JPH10513575A - 回析性光学素子の成形法 - Google Patents

回析性光学素子の成形法

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JPH10513575A JP8524300A JP52430096A JPH10513575A JP H10513575 A JPH10513575 A JP H10513575A JP 8524300 A JP8524300 A JP 8524300A JP 52430096 A JP52430096 A JP 52430096A JP H10513575 A JPH10513575 A JP H10513575A
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Abstract

(57)【要約】 所望の複レベル回折パターンの型(15)を、フォトリソグラフィ法を用いて石英原板(14)の鋳型表面上にエッチングし(50)、この石英原板(14)を鋳型の一部として組み付け(52)、プラスチック成形材料を鋳型(56)内及び石英原板(14)の鋳型表面に対して射出して回折性光学素子(24)を射出成形するする工程を含む、回折性光学素子(24)の製造方法。回折パターン(15)はVLSIフォトリソグラフィ法を用いて石英原板(14)上に形成されることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 回折性光学素子の成形法発明の背景 本発明は、光学素子及びその生産の向上に係り、特に少なくとも一方の面に回 折性を有する光学素子に関する。 回折性光学技術は、頭部装着型表示装置、ファイバー光学カップラ及びコネク タ用の焦点合わせ及び視準のための光学系、並びにその他光学相互接続装置等の ような、解像度の高い画像装置を含む多くの光学系装置において、必要度が増し てきている。 回折性光学素子の一種として、「自然ホログラム」が知られている。この自然 ホログラムは、写真乾板上でコヒーレント光線を干渉させ、この写真乾板を現像 することによって製作される。このようなホログラムの一例として、米国特許番 号4,607,914 であるFienupの“Optical Systems and Design Techniques Using Holographic Optical Elements"が挙げられる。しかしながら、これらの自然ホ ログラムは量産が困難である。 このようなホログラムの量産問題を解決するために、計算機生成ホログラム(C GH's)が開発されている。CGH's は、特定の機能を行うための所望のホログラフ パターンを算出し、そのパターンをガラス又は他の基板上にフォトリソグラフィ 法又はその他の技術を用いて形成することによって製作される。この技術は、例 えば米国特許番号4,960,311 であるMoss et al.の“Holographic Exposure Sys tem for Computer-Generated Holograms"に説明されている。 自然ホログラムが、レンズやプリズム等の従来の屈折性光学素子を置き換える ために用いられる場合、この自然ホログラムは、一般的にホログラフ性光学素子 (HOE's)と呼ばれる。CGH's が同様の屈折性光学素子を置き換えるために用いら れる場合にHOE's をCGH's から区別するために、このように用いられるCGH's は 一般的に回折性光学素子(DOE's)と呼ばれる。 自然ホログラムが元来アナログであるのに対し、CGH's は元来デジタ ルである。すなわち、CGH の計算は、離散的位置(よく「画素」と呼ばれる)に おけるCGH パターンを計算し、位相関数及び振幅関数を離散的準位に量子化する ことによって行われる。これは、主にCGH's の製作を容易にするために行われる 。例えば、米国特許番号4,895,790 であるSwanson et al.の“High Efficiency ,Multi-Level,Diffractive Optical Elements"には、2N(大文字“N”は使用 されるマスク及びエッチング工程の数)の位相レベルを含むCGH's の製作が述べ られている。これは一般的に「フォトリソグラフィック」な方法と呼ばれる。 あるDOE's はダイヤモンド旋削によって形成され、ダイヤモンド旋削生産に関 する詳細は、Laser Focus World 1994年10月号所載のMichael R.Feldman による“Diffractive Optics Move into the Commercial Arena”に述べられて いる。この記事の開示内容は以下で参照される。 ダイヤモンド旋削は、複レベルDOE よりはむしろ連続DOE を産出する。すなわ ち、ブレーズド回折格子が必要な場合、各周期のブレーズは、複レベルDOE の階 段状近似とは対照的に、滑らかに形成される。連続パターンの方が好ましいが、 連続パターンの製作を可能にする方法は、フォトリソグラフィ法の持つ多くの利 点を有してはいない。例えば、ダイヤモンド旋削で製作できるフリンジの数は、 通例数百以下に限られる。また、製作できる最も小さい格子周期は、通例5〜2 0ミクロンに限られる。 一方、フォトリソグラフィ法は、何千ものフリンジを1〜2ミクロンの格子周 期でDOE に組み込むことができる。 直接書き込み式のフォトリソグラフィ法も(特許番号 4,895,790に述べられて いる従来のフォトリソグラフィ法とは対照的に)、複レベルDOE を製作するため に使用することができる。直接書き込み式フォトリソグラフィ法では(Laser Fo cus World の記事にも述べられているように)、マスクを使用する代わりに、電 子ビーム又はレーザーが、フォトレジストを所望のレベルに直接露出するために 用いられる。マスクを使用しないことで、理論的には費用の節減とより良いアラ イメントとが実現 できる。しかしながら、現在のところ、この技術は従来のフォトリソグラフィ法 のようには業務用として実用化されていないが、この技術ではエッチング深さの 制御が不正確であることにその一因がある。 しかしながら、ダイヤモンド旋削又はフォトリソグラフィ法によって個々にDO E's を製作することは、非常に速度が遅いとともに、費用がかかる工程である。 ところが、フォトリソグラフィ法は、多数のDOE's を同時に生産するために使 用することもできる。これは多くの場合DOE's の価格を安くできるものの、一般 的なDOE's 製品は(用途によるが)、さらに多くの場合、プラスチック屈折レン ズよりも高価である。このことは、特に直径0.25 から 0.5インチ以上のレンズ において、顕著である。 フォトリソグラフィ法による生産が比較的高コストであるのは、使用する材料 が高価なことにある程度原因がある。例えば、直径1インチの精密プラスチック 屈折レンズは、レンズ1個当たり1ドル〜5ドル以下であるが、これはフォトリ ソグラフィ法で製作された同等のDOE レンズの材料費より高額である。フォトリ ソグラフィ法で使用される最も一般的な基板材料は、4,895,790 特許にあるよう に、石英(二酸化珪素)のようなガラス系である。両面研磨石英基板の通常価格 は、1平方インチ当たり約3ドル50セントである。 米国特許番号5,013,494 は、他のDOE's 形成方法を教示している。この特許は 、傾斜イオンビーム研磨法を用いた方法を教示している。これは、連続的なブレ ーズ機能を与えるが、このブレーズは一方向に限られている。つまり、直線回折 格子が必要であり、ブレーズ角は変更できない。 DOE'sの機能は、HOE's のそれとは多少異なる。HOE's は通常厚く、この厚み がブラッグ選択性を与えている。ブラッグ選択性とは、1つの特定の波長に対す る「ブラッグ角」として知られる、1つの特定の角度で非常に高い回折効率があ ることである。他の波長及び/あるいは他の角度の光は、影響を受けることなく ホログラムを透過する。ブラッグ選択性は、ホログラムが厚いことを必要とする 。このため、厚みは、回折 格子がその表面以外にも情報を有していることを意味する。すなわち、回折格子 は、平面構造ではなく、むしろ立体構造である。 DOE's は、フォトリソグラフィ法又はエンボシングによって量産できるという 利点を有する。しかしながら、厚いHOE's は、量産できないため、量産されるDO E's よりも高額になる。薄いDOE's は、しばしばエンボシングによって複製され る。 エンボシングによるDOE's の複製は、フォトリソグラフィ法による量産方法と 似た欠点を持つ。高精度のDOE のエンボシングによる複製には、丈夫で研磨され た透明な基板が必要である(そうでなければ反り又は歪みが生じてしまう)。一 般的には、石英のようなガラスが使用され、その材料費はフォトリソグラフィ法 の材料費とほぼ同じである。 屈折部品のプラスチック射出成形は、当業者によく知られている。大抵、原板 屈折素子は、ダイヤモンド旋削によって生産される。原板は、ニッケル又は鉄の ような金属に直接ダイヤモンド旋削して作られる。この金属原板は、その後機械 加工されて、型にボルト固定される。あるいは、原板は、石英のような機械加工 しにくい素材で作ることもできる。石英原板は、よく知られている電気鋳造法に よってニッケル原板に変換することができる。 しかしながら、低価格での、DOE's の量産、特に複レベルDOE's の量産は未だ 不可能である。低価格でのD0E's の量産に使用できる射出成形のような生産技術 は、現在も必要とされつづけている。発明の要約 本発明はこの必要性を満たすため、鋳型表面上に所望の回折パターンの型を有 する原板素子を、鋳型の一部として組み付け、鋳型内部及び原板素子の鋳型表面 に対して成形材料を射出して回折性光学素子を射出成形する工程を含み、それに よって光学素子にその表面上に所望の回折パターンを持たせる、回折性光学素子 の製作方法を提供する。準備工程は複レベル回折として回折パターンを用意して もよい。組み立て工程は石英の原板素子の準備を含んでもよい。 また、この方法は所望の回折パターンの型をフォトリソグラフィ法を 用いて原板素子上にエッチングする予備工程を含んでもよい。通常、射出工程は プラスチック材料の射出を含む。 本発明はまた、所望の回折パターンの型が形成された鋳型表面と、対向表面と 、を有する第1の原板素子を準備し、所望の回折パターン又は屈折性形状の型が 形成された鋳型表面と、対向表面と、を有する第2の原板素子を準備し、前記各 原板素子を、それぞれの鋳型表面が射出成形機において対向するように方向合わ せし、一方の面に回折パターンを有し他方の面に回折パターン又は屈折性形状を 有する、射出成形された光学素子を成形するために、適当な基盤材料を前記射出 成形機内に射出する、各工程を含み、回折性光学素子又は回折性/屈折性複合素 子を低コスト及び高い生産性をもって製造できることを特徴とする。 前記準備工程のうちの1つ又は両方は、前記回折パターンを複レベル回折とし て用意する工程であってもよい。また、前記準備工程のうちの1つ又は両方は、 石英の原板素子を用意する工程を含んでもよい。 この方法は、フォトリソグラフィ法を用いて前記原板素子のうちの少なくとも 1つの上に前記所望の回折パターンの前記型をエッチングする予備的工程をさら に含んでもよい。 前記射出工程は、プラスチック基板材料を射出することによって行われること が好ましい。 前記準備工程は、前記第1及び第2の基板素子のうちの少なくとも1つにその 前記対向表面上にアライメントキャビティを設ける工程を含み、前記方向合わせ 工程は、前記射出成形機に取り付けられているアライメントピンを前記アライメ ントキャビティに挿入する工程を含んでもよい。 前記準備工程は、前記第1及び第2の基板素子の前記対向表面上にアライメン トキャビティを設ける工程を含み、前記方向合わせ工程は、アライメントピンを 前記アライメントキャビティ及び前記射出成形機のキャビティに挿入し、それに よって前記基板素子が互いに方向合わせされるようにする工程を含んでもよい。 本発明はまた、複レベル回折パターンが成形された表面を有する射出 成形品を含むことを特徴とする光学素子を提供する。この素子は好ましくはプラ スチック材料から成るのがよい。1つの実施例では複レベル回折パターンは計算 機生成ホログラムである。 本発明はまた、第1の表面及び第2の表面を有する、射出成形によって形成さ れた光学素子であって、前記第1の表面及び第2の表面は、それぞれ複レベル回 折パターンを有することを特徴とする光学素子を提供する。別の実施例では第1 の表面は複レベル回折パターンが形成され、第2の表面は光を屈折するように形 成されている。 本発明はまた、アライメントピンが表面に取り付けられ、前記アライメントピ ンが射出鋳型の中のアライメントキャビティに嵌入されることによって、前記射 出鋳型の正確な位置決めを可能とすることを特徴とする射出成形ピンを提供する 。また本発明は、表面に1つ又はそれ以上のアライメントキャビティを有し、ア ライメントナッブが前記アライメントキャビティに嵌入されることによって、前 記アライメントナッブに取り付けられている又は連通している射出鋳型の正確な 位置決めを可能とすることを特徴とする射出成形ピンを提供する。 本発明は更に、第1及び第2の面を有する鋳型原板であって、第1の面は回折 性の光学的凹凸を有する成形された光学素子上の起伏の伝達に適しかつフォトリ ソグラフィ法によって鋳型原板上に形成される、光学素子を形成するための鋳型 原板を提供する。この回折性の光学的凹凸は第1の面の大部分を占め、また各凹 凸のサイズはおよそ1ミクロンである。 デジタル光学素子は、適当な光源とセンサとを有しデジタル光学素子が光源と センサとの間のレンズの役割をする、頭部装着型表示装置、バーコードスキャナ 及びコンパクトディスクプレーヤを含む、様々な製品に使用することができる。図面の簡単な説明 本発明は以下の好ましい実施例の詳細な説明を読み図面を吟味することによっ てより理解されるであろう。 図1は、本発明の実施例による原板を装着した型を見通した概略断面 図であり、 図2は、本発明の他の実施例による原板を装着した型を見通した概略断面図で あり、 図3は、2つの面に複レベル回折性を有するデジタル光学素子の上部を示した 大倍率で拡大した概略断面図であり、 図4は、一方の面が他面と共役である2つの面に複レベル回折性を有するデジ タル光学素子の上部を示した大倍率で拡大した概略断面図であり、 図5は、一方の面に複レベル回折性を有し他面に屈折面を有するデジタル光学 素子の上部を示した大倍率で拡大した概略断面図であり、 図6は、好ましい実施例による光学素子の製作工程のフローチャートであり、 図7は、本発明の実施例によるバーコードスキャナの概略図であり、 図8は、本発明の実施例によるコンパクトディスクプレーヤの概略図であり、 図9は、本発明の実施例による頭部装着型表示装置の概略図である。好適な実施例の詳細な説明 本発明は、回折面を有する光学素子を射出成形によって低コストで製造する方 法を提供する。図1は、好適な射出成形機の概略図である。成形機10は、殆ど の部分が従来のものであり、光学素子を成形する成形キャビティ11を有する。 成形ピン20は、成形キャビティ11内を往復し、成形の際に閉じるとともに、 成形された製品を取り出す際に開くようになっている。1つ又はそれ以上の射出 口22が、成形ピン20が閉じている際に溶融材料をキャビティ11に射出して 光学素子を形成することができるように、適当に位置決めされている。 回折性の型素子14は、成形ピン20上に装着される。孔18が、成形ピン2 0上に形成された中心決めピン16を受けるために、回折性型素子14の下面に 形成されている。 キャビティ11の上端は、屈折性の型素子12に接している。屈折性 型素子12の屈折性曲面は、任意のものでよい。型素子12は、それによって成 形されるレンズ表面が回折性型素子14によって成形される表面と好ましくは協 同するように、ネガティブ、ポジティブのどちらであってもよい。あるいは、屈 折性型素子12は、回折性型素子14と同様な回折性の型素子によって代替可能 である。 回折性型素子14は、その上面に凹凸(feature)15を有し、凹凸15は、成 形される素子のネガレリーフ像である。よって、それは、成形される回折性凹凸 のネガであり、その最小の凹凸サイズは約1ミクロンである。通常、回折性の光 学凹凸は、回折性基板によって形成される素子の面の大部分を占める。他に、凹 凸の最小サイズが1/2ミクロン以下であるものも考案されている。もちろん、 より大きな凹凸を成形することもできる。スワンソンらの米国特許5,218, 471号及びスワンソンらの米国特許4,895,790号に開示されたVLS Iフォトリソグラフィ法を用いて、回折性型素子14の表面に凹凸15を形成す る。 当業者にはよく知られているとおり、屈折性型素子12は、成形ピン20のキ ャビティの反対側の端部において、図1の上部に位置する成形ピンにボルトで固 定されるか、図1の上部の前記成形ピンに直接加工される。回折性型素子14は 、成形ピン20に取り付けられる。好適な実施例では、成形ピン20にボルトで 固定された金属板によって、回折性型素子14を機械的に抑える。 フォトリソグラフィ法は、素子14上に基準マークをマークするためにも用い ることができ、それはまた、孔18のためのマークを正確に位置させるために用 いることができる。孔18は、フォトリソグラフィ法又はその他の適当な技術に よって形成される。 中心決めピン16及び孔18は、成形の際に起こるような温度の急激な変化の 間でも回折性型素子14が成形ピン20に対して移動しないように、協同する。 当然、射出口22から射出された溶融プラスチックは高温であり、そのため、大 きな温度勾配と急激な熱膨張及び熱収縮とが生じる。孔18とピン16とによっ て中心合わせをすれば、上記のよう な熱効果が起こっても、回折性型素子14の表面上の凹凸15間の関係が歪むこ とはない。中心決めピン16と孔18とは、好ましくは締まり嵌めによって素子 14を固定し、それによれば、固定部と型素子との間の熱膨張の差が大きすぎる ときには、型素子14を破損させることができる。 回折性型素子14は、好ましくは石英から作られ、前述したスワンソンらの技 術によって製造される。しかしながら、他の適当な材料を用いることもできる。 石英が基板素子として好ましいのにはいくつかの理由がある。石英は、高温下、 高圧下でも軟化せず、熱膨張係数が非常に小さい。また、石英は、フォトリソグ ラフィ法によって容易に模様をつけることができる。 射出成形に用いるために、ダイヤモンド旋削によってニッケルやスチールのよ うな金属に回折性の構造を形成することはできるが、そのような材料に複レベル の回折性を形成することは大変難しい。フォトリソグラフィ法及び他の複レベル 技術で一般的に用いる材料は、石英及び珪素である。更に、通常複レベル回折性 光学素子は、連続的な回折性光学素子よりも最小凹凸サイズが小さいため、熱膨 張及び熱収縮による回折パターンの変形により敏感である。したがって、基板と しては、金属(熱膨張係数が大きい)よりも、石英のような熱膨張係数の小さい 絶縁体を用いるのが好ましい。しかしながら、複レベル回折性光学素子は、両面 素子の各面の間のアライメントに関して要求が大きい傾向があり、ニッケルや鉄 等の機械加工可能な原板基盤の必要性がでてくる。 石英は、特許5,013,494号のブレーズド格子回折性光学素子の成形の ための基板として用いられてきた。しかしながら、この場合は、単一の表面を成 形するだけであるため、アライメントの必要性がないので、石英を用いる方が簡 単であった。 本発明は、フォトリソグラフィ法によって作られた石英基板を鋳型の中に直接 用いることにより、上記のようなジレンマを解決できる。この基板は、回折性光 学素子基板と成形キャビティの他の部分との間の熱係数の違いに関わらずアライ メントを正確に行うことができる、新しいア ライメント技術によってピンに取り付けられる。 本発明でも鋳型素子14が成形ピン20から分離するのを防止するために機械 的な圧迫部を必要とするが、この機械的な圧迫部はピン20にボルトによって緩 く固定され、熱膨張のずれを許容する。 図2は、成形機の他の実施例を示している。この実施例では、成形ピン20’ は、固定ピン16を有する代わりに孔19’を有している。回折性型素子14は 、図1の孔18に相当する孔18’を有する。独立した中心決めピン16’は、 孔18’及び19’に嵌入し、成形ピン上に基板を中心決めする。 なお、図1若しくは図2のピン及び孔の形状は、円筒状である必要はなく、成 形ピン上に基板素子を中心決めしやすいように、ピンの中央部から両端に向かっ ていくらか先細になっていることが望ましい。また、ピン16若しくは16’は 、直立した板の形状に近くなるように1つの半径方向に延ばされていてもよく、 その場合、孔18’及び19’(図1では孔18)はそれに合った形状に延ばさ れる。この形状は、基板素子14の成形ピン20に対する回転を防ぐことができ 、望ましい。 図1及び図2に示されている成形素子14及び12は、図5に示すレンズ24 と同様な光学素子を作るために用いることができる。レンズ24は、対向する屈 折表面28及び回折表面26を備えている。屈折表面及び回折表面の各形状は、 どのような光学的効果を望むかによって決められる。 図3は、2つの有効面に回折表面30、34を有するプラスチックレンズ32 を示している。同様に、図4は、回折表面36、40を有するように成形された プラスチックレンズ38を示している。図4のブレーズパターンは、図5、図3 に示す複レベル回折パターンを他の実施例に適用した場合に、何らかの結果を期 待する場合に有効である。 本発明に係る光学素子の成形において特に重要なのは、光学素子の少なくとも 1つの面上に、VLSIフォトリソグラフィ法や他の技術(例えば、電子線によ る直接書き込み、レーザー照射による直接書き込み)によって形成された回折パ ターンを用いることであり、これによって、 例えば図3の面30として示されているような複レベル回折構造が得られる。当 業者は、任意の適用において望ましい形状を正確に得ることが可能である。 図6は、本発明の好適な実施例における光学素子の成形に用いられる各ステッ プのフローチャートである。ステップ50では、石英原板14が、スワンソンら の技術又は他の適当なフォトリソグラフィ法によって、エッチングされる。そし て、成形された石英原板は、ステップ52で成形機10内に組み付けられる。ス テップ54で鋳型が閉じられ、ステップ56で成形材料が射出される。典型的な 成形材料は、アクリルやABSのようなプラスチック、その他の適当な光学的性 質を有するプラスチック材料である。 ステップ58でプラスチックが硬化させられ、ステップ60で成形された光学 素子が鋳型から取り出される。 本方法によって成形された光学素子は、広範囲の様々な製品に用いることがで きる。図7に示すように、回折性光学素子70、78は、バーコードスキャナ7 0の一部として用いることもできる。バーコードスキャナ70は、レーザー72 を含み、レーザー72からの出力は回折性光学素子74を介してバーコード76 上で焦点が合う。バーコード76からの反射光は、回折性光学素子78によって 調整され、センサ80によって検知される。 図8に示すように、回折性光学素子94、100は、コンパクトディスク読み 取り装置90の一部として用いることもできる。装置90はレーザー92を含み 、レーザー92は、コンパクトディスクサポート98によって支持されるコンパ クトディスク96で反射されるように、レーザを回折性光学素子94を介して送 る。反射光は、回折性光学素子100を通過し、従来の方法でセンサ102によ って検知される。もちろん、同様の技術を、ビデオディスクプレイヤー、CD− ROMプレイヤー及び「フロプティカル(floptical)」ディスクプレイヤーのよ うな他の光学ディスクプレイヤーに用いることもできる。 図9は、頭部搭載型表示装置のコンバイナーとして回折性光学素子1 18を用いた例を示す。頭部搭載型表示装置は、ビデオ画像ディスプレイ114 を含む。他の光学素子116は、ディスプレイ114から発する光をコンバイナ ー118上に焦点を結ばせる。上述した方法に従って成形された光学素子を、光 学素子116に含めてもよい。このようなプラスチック製品の使用により、頭部 搭載型表示装置の重量を最小限に抑えることが可能になる。一般的に、プラスチ ックの屈折性レンズは、ガラスの屈折性レンズよりも分散性が高い。回折性素子 と屈折性素子とを複合させれば、分散性の低い軽量のプラスチック光学素子を作 ることができる。 コンバイナー118は、回折性素子を有するが屈折性も有する表面120を備 えているため、ディスプレイ114上の画像が観察者112の目に向かって反射 される。しかしながら、コンバイナー118上の回折性素子は、ディスプレイの 知覚性を変化させるために用いられ、例えば観察者112に画像が位置124に 現れているかのように見せたりする。更に、コンバイナー118は、殆ど透明な 外面122を有しているため、遠隔の物体120で反射された光がコンバイナー 118を介して目112に達する。コンバイナー118の外面122上に適当な 表面を成形することができ、それにより、光が物体120から観察者112へ通 過する際の、表面120上の回折性素子の歪み効果は、面122上の補足的な回 折性素子によって相殺される。一般に、面122上の回折性素子は、面120上 の素子と共役であるか、又は共役に近いパターンである。 ここで述べた方法が図1及び2に対して述べた詳細の範囲を超えて拡張できる ことは、当業者には明らかであろう。すなわち、鋳型原板を適宜形成するだけで 、本成形技術によって成形される光学素子に、屈折性面及び回折性面を様々に組 み合わせて設けることができる。スワンソンらが示すように、一般にパターンは 、コンピュータによって生成されたホログラムとして形成される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年2月10日 【補正内容】 特許請求の範囲 1.フォトリソグラフィ法を用いて原板素子の鋳型表面上に離散的な複数のレベ ルを有する所望の回折パターンの型を形成し、前記離散的な複数のレベルを形成 するために前記フォトリソグラフィ法の工程を繰り返し、 前記鋳型表面を有する前記原板素子を鋳型の一部として組み付け、 回折性光学素子を射出成形するために、前記鋳型の内部及び前記原板素子の 前記鋳型表面に対して成形材料を射出する、 各工程を含み、 前記光学素子がその表面に所望の回折パターンを有するようにすることを特 徴とする回折性光学素子の成形方法。 2.前記準備工程は、前記回折パターンに複レベル回折性を備える工程を含むこ とを特徴とする請求項1記載の方法。 3.前記組み付け工程は、石英の前記原板素子を用意する工程を含むことを特徴 とする請求項1記載の方法。 4.前記形成工程は、フォトリソグラフィ法を用いて前記原板素子上に所望の回 折パターンの型をエッチングする工程を含むことを特徴とする請求項1記載の方 法。 5.前記射出工程は、プラスチック材料を射出する工程を含むことを特徴とする 請求項1記載の方法。 6.所望の回折パターンの型が形成された鋳型表面と、対向表面と、を有する第 1の原板素子を準備し、 所望の回折パターン又は屈折性形状の型が形成された鋳型表面と、対向表面 と、を有する第2の原板素子を準備し 前記各原板素子を、それぞれの鋳型表面が射出成形機において対向するよう に方向合わせし、 一方の面に回折パターンを有し他方の面に回折パターン又は屈折性形状を有 する、射出成形された光学素子を成形するために、適当な基盤材料を前記射出成 形機内に射出する、 各工程を含み、 回折性光学素子又は回折性/屈折性複合素子を低コスト及び高い生産性をも って製造でき、 前記原板素子と前記射出成形機の隣接する部分との間の熱によるずれを補償 することを特徴とする回折性光学素子の成形方法。 7.前記準備工程のうち少なくとも1つは、前記回折パターンに複レベル回折性 を備える工程を含むことを特徴とする請求項6記載の方法。 8.前記準備工程のうち少なくとも1つは、石英の前記原板素子を用意する工程 を含むことを特徴とする請求項6記載の方法。 9.フォトリソグラフィ法を用いて前記原板素子のうちの少なくとも1つの上に 前記所望の回折パターンの前記型をエッチングする予備的工程をさらに含むこと を特徴とする請求項6記載の方法。 10.前記射出工程は、プラスチックの基盤材料を射出する工程を含むことを特 徴とする請求項6記載の方法。 11.前記準備工程は、前記第1及び第2の基板素子のうちの少なくとも1つに その前記対向表面上にアライメントキャビティを設ける工程を含み、前記方向合 わせ工程は、前記射出成形機に取り付けられているアライメントピンを前記アラ イメントキャビティに挿入する工程を含むことを特徴とする請求項6記載の方法 。 12.前記準備工程は、前記第1及び第2の基板素子の前記対向表面上にアライ メントキャビティを設ける工程を含み、前記方向合わせ工程は、アライメントピ ンを前記アライメントキャビティ及び前記射出成形機のキャビティに挿入し、そ れによって前記基板素子が互いに方向合わせされるようにする工程を含むことを 特徴とする請求項6記載の方法。 13.鋳型表面上に所望の複レベル回折パターンの型を有する原板素子を、鋳型 の一部として組み付け、 回折性光学素子を射出成形するために、前記鋳型の内部及び前記原板素子の 前記鋳型表面に対して成形材料を射出する、 各工程を含み、 前記光学素子がその表面に所望の回折パターンを有するようにし、 前記原板素子と前記鋳型の隣接する部分との間の熱によるずれを補償するす ることを特徴とする回折性光学素子の成形方法。 14.前記組み付け工程は、石英の前記原板素子を用意する工程を含むことを特 徴とする請求項13記載の方法。 15.前記形成工程は、フォトリソグラフィ法を用いて前記原板素子上に所望の 回折パターンの型をエッチングする工程を含むことを特徴とする請求項13記載 の方法。 16.前記射出工程は、プラスチック材料を射出する工程を含むことを特徴とす る請求項13記載の方法。 17.フォトリソグラフィ法を用いて石英原板素子の鋳型表面上に所望の複レベ ル回折パターンの型をエッチングし、 前記原板素子を鋳型の一部として組み付け、 回折性光学素子を射出成形するために、前記鋳型の内部及び前記原板素子の 前記鋳型表面に対してプラスチック成形材料を射出する、 各工程を含み、 前記光学素子がその表面に所望の回折パターンを有するようにし、 前記原板素子と前記鋳型の隣接する部分との間の熱によるずれを補償するす ることを特徴とする回折性光学素子の成形方法。 18.フォトリソグラフィ法を用いて石英原板素子の鋳型表面上に所望の回折パ ターンの型をエッチングし、 前記鋳型表面を有する前記原板素子を鋳型の一部として組み付け、 回折性光学素子を射出成形するために、前記鋳型の内部及び前記原板素子の 前記鋳型表面に対してプラスチック成形材料を射出する、 各工程を含み、 前記光学素子がその表面に所望の回折パターンを有するようにすることを特 徴とする回折性光学素子の成形方法。 19.複レベル回折パターンが成形された表面を有する射出成形品から成ること を特徴とする光学素子。 20.前記素子は、プラスチック材料から成ることを特徴とする請求項19記載 の素子。 21.前記複レベル回折パターンは、コンピュータによって生成されたホログラ ムであることを特徴とする請求項19の素子。 22.第1の表面及び第2の表面を有する、射出成形によって形成された光学素 子であって、前記第1の表面及び第2の表面は、それぞれ離散的な複数のレベル の回折パターンを有することを特徴とする光学素子。 23.前記素子は、プラスチック材料から成ることを特徴とする請求項22記載 の素子。 24.前記複レベル回折パターンは、コンピュータによって生成されたホログラ ムであることを特徴とする請求項22記載の素子。 25.第1の表面及び第2の表面を有する、射出成形によって形成された光学素 子であって、前記第1の表面は離散的な複数のレベルの回折パターンを含み、前 記第2の表面は光を屈折させる形状であることを特徴とする光学素子。 26.前記素子は、プラスチック材料から成ることを特徴とする請求項25記載 の素子。 27.前記複レベル回折パターンは、コンピュータによって生成されたホログラ ムであることを特徴とする請求項25記載の素子。 28.アライメントピンが表面に取り付けられた射出成形ピンであって、 前記アライメントピンが射出鋳型の中のアライメントキャビティに嵌入され ることによって、前記射出鋳型、及び前記射出成形ピンと前記射出鋳型との間の 熱によるずれを補償するための熱補償手段の正確な位置決めを可能とすることを 特徴とする射出成形ピン。 29.表面にアライメントキャビティを有し、 アライメントナッブが前記アライメントキャビティに嵌入されることによっ て、前記アライメントナッブに取り付けられている又は連通している射出鋳型の 正確な位置決めを可能とすることを特徴とする射出成形ピン。 30.レーザーと、 離散的な複数のレベルの回折パターンが成形された表面を有する射出成形品 から成り、前記レーザーからの放射のためのレンズと、 前記放射を受けるセンサと、 から成ることを特徴とするバーコードスキャナ。 31.使用者の頭部に装着可能であって、画像を投影するためのディスプレイと 、 離散的な複数のレベルの回折パターンが成形された表面を有する射出成形品 を含み、使用者の目に画像を向ける光学系と、 から成ることを特徴とする頭部装着型表示装置。 32.使用者の頭部に装着可能であって、画像を投影するためのディスプレイと 、 第1の表面及び第2の表面を有し前記第1の表面及び第2の表面はそれぞれ 離散的な複数のレベルの回折パターンを有する射出成形によって形成されたレン ズを含み、使用者の目に画像を向ける光学系と、 から成ることを特徴とする頭部装着型表示装置。 33.使用者の頭部に装着可能であって、画像を投影するためのディスプレイと 、 第1の表面及び第2の表面を有し前記第1の表面は離散的な複数のレベルの 回折パターンを有し前記第2の表面は光を屈折させる形状である射出成形によっ て形成されたレンズを含み、使用者の目に画像を向ける光学系と、 から成ることを特徴とする頭部装着型表示装置。 34.レーザと、 離散的な複数のレベルの回折パターンが形成された表面を有する射出成形品 から成り、前記レーザからの放射のためのレンズと、 光ディスクをレーザ放射を反射するように位置決めする光ディスク支持台と 、 反射された放射を受けるためのセンサと、 から成ることを特徴とする光ディスクプレーヤ。 35.レーザと、 第1の表面及び第2の表面を有し前記第1の表面及び第2の表面はそれぞれ 離散的な複数のレベルの回折パターンを有する、射出成形によっ て形成された、前記レーザからの放射のためのレンズと、 光ディスクをレーザ放射を反射するように位置決めする光ディスク支持台と 、 反射された放射を受けるためのセンサと、 から成ることを特徴とする光ディスクプレーヤ。 36.レーザと、 第1の表面及び第2の表面を有し前記第1の表面は離散的な複数のレベルの 回折パターンを有し前記第2の表面は光を屈折させる形状である、射出成形によ って形成された、前記レーザからの放射のためのレンズと、 光ディスクをレーザ放射を反射するように位置決めする光ディスク支持台と 、 反射された放射を受けるためのセンサと、 から成ることを特徴とする光ディスクプレーヤ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,B R,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE ,ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN (72)発明者 ロバート・デー・テコルステ アメリカ合衆国、ノースキャロライナ州 28269 チャルロッテ、フォックス・チェ イス・レーン 8619 (72)発明者 ミカエル・アール・フェドマン アメリカ合衆国、ノースキャロライナ州 28269 チャルロッテ、ブラウンズ・フェ リイ・ロード 3906

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.フォトリソグラフィ法を用いて原板素子の鋳型表面上に所望の回折パターン の型を形成し、 前記鋳型表面を有する前記原板素子を鋳型の一部として組み付け、 回折性光学素子を射出成形するために、前記鋳型の内部及び前記原板素子の前 記鋳型表面に対して成形材料を射出する、 各工程を含み、 前記光学素子がその表面に所望の回折パターンを有するようにすることを特徴 とする回折性光学素子の成形方法。 2.前記準備工程は、前記回折パターンに複レベル回折性を備える工程を含むこ とを特徴とする請求項1記載の方法。 3.前記組み付け工程は、石英の前記原板素子を用意する工程を含むことを特徴 とする請求項1記載の方法。 4.前記形成工程は、フォトリソグラフィ法を用いて前記原板素子上に所望の回 折パターンの型をエッチングする工程を含むことを特徴とする請求項1記載の方 法。 5.前記射出工程は、プラスチック材料を射出する工程を含むことを特徴とする 請求項1記載の方法。 6.所望の回折パターンの型が形成された鋳型表面と、対向表面と、を有する第 1の原板素子を準備し、 所望の回折パターン又は屈折性形状の型が形成された鋳型表面と、対向表面と 、を有する第2の原板素子を準備し、 前記各原板素子を、それぞれの鋳型表面が射出成形機において対向するように 方向合わせし、 一方の面に回折パターンを有し他方の面に回折パターン又は屈折性形状を有す る、射出成形された光学素子を成形するために、適当な基盤材料を前記射出成形 機内に射出する、 各工程を含み、 回折性光学素子又は回折性/屈折性複合素子を低コスト及び高い生産性をもっ て製造できることを特徴とする回折性光学素子の成形方法。 7.前記準備工程のうち少なくとも1つは、前記回折パターンに複レベル回折性 を備える工程を含むことを特徴とする請求項6記載の方法。 8.前記準備工程のうち少なくとも1つは、石英の前記原板素子を用意する工程 を含むことを特徴とする請求項6記載の方法。 9.フォトリソグラフィ法を用いて前記原板素子のうちの少なくとも1つの上に 前記所望の回折パターンの前記型をエッチングする予備的工程をさらに含むこと を特徴とする請求項6記載の方法。 10.前記射出工程は、プラスチックの基盤材料を射出する工程を含むことを特 徴とする請求項6記載の方法。 11.前記準備工程は、前記第1及び第2の基板素子のうちの少なくとも1つに その前記対向表面上にアライメントキャビティを設ける工程を含み、前記方向合 わせ工程は、前記射出成形機に取り付けられているアライメントピンを前記アラ イメントキャビティに挿入する工程を含むことを特徴とする請求項6記載の方法 。 12.前記準備工程は、前記第1及び第2の基板素子の前記対向表面上にアライ メントキャビティを設ける工程を含み、前記方向合わせ工程は、アライメントピ ンを前記アライメントキャビティ及び前記射出成形機のキャビティに挿入し、そ れによって前記基板素子が互いに方向合わせされるようにする工程を含むことを 特徴とする請求項6記載の方法。 13.鋳型表面上に所望の複レベル回折パターンの型を有する原板素子を、鋳型 の一部として組み付け、 回折性光学素子を射出成形するために、前記鋳型の内部及び前記原板素子の前 記鋳型表面に対して成形材料を射出する、 各工程を含み、 前記光学素子がその表面に所望の回折パターンを有するようにすることを特徴 とする回折性光学素子の成形方法。 14.前記組み付け工程は、石英の前記原板素子を用意する工程を含むことを特 徴とする請求項13記載の方法。 15.前記形成工程は、フォトリソグラフィ法を用いて前記原板素子上に所望の 回折パターンの型をエッチングする工程を含むことを特徴とす る請求項13記載の方法。 16.前記射出工程は、プラスチック材料を射出する工程を含むことを特徴とす る請求項13記載の方法。 17.フォトリソグラフィ法を用いて石英原板素子の鋳型表面上に所望の複レベ ル回折パターンの型をエッチングし、 前記原板素子を鋳型の一部として組み付け、 回折性光学素子を射出成形するために、前記鋳型の内部及び前記原板素子の前 記鋳型表面に対してプラスチック成形材料を射出する、 各工程を含み、 前記光学素子がその表面に所望の回折パターンを有するようにすることを特徴 とする回折性光学素子の成形方法。 18.フォトリソグラフィ法を用いて石英原板素子の鋳型表面上に所望の回折パ ターンの型をエッチングし、 前記鋳型表面を有する前記原板素子を鋳型の一部として組み付け、 回折性光学素子を射出成形するために、前記鋳型の内部及び前記原板素子の前 記鋳型表面に対してプラスチック成形材料を射出する、 各工程を含み、 前記光学素子がその表面に所望の回折パターンを有するようにすることを特徴 とする回折性光学素子の成形方法。 19.複レベル回折パターンが成形された表面を有する射出成形品から成ること を特徴とする光学素子。 20.前記素子は、プラスチック材料から成ることを特徴とする請求項19記載 の素子。 21.前記複レベル回折パターンは、コンピュータによって生成されたホログラ ムであることを特徴とする請求項19の素子。 22.第1の表面及び第2の表面を有する、射出成形によって形成された光学素 子であって、前記第1の表面及び第2の表面は、それぞれ複レベル回折パターン を有することを特徴とする光学素子。 23.前記素子は、プラスチック材料から成ることを特徴とする請求項22記載 の素子。 24.前記複レベル回折パターンは、コンピュータによって生成されたホログラ ムであることを特徴とする請求項22記載の素子。 25.第1の表面及び第2の表面を有する、射出成形によって形成された光学素 子であって、前記第1の表面は複レベル回折パターンを含み、前記第2の表面は 光を屈折させる形状であることを特徴とする光学素子。 26.前記素子は、プラスチック材料から成ることを特徴とする請求項25記載 の素子。 27.前記複レベル回折パターンは、コンピュータによって生成されたホログラ ムであることを特徴とする請求項25記載の素子。 28.アライメントピンが表面に取り付けられ、 前記アライメントピンが射出鋳型の中のアライメントキャビティに嵌入される ことによって、前記射出鋳型の正確な位置決めを可能とすることを特徴とする射 出成形ピン。 29.表面にアライメントキャビティを有し、 アライメントナッブが前記アライメントキャビティに嵌入されることによって 、前記アライメントナッブに取り付けられている又は連通している射出鋳型の正 確な位置決めを可能とすることを特徴とする射出成形ピン。 30.レーザーと、 複レベル回折パターンが成形された表面を有する射出成形品から成り、前記レ ーザーからの放射のためのレンズと、 前記放射を受けるセンサと、 から成ることを特徴とするバーコードスキャナ。 31.使用者の頭部に装着可能であって、画像を投影するためのディスプレイと 、 複レベル回折パターンが成形された表面を有する射出成形品を含み、使用者の 目に画像を向ける光学系と、 から成ることを特徴とする頭部装着型表示装置。 32.使用者の頭部に装着可能であって、画像を投影するためのディス プレイと、 第1の表面及び第2の表面を有し前記第1の表面及び第2の表面はそれぞれ複 レベル回折パターンを有する射出成形によって形成されたレンズを含み、使用者 の目に画像を向ける光学系と、 から成ることを特徴とする頭部装着型表示装置。 33.使用者の頭部に装着可能であって、画像を投影するためのディスプレイと 、 第1の表面及び第2の表面を有し前記第1の表面は複レベル回折パターンを有 し前記第2の表面は光を屈折させる形状である射出成形によって形成されたレン ズを含み、使用者の目に画像を向ける光学系と、 から成ることを特徴とする頭部装着型表示装置。 34.レーザと、 複レベル回折パターンが形成された表面を有する射出成形品から成り、前記レ ーザからの放射のためのレンズと、 光ディスクをレーザ放射を反射するように位置決めする光ディスク支持台と、 反射された放射を受けるためのセンサと、 から成ることを特徴とする光ディスクプレーヤ。 35.レーザと、 第1の表面及び第2の表面を有し前記第1の表面及び第2の表面はそれぞれ複 レベル回折パターンを有する、射出成形によって形成された、前記レーザからの 放射のためのレンズと、 光ディスクをレーザ放射を反射するように位置決めする光ディスク支持台と、 反射された放射を受けるためのセンサと、 から成ることを特徴とする光ディスクプレーヤ。 36.レーザと、 第1の表面及び第2の表面を有し前記第1の表面は複レベル回折パターンを有 し前記第2の表面は光を屈折させる形状である、射出成形によって形成された、 前記レーザからの放射のためのレンズと、 光ディスクをレーザ放射を反射するように位置決めする光ディスク支持台と、 反射された放射を受けるためのセンサと、 から成ることを特徴とする光ディスクプレーヤ。
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