JPH1051345A - Fmラジオ受信機 - Google Patents

Fmラジオ受信機

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JPH1051345A
JPH1051345A JP20253296A JP20253296A JPH1051345A JP H1051345 A JPH1051345 A JP H1051345A JP 20253296 A JP20253296 A JP 20253296A JP 20253296 A JP20253296 A JP 20253296A JP H1051345 A JPH1051345 A JP H1051345A
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JP
Japan
Prior art keywords
electric field
circuit
tuning
signal
field strength
Prior art date
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Application number
JP20253296A
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English (en)
Inventor
Keiji Kobayashi
啓二 小林
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受信周波数とRF同調回路の可変容量素子の特
性とからRF同調回路の同調周波数を設定するラジオ受
信機において、ラジオ受信機内の温度変化によるトラッ
キングエラーを防止する。 【解決手段】電界強度が所定の大きさだけ低下すると、
演算回路8の制御信号によるRF同調回路2の同調特性
の状態における電界強度を検出する。その後、加算回路
14において演算回路8の制御データをシフト回路13
の出力信号により正及び負の所定値分だけシフトさせ、
RF同調回路2の同調特性がシフトした状態における電
界強度を検出する。検出された電界強度のうち最大電界
強度を判別し、その最大電界強度が得られる特性にRF
同調回路2の同調特性を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RF同調回路の同
調周波数がラジオ受信セットの温度により変化したと
き、簡易的にトラッキングするFMラジオ受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、RF同調回路の同調周波数を設定
するためのデジタルデータを発生する制御回路を備え、
デジタルデータを変更することによって最良の受信状態
を得るラジオ受信機が知られている。このようなラジオ
受信機は図4の如く構成され、可変容量素子への制御信
号を演算によって得ているので、短時間でトラッキング
エラーを防止することができ、特にサーチ中ではサーチ
時間を短縮できる。
【0003】図4において、受信RF信号は、RF増幅
回路1で増幅された後、RF同調回路2で周波数選択さ
れる。RF同調回路2の出力信号は、混合回路3におい
て局部発振回路4から発生する局部発振信号によって中
心周波数10.7MHzのIF信号に変換される。前記
IF信号は、IF増幅回路5で増幅された後、FM検波
回路6でFM検波される。
【0004】また、ラジオ受信機が希望局を受信しよう
とするとき、局部発振回路4の局部発振周波数は、制御
回路7からの周波数データに応じて設定される。その
為、希望局のRF信号は局部発振信号により中心周波数
10.7MHzのIF信号に変換される。一方、記憶回
路9には予めRF同調回路2の同調周波数を設定する可
変容量素子の制御信号と同調周波数との関係を示す離散
的な特性データが記憶されている。前記周波数データは
演算回路8にも印加されており、演算回路8において周
波数データから希望局の周波数を演算し、さらに、RF
同調周波数が希望局の周波数に一致するように、記憶回
路9の特性データに基づき、可変容量素子へ印加する電
圧が得られる制御信号を演算する。演算回路9の制御信
号は、D/A変換回路10でアナログ変換された後、R
F同調回路2に印加される。RF同調回路2の同調周波
数は、制御信号により希望局の周波数に設定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、RF同調回
路2の同調周波数は、RF同調回路2を構成するコイル
及び可変容量素子で設定される共振周波数によって決定
される。その為、ラジオ受信機セットの温度が変化する
と、可変容量素子の特性がドリフトすることにより、共
振周波数が変化し、RF同調回路1の同調周波数が変化
していた。一方、図4のラジオ受信機において、記憶回
路9には、所定温度、例えば25℃での可変容量素子の
特性データが記憶されている。よって、演算回路8で演
算される制御信号は、ラジオ受信機の温度が25℃のと
きの制御信号が得られる。しかし、ラジオ受信機の温度
が変化すると、可変容量素子の特性がドリフトするが、
演算回路の制御信号は25℃の時の制御信号であるの
で、可変容量素子の容量を制御信号によって25℃のと
きの同調周波数に設定することがしかできなかった。そ
の為、温度変化が起こると、RF同調回路の同調周波数
が希望局の周波数から外れ、トラッキングエラーが発生
するという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に依れば、RF信
号を同調するRF同調回路と、局部発振信号を発生する
局部発振回路と、前記RF同調回路の出力信号を前記局
部発振信号に応じてIF信号に周波数変換する混合回路
と、前記局部発振信号の周波数情報と前記RF同調回路
の同調素子の特性とに基づき前記RF同調回路の同調周
波数を設定する制御信号を演算する演算手段とを備える
FMラジオ受信機において、受信電界強度を検出する電
界強度検出回路と、前記電界強度が所定の大きさだけ低
くなったことを検出する検出手段と、該検出手段の検出
結果に応じて制御信号を変更することにより前記同調周
波数を順次シフトするシフト手段と、前記シフト手段の
シフト時のそれぞれの受信電界強度を検出し、検出され
た各々の受信電界強度のうち最大電界強度を判別する判
別手段と、該判別手段の判別結果に応じて、前記RF同
調回路の同調周波数を最大電界強度となる同調周波数に
変更する変更手段とを備えることを特徴とする。
【0007】また、前記検出手段は、放送局を受信した
直後に検出された初期電界強度を記憶する記憶手段と、
前記初期電界強度と、前記電界強度検出回路で検出され
る受信電界強度とを比較し、前記受信電界強度が初期電
界強度より所定値だけ低くなったとき出力信号を発生す
る比較手段とを有することを特徴とする。さらに、前記
検出手段は、所定時間毎に電界強度の低下を検出するこ
とを特徴とする。
【0008】またさらに、RF信号を同調するRF同調
回路と、局部発振信号を発生する局部発振回路と、前記
RF同調回路の出力信号を前記局部発振信号に応じてI
F信号に周波数変換する混合回路と、前記局部発振信号
の周波数情報と前記RF同調回路の同調素子の特性とに
基づき前記RF同調回路の同調周波数を設定する制御信
号を演算する演算手段とを備えるFMラジオ受信機にお
いて、受信電界強度を検出する電界強度検出回路と、前
記電界強度が所定値より低くなったことを検出する検出
手段と、該検出手段の検出結果に応じて制御信号を変更
することにより前記同調周波数を順次シフトするシフト
手段と、前記シフト手段のシフト時のそれぞれの受信電
界強度を検出し、検出された各々の受信電界強度のうち
最大電界強度を判別する判別手段と、該判別手段の判別
結果に応じて、前記RF同調回路の同調周波数を最大電
界強度となる同調周波数に変更する変更手段とを備える
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
図であり、11はIF増幅回路5の出力信号に応じて受
信電界強度を検出する電界強度検出回路、12は局部発
振回路4及び演算回路8に周波数データを印加すると共
に、受信電界強度により、シフト制御信号を発生する制
御回路、13は前記シフト制御信号に応じてシフトデー
タを発生するシフト回路、14は演算回路8の制御デー
タとシフトデータとを加算する加算回路、15は加算回
路14の出力データをアナログ変換しRF同調回路2に
制御信号を発生するD/A変換回路である。尚、図4の
従来例と同一の回路については同一の符号を付す。
【0010】図1において、通常受信時、受信局の周波
数に応じて局部発振周波数を設定する周波数データが局
部発振回路4だけでなく、演算回路8にも印加される。
演算回路8は、周波数データと、記憶回路9に記憶され
るRF同調回路2の可変容量素子の特性データとに基づ
き、制御データを発生する。前記制御データは、D/A
変換回路15で制御信号にアナログ変換された後、RF
同調回路2に印加される。制御信号に応じて、RF同調
回路2の同調特性は図3aのように希望局fDを中心と
して所定の通過帯域幅をもつように設定される。尚、記
憶回路9には、ラジオ受信機の内部温度が25℃のとき
の特性データが記憶されるので、RF同調回路2の同調
特性aは25℃時の特性である。
【0011】次に、図1の動作を図2のフローチャート
に基づき説明する。まず、希望放送局が受信される(S
1)。放送局が受信されると、電界強度検出回路11に
おいて、IF増幅回路5の出力信号をピーク検波し、平
滑することによって、電界強度を検出する(S2)。そ
の後、電界強度検出回路11の出力信号が制御回路12
の内部記憶回路(図示せず)に記憶される。即ち、受信
直後に初期電界強度が記憶される(S3)。
【0012】初期電界強度の記憶から所定時間経過した
後、制御回路12は、電界強度検出回路11の出力信号
を取り込むことによって、現在の電界強度を検出する
(S4)。制御回路12は、内部記憶回路から初期電界
強度を読み出し、初期電界強度と検出された現在の電界
強度とを比較し、現在の電界強度が初期電界強度より所
定の大きさだけ低下したか否かを判定する(S5)。
【0013】ここで、ラジオ受信機内の温度と電界強度
との関係について述べると、ラジオ受信機の内部温度が
変化して、RF同調回路2の可変容量素子の特性がドリ
フトし、RF同調回路2の同調特性が25℃の標準特性
からずれるので、混合回路3でトラッキングエラーが発
生する。トラッキングエラーにより、希望放送局の受信
RF信号レベルが減衰される。その為、IF信号レベル
が下がり、現在の電界強度は低下する。しかしながら、
RF同調回路2の可変容量素子のドリフト量が小さく、
制御回路12において現在の電界強度が初期電界強度か
ら所定値だけ下がった値より大きいと判定された場合、
所定時間待機した後、S4に戻る(S6)。
【0014】一方、RF同調回路2の可変容量素子のド
リフトが大きく、現在の電界強度が初期電界強度より所
定の大きさだけ低下したと判定された場合、初めに、制
御回路12はシフト制御信号を発生せず、シフト回路1
3はシフト信号を発生しない。その為、演算回路8から
の制御データが加算回路14を介してD/A変換回路1
5にそのまま印加される。そして、D/A変換回路15
からの制御信号がRF同調回路2に印加される。よっ
て、RF同調回路2の同調特性は図3の実線aのように
通常受信時の特性と同一である。この状態において、I
F増幅回路5の出力信号に応じて電界強度検出回路11
で受信電界強度が検出される。電界強度検出回路11の
出力信号はシフト信号を発生していないデータとともに
制御回路12の内部記憶回路に一時記憶される(S
7)。
【0015】その後、制御回路12は第1シフト制御信
号をシフト回路13に印加する。第1シフト制御信号に
応じて、シフト回路13は、正の所定量のシフト信号を
発生する。そして、演算回路8の制御データは加算回路
14で、正の所定量のシフト信号と加算された後に、D
/A変換回路15に印加される。D/A変換回路15の
出力信号レベルは増加するので、RF同調回路2の可変
容量素子の容量が減少し、RF同調回路2の同調特性は
図3の点線bのように通常受信時の同調特性aを高域側
にシフトしたものとなる(S8)。
【0016】RF同調回路2の同調特性が図3のbのよ
うにシフトされた状態で、希望放送局を受信し、電界強
度検出回路11で受信電界強度が検出される。電界強度
検出回路11の出力信号は第1シフト信号を発生したこ
とを示すデータとともに制御回路12の内部記憶回路に
一時記憶される(S9)。さらに、制御回路12は第2
シフト制御信号をシフト回路13に印加する。第2シフ
ト制御信号に応じて、シフト回路13は、負の所定量の
シフト信号を発生する。そして、演算回路8の制御デー
タは加算回路14で、負の所定量のシフト信号と加算さ
れた後に、D/A変換回路15に印加される。D/A変
換回路15の出力信号レベルは減少するので、RF同調
回路2の可変容量素子の容量が増加し、RF同調回路2
の同調特性は図3の一点鎖線cのように通常受信時の同
調特性aを低域側にシフトしたものとなる(S10)。
【0017】RF同調回路2の同調特性が図3のcのよ
うにシフトされた状態で、希望放送局を受信し、電界強
度検出回路11で受信電界強度が検出される。その後、
電界強度検出回路11の出力信号は第2シフト信号を発
生したことを示すデータとともに制御回路12の内部記
憶回路に一時記憶される(S11)。電界強度の検出が
終了すると、制御回路12は、シフトなし、高域側にシ
フト時及び低域側にシフト時のそれぞれに対応する電界
強度を内部記憶回路から読み出し、それぞれの電界強度
を比較し、このうち最も大きい電界強度を判別する(S
12)。その後、制御回路12は、最も大きい電界強度
が得られるシフト信号を選択し、そのシフト制御信号を
シフト回路13に印加することにより、RF同調回路2
の同調周波数を変更する。即ち、シフトなしで最大電界
強度が得られる場合、制御回路12はシフト制御信号を
発生せず、シフト回路13はシフト信号を発生しない。
その為、演算回路8からの制御データがそのままRF同
調回路2に印加され、RF同調回路2の同調特性は特性
aとなる。また、高域側にシフトした時に最大電界強度
が得られる場合、制御回路12は第1シフト制御信号を
発生する。その為、演算回路8の制御データを正の所定
値だけシフトして得られた制御信号がRF同調回路2に
印加され、RF同調回路2の同調特性を特性bにシフト
させる。さらに、低域側にシフトした時に最大電界強度
が得られる場合、制御回路12は第2シフト制御信号を
発生する。その為、演算回路8の制御データを負の所定
値だけシフトして得られた制御信号がRF同調回路2に
印加され、RF同調回路2の同調特性を特性cにシフト
させる(S13)。
【0018】RF同調回路2の同調特性が調整された
後、所定時間が経過するまで放送局を受信する(S1
4)。所定時間経過後、制御回路12はシフト制御信号
の発生を停止する。その為、シフト信号がシフト回路1
3から発生せず、演算回路8の制御信号がそのままRF
同調回路2に印加され、RF同調特性は図3の特性aに
戻る(S13)。その後、S4に戻り、再び制御回路1
2は電界強度の低下を検出する状態になる。
【0019】ところで、FM信号は疎密波であり、信号
の疎となる部分と密となるところがある。FMラジオバ
ンドで使用されるFM信号の波長は比較的短く、例え
ば、80MHzのFM信号の波長は約3.8mである。
その為、その半波長分である1.9mごとに電波の疎密
が発生する。また、電界強度検出回路はIF信号をピー
ク検波した後に平滑して電界強度を得ている。その為、
IF信号の疎となる部分ではピーク検波して平滑した結
果電界強度は低下し、IF信号の密となる部分では電界
強度が大きくなる。よって、電波の疎密によって、検出
される電界強度は異なる。
【0020】また、FM放送を受信する車載用ラジオ受
信機では、FM信号が疎密波信号であるために、自動車
の移動に応じて検出される電界強度が変動する。例え
ば、時速60Kmの自動車では100mSに約1.6m
移動するので、自動車が100mSの間に移動するとF
M信号の位相変化が表れる。しかし、図1の回路では、
図2のフローチャート上の最初の電界強度検出(S4)
から最後の電界強度検出(S11)まで約10mS要す
るが、10mSの間に移動する距離は約0.16mであ
る。このような移動距離はFM信号の半波長に比べ短い
ので、その間のFM信号の変化が小さい。その為、FM
信号の疎密の依る電界強度の変動を小さくすることがで
きる。よって、RF同調回路2の同調特性を2点だけシ
フトして簡易的にトラッキングエラーを防止すれば、F
M信号の疎密に依る電界強度の変動の影響を受けること
なく、概ね正確に電界強度の検出を行うことができる。
【0021】また、S5において、受信電界強度の判定
をするとき、上述では、現在の受信電界強度が初期電界
強度より所定値だけ低くなったことにより低下の判定を
行っていたが、受信電界強度が所定の絶対値より低くな
ったことを判定して、S7〜S12の判別動作に移って
も良い。但し、この場合、S2〜S3における初期電界
強度の検出は不要となる。
【0022】尚、図1の実施例では、RF同調回路2の
同調特性のシフト回数を2回としたが、これに限らず、
FM信号の疎密による電界強度の変動が小さい範囲内
で、シフト回数を4回、6回…M回(M:偶数)と、増
やしても良い。その場合、ラジオ受信機内の温度に応じ
たRF同調回路2の同調特性を高精度に設定することが
できる。
【0023】
【発明の効果】本発明に依れば、電界強度が所定の大き
さだけ低下するとき、または、電界強度が所定の絶対値
より低くなったとき、RF同調回路の同調特性をシフト
させ、それぞれの電界強度のうち最大のものを検出し、
その最大電界強度が得られる特性にRF同調回路の同調
特性のシフト回数を増やせば、ラジオ受信機の温度変化
によりRF同調回路の可変容量素子のドリフトが発生
し、そのドリフトに起因するトラッキングエラーを防止
することができる。また、RF同調回路の同調特性を数
点にシフトさせるので、FM搬送波の位相変化による電
界強度の変動の影響が少なく、電界強度の検出を概ね正
確に行うことができる。このようにすれば、温度変化に
よるRF同調回路の可変容量素子のドリフトによるトラ
ッキングエラーを確実に防止できる。特に、車載用FM
ラジオ受信機では、天候等の外部環境による影響が大き
いので、外部環境が変わっても良好な受信状態が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1の回路の動作説明のためのフローチャート
である。
【図3】RF同調回路2の同調特性を示す特性図であ
る。
【図4】従来例を示す図である。
【符号の説明】
11 電界強度検出回路 12 制御回路 13 シフト回路 14 加算回路 15 D/A変換回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】RF信号を同調するRF同調回路と、局部
    発振信号を発生する局部発振回路と、前記RF同調回路
    の出力信号を前記局部発振信号に応じてIF信号に周波
    数変換する混合回路と、前記局部発振信号の周波数情報
    と前記RF同調回路の同調素子の特性とに基づき前記R
    F同調回路の同調周波数を設定する制御信号を演算する
    演算手段とを備えるFMラジオ受信機において、 受信電界強度を検出する電界強度検出回路と、 前記電界強度が所定の大きさだけ低くなったことを検出
    する検出手段と、 該検出手段の検出結果に応じて制御信号を変更すること
    により前記同調周波数を順次シフトするシフト手段と、 前記シフト手段のシフト時のそれぞれの受信電界強度を
    検出し、検出された各々の受信電界強度のうち最大電界
    強度を判別する判別手段と、 該判別手段の判別結果に応じて、前記RF同調回路の同
    調周波数を最大電界強度となる同調周波数に変更する変
    更手段とを備えることを特徴とするFMラジオ受信機。
  2. 【請求項2】前記検出手段は、 放送局を受信した直後に検出された初期電界強度を記憶
    する記憶手段と、 前記初期電界強度と、前記電界強度検出回路で検出され
    る受信電界強度とを比較し、前記受信電界強度が初期電
    界強度より所定値だけ低くなったとき出力信号を発生す
    る比較手段とを有することを特徴とする請求項1記載の
    FMラジオ受信機。
  3. 【請求項3】前記検出手段は、所定時間毎に電界強度の
    低下を検出することを特徴とする請求項1記載のFMラ
    ジオ受信機。
  4. 【請求項4】RF信号を同調するRF同調回路と、局部
    発振信号を発生する局部発振回路と、前記RF同調回路
    の出力信号を前記局部発振信号に応じてIF信号に周波
    数変換する混合回路と、前記局部発振信号の周波数情報
    と前記RF同調回路の同調素子の特性とに基づき前記R
    F同調回路の同調周波数を設定する制御信号を演算する
    演算手段とを備えるFMラジオ受信機において、 受信電界強度を検出する電界強度検出回路と、 前記電界強度が所定値より低くなったことを検出する検
    出手段と、 該検出手段の検出結果に応じて制御信号を変更すること
    により前記同調周波数を順次シフトするシフト手段と、 前記シフト手段のシフト時のそれぞれの受信電界強度を
    検出し、検出された各々の受信電界強度のうち最大電界
    強度を判別する判別手段と、 該判別手段の判別結果に応じて、前記RF同調回路の同
    調周波数を最大電界強度となる同調周波数に変更する変
    更手段とを備えることを特徴とするFMラジオ受信機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003043212A1 (fr) * 2000-10-02 2003-05-22 Niigata Seimitsu Co., Ltd. Recepteur et son procede de reglage d'alignement
US7120407B2 (en) 2000-10-02 2006-10-10 Niigata Seimitsu Co., Ltd. Receiver and its tracking adjusting method

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WO2003043212A1 (fr) * 2000-10-02 2003-05-22 Niigata Seimitsu Co., Ltd. Recepteur et son procede de reglage d'alignement
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