JPH10513127A - 熱可塑性管状体を製造する方法およびこの方法のための内部冷却ユニット - Google Patents

熱可塑性管状体を製造する方法およびこの方法のための内部冷却ユニット

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JPH10513127A
JPH10513127A JP8523432A JP52343296A JPH10513127A JP H10513127 A JPH10513127 A JP H10513127A JP 8523432 A JP8523432 A JP 8523432A JP 52343296 A JP52343296 A JP 52343296A JP H10513127 A JPH10513127 A JP H10513127A
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internal
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プレンヘル,ヤン・ヘンドリツク
フイツスヘル,ヤン
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ヴアヴイン・ベスローテム・ヴエンノツトシヤツプ
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Abstract

(57)【要約】 熱可塑性材料から管状体(7)を製造する方法は、押出成形機(1)を用いて管状体(7)を押出成形し、押出成形機から出た管状体(7)の内面、外面を、押出成形機(1)の下流側で、外部冷却ユニット(3)と押出成形機(1)上に装着した内部冷却ユニット(5)の助けによって冷却し、引っ張り装置(4)によって内外冷却ユニットの下流側で冷却済みの管状体(7)に引っ張り力を加える。押出成形機(1)を作動状態にセットすることによって管状体(7)の製造を開始したときには内部冷却ユニット(5)は用いず、押出成形された管状体の外面冷却部分に引っ張り装置(4)によって引っ張り力を加えたときに、内部冷却ユニット(5)を管状体(7)の開口端(8)から管状体(7)内へ導入し、押出成形機(1)に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】 熱可塑性管状体を製造する方法および この方法のための内部冷却ユニット 本発明は、熱可塑性材料から管状体を製造する方法であって、通常の製造時に 内部マンドレルを包含する押出成形機を用いて管状体を押出成形し、押出成形機 を出る管状体の内面、外面それぞれを、押出成形機の下流側で、外部冷却装置と 押出成形機の内部マンドレル上に装着した内部冷却ユニットを包含する内部冷却 装置とを用いて冷却し、外部冷却装置の下流側で管状体に外部から作用する引っ 張り装置によって管状体に引っ張り力を加える方法に関する。 このような方法は、たとえば、NL-A-7605758に開示されている。熱可塑性材料 から管状体を押出成形する際に内部冷却を行うということは、押出成形機から出 現する管状体にとって必要な冷却を、管状体をもっぱら外部から冷却する場合よ りもかなり好都合かつ迅速に行えるという、重要であり一般的に知られてもいる 利点である。その結果、管状体、特に肉厚の管状体の合成材料に望ましくない内 部応力分布が生じるのを避けることができる。 熱可塑性管状体の製造時に内部冷却を行うことはWO 94/05482にも開示されて いる。この刊行物に記載されている方法ならびにNL7605758による方法では、共 に、押出成形機の内部マンドレルに連結することができ、また、押出成形された 管状体の内部寸法よりも著しく小さい外部寸法を有する内部冷却ユニットにより 内部冷却を行っている。したがって、内部冷却ユニットと冷却されるべき管状体 の間にはギャップがあり、このギャップを通して冷却空気が循環し、管状体から 熱を取り去り、内部冷却ユニットに組み込まれ、液体によって冷却される冷却系 に熱を逃がすようになって いる。 これら公知の方法では、被冷却管状体と内部冷却ユニットの間のギャップの存 在は空気流を確立するためにのみ必要なわけではない。内部冷却を行うに際して は、特に前記ギャップを設けることによって除こうと試みられた欠点が付きまと うのである。この欠点とは、本明細書の冒頭に述べた方法を開始する際に実際に 生じる問題に関する欠点である。 内部冷却を行う押出成形法を開始する際の問題とは、押出成形機から現れる管 状体が押出成形機上に装着した内部冷却ユニットのまわりを覆いながら通過しな ければならないということである。WO 94/05482は、内部冷却ユニットを押出成 形機上に装着することなくいかにして押出成形機を始動時に最初に作動状態にセ ットするか、そして、押出成形プロセスが安定するまでいかにして内部冷却ユニ ットの装着を遅らせるかということを記載している。軟らかい管状体を押出成形 機ヘッドのすぐ下流で切断してから内部冷却ユニットを押出成形機上に取り付け ている。次に、押出成形を進めることによって管状体は内部冷却ユニットを覆い ながら摺動することになる。 冷却を行わない場合、管状体、特にその内側は押出成形機に隣接した領域のみ がやや冷却されるだけであり、したがって、軟らかいままであり、形状保持が難 しい。その結果、まだ軟らかい管状体が比較的冷たい内部冷却ユニットと接触し 、そこに付着する危険が明らかにある。おそらく、その結果、この時点で管状体 が割けたり、もはや内部冷却ユニットをまったく通過できなくなることになる。 結局のところ、内部冷却ユニットを通過しなければならない瞬間には、管状体は まだ引っ張り装置に到達しておらず、管状体が内部冷却ユニットを通過するのを 助ける力が引っ張り装置によって加えられないことになる。 したがって、本発明の目的は、問題なしの製造開始を可能とする手段を開示す ることによって前記の欠点を解消することにある。 この目的のために、本発明は、本明細書冒頭に記載の方法であって、以下の段 階を包含する開始手順を有し、この開始手順が、 −内部冷却ユニットを押出成形機の内部マンドレル上に装着することなく押出 成形機を作動状態に設定する段階と、 −管状体を押出成形し、引っ張り装置を管状体と係合させ、管状体を随意に外 部冷却装置によって冷却する段階と、 −引っ張り装置が管状体と係合したときに、引っ張り装置の下流側の位置で管 状体内へ内部冷却ユニットを導入し、押出成形機の内部マンドレルに取り付ける 段階 とを包含することを特徴とする方法を提供する。 この開始手順において、内部冷却ユニットの嵌合装着時に管状体と内部冷却ユ ニットとが接触してもなんの問題もない。これは、1つには、内部冷却ユニット の嵌合装着時に外部冷却装置が既に作動しており、その結果、管状体が既に或る 程度形状保持されるという事実による。さらに、管状体は、その中に内部冷却ユ ニットが挿入されたときには引っ張り装置によっていわばしっかりと保持されて いる。本発明による方法の重要な利点は、通常の作動時に冷却されるべき管状体 の内壁面と接触する部分を有する内部冷却ユニットを問題なく使用できるという ことである。たとえば、これらの部分としては、内部冷却の場合に管状体と循環 液状冷却材との直接的な接触の助けを行うのが普通であるシール要素がある。 内部冷却ユニットに接続できる補助工具を使用して内部冷却ユニットを管状体 内に挿入し、内部冷却ユニットを押出成形機上に装着した後にこの補助工具を管 状体から取り出すのが好ましい。 本発明はまた、管状体と液状冷却材(たいていの場合、水)との直接的接触に よって内部冷却を行う方法を実施するための内部冷却ユニットと、この内部冷却 ユニットを嵌合装着するための補助工具に関する。 以下、本発明を図面を参照しながらより詳しく説明する。図面において: 第1図は、本発明による方法を実施するための装置の実施例を概略的に示す。 第2図は、本発明による内部冷却ユニットを概略的に示す。 第1図において、参照符号1は押出成形機ヘッド2を有する熱可塑性合成材料 用押出成形機を示す。サイジング装置兼外部冷却装置3が押出成形機1の下流側 に配置してあり、引っ張り装置4が装置3の下流側に設置してある。 第1図は、更に、シール5a、5bを有する内部冷却ユニット5を示しており、こ れらのシールは、内部冷却ユニット5を押出成形された管状体7内に設置したと きにこの管状体7の内面と密封接触する。内部冷却ユニット5を嵌合装着するた めの補助工具6も示してある。 本発明による方法における手順は次の通りである。 まず、押出成形機1を作動状態にセットする。それにより、熱可塑性材料の管 状体7が押出成形機ヘッド2から押し出される。これに関連して、押出成形プロ セスの開始手順で合成材料管状体を製造するための最終的に意図した合成材料以 外の合成材料を使用し、この「開始材料」が高温でより良好な安定性を持つこと が時には望ましいことを指摘したい。 その後、押出成形機1から出た管状体7は引っ張り装置4に到達する。開始手 順でのこの時点で、ワイヤあるいはロープのような弾性要素を管状体7の挟持端 と引っ張り装置4内に設置したパイプ(図示せず)との間に 嵌合させるのが好ましい。引っ張り装置4を作動状態にセットした結果、管状体 7が引っ張られる。サイジング装置兼外部冷却装置3は、管状体7がこの装置3 に到達した時点で既に作動していると好ましい。 管状体7が充分に前進したとき、引っ張り装置4を管状体7に接触させ、作動 状態にセットする。本発明は、次に、引っ張り装置4の下流側の位置で管状体7 の開口端(8)に内部冷却ユニット5を挿入させる。これに関連して、管状体7の 最前方部を除去する必要があることが多い。これは、この部分が折り込まれてい たり、ねじれていたりするからである。内部冷却ユニット5を管状体7内へ押出 成形機ヘッド2まで挿入するために、ロッド状の補助工具6を使用する。好まし くは、内部冷却ユニット5の管状体7内への挿入時に、通常、押出成形機1、外 部冷却装置3および引っ張り装置4は作動状態に留まる。次に、内部冷却ユニッ ト5を押出成形機ヘッド2上に取り付けることができる。この実施例では、内部 冷却ユニット5はねじ部(9)を備え、押出成形機ヘッド2は内ねじ(図示せず) を有する対応する孔を備えている。内部冷却ユニット5は、それに取り外し自在 に連結する補助工具6を回転させることによって押出成形機ヘッド2に螺合する 。 押出成形機1、押出成形機ヘッド2および内部冷却ユニット5は、図示しない が冷却材を送り込み、取り出すように設計してあり、作動時に内部冷却ユニット 5のシール5a、5bと管状体7によって境される空所内で冷却材の循環を維持し、 この冷却材によって管状体7から熱を除去することができる。好ましくは、冷却 材は水である。 参照符号8のところでの管状体7内への内部冷却ユニット5の挿入にはなんの問 題もない。これは、この時点で管状体7が既に冷えており、適当な形状保持能力 を持っており、剛性であるからである。管状体7内への内部 冷却ユニット5の挿入時に管状体7へ加わる力も問題はない。これは、管状体7 が既に引っ張り装置4によって搬送されているからである。 内部冷却ユニット5を押出成形機1上に装着した後、補助工具6を取り外し、 管状体7の内部冷却を内部冷却ユニット5の助けによって開始する。 第2図は、本発明による方法を実施するのに適した内部冷却ユニットの別の実 施例を示す。この内部冷却ユニット20は3つの部分21、22、23から組み立てるこ とのできる剛性体を有する。第1の部分21は2つのシール24、25を備え、第2の 部分22はシール26を備え、第3の部分もシール27を備える。シール24、25、26、 27は管状体の内部冷却時に管状体の内壁面と密封接触する。部分21、22、23は概 略的に示す連結手段を備えており、連結手段21aは押出成形機の内部マンドレル に連結するものであり、連結手段21b、22a、22b、23aは部分21、22、23を相互 に連結するものである。 本発明の方法においては、まず部分21を管状体7内へ挿入し、それを押出成形 機1に連結し、次いで部分22を部分21に連結し、最後に部分23を部分22に連結す ることができる。これにより、内部冷却ユニット20の嵌合装着が簡単になる。 第2図には、2つのシール間の空所に属する複数対の導管を内部冷却ユニット 20に組み込むという事実は示していない。これらの導管は押出成形機の対応する 導管に接続し、各空所内の冷却程度を正確に調整することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年11月5日 【補正内容】 明細書 熱可塑性管状体を製造する方法および この方法のための内部冷却ユニット 本発明は、熱可塑性材料から管状体を製造する方法であって、通常の製造時に 内部マンドレルを包含する押出成形機を用いて管状体を押出成形し、押出成形機 を出る管状体の内面、外面それぞれを、押出成形機の下流側で、外部冷却装置と 押出成形機の内部マンドレル上に装着した内部冷却ユニットを包含する内部冷却 装置とを用いて冷却し、外部冷却装置の下流側で管状体に外部から作用する引っ 張り装置によって管状体に引っ張り力を加える方法に関する。 このような方法は、たとえば、NL-A-7605758に開示されている。熱可塑性材料 から管状体を押出成形する際に内部冷却を行うということは、押出成形機から出 現する管状体にとって必要な冷却を、管状体をもっぱら外部から冷却する場合よ りもかなり好都合かつ迅速に行えるという重要であり、一般的に知られてもいる 利点である。その結果、管状体、特に肉厚の管状体の合成材料に望ましくない内 部応力分布が生じるのを避けることができる。 熱可塑性管状体の製造時に内部冷却を行うことはWO 94/05482にも開示されて いる。この刊行物に記載されている方法ならびにNL7605758による方法では、共 に、押出成形機の内部マンドレルに連結することができ、また、押出成形された 管状体の内部寸法よりも小さい外部寸法を有する内部冷却ユニットにより内部冷 却を行っている。したがって、内部冷却ユニットと冷却されるべき管状体の間に はギャップがあり、このギャップを通して冷却空気が循環し、管状体から熱を取 り去り、内部冷却ユニットに組み込まれ、液体によって冷却される冷却系に熱を 逃がすようになっている。 これら公知の方法では、被冷却管状体と内部冷却ユニットの間のギャップの存 在は空気流を確立するためにのみ必要なわけではない。このギャップは、内部冷 却を行う際に生じる典型的な問題を克服するためにも設けてある。この問題は、 本明細書の冒頭に述べた方法を開始する際に実際に生じる。 内部冷却を行う押出成形法を開始する際の問題とは、押出成形機から現れる管 状体が押出成形機上に装着した内部冷却ユニットのまわりを覆いながら通過しな ければならないということである。WO 94/05482は、内部冷却ユニットを押出成 形機上に装着することなくいかにして押出成形機を始動時に最初に作動状態にセ ットするか、そして、押出成形プロセスが安定するまでいかにして内部冷却ユニ ットの装着を遅らせるかということを記載している。軟らかい管状体を押出成形 機ヘッドのすぐ下流で切断してから内部冷却ユニットを押出成形機上に取り付け ている。次に、押出成形を進めることによって管状体は内部冷却ユニットを覆い ながら摺動することになる。 冷却を行わない場合、管状体、特にその内側は押出成形機に隣接した領域のみ がやや冷却されるだけであり、したがって、軟らかいままであり、形状保持が難 しい。その結果、まだ軟らかい管状体が比較的冷たい内部冷却ユニットと接触し 、そこに付着する危険が明らかにある。おそらく、その結果、この時点で管状体 が割けたり、もはや内部冷却ユニットをまったく通過できなくなることになる。 結局のところ、内部冷却ユニットを通過しなければならない瞬間には、管状体は まだ引っ張り装置に到達しておらず、管状体が内部冷却ユニットを通過するのを 助ける力が引っ張り装置によって加えられないことになる。 〔3a頁挿入〕 したがって、本発明の目的は、問題なしの製造開始を可能とする手段を開示す ることによって前記の欠点を解消することにある。 この目的のために、本発明は、本明細書冒頭に記載の方法であって、以下の段 階を包含する開始手順を有し、この開始手順が、 −内部冷却ユニットを押出成形機の内部マンドレル上に装着することなく押出 成形機を作動状態に設定する段階と、 −管状体を押出成形し、引っ張り装置を管状体と係合させ、管状体を随意に外 部冷却装置によって冷却する段階と、 −引っ張り装置が管状体と係合したときに、引っ張り装置の下流側の位置で管 状体内へ内部冷却ユニットを導入し、押出成形機の内部マンドレルに取り付ける 段階 とを包含することを特徴とする方法を提供する。 この開始手順において、内部冷却ユニットの嵌合装着時に管状体と内部冷却ユ ニットとが接触してもなんの問題もない。これは、1つには、内部冷却ユニット の嵌合装着時に外部冷却装置が既に作動しており、その結果、管状体が既に或る 程度形状保持されるという事実による。さらに、管状体は、その中に内部冷却ユ ニットが挿入されたときには引っ張り装置によっていわばしっかりと保持されて いる。本発明による方法の重要な利点は、通常の作動時に冷却されるべき管状体 の内壁面と接触する部分を有する内部冷却ユニットを問題なく使用できるという ことである。 請求の範囲 1.熱可塑性材料から管状体を製造する方法であって、管状体(7)を通常の製造 時に内部マンドレルを包含する押出成形機(1)を用いて押出成形し、押出成形機 から出た管状体の内面、外面のそれぞれを、外部冷却装置(3)および押出成形機 の内部マンドレル上に装着した内部冷却ユニットを包含する内部冷却装置(5)の 助けによって押出成形機の下流側で冷却し、管状体に外部から作用する引っ張り 装置(4)によって外部冷却装置(3)の下流側で引っ張り力を管状体に加える方法 において、この方法が開始手順を有し、この開始手順が、 −内部冷却ユニット(5)を押出成形機(1)の内部マンドレル上に装着すること なく押出成形機を作動状態にセットする段階と、 −管状体(7)を押出成形し、引っ張り装置(4)を管状体と係合させ、随意に管 状体を外部冷却装置(3)によって冷却する段階と、 −引っ張り装置(4)が管状体(7)と係合したときに、引っ張り装置の下流側の 位置で管状体内へ内部冷却ユニットを導入し、この内部冷却ユニットを押出成形 機の内部マンドレルに取り付ける段階 とを包含することを特徴とする方法。 2.請求項1記載の方法において、内部冷却ユニットに連結できる補助工具(6) を用いて内部冷却ユニット(5)を管状体(7)内へ挿入し、内部冷却ユニットを押 出成形機(1)の内部マンドレル上に取り付けた後、この補助工具を管状体から取 り出すことを特徴とする方法。 3.熱可塑性材料から管状体(7)を製造するための押出成形機(1、2)の内部マ ンドレル上に装着するようになっている内部冷却ユニット(5;20)であって、押 出成形機(1、2)から出現する押出成形された管状体を押出成形機の下流側にあ る引っ張り装置(4)によって引っ張るように なっており、内部冷却ユニットが、内部マンドレルに取り外し自在に連結する継 ぎ手手段(9;21a)と、互いに隔たって設置してあり、押出成形された管状体の 内壁面に密封状態で作用するようになっているシール要素(5a、5b;24、25、26 、27)とを備えており、2つのシール要素と押出成形された管状体の内壁面とに よって境する空所を形成するようになっており、内部冷却ユニットが、さらに、 通常動作で押出成形機の内部マンドレルにある導管手段と接続して各空所内で液 状冷却材の循環を維持する導管手段を包含する内部冷却ユニットにおいて、継ぎ 手手段(9;21a)が、内部冷却ユニットを引っ張り装置(4)の下流側の位置(8) で押出成形機から出願する押出成形された管状体(7)内へ挿入した後に内部マン ドレル上に内部冷却ユニットを装着するようになっていることを特徴とする内部 冷却ユニット。 4.請求項3記載の内部冷却ユニットにおいて、シール要素(24、25、26、27)の 数が3つまたはそれ以上であり、押出成形方向において順次に複数の空所を形成 するようにになっていることを特徴とする内部冷却ユニット。 5.請求項4記載の内部冷却ユニットにおいて、導管手段が各空所用の別体の供 給導管、取り出し導管を包含することを特徴とする内部冷却ユニット。 6.請求項3〜5のいずれか1項に記載の内部冷却ユニットにおいて、剛性体が 複数の構成要素体(21、22、23)を包含し、これらの構成要素体がそれらを管状体 内に1つずつ嵌合させる取り外し自在の相互作用継ぎ手を備えていることを特徴 とする内部冷却ユニット。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年3月3日 【補正内容】 結局のところ、内部冷却ユニットを通過しなければならない瞬間には、管状体は まだ引っ張り装置に到達しておらず、管状体が内部冷却ユニットを通過するのを 助ける力が引っ張り装置によって加えられないことになる。 GB1422325が、押出成形されたチューブが押出成形機から垂直方向下方へ現れ る押出成形プロセスを開示している。押出成形されたチューブは、その内部を、 押出成形機の内部マンドレル上に装着した内部冷却ユニットによって冷却される 。この内部冷却ユニットは互いに隔たって設置されたシール要素を有し、これら のシール要素は押出成形されたチューブの内壁面を密封するように作用する。押 出成形されたチューブの内壁面とシール要素とによって境された空所内では水が 循環するようになっている。 GB1422325の実施例1に開示されているように、押出成形機を始動したときに は内部冷却ユニットは押出成形機上に装着されている。高温で軟らかい押出成形 されたチューブが内部冷却ユニットに付着するのを防ぐために、押出成形機と隣 接のシール要素との間でチューブ内のスペースに加圧ガスが導入される。 この公知の開始手順は、押出成形機にとって共通の位置から押出成形チューブ が水平方向に出現するときに無効である。特に、加圧ガスは、軟らかいチューブ が押出成形機に隣接したシール要素に達する前につぶれるのを防ぐことができな い。 したがって、本発明の目的は、問題なしの製造開始を可能とする手段を開示す ることによって前記の欠点を解消することにある。 この目的のために、本発明は、本明細書冒頭に記載の方法であって、以下の段 階を包含する開始手順を有し、この開始手順が、 −内部冷却ユニットを押出成形機の内部マンドレル上に装着することなく押出 成形機を作動状態に設定する段階と、 −管状体を押出成形し、引っ張り装置を管状体と係合させ、管状体を随意に外 部冷却装置によって冷却する段階と、 −引っ張り装置が管状体と係合したときに、引っ張り装置の下流側の位置で管 状体内へ内部冷却ユニットを導入し、押出成形機の内部マンドレルに取り付ける 段階 とを包含することを特徴とする方法を提供する。 この開始手順において、内部冷却ユニットの嵌合装着時に管状体と内部冷却ユ ニットとが接触してもなんの問題もない。これは、1つには、内部冷却ユニット の嵌合装着時に外部冷却装置が既に作動しており、その結果、管状体が既に或る 程度形状保持されるという事実による。さらに、管状体は、その中に内部冷却ユ ニットが挿入されたときには引っ張り装置によっていわばしっかりと保持されて いる。本発明による方法の重要な利点は、通常の作動時に冷却されるべき管状体 の内壁面と接触する部分を有する内部冷却ユニットを問題なく使用できるという ことである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM ),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR ,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE, ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.熱可塑性材料から管状体を製造する方法であって、管状体を通常の製造時に 内部マンドレルを包含する押出成形機を用いて押出成形し、押出成形機から出た 管状体の内面、外面のそれぞれを、外部冷却装置および押出成形機の内部マンド レル上に装着した内部冷却ユニットを包含する内部冷却装置の助けによって押出 成形機の下流側で冷却し、管状体に外部から作用する引っ張り装置によって外部 冷却装置の下流側で引っ張り力を管状体に加える方法において、この方法が開始 手順を有し、この開始手順が、 −内部冷却ユニットを押出成形機の内部マンドレル上に装着することなく押出 成形機を作動状態にセットする段階と、 −管状体を押出成形し、引っ張り装置を管状体と係合させ、随意に管状体を外 部冷却装置によって冷却する段階と、 −引っ張り装置が管状体と係合したときに、引っ張り装置の下流側の位置で管 状体内へ内部冷却ユニットを導入し、この内部冷却ユニットを押出成形機の内部 マンドレルに取り付ける段階 とを包含することを特徴とする方法。 2.請求項1記載の方法において、内部冷却ユニットに連結できる補助工具を用 いて内部冷却ユニットを管状体内へ挿入し、内部冷却ユニットを押出成形機の内 部マンドレル上に取り付けた後、この補助工具を管状体から取り出すことを特徴 とする方法。 3.請求項1記載の方法を実施するための内部冷却ユニットであって、押出成形 機の内部マンドレルに取り外し自在に連結する連結手段を備えた細長い剛性体を 包含し、また、互いから隔たって設置してあり、押出成形された管状体の内壁面 に対して密封作用を行うことのできる複数のシ ール要素を包含し、2つのシール要素と押出成形された管状体の内壁面とによっ て境された空所を形成するようになっており、さらに、内部冷却ユニットが導管 手段を備え、この導管手段が、通常の操作で、押出成形機の内部マンドレルにあ る導管手段と接続して各空所内での液状冷却材の循環を維持することができるこ とを特徴とする内部冷却ユニット。 4.請求項3記載の内部冷却ユニットにおいて、シール要素の数が3つまたはそ れ以上であり、押出成形方向において順次に複数の空所を形成するようにになっ ていることを特徴とする内部冷却ユニット。 5.請求項4記載の内部冷却ユニットにおいて、導管手段が各空所用の別体の供 給導管、取り出し導管を包含することを特徴とする内部冷却ユニット。 6.請求項3〜5のいずれか1項に記載の内部冷却ユニットにおいて、剛性体が 複数の構成要素体を包含し、これらの構成要素体がそれらを管状体内に1つずつ 嵌合させる取り外し自在の相互作用継ぎ手を備えていることを特徴とする内部冷 却ユニット。 7.請求項2記載の方法を実施する補助工具。
JP8523432A 1995-02-01 1996-01-29 熱可塑性管状体を製造する方法およびこの方法のための内部冷却ユニット Pending JPH10513127A (ja)

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