JPH1052246A - 自動粉付機 - Google Patents

自動粉付機

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JPH1052246A
JPH1052246A JP8211125A JP21112596A JPH1052246A JP H1052246 A JPH1052246 A JP H1052246A JP 8211125 A JP8211125 A JP 8211125A JP 21112596 A JP21112596 A JP 21112596A JP H1052246 A JPH1052246 A JP H1052246A
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JP
Japan
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powder
conveyor
main conveyor
belt
recovery
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Pending
Application number
JP8211125A
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English (en)
Inventor
Toru Nakashin
通 中新
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Individual
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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 破損が少なく衛生的かつ効率のよい粉体循環
メカニズムによる高質な自動粉付機を得る。 【解決手段】 フッ素樹脂コ−ティング加工のベルト上
面粉体を堰板3をあてがいせきとめて回収装置により主
コンベヤ−1上に移載。スクリュ−装置によりコンベヤ
−上の粉体を移動、変位させることにより粉体回収、上
粉掛けなど一連の粉付け工程を連続的に行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メリケン粉、パン
粉などの粉体を食品加工物表面に付着せしめるための自
動粉付機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置には例えばその粉搬
送にステン製ネット状コンベヤ−、あるいはポリウレタ
ン製のベルトコンベヤ−を使用。またこの種の装置に必
須な粉循環のためのコンベヤ−起端部の粉体回収、上掛
け装置には、例えば本発明者が案出した(特公開昭62
−018151)(実公平01−011022)などに
みられるような装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】旧来より多用されてい
るネット状コンベヤ−を用いた方法ではメッシュ目を蔵
するネットを介して粉体を回収搬送するため、コンベヤ
−起端部の回収装置部も含めて粉体の多少の破損は避け
られなかった。
【0004】また、破損の欠点を改良せんとした汎用の
ベルトコンベヤ−搬送による装置もあるが水分の多い生
パン粉などではベルト表面との吸着率が高く随所にスク
レ−パ−等を配置してベルト表面の粉体をかき落としき
れいにするなどの必要があり他の周辺装置も含め構造も
複雑で衛生面にも難があった。
【0005】以上のようにネットや従来の汎用ベルトを
用いる方法ではその搬送過程中の粉体の移動には本質的
に何らかの応力が加わることになり煩雑な装置と併せて
粉体の破損につながっている。
【0006】本発明は以上の点を改良すべく、主に水分
の多い生パン粉付けなどの高度ニ−ズに応え、コンベヤ
−及び周辺装置等ト−タルにシンプルで且つ衛生的な高
次な装置を実現することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成せんがた
めに本発明の粉付機ではフッ素樹脂コ−ティング加工し
た無端コンベヤ−を用いることでその剥離性の良さ、高
衛生的などの特色を活かしている。
【0008】次に、ロ−タ−状回収装置をコンベヤ−起
端部に設け連続回収搬送を可能ならしめると共に、主コ
ンベヤ−上路加工部にはスクリュ−装置を任意に配設
し、コンベヤ−上粉体の厚み調整、上粉掛けに供してい
る。
【0009】上記の様に構成された装置では循環する粉
体は回収コンベヤ−2下流に堰板3を配置することで簡
単、確実に粉体をせきとめることができるので同部位に
回収移送装置を併設することにより容易に循環粉体をコ
ンベヤ−起端部に移載しうるのである。
【0010】また、上述のごとく移載された粉体は加工
物の列数、形状に応じてコンベヤ−上任意箇所に任意形
状のスクリュ−装置を配することにより容易にコンベヤ
−平面上を移動しうるので加工工程での粉体厚み調整、
上粉掛け等の工程が簡単に実現できるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例について図面を
参照し簡単に説明すると、粉体を上載搬送する無端フッ
素樹脂コ−ティング加工した主コンベヤ−1下方にこれ
に平行且つその両端方向を更に適宜伸長した回収コンベ
ヤ−2を併設してある。
【0012】相互の進行方向は(図2)のごとくであり
主コンベヤ−1起端部下方(図1)のA部位には適宜な
間隙をもたせて平行走行させた挟持搬送部を設け回収ロ
−ラ−5への送り込みを図っている。
【0013】次に、主コンベヤ−1と回収コンベヤ−2
相互の走行面上に適宜に沿わしてベルト外に粉体が漏洩
するのを防ぐ樹脂製ガイドプレ−ト9を両側に布設して
ある。即ちガイドプレ−ト9の内側コンベヤ−部分が粉
体の搬送部位となっている。
【0014】上記ガイドプレ−ト9の回収コンベヤ−2
の先端部には樹脂製堰板3が図2のごとく調節自在に進
行方向に直交して配設してあり回収コンベヤ−2の搬送
粉体を容易かつ完全にせきとめる様になっている。
【0015】そして、図2のごとく適宜な角度をもたせ
たテフロンコ−ティングを施した移送プレ−ト4を任意
枚数周辺に配した回収ロ−ラ−5を着脱自在に配備。そ
の回転にて堰板3によってせきとめられた回収コンベヤ
−2搬送の粉体をその端部プ−リ−17を小径とした主
コンベヤ−1起端部にスム−ズに移送するようになって
いる。
【0016】前処理装置からの加工物13の乗り継ぎ箇
所14は乗り移りをスム−ズならしめるため緩い傾斜部
を設けてあるが、主コンベヤ−1起端部近傍には厚み調
整スクリュ−6が着脱自在に直交して配設してありその
構造は、コンベヤ−のセンタ−を境に左捲り、右捲りの
スクリュ−羽根を適宜長配してあり軸転によりダンパ−
10の調節により主コンベヤ−1中央部位の粉体厚みを
加減すると共に余剰粉体を図1矢印のごとく進行両横に
移動させている。
【0017】次に加工物13を移載し終えた主コンベヤ
−1の進行下流には上粉掛けスクリュ−7がこれも着脱
自在に配設してありその構造は、ガイドプレ−ト9近傍
の両側端部にそれぞれ左捲り、右捲りのスクリュ−羽根
を適宜長配してあり軸転により図1矢印のごとく今度は
先述の厚み調整スクリュ−6とは逆に、プレ−ト11に
てせきとめた粉体を走行中央部に移動、即ちダンパ−1
0を潜り抜けた粉体上に載置した加工物13上面に両サ
イドの粉体を上掛けするような構成としてある。
【0018】図2のプレ−ト12は回収コンベヤ−2の
粉体をベルト上面に均一にならすプレ−トであり調節自
在にコンベヤ−フレ−ムに取り付けてある。
【0019】加圧ロ−ラ−8は粉体を加工物13に堅固
に付着ならしむるためのロ−ラ−である。
【0020】回収コンベヤ−2はフレ−ム支点15を中
心軸にア−ム16の回動により回収コンベヤ−2の先端
部を上下に移動しうる機構としてあり清掃、微調節、メ
インテナンス時の便に備えている。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており以
下に記載されている様な効果を発揮する。
【0022】ベルトにフッ素樹脂コ−ティング加工した
ものを用いることで粉体とベルト地の剥離性の良さを活
かして水分の多い生パン粉などでも堰板3のようなシン
プルなプレ−トのみで容易に搬送粉体をせきとめること
ができ、ベルト上の移動にも粉体に無理な応力が加わる
ことも少ない。また、スクレ−パ−装置なども最小限か
つ簡略に抑えることができ、抗菌ベルト処理を付帯して
極めて衛生的で高質な自動連続搬送が可能である。
【0023】同様に、回収ロ−ラ−5も堰板3にてせき
とめた粉体を適宜角度をもたせて配した移送プレ−ト4
の回転動によりその傾斜面を利して円滑に挟持搬送部A
より送出される粉体を主コンベヤ−1に移送しうるもの
であり、無理のない極めて円滑な循環回収を可能にして
いる。
【0024】粉体、ベルト間の粘着性が少ないことによ
りベルト面上での粉体移動もスム−ズであり実施例に見
られるような各スクリュ−装置を利用することで破損が
なく確実な上粉掛けなどの処理工程を成し得る。
【0025】以上のように本発明は剥離性のあるベルト
と効率のよい回収装置等を具備することによりその長所
を遺憾なく発揮して粉体の堰止め、循環、移送、変位等
を粉体の破損なく容易にせしむるとともに作業終了後の
清掃も極めて簡単、衛生的であるなど数々の長所を併せ
もつものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動粉付機の平面図である。
【図2】自動粉付機の中央縦断側面図である。
【図3】図1a−aの粉体変位を解りやすく説明した縦
断面図である。
【図4】図1b−bの粉体変位を解りやすく説明した縦
断面図である。
【符号の説明】
1 主コンベヤ− 2 回収コンベヤ− 3 堰板 5 回収ロ−ラ− 6 厚み調整スクリュ− 7 上粉掛けスクリュ− 9 ガイドプレ−ト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動粉付部の主コンベヤ−1を架設する
    とともに、該主コンベヤ−1下流端より落下する粉体を
    受容しこれを該主コンベヤ−1の上流端部に搬送すべく
    回収コンベヤ−2を下方に併設し、このコンベヤ−にフ
    ッ素樹脂コ−ティング加工したものを用いるとともにベ
    ルト外の粉体の漏れを防止するガイドプレ−ト9をベル
    ト両側部に配し、かつ該回収コンベヤ−2の搬送先端部
    の粉体を主コンベヤ−1の起端部側に移送せしめる回収
    移送装置を配設したことを特長とする装置。
  2. 【請求項2】 回収コンベヤ−2の下流端近傍に堰板3
    を設置し、これにてせきとめられた粉体を主コンベヤ−
    1の起端部に移送すべく適宜な傾斜をつけた移送プレ−
    ト4を複数擁する回収ロ−ラ−5を配備したことを特徴
    とする請求項1記載の粉付機。
  3. 【請求項3】 主コンベヤ−1上の粉体をスクリュウ羽
    根を用いて搬送工程での任意移動、変位を容易に行うこ
    とを特長とした請求項1、2記載の粉付機。
JP8211125A 1996-08-09 1996-08-09 自動粉付機 Pending JPH1052246A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8211125A JPH1052246A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 自動粉付機

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JP8211125A JPH1052246A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 自動粉付機

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JPH1052246A true JPH1052246A (ja) 1998-02-24

Family

ID=16600812

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JP8211125A Pending JPH1052246A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 自動粉付機

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JP (1) JPH1052246A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006333817A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Ajinomoto Co Inc パン粉付機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006333817A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Ajinomoto Co Inc パン粉付機

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