JPH1051484A - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JPH1051484A
JPH1051484A JP8208304A JP20830496A JPH1051484A JP H1051484 A JPH1051484 A JP H1051484A JP 8208304 A JP8208304 A JP 8208304A JP 20830496 A JP20830496 A JP 20830496A JP H1051484 A JPH1051484 A JP H1051484A
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JP
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fax
information
mail
form sheet
server
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JP8208304A
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English (en)
Inventor
Masayuki Miyama
正幸 深山
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ・ネットワークシステムに接続
したFAXサーバで受信したFAX文書を宛先であるコ
ンピュータに電子メールとして自動的に転送し、また当
該コンピュータよりFAXサーバを経由して発信する返
信文書等を、相手先のコンピュータ・ネットワークシス
テムにおいて宛先であるコンピュータに電子メールとし
て自動的に転送させるコンピュータ・ネットワークシス
テムを提供する。 【解決手段】 FAXサーバで受信したFAX文書の先
頭部分に電子メールアドレスを記載したフォームシート
を判定し、記載内容を読み取り、ネットワークに接続し
たコンピュータに電子メールで転送する機構を持つ。さ
らに当該コンピュータで文書を作成してFAXサーバを
経由してFAX送信を指示する場合は電子メールアドレ
スを記載するフォームシートを自動的に発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータ・
ネットワークに接続した各コンピュータと外部の公衆回
線を経由したファクシミリ(FAX)サービスとを連携
して、到来したFAX情報をコンピュータ・ネットワー
クを通して必要なコンピュータのユーザに配信し、また
各コンピュータよりコンピュータ・ネットワークを通し
て発信するFAX情報を、相手先のコンピュータ・ネッ
トワークに接続した各コンピュータの特定ユーザを指定
するコンピュータ・ネットワークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ・ネットワークの発達によ
りコンピュータで扱う文書が直接ネットワークを通じて
伝達されるようになり、さらに文字情報以外にも画像情
報をも取り扱う技術が開発されるにいたってファクシミ
リ(以下、FAXと略述する。)との連携が可能とな
り、コンピュータ・ネットワーク通信の分野でもその応
用範囲が拡大した。
【0003】図13ないし図15により、従来の技術に
よるコンピュータ・ネットワークとFAXとの連携によ
る情報の伝達について説明する。
【0004】図14に従来の技術によるコンピュータ・
ネットワークの一例を示す。ネットワークB67には種
々のサーバ機能を受け持つコンピュータが接続され、そ
れらには外部の公衆回線を経由して外部のFAX装置と
接続してFAX情報の授受を行う機能を有するFAXサ
ーバB61、ネットワークB67に接続されたコンピュ
ータB62の発信する各種メールを集約する機能を有す
るメールサーバB64あるいはプリンタ装置B66を接
続して必要な印字を行うプリンタサーバB63などがあ
る。
【0005】なお、図14で示した各種サーバ機能はそ
れぞれが必ずしも独立した装置が受け持つ必要はなく、
特定の装置が各種サーバの機能を兼ね備えていてもよ
い。
【0006】図13(a)によってFAXサーバB61
の概略構成の説明をする。FAXサーバB61に内蔵す
るFAXモデムB71はFAX制御部B72の指示でF
AX情報の授受を行う。またFAX受信ファイルB73
はFAXモデムB71の受信したFAX情報を格納す
る。
【0007】図15(a)によってFAX情報を受信す
る動作を説明する。FAXモデムB71はステップS7
1でFAX情報を受信し、ステップS72でFAX制御
部B72の指示でFAX情報をFAX受信ファイルB7
3に格納する。
【0008】ステップS73で、FAX情報をプリンタ
装置B66にて印字する。またプリンタ装置B66にて
印字したFAX情報は、FAX受信ファイルB73より
削除する。
【0009】プリンタ装置B66にて印字した用紙は、
ステップS74で担当者が人手により選別して宛先に配
付する。
【0010】図15(b)によって、ネットワークB6
7に接続したコンピュータB62において作成した文書
をFAX情報として発信する動作を説明する。
【0011】ステップS81で,コンピュータB62に
内蔵する文書作成部B81で文書を作成する。この際、
前述の受信したFAX情報に返信文書等を作成する場合
は、用紙に印字された内容を基に文書を作成するなどの
作業を行う。
【0012】ステップS82で,FAXサーバB61に
FAX送信の指示を与える。FAX送信指示に際し、コ
ンピュータB62より宛先FAX番号等の指示を追加す
る。
【0013】ステップS83で,FAXサーバB61に
内蔵するFAX制御部は指示された文書をFAXモデム
B71により発信する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術によるコンピュータ・ネットワークでは、次に示す
ような問題点があった。
【0015】1)コンピュータ・ネットワークに接続さ
れた各コンピュータより、FAXサーバを経由して外部
の公衆回線にFAXを送信する技術は既に実用化されて
いるが、逆に外部の公衆回線よりFAXサーバに到来す
るFAXはコンピュータ・ネットワークに接続された各
コンピュータのユーザへ配信する手段がない。
【0016】したがって、外部の公衆回線よりFAXサ
ーバに到来するFAXは、次のような人手による方法で
該当する宛先に届けられる。
【0017】プリンタ装置により印字された用紙を人手
により宛先を確認し、該当する宛先に人手により配付す
る。
【0018】あるいはまた、前記のFAXサーバのFA
X受信ファイルを開いて宛先を人手により確認し、該当
する宛先へイメージ情報としてFAX情報を転送する操
作を行う。
【0019】2)コンピュータ・ネットワークに接続さ
れた各コンピュータにおいて、FAXで送られてきた文
書等のFAX情報をもとにして返信を作成する場合は、
あらためて最初から文書を作成するしか方法がない。
【0020】あるいはまた前記のFAX情報をもとにし
て別の文書を作成する場合は、あらためて最初から文書
を作成するしか方法がない。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次に示す手段を取った。
【0022】1)コンピュータ・ネットワークに接続さ
れたユーザに宛てたFAX文書の送信に際して、FAX
文書の冒頭に宛先情報を記載する電子メールフォームシ
ートを追加し、コンピュータ・ネットワークに接続され
たFAXサーバは受信したFAX情報より電子メールフ
ォームシートを認識してその記載内容を文字認識部で解
読する。
【0023】このことにより、コンピュータ・ネットワ
ークに接続されたFAXサーバは受信したFAX情報を
当該コンピュータ・ネットワーク内の該当する宛先であ
るユーザのコンピュータへFAX情報を転送するという
作用を得る。
【0024】2)コンピュータ・ネットワーク内の該当
する宛先であるユーザのコンピュータへ転送するFAX
情報は、イメージ情報とともにFAXサーバの文字認識
部で解読したものを同送する。
【0025】このことにより、コンピュータ・ネットワ
ークに接続されたコンピュータにおいて、受信したFA
X情報に基づいた返信文書の作成、あるいはまた受信し
たFAX情報のファイリングを行うという作用を得る。
【0026】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示すような形態
を取る。
【0027】1)コンピュータ・ネットワークに接続し
たFAXサーバは、受信したFAX文書の先頭部にある
電子メールフォームシートを検索して認識する手段を有
し、前記のフォームシートに記載された宛先情報を解読
する文字認識部を持ち、さらに文字認識部で認識した文
字情報に基づいて当該コンピュータ・ネットワークに接
続したコンピュータの中から宛先に該当するコンピュー
タを割り出す。
【0028】この手段により、FAXサーバの受信した
FAX情報は、発信元の意図した送信先に転送するとい
う作用を得る。
【0029】2)FAXサーバより当該コンピュータ・
ネットワークに接続した宛先のコンピュータに転送され
るFAXサーバの受信したFAX情報は、イメージ情報
としての本来のFAX画像よりなるFAX情報ととも
に、FAXサーバの持つ文字認識部で解読したFAX情
報とを転送する。
【0030】この手段により、宛先のコンピュータに転
送されたFAX情報は電子文書として返信文書作成の基
礎として使用され、また保存文書としてファイリングす
るという作用を得る。
【0031】3)フォームシートを持たないFAX文書
あるいはフォームシートの内容が不完全なFAX文書は
FAXサーバのFAX受信ファイルに格納し、当該コン
ピュータ・ネットワークに接続したコンピュータのいず
れかが前記のファイルを開いてその内容を確認し、宛先
を特定した時点で自動的に該当する宛先にFAX情報を
転送する。
【0032】この手段により、FAXサーバの受信した
FAX情報は、発信元の意図した送信先に転送するとい
う作用を得る。
【0033】4)コンピュータ・ネットワークに接続し
たコンピュータにおいてFAXサーバにFAX送信を指
示する文書を作成する場合、該当するコンピュータにお
いては作成した文書の先頭部分に自動的にフォームシー
トの様式を挿入して送信先のコンピュータ・ネットワー
クにおける宛先の電子メールアドレスを記載する環境を
整える。
【0034】この手段により、FAXサーバの発信した
FAX情報は、相手先のコンピュータ・ネットワークを
通して、発信元の意図した送信先に転送するという作用
を得る。
【0035】
【実施例】この発明による代表的な実施例を図1ないし
図12によって説明する。
【0036】請求項1および請求項2に記載の発明の代
表的な実施例について、図1、図2、図4、図8、図9
および図10によって説明する。
【0037】以下に図4によって前記のFAXサーバで
FAX受信時の動作フローについて説明する。
【0038】ネットワークB07に接続されたFAXサ
ーバB01は、外部の公衆回線を経由してFAX装置B
05よりFAX情報を受信する。
【0039】ステップS01で、FAXサーバB01に
内蔵するFAXモデムB11はFAX情報を受信し、F
AX制御部B12の指示によりフォームシート判定部B
15にまわす。
【0040】ステップS02で、フォームシート判定部
B15は該当するFAX情報の先頭部分をチェックして
フォームシートの有無を判定する。
【0041】フォームシートの様式の実施例は図8に示
す。当該フォームシート1は宛先名フィールド4を有
し、前記宛先名フィールド4には図9(a)に示したよ
うにネットワークB07に接続したコンピュータB02
の電子メールアドレスが記載されている。
【0042】また前記宛先名フィールド4の次には写し
フィールド5があり、宛先名フィールド4に記載された
宛先以外に送信した宛先の電子メールアドレスが記載さ
れている。なお必要に応じて経由するFAX番号も併記
される。この場合、併記されるFAX番号はカッコでく
くり、電子メールアドレスとの区別がなされる。
【0043】さらに写しフィールド5に続いて送信名フ
ィールド6がある。前記送信名フィールド6には送信者
の電子メールアドレスおよび発信時のFAX番号が記載
される。併記されるFAX番号はカッコでくくり、電子
メールアドレスとの区別がなされる。
【0044】前記の宛先名フィールド4、写しフィール
ド5および送信名フィールド6は罫線で囲まれた領域で
構成し、1マスに1個の文字を記載する。
【0045】そしてこの実施例では、宛先名フィールド
はその先頭に「To:」を付与して示し、また写しフィ
ールドはその先頭に「Cc:」を付与して示し、さらに
送信名フィールドはその先頭に「From:」を付与し
て示す。なお、電子メールのアドレス内容の詳細は、ネ
ットワークB07を構成するハードウェアおよびソフト
ウェアの持つ規約による。
【0046】当該FAX情報の先頭部にフォームシート
1が存在しない場合は当該FAX情報は電子メールへの
転送を行わないと判定してステップS07に進み、FA
X受信ファイルB13にFAX情報を格納して受信動作
は終了する。
【0047】またステップS02でフォームシート判定
部B15がフォームシートの存在を確認した場合はステ
ップS03に進み、文字認識部B16で当該フォームシ
ート1に記載された文字内容を解読し、前記文字認識部
B16が当該フォームシート1の宛先名フィールド4に
電子メールのアドレスが記載されているか否かをチェッ
クする。
【0048】前記のフォームシート1の宛先名フィール
ド4に電子メールのアドレスが記載されていない場合は
当該FAX情報は電子メールへの転送を行わないと判定
してステップS07に進み、FAX受信ファイルB13
にFAX情報を格納して受信動作は終了する。
【0049】またステップS03で文字認識部B16が
前記の宛先名フィールド4に電子メールのアドレスを認
識した場合は、当該FAX情報を電子メールへ転送する
と判定してステップS04に進み、文字認識部B16が
前記のFAX情報全域にわたって記載された文字情報を
解読する。
【0050】ステップS05で、電子メール文書作成部
B17において宛先への電子メールを作成する。前記の
電子メールは、先頭のメールヘッダとイメージ情報より
なるFAX情報と、文字認識部B16が前記のFAX情
報全域にわたって記載された文字情報を解読した文書情
報とで構成される。
【0051】電子メール文書作成部B17において作成
した前記のメールヘッダの実施例を図9に示す。
【0052】すなわち、まず冒頭に「To」と表示した
個所を宛先フィールドに記載された宛先情報と認識し、
1マスごとに1文字ずつ宛先の文字が存在するとして文
字認識部B16が解読して宛先の文字列を作成する。
【0053】図9(a)の例で示した宛先情報は、図9
(b)に示したごとく「To:miyama@win
e」と変換され、当該FAX情報の詳細な宛先はネット
ワークB07に接続した中の「wine」というコード
で登録されたコンピュータの使用者である「miyam
a」であることを示している。
【0054】以下に写しフィールドおよび送信名フィー
ルドを文字認識して、最終的には図9(a)の例で示し
たフォームシートの記載内容は図9(b)に示したよう
に変換される。そしてこれらの文字列が図10に示した
ようにネットワークB07を経由して転送されるFAX
情報のメールヘッダとなる。
【0055】図10で示した例では、発信元を「Fro
m:faxmgr@faxsv」と記載して、当該文書
がネットワークB07に接続したFAXサーバが受信し
たFAX情報であり、発信元は「katakura@t
etris」で、ファックス番号は「0427−96−
5211」であることを示している。
【0056】また、前記のメールヘッダを添付して転送
されるFAX情報は、前記のFAX情報を文字認識部B
16が解読した文書情報とともに、受信時の形態を保っ
たイメージ情報との両者を送信する。
【0057】このことにより、当該FAX文書に含まれ
る図形等の文字以外の情報も確実に宛先に伝達する手段
を有する。
【0058】ステップS06で電子メール受発信部より
FAX情報の目的とする宛先へ電子メールを発信して、
FAXサーバB01のFAX受信動作は終了する。
【0059】請求項3に記載の発明の代表的な実施例に
ついて、図1、図2および図5によって説明する。
【0060】以下に図5によって前記のFAX受信ファ
イルB13に格納されたFAX情報をネットワークB0
7に接続したコンピュータB02が検索する動作フロー
について説明する。
【0061】FAXサーバB01に内蔵するFAX受信
ファイルB13には、フォームシートを持たないものあ
るいはフォームシートに電子メールのアドレス情報の記
載の無いものなど、電子メールで転送できなかったFA
X情報が格納されている。
【0062】ステップS12で、コンピュータB02が
FAXサーバB01に内蔵するFAX受信ファイルB1
3を開き、収納されたFAX情報の宛先を確認する。
【0063】該当するFAX情報が検索する本人宛のも
のであると指定した場合、ステップS13に進んでFA
XサーバB01は該当するFAX情報を文字認識部B1
6で文字情報に変換するか否かを確認する。文字情報に
変換するのを選択した場合はステップS14に進んでF
AXサーバB01は該当するFAX情報を文字認識部B
16で文字情報に変換し、ステップS15に進んで該当
するFAX情報をコンピュータB02に格納する。
【0064】またステップS13で変換不要とした場合
は、イメージ情報のままの状態でステップS15に進ん
で該当するFAX情報をコンピュータB02に格納す
る。
【0065】またステップS12で該当するFAX情報
が検索する本人宛のものでないと指定した場合ステップ
S17に進んで、前記のFAX情報に記載された宛先を
読んで、FAXサーバB01に内蔵するアドレスファイ
ルB19より該当する電子メールのアドレスを指定す
る。
【0066】ステップS18で、FAXサーバB01に
内蔵する電子メール文書作成部B17は前述のFAX受
信時の電子メール文書作成の場合と同様の手順で電子メ
ール文書を作成し、ステップS19で該当する宛先へ電
子メールを発信する。
【0067】FAX受信ファイルB13に収納されたす
べてのFAX情報を検索し終わったら、FAX受信ファ
イルB13を閉じて検索の動作は終了する。
【0068】請求項4に記載の発明の代表的な実施例に
ついて、図1、図2、図3、図6、図7、図10、図1
1および図12によって説明する。
【0069】以下にまず図6によってネットワークB0
7に接続されたコンピュータB02において返信を発信
する動作フローに沿って説明する。
【0070】コンピュータB02はFAXサーバB01
より受け取ったFAX情報をもとに、ステップS21で
返信文書を電子メール文書作成部B22において作成す
る。
【0071】ここでは図10に記載した電子メールによ
るFAX情報に対して作成した返信文書のヘッダ部作成
の例を、図11によって説明する。
【0072】ステップS22に進み、FAXサーバB0
1より受け取ったFAX情報のヘッダ部を電子メールヘ
ッダ解析部において解析する。
【0073】ステップS23に進み、返信文書の電子メ
ールヘッダを作成する。この際、電子メールヘッダ作成
部B24は自動的に次の動作を行う。
【0074】1)返信文書の「To:」で示した宛先欄
には、FAXサーバB01より受け取ったFAX情報の
電子メールヘッダに記載された「From:」で示した
送信元名の電子メールアドレスとFAX番号を転記す
る。
【0075】すなわち、図10および図11に記載した
例のごとく、図10の「From:faxmgr@fa
xsv」を変換して返信文書の宛先を「To:faxm
gr@faxsv」とする。
【0076】2)返信文書の「Cc:」で示した写し欄
には、FAXサーバB01より受け取ったFAX情報の
電子メールヘッダに記載された「Cc:」で示した複写
送信先名の電子メールアドレスおよびFAX番号をその
まま転記する。
【0077】3)返信文書の「From:」で示した発
信元欄には、FAXサーバB01より受け取ったFAX
情報の電子メールヘッダに記載された「To:」で示し
た送信元名の電子メールアドレスとFAX番号を転記す
る。なお必要に応じてFAX番号部B20に格納したF
AXサーバB01の番号を転記してもよい。
【0078】すなわち、図10および図11に記載した
例のごとく、図10の「To:miyama@win
e」を変換して返信文書の宛先を「From:miya
ma@wine」とする。
【0079】作成された電子メールヘッダは、ステップ
S24で表示部(図示せず)に表示されて操作者の確認
を促す。必要に応じてステップS23に戻って修正す
る。
【0080】電子メールヘッダ作成部B24の自動生成
した電子メールヘッダの例を図10に示す。ここに図1
1(a)はSubject(主題)として当初の発信元
のFAX番号を表示して返信文書であることを表してい
る例であり、また図11(b)は、返信元のFAX番号
を表示して、FAXからの返信であることを示したもの
である。
【0081】次いでステップS25に進み、返信文書の
FAX送信におけるフォームシートを作成する。この
際、フォームシート作成部B25は自動的に次の動作を
行う。
【0082】1)フォームシート作成部B25の中にあ
らかじめ用意しておいたフォームシートを取り込む。
【0083】2)前記のフォームシートに前記の電子メ
ールヘッダのデータを転記する。
【0084】すなわち、図10および図12に記載した
例のごとく、図10の「Fax−From:katak
ura@tetris(0427−96−5211)」
を変換してフォームシートに記載する返信文書の宛先を
図12の「katakura@tetris(0427
−96−5211)」とする。
【0085】作成された返信用フォームシートは、ステ
ップS26で表示部(図示せず)に表示されて操作者の
確認を促す。必要に応じてステップS25に戻って修正
する。
【0086】完成した返信文書は、ステップS27でF
AXサーバへ送信する。
【0087】次に図7によってネットワークB07に接
続されたFAXサーバB01において返信を発信する動
作フローに沿って説明する。
【0088】ステップS31でFAXサーバB01の電
子メール送受信部B14はネットワークB07に接続し
たコンピュータB02よりFAX送信の文書を受信す
る。
【0089】ステップS32でフォームシート作成部B
18は、まず受信した文書の先頭にフォームシートが存
在するか否かを確認する。
【0090】ステップS33でフォームシートの存在が
確認されれば前記のフォームシートの中に記載されたF
AX番号を抽出し、ステップS35に進んでFAX送信
を行う。
【0091】なおステップS33でフォームシートの存
在が確認されなければ、前記のコンピュータB02でフ
ォームシートを作成しなかったので、ステップS36に
進んでフォームシート作成部B18にあらかじめ準備さ
れているフォームシートの様式を引き出し、さらにステ
ップS37で電子メールヘッダより「To:」で導かれ
る宛先部を抽出して、それよりカッコで囲まれた宛先の
FAX番号を抽出して前記のフォームシートの宛先名フ
ィールドに記載する。同時に、発信元としてFAXサー
バB01に割り当てられているFAX番号をFAX番号
部B20より取り出して、前記のフォームシートの送信
名フィールドに記載する。
【0092】ステップS35で、FAX制御部B12は
FAXモデムを制御してFAX送信を行う。
【0093】
【発明の効果】この発明により、以下に示すような効果
が期待できる。
【0094】1)コンピュータ・ネットワークに接続し
たFAXサーバは、受信したFAX文書の先頭部にある
電子メールフォームシートを検索して認識する手段を有
し、前記のフォームシートに記載された宛先情報を解読
する文字認識部を持ち、さらに文字認識部で認識した文
字情報に基づいて当該コンピュータ・ネットワークに接
続したコンピュータの中から宛先に該当するコンピュー
タを割り出す。
【0095】この手段により、FAXサーバの受信した
FAX情報は、発信元の意図した送信先に自動的に転送
するので、誤配達、紛失等の人手による配付にありがち
な事故は本質的に防止できる。さらに情報の滞留が未然
に防げるという効果を得る。
【0096】2)FAXサーバより当該コンピュータ・
ネットワークに接続した宛先のコンピュータに転送され
るFAXサーバの受信したFAX情報は、イメージ情報
としての本来のFAX画像よりなるFAX情報ととも
に、FAXサーバの持つ文字認識部で解読したFAX情
報とを転送する。
【0097】この手段により、宛先のコンピュータに転
送されたFAX情報は電子文書として返信文書作成の基
礎として使用され、また保存文書としてファイリングす
ることができるので返信文書の作成が迅速化が計れる
上、返信文書の正確さが容易に達成できるという効果を
得る。
【0098】3)フォームシートを持たないFAX文書
あるいはフォームシートの内容が不完全なFAX文書は
FAXサーバのFAX受信ファイルに格納し、当該コン
ピュータ・ネットワークに接続したコンピュータのいず
れかが前記のファイルを開いてその内容を確認し、宛先
を特定した時点で自動的に該当する宛先にFAX情報を
転送する。
【0099】この手段により、FAXサーバの受信した
FAX情報は、発信元の意図した送信先に迅速に転送で
きるという効果を得る。
【0100】4)コンピュータ・ネットワークに接続し
たコンピュータにおいてFAXサーバにFAX送信を指
示する文書を作成する場合、該当するコンピュータにお
いては作成した文書の先頭部分に自動的にフォームシー
トの様式を挿入して送信先のコンピュータ・ネットワー
クにおける宛先の電子メールアドレスを記載する環境を
整える。
【0101】この手段により、コンピュータ・ネットワ
ークに接続されたコンピュータがFAXサーバを通じて
文書を送信する際に必要なフォーマットを自動的に整え
ることができ、また送信に際しても自動的に再度確認す
るという環境を提供するという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】FAXサーバの概略構成図。
【図2】ネットワークの概略構成図。
【図3】ネットワークに接続したコンピュータの概略構
成図。
【図4】FAX受信時の動作フローチャート。
【図5】受信FAX検索時の動作フローチャート。
【図6】メール返信時の動作フローチャート(コンピュ
ータ)。
【図7】メール返信時の動作フローチャート(FAXサ
ーバ)。
【図8】この発明によるフォームシートの実施例を示す
図。
【図9】フォームシートの記載と文字認識による変換の
例を示す図。
【図10】FAXより転送する電子メールヘッダの例を
示す図。
【図11】受信後に返送する電子メールヘッダの例を示
す図。
【図12】返信用フォームシートの記載例を示す図。
【図13】従来の技術による概略構成図。
【図14】従来の技術によるネットワークの概略構成
図。
【図15】従来の技術によるFAX受発信時の動作フロ
ーチャート。
【符号の説明】
B01……FAXサーバ B02……コンピュータ B13……FAX受信ファイル B15……フォームシート判定部 B16……文字認識部 B17……電子メール文書作成部 B25……フォームシート作成部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FAXサーバを含み、接続した複数のコン
    ピュータの間での電子メールサービスが提供されるネッ
    トワークシステムにおいて、FAXサーバ(B01)は
    受信したFAX情報の先頭部が電子メールフォームシー
    トか否かを判定するフォームシート判定部(B15)を
    持ち、前記フォームシート判定部(B15)により前記
    FAX情報の先頭部が電子メールフォームシートである
    ことを確認した場合に当該電子メールフォームシートに
    記載された文字を読み取って電子メールアドレスを認識
    する文字認識部(B16)を持ち、前記文字認識部(B
    16)により読み取った電子メールアドレスにしたがっ
    て電子メール文書を作成する電子メール文書作成部(B
    17)を持つことにより、FAXサーバの受信したFA
    X情報を電子メールで電子メールアドレスに転送するこ
    とを特徴とする、ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】前記のFAXサーバ(B01)より電子メ
    ールで電子メールアドレスに指定したコンピュータ(B
    02)へ転送されるFAX情報は、FAXサーバの受信
    した画像情報を文字認識部(B16)が解析した文字情
    報と、FAXサーバ(B01)の受信したままの画像情
    報であることを特徴とする、請求項1に記載のネットワ
    ークシステム。
  3. 【請求項3】前記のFAXサーバ(B01)は、前記フ
    ォームシート判定部により前記FAX情報の先頭部が電
    子メールフォームシートでないことを確認した場合、あ
    るいは電子メールフォームシートに電子メールアドレス
    情報が存在しないことを確認した場合に当該FAX情報
    をそのままFAX受信ファイル(B13)に保管し、操
    作者が前記FAX受信ファイルを開いて先頭部分に電子
    メールアドレスを追記することにより自動的に前記FA
    X情報を電子メールで電子メールアドレスに指定したコ
    ンピュータ(B02)へ転送することを特徴とする、請
    求項1または請求項2に記載のネットワークシステム。
  4. 【請求項4】前記のネットワークに接続したコンピュー
    タ(B02)よりFAXサーバ(B01)にFAX送信
    を指示する際に、当該コンピュータ(B02)において
    はフォームシート作成部(B25)が自動的にフォーム
    シートを準備して相手先のアドレスの記載を促し、また
    FAXサーバ(B01)においてもフォームシート作成
    部(B25)が自動的にフォームシートを準備して送信
    先のネットワークにおける電子メールアドレスの記載の
    要否を確認する手段を持つことを特徴とする、請求項1
    または請求項2または請求項3に記載のネットワークシ
    ステム。
JP8208304A 1996-08-07 1996-08-07 ネットワークシステム Pending JPH1051484A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1198298A (ja) * 1997-09-24 1999-04-09 Giken Shoji International Kk 電子メール送信システム
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