JPH10512522A - ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、チューブに粘性流体を充填するノズルに関する。このノズルには、多数の開口部が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 ノズル 本発明は、容器に粘性流動材料を充填するのに使用されるノズルに関する。さ らに詳しくは、容器から絞り出した練り歯磨き剤がストライプ状の外観を呈する こととなるように、異なる色の練り歯磨き剤を隣接するセグメントとして容器に 充填するためのノズルに関する。本発明は、そのようなノズルを使用して練り歯 磨き剤を容器に充填する装置、およびそのようなノズルを使用して充填された容 器にも関する。 例えば収縮可能なチューブやポンプ等の容器に練り歯磨き剤を充填する装置は 知られている。そのような装置の特に知られている形態は、異なる成分の練り歯 磨き剤、特に異なる色の練り歯磨き剤を容器に、該容器内において異なる成分の 練り歯磨き剤が隣接するセグメントとして配置されることとなるように、充填す るためのものである。そのような容器から練り歯磨き剤が絞り出されたとき、練 り歯磨き剤は、ストライプ状の外観を呈する。そのような異なる着色がされた練 り歯磨き剤は知られている。例えば、“アクアフレッシュ”の商標名で市販され ている三色ストライプの練り歯磨きを作るのに使用されるものである。アクアフ レッシュは、白色のベース剤に、赤、青または緑のストライプを有する練り歯磨 きである。各ストライプは、赤、青または緑の練り歯磨き剤で構成されている。 一般的にそのような装置は、容器に練り歯磨きを導入するためのノズルを備え ている。一般的にこのノズルは管状(通常は、円筒状)の本体を備えており、該本 体内には、中央の長手方向チャンネルと該チャンネルの周囲に形成された複数の 側方チャンネルとが設けられている。中央のチャンネルは、通常は、円筒状の貫 通孔を有している。側方チャンネルは、通常は、ノズル本体の長手軸に直交する 断面がノズル本体の中央に向かうにつれて狭くなっている。例えば、側方チャン ネルは、中央のチャンネルから放射状に延びる壁部の間に形成されており、断面 大略楔形のセグメントを規定している。 本発明により、粘性流動材料を容器に充填するのに適したノズルが提供される 。本発明のノズルは、外側本体壁部で規定される管状本体を備えており、該本体 内には、粘性流動材料を該ノズル内においてその長手方向に沿って流すための長 手方向に延びる複数の長手方向チャンネルが設けられている。 複数の長手方向チャンネルは、中央チャンネル壁部で囲まれた中央チャンネル と；中央チャンネル壁部と外側本体壁部との間に配置されるとともに側壁の間に 挟まれており、管状本体の長手軸に直交する断面形状が外側本体壁部から中央チ ャンネルに向かうにつれて狭くなっている１または２以上の第１側方チャンネル と；中央チャンネル壁部と外側本体壁部との間に配置されるとともに側壁の間に 挟まれており、管状本体の長手軸に直交する断面形状が外側本体壁部から中央チ ャンネルに向かうにつれて狭くはならない１または２以上の第２側方チャンネル と；を含んでおり、上記全ての長手方向チャンネルがノズルの出口端に開口して いる。 本発明のノズルは、通常のチューブやポンプ等の容器に練り歯磨き剤を充填す るのに適している。異なる成分の練り歯磨き剤が中央チャンネル、第１側方チャ ンネル、または第２側方チャンネル内をそれぞれ下方に向けて通され、容器内に おいて練り歯磨き剤が隣接するセグメントとして配置される。この結果、例えば 通常の方法でチューブを握ったりポンプを作動させたりして練り歯磨き剤に力を 加えることにより、ノズルで規定される形状として容器内から練り歯磨き剤を絞 り出したとき、練り歯磨き剤は、上記セグメントを隣接させたままとなっている 。上記異なる成分の練り歯磨き剤は、色が異なるものであることが好ましい。こ の場合には、絞り出された練り歯磨き剤は、ストライプ状の外観を呈する。 管状本体は、練り歯磨き剤を充填すべき容器に適した直径を有する円筒状であ ることが好ましい。この場合の適した寸法は、そのような容器を充填する分野に おける当業者に良く知られているだろう。通常のこのタイプのノズルの場合と同 様に、管状本体の出口端は、テーパ状であってもよく、または他の輪郭形状を有 していてもよい。 中央チャンネルは、円筒状本体と同心かつ同軸状の中央円筒状チャンネルであ ることが好ましく、チャンネル壁部によって規定されていることが好ましい。こ のチャンネル壁部は、管状本体と同心かつ同軸状の円筒状貫通孔を備えている。 第１側方チャンネルの数は、特に、容器内に形成することが望まれているセグ メントの数によって決められる。また、このセグメントの数は、使用される異な る成分の練り歯磨き剤の数によって決められる。管状本体内において対称に配置 された第１側方チャンネルが４つあることが好ましい。第１側方チャンネルは、 その外側は外側本体壁部で規定されており、その内側は中央チャンネル壁部の外 表面で規定されていることが好ましい。第１側方チャンネルの狭くなっていく断 面形状は、管状本体の中心に向かって一点に集中するように延在しているチャン ネル側壁(例えば、円筒状管状本体内において該本体の直径に平行であって一点 に集中するように延在している２つの側壁)によって該第１側方チャンネルが挟 まれていることによって達成される。 第２側方チャンネルの数もまた、特に、容器内に形成することが望まれている セグメントの数によって決められる。また、このセグメントの数は、使用される 異なる成分の練り歯磨き剤の数によって決められる。管状本体内において対称に 配置された第２側方チャンネルが４つあることが好ましい。第２側方チャンネル は、その外側は外側本体壁部で規定されており、その内側は中央チャンネル壁部 の外表面で規定されていることが好ましい。第２側方チャンネルの狭くはならな い断面形状は、管状本体の中心に向かって一点に集中することにはならないよう に延在しているチャンネル側壁(例えば、円筒状管状本体内において該本体の直 径に平行な２つの側壁)によって該第２側方チャンネルが挟まれていることによ って達成される。好ましい具体例においては、一点に集中することにはならない ように延在している側壁は互いにほぼ平行である。これにより、内側壁部および (または)外側壁部が円筒状の内側チャンネル壁部および(または)外側本体壁部の 湾曲に沿うとしても、第２側方チャンネルは全体としてほぼ矩形の断面形状を有 することとなる。 本発明のノズルの特に好ましい具体例においては、中央チャンネルと１または ２以上の第１側方チャンネルとが、中央チャンネル壁部に形成された開口部によ っ て、ノズルの出口端において互いに連通している。この開口部は、中央チャンネ ル壁部が中央チャンネルと第１側方チャンネルとを隔離する領域において該中央 チャンネル壁部に形成されている。第１側方チャンネルのすべてがこのような方 法で中央チャンネルと連通していることが好ましい。上記開口部は、ノズルの出 口端に開口するスロット形状であって、ノズルの長手軸に沿って該出口端から遠 ざかる方向に延在している。また、開口部は、実質的に矩形であって、該矩形の 長辺がノズルの長手軸に実質的に平行であってもよい。さらに、そのような切欠 部は、出口端から離れた方の端部において丸められていてもい。 さらに本発明は、２または３以上の異なる成分の(例えば、異なる色の)練り歯 磨き剤を容器に充填するここに開示したノズルの使用方法を提供する。そのよう な使用において、異なる色の各練り歯磨き剤は、それぞれ、中央チャンネル、第 １側方チャンネル、または第２側方チャンネルに沿って流れる。第１練り歯磨き 剤は、中央チャンネルおよび第１側方チャンネルの両方に沿って流れる。また、 １または２以上の第２練り歯磨き剤は、それぞれ、第２側方チャンネルに沿って 流れる。白い第１練り歯磨き剤が中央チャンネルおよび第１側方チャンネルの両 方に沿って流れ、１または２以上の着色された第２練り歯磨き剤がそれぞれ第２ 側方チャンネルに沿って流れることが好ましい。この結果、着色された第２練り 歯磨き剤のセグメントが中央コアを有する白い第１練り歯磨き剤のセグメントに よって隔離された形態で、練り歯磨き剤が容器に充填される。 本発明のノズルは、容器に練り歯磨き剤を充填する装置の一部を含む。したが って、本発明は、上記ノズルを含み容器に練り歯磨き剤を充填する装置をも提供 する。容器に練り歯磨き剤を充填する装置は知られている。例えば、アメリカ合 衆国ニュージャージー州フェアフィールドのＩＷＫ・パッケージング・マシーナ リー社やノーデン・パッケージング社が製造している充填装置である。ノズルの 出口端から離れた部分は、この分野の当業者に良く知られているように構成され ており、公知の充填装置と係合する。 異なる色の２または３以上の練り歯磨き剤を隣接したセグメントとして容器に 充填する上述の公知装置は、通常、容器の中央に向かってテーパ状となるセグメ ントを作り出す。このことは、透明または半透明の容器(例えば、一般に使用さ れている練り歯磨きポンプ)の外側から見た場合に、セグメントの端部がその中 央よりも薄いということを意味している。つまり、セグメントの色は、端部にお いてよりも中央においての方が濃い。本発明のノズルを使用すると、着色された 練り歯磨き剤が第２側方チャンネルに沿って流れるとき、それによって形成され るセグメントは容器中央に向かってテーパ状になることはない。そして、その外 観は、透明または半透明の容器の外側から見た場合に、有利なことに実質的に均 一となっている。 したがって本発明のさらなる態様により、異なる成分(例えば、色が異なる)の 複数の練り歯磨き剤を含んでなる管状の練り歯磨き容器(例えば、収縮可能なチ ューブまたはポンプ等)が提供される。この容器においては、第１練り歯磨き剤 が中央コアの形態で容器内に配置されている。そして、１または２以上の第２練 り歯磨き剤が中央コアの周囲に位置するセグメントの形態で容器内に配置されて いる。第２練り歯磨き剤のセグメントは、その外表面が容器壁部と接触している とともに内表面が中央コア近傍に位置しており、該セグメントの横断面は容器中 央に向かうにつれて一点に集中することはない。 第２練り歯磨き剤のセグメント間には、中央コアと一体的な第１練り歯磨き剤 のセグメントが配置されていてもよい。第２練り歯磨き剤のセグメントは４つで あることが好ましい。第１練り歯磨き剤は白いことが好ましく、１または２以上 の第２練り歯磨き剤は赤く、１または２以上の第２練り歯磨き剤は青または緑で あることが好ましい。第２練り歯磨き剤のセグメントは、該セグメントの外側表 面から内側へ向かって実質的に平行に延在し一点に集中することはない面を有し ていることが好ましい。第２練り歯磨き剤のセグメントは、その断面が実質的に 矩形であることが好ましい。 中央チャンネルおよび１または２以上の第１側方チャンネルが、中央チャンネ ル壁部に形成された開口部によって、ノズルの出口端において互いに連通してい るとともに、該開口部が中央チャンネル壁部が中央チャンネルと第１側方チャン ネルとを隔離する領域において該中央チャンネル壁部に形成されている好ましい 具体例におけるさらなる利点は、容器内に形成されたセグメントの端部が明瞭に なるということである。 この特徴は、練り歯磨き剤を容器に充填する公知ノズルにおいては見られない ものである。従って、本発明のさらなる態様によれば、練り歯磨き剤を容器内に 導入する、管状本体(例えば、円筒状)を備えたノズルが提供される。管状本体内 には、長手方向に延びる中央チャンネル(例えば、円筒状の貫通孔を有するもの) と、長手方向に延びており、側方チャンネル壁部によって規定され、中央チャン ネルを囲む複数の側方チャンネルとが配置されている。長手方向に延びるすべて のチャンネルは、ノズルの出口端に開口している。中央チャンネルと１または２ 以上の側方チャンネルとは、中央チャンネル壁部に形成された開口部によって、 ノズル出口端において互いに連通しており、該開口部は、中央チャンネル壁部が 中央チャンネルと側方チャンネルとを隔離する領域において、該中央チャンネル 壁部に形成されている。 開口部の形態は、上述したものと実質的に同じであってもよい。 本発明のノズルは、練り歯磨き容器を充填するためのノズルを作るために通常 使用される金属(例えば、ステンレス鋼)で作られることが好ましい。ノズルの寸 法は、このタイプの通常のノズルとほぼ同じでよい。 添付の図面を参照して本発明を以下に説明する。以下の説明は、単なる例示で あって、限定を意図したものではない。 図１は、練り歯磨きを容器に充填するための公知ノズルの横断面を示している 。 図２は、図１のノズルを使用して容器を充填することによって製造された容器 内の練り歯磨き剤の断面図を示している。 図３は、本発明のノズルを示す一部切欠き斜視図である。 図４は、図３のノズルの出口端の直ぐ上流側で切った断面図である。 図５は、図３および４のノズルを使用して容器を充填することによって製造さ れた容器内の練り歯磨き剤の断面図を示している。 図１を参照すると、公知のノズル(１)は、通常、円筒状の外側壁(２)を備えて いる。ノズル(１)内においては、軸方向に延びる中央チャンネル(３)が壁部(４) で囲まれている。中央チャンネル(３)の周囲には、多数の第１側方チャンネル( ５)および第２側方チャンネル(６)が配置されている。第１および第２の側方チ ャンネルは、側壁(７)で仕切られている。各側壁(７)は、ノズル(１)の中心軸に 向かう方向に延在している。側方チャンネル(５、６)のすべては、ノズル(１)の 長手方向軸に直交するその断面がノズル(１)の中央(すなわち、シリンダの軸)に 向かうにつれて狭くなっている(すなわち、横断面形状が楔形になっている)。 練り歯磨き容器(図示せず)を充填するために、ノズル(１)の出口端が空の円筒 状練り歯磨き容器に挿入される。該容器の内径は、円筒状側壁の径よりも僅かに 大きい。そして、練り歯磨き剤が、公知の装置を使用してノズル内のチャンネル (３、５、６)を通して流され、出口端から容器内へと流出する。第１練り歯磨き 剤(８)は、中央チャンネル(３)および第２側方チャンネル(６)に沿って流される 。第１練り歯磨き剤(８)とは色の異なる第２練り歯磨き剤(９)は、第２側方チャ ンネル(５)に沿って流される。容器内に形成された練り歯磨き剤の断面状態を図 ２に示した。練り歯磨き剤(８、９)の各セグメントは、中心軸に向かって楔状に 狭くなっている。 図３および４に示した本発明のノズル(10)は、円筒管状本体を構成する外側壁 部(11)を備えており、該ノズル(10)は、出口端(12)において終結している。ノズ ル(10)の出口端(12)から離れた部分(13)は、練り歯磨き容器を充填する通常の装 置に通常の方法で接続される。 ノズル(10)の内部には、壁部(15)で囲まれた中央チャンネル(14)が設けられて いる。ノズルは、さらに、中央チャンネル(14)の周囲に対称に配置された第１側 方チャンネル(16)を４つ備えている。第１側方チャンネル(16)は、外側壁部(11) と中央チャンネルを囲う壁部(15)との間に配置されている。第１側方チャンネル は側壁(17)に仕切られており、該側壁(17)は、第１側方チャンネル(16)に関して はノズル(10)の中心に向かって延在している。この結果、第１側方チャンネル(1 6)の横断面は、ノズル(10)の中心に向かうにつれて狭くなっており、本質的に楔 形の断面形状となっている。 ノズルは、さらに、中央チャンネル(14)の周囲に対称に配置された第２側方チ ャ ンネル(18)を４つ備えている。第２側方チャンネル(18)もまた、外側壁部(11)と 中央チャンネルを囲う壁部(15)との間に配置されている。第２側方チャンネルは 側壁(17)に仕切られており、該側壁(17)は、第２側方チャンネル(18)に関しては その両側において実質的に平行に延在している。この結果、第２側方チャンネル (18)の横断面は、本質的に矩形となっている。 中央チャンネル(14)と全ての第１側方チャンネル(16)とは、壁部(15)に形成さ れた開口部(19)によって、ノズル(10)の出口端(12)において互いに連通している 。開口部(19)は、中央チャンネル(14)と第１側方チャンネル(16)とを隔離する壁 部(15)の領域に形成されている。この開口部(19)は、実質的に矩形のスロット形 状であって、ノズル(10)の出口端(12)に開口しており、該出口端(12)から上流側 に向かって長手方向に延びている。 図３および４に示したノズルは、図１に示した前述の公知ノズルの場合と同様 の方法で、練り歯磨き容器(図示せず)に練り歯磨き剤を充填するのに使用される 。第１練り歯磨き剤(20)は、中央チャンネル(14)および第１側方チャンネル(16) に沿って流される。１または２以上の第２練り歯磨き剤(21)は、第２側方チャン ネル(18)に沿って流される。このようにして使用された場合における、容器内に 充填された第１および第２の練り歯磨き剤(20、21)の各セグメントの断面状態を 図５に示した。第１練り歯磨き剤(20)は、容器内において中央コア(20A)および 周辺セグメント(20B)の形態で配置される。また、第２練り歯磨き剤(21)のセグ メントは、実質的に矩形となっており、第１練り歯磨き剤のセグメント(20B)と 交互に繰り返されることとなっている。第２練り歯磨き剤(21)の対向する２つの セグメント(21A)は、赤い練り歯磨き剤であってもよい。また、残りの２つのセ グメント(21B)は、青または緑の練り歯磨き剤であってもよい。その結果、収縮 可能なチューブやポンプ等の容器から練り歯磨き剤(20、21)が細長い塊として絞 り出されたとき、該練り歯磨き剤は、長手方向にストライプ状の外観を呈するこ ととなる。 図５から明らかなように、容器の壁部が透明または半透明である場合に外側か ら見ると、セグメント21の厚さは、その幅方向に渡って均一である。これに対し て、図２の練り歯磨き剤においては、セグメント（９）の厚さは、中央において よりも端部においての方が小さい。したがって、観察されるセグメント(21)の色 濃度もまた実質的により均一となる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，Ｕ Ｇ)，ＡＭ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，Ｃ Ｎ，ＣＺ，ＥＥ，ＦＩ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＶ， ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 ガブリール，ジョゼフ・アンソニー アメリカ合衆国07981ニュージャージー州 ウィッパニー、コートライト・ロード39 番

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １.粘性流動材料を容器に充填するのに適したノズルであって、外側本体壁部で 規定される管状本体を備えており、該本体内には、粘性流動材料を該ノズル内に おいてその長手方向に沿って流すための長手方向に延びる複数の長手方向チャン ネルが設けられており、 複数の長手方向チャンネルは、 中央チャンネル壁部で囲まれた中央チャンネルと、 中央チャンネル壁部と外側本体壁部との間に配置されるとともに側壁の 間に挟まれており、管状本体の長手軸に直交する断面形状が外側本体壁部から中 央チャンネルに向かうにつれて狭くなっている１または２以上の第１側方チャン ネルと、 中央チャンネル壁部と外側本体壁部との間に配置されるとともに側壁の 間に挟まれており、管状本体の長手軸に直交する断面形状が外側本体壁部から中 央チャンネルに向かうにつれて狭くはならない１または２以上の第２側方チャン ネルと、 を含んでおり、上記全ての長手方向チャンネルがノズルの出口端に開口している 、ノズル。 ２.上記管状本体が円筒状であってその直径が材料を充填すべき容器に適してい る、請求項１記載のノズル。 ３.上記中央チャンネルが円筒状で、円筒状の管状本体と同心かつ同軸状である とともに、チャンネル壁部によって囲まれており、 チャンネル壁部は、外側本体壁部と同心かつ同軸状の円筒状貫通孔を備えてい る、請求項２記載のノズル。 ４.上記管状本体内に対称に配置された第１側方チャンネルを４つ備えており、 各第１側方チャンネルは、その外側が外側本体壁部で規定されているとともに内 側が中央チャンネル壁部の外表面で規定されている、請求項３記載のノズル。 ５.上記管状本体内に対称に配置された第２側方チャンネルを４つ備えており、 各第２側方チャンネルは、その外側が外側本体壁部で規定されているとともに内 側が中央チャンネル壁部の外表面で規定されている、請求項４記載のノズル。 ６.上記第１側方チャンネルの狭くならない断面形状が、管状本体の中心に向か って一点に集中することはない側壁で該第１側方チャンネルを規定することによ って達成される、請求項５記載のノズル。 ７.円筒状の管状本体を備えており、該管状本体内において、第２側方チャンネ ルが本体の直径にほぼ平行な２つの側壁によって規定されている、請求項６記載 のノズル。 ８.上記第２側方チャンネルのすべてがほぼ矩形の断面形状を有しており、内壁 および(または)外壁が円筒状の内側チャンネル壁部および(または)外側本体壁部 の湾曲に沿っていてもよい、請求項７記載のノズル。 ９.上記中央チャンネルと１または２以上の第１側方チャンネルとが、中央チャ ンネル壁部に形成された開口部によって、ノズルの出口端において互いに連通し ており、 該開口部は、中央チャンネル壁部が中央チャンネルと第１側方チャンネルとを 隔離する領域において、該中央チャンネル壁部に形成されている、請求項８記載 のノズル。 10.上記第１側方チャンネルのすべてが中央チャンネルと連通している、請求項 ９記載のノズル。 11.上記開口部がノズルの出口端に開口するスロット形状であって、ノズルの長 手軸に沿って該出口端から遠ざかる方向に延在している、請求項９または10記載 のノズル。 12.上記スロットが実質的に矩形であって、該矩形の長辺がノズルの長手軸に実 質的に平行である、請求項11記載のノズル。 13.異なる成分の複数の練り歯磨き剤を含んでなる管状の練り歯磨き容器であっ て、 第１練り歯磨き剤が中央コアの形態で容器内に配置されており、 １または２以上の第２練り歯磨き剤が中央コアの周囲に位置するセグメントの 形態で容器内に配置されており、 第２練り歯磨き剤のセグメントは、その外表面が容器壁部と接触しているとと もに内表面が中央コア近傍に位置しており、該セグメントの横断面は容器中央に 向かうにつれて一点に集中することはない、練り歯磨き容器。 14.上記中央コアと一体的な第１練り歯磨き剤のセグメントが第２練り歯磨き剤 のセグメント間に配置されている、請求項13記載の容器。 15.練り歯磨き剤を容器内に導入するためのノズルであって、管状本体を備えて おり、 管状本体内には、長手方向に延びる中央チャンネルと、長手方向に延びて おり、側方チャンネル壁部によって規定され、中央チャンネルを囲む複数の側方 チャンネルとが配置されており、 長手方向に延びるすべてのチャンネルは、ノズルの出口端に開口しており 、 中央チャンネルと１または２以上の側方チャンネルとが、中央チャンネル 壁部に形成された開口部によって、ノズル出口端において互いに連通しており、 該開口部は、中央チャンネル壁部が中央チャンネルと側方チャンネルとを 隔離する領域において、該中央チャンネル壁部に形成されている、 ノズル。