JPH1051506A - ディジタル衛星放送受信機 - Google Patents

ディジタル衛星放送受信機

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Publication number
JPH1051506A
JPH1051506A JP8205634A JP20563496A JPH1051506A JP H1051506 A JPH1051506 A JP H1051506A JP 8205634 A JP8205634 A JP 8205634A JP 20563496 A JP20563496 A JP 20563496A JP H1051506 A JPH1051506 A JP H1051506A
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JP
Japan
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signal
microcomputer
satellite broadcast
quadrature
qpsk
Prior art date
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Application number
JP8205634A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Hayashi
芳和 林
Noriaki Oomoto
紀顕 大本
Takashi Hasegawa
敬 長谷川
Yasushi Azagami
裕史 阿座上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE69733706T priority patent/DE69733706T2/de
Priority to TW086107310A priority patent/TW353831B/zh
Priority to US08/865,829 priority patent/US6075829A/en
Priority to CNB971131805A priority patent/CN1144380C/zh
Priority to KR1019970022316A priority patent/KR100434006B1/ko
Priority to HK98100472A priority patent/HK1002092A1/xx
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイコンから出力される制御信号による局部
発振信号の位相雑音特性の劣化を防ぎ、ビット誤り率を
良好にすることを目的とする。 【解決手段】 選局手段におけるPLLシンセサイザ3
0を制御するマイコン50からの制御バス101を、他
の信号処理LSIの制御を行うマイコンからの制御バス
102と分離すると共に、マイコン50からのPLLシ
ンセサイザ30への選局データの更新は選局要求時と、
トランスポートストリーム分離手段24の同期が得られ
ないときにのみ行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル衛星放
送受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、衛星放送受信機は映像信号とQP
SK変調されたPCM音声信号とを周波数変調して伝送
するFMの衛星放送受信器であり、図8に示すように、
衛星放送用アンテナから入力する第1中間周波信号から
希望する周波数変調波を所定の第2中間周波信号に周波
数変換を施し、チャンネルフィルタでその希望するチャ
ンネルのFM変調波1波を抜き取って、FM復調を行っ
た後、映像ならびに音声に分けて処理されていた。
【0003】その周波数変換に用いる局部発振信号はP
LLシンセサイザ30で発生しており、局部発振回路3
1、局部発振信号を分周する前置分周器(プリスケー
ラ)32、プログラマブル分周器33、基準周波信号発
生回路36、基準周波信号分周器35、位相周波数検波
手段34、ループフィルタ37で構成されている。そし
て、局部発振周波数は(数1)で示すとおりに表すこと
が出来、
【0004】
【数1】
【0005】マイクロコンピュータ50でプログラマブ
ル分周器の分周比を変えることで、希望チャンネルの周
波数に応じた局部発振信号を得ていた。このマイクロコ
ンピュータ50による制御はPLLシンセサイザ30の
みならず、PCM音声信号処理手段205等、多くのL
SIの制御に必要とするものであり、その制御バスはマ
イクロコンピュータ50の出力端子の制限があることか
ら、近年IICバスのように共用バスが用いられてい
る。
【0006】衛星放送用アンテナの周波数変換器(図示
せず)の周波数ずれ等による、第1中間周波信号の周波
数ずれを補正するAFC(自動周波数制御)は、特許1
871000でも触れているようにFM復調回路201
で出力される周波数ずれ検知信号よりマイクロコンピュ
ータ50がPLLシンセサイザー内のプログラマブル分
周器33の分周比を制御して行っていた。また、受信後
でも雷によるサージ等でPLLシンセサイザおよび各L
SIが誤動作することを鑑み数十m秒周期でマイコンは
制御データを更新していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらPLLシ
ンセサイザーにマイコンから制御データを入力される
と、その制御データが選局用の局部発振回路の妨害とな
り、局部発振信号の雑音特性が急激に劣化する。QPS
K等のディジタル変調の受信機に於いて、局部発振周波
信号の雑音特性がビット誤り率に影響を及ぼしてしま
う。
【0008】従来の技術のようにマイコンからPLLシ
ンセサイザへの制御バスを他の信号処理LSIの制御バ
スと共用化することにより、受信中他の信号処理LSI
の制御をするとその制御データがPLLシンセサイザに
も入力されることになり、また受信中の自動周波数制御
をPLLシンセサイザで行ったり、サージ等によるPL
Lシンセサイザの誤動作に対し周期的に制御データの更
新を行うようにすると、その都度局部発振信号の雑音が
大きくなり、ビット誤り率を劣化させ、受信品質が悪く
なるという課題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のディジタル衛星放送チューナーは、選局手
段におけるPLLシンセサイザを制御するマイコンから
の制御バスを、他の信号処理LSIの制御を行うマイコ
ンからの制御バスと分離すると共に、マイコンからのP
LLシンセサイザへの選局データの更新は選局要求時
と、トランスポートストリーム分離手段の同期が確立し
ていないときにのみ行うことを特徴としたものである。
【0010】本願発明によれば、受信中にマイコンから
の制御データにより局部発振信号の雑音特性が劣化する
ことによってビット誤り率の劣化し受信品質が悪くなる
ことを防ぐことが可能となる 。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、映像信号とQPSK変
調されたPCM音声信号を受信するディジタル衛星放送
受信機において、選局するための選局手段と、前記選局
手段を制御するマイコンを備え、前記選局手段を制御す
るための前記マイコンからの制御バスを、他の信号処理
LSIの制御を行う前記マイコンからの制御バスと分離
すると共に、前記マイコンからの前記選局手段への選局
データの更新は、選局要求時と、トランスポートストリ
ームにより符号化された映像信号及び音声信号を分離抽
出するときの同期が得られないときにのみ行うことをを
特徴としたのであり、受信中に局部発振信号の雑音特性
の劣化に起因するビット誤り率の劣化を無くすことがで
きる作用を有する。
【0012】本発明は、衛星放送受信アンテナからの衛
星放送信号の第1中間周波信号を入力とし、その中から
希望するQPSK変調波を所定の第2中間周波数にする
選局手段と、第2中間周波信号を抜き取る帯域通過フィ
ルタと、前記帯域通過フィルタの出力を入力として直交
検波を行って同相成分(I)、直交成分(Q)の等化低
域信号を得る直交検波手段と、前記直交検波手段の出力
を入力としI、Qの等化低域信号をそれぞれアナログ−
ディジタル変換するAD変換器と、QPSK復調をディ
ジタル的に行うQPSK復調手段と、前記QPSK復調
手段の出力を入力とし伝送路の影響により発生する誤り
を訂正する誤り訂正復号手段と、前記誤り訂正復号手段
の出力を入力とし、符号化および多重化された映像、音
声信号を多重分離するトランスポートストリーム分離手
段を備えたディジタル衛星放送受信機において、前記選
局手段におけるPLLシンセサイザを制御するマイコン
からの制御バスを、前記QPSK復調手段等の信号処理
LSIの制御を行う前記マイコンからの制御バスと分離
すると共に、前記マイコンからのPLLシンセサイザへ
の選局データの更新は選局要求時と、前記トランスポー
トストリーム分離手段の同期が得られないときにのみ行
うことを特徴としたものであり、受信中に局部発振信号
の雑音特性の劣化に起因するビット誤り率の劣化を無く
すことができる作用を有する。
【0013】本発明は、映像信号とQPSK変調された
PCM音声信号を受信するディジタル衛星放送受信機に
おいて、選局するための選局手段と、前記選局手段を制
御するマイコンを備え、前記選局手段を制御するための
前記マイコンからの制御バスを、他の信号処理LSIの
制御を行うマイコンからの制御バスと分離すると共に、
前記マイコンからの前記選局手段への選局データの更新
は、選局要求時と、誤り訂正復号するときのフレーム同
期が得られないときのみ行うことを特徴としたものであ
り、受信中に局部発振信号の雑音特性の劣化に起因する
ビット誤り率の劣化を無くすことができる作用を有す
る。
【0014】本発明は、衛星放送受信アンテナからの衛
星放送信号の第1中間周波信号を入力とし、その中から
希望するQPSK変調波を所定の第2中間周波数にする
選局手段と、第2中間周波信号を抜き取る帯域通過フィ
ルタと、前記帯域通過フィルタの出力を入力として直交
検波を行って同相成分(I)、直交成分(Q)の等化低
域信号を得る直交検波手段と、前記直交検波手段の出力
を入力としI、Qの等化低域信号をそれぞれアナログ−
ディジタル変換するAD変換器と、QPSK復調をディ
ジタル的に行うQPSK復調手段と、前記QPSK復調
手段の出力を入力とし伝送路の影響により発生する誤り
を訂正する誤り訂正復号手段と、前記誤り訂正復号手段
の出力を入力とし、符号化および多重化された映像、音
声信号を多重分離するトランスポートストリーム分離手
段とを備えたディジタル衛星放送受信機において、前記
選局手段におけるPLLシンセサイザを制御するマイコ
ンからの制御バスを、QPSK復調手段等の信号処理L
SIの制御を行う前記マイコンからの制御バスと分離す
ると共に、前記マイコンからのPLLシンセサイザへの
選局データの更新は選局要求時と、前記誤り訂正復号手
段の同期が得られないときのみ行うことを特徴としたも
のであり、受信中に局部発振信号の雑音特性の劣化に起
因するビット誤り率の劣化を無くすことができる作用を
有する。
【0015】本発明は、上記発明において、選局された
QPSK変調信号を直交検波する直交検波手段を設け、
連続的なAFC(自動周波数制御)を行うことを特徴と
したものであり、受信中自動周波数制御を行っても局部
発振信号の雑音特性の劣化に起因するビット誤り率の劣
化を無くすことができる作用を有する。
【0016】本発明は、上記発明において、選局された
QPSK変調信号を直交検波する直交検波手段で連続的
なAFC(自動周波数制御)を行うことを特徴としたも
のであり、受信中自動周波数制御を行っても局部発振信
号の雑音特性の劣化に起因するビット誤り率の劣化を無
くすことができる作用を有する。
【0017】本発明は、上記発明において、選局された
QPSK変調信号を直交検波する直交検波手段を設け、
連続的なAFC(自動周波数制御)を行うことを特徴と
したものであり、受信中自動周波数制御を行っても局部
発振信号の雑音特性の劣化に起因するビット誤り率の劣
化を無くすことができる作用を有する。
【0018】本発明は、上記発明において、選局された
QPSK変調信号を直交検波する直交検波手段で連続的
なAFC(自動周波数制御)を行うことを特徴としたも
のであり、受信中自動周波数制御を行っても局部発振信
号の雑音特性の劣化に起因するビット誤り率の劣化を無
くすことができる作用を有する。
【0019】本発明は、上記発明において、選局された
QPSK変調信号を直交検波する直交検波手段と、符号
化および多重化された映像、音声信号を多重分離するト
ランスポートストリーム分離手段を設け、前記トランス
ポートストリーム分離手段の同期が確立していないとき
は、選局手段と前記直交検波手段とでAFC(自動周波
数制御)を行い、前記トランスポートストリーム分離手
段の同期が確立したときは前記直交検波手段で連続的な
AFCを行うことを特徴とするものであり、受信中自動
周波数制御を行っても局部発振信号の雑音特性の劣化に
起因するビット誤り率の劣化を無くすことができる作用
を有する。
【0020】本発明は、上記発明において、トランスポ
ートストリーム分離手段の同期が確立していないとき
は、PLLシンセサイザーと、選局されたQPSK変調
信号を直交検波する直交検波手段とでAFC(自動周波
数制御)を行い、トランスポートストリーム分離手段の
同期が確立したときは前記直交検波手段で連続的なAF
Cを行うことを特徴としたものであり、受信中自動周波
数制御を行っても局部発振信号の雑音特性の劣化に起因
するビット誤り率の劣化を無くすことができる作用を有
する。
【0021】本発明は、上記発明において、選局された
QPSK変調信号を直交検波する直交検波手段と、伝送
路の影響により発生する誤りを訂正する誤り訂正復号手
段を設け、前記誤り訂正復号手段の同期が確立していな
いときは、前記直交検波手段とでAFC(自動周波数制
御)を行い、前記誤り訂正復号手段の同期が確立したと
きは前記直交検波手段で連続的なAFCを行うことを特
徴としたものであり、受信中自動周波数制御を行っても
局部発振信号の雑音特性の劣化に起因するビット誤り率
の劣化を無くすことができる作用を有する。
【0022】本発明は、上記発明において、誤り訂正復
号手段の同期が確立していないときは、PLLシンセサ
イザーと、選局されたQPSK変調信号を直交検波する
直交検波手段とでAFC(自動周波数制御)を行い、誤
り訂正復号手段の同期が確立したときは前記直交検波手
段で連続的なAFCを行うことを特徴としたものであ
り、受信中自動周波数制御を行っても局部発振信号の雑
音特性の劣化に起因するビット誤り率の劣化を無くすこ
とができる作用を有する。
【0023】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図6を用いて説明する。 (実施の形態1)以下に、本発明の一実施の形態につい
て図1を用いて説明する。
【0024】図1において、10は衛星放送受信アンテ
ナからの第1中間周波信号入力端子、11は希望するQ
PSK変調信号を所定の第2中間周波数に周波数変換す
る混合器、12は前記混合器11の出力から所定の第2
中間周波信号のみを抜き取る帯域通過フィルタ、16は
帯域通過フィルタの出力を入力として直交検波を行って
同相成分(I)、直交成分(Q)の等化低域信号を得る
直交検波手段、21はIQ直交検波手段の出力を入力と
しI、Qの等価低域信号をディジタル信号にするAD変
換器、22はディジタル化したI、Q信号を入力としQ
PSK復調をディジタル的に行うQPSK復調器、23
は誤り訂正復号部、24は帯域圧縮された映像信号及び
音声信号が多重化されたトランスポートストリームの分
離を行うトランスポートストリーム分離手段、30は前
記混合器11で希望するQPSK変調信号を所定の第2
中間周波信号に周波数変換する際に必要な局部発振信号
を発生するPLLシンセサイザー、17は直交検波する
際に必要な局部発振信号を発生する直交検波発振回路、
50はマイクロコンピュータ、101はマイコン50か
らPLLシンセサイザ30への制御バス、102はマイ
コン50からQPSK復調手段22等への制御バスであ
る。
【0025】上記の様に構成された衛星ディジタル放送
受信機について、以下その動作について説明する。
【0026】衛星放送アンテナから受信した第1中間周
波信号は、混合器11でPLLシンセサイザー30で発
生した局部発振信号と混合され、第1中間周波信号のう
ち希望するQPSK変調波が所定の第2中間周波数に周
波数変換される。PLLシンセサイザー30は、局部発
振回路31、プリスケーラ(前置固定分周器)32、プ
ログラマブル分周器33、位相周波数検波器34、基準
周波信号分周器35、基準周波信号発生回路36、ルー
プフィルタ37より構成される。局部発振回路31の出
力はプリスケーラ32で分周された後、プログラマブル
分周器33に入力され、更に分周される。プログラマブ
ル分周器33の出力は位相周波数検波器34に入力さ
れ、基準周波信号発生回路36で発生した信号を基準周
波数信号分周器35で分周して得られた基準周波信号4
0と、周波数並びに位相が一致するようにPLLシンセ
サイザー30は制御される。そして、局部発振周波数は
(数2)で示すとおりになり、
【0027】
【数2】
【0028】マイクロコンピュータ50でプログラマブ
ル分周器33の分周比(Np)を変えることにより希望
するQPSK変調波の周波数に応じた局部発振周波数を
得ることができる。混合器11で所定の第2中間周波数
に周波数変換されたQPSK変調波は帯域通過フィルタ
12で抜き取られた後、直交検波手段16に入力され
る。直交検波器16では、直交検波発振回路17で所定
の第2中間周波数で発振した発振信号及びその発振信号
を90゜移相した信号をそれぞれ混合器13及び混合器
15に供給し、帯域通過フィルタ12の出力とそれぞれ
混合することにより、QPSK変調波の同相成分
(I)、直交成分(Q)の等価低域信号が得られる。
【0029】I、Qの等価低域信号はAD変換器21で
ディジタル信号に変換され、QPSK復調器22でディ
ジタル的に復調される。QPSK復調器22は復調に際
し必要な搬送波再生、クロック再生を含むと共に、自動
利得制御(AGC)検出手段、並びに自動周波数制御
(AFC)検出手段を有する。QPSK復調器22の出
力は誤り訂正復号部23でビタビ復号、デインターリー
ブ、リードソロモン復号等を行い伝送路で発生した誤り
を訂正する。誤り訂正復号部23の出力信号は帯域圧縮
のため符号化された映像信号及び音声信号が多重化され
たトランスポートストリームであり、トランスポートス
トリーム分離手段24はこのトランスポートストリーム
より符号化された映像信号及び音声信号を分離抽出を行
う。トランスポートストリーム分離手段24の出力は映
像、音声それぞれで帯域伸張を行って映像、音声信号が
再生される。
【0030】ところで、受信中にマイコンからの制御信
号によるビット誤り率の劣化をなくするためにはマイク
ロコンピュータ50による制御バスを、PLLシンセサ
イザ30へのバス101とQPSK復調手段22、誤り
訂正復号手段23等へのバス102というように分離
し、また受信中に雷によるサージ等でPLLシンセサイ
ザ30が誤動作し選局が不可能になった場合、トランス
ポートストリーム分離手段24の同期も不可能となるた
め、マイコン50がトランスポートストリーム分離手段
同期確立信号103を監視し、トランスポートストリー
ム分離手段24が同期できなかった時にPLLシンセサ
イザ30に制御データを更新して、選局動作をやり直す
ようにする。
【0031】なお、前記トランスポートストリーム分離
手段24の同期確立信号はマイコンの制御バス102を
経てマイコンが監視する構成にしても同様の効果が得ら
れるのは言うまでもない。
【0032】以上により、受信中に局部発振信号の雑音
特性が劣化に伴う受信品質の劣化を防止することが可能
となる。
【0033】(実施の形態2)次に、本発明の一実施の
形態について図2を用いて説明する。
【0034】図2において、10は衛星放送受信アンテ
ナからの第1中間周波信号入力端子、11は希望するQ
PSK変調信号を所定の第2中間周波数に周波数変換す
る混合器、12は前記混合器11の出力から所定の第2
中間周波信号のみを抜き取る帯域通過フィルタ、16は
帯域通過フィルタの出力を入力として直交検波を行って
同相成分(I)、直交成分(Q)の等化低域信号を得る
直交検波手段、21はIQ直交検波手段の出力を入力と
しI、Qの等価低域信号をディジタル信号にするAD変
換器、22はディジタル化したI、Q信号を入力としQ
PSK復調をディジタル的に行うQPSK復調器、23
は誤り訂正復号部、24は帯域圧縮された映像信号及び
音声信号が多重化されたトランスポートストリームの分
離を行うトランスポートストリーム分離手段、30は前
記混合器11で希望するQPSK変調信号を所定の第2
中間周波信号に周波数変換する際に必要な局部発振信号
を発生するPLLシンセサイザー、17は直交検波する
際に必要な局部発振信号を発生する直交検波発振回路、
50はマイクロコンピュータ、101はマイコン50か
らPLLシンセサイザ30への制御バス、102はマイ
コン50からQPSK復調手段22等への制御バスであ
る。
【0035】上記の様に構成された衛星ディジタル放送
受信機について、以下その動作について説明する。
【0036】衛星放送アンテナから受信した第1中間周
波信号は、混合器11でPLLシンセサイザー30で発
生した局部発振信号と混合され、第1中間周波信号のう
ち希望するQPSK変調波が所定の第2中間周波数に周
波数変換される。PLLシンセサイザー30は、局部発
振回路31、プリスケーラ(前置固定分周器)32、プ
ログラマブル分周器33、位相周波数検波器34、基準
周波信号分周器35、基準周波信号発生回路36、ルー
プフィルタ37より構成される。局部発振回路31の出
力はプリスケーラ32で分周された後、プログラマブル
分周器33に入力され、更に分周される。プログラマブ
ル分周器33の出力は位相周波数検波器34に入力さ
れ、基準周波信号発生回路36で発生した信号を基準周
波数信号分周器35で分周して得られた基準周波信号4
0と、周波数並びに位相が一致するようにPLLシンセ
サイザー30は制御される。
【0037】そして、局部発振周波数は(数3)で示す
とおりになり、
【0038】
【数3】
【0039】マイクロコンピュータ50でプログラマブ
ル分周器33の分周比(Np)を変えることにより希望
するQPSK変調波の周波数に応じた局部発振周波数を
得ることができる。混合器11で所定の第2中間周波数
に周波数変換されたQPSK変調波は帯域通過フィルタ
12で抜き取られた後、直交検波手段16に入力され
る。
【0040】直交検波器16では、直交検波発振回路1
7で所定の第2中間周波数で発振した発振信号及びその
発振信号を90゜移相した信号をそれぞれ混合器13及
び混合器15に供給し、帯域通過フィルタ12の出力と
それぞれ混合することにより、QPSK変調波の同相成
分(I)、直交成分(Q)の等価低域信号が得られる。
I、Qの等価低域信号はAD変換器21でディジタル信
号に変換され、QPSK復調器22でディジタル的に復
調される。QPSK復調器22は復調に際し必要な搬送
波再生、クロック再生を含むと共に、自動利得制御(A
GC)検出手段、並びに自動周波数制御(AFC)検出
手段を有する。QPSK復調器22の出力は誤り訂正復
号部23でビタビ復号、デインターリーブ、リードソロ
モン復号等を行い伝送路で発生した誤りを訂正する。誤
り訂正復号部23の出力信号は帯域圧縮のため符号化さ
れた映像信号及び音声信号が多重化されたトランスポー
トストリームであり、トランスポートストリーム分離手
段24はこのトランスポートストリームより符号化され
た映像信号及び音声信号を分離抽出を行う。トランスポ
ートストリーム分離手段24の出力は映像、音声それぞ
れで帯域伸張を行って映像、音声信号が再生される。
【0041】ところで、受信中にマイコンからの制御信
号によるビット誤り率の劣化をなくするためにはマイク
ロコンピュータ50による制御バスを、PLLシンセサ
イザ30へのバス101とQPSK復調手段22、誤り
訂正復号手段23等へのバス102というように分離
し、また受信中に雷によるサージ等でPLLシンセサイ
ザ30が誤動作し選局が不可能になった場合、誤り訂正
復号手段23のフレーム同期も不可能となるため、マイ
コン50が誤り訂正復号手段のフレーム同期信号104
を監視し、誤り訂正復号手段23が同期できなかった時
にPLLシンセサイザ30に制御データを更新して、選
局動作をやり直すようにする。
【0042】なお、前記誤り訂正復号手段23のフレー
ム同期信号はマイコンの制御バス102を経てマイコン
が監視する構成にしても同様の効果が得られるのは言う
までもない。
【0043】以上により、受信中に局部発振信号の雑音
特性が劣化に伴う受信品質の劣化を防止することが可能
となる。
【0044】(実施の形態3)次に、本発明の一実施の
形態について、図3を用いて説明する。
【0045】なお、図3は実施の形態1において、受信
中にマイコンからの制御バスによりビット誤り率を劣化
をなくすためのAFC(自動利得制御)の構成を示した
ものであり、実施の形態1と同じ構成については同じ符
号を用いその説明を省略する。
【0046】第1中間周波信号入力端子10からの入力
された第1中間周波信号は衛星放送受信アンテナ(図示
せず)の周波数変換手段によるの周波数のずれが生じ
る。その第1中間周波信号の周波数ずれは一般に±2.
5MHzとされており、それを補正するために、受信機
としてはAFC(自動周波数制御)を行う必要がある。
【0047】そのAFCを従来例で示したようにマイコ
ン50によりPLLシンセサイザ30の分周比を変える
ことによる制御であると、受信中にPLLシンセサイザ
30への制御データを送ることになり、局部発振回路3
1の位相雑音劣化に伴う画質劣化を招いてしまうため、
本発明では以下のようなAFCを構成する。
【0048】QPSK復調手段22では、入力された
I、Qの等価低域信号よりその周波数のずれを検出し、
その周波数ずれ検出信号110を周波数のずれに対して
アナログ電圧値として出力するようにする。また、直交
検波器16で用いる直交検波発振回路17を図7に示す
ような電圧制御発振回路として、前述の周波数ずれ検出
信号110により図7における可変容量ダイオード30
2の容量を変化させることによりその発振周波数を可変
できるようにし、QPSK変調波の周波数ずれを補正す
る。
【0049】このようにAFCを直交検波器16で行う
ことにより、QPSK変調波の周波数ずれに対して、マ
イコン50がPLLシンセサイザ30へ分周比制御信号
を更新する必要がなくなるため、受信中のAFCに際し
PLLシンセサイザ30への制御データを送ることによ
る受信品質の劣化をなくすることが可能となる。
【0050】(実施の形態4)次に、本発明の一実施の
形態について、図4を用いて説明する。
【0051】なお、図4は実施の形態2において、受信
中にマイコンからの制御バスによりビット誤り率を劣化
をなくすためのAFC(自動利得制御)の構成を示した
ものであり、実施の形態2と同じ構成については同じ符
号を用いその説明を省略する。
【0052】第1中間周波信号入力端子10からの入力
された第1中間周波信号は衛星放送受信アンテナ(図示
せず)の周波数変換手段によるの周波数のずれが生じ
る。
【0053】その第1中間周波信号の周波数ずれは一般
に±2.5MHzとされており、それを補正するため
に、受信機としてはAFC(自動周波数制御)を行う必
要がある。そのAFCを従来例で示したようにマイコン
50によりPLLシンセサイザ30の分周比を変えるこ
とによる制御であると、受信中にPLLシンセサイザ3
0への制御データを送ることになり、局部発振回路31
の位相雑音劣化に伴う画質劣化を招いてしまうため、本
発明では以下のようなAFCを構成する。
【0054】QPSK復調手段22では、入力された
I、Qの等価低域信号よりその周波数のずれを検出し、
その周波数ずれ検出信号110を周波数のずれに対して
アナログ電圧値として出力するようにする。また、直交
検波器16で用いる直交検波発振回路17を図7に示す
ような電圧制御発振回路として、前述の周波数ずれ検出
信号110により図7における可変容量ダイオード30
2の容量を変化させることによりその発振周波数を可変
できるようにし、QPSK変調波の周波数ずれを補正す
る。
【0055】このようにAFCを直交検波器16で行う
ことにより、QPSK変調波の周波数ずれに対して、マ
イコンがPLLシンセサイザ30へ分周比制御信号を更
新する必要がなくなるため、受信中のAFCに際しPL
Lシンセサイザ30への制御データを送ることによる受
信品質の劣化をなくすることが可能となる。
【0056】(実施の形態5)次に、本発明の一実施の
形態について、図5を用いて説明する。
【0057】なお、図5は実施の形態1において、受信
中にマイコンからの制御バスによりビット誤り率を劣化
をなくすためのAFC(自動利得制御)の構成を示した
ものであり、実施の形態1と同じ構成については同じ符
号を用いその説明を省略する。
【0058】第1中間周波信号入力端子10からの入力
された第1中間周波信号は衛星放送受信アンテナ(図示
せず)の周波数変換手段によるの周波数のずれが生じ
る。その第1中間周波信号の周波数ずれは一般に±2.
5MHzとされており、それを補正するために、受信機
としてはAFC(自動周波数制御)を行う必要がある。
【0059】ところで、第1中間周波信号の周波数ずれ
がQPSK変調波の所要帯域幅より十分小さい場合(た
とえばQPSK変調波の所要帯域幅27MHzに対し
て、周波数ずれが±2.5MHzの場合)は、前述の実
施の形態3及び実施の形態4で示したように直交検波発
振回路17の制御による制御のみで問題はないのである
が、第1中間周波信号の周波数ずれがQPSK変調の所
要帯域幅に対して大きくなっていくと、PLLシンセサ
イザ30によるAFCを行わなければ、1QPSK変調
波抜き取りのための帯域通過フィルタ12で希望するQ
PSK変調波の帯域幅が削られてしまい、受信が不可能
になる。そのような場合、PLLシンセサイザ30によ
るAFCが必用になる。そこで、マイコン50によりP
LLシンセサイザ30の分周比を変えることによるAF
Cを行っても、受信中に局部発振回路31の位相雑音劣
化に伴う画質劣化を招かない、本発明のAFCを以下に
示す。
【0060】マイコン50はトランスポートストリーム
分離手段同期確立信号103を監視し、受信チャンネル
選局時及び、受信中に雷によるサージ等でPLLシンセ
サイザ30が誤動作して選局が不可能になった場合、ト
ランスポートストリーム分離手段24の同期が不可能に
なるので、その時のみにPLLシンセサイザ30に制御
データを更新して、PLLシンセサイザ30においてA
FCを行うようにする。
【0061】一方、受信時にはQPSK復調手段22で
入力されたI、Qの等価低域信号よりその周波数のずれ
を検出し、その周波数ずれ検出信号110を周波数のず
れに対してアナログ電圧値として出力するようにして、
また、直交検波器16で用いる直交検波発振回路17を
図7に示すような電圧制御発振回路として、前述の周波
数ずれ検出信号110により図7における可変容量ダイ
オード302の容量を変化させることによりその発振周
波数を可変できるようにし、AFCの制御を行うように
する。
【0062】以上のように、受信していないときはPL
Lシンセサイザ30でAFCを行えるようにし、受信中
には直交検波器16においてAFCを行うことにより、
QPSK変調波の周波数ずれに対して、受信中マイコン
50がPLLシンセサイザ30へ分周比制御信号を更新
することがないため、受信中のAFCに際しPLLシン
セサイザ30への制御データを送ることによる受信品質
の劣化をなくすることが可能となる。
【0063】なお、トランスポートストリーム分離手段
24の同期がとれていない時は、PLLシンセサイザ3
0と直交検波手段16とでAFCを行い、トランスポー
トストリーム分離手段24の同期がとれている場合に
は、直交検波手段16でAFCを行っても同様の効果が
得られる。
【0064】また、前記トランスポートストリーム分離
手段24の同期確立信号はマイコンの制御バス102を
経てマイコンが監視する構成にしても同様の効果が得ら
れるのは言うまでもない。
【0065】(実施の形態6)次に、本発明の一実施の
形態について、図6を用いて説明する。
【0066】なお、図6は実施の形態2において、受信
中にマイコンからの制御バスによりビット誤り率を劣化
をなくすためのAFC(自動利得制御)の構成を示した
ものであり、実施の形態2と同じ構成については同じ符
号を用いその説明を省略する。
【0067】第1中間周波信号入力端子10からの入力
された第1中間周波信号は衛星放送受信アンテナ(図示
せず)の周波数変換手段によるの周波数のずれが生じ
る。その第1中間周波信号の周波数ずれは一般に±2.
5MHzとされており、それを補正するために、受信機
としてはAFC(自動周波数制御)を行う必要がある。
【0068】ところで、第1中間周波信号の周波数ずれ
がQPSK変調波の所要帯域幅より十分小さい場合(た
とえばQPSK変調波の所要帯域幅27MHzに対し
て、周波数ずれが±2.5MHzの場合)は、前述の
(実施の形態3)及び(実施の形態4)で示したように
直交検波発振回路17の制御による制御のみで問題はな
いのであるが、第1中間周波信号の周波数ずれがQPS
K変調の所要帯域幅に対して大きくなっていくと、PL
Lシンセサイザ30によるAFCを行わなければ、1Q
PSK変調波抜き取りのためのSAWフィルタ12で希
望するQPSK変調波の帯域幅が削られてしまい、受信
が不可能になる。
【0069】そのような場合、PLLシンセサイザ30
によるAFCが必用になる。そこで、マイコン50によ
りPLLシンセサイザ30の分周比を変えることによる
AFCを行っても、受信中に局部発振回路31の位相雑
音劣化に伴う画質劣化を招かない、本発明のAFCを以
下に示す。
【0070】マイコン50は誤り訂正復号手段23から
のフレーム同期信号104を監視し、受信チャンネル選
局時及び、受信中に雷によるサージ等でPLLシンセサ
イザ30が誤動作して選局が不可能になった場合、誤り
訂正復号手段23のフレーム同期が不可能になるので、
その時のみにPLLシンセサイザ30に制御データを更
新して、PLLシンセサイザ30においてAFCを行う
ようにする。
【0071】一方、受信時にはQPSK復調手段22で
入力されたI、Qの等価低域信号よりその周波数のずれ
を検出し、その周波数ずれ検出信号110を周波数のず
れに対してアナログ電圧値として出力するようにして、
また、直交検波器16で用いる直交検波発振回路17を
図7に示すような電圧制御発振回路として、前述の周波
数ずれ検出信号110により図7における可変容量ダイ
オード302の容量を変化させることによりその発振周
波数を可変できるようにし、AFCの制御を行うように
する。
【0072】以上のように、受信していないときはPL
Lシンセサイザ30でAFCを行えるようにし、受信中
には直交検波器16においてAFCを行うことにより、
QPSK変調波の周波数ずれに対して、受信中マイコン
50がPLLシンセサイザ30へ分周比制御信号を更新
することがないため、受信中のAFCに際しPLLシン
セサイザ30への制御データを送ることによる受信品質
の劣化をなくすることが可能となる。
【0073】なお、誤り訂正復号手段23のフレーム同
期がとれていない時は、PLLシンセサイザ30と直交
検波手段16とでAFCを行い、誤り訂正復号手段23
のフレーム同期がとれている場合には、直交検波手段1
6でAFCを行っても同様の効果が得られる。また、前
記誤り訂正復号手段23のフレーム同期確立信号はマイ
コンの制御バス102を経てマイコンが監視する構成に
しても同様の効果が得られるのは言うまでもない。
【0074】
【発明の効果】以上のように本発明のディジタル衛星放
送受信機によれば、受信中にマイコンからの制御データ
により局部発振信号の雑音特性が劣化することによって
ビット誤り率の劣化し受信品質が悪くなることを防ぐこ
とが可能となる
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施の形態を示すディジタル衛
星放送受信機の構成図
【図2】第2の発明の一実施の形態を示すディジタル衛
星放送受信機の構成図
【図3】第3の発明の一実施の形態を示すディジタル衛
星放送受信機の構成図
【図4】第4の発明の一実施の形態を示すディジタル衛
星放送受信機の構成図
【図5】第5の発明の一実施の形態を示すディジタル衛
星放送受信機の構成図
【図6】第6の発明の一実施の形態を示すディジタル衛
星放送受信機の構成図
【図7】直交検波電圧制御発振回路の1例を示す図
【図8】従来の衛星放送受信機の構成図
【符号の説明】
10 第1中間周波信号入力端子 11 選局用混合器 12 帯域通過フィルタ 13 直交検波器の同相側の混合器 14 90゜移相器 15 直交検波器の直交側の混合器 16 直交検波手段 17 直交検波手段における発振回路 21 AD変換器 22 QPSK復調器 23 誤り訂正復号手段 24 トランスポートストリーム分離手段 30 選局用PLLシンセサイザー 31 選局用局部発振回路 32 前置分周器 33 プログラマブル分周器 34 周波数位相検波器 35 基準周波信号分周器 36 基準周波信号発生回路 37 ループフィルタ 40 位相周波数検波の基準周波信号 50 マイコン 61 トランスポートストリーム出力端子 101 マイコンよりPLLシンセサイザへの制御バス 102 マイコンよりQPSK復調手段等信号処理LS
Iへの制御バス 103 トランスポートストリーム分離手段の同期確立
信号 104 誤り訂正復号手段のフレーム同期信号 110 周波数ずれ検出信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿座上 裕史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号とQPSK変調されたPCM音
    声信号を受信するディジタル衛星放送受信機において、
    選局するための選局手段と、前記選局手段を制御するマ
    イコンを備え、前記選局手段を制御するための前記マイ
    コンからの制御バスを、他の信号処理LSIの制御を行
    う前記マイコンからの制御バスと分離すると共に、前記
    マイコンからの前記選局手段への選局データの更新は、
    選局要求時と、トランスポートストリームにより符号化
    された映像信号及び音声信号を分離抽出するときの同期
    が得られないときにのみ行うことを特徴としたディジタ
    ル衛星放送受信機。
  2. 【請求項2】 衛星放送受信アンテナからの衛星放送信
    号の第1中間周波信号を入力とし、その中から希望する
    QPSK変調波を所定の第2中間周波数にする選局手段
    と、第2中間周波信号を抜き取る帯域通過フィルタと、
    前記帯域通過フィルタの出力を入力として直交検波を行
    って同相成分(I)、直交成分(Q)の等化低域信号を
    得る直交検波手段と、前記直交検波手段の出力を入力と
    しI、Qの等化低域信号をそれぞれアナログ−ディジタ
    ル変換するAD変換器と、QPSK復調をディジタル的
    に行うQPSK復調手段と、前記QPSK復調手段の出
    力を入力とし伝送路の影響により発生する誤りを訂正す
    る誤り訂正復号手段と、前記誤り訂正復号手段の出力を
    入力とし、符号化および多重化された映像、音声信号を
    多重分離するトランスポートストリーム分離手段を備え
    たディジタル衛星放送受信機において、前記選局手段に
    おけるPLLシンセサイザを制御するマイコンからの制
    御バスを、前記QPSK復調手段等の信号処理LSIの
    制御を行う前記マイコンからの制御バスと分離すると共
    に、前記マイコンからのPLLシンセサイザへの選局デ
    ータの更新は選局要求時と、前記トランスポートストリ
    ーム分離手段の同期が得られないときにのみ行うことを
    特徴としたディジタル衛星放送受信機。
  3. 【請求項3】 映像信号とQPSK変調されたPCM音
    声信号を受信するディジタル衛星放送受信機において、
    選局するための選局手段と、前記選局手段を制御するマ
    イコンを備え、前記選局手段を制御するための前記マイ
    コンからの制御バスを、他の信号処理LSIの制御を行
    うマイコンからの制御バスと分離すると共に、前記マイ
    コンからの前記選局手段への選局データの更新は、選局
    要求時と、誤り訂正復号するときのフレーム同期が得ら
    れないときのみ行うことを特徴としたディジタル衛星放
    送受信機。
  4. 【請求項4】 衛星放送受信アンテナからの衛星放送信
    号の第1中間周波信号を入力とし、その中から希望する
    QPSK変調波を所定の第2中間周波数にする選局手段
    と、第2中間周波信号を抜き取る帯域通過フィルタと、
    前記帯域通過フィルタの出力を入力として直交検波を行
    って同相成分(I)、直交成分(Q)の等化低域信号を
    得る直交検波手段と、前記直交検波手段の出力を入力と
    しI、Qの等化低域信号をそれぞれアナログ−ディジタ
    ル変換するAD変換器と、QPSK復調をディジタル的
    に行うQPSK復調手段と、前記QPSK復調手段の出
    力を入力とし伝送路の影響により発生する誤りを訂正す
    る誤り訂正復号手段と、前記誤り訂正復号手段の出力を
    入力とし、符号化および多重化された映像、音声信号を
    多重分離するトランスポートストリーム分離手段とを備
    えたディジタル衛星放送受信機において、前記選局手段
    におけるPLLシンセサイザを制御するマイコンからの
    制御バスを、QPSK復調手段等の信号処理LSIの制
    御を行う前記マイコンからの制御バスと分離すると共
    に、前記マイコンからのPLLシンセサイザへの選局デ
    ータの更新は選局要求時と、前記誤り訂正復号手段の同
    期が得られないときのみ行うことを特徴としたディジタ
    ル衛星放送受信機。
  5. 【請求項5】 選局されたQPSK変調信号を直交検波
    する直交検波手段を設け、連続的なAFC(自動周波数
    制御)を行うことを特徴とする請求項1記載のディジタ
    ル衛星放送受信機。
  6. 【請求項6】 選局されたQPSK変調信号を直交検波
    する直交検波手段で連続的なAFC(自動周波数制御)
    を行うことを特徴とする請求項2記載のディジタル衛星
    放送受信機。
  7. 【請求項7】 選局されたQPSK変調信号を直交検波
    する直交検波手段を設け、連続的なAFC(自動周波数
    制御)を行うことを特徴とする請求項3記載のディジタ
    ル衛星放送受信機。
  8. 【請求項8】 選局されたQPSK変調信号を直交検波
    する直交検波手段で連続的なAFC(自動周波数制御)
    を行うことを特徴とする請求項4記載のディジタル衛星
    放送受信機。
  9. 【請求項9】 選局されたQPSK変調信号を直交検波
    する直交検波手段と、符号化および多重化された映像、
    音声信号を多重分離するトランスポートストリーム分離
    手段を設け、前記トランスポートストリーム分離手段の
    同期が確立していないときは、選局手段と前記直交検波
    手段とでAFC(自動周波数制御)を行い、前記トラン
    スポートストリーム分離手段の同期が確立したときは前
    記直交検波手段で連続的なAFCを行うことを特徴とす
    る請求項1記載のディジタル衛星放送受信機。
  10. 【請求項10】 トランスポートストリーム分離手段の
    同期が確立していないときは、PLLシンセサイザー
    と、選局されたQPSK変調信号を直交検波する直交検
    波手段とでAFC(自動周波数制御)を行い、前記トラ
    ンスポートストリーム分離手段の同期が確立したときは
    前記直交検波手段で連続的なAFCを行うことを特徴と
    する請求項2記載のディジタル衛星放送受信機。
  11. 【請求項11】 選局されたQPSK変調信号を直交検
    波する直交検波手段と、伝送路の影響により発生する誤
    りを訂正する誤り訂正復号手段を設け、前記誤り訂正復
    号手段の同期が確立していないときは、前記直交検波手
    段とでAFC(自動周波数制御)を行い、前記誤り訂正
    復号手段の同期が確立したときは前記直交検波手段で連
    続的なAFCを行うことを特徴とする請求項3記載のデ
    ィジタル衛星放送受信機。
  12. 【請求項12】 誤り訂正復号手段の同期が確立してい
    ないときは、PLLシンセサイザーと、選局されたQP
    SK変調信号を直交検波する直交検波手段とでAFC
    (自動周波数制御)を行い、前記誤り訂正復号手段の同
    期が確立したときは前記直交検波手段で連続的なAFC
    を行うことを特徴とする請求項4記載のディジタル衛星
    放送受信機。
JP8205634A 1996-05-30 1996-08-05 ディジタル衛星放送受信機 Pending JPH1051506A (ja)

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DE69733706T DE69733706T2 (de) 1996-05-30 1997-05-20 Empfänger für digitalen Rundfunk
TW086107310A TW353831B (en) 1996-05-30 1997-05-29 A receiver for digital broadcasting system
US08/865,829 US6075829A (en) 1996-05-30 1997-05-30 Digital broadcast receiver
CNB971131805A CN1144380C (zh) 1996-05-30 1997-05-30 数字广播接收机
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7847866B2 (en) 2002-01-11 2010-12-07 Thomson Licensing Method and apparatus for isolating IIC bus noise from a tuner in a television receiver

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7847866B2 (en) 2002-01-11 2010-12-07 Thomson Licensing Method and apparatus for isolating IIC bus noise from a tuner in a television receiver
US8525931B2 (en) 2002-01-11 2013-09-03 Thomson Licensing Method and apparatus for isolating IIC bus noise from a tuner in a television receiver

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