して小さく形成で
き、すなわち大きなクリアランスが不要で係合ピン部48
と係止凹部102との係合状態を強固にできる。このた
め、係合ピン部48と係止凹部102 とを確実に係合でき、
掃除中に握り管13を押動した際に掛かる加重により縮ん
でしまうなどを防止でき、確実に外管21に対する内管22
の突出状態を保持できる。さらに、係合ピン部48の先端
部の形状と略同形状の係止凹部102 でも係止凹部102 か
ら係合ピン部48が外れにくくなることはなく、円滑な操
作が得られるとともに、簡単な構成で各部位に外れにく
くなることによる無理に力が掛からず、損傷を防止でき
る。
【0057】さらに、この係合ピン部48は、ガイド部65
および挿通孔83に案内されて移動する構成としたため、
係合ピン部48が円滑に移動でき、円滑な操作が得られる
とともに、各部位に無理な力が掛かることによる損傷を
防止できる。
【0058】なお、上記実施の形態において、抜止手段
73として抜止部70、パッキング72および固定部71にて構
成して説明したが、例えば抜止部70および固定部71を一
体に形成してパッキング72を取り付けてもよい。この構
成によれば、部品点数が少なくなり、組付作業性が向上
する。
【0059】そして、抜止手段73は、筒状に限らず、内
管22に係合するいずれの形状でもでき、抜止手段73に当
接して抜け止めする位置決め突部100 ,100 もいずれの
形状でもできる。
【0060】また、内管22の外管21に対する突出状態を
保持する係合手段としては、クランプ44に限らずいずれ
の構成でもできる。
【0061】そして、キャニスタ型の電気掃除機につい
て説明したが、アップライト型などいずれの電気掃除機
でも同様の効果が得られる。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の延長管によれば、進退自
在に内管を嵌挿する外管に回動自在に操作手段を設ける
とともに、先端部が内管の複数の凹部に係脱自在に係合
する係合ピン部を、操作手段の回動に伴って内管の径方
向に沿って外管の内周面から進退可能に設けたため、凹
部と係合ピン部とのクリアランスが小さくなるととも
に、内管の進退方向に略直交する径方向に係合ピン部を
凹部に係合させることにより、係合ピン部と凹部とが円
滑に係脱できるとともに強固な係合が得られ、伸縮状態
を確実に維持できる。
【0063】請求項2記載の延長管によれば、請求項1
記載の延長管の効果に加え、係合ピン部の内管の径方向
に沿った移動を案内するガイド手段を設けたため、係合
ピン部を内管の径方向に沿って円滑に移動できる。
【0064】請求項3記載の延長管によれば、請求項2
記載の延長管の効果に加え、外管に内管の凹部に対向し
て係合ピン部が挿通可能な挿通孔を設けてガイド手段と
したため、簡単な構成で容易に係合ピン部を円滑に移動
できる。
【0065】請求項4記載の延長管によれば、請求項2
記載の延長管の効果に加え、ガイド手段を外管に係合ピ
ン部の移動方向に沿って棒状に突設したため、簡単な構
成で容易に係合ピン部を円滑に移動できる。
【0066】請求項5記載の電気掃除機によれば、係合
ピン部と凹部とが円滑に係脱するとともに強固な係合が
得られ内管の外管に対する突出状態が確実に保持される
請求項1ないし4いずれか一記載の延長管を備えたた
め、掃除の際に延長管の伸縮状態を確実に維持でき、掃
除作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の延長管の実施の一形態を示す一部を切
り欠いた側面断面図である。
【図2】同上クランプを操作した状態を示す一部を切り
欠いた側面断面図である。
【図3】同上延長管を示す一部を切り欠いた平面断面図
である。
【図4】同上内管を示す軸方向の断面図である。
【図5】同上内管の抜止手段が嵌合する位置における軸
方向の断面図である。
【図6】同上延長管のクランプ室近傍の側面断面図であ
る。
【図7】同上のクランプを操作した状態を示す側面断面
図である。
【図8】本発明の延長管を備えた電動送風機本体を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 20 延長管 21 外管 22 内管 46 操作手段としての操作部 48 係合ピン部 65 ガイド手段であるガイド部 83 ガイド手段である挿通孔 102 凹部としての係止凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略管状の外管と、 この外管内に略同軸状に進退自在に嵌挿され外周面に軸
    方向に沿って複数の凹部を設けた略管状の内管と、 前記外管に回動自在に設けられた操作手段と、 この操作手段の回動に伴って前記内管の径方向に沿って
    前記外管の内周面から進退し先端部が前記凹部に係脱自
    在に係合する係合ピン部とを具備したことを特徴とする
    延長管。
  2. 【請求項2】 係合ピン部の内管の径方向に沿った移動
    を案内するガイド手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の延長管。
  3. 【請求項3】 ガイド手段は、凹部に対向して外管に設
    けられ係合ピン部が挿通可能な挿通孔であることを特徴
    とした請求項2記載の延長管。
  4. 【請求項4】 ガイド手段は、外管に係合ピン部の移動
    方向に沿って棒状に突設されたことを特徴とする請求項
    2記載の延長管。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか一記載の延長
    管と、 この延長管が接続される掃除機本体とを具備したことを
    特徴とする電気掃除機。
JP8213939A 1996-08-13 1996-08-13 延長管および電気掃除機 Pending JPH1052387A (ja)

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