JPH1052078A - 振動アクチュエータの駆動装置 - Google Patents

振動アクチュエータの駆動装置

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JPH1052078A
JPH1052078A JP8221801A JP22180196A JPH1052078A JP H1052078 A JPH1052078 A JP H1052078A JP 8221801 A JP8221801 A JP 8221801A JP 22180196 A JP22180196 A JP 22180196A JP H1052078 A JPH1052078 A JP H1052078A
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JP
Japan
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vibration actuator
voltage
battery
vibration
circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8221801A
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English (en)
Inventor
Kakuo Yoshinari
赫夫 吉成
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Namiki Precision Jewel Co Ltd
Original Assignee
Namiki Precision Jewel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Namiki Precision Jewel Co Ltd filed Critical Namiki Precision Jewel Co Ltd
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Publication of JPH1052078A publication Critical patent/JPH1052078A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型,極小径であっても電池駆動でありなが
ら十分な振動力が得られる小電力の振動アクチュエータ
の駆動装置を提供する。 【構成】 電池駆動により振動アクチュエータを駆動す
る携帯用装置において、内蔵電池1の電圧を高圧に変換
する昇圧回路2と、振動アクチュエータ4に対する給電
動作を間欠的に行うパルス発信回路を備えた給電回路3
を備え、振動アクチュエータ4に昇圧した直流電圧を短
時間断続的に印可する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池を駆動源とする小
型振動モータ,スピーカ型振動装置,プランジャー型振
動装置等の振動アクチュエータを具えた携帯用電子機器
における振動アクチュエータの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術および課題】従来より、小型ページャー
(ポケットベル)や,携帯電話等に於いては、会議中や
病院等アラーム音送出がはばかられる場所での呼び出し
報知手段として、ページャ等に振動器を内蔵したものが
ある。予め振動モードに切り替えておけば、呼び出しを
受けた時アラーム音を出力する代わりにバイブレータが
駆動され、その振動によって呼び出しを感知することが
できる。このようなバイブレータには一般に小型モータ
が用いられ、モータの回転軸に偏心分銅等が取り付けら
れ、電池駆動によってモータを回転させて振動を発生さ
せるようになっている。
【0003】このようなモータとして従来から低電圧で
回転できる小型振動モータが開発されているが、一般に
ページャーのバッテリーは単3型或いは単4型乾電池か
充電式電池が用いられ、その電圧はたかだか1.2V〜1.5
V程度である。その為モータ起動がかかりにくく、モー
タに電源を投入しても回転しないことがあった。
【0004】この目的のため、モータとしては低電圧で
あっても回転起動しやすいように起動時のみ高電圧電源
を用い、起動後は低電圧電源で駆動させる方法も考えら
れているが、バッテリー消費に伴う電池電圧低下時には
回転駆動し難く、十分な振動力が得られないという問題
があった。特に最近の傾向としては、超小型極小径の振
動モータが必要とされてきており、小型化が進んだ為偏
心分銅等の慣性は小さく起動はし易くなったが、慣性が
小さい分低電圧駆動では大きな振動力が得られないとい
う問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記のような欠点を解決
し、小型,極小径であっても電池駆動でありながら十分
な振動力が得られる小電力の振動アクチュエータの駆動
装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の課
題を解決するためになされたもので、請求項1記載の振
動アクチュエータの駆動装置においては、電池駆動によ
り振動アクチュエータを駆動する携帯用装置において、
内蔵電池1の電圧を高圧に変換する昇圧回路2と、振動
アクチュエータ4に対する給電動作を間欠的に行うパル
ス発信回路を備えた給電回路3を備え、振動アクチュエ
ータ4に昇圧した直流電圧を短時間断続的に印加するよ
うにしたものである。
【0007】本発明の請求項2記載の振動アクチュエー
タの駆動装置においては、内蔵電池1の電圧を高圧に変
換する昇圧回路2と、振動アクチュエータ4に対する給
電動作を間欠的に行うパルス発信回路を備えた給電回路
3を備え、印加パルスのデューティ比を調整して振動ア
クチュエータに昇圧した直流電圧を、振動アクチュエー
タの出力パワーが最大となる時間だけ断続的に印加する
ようにしたものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の振動アクチュエータの駆動装置
によれば、元の電源である電池1は低電圧であるが、昇
圧回路2で高電圧に昇圧してあるので、低電圧の電池駆
動で小電力であっても、高電圧駆動と同じ高回転で小型
振動アクチュエータを駆動できるので、大きな振動力が
得られる。
【0009】また、パルス駆動のため間欠的に小型振動
アクチュエータを駆動できるので、パルス間隔を変化さ
せることで、各種のモードの振動を発生させることがで
き、振動を感知し易くなる。さらに、パルス駆動により
低消費電力になる。
【0010】請求項2記載の振動アクチュエータの駆動
装置によれば、印加パルスのデューティ比を調整して振
動モータに昇圧した直流電圧を、振動アクチュエータの
出力パワーが最大となる時間だけ断続的に印加するよう
にしたので、最大の振動力を効率よく得ることができ
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の振動アクチュエータの駆動装置
を図示した実施例に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1は本発明による振動アクチュエータの
駆動装置の一実施例を示すブロック図、図2(A),(B)は
本発明による振動アクチュエータの駆動装置の一実施例
を示す回路図、図3は図2の回路における振動アクチュ
エータの端子電圧を示す波形図である。
【0013】図1において、携帯用装置に内蔵された電
池1は高圧に変換される昇圧回路2に接続されている。
ここで、昇圧回路2は電池1の電圧例えば1.5Vを2倍
〜6倍の3V〜9Vの高電圧に変換する機能を有する。
昇圧回路2の高電圧出力は、給電回路3に接続され、こ
の給電回路3は振動アクチュエータを間欠駆動させる。
【0014】図2は本発明による振動アクチュエータの
駆動装置の具体的な実施例を示す回路図である。図2
(A),(B)は共にPNP型とNPN型の2つの違ったトラ
ンジスタを組み合わせて正帰還をかけた低周波発信回路
である。この回路において、昇圧回路2の出力側の電圧
をEに接続すれば、振動アクチュエータ4は間欠振動
し、振動アクチュエータの端子電圧は直流矩形波とな
る。
【0015】図3は振動アクチュエータの端子電圧の波
形図である。T1,T2の間隔は図2(A),(B)の抵抗R1
とコンデンサC1の定数を変える事により設定できる。
よってこのT1,T2のデューティ比を変えることで、振
動アクチュエータの振動モードを変えることができる。
【0016】次に、本発明による振動アクチュエータの
駆動装置の第2の実施例について説明する。図4は振動
アクチュエータとして小型振動モータを使用した場合の
モータ特性図の一例である。従来負荷の少ないモータで
はEfficiency(効率)の良い図4のE1のポイントに設計
すると小電力のモータが構成できるが、振動アクチュエ
ータのように振動を体感させるためには出力パワーが最
大となるE2のポイントに設計すると一番効率よく最大
の振動力を発生させることができる。
【0017】本発明においては、最大の振動力を発生さ
せるため、負荷と通電時間を計算し、図4のE2ポイン
トで駆動するように、印加パルスのデューティ比T1/
T2を調整して、振動モータに昇圧した直流電圧を振動
モータの出力パワーが最大となる時間だけ断続的に印加
するようにしたので、最大の振動力を効率よく得ること
ができる。
【0018】本発明では振動アクチュエータとして、小
型振動モータ以外にも、スピーカ型振動装置やプランジ
ャー型振動装置等のスイッチングが必要なアクチュエー
タも駆動できるので幅広い携帯装置に応用できる。ま
た、内蔵電池がリチウム電池等の高電圧のものであれ
ば、昇圧回路を省略できる。この場合でも間欠駆動によ
り小電力化が図れる。
【0019】
【発明の効果】本発明によると、実施例で詳細に説明し
たとおり、元の電源である電池1は低電圧であるが、昇
圧回路2で高電圧に昇圧してから短時間だけパルス駆動
で振動アクチュエータ4へ給電することにより、低電圧
の電池駆動で小電力であっても高電圧駆動と同じ高速で
小型振動モータを駆動できるので大きな振動力が得られ
る。又、パルス駆動のため間欠的に小型振動モータを駆
動できるので、パルス間隔を変化させることで各種のモ
ードの振動を発生させることができ、振動を感知し易い
振動アクチュエータの駆動装置を提供できる。
【0020】さらに、本発明の第2の実施例による振動
アクチュエータの駆動装置によれば、印加パルスのデュ
ーティ比を調整して振動モータに昇圧した直流電圧を、
振動アクチュエータの出力パワーが最大となる時間だけ
断続的に印加するようにしたので、最大の振動力を効率
よく得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による振動アクチュエータの駆動装置の
一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明による振動アクチュエータの駆動装置の
一実施例を示す回路図である。
【図3】図2の回路における振動アクチュエータの端子
電圧を示す波形図である。
【図4】振動アクチュエータとして小型振動モータを使
用した場合のモータ特性図である。
【符号の説明】
1 電池 2 昇圧回路 3 給電回路 4 振動アクチュエータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池駆動により振動アクチュエータを駆
    動する携帯用装置において、前記振動アクチュエータに
    対する給電動作を間欠的に行うパルス発信回路を備え、
    前記振動アクチュエータに直流電圧を短時間断続的に印
    加することを特徴とする振動アクチュエータの駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 振動アクチュエータに対する給電動作を
    間欠的に行うパルス発信回路を備えた振動アクチュエー
    タを駆動する携帯用装置において、印加パルスのデュー
    ティ比を調整して前記振動アクチュエータに直流電圧
    を、前記振動アクチュエータの出力パワーが最大となる
    時間だけ断続的に印加するように構成したことを特徴と
    する振動アクチュエータの駆動装置。
JP8221801A 1996-08-05 1996-08-05 振動アクチュエータの駆動装置 Withdrawn JPH1052078A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010094632A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Ricoh Elemex Corp 振動機能付き携帯機器および振動機能付き携帯機器の制御方法
JP2018030107A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 触覚フィードバック・システム、電子機器および触覚フィードバックの生成方法

Cited By (3)

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US10198919B2 (en) 2016-08-26 2019-02-05 Lenovo (Singapore) Pte Ltd System, apparatus and method for haptic commands

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