JPH10512373A - 流体コンジットシステムの漏れをテストする方法及び装置 - Google Patents

流体コンジットシステムの漏れをテストする方法及び装置

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JPH10512373A JP9515629A JP51562997A JPH10512373A JP H10512373 A JPH10512373 A JP H10512373A JP 9515629 A JP9515629 A JP 9515629A JP 51562997 A JP51562997 A JP 51562997A JP H10512373 A JPH10512373 A JP H10512373A
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Abstract

(57)【要約】 装置(20)は、例えば、漏れの疑いのある家庭用燃料ガスシステムの分離された区分に接続される。この装置は、記録される時間周期にわたり、実際のガス漏れによる圧力低下を決定し、その後に、実際の漏れに加えて、装置により与えられる導入された人為的な校正されたオリフィスによるシステムの圧力低下を決定する。データは、システムからの実際の漏れ率を計算するために装置に用いられる式に使用される。本発明の方法は、圧力低下の測定と測定との間にシステムを再加圧したり或いはテストされるシステムの容積を知り又は仮定する必要性を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】 流体コンジットシステムの漏れをテストする方法及び装置発明の分野 本発明は、家庭用燃料ガス供給システム又は設備のような流体コンジットシス テムをガス漏れに対してテストするための方法及び装置に係り、より詳細には、 このようなシステム又は設備からのガスの体積漏れ率を監視及び決定するための 方法及び装置に係る。先行技術の説明 本出願人が主として問題とする家庭用システムの部分は、ガスメータと主停止 コック又はバルブとの間の配管(通常は、ガスメータの上流の入口側又はその付 近);ガスメータそれ自体;及びガスメータの出口側とその下流の器具のガス制 御バルブとの間の配管を含む。漏れの疑いがある場所でこのようなシステムの漏 れをテストするための1つの現在使用されている方法は、停止バルブ及び各ガス 制御バルブを閉じることによりシステムを分離し、停止バルブを開閉することに よりシステムを加圧し、そしてシステムの所定の圧力から、分離されたシステム における圧力の低下を設定長さの時間にわたり測定することを含む。所定の最大 許容圧力低下を越えない場合には、システムを正常であるとみなす。 上記した現在の方法は、全てのこのようなシステム部分がほぼ同じ容積を有す ると仮定している。過去において、これは、適度に有効な仮定であった。という のは、ガスメータの容積は、分離されたシステムの全容積に著しく影響し、そし て英国では、標準的な家庭用のガスメータが長年に使用されてきたからである。 その結果、異なるシステムにおける配管の容積の相違を無視することができた。 しかしながら、比較的容積の小さい新しいガスメータが導入されるにつれて、シ ステムごとの配管容積の相違、又は異なる小容積ガスメータ間の相違を無視する ことがもはや適当でなくなり、従って、従来行われていた仮定は、もはや有効な ものではない。 テストされるシステムの容積を確認又は仮定する必要なく容積漏れ率を決定す るために工業用のガスシステム又は設備をテストする方法が既に知られている。 この方法は、システムを分離し、システムを所定圧力に加圧し、所定圧力からの システムの圧力低下(ΔP1)を固定時間周期(T1)にわたって測定し、システ ムを同じ出発圧力又は所定圧力に再加圧し、校正されたオリフィス、即ち既知の 「人為的な漏れ」を導入し、そして実際の漏れ及び「人為的な漏れ」の両方の結 果として漏れるシステムで同じ圧力低下(ΔP1)が生じる時間(T1)を測定す ることを含む。 設備の漏れ率は、次の式から得られる。 漏れ率=FxT2/(T1−T2) 但し、Fは、同じ圧力で測定した人為的な漏れによる既知の流量である。 上記方法は、圧力低下を測定するためのいわゆる「Uゲージ」マノメータと、 時間周期を測定するためのストップウオッチとを用いて手動で行われる。発明の要旨 本発明の目的は、システムを再加圧する必要性を回避した漏れ率の測定方法、 及びこの方法を実施する装置を提供することである。 本発明の1つの特徴によれば、漏れる流体を含むシステムから流体の漏れ率を 決定する方法であって、システムを加圧し、加圧を終了し、開始時間(T0)及 び圧力(P0)からシステムの第1の圧力低下及び時間を監視し、システムの圧 力が圧力P1まで所定の圧力低下(ΔP1)だけ低下するに要する時間(T1)を 決定し、又は所定時間(T2)未満の時間内にΔP1に到達しない場合には、所定 時間T2にわたり圧力P2への圧力低下(ΔP2)を決定し、次いで、システムを 再加圧せずに、時間周期(T1)又は所定の時間周期(T2)の終りに実質的に一 致する新たな開始時間から、システムの実際の漏れと、システムに導入された校 正された漏れとの結合によりシステムに第2の圧力低下(ΔP3)が生じるに要 する時間(T3)を監視し、但し、ΔP3=(ΔP1又はΔP2)xKであり、ΔP1 とΔP2のいずれか最初に決定された方を適用することができ、そしてKは定数 であり、そして更に、Cを定数とすれば、次の式に基づいて実際の漏れ率を計算 する、 漏れ率=〔Cx(校正された漏れ率)xT3〕/〔(T1又はT2)−T3〕 という段階を備えている。 上記定数Kは1でもよく、この場合は、ΔP3=ΔP1又はΔP2の適当な方 である。 しかしながら、漏れ率の式が、第2の圧力低下が第1の圧力低下より低い圧力 から開始されることを(少なくともある程度)考慮する場合には、更に正確な漏 れ率測定結果を得ることができ、従って、実際の又は真の漏れによる放出率は、 第2の圧力測定中には、それが最初の高い開始圧力(P0)で測定された場合の 位置に比して減少されることが分かった。より詳細には、このような正確な結果 は、第1の圧力低下ΔP1又はΔP2と実質的に同じ部分変化をもつためにT3を 決定すべきところの第2の圧力低下ΔP3を必要とすることにより得られ、この 場合には、これは、次の式で得られる。 ΔP3=(ΔP1又はΔP2)xK 但し、K=(P0−ΔP1)/P0又は(P0−ΔP2)/P0の適当な方であり、又 、K=P1/P0又はP2/P0の適当な方である。 この方法は、ガスメータ;ガスメータと、ガスメータへの入口の上流に配置さ れた停止コック又はバルブとの間の配管;及びガスメータの出口と、ガスメータ の下流に配置された1つ以上のガス点火器具のガス制御バルブとの間の配管を含 む燃料ガスシステムを監視するのに使用される。このような場合、この方法は、 システムを加圧する前に、停止バルブ及び各ガス制御バルブを閉じ、停止バルブ を開いてガスをシステムに導入することによりシステムを加圧し、そして停止バ ルブを閉じて、分離されたシステムを形成することを含む。 システムの加圧を終了した後であって且つシステムの第1圧力低下を監視する 前に、システムの圧力を便利にチェックして、システムの第1圧力低下の監視を 開始する前に圧力がもはや上昇しないよう確保することができる。このチェック により、システムの圧力が依然として上昇することが指示される場合には、これ は通常は次の2つのうちの1つを意味する。第1に、停止バルブに欠陥があり、 供給源から停止バルブを経て監視されるべきシステムへ依然としてガスが流れ込 んでいる。このような場合、システムからのガス漏れについてテストを行う前に 停止バルブを交換しなければならない。第2に、システムは、まだ安定していな い。この場合には、システムの第1の圧力低下を測定する周期の開始時間を、シ ステムの圧力が確立されるまで遅延させる。ここで使用する「安定化」とは、シ ステムの圧力が一定であるか又は下降する状態を意味する。 しかしながら、システムが停止コックとメータへの入口との間にガス圧力調整 器又はガバナを含む場合には、停止コックを閉じると圧力が最初に上昇し、その 後、下降し始める。これは、ガバナがシステムの下流部への更なるガスの放出を 防止するいわゆるガバナロックにより生じる。これは、下流のガス圧力が所定の 最大値を越えた場合にメータガバナが「ロック」するように設計されているとき に生じる。ガバナの下流のシステム部分は、停止コックの上流のライン圧力がこ の値を越えそして配管の下流部が停止コックの迅速な開閉により最初に加圧され る場合に、所定の許容最大値より高い圧力に加圧されることが考えられる。次い で、ガバナがロックする。システムに漏れが生じそして圧力が低下すると、ガバ ナは、ロック解除し、そして停止コックとガバナとの間の配管からシステムの下 流部へガスを放出する。従って、システムの分離された下流部の圧力は、最初に 減少ではなく増加することになる。 本発明の別の特徴によれば、流体を含むシステムからの流体の漏れ率を決定す るのに使用する装置であって、システムから流体を受け取るための入口手段と; この入口を流体圧力感知手段に接続するコンジット手段と;校正されたオリフィ ス手段をコンジット手段に接続するように選択的に開放可能なバルブ手段と;デ ータ記憶手段と;データ処理手段と;データ表示手段と;プログラム式の制御手 段と;開始時間から、バルブ手段を閉じた状態で、時間経過に伴い圧力感知手段 で測定してシステムの圧力低下を監視するように制御手段を始動し、所定の時間 T2より短い時間T1内に所定の圧力低下ΔP1が生じるかどうか確立し、もしそ うであれば、ΔP1及びT1を表すデータをデータ記憶手段に記憶するが、所定の 時間T2までにΔP1に到達しない場合には、T2を表すデータと、T2までに生じ た圧力低下ΔP2とをデータ記憶手段に記憶し;次いで、時間T1(ΔP1が記憶 された場合)或いは時間T2(ΔP2が記憶された場合)に実質的に一致する新た な開始時間から、バルブ手段を開放し、これにより、装置が使用中であるときに 、校正されたオリフィスが流体コンジットと連通状態に入れられ、ひいては、入 口を経てシステムと連通状態に入れられ、更に、圧力感知手段により感知される 圧力がΔP1(ΔP1が記憶された場合)又はΔP2(ΔP2 が記憶された場合)だけ低下するのに要する時間T3を確立し、更に、T3を表す データをデータ記憶手段に記憶し;そしてT1又はT2及びT3を表すデータをデ ータ記憶手段からデータ処理手段へ入力し、データ処理手段は、次の式を用いて システムの漏れ率を計算するようにプログラムされており、 漏れ率=〔Cx(校正された漏れ率)xT3〕/〔(T1又はT2)−T3〕 但し、Cは定数であり、そして更に、計算された漏れ率をデータ表示手段に表示 させるように動作できる手段とを備えた装置が提供される。 本発明の更に別の特徴によれば、流体を含むシステムからの流体の漏れ率を決 定するのに使用する装置であって、システムから流体を受け取るための入口手段 と;この入口を流体圧力感知手段に接続するコンジット手段と;校正されたオリ フィス手段をコンジット手段に接続するように選択的に開放可能なバルブ手段と ;データ記憶手段と;データ処理手段と;データ表示手段と;プログラム式の制 御手段と;開始時間及び開始圧力P0から、バルブ手段を閉じた状態で、時間経 過に伴い圧力感知手段で測定してシステムの圧力低下を監視するように制御手段 を始動し、所定の時間T2より短い時間T1内に圧力P1への所定の圧力低下ΔP1 が生じるかどうか確立し、もしそうであれば、ΔP1及びT1又はΔP1、P1及び T1を表すデータをデータ記憶手段に記憶するが、所定時間T2までにΔP1に到 達しない場合には、T2及びT2までに生じた圧力P2への圧力低下ΔP2、又はΔ P2、P2及びT2を表すデータをデータ記憶手段に記憶し;次いで、時間T1(Δ P1が記憶された場合)又は時間T2(ΔP2が記憶された場合)に実質的に一致 する新たな開始時間から、バルブ手段を開放し、これにより、装置が使用中であ るときに、校正されたオリフィスが流体コンジットと連通状態に入れられ、ひい ては、入口を経てシステムと連通状態に入れられ、データ記憶手段からデータ処 理手段へΔP1又はΔP2のいずれか記憶された方を入力し、データ処理手段は、 Kを定数とすれば、式ΔP3=(ΔP1又はΔP2)xKを用いて圧力感知手段に より感知されるべきシステムの第2の圧力低下ΔP3を計算するようにプログラ ムされて、更に、ΔP3を表すデータをデータ記憶手段に記憶し、更に、圧力感 知手段により感知される圧力がΔP3だけ低下するのに要する時間T3を確立し、 T3を表すデータをデータ記憶手段に記憶し ;次いで、T1又はT2及びT3、を表すデータをデータ記憶手段からデータ処理 手段へ入力し、データ処理手段は、次の式を用いてシステムの漏れ率を計算する ようにプログラムされており、 漏れ率=〔Cx(校正された漏れ率)xT3〕/〔(T1又はT2)−T3〕 但し、Cは定数であり、そして更に、計算された漏れ率をデータ表示手段に表示 させるように動作できる手段とを備えた装置が提供される。 上記のように、好ましくは、定数K=〔P0−(ΔP1又はΔP2)〕/P0=( P1又はP2)/P0である。 このような場合に、装置のデータ記憶手段は、開始圧力P0を表すデータを記 憶し、そしてデータ記憶手段から、P0及びΔP1又はΔP2を表すデータがデー タ処理手段へ入力され、該データ処理手段は、ΔP3を計算する式に使用するた めに式K=〔P0−(ΔP1又はΔP2)〕/P0に基づいてKを計算するようにプ ログラムされる。或いは又、記憶されるP0を表すデータに加えて、P1及びP2 を表すデータがデータ記憶手段に記憶され、そしてデータ記憶手段からP0、P1 及びP2を表すデータがデータ処理手段へ入力され、このデータ処理手段は、Δ P3を計算するのに使用するために式K=(P1又はP2)/P0に基づいてKを計 算するようにプログラムされる。 制御手段は、既存の圧力が所定圧力より大きくない限り装置がシステムの圧力 低下の監視を開始しないようにプログラムされる。このような場合に、表示漏れ 率決定プロセスが終了され、そして制御手段は、圧力が所定圧力より高くなけれ ばならないことを指示するようにされる。次いで、装置のユーザは、停止コック を再び開放しそして漏れ率決定プロセスを再び開始することによりシステムを更 に加圧することを決定する。 又、制御手段は、(a)T1が所定の最小時間Tminより短いかどうかを決定し 、もしそうであれば、漏れ率決定プロセスを終了させると共に、装置で正確に測 定するのは漏れが大き過ぎることを表示手段に指示させ、そして(b)ΔP2が 所定の最小の圧力低下ΔPminより小さいかどうかを決定し、もしそうであれば 、漏れ率決定プロセスを終了させると共に、装置で正確に測定するのは漏れが小 さ過ぎることを表示手段に指示させるようにプログラムされる。 更に、制御手段は、T3がT1又はT2(どちらか適用できる方)より大きいか どうか決定し、もしそうであれば、漏れ率決定プロセスを終了させると共に、エ ラーがあることを表示手段に指示させるようにプログラムされる。 又、プログラムされた制御手段は、上記の漏れ率監視プログラムに代わるもの として、圧力センサにより感知される流体の圧力をデータ表示手段により表示さ せるように始動手段によって動作できる。このような設備は、プログラムされた 制御ユニットを始動して漏れ率を決定する前にシステムの圧力が上昇しないこと をチェックするのに使用できる。 更に、プログラムされた制御手段は、開始時間から所定時間周期Tyにわたり 圧力監視手段で測定してシステムの圧力低下ΔPxを監視し、そして所定時間周 期Tyの終りにΔPx及びTyの両方をデータ表示手段に表示させるように始動手 段により動作できる。 開始時間と時間Tyとの間に、表示手段は、現在圧力と、Tyに到達するまでに 残された時間とを規則的な時間間隔、例えば秒ごとの間隔で表示する。図面の簡単な説明 以下、添付図面を参照し、本発明を一例として説明する。 図1は、家庭用の燃料ガスシステムの一部分を示す概略図である。 図2は、本発明による1つの装置のフロントパネル及び内部を示す概略図であ る。 図3は、装置の別の概略図である。 図4a、4b、4c、4d、4e及び4fは、図2及び3の装置の動作シーケ ンスを示すフローチャートである。好ましい実施形態の詳細な説明 図1は、漏出する流体の漏れ率を決定するために本発明の方法及び装置を使用 するところのある種の流体を含むシステムの一例として家庭用の燃料ガスシステ ム又は設備の一部分を概略的に示している。 このシステムは、ガス幹線(図示せず)に接続されたガス供給パイプ1を備え ている。このパイプを閉じそしてガスメータ5を経て下流のガス点火器具3及び 4へガスが供給されるのを防止するために、停止コック2が設けられている。 この停止コック2とガスメータ5との間にガス調整器即ちガバナ6が設けられ ている。ガス点火器具3及び4には、ガスが器具へ通過するのを防止できるガス 制御バルブ7、8及び9が組み合わされる。ガスメータ5は、常閉タップホール 10を有し、適当な工具又は用具を用いてこのタップホールを開位置へと操作し たときにシステムの内部へアクセスすることができる。 図2及び3に概略的に示された装置20は、手に持てるように便利なサイズに されたハウジング22を形成する本体上部及び下部22a及び22bを備えてい る。 本体下部22bは、入口手段24を含み、これを経て装置を例えばある長さの フレキシブルな管路26(図1)によりタップホール10に接続することができ る。流体コンジット28は、入口24を流体圧力感知手段30に接続し、該手段 30は、温度の変化を少なくともある程度は補償する種類のものであるのが好ま しい。この例ではラッチ式のソレノイドバルブであるバルブ手段32は、校正さ れたオリフィス34をライン36を経てコンジット手段28に接続するように選 択的に動作できる。校正されたオリフィス34は、ライン40を通して大気への 通気口38に接続することができる。圧力感知手段30は、ゲージ圧力を与える ためにライン44を経て大気圧基準ポート42に接続されるか、又はこれをシー ルして、差動圧力又は絶対圧力の読みを与えることもできる。圧力感知手段30 は、増幅器52を経てマイクロコントローラ50に接続される。このマイクロコ ントローラは、適当なプログラムが開始されたときに、種々のプログラムされた オペレーションを自動的に実行することができる。又、マイクロコントローラ5 0は、ここではリードオンリコンピュータプログラムを保持する機能を果たすR OM54と、ここでは1つの機能が圧力及び時間の測定変数を記憶することであ るRAM56と、マイクロコントローラをソレノイドバルブ32に接続するリレ ー58と、フロントパネル22aに配置されたLCDの形態のデータ表示手段6 0とに接続される。 マイクロコントローラ50は、プログラムされた制御に基づいて数学的計算を 実行するためのデータ処理手段を含むことが明らかである。 マイクロコントローラに指令を与えそして選択されたプログラム(以下に述べ る)を開始するための入力信号は、フロントパネルに配置されたボタン62、6 4、66を操作することにより得られる。 バッテリの電力を節約するために、表示装置のライトは、限定された時間中だ け「オン」に保たれるようにプログラムされる。 装置に電気的エネルギーを供給するために、ニッカドバッテリ72が使用され る。ニッカドバッテリは、外部のバッテリ充電構成体、例えば、家庭用の主電源 によりコネクタ/ソケット74を経て再充電される。 図4a、4b、4c、4d、4e及び4fは、オペレーション及びプログラム された制御シーケンスのフローチャートである。図4において、キーで示された ように、平易なボックスは、自動的に制御されるオペレーションであり、そして 二重の縁をもつボックスは、手動のオペレーションである。チャートを開始10 0から順に進むと、段階101において手動のチェックが行われ、停止コック2 及び器具のバルブ7、8、9が閉じていることが確かめられる。装置20の入口 24は、段階102において、フレキシブルな管路26によりガスメータ5のタ ップインポイント10においてシステムに接続される。例えば、バッテリ72か らの電力は、段階103においてオンに切り換えられ、これは、LCD60をア クチベートすることにより指示される。任意であるが、この段階において、表示 手段60は、ガス入口手段24を大気へ開放するようにユーザに通知する。これ は、圧力センサの両側に等しい圧力を与えて、圧力センサ30のソフトウェアル ーチン(図示せず)がそれ自体をゼロにできるようにし、その後、ボタン64を 押して、表示をクリアする。段階104において、停止コック2を開きそしてそ れを閉じることにより、システムは、停止コック2とバルブ7、8及び9との間 で加圧される。その後、「メニュー」段階105に到達し、ここには2つの選択 肢がある。選択肢A:時間と共に変化する現在圧力を例えば秒ごとに調べ、次い で、もし必要であれば、所定の時間周期にわたりシステムの圧力変化を決定する ための制御プログラムを開始する。選択肢B:システムからのガスの漏れ率を決 定するための制御プログラムを開始する。 選択肢Aについ最初に説明する。ボタン62を押すと、表示手段60は、分離 されたシステムの圧力を連続的に表示する(段階106)。段階106から、も し必要であれば、ボタン64を押して、装置が開始時間からシステムの圧力低下 を所定の時間、例えば、2分にわたり測定することができる(段階107)。任 意であるが、圧力低下の測定を開始する前に、「安定化」時間周期を導入しても よい。「安定化」時間周期の目的は、ここでは、例えば、温度又はガバナの影響 による圧力変動を回避することである。所定の時間周期の間に、表示手段は、既 存の圧力と、所定の時間に到達する前に残っている時間とを表示する(段階10 8)。所定時間の終りに、表示手段は、所定の時間周期と、その所定の周期内に 測定された圧力低下とを表示する(段階109)。段階106、108及び10 9のいずれにおいても、手順は、ボタン62を押すことにより段階105、即ち メニュー段階へ復帰する。 ボタン64を押すことにより段階105から続く選択肢Bについて説明する。 ボタン64を押すと、装置は、システムの現在圧力が所定の最大圧力より高いか どうか自動的に決定する(段階110)。もしそうであれば、ソレノイドバルブ が自動的に開いて、人為的な校正されたオリフィスを流体コンジットと連通し、 やがて圧力が所定の最大圧力まで低下すると、ソレノイドバルブがその校正され たオリフィスを自動的に閉じ(段階111)、そこからプログラムは段階112 へ進み、そこで表示手段は、圧力を表示すると共に、所定の「安定化」時間を待 機する。「安定化」時間の終りに、表示手段は、現在圧力と、「順部ができたら 進む(go when ready)」を表示して、段階112を完了する。段階110におい て、圧力が所定の最大圧力以下である場合には、プログラムは、上記したように 段階112へ進む。段階112の後に、段階113でチェックが行われ、圧力が 低下しているか又は低下し始めていることを表示手段が指示するかどうか調べ、 もしそうであれば、圧力が所定値より低下したときに、ボタン64を再び押して 漏れ率決定プログラムを開始することができる(段階114)。 段階113の圧力チェックにより、圧力は低下せず一定であることが指示され た場合には、システムに漏れがないか、又はおそらく滅多にないことであるが、 システムの漏れがシステムからガスを漏れさせているのと同じ割合で停止コック 及び/又は調整器が上流のガスをシステムへ流し込んでいることが指示される。 例えば1分の安定化時間の後も、圧力が依然上昇していることが圧力チェックで 示される場合には、停止コックに漏れがあり、ガス幹線から供試システムの部分 へ依然としてガスが流れ込んでいることが指示される。前記したように、停止コ ックは、テストを行う前に交換しなければならない。装置は、停止コックの交換 を必要とすることを指示するようにプログラムされてもよい。システムからのガ ス及び空気は、所与の開口又は穴を通るときに異なる流量を有するので、メータ から装置への管路26に存在する空気であって、ガスに代わって校正されたオリ フィスに流れる空気は、漏れ率の決定を不正確なものにする。この潜在的な問題 を減少又は軽減するために、装置は、ラッチソレノイドバルブを安定化時間中に 例えば10秒間開いて、管路26及び校正されたオリフィス34から空気をフラ ッシュするように手動又は自動的に動作することができる。 段階110及び111は、停止コック2の閉止時に、例えば、上記のガバナロ ックの結果として、圧力が低下し始める前に最初に上昇するというおそれを受け 入れる。従って、装置は、人為的な漏れ即ち校正されたオリフィスの開閉を制御 するラッチソレノイドバルブが、システムの下流部分の圧力が所定の圧力を越え た場合にオリフィスを自動的に開き、オリフィスが開いたままの状態で、やがて 圧力が所定圧力より低い値へと下降したときに、ソレノイドバルブがオリフィス を閉じるように設計される。その後、任意であるが、プログラムは、段階111 から自動経路を経て段階115へ進み、そこで、漏れ率測定値の決定プログラム が開始される。これは、ガバナロックに続いてシステムの圧力を迅速に減少する 方法を与える。或いは又、装置により行われる測定の前にユーザが手動で管路を ガスでパージしてもよく、これを容易に行うために、管路及び装置には迅速解放 の協働カプリングを設けることができる。 段階114(又は115)に到達したと仮定すれば、装置は、システムの現在 圧力が所定の最小圧力より大きいかどうかを自動的に決定する(段階116)。 もしそうでなければ、表示手段は、システムの圧力が所定の最小圧力より高くな ければならないことを表示し、これは、システム圧力が著しく低い状態で漏れ率 決定プロセスが開始されたという指示である。 段階112、113又は117のいずれにおいても、プロセスはメニュー段階 105に復帰し、そして手前の加圧段階を繰り返して、例えば、システムの圧力 を、段階116において所定の最小圧力より高くするに充分なほど上昇させる。 従って、圧力が段階116において所定の圧力より高いとすれば、プログラム は段階118へと進み、そこで、時間が「開始時間」としてセットされ、そして 開始時間の圧力P0がRAM56に記憶され、次いで、表示手段は、例えば点灯 したLED、又は情報「待機・・・テスト進行中」を表示することにより、漏れ 率テストが進行中であることを指示する(段階119)。段階118及び119 に続いて、装置は、所定時間T2より短い時間T1内に所定の圧力低下ΔP1が生 じたかどうか自動的に決定する(段階120)。もしそうであれば、T1が所定 の最小時間Tminより短いかどうか決定される(段階121)。もしそうであれ ば、表示手段は、漏れが測定するのに大き過ぎることを指示し、テストは終了と なる(段階122)。もしそうでなければ、P1、ΔP1及びT1が記憶されそし て時間が時間T1からリセットされる(段階123及び124)。段階120に おいて、T2より短い時間内にΔP1が生じなかった場合には、時間T2内に生じ る圧力低下ΔP2が決定される(段階125)。次いで、ΔP2が所定の最小圧力 低下ΔPminより小さいかどうか決定される(段階126)。もしそうであれば 、表示手段は、漏れが測定するのに小さ過ぎることを指示し、そしてテストが終 了となる(段階127)。もしそうでなければ、P2、ΔP2及びT2が記憶され 、時間が時間T2からリセットされる(段階128及び129)。 段階124又は129と一致して、リセット時間T1又はT2の適用できる方に おいて、ソレノイドバルブ32が自動的に動作されて、校正されたオリフィスを 流体コンジットに連通させ、従って、システムは、システムの実際の漏れと、導 入された校正された漏れの両方により漏れるようにされる(段階130)。ΔP1 及びP1、又はΔP2及びP2の適用できる方と、P0とを使用して、段階131 において図示された式に基づいてΔP3が計算される。リセット時間から圧力低 下ΔP3が生じるに要する時間T3が次いで決定されて記憶される(段階132) 。 段階133において、T3がT1又はT2(適用できる方)より大きいかどうか 決定される。もしそうであれば、表示手段は、エラーがあることを指示し、テス トは終了となる(段階134)。もしそうでなければ、T3が記憶される(段 階135)。T1又はT2及びT3を使用し、実際の漏れの漏れ率が次の式に基づ いて段階136で計算される。 漏れ率=〔Cx(校正された漏れ率)xT3〕/〔(T1又はT2)−T3〕 次いで、表示手段は、計算された漏れ率を表示する(段階137)。 一例として、テストされるガス設備のシステム部分の1つにおいて、本発明に よる方法及び装置を用いると、ガスメータ及び関連ガバナを含む分離されたシス テムの容積は、約10リッターであった。システムは、約20mbarに加圧さ れ、そして漏れ率テストの開始は、約1分間遅延された(安定化周期)。段階1 13においてテストを段階115へ続けるために分離されたシステムの圧力が最 低限有していなければならない所定の圧力は、18mbarであった。段階11 7において、所定のΔP1は、1.5mbarであり、そして所定の時間T2は2 0ミリ秒であった。段階126において、所定の最小圧力低下ΔPminは、0. 0668mbarであった。段階136において、使用したオリフィスの校正さ れた漏れ率は、66ml/分であり、そして使用した定数Cは、0.935であ った。 定数として使用した0.935の指数は、広範囲なシステム容積及び漏れ率に 対して実験結果から導出された。定数が「1」でない理由は、オリフィスを通る 流体の漏れが圧力低下に対して理想的に比例しないためである。 実際のシステムの漏れによる200ml/分未満の全漏れ率については、装置 により与えられた結果は、標準的なバブル流量計測定法方により漏れ率を決定し たときの結果の約±3%以内であった。 従って、試験されているシステムの実際の漏れが、校正された漏れより若干少 ない漏れと、それより著しく多くはない漏れとの間にあるときには、上記テスト に使用された手持ち式の装置は、正確な結果を与えると知られている非常に低速 で且つ便宜性の悪い方法により得られる参照測定に比して、使用が簡単な上に、 迅速且つ充分に正確な漏れ率測定値を与えることが分かった。 この携帯容易な装置は、顧客の家の家庭用ガス設備において比較的短い時間内 に修理チェックを技師が行えるようにすることが明らかである。 本発明の特定の実施形態について以上に述べたが、本発明の範囲から逸脱せず に種々の変更がなされ得ることが明らかであろう。例えば、フロントパネルは、 装置の異なる機能又はプログラムを開始するために押す異なる数及び/又は構成 の操作ボタンを有してもよい。又、パネル上の各ボタンに小さなLEDを組み合 わせて、どの機能、例えば漏れ率決定モードが現在動作中であるかを装置のユー ザに指示することもできる。表示は、圧力の読み又は漏れ率を単に与えるもので もよい。更に、装置に電力を供給するバッテリは、ハウジング22内に収容され る必要がなく、必要に応じてハウジングに差し込まれる個別のプラグインユニッ ト又は装置に組み込まれてもよい。 又、特に、完全自動動作シーケンスにおいて、メニュー駆動手順を、圧力及び 時間値の簡単な表示と、テストルーチンの種々の段階を示す一連のLEDインジ ケータと置き換えることも考えられる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.漏れる流体を含むシステムから流体の漏れ率を決定する方法において、 システムを加圧し、 加圧を終了し、 開始時間T0及び圧力P0からシステムの第1の圧力低下及び時間を監視し、 システムの圧力が圧力P1へ所定の圧力低下ΔP1だけ低下するに要する時間 T1を決定し、又は所定時間T2未満の時間内にΔP1に到達しない場合には、所 定時間T2にわたり圧力P2への圧力低下ΔP2を決定し、 次いで、システムを再加圧せずに、時間周期T1又は所定の時間周期T2の終 了に実質的に一致する新たな開始時間から、システムの実際の漏れと、システム に導入された校正された漏れとの結合によりシステムに第2の圧力低下ΔP3が 生じるに要する時間T3を監視し、但し、ΔP3=(ΔP1又はΔP2)xKであり 、ΔP1及びΔP2のいずれか最初に決定された方を適用でき、そしてKは定数で あり、そして更に、 次の式に基づいて実際の漏れ率を計算する、 漏れ率=〔Cx(校正された漏れ率)xT3〕/〔(T1又はT2)−T3〕 という段階を備えたことを特徴とする方法。 2.K=1である請求項1に記載の方法。 3.K=(P0−ΔP1)/P0又は(P0−ΔP2)/P0の適当な方である請求項 1に記載の方法。 4.C=0.935である請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。 5. システムの加圧を終了した後、システムの圧力をチェックし、圧力が進行 前にもはや上昇しないよう確保する請求項1ないし4のいずれかに記載の方法。 6.流体を含むシステムからの流体の漏れ率を決定するのに使用する装置におい て、 システムから流体を受け取るための入口手段と; 上記入口を流体圧力感知手段に接続するコンジット手段と; 校正されたオリフィス手段をコンジット手段に接続するように選択的に開放 可能なバルブ手段と; データ記憶手段と; データ処理手段と; データ表示手段と; プログラム式の制御手段と; 開始時間から、バルブ手段を閉じた状態で、時間経過に伴い圧力感知手段で 測定してシステムの圧力低下を監視するように制御手段を始動し、所定の時間T2 より短い時間T1内に所定の圧力低下ΔP1が生じるかどうか確立し、もしそう であれば、ΔP1及びT1を表すデータをデータ記憶手段に記憶するが、所定の時 間T2までにΔP1に到達しない場合には、T2を表すデータと、T2までに生じた 圧力低下ΔP2とをデータ記憶手段に記憶し;次いで、時間T1(ΔP1が記憶さ れた場合)或いは時間T2(ΔP2が記憶された場合)に実質的に一致する新たな 開始時間から、バルブ手段を開放し、これにより、装置が使用中であるときに、 校正されたオリフィスが流体コンジットと連通状態に入れられ、ひいては、入口 を経てシステムと連通状態に入れられ、更に、圧力感知手段により感知される圧 力がΔP1(ΔP1が記憶された場合)又はΔP2(ΔP2が記憶された場合)だけ 低下するのに要する時間T3を確立し、更に、T3を表すデータをデータ記憶手段 に記憶し;そしてT1又はT2及びT3を表すデータをデータ記憶手段からデータ 処理手段へ入力し、データ処理手段は、次の式を用いてシステムの漏れ率を計算 するようにプログラムされており、 漏れ率=〔Cx(校正された漏れ率)xT3〕/〔(T1又はT2)−T3〕 但し、Cは定数であり、そして更に、計算された漏れ率をデータ表示手段に表 示させるように動作できる手段と; を備えたことを特徴とする装置。 7.流体を含むシステムからの流体の漏れ率を決定するのに使用する装置におい て、 システムから流体を受け取るための入口手段と; 上記入口を流体圧力感知手段に接続するコンジット手段と; 校正されたオリフィス手段をコンジット手段に接続するように選択的に開放 可能なバルブ手段と; データ記憶手段と; データ処理手段と; データ表示手段と; プログラム式の制御手段と; 開始時間及び開始圧力P0から、バルブ手段を閉じた状態で、時間経過に伴 い圧力感知手段で測定してシステムの圧力低下を監視するよう制御手段を始動し 、所定時間T2より短い時間T1内に圧力P1への所定の圧力低下ΔP1が生じるか どうか確立し、もしそうであれば、ΔP1及びT1又はΔP1、P1及びT1を表す データをデータ記憶手段に記憶するが、所定時間T2までにΔP1に到達しない場 合は、T2及びT2までに生じた圧力P2への圧力低下ΔP2、又はΔP2、P2及び T2を表すデータをデータ記憶手段に記憶し;次いで、時間T1(ΔP1が記憶さ れた場合)又は時間T2(ΔP2が記憶された場合)に実質的に一致する新たな開 始時間から、バルブ手段を開放し、これにより、装置が使用中であるときに、校 正されたオリフィスを流体コンジットと連通状態に入れ、ひいては、入口を経て システムと連通状態に入れ、ΔP1又はΔP2のいずれか記憶された方のデータを データ記憶手段からデータ処理手段へ入力し、データ処理手段は、Kを定数とす れば、式ΔP3=(ΔP1又はΔP2)xKを用いて圧力感知手段により感知され るべきシステムの第2の圧力低下ΔP3を計算するようプログラムされ、更に、 ΔP3を表すデータをデータ記憶手段に記憶し、更に、圧力感知手段により感知 される圧力がΔP3だけ低下するのに要する時間T3を確立し、T3を表すデータ をデータ記憶手段に記憶し;次いで、T1又はT2及びT3を表すデータをデータ 記憶手段からデータ処理手段へ入力し、データ処理手段は、次の式を用いてシス テムの漏れ率を計算するようにプログラムされ、 漏れ率=〔Cx(校正された漏れ率)xT3〕/〔(T1又はT2)−T3〕 但し、Cは定数であり、そして更に、計算された漏れ率をデータ表示手段に表 示させるように動作できる手段と; を備えたことを特徴とする装置。 8.K=〔P0−(ΔP1又はΔP2)〕/P0であり、そして装置のデータ記憶手 段は、開始圧力P0を表すデータを記憶し、そしてデータ処理手段から、P0及び ΔP1又はΔP2を表すデータがデータ処理手段に入力され、該データ処理手段は 、Kを計算するようにプログラムされる請求項7に記載の装置。 9.K=(P1又はP2)/P0であり、そして装置のデータ記憶手段は、開始圧 力P0、圧力P1及び圧力P2を表すデータを記憶し、そしてデータ処理手段から 、P6、P1及びP2を表すデータがデータ処理手段に入力され、該データ処理手 段は、Kを計算するようにプログラムされる請求項7に記載の装置。 10.上記制御手段は、既存の圧力が所定の最小圧力より大きくない限り装置がシ ステムの圧力低下の監視を開始しないようにプログラムされる請求項6ないし9 のいずれかに記載の装置。 11.既存の圧力が所定の最小圧力以下であるときには、表示手段は、圧力が所定 の最小圧力より大きくなければならないことを指示する請求項10に記載の装置 。 12.上記制御手段は、既存の圧力が所定の最大圧力以下でない限り装置がシステ ムの圧力低下の監視を開始しないようにプログラムされる請求項6ないし11の いずれかに記載の装置。 13.既存の圧力が所定の最大圧力より大きいときには、制御手段は、バルブ手段 を開きそして校正されたオリフィスを流体コンジット手段と連通状態に入れて、 圧力が所定の最大圧力まで低下し得るようにし、この際に、制御手段は、バルブ 手段を閉じると共に、流体コンジット手段と校正されたオリフィスとの間の上記 連通の存在を終了させる請求項12に記載の装置。 14.上記制御手段は、(a)T1が所定の最小時間Tminより短いかどうかを決定 し、もしそうであれば、漏れ率決定プロセスを終了させると共に、装置で正確に 測定するのは漏れが大き過ぎることを表示手段に指示させ、そして(b)ΔP2 が所定の最小の圧力低下ΔPminより小さいかどうかを決定し、もしそうであれ ば、漏れ率決定プロセスを終了させると共に、装置で正確に測定するのは漏れが 小さ過ぎることを表示手段に指示させるようにプログラムされる請求項6ないし 13のいずれかに記載の装置。 15.上記制御手段は、T3がT1又はT2(どちらか適用できる方)より大きいか どうか決定し、もしそうであれば、漏れ率決定プロセスを終了させると共に、エ ラーがあることを表示手段に指示させるようにプログラムされる請求項6ないし 14のいずれかに記載の装置。 16.上記制御手段は、圧力センサにより感知される流体の圧力をデータ表示手段 により表示させるようにプログラムされ且つ始動手段によりそのように動作でき る請求項6ないし15のいずれかに記載の装置。 17.上記制御手段は、開始時間から所定時間周期Tyにわたり圧力監視手段で測 定してシステムの圧力低下ΔPxを監視し、そして所定時間周期Tyの終りにΔPx 及びTyの両方をデータ表示手段に表示させるようにプログラムされ且つ始動手 段によりそのように動作できる請求項6ないし16のいずれかに記載の装置。 18.開始時間と時間Tyとの間に、表示手段は、現在圧力と、Tyに達するまでに 残された時間とを規則的な時間間隔で表示する請求項17に記載の装置。 19.上記バルブ手段は、大気に対して開閉できるように動作でき、入口手段を通 して入るシステムからの流体は、システムの圧力低下を監視する前にコンジット 手段及び校正されたオリフィス手段を経てフラッシュし得る請求項6ないし18 のいずれかに記載の装置。
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