JPH10512704A - トラッキング信号を具備する長手記録担体への情報信号の記録及びその再生 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、トラック（Ｔ₁，Ｔ₂）に記録されたトラッキング信号（ｓ₁，ｓ₂）の修正の形で記号を使用することで、長手記録担体（２）のリードイン及びリードアウト部分の識別に関係する。この識別は、例えば前記トラッキング信号の周波数が前記リードイン及びリードアウト部分で変化しないままでいることである。このような修正は、前記リードイン及びリードアウト部分の一部にでさえ情報信号を記録する前記リードイン及びリードアウト部分におけるトラッキング信号の使用を可能にするようになる。前記修正は、前記トラッキング信号のデューティーサイクルを変化することで実現される。

Description

【発明の詳細な説明】 トラッキング信号を具備する長手記録担体への情報信号の記録及びその再生 技術分野 本発明は、記録担体の長手方向に走る第１及び第２トラックそれぞれに記録さ れる特定の周波数の第１及び第２トラッキング信号を持つ当該長手記録担体、こ のような記録担体を製造するための方法、このような記録担体上の情報信号を記 録するための装置及び情報信号を前記記録担体から読み取る装置に関する。 背景技術 冒頭の段落で定められた記録担体は、この明細書の終わりで与えられる文書一 覧の文書Ｄ１である米国特許公報 ＵＳＰ 4,318,141 号から既知である。このト ラッキング信号は、この記録担体上に互いに並んで置いてあるトラックに深く予 め記録される。この情報信号を記録するための後者の記録ステップにおいて、こ の情報信号は、半分を第１トラック上に、半分を第２トラック上に正確に置く第 ３トラックに記録される。 発明の開示 本発明は、前記記録担体のリードイン及びリードアウト領域を示すための特定 な記号を備えることを目的とする。本発明に従う記録担体は、この記録担体のリ ードイン部分は、当該記録担体のスタート端を示すリードイン記号を備え、この 記録担体のリードアウト部分は、当該記録担体の終端を示すリードアウト記号を 備え、このリードイン記号は、第１及び第２トラッキング信号の少なくとも１つ の当該信号の特定の周波数がほとんど変化しないままでいるように前記第１及び 第２トラッキング信号の少なくとも１つを修正することによって得られる。この リードアウト記号が、第１及び第２トラッキング信号の少なくとも１つの当該信 号の特定の周波数がほとんど変化しないままでいるように前記第１及び第２トラ ッキング信号の少なくとも１つを修正することによって得られることを特徴とす る。 その上特に、この記録担体は、リードイン記号が前記リードイン部分における第 １及び第２トラッキング信号の少なくとも１つのデューティーサイクルを修正す ることによって得られることを特徴とする。 本発明は、次のような認識に基づいている。記録担体の先行文献において、こ の記録担体のスタート端及び終端は、この記録担体上の記号によって示される。 多くの場合、記録担体は、カセットにある２つのリールに機械的に固定されるこ となくこれらのリールに載せる。そのように、この記録担体がある方向にかなり 遠くへ運ばれる場合、このことは、当該記録担体は前記リールから完全に扱われ るというリスクになる。このリスクは、望まないものである。この記号は、記録 担体の一端の接近を検出するために備えられるので、この記録担体の輸送は止め られるか、方向を反転する。 この記号は、前記記録担体上の導体ストリップの形である。この記録担体上の このような導体ストリップは、当該導体ストリップが置かれる記録担体の位置の 上の情報を記録することを可能にする。本発明に従い、トラッキング信号は、前 記記録担体のリードイン及びリードアウト部分にも記録され、記号は磁気パター ンの形で記録担体上に記録される。その上特に、前記記号は、第１及び第２トラ ッキング信号の少なくとも１つを修正することで実現される。結果として、記録 担体のリードイン部分及びリードアウト部分におけるトラッキング周波数は、ト ラッキング信号として機能、修正、記号としても機能する。注意としては、第１ 及び第２トラッキング信号の少なくとも１つの当該信号の周波数が変化しないま までいるので、トラッキングが前記記録担体のリードイン及びリードアウト部分 でまだ実現されることを注意とする。結果として、多くの記憶容量は、前記記録 担体上の情報信号を蓄えることを実現する。 このトラッキング周波数は、米国特許公報 ＵＳＰ 4,318,141 号では異なる。 しかしながら、好ましくは、第１及び第２トラッキング信号の特定の周波数は、 ほぼ同じで、この第１及び第２トラッキング信号は、位相が異なる。 本発明に従う記録装置は、情報信号がこの記録担体のリードイン部分及びリー ドアウト部分の少なくとも一部にも記録される当該記録担体上の情報信号を記録 することを可能にするだろう。 本発明に従う再生装置は、情報信号が当該記録担体のリードイン部分及びリー ドアウト部分の少なくとも一部からも再生される当該記録担体から情報信号を再 生することを可能にするだろう。 同じ周波数であるが異なる位相を持つトラッキング信号は、関連文書のリスト にある文献Ｄ２の米国特許公報 ＵＳＰ 4,056,832 号から既知であることに注意 すべきである。さらに、関連文書のリストにある文献Ｄ３である出版物‘Ｄiffe rent marks for indicating and detecting the beginning and end of a tape ’in Ｒesearch Ｄisclosure Ｏctober 1991,p.726は、記号としての磁気信号の 使用を開示している。しかしながら両方の場合においてもリードイン又はリード アウト部分におけるトラッキング信号の修正を示さない。 本発明に従って、トラッキング信号は、例えばデューティーサイクルを変化す ることで修正される。リードイン及びリードアウト領域内でさえデューティーサ イクルを変化すること、例えば情報信号が記録されるリードイン及びリードアウ ト領域の部分を示すことを可能にする。このような部分は、従って記録担体のデ ータ領域を接する。前記リードイン及びリードアウト領域内のデューティーサイ クルの変化は、データ開始及びデータ終了記号として見なされる。 図面の簡単な説明 上記に記載された本発明の特徴及び他の特徴を図面を参照して以下により詳細に 説明する。 第１図は、トラックに記録されたトラッキング信号を持つ当該トラックを備え る記録担体の実施例を示し、 第２図は、この記録担体の全体の長さを越える当該記録担体を概略的に示し、 第３図は、トラックのリードイン部分に記録されたトラッキング信号の一例を 示し、 第４図は、前記トラックのリードアウト信号部分に記録されたトラッキング信 号の一例を示し、 第５図は、記録担体に記録されるトラッキング信号を持ち、事前に記録された 当該記録担体を製造するための装置の実施例を示し、 第６図は、前記記録担体の情報信号を記録するための装置の実施例を示し、 第７図は、前記記録担体に記録された情報信号を有する当該記録担体を示し及 び 第８図は、前記記録担体から情報信号を読み取るための装置の実施例を示す。 発明を実施するための最良の形態 第１図は、長手記録担体２の実施例を示す。この記録担体の一部だけが示され ている。この記録担体２上にトラックＴ₁，Ｔ₂，…，Ｔ_nが存在する。このトラ ックは、この記録担体の長手方向に互いに平行に走る。第１トラッキング信号ｓ₁ は、トラックＴ₁に記録される。第２トラッキング信号ｓ₂は、トラックＴ₂に記 録される。第３トラッキング信号ｓ₃は、トラックＴ₃に記録される。第ｎトラッ キング信号ｓ_nは、トラックＴ_nに記録される。 これらのトラッキング信号は、比較的低い周波数の信号であり、この記録担体 に後に記録される情報信号の周波数成分と比較される。このトラッキング信号の 周波数が比較的に低い場合、これらのトラッキング信号は、この記録担体に深く 記録されるので、情報信号の後に記録することは、トラッキング信号の消去とい う結果にはならないだろう。２つの隣合うトラックのトラッキング信号は、異な る周波数を持ってもよい。しかしながら、好ましくは、このトラッキング信号は 、同じ周波数を持ち、隣合うトラックでのトラッキング信号は、異なる位相を持 つ。その上特に、隣接するトラックのトラッキング信号間の位相差は180°であ る。 第２図は、現在前記記録担体全体の長さを越えて概略的に当該記録担体を示す 。この記録担体２のスタート端は、ＢＯＴ(beginning-of-tape)で示され、終端 は、ＥＯＴ(end-of-tape)で示される。この記録担体の起端（ＢＯＴ）及びライ ンｌ₁並びにこの記録担体の終端及びラインｌ₂それぞれの間の部分であるリード イン部分及びリードアウト部分が示されている。 記号は、この記録担体２のリードイン部分及びリードアウト部分に具備され、 この記録担体の開始部分及び終了部分それぞれを示す。この記号は、前記リード イン部分及び前記リードアウト部分の少なくとも一つに存在するトラッキング信 号を修正することで実現される。好ましくは、リードイン部分における全てのト ラックのトラック信号は、同じ方法で修正される。好ましくは、リードアウト部 分でのトラック信号も同じ方法で修正される。このリードイン部分における修正 は、リードイン部分とリードアウト部分との間の区別を可能にするためにリード アウト部分での修正と異なる。 トラッキング信号の修正は、トラッキング信号のデューティーサイクルを変化 することで実現される。第３図は、リードイン部分を定めるためにデューティー サイクルの変化を持ち、トラックに記録されるトラッキング信号の実施例を示す 。第３図は、第２図のリードイン部分の右側境界の周り、つまり第２図における ラインｌ₁の周りのトラッキング信号の動きを示す。第３図は、特定の周波数を 有する正弦波の形のトラッキング信号を示す。これは、ラインｌ₁の右側で示さ れる。正弦波のデューティーサイクルは、普通の正弦波に対し通常１／２である 。ラインｌ₁の左側（つまりリードイン部分の場所である）で、デューティーサ イクルは、１／２の値から１よりも小さい値であるｘの値へと変化する。ｘは例 として１／３の値であってもよい。しかしながら、トラッキング信号の周波数は 変化しない。第４図は、第２図のリードアウト部分の左側境界の周り、つまり第 ２図でのラインｌ₂。の周りのトラッキング信号の動きを示す。第４図は、第３ 図のように特定の周波数を有する正弦波の形のトラッキング信号を示す。これは 、ラインｌ₂の左側で示される。この正弦波のデューティーサイクルは、再び１ ／２である。ラインｌ₂の右側（つまりリードアウト部分の場所）で、このデュ ーティーサイクルは、１／２から１よりも小さい値であるｙの値へと変化する。 ｙは例として２／３の値であってもよい。再度、この信号の周波数は変化しない 。このデューティーサイクルの変化は、リードイン部分及びリードアウト部分に 対し異なる。 リードイン及びリードアウト部分における修正されたトラッキング信号は、こ のトラッキング信号の周波数と位相と関係は同じようなままである理由のため、 例えば前記信号はまだトラッキング信号として使用される。その上、トラッキン グ信号の修正は検出できるので、ヘッドは、リードイン又はリードアウト部分上 に置かれることが確立される。前記記録キャリアに関し、よって第３図及び４図 は、例えば第１図及び２図のトラックＴ₁に記録される第１トラッキング信号の ような記録担体上のトラックの一つに記録されるトラック信号を示す。隣合うト ラックにおいて、もう一つのトラッキング周波数が記録される。この第２トラッ キング周波数は、第３図及び４図に示される第１トラッキング周波数と同じ形で あるが、反対の極性を持つ（さもなくば、２つのトラッキング周波数は180°の 位相差を持つ）。 第５図は、第１図から４図に関して上記に記載される事前に記録された長手記 録担体を製造するための装置の実施例を概略的に示す。特に、第５図は、一つの トラックに対し第３図及び４図のトラッキング周波数及び隣接するトラックに対 し反対の極性のトラッキング信号を発生するための実施例を示す。この装置は、 例えば特定の周波数の信号を発生するための発振器のような周波数発生装置１０ を有する。この発振器１０の出力は、修正回路１２の出力と結合される。この装 置は、書き込みヘッドｈ₁からｈ_nを持つｎ個の書き込みヘッド配列を有する。こ の修正回路１２の出力は、この書き込みヘッド１４の奇数番号のヘッドｈ₁，ｈ₃ ，ｈ₅，…と結合される。この修正回路１２の出力は、さらに、インバータ１６ を介して書き込みヘッド配列１４の偶数番号のヘッドｈ₂，ｈ₄，ｈ₆，…と結合 される。第５図の装置は、制御ユニットを有し以下のような機能がある。 第５図の装置は、特定の周波数の第１及び第２トラッキング信号が同じ周波数 であるが異なる位相、特に180°の異なる位相を持つトラッキング信号であり、 第２図で示されるような事前に記録された記録担体を発生することを可能にする 。この目的のために制御信号は、修正器１２へ出力される可能な信号を発生する 。この発生装置１０は、この制御ユニット１８からデューティーサイクル制御信 号に応じてこのデューティーサイクルが１／２からｘ、例えば１／３に変化する ような信号を修正するこの修正器１２へ特定の周波数の信号を供給する。この奇 数番号のヘッドは、この出力される信号を奇数番号のトラックＴ₁，Ｔ₃，…に記 録する。修正器１２で出力されるこの修正された信号もまた、この信号の極性を 反対にするインバータ１６へと与えられる。結果として、修正器１２で出力され る信号と比較して極性を反対にする修正された信号は、偶数番号のヘッドへ供給 され、奇数番号のトラックＴ₂，Ｔ₄，…に記録される。これは、ラインｌ₁の左 側に対し、この記録担体のリードイン部分に記録されるリードインの記号となる 。次に、この修正器は、制御ユニット１８からの可能／不可能制御信号によって 抑止される。発生装置１０によって供給され、１／２のデューティーサイクルを 有するこの信号は、直接、つまり修正することなく、奇数番号のヘッドへ出力さ れ、奇数番号のトラックに記録される。さらに、インバータ１６での信号の反転 後、反転したトラッキング信号は、偶数番号のヘッドへ出力され、従って偶数番 号のトラックに記録される。次に、この制御信号は修正器１２へ出力される可能 な信号を発生する。この修正器１２は、この制御ユニット１８からもう一つのデ ューティーサイクル制御信号に応じてデューティーサイクルが１／２からｙ、例 えば２／３に変化するような信号を現在修正する。この奇数番号のヘッドは、こ の修正された信号を奇数番号のトラックＴ₁，Ｔ₃，…に記録する。修正器１２で 出力されるこの修正された信号もまた、この信号の極性を反転するインバータ１ ６へと与えられる。結果として、この修正器１２で出力される信号と比較して極 性を反転する修正された信号は、偶数番号のヘッドに出力され、偶数番号のトラ ックＴ₂，Ｔ₄，…に記録される。これは、ラインｌ₂の右側に対し、この記録担 体のリードアウト部分に記録されるリードアウトの記号となる。 第６図は、記録担体上に事前に記録されるトラッキング信号を持つ第１図及び ２図の当該記録担体上の情報信号を記録するための装置の実施例を示す。第７図 は、情報信号が前記記録担体１上にどの様に記録されるかを示す。トラックＴ_a は、例えばＴ₁及びＴ₂のようなトラック信号の２つの隣接するトラック間での境 界線上に正確に記録される。第６図の装置は、情報信号を受信するための入力端 子３０を持つ。この入力端子は、フォーマッターユニット３２の入力と結合され 、情報信号をこの記録担体１上に記録するのに適するフォーマットにする。フオ ーマッターユニット３２の出力は、書き込み／読み取りヘッド３４と結合される 。フォーマットされた情報信号は、この書き込み／読み取りヘッドに出力され、 前記記録担体１上のトラックＴ_aに記録される。前記ヘッド３４は、さらにトラ ックＴ₁及びＴ₂に記録されるトラッキング信号を読み取るのに適する。このトラ ック信号は、フィルタユニット３６に出力され、このフィルタユニットは、トラ ッキング信号の特定の周波数に等しい中心周波数のバンドパスフィルタ特性を 持つ。このトラッキング信号の周波数は、フォーマットされた情報信号の周波数 容量に関して低いので、フォーマットされた情報信号をトラックＴ_aに書き込む 間、トラックＴ₁及びＴ₂からトラッキング信号を読み取ることを可能にする。 前記ヘッド３４がトラックＴ₁及びＴ₂上の半分の通路に正確に置かれる場合、 等しい振幅率であるが反対の位相のトラッキング信号は、トラックＴ₁及びＴ₂か ら読み取られる。結果として、ほとんど零振幅信号がフィルタ３６によって発生 装置３８へ出力される。この発生装置ユニット３８は、制御信号をフィルタ３６ によって向けられる信号に応じてアクチュエータユニット４０へ出力される。こ のアクチュエータユニット４０は、このトラックに対し反対の方向に前記ヘッド ３４を位置決めするための位置決めユニット（図示せず）を有する。このヘッド が２つのトラックＴ₁及びＴ₂上で半分の通路を正確に位置決めする上記に記載さ れる場所において、このヘッド３４を再び置かれることは必要ない。このヘッド がトラックＴ₁上の大部分に対し置かれる場合、このトラックＴ₁から読み取れる トラッキング信号は、トラックＴ₂から読み取られる信号よりも大きい振幅を持 つ。これは非零信号振幅信号が、フィルタ３６によって発生装置ユニット３８へ 出力されることを意味する。この発生装置ユニット３８は、ヘッド３４は、フィ ルタ３６によって発生装置３８に向けられる信号の振幅を減少するような位置に 向かう特定の方向へ動くようなアクチュエータユニット４０に対して制御信号を 現在発生する。 このヘッド３４がトラックＴ₂上の大部分に対し位置決めされる場合、このト ラックＴ₂から読み取られるトラッキング信号は、トラックＴ₁から読み取られる 信号よりも大きい振幅を持つだろう。これは、再び非零振幅信号がフィルタ３６ によって発生装置ユニット３８へ出力されることを意味する。この発生装置ユニ ット３８は、ヘッド３４がフィルタ３６によって発生装置３８に向けられる信号 の振幅を減少するような位置に向かって特定の方向へ動くようなアクチュエータ ユニット４０に対して制御信号を現在発生する。 検出ユニット４２は、トラッキング信号が記録担体のリードイン及びリードア ウト部分で修正されるという事実を検出するために存在する。この検出ユニット ４２は、一つ又はそれ以上のトラックにおける一つ又はそれ以上のトラッキング 信号での修正を検出するための検出器（図示せず）をいくつか有する。例として 、付加的な読み取りヘッド（図示する）がこのトラックＴ₁からトラッキング信 号を読み取るためだけあってもよい。さらに、この検出器４２は積分器を有して もよい。もう一つの例として、付加的なヘッドｏｓは、もう一つのトラック上に 置かれ、これは、トラックＴ₁としてそこに記録される同じトラッキング信号を 持つ。 トラックＴ₁のリードイン部分におけるトラッキング信号は、第３図に示され るように修正されると仮定してみる。トラックＴ₁から読み取られるトラッキン グ信号を積分する場合、積分された出力信号は、デューティーサイクルが１／２ であるリードイン及びリードアウト部分の外側の位置に対し零であることは明ら かである。リードイン部分でのトラッキング信号を読み取る場合、検出器４２は 第３図に示される修正されるトラッキング信号をラインｌ₁の左側に検出する。 本例においては、デューティーサイクルは１／３である。これは、各波長におけ る負の部分は正の部分よりも大きいことを意味する。修正されたトラッキング信 号を積分することに関し、これは、負の出力信号を導き、記録担体のリードイン 部分の識別となる。 トラックＴ₁のリードアウト部分におけるトラッキング信号は第４図に示され るように修正されると仮定してみる。このリードアウト部分におけるトラッキン グ信号を読み取る場合、検出器４２が第４図に示されるような修正されたトラッ キング信号をラインｌ₂の右側に検出することは明らかである。本例においてデ ューティーサイクルが２／３である。これは、各波長における正の部分が負の部 分よりも大きいことを意味する。修正されたトラッキング信号を積分することに 関し、これは正の出力信号を導き、記録担体のリードアウト部分の識別となる。 前記トラックＴ_aにおける情報信号を記録する場合、記録担体はモータートラ ンスポートユニット４４によってリードイン部分からリードアウト部分へ向かう 方向に送信される。前記リードアウト部分を挿入することに関し、検出器４２は 修正されたトラッキング信号を検出することができ、インテグレータを用いて正 の制御信号を発生する。このリードアウト部分においてトラッキング信号がまだ 存在するので、当該リードアウトの第１部分における情報信号の記録は、トラッ キング制御がまだ機能として可能なままでいる。正の制御信号の発生に関し、こ の正の制御信号がリードアウト部分を示すものであり、モータートランスポート ユニット４４は、記録担体をリードリールから引き出されるのを防ぐため又はこ の記録担体１の送信方向を反転するためこの記録担体の送信も止める。後者の場 合、ヘッド３４はもう一つのトラック上に置かれるであろう。例として、トラッ クＴ_aにおける記録された情報信号を有する後、ヘッド３４がトラックＴ₂及びＴ₃ の間の境界線上に置かれるので、記録された情報信号を有するトラックＴ_b（第 ７図参照）は、この記録担体上に記録される。この記録担体は現在リードアウト 部分からリードイン部分に向かう方向に送信される。 リードイン部分を現在挿入することに関し、検出器４２は修正された情報信号 を検出することを可能にし、積分器を用いて負の制御信号を発生する。このトラ ッキング信号がリードイン部分にまだ存在するので、リードイン部分の最終部分 における情報信号を記録することは、トラッキング信号がまだ機能として可能な ままでいる。負の制御信号の発生に関し、この負の制御信号がリードイン部分を 示すものであり、モータートランスユニット４４は、記録担体を残りのリードリ ールから引き出されることを防ぐため又は記録担体１の送信方向を反転するため に記録担体の送信も止める。後者の場合、ヘッド３４はもう一つのトラック上に 置かれるであろう。例として、トラックＴ_bにおける記録された情報信号を有し た後、ヘッド３４はトラックＴ₃及びＴ₄の間の境界線上に置かれるので、記録さ れた情報信号を有するトラックＴ_c（第７図参照）は、この記録担体上に記録さ れる。 第８図は、第１図及び２図の記録担体から情報信号を再生するための装置の実 施例を示す。この記録担体は、トラックＴ₁及びＴ₂において当該記録担体に記録 されるトラッキング信号及びトラックＴ_a及びＴ_b（第７図参照）においてそれに 記録される情報信号を持つ。第８図の装置は、ひずみ器ユニット５２の入力に接 続される出力を有する読取りヘッド５０を持つ。このひずみ器ユニット５２の出 力は、情報信号を出力するための出力端子５４に接続される。ひずみ器ユニット ５２は、トラックＴ_a及びＴ_bから読み出されるフォーマットされた情報信号を端 子５４に出力される本来の情報信号に変換する。ヘッド５０は、トラック Ｔ₁及びＴ₂に記録されるトラッキング信号読み取るのにさらに適する。このトラ ッキング信号は、フィルタユニット３６に出力され、このフィルタユニットは、 第６図のフィルタユニットと同じである。この装置はさらに第６図の発生装置ユ ニット３８と同じ発生装置ユニット３８、第６図のアクチュエータユニット４０ も同じアクチュエータユニット４０、第６図の検出器ユニット４２と同じ検出ユ ニット４２及び第６図の送信ユニットと同じモータトランスポートユニット４４ もまた有する。 ヘッド５０がトラックＴ₁及びＴ₂上の半分の通路に正確に置かれる場合、振幅 は同じであるが、位相が反対であるトラッキング信号は、トラックＴ₁及びＴ₂か ら読み取られる。結果として、ほとんど零振幅の信号がフィルタ３６によって発 生装置ユニット３８へ出力される。この発生装置ユニット３８は、フィルタ３６ によって向けられる信号に応じて制御信号をアクチュエータユニット４０へ出力 する。このアクチュエータユニット４０は、従って前記ヘッドがトラックＴ_a上 に正確に置かれるようなトラックとは反対の方向にヘッド５０を置く。ヘッド５ ０がトラックＴ₁上の大部分に対し置かれる場合、トラックＴ₁から読み取られる トラッキング信号は、トラックＴ₂から読み取られる信号よりも大きな振幅を有 するだろう。これは、非零振幅信号がフィルタ３６によって発生装置ユニット３ ８に出力されることを意味する。この発生装置ユニット３８は、ヘッド５０がフ ィルタ３６によって当該発生装置３８に向けられる信号の振幅を減少するような 位置へ向かう特定の方向に移動するようなアクチュエータユニット４０に対する 制御信号を現在発生するので、当該ヘッド５０は正確にトラックＴ_a上にある。 ヘッド５０がトラックＴ₂上の大部分に置かれる場合、トラックＴ₂から読み取 られるトラッキング信号は、トラックＴ₁から読み取られる信号よりも大きな振 幅を有する。これは再び非零振幅信号がフィルタ３６によって発生装置ユニット ３８へ出力されることを意味する。この発生装置ユニット３８は、ヘッド５０が フィルタ３６によって当該発生装置３８へ向けられる信号の振幅を減少するよう な位置に向かう残りの方法に移動するようなアクチュエータユニット４０に対す る制御信号を現在発生するので、このヘッド５０は再び正確にトラックＴ_a上 にある。 検出器ユニット４２は、第６図を参照して上記に記載される同じ方法での機能 する。従って、リードアウト部分を示す正の信号の発生に関し、モータートラン スポートユニット４４は、記録担体をリードリールから引き出されることを防ぐ ため又は当該記録担体１の送信方向を反転するために当該記録担体の送信も止め る。後者の場合、ヘッド５０はもう一つのトラック上に置かれる。例として、ト ラックＴ_aから情報信号を読み取った後、当該ヘッド５０はトラックＴ₂及びＴ₃ との間の境界線上に置かれるので、記録された情報信号を有するトラックＴ_b（ 第７図参照）は、この記録担体から読取られる。 本発明は、よってトラックに記録されるトラッキング信号の修正の形で記号を 使用することで、長手記録担体のリードイン及びリードアウト部分の識別に関し 、この識別は、例えばトラック信号の周波数がリードイン及びリードアウト部分 に変化せずに残ることである。このような修正は、リードイン及びリードアウト 部分の一部においてでさえ情報信号を記録するためのリードイン及びリードアウ ト部分にけるトラッキング信号を使用することを可能にする。 本発明は、よってトラックに記録されたトラック信号の修正の形で記号を使用 することで長手記録担体のリードイン及びリードアウト部分の識別に関する。こ の識別は例えばトラッキング信号の周波数がこのリードイン及びリードアウト部 分に変化せずに残ることである。このような修正は、リードイン及びリードアウ ト部分の一部においてでさえ情報信号を記録するためのリードイン及びリードア ウト部分にけるトラッキング信号を使用することを可能にする。 現在の発明がこの参照された実施例に関して記載されるのに対し、これが制限 された実施例でないことを理解されたい。よって、様々な修正は、添付請求項に 規定されるように、本発明の範囲から離れることなく、当業者には明らかであろ う。 関連文書 （Ｄ１） 米国特許公報USP4,138,141 号 （Ｄ２） 米国特許公報USP4,056,832 号(PHN7630) （Ｄ３） ‘Ｄifferent marks for indicating and detecting the beginnig a nd end of a tape’in Ｒesearch Ｄisclosure，Ｏctober 1991,p.726

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．特定の周波数の第１及び第２トラッキング信号を持つ長手記録担体記録担体 であって、当該記録担体の長手方向に走る第１及び第２トラック信号それぞれに 第１及び第２トラッキング信号が記録される長手記録担体において、前記記録担 体のリードイン部分は、当該記録担体のスタート端を示すリードイン記号を具備 し、前記記録担体のリードアウト部分は、当該記録担体の終端を示すリードアウ ト記号を具備し、前記リードイン記号は、第１及び第２トラッキング信号の少な くとも１つの当該信号の特定の周波数がほとんど変化しないままでいるように第 １及び第２トラッキング信号の少なくとも１つの当該信号を修正することによっ て得られ、前記リードアウト記号は、前記第１及び第２トラッキング信号の少な くとも１つの当該信号特定の周波数がほとんど変化しないままでいるように第１ 及び第２トラッキング信号の少なくとも１つの当該信号を修正することによって 得られることを特徴とする長手記録担体。 ２．請求項１に記載の記録担体において、前記リードイン記号は、前記リードイ ン部分における前記第１及び第２トラッキング信号の少なくとも一つの当該信号 のデューティーサイクルを修正することによって得られ、前記リードアウト記号 は、前記リードアウト部分における前記第１及び第２トラッキング信号の前記少 なくとも一つの当該信号のデューティーサイクルを修正することによって得られ ることを特徴とする記録担体。 ３．請求項２に記載の記録担体において、前記リードイン記号における前記第１ 及び第２トラッキング信号の少なくとも一つの当該信号のデューティーサイクル は、前記リードアウト記号における前記第１及び第２トラッキング信号の前記少 なくとも一つのデューティーサイクルとは異なることを特徴とする記録担体。 ４．請求項３に記載の記録担体において、前記リードイン記号における前記第１ 及び第２トラッキング信号の前記少なくとも一つの当該信号のデューティーサイ クルがｘが常に１よりも小さいｘであり、前記リードアウト記号における前記第 １及び第２トラッキング信号の前記少なくとも一つの当該信号デューティ ーサイクルが１−ｘであることを特徴とする記録担体。 ５．請求項１，２，３又は４に記載の記録担体において、前記第１及び第２トラ ッキング信号の特定の周波数は略同じであり、当該第１及び第２トラッキング信 号は位相が異なることを特徴とする記録担体。 ６．請求項５に記載の記録担体において、前記リードイン記号は、前記第１及び 第２トラッキング信号の両方の特定の周波数がほとんど変化しないままでいるよ うに当該第１及び第２トラッキング信号の両方を修正することで得られ、前記リ ードアウト記号は、前記第１及び第２トラッキング信号の両方の特定の周波数が ほとんど変化しないままでいるように当該第１及び第２トラッキング信号の両方 を修正することで得られることを特徴とする記録担体。 ７．予め記録された長手記録担体を製造する方法であり、 −特定の周波数の第１及び第２トラッキング信号を発生し、 −前記記録担体の長手方向に走る第１及び第２トラックそれぞれにける第１及び 第２トラッキング信号を記録する ステップを有する方法において、当該方法は、 −前記記録担体のスタート端を示すリードイン記号を発生する第１ステップと、 −前記記録担体の終端を示すリードアウト記号を発生する第２ステップと、 −前記記録担体のリードイン部分における前記リードイン記号を記録すること及 び前記記録担体のリードアウト部分における前記リードアウト記号を記録するこ とと をさらに有し、第１発生ステップは、前記第１及び第２トラッキング信号の少 なくとも１つの当該信号の特定の周波数がほとんど変化しないままでいるように 第１及び第２トラッキング信号の前記少なくとも１つを修正することにより前記 リードイン記号を発生し、第２発生ステップは、前記第１及び第２トラッキング 信号の少なくとも１つの当該信号の特定の周波数がほとんど変化しないままでい るように第１及び第２トラッキング信号の前記少なくとも１つを修正することで 前記リードアウト記号を発生することを特徴とする方法。 ８．記録担体上に情報信号を記録するための装置であり、当該記録担体は、当該 記録担体の長手方向に走る第１及び第２トラックそれぞれに記録される特定の 周波数の第１及び第２トラッキング信号を持ち、前記装置は、 −前記情報信号を入力するための手段、 −前記記録担体上の第３トラックに前記情報信号を書き込み、前記第１及び第２ トラックから前記第１及び第２トラッキング信号を読み取るための手段、 −前記記録担体から読み取られる前記第１及び第２トラッキング信号から、当該 第１及び第２トラックに関係する前記書き込み手段の位置を示す制御信号を発生 するための発生手段、及び −前記第３トラックにおける前記情報信号の書き込みを可能にするために前記第 １及び第２トラックに関係する前記書き込み手段を位置決めする位置決め手段を 備える前記装置において、当該装置は、前記記録担体のリードイン部分が当該記 録担体のスタート端を示すリードイン記号を備え、当該記録担体のリードアウト 部分が当該記録担体の終端を示すリードアウト記号を備える記録担体に前記情報 を記録でき、前記リードイン記号は、前記第１及び第２トラッキング信号の少な くとも一つの当該信号の特定の周波数が変化しないままでいるように当該第１及 び第２トラッキング信号の前記少なくとも一つを修正することで得られ、前記リ ードアウト記号は、前記第１及び第２トラッキング信号の少なくとも一つの当該 信号の特定の周波数が変化しないままでいるように前記第１及び第２トラッキン グ信号の前記少なくとも一つを修正することで得られる前記書込み及び読み取り 手段は、前記記録担体の前記リードイン部分及び前記リードアウト部分から、修 正された前記第１及び第２トラッキング信号を読み取るのにさらに適し、前記発 生手段は、修正された前記第１及び第２トラッキング信号から前記制御信号を発 生するのにさらに適し、前記位置決め手段は、前記記録担体の前記リードイン部 分の少なくとも１部及び当該記録担体の前記リードアウト部分の少なくとも１部 における前記第３トラックに前記情報信号の書込みを可能にするために当該第１ 及び第２トラックに関係する前記書き込み手段を位置決めするのにさらに適する ことを特徴とする装置。 ９．請求項８に記載の装置において、前記記録担体の前記リードイン部分及び前 記リードアウト部分における前記第１及び第２トラッキング信号の前記少なくと も１つにおける前記修正を検出し、修正の検出に応じて第２制御信号を発生 するための検出手段を備え、当該装置は、前記第２制御信号の前記発生に応じて 前記記録担体の送信速度を変えるのにさらに適することを特徴とする装置。 １０．請求項９に記載の装置において、前記検出手段は、前記第１及び第２トラ ッキング信号の前記少なくとも１つにおけるデューティーサイクルの変化を検出 し、これに応じて前記第２制御信号を発生するのに適することを特徴とする装置 。 １１．長手記録担体上のトラックから情報信号を読み取るための装置であり、前 記記録担体は、当該記録担体の長手方向に走る第１及び第２トラックそれぞれに おいて記録される特定の周波数の第１及び第２トラッキング信号を持ち、前記情 報信号は、当該記録担体の前記長手方向における第３トラックに記録され、当該 装置は、 −前記記録担体上の前記第３トラックから前記情報信号を読み取り、前記第１及 び第２トラックから当該第１及び第２トラッキング信号を読み取るための手段、 −前記記録担体から読み取られる前記第１及び第２トラッキング信号から前記第 １及び第２トラックに関係する前記読み取り手段の位置を示す制御信号を発生す る発生手段、 −前記第３トラックにおける前記情報信号の読み取りを可能にするために第１及 び第２トラックに関係する前記読み取り手段を位置決めするための位置決め手段 、及び −読み出された前記情報信号を供給するための手段 を具備する装置において、当該装置は、 前記記録担体のリードイン部分は、当該記録担体のスタート端を示すリードイ ン記号を備え、前記記録担体のリードアウト部分は、当該記録担体の終端を示す リードアウト記号を備える前記記録担体から前記情報信号を読み取ることができ 、前記リードイン記号は、前記第１及び第２トラッキング信号の少なくとも一つ の当該信号の特定の周波数が変化しないままでいるように前記第１及び第２トラ ッキング信号の少なくとも１つを修正することで得られ、前記リードアウト記号 は、前記第１及び第２トラッキング信号の少なくとも一つの当該信号の特定の周 波数が変化しないままでいるように前記第１及び第２トラッキン グ信号の前記少なくとも１つを修正することで得られる、前記読み取り手段は、 前記記録担体のリードイン部分及びリードアウト部分から修正された前記第１及 び第２トラッキング信号を読み取るのにさらに適し、前記発生手段は、修正され た前記第１及び第２トラッキング信号から前記制御信号を発生するのにさらに適 し、前記位置決め手段は、前記記録担体の前記リードイン部分の少なくとも一部 及び前記記録担体の前記リードアウト部分の少なくとも一部における第３トラッ クでの前記情報信号の読み取りを可能にするために、当該第１及び第２トラック に関係する前記読み取り手段を位置決めするのにさらに適することを特徴とする 装置。 １２．請求項１１に記載された装置において、当該装置は、前記記録担体の前記 リードイン部分及びリードアウト部分における前記第１及び第２トラッキング信 号の前記少なくとも１つについての修正を検出し、修正の検出に応じて第２制御 信号を発生するための検出手段を備え、当該装置はさらに前記第２制御信号の発 生に応じて前記記録担体の送信速度を変えるのに適していることを特徴とする装 置。 １３．請求項１２に記載の装置において、前記検出手段は、前記第１及び第２ト ラッキング信号の前記少なくとも一つにおけるデューティーサイクルについての 変化を検出し、これに応じて前記第２制御信号を発生するのにさらに適すること を特徴とする装置。 １４．長手記録担体上のトラックから情報信号を読み取るための装置であり、前 記記録担体は、当該記録担体の長手方向に走る第１及び第２トラックそれぞれに 記録される特定の周波数の第１及び第２トラッキング信号を持ち、前記情報信号 が当該記録担体の前記長手方向における第３トラックに記録され、当該装置は、 −前記記録担体の前記第３トラックから前記情報信号を読み取り、前記第１及び 第２トラックから前記第１及び第２トラッキング信号を読み取る手段、 −前記記録担体から読み取られる前記第１及び第２トラッキング信号から前記第 １及び第２トラックに関係する前記読み取り手段の位置を示す制御信号を発生す る発生手段、 −前記第３トラックの前記情報信号の読み取ることを可能にするために前記第１ 及び第２トラックに関係する前記読み取り手段を位置決めするための位置決め手 段、及び −読み出された前記情報信号を供給する手段 を備える装置において、当該装置は、前記記録担体のリードイン部分が当該記 録担体のスタート端を示すリードイン記号を備え、前記記録担体のリードアウト 部分が当該記録担体の終端を示すリードアウト記号を備える記録担体から前記情 報信号を読み取ることができ、前記リードイン記号は、前記第１及び第２トラッ キング信号の少なくとも１つの特定の当該信号の周波数がほとんど変化しないま までいるように前記第１及び第２トラッキング信号の前記少なくとも１つを修正 することで得られ、前記リードアウト記号は、前記第１及び第２トラッキング信 号の少なくとも１つの当該信号の特定の周波数がほとんど変化しないままでいる ように前記第１及び第２トラッキング信号の前記少なくとも１つを修正すること で得られ、当該装置は、前記記録担体の前記リードイン部分及び前記リードアウ ト部分における前記第１及び第２トラッキング信号の前記少なくとも一つにおけ る修正を検出し、修正の検出に応じて制御信号を発生する検出手段を備え、当該 装置は前記制御信号の前記発生に応じて前記記録担体の送信速度を変化するのに さらに適することを特徴とする装置。