JPH10512318A - 改善された色忠実度のためのキレート化剤 - Google Patents

改善された色忠実度のためのキレート化剤

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JPH10512318A JP8521856A JP52185696A JPH10512318A JP H10512318 A JPH10512318 A JP H10512318A JP 8521856 A JP8521856 A JP 8521856A JP 52185696 A JP52185696 A JP 52185696A JP H10512318 A JPH10512318 A JP H10512318A
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Abstract

(57)【要約】 キレーター含有すすぎ浴で着色又は白色布帛をすすぐと、色及び明るさを復元させる。ジエチレントリアミン五酢酸又はエチレンジアミン二コハク酸のようなキレーターを含んだすすぎ液添加組成物は、くすみ外観が金属イオン、特に銅及びニッケルとの相互作用に起因した、着色及び白色布帛の外観を復元させるために用いられる。布帛柔軟剤、セルラーゼ酵素及び塩素スカベンジャーのような布帛ケア助剤と共にキレーターを含んだ組成物が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 改善された色忠実度のためのキレート化剤 発明の分野 本発明は、すすぎ操作中に布帛の色又は白さを維持又は復元するための方法に 関する。 発明の背景 様々な成分が布帛の外観を高めるために洗濯操作で使用を示されてきた。もち ろん、洗剤が基本的クリーニング機能を発揮する。すすぎ液添加布帛柔軟剤は柔 軟及び静電気防止効果の双方を布帛に付与する。更に最近になり、セルラーゼ酵 素が着色木綿衣類の外観を改善するために用いられてきた。 布帛クリーニング製品の処方業者は、着色布帛の色忠実度を改善する必要性に ついて明らかに認識している。上記のように、セルラーゼの使用はこの望ましい 結果を達成する1つの現代的方法である。他の処方業者は、もっと効果的なクリ ーニングの観点からこのチャレンジにアプローチしてきた。例えば、様々な漂白 剤が色の明るさを維持できるとして宣伝されてきた。色忠実度の問題を扱うもう 1つの手段では、洗濯液で染料移動阻止剤を用いる。このアプローチは、洗濯液 中に存在する遊離染料が望ましくないことに布帛上に再付着して、それにより徐 々に色及び白さを変化させ、一般的には黒ずませてしまう、という発見に基づい ている。セルラーゼ、染料移動阻止剤及び漂白剤の使用は色忠実度を維持する上 である消費者ニーズを満たせるが、この分野では改善のためにサーチが続けられ ている。 本発明は、全く異なる面から、洗濯された布帛における色忠実度の問題を扱っ ている。水性すすぎ浴中に存在する金属カチオン、特に遷移金属、最も詳しくは 銅及びニッケルイオンは望ましくないことに布帛染料と相互作用して、それらで 認められる色合いを変化させることがわかった。これは染料物質の暗色化にもし ばしばつながり、着色布帛をくすんだ色にさせやすい。金属イオンと残留汚れと の相互作用はくすんだ外観を鮮明にさせる傾向もある。多くの慣用的洗浄組成物 は実際の洗浄操作中にこの問題を最少に抑える金属イオン封鎖剤を含有している が、洗濯したての布帛がその後でこのような封鎖剤を含有していない水性すすぎ 浴に付されることはこれまで看過されてきた。すすぎ液中に存在する金属イオン は望ましくないことに着色布帛とも相互作用して、色忠実度及び明度を失わせる ことがわかった。 理論に制限されるつもりはないが、複合染料分子中に存在する官能置換基は金 属イオンと結合して、それにより一般的にくすみとみられる色の変化と布帛エー ジングの全体的外観を生じさせると考えられる。これは一般的o‐ヒドロキシジ アゾ染料及びある直接染料で生じることがわかった。類似した望ましくない相互 作用は、金属カチオンと、白色布帛の白さ及び明るさの知覚を高めさせるために 常用される“蛍光増白剤(optical brightener)”との間でも生じて、布帛の蛍 光を減少させる。外観のくすみと変化にどんな理由があろうとも、色忠実度の喪 失に関係したこのような問題はすすぎ浴中で行われる本発明の布帛処理プロセス により克服できることがここでわかった。 本発明の実施により、着色又は白色布帛は金属イオンキレート化剤を含有した 水性すすぎ浴中ですすがれる。キレート化剤は、金属イオン、特に銅及びニッケ ルを除去して、染料又は蛍光増白剤との望ましくない金属相互作用を妨げるため に十分な量で存在する。更に、本発明は洗濯プロセスにおいて布帛上で染料又は 蛍光増白剤分子と既に結合した金属イオンを除去して、金属イオン相互作用、中 でも特に銅カチオン及びニッケルカチオン、更にはマンガンカチオン、鉄カチオ ン及び遷移金属カチオンとの相互作用のせいでくすみ出した色に復元効果を与え るために用いることもできる。これら及び他の目的は、下記開示からわかるよう に、本発明により実現される。 背景技術 洗濯すすぎ液添加物又は他の製品でいくつかの開示された目的のための様々な キレーター及びポリカルボキシ成分の使用は:US3,756,950;US3 ,904,359;US3,954,630;DE3,312,328;EP1 65,138(85:12:18);EP168,889(86:01:22) ;EP271,004(88:06:15);EP534,009(93:03 :31;WO9,306,294);CA913,309(00:01:00優 先日68:08:01 68CA026,440);JP HEI4(1992 )275,956でみられる。更に、方法AATCC‐161‐1992“キレ ート化剤:金属に起因する分散染料変色;コントロール”参照。そこで用いられ る好ましいEDDSキレーターはUS4,704,233で記載されている。 発明の要旨 本発明は、布帛が銅イオン、ニッケルイオン又は双方を含有した水中で常法に より洗濯されて、銅及び/又はニッケルカチオン用のキレート化剤を含有した水 中で上記布帛をすすぐことからなる、着色布帛の色又は白色布帛の白さを改善す るための方法に関する。 便利で好ましい態様において、本方法は: (a)布帛を洗濯洗剤組成物で洗濯し、及び (b)上記洗浄後、銅、ニッケル及びそれらの混合物用のキレート化剤又はキレ ート化剤の混合物 少くとも約2ppm、好ましくは少くとも約5ppmを含有 した水中で上記布帛をすすぐ ステップからなる布帛洗浄/すすぎ操作である。 本方法は、すすぎ給水中に存在する銅及びニッケル金属イオンの量、金属イオ ンとの先行した染料又は蛍光漂白剤相互作用の程度などのようなファクターに応 じて、様々な条件下で行える。好ましい態様において、着色布帛は少くとも約1 分間にわたりキレーターを含有したすすぎ水に浸される。その方法は約5℃から 沸騰までの温度で行える。 キレーターに加えて、本明細書で開示された方法は、布帛柔軟剤、セルラーゼ 酵素、塩素スカベンジャー、染料移動阻止剤及びそれらの混合物からなる群より 選択されるメンバーを更に含有することで追加又は改善された布帛ケア及びカラ ーケア効果を発揮するすすぎ水中で行ってもよい。このような使用にとり好まし い染料移動阻止剤には、後で記載されるような“PVP”、“PVPVI”及び “PVNO”からなる群より選択されるメンバーがある。このような使用にとり 好ましい塩素スカベンジャーには、塩化アンモニウム及びモノエタノールアミン からなる群より選択されるメンバーがある。このような使用にとり好ましい布帛 柔軟剤には、いずれか公知のカチオン系柔軟剤、特に後で開示されたものがある 。このような使用にとり好ましいセルラーゼ酵素には、真菌由来のセルラーゼが ある。高度に好ましいセルラーゼは、NOVOのCAREZYMEである。 本発明は、後で更に詳細に開示される上記キレート化剤と他の成分を含んだ組 成物にも関する。 本明細書におけるすべてのパーセンテージ、比率及び割合は、他で指摘されな いかぎり重量による。引用されたすべての文献は、関連した箇所で、参考のため 本明細書に組込まれる。 発明の具体的な説明 本発明は布帛に改善された色忠実度を付与するために用いられる。本明細書で 布帛の“改善された色忠実度”又は“色を改善する”とは、真の色の維持又は復 元と着色染料により付与される色の度合だけでなく、白さをも意味する。上記の ように、様々な着色染料の色合いは金属カチオン、特に銅及びニッケルで望まし くないことに変えられる。同様に、白色布帛で白さ及び明るさの知覚を高めるた めに常用される蛍光増白剤も、金属カチオンへの暴露により望ましくないことに 変えられ、それにより白色布帛で見掛けの蛍光を減らしてくすませる。 本発明により得られる色忠実度の改善は、いくつかの異なる手法で測定できる 。例えば、熟練グレーダーらが、本発明の手法で処理された布帛を、オリジナル 布帛と、更に水性すすぎ浴中で金属イオンに暴露された布帛と視覚的に比較する ことができる。色(白さを含む)の差異と度合が視覚的に評価されて、いずれか 適切なスケールを用いてPanel Score Unit(PSU)に従いランク付けされる。 例えば、数値PSUグレードは“私は試験サンプル及びコントロール間で差異を みつけられない”(0);“私は小さな差異をみつけたと思う”;“私は小さな 差異をみつけたことを知っている”;“私は大きな差異をみつけたことを知って いる”;及び“私は非常に大きな差異をみつけたことを知っている”(4)のよ うなコメントに基づき定められる。PSUデータは慣用的技術を用いて統計的に 扱うことができる。 一方、様々なタイプの光学装置と操作が本発明による得られる色忠実度につい て改善を評価するために使用できる。このため、Hunter Whiteness測定又はHunt erlab Color Quest 45/0装置で測定されるようなL、a、b又はCIE L、a 、b値から得られる“デルタE”が使用できる。標準テキストではこのような操 作について言及している。 本発明では、公知で市販されているか、又は文献で記載されたように合成でき る成分を用いる。 キレート化剤‐本発明の組成物及び方法では1種以上の銅及び/又はニッケル キレート化剤(“キレーター”)を用いる。このような水溶性キレート化剤は、 すべて後で記載されているような、アミノカルボキシレート、アミノホスホネー ト、多官能性置換芳香族キレート化剤及びそれらの混合物からなる群より選択す ることができる。理論に制限されるつもりはないが、これら物質の効果は可溶性 キレートの形成によりすすぎ液から銅及びニッケルイオン(更には、マンガン、 鉄などのような他のカチオン)を除去するそれらの格別な能力に一部起因してい ると考えられる。意外にも、これらのキレート化剤は、洗濯プロセスで銅又はニ ッケルカチオンとの相互作用により変色及び/又はくすみ効果を伴う望ましくな い影響を既にうけた布帛においても、染料及び蛍光増白剤と相互作用するようで ある。本発明によれば、このような影響をうけた布帛の白さ及び/又は明るさが 実質上改善又は復元される。 本発明でキレート化剤として有用なアミノカルボキシレートには、エチレンジ アミン四酢酸(EDTA)、N‐ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、ニ トリロ三酢酸(NTA)、エチレンジアミン四プロピオン酸、エチレンジアミン ‐N,N′‐二グルタミン酸、2‐ヒドロキシプロピレンジアミン‐N,N′‐ 二コハク酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸( DETPA)及びエタノールジグリシンがあり、アルカリ金属、アンモニウム、 それらの置換アンモニウム塩及びそれらの混合物のようなそれらの水溶性塩も含 む。 アミノホスホネートも少くとも低い全リンレベルであれば洗剤組成物で許容さ れるとき本発明の組成物でキレート化剤として使用に適しており、それにはエチ レンジアミンテトラキス(メチレンホスホネート)、ジエチレントリアミン‐N ,N,N′,N″,N″‐ペンタキス(メタンホスホネート)(DETMP)及 び1‐ヒドロキシエタン‐1,1‐ジホスホネート(HEDP)がある。好まし くは、これらのアミノホスホネートは炭素原子約6個より多いアルキル又はアル ケニル基を含まない。 キレート化剤は、1分間〜数時間の浸漬期間中にわたり、約2〜約25ppm のレベルで本すすぎプロセスに典型的に用いられる。 本発明で用いられる好ましいEDDSキレーター(エチレンジアミン‐N,N ′‐二コハク酸としても知られる)は、上記で引用された米国特許第4,704 ,233号明細書に記載された物質であり、下記式(遊離酸形で示されている) を有する: 本特許で開示されるように、EDDSは無水マレイン酸及びエチレンジアミン を用いて製造できる。EDDSの好ましい生分解性〔S,S〕異性体は、L‐ア スパラギン酸を1,2‐ジブロモエタンと反応させることにより製造できる。E DDSは銅及びニッケルカチオンの双方をキレート化させる上で有効という点で 他のキレーターにはない利点を有しており、生分解形で入手でき、リンを含んで いない。キレーターとして本発明で用いられるEDDSは、典型的にはその塩形 、即ち4つの酸性水素のうち1以上がナトリウム、カリウム、アンモニウム、ト リエタノールアンモニウムなどのような水溶性カチオンMで置き換えられた形で ある。前記のように、EDDSキレーターも1分間〜数時間の浸漬期間中にわた り、約2〜約25ppmのレベルで本すすぎプロセスに典型的に用いられる。後 で記載されるように、あるpHだと、EDDSは亜鉛カチオンと組み合わせて用 いられることが好ましい。 前記からわかるように、様々なキレーターが本発明で使用できる。実際に、シ トレート、オキシジサクシネートなどのような単純なポリカルボキシレートも使 用できるが、このようなキレーターは重量ベースでアミノカルボキシレート及び ホスホネートほど有効でない。したがって、用量レベルはキレート化有効性の程 度が異なることを考慮しながら調整される。本キレーターは、銅イオンに対して 少くとも約5、好ましくは少くとも約7の(完全イオン化キレーターの)安定度 定数を有していることが好ましい。典型的には、キレーターは本組成物の約0. 5〜約99重量%、更に好ましくは約0.75〜約15%である。好ましいキレ ーターにはDETMP、DETPA、NTA、EDDS及びそれらの混合物があ る。 塩素スカベンジャー‐塩素は水を消毒するために世界の多くの地域で用いられ ている。水が安全であることを保証するために、少ない残量の、典型的には約1 〜2部/百万(ppm)の塩素が水中に入れられる。US世帯の少くとも約10 %はしばしばその水道水中に約2ppm以上の塩素を有している。水道水中にお けるこの少量の塩素は一部布帛染料の色あせ又は変色にも関与しうることがわか った。このように、経時的な布帛色の塩素誘導性色あせは、すすぎ水中における 残留塩素の存在に起因している。したがって、キレーターに加えて、本発明では 塩素スカベンジャーも用いることが好ましい。更に、このような塩素スカベンジ ャーの使用は、布帛で塩素臭を消失又は減少させるそれらの能力に基づき二次的 効果を発揮する。 塩素スカベンジャーは、塩素又は次亜塩素酸塩のような塩素発生物質と反応し て、塩素物質の漂白活性を消失又は減少させる物質である。色忠実度目的のため に、すすぎ水中で約1〜10ppmの塩素を中和する、典型的にはすすぎ水中で 少くとも約1ppmを中和するために十分な塩素スカベンジャーを配合すること が通常は適切である。洗浄における塩素漂白剤の使用に起因した布帛塩素臭の追 加消失又は減少のために、組成物はすすぎ水中で少くとも約10ppmを中和す るために十分な塩素スカベンジャーを含有しているべきである。 本発明によるこのような組成物は、約0.1〜約40ppm、好ましくは約0 .2〜約20ppm、更に好ましくは約0.3〜約10ppmの塩素スカベンジ ャーを平均すすぎ浴に供給する。本発明の組成物で適切なレベルの塩素スカベ ンジャーは、全組成物の約0.01〜約10重量%、好ましくは約0.02〜約 5%、最も好ましくは約0.03〜約4%である。望ましくはスカベンジャーの カチオン及びアニオン双方が塩素と反応するならば、そのレベルは相当量の有効 塩素と反応するように調整される。 塩素スカベンジャーの非制限例には、一級及び二級脂肪アミンを含めた一級及 び二級アミン;アンモニウム塩、例えば塩化物、硫酸塩;アミン官能基ポリマー ;アミノ基を有するアミノ酸ホモポリマーとそれらの塩、例えばポリアルギニン 、ポリリジン、ポリヒスチジン;アミノ基を有するアミノ酸コポリマーとそれら の塩;アミノ酸とそれらの塩、好ましくは1分子当たり2以上のアミノ基を有し たもの、例えばアルギニン、ヒスチジン(サルファイト、ビサルファイト、チオ サルフェート、ニトライトのようなリジン還元アニオンを含まない);アスコル ベート、カルバメート、フェノール類のような酸化防止剤;それらの混合物があ る。塩化アンモニウムが本発明で使用上好ましい安価な塩素スカベンジャーであ る。 他の有用な塩素スカベンジャーには、低揮発性の水溶性低分子量一級及び二級 アミン、例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリス(ヒドロキ シメチル)アミノメタン、ヘキサメチレンテトラミンがある。適切なアミン官能 基塩素スカベンジャーポリマーには、水溶性ポリエチレンイミン、ポリアミン、 ポリビニルアミン、ポリアミンアミド及びポリアクリルアミドがある。好ましい ポリマーはポリエチレンイミン、ポリアミン及びポリアミンアミドである。好ま しいポリエチレンイミンは、約2000以下、更に好ましくは約200〜約15 00の分子量を有している。 染料移動阻止剤‐本発明の組成物は、すすぎプロセス中に1つの布帛から他へ の染料の移動を阻止する上で有効な1種以上の物質も含有していてよい。通常、 このような染料移動阻止剤には、ポリビニルピロリドンポリマー、ポリアミンN ‐オキシドポリマー、N‐ビニルピロリドン及びN‐ビニルイミダゾールのコポ リマー、マンガンフタロシアニン、ペルオキシダーゼ及びそれらの混合物がある 。用いられるならば、これらの剤は、典型的には組成物の約0.01〜約10重 量%、好ましくは約0.01〜約5%、更に好ましくは約0.05〜約2%であ る。 更に具体的には、本発明で使用上好ましいポリアミンN‐オキシドポリマーは 下記構造式を有した単位を含んでいる: R‐Ax‐Z 上記式中Zは重合性単位であり、それにはN‐O基が結合できるか、又はN‐O 基は重合性単位の一部を形成できるか、又はN‐O基は双方の単位に結合できる ;Aは下記構造:‐NC(O)‐、‐C(O)O‐、‐S‐、‐O‐、‐N=の うち1つである;xは0又は1である;Rは脂肪族、エトキシル化脂肪族、芳香 族、ヘテロ環式、脂環式基又はそれらの組合せであり、それにはN‐O基の窒素 が結合できるか、又はN‐O基はこれらの基の一部である。好ましいポリアミン N‐オキシドは、Rがピリジン、ピロール、イミダゾール、ピロリジン、ピペリ ジン及びそれらの誘導体のようなヘテロ環式基である場合である。 N‐O基は下記一般構造で表すことができる: 上記式中R1、R2、R3は脂肪族基、芳香族、ヘテロ環式、脂環式基又はそれら の組合せである;x、y及びzは0又は1である;N‐O基の窒素も結合できる か、又はいずれか上記基の一部を形成しうる。ポリアミンN‐オキシドのアミン オキシド単位はpKa<10、好ましくはpKa<7、更に好ましくはpKa< 6を有する。 いかなるポリマー主鎖も、形成されるアミンオキシドポリマーが水溶性であっ て、染料移動阻止性質を有しているかぎり、使用してよい。適切なポリマー主鎖 の例はポリビニル、ポリアルキレン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド 、ポリイミド、ポリアクリレート及びそれらの混合物である。これらのポリマー には、1つのモノマータイプがアミンN‐オキシドであり、他のモノマータイプ がN‐オキシドである、ランダム又はブロックコポリマーを含んでいる。アミン N‐オキシドポリマーは、典型的には10:1〜1:1,000,000のアミ ン対アミンN‐オキシドの比率を有している。しかしながら、ポリアミンオキシ ドポリマー中に存在するアミンオキシド基の数は、適切な共重合によるか、又は 適度のN‐酸化によって変えることができる。ポリアミンオキシドはほぼあらゆ る重合度で得ることができる。典型的には、平均分子量は500〜1,000, 000、更に好ましくは1000〜500,000、最も好ましくは5000〜 100,000の範囲内である。この好ましいクラスの物質は“PVNO”と称 される。 本発明においてすすぎ液添加組成物及び方法で有用な最も好ましいポリアミン N‐オキシドは、約50,000の平均分子量と約1:4のアミン対アミンN‐ オキシド比を有したポリ(4‐ビニルピリジン‐N‐オキシド)である。 N‐ビニルピロリドン及びN‐ビニルイミダゾールポリマーのコポリマー(“ PVPVI”クラスと称される)も本発明で使用上好ましい。好ましくは、PV PVIは5000〜1,000,000、更に好ましくは5000〜200,0 00、最も好ましくは10,000〜20,000の平均分子量範囲を有する。 (平均分子量範囲は、Barth ら,Chemical Analysis,Vol.113,"ModernMethods of Polymer Characterization" で記載されているような光散乱により調べられ、 その開示は参考のため本明細書に組込まれる。)PVPVIコポリマーは、典型 的には1:1〜0.2:1、更に好ましくは0.8:1〜0.3:1、最も好ま しくは0.6:1〜0.4:1のN‐ビニルイミダゾール対N‐ビニル ピロリドンのモル比を有している。これらのコポリマーは直鎖でも又は分岐であ ってもよい。 本組成物では、約5000〜約400,000、好ましくは約5000〜約2 00,000、更に好ましくは約5000〜約50,000の平均分子量を有す るポリビニルピロリドン(“PVP”)も用いてよい。PVPは洗剤分野の業者 に公知である;例えば、参考のため本明細書に組込まれるEP‐A‐262,8 97及びEP‐A‐256,696参照。PVPを含有した組成物は、約500 〜約100,000、好ましくは約1000〜約10,000の平均分子量を有 したあるポリエチレングリコール(“PEG”)も含有することができる。好ま しくは、洗浄液中に放出されるPEG対PVPの比率は、ppmベースで約2: 1〜約50:1、更に好ましくは約3:1〜約10:1である。 本組成物は、染料移動阻止作用も発揮する、あるタイプの親水性蛍光増白剤約 0.005〜5重量%も場合により含有してよい。用いられるのであれば、本組 成物は好ましくはこのような蛍光増白剤約0.001〜1重量%を含む。 本発明で有用な親水性蛍光増白剤は下記構造式を有したものである: 上記式中R1はアニリノ、N‐2‐ビス‐ヒドロキシエチル及びNH‐2‐ヒド ロキシエチルから選択される;R2はN‐2‐ビス‐ヒドロキシエチル、N‐2 ‐ヒドロキシエチル‐N‐メチルアミノ、モルフィリノ、クロロ及びアミノから 選択される;Mはナトリウム又はカリウムのような塩形成カチオンである。 上記式においてR1がアニリノ、R2がN‐2‐ビス‐ヒドロキシエチル及びM がナトリウムのようなカチオンであるとき、増白剤は4,4′‐ビス〔〔4‐ア ニリノ‐6‐(N‐2‐ビス‐ヒドロキシエチル)‐s‐トリアジン‐2‐イル 〕アミノ〕‐2,2′‐スチルベンジスルホン酸及び二ナトリウム塩である。こ の特定の増白剤種はCiba-Geigy Corporationにより商品名Tinopal-UNPA‐G Xで市販されている。Tinopal-UNPA‐GXは本発明のすすぎ液添加組成物で 有用な好ましい親水性蛍光増白剤である。 上記式においてR1がアニリノ、R2がN‐2‐ヒドロキシエチル‐N‐2‐メ チルアミノ及びMがナトリウムのようなカチオンであるとき、増白剤は4,4′ ‐ビス〔〔4‐アニリノ‐6‐(N‐2‐ヒドロキシエチル‐N‐メチルアミノ )‐s‐トリアジン‐2‐イル〕アミノ〕‐2,2′‐スチルベンジスルホン酸 二ナトリウム塩である。この特定の増白剤種はCiba-Geigy Corporationにより商 品名Tinopal 5BM‐GXで市販されている。 上記式においてR1がアニリノ、R2がモルフィリノ及びMがナトリウムのよう なカチオンであるとき、増白剤は4,4′‐ビス〔(4‐アニリノ‐6‐モルフ ィリノ‐s‐トリアジン‐2‐イル)アミノ〕‐2,2′‐スチルベンジスルホ ン酸ナトリウム塩である。この特定の増白剤種はCiba-Geigy Corporationにより 商品名Tinopal AMS‐GXで市販されている。 本発明で使用のために選択される特定の蛍光増白剤種は、前記された選択ポリ マー染料移動阻止剤と併用されたとき、特に有効な染料移動阻止性能効果を発揮 する。このように選択されたポリマー物質(例えば、PVNO及び/又はPVP VI)とこのように選択された蛍光増白剤(例えば、Tinopal UNPA‐GX、 Tinopal 5BM‐GX及び/又はTinopal AMS‐GX)との組合せは、単独で 用いたときのこれら2成分の各々よりも有意に優れた染料移動阻止を水溶液中で 発揮する。理論に拘束されないが、このような増白剤は、それらが水溶液中で布 帛に高い親和性を有して、布帛に比較的速やかに付着することから、このように 働くと考えられる。増白剤が溶液中で布帛に付着する程度は、“付着係数”(ex haustion coefficient)と称されるパラメーターにより規定できる。付着係数と は、一般的に、a)布帛に付着された増白剤物質対b)洗浄液中における初期増 白剤濃度の比率である。比較的高い付着係数の増白剤が、本発明の関係において 染料移動を阻止するために最も適している。 もちろん、他の慣用的な蛍光増白剤タイプの化合物も、真の染料移動阻止効果 よりもむしろ本来の布帛“増白”効果を発揮させるために、場合により本組成物 で用いることができることは明らかであろう。 セルラーゼ酵素‐前記のように、セルラーゼ酵素も全体布帛外観改善に役立ち 、場合により本組成物で使用できる。様々なセルラーゼ酵素が洗浄、食品及び製 紙業界で知られている。 本組成物及び方法で使用しうるセルラーゼは、いかなる細菌又は真菌セルラー ゼであってもよい。適切なセルラーゼは例えばGB‐A‐2,075,028、 GB‐A‐2,095,275及びDE‐OS‐2,447,832明細書に開 示されており、すべて参考のためそれら全体で本明細書に組み込まれる。 このようなセルラーゼの例は、Humicola insolens の株(Humicola grisea va r.thermoidea)、特にHumicola株DSM1800及びAeromonas に属するセルラ ーゼ212生産真菌により生産されるセルラーゼと、海洋軟体動物(Dolabella Auricula Solander)の肝膵臓から抽出されたセルラーゼである。 本発明の組成物に加えられるセルラーゼは非粉末状顆粒、例えば“マリューム ”(marume)又は“小球”の形でも、あるいは例えばセルラーゼが例えばノニオ ン系界面活性剤に懸濁されるか又は水性媒体に溶解されるセルラーゼ濃縮物とし て 提供される液体の形であってもよい。本発明で使用上好ましいセルラーゼは、そ れらがEPA350098明細書(参考のためその全体で本明細書に組み込まれ る)に記載されたC14CMC法に従い洗濯試験液中セルラーゼタンパク質25× 10-6重量%で固定放射線標識カルボキシメチルセルロースの少くとも10%除 去を行う、という点で特徴付けられる。 最も好ましいセルラーゼは、参考のためその全体で本明細書に組み込まれる、 国際特許出願第WO91/17243号明細書で記載されているものである。例 えば、本発明の組成物で有用なセルラーゼ製品は、Humicola insolens DSM1 800に由来する高度精製43kDセルラーゼに対する抗体と免疫反応性である か、又は上記43kDエンドグルカナーゼに相同的な、均一なエンドグルカナー ゼ成分から本質的になる。 本発明のセルラーゼは、約0.1〜約125 CEVU/g組成物〔参考のためその 全体で本明細書に組み込まれる、例えばWO91/13136明細書で記載され たような、CEVU=セルラーゼ(相当)粘度単位〕、最も好ましくは約5〜約 100の活性に相当するレベルで、本発明の組成物に用いられるべきである。セ ルラーゼのこのようなレベルは、組成物が機械洗浄プロセスのすすぎサイクル中 に約50 CEVU/l すすぎ液以下、好ましくは約30 CEVU/l 以下、更に好ましく は約25 CEVU/l 以下、最も好ましくは約20 CEVU/l 以下で外観向上及び/又 は布帛柔軟化量のセルラーゼを放出するようなレベルで、本発明の好ましいセル ラーゼ活性を発揮するために選択される。好ましくは、本発明の組成物は約1〜 約50 CEVU/l すすぎ液、更に好ましくは約2〜約30 CEVU/l、更に一層好ま しくは約5〜約25 CEVU/l、最も好ましくは約5〜約15 CEVU/l を供給する レベルですすぎサイクルに用いられる。 NOVOから入手できるようなCAREZYME及びBAN セルラーゼが本発明で特に有用で ある。用いられるならば、このような市販酵素製品は、典型的には本組成物の約 0.001〜約2重量%である。 布帛柔軟剤/静電気防止剤‐本組成物及び方法は、追加布帛ケア効果を発揮さ せるために、1種以上の布帛柔軟剤又は静電気防止剤も場合により含む。用いら れるならば、このような成分は典型的には本組成物の約1〜約35重量%である が、高濃縮又は固形品では組成物の約90重量%以内又はそれ以上であってもよ い。本発明の組成物で用いられる好ましい布帛柔軟剤は、下記式(I)又は(II )を有する四級アンモニウム化合物又はアミン前駆体である: 又は Qは‐O‐C(O)‐、‐C(O)‐O‐、‐O‐C(O)‐O‐、‐NR4‐ C(O)‐、‐C(O)‐NR4‐又はそれらの混合、例えば同一分子中におけ るアミド置換基及びエステル置換基である; R1は(CH2n‐Q‐T2又はT3である; R2は(CH2m‐Q‐T4又はT5又はR3である; R3はC1‐C4アルキル、C1‐C4ヒドロキシアルキル又はHである; R4はH、C1‐C4アルキル又はC1‐C4ヒドロキシアルキルである; T1、T2、T3、T4、T5は(同一又は異なる)C11‐C22アルキル又はアルケ ニルである; n及びmは1〜4の整数である;及び X-は柔軟剤適合性アニオンである。 アルキル又はアルケニル鎖T1、T2、T3、T4、T5は、少くとも11の炭素 原子、好ましくは少くとも16の炭素原子を有していなければならない。その鎖 は直鎖でも又は分岐鎖でもよい。 獣脂は長鎖アルキル及びアルケニル物質の便利で安価な供給源である。T1、 T2、T3、T4、T5が獣脂に典型的な長鎖物質の混合を表す化合物が特に好まし い。 本発明の水性布帛柔軟化組成物で使用に適した四級アンモニウム化合物の具体 例には: 1)N,N‐ジ(タロウイルオキシエチル)‐N,N‐ジメチルアンモニウム クロリド; 2)N,N‐ジ(タロウイルオキシエチル)‐N‐メチル,N‐(2‐ヒドロ キシエチル)アンモニウムクロリド又はその対応アミド(VARISOFT 222として入 手できる); 3)N,N‐ジ(2‐タロウイルオキシ‐2‐オキソエチル)‐N,N‐ジメ チルアンモニウムクロリド; 4)N,N‐ジ(2‐タロウイルオキシエチルカルボニルオキシエチル)‐N ,N‐ジメチルアンモニウムクロリド; 5)N‐(2‐タロウイルオキシ‐2‐エチル)‐N‐(2‐タロウイルオキ シ‐2‐オキソエチル)‐N,N‐ジメチルアンモニウムクロリド; 6)N,N,N‐トリ(タロウイルオキシエチル)‐N‐メチルアンモニウム クロリド; 7)N‐(2‐タロウイルオキシ‐2‐オキソエチル)‐N‐タロウイル‐N ,N‐ジメチルアンモニウムクロリド;及び 8)1,2‐ジタロウイルオキシ‐3‐トリメチルアンモニオプロパンクロリ ド といずれか上記物質の混合物がある. これらの中では、化合物1〜7が式(I)の化合物の例であり、化合物8が式 (II)の化合物である。 特に好ましいのは、獣脂鎖が少くとも部分的に不飽和のN,N‐ジ(タロウイ ルオキシエチル)‐N,N‐ジメチルアンモニウムクロリドである。 獣脂鎖の不飽和レベルは対応脂肪酸のヨウ素価(IV)により測定でき、本ケ ースでは好ましくは5〜100の範囲内であって、25以下又は以上のIVを有 する2カテゴリーの化合物に区別される。 実際に、5〜25、好ましくは15〜20のIVを有した獣脂脂肪酸から得ら れる式(I)の化合物の場合には、約30/70以上、好ましくは約50/50 以上、更に好ましくは約70/30以上のシス/トランス異性体重量比が最適濃 縮性を示すとわかった。 25以上のIVを有した獣脂脂肪酸から得られる式(I)の化合物だと、シス 対トランス異性体の比率は非常に高い濃度が必要とされないかぎりさほど重要で ないとわかった。 式(I)及び(II)の適切な四級アンモニウムの他の例は、例えば ‐上記化合物の“タロウ”を、例えばココ、パーム、ラウリル、オレイル、リ シノレオイル、ステアリル、パルミチルなどで置換する(上記脂肪アシル鎖は完 全飽和であるか、又は好ましくは少くとも部分的に不飽和である); ‐上記化合物の“メチル”をエチル、エトキシ、プロピル、プロポキシ、イソ プロピル、ブチル、イソブチル又はt‐ブチルで置換する; ‐上記化合物の“クロリド”をブロミド、メチルサルフェート、ホルメート、 サルフェート、ニトレートなどで置換する ことにより得られる。 事実上、アニオンは正に荷電した四級アンモニウム化合物の対イオンとして単 に存在する。対イオンの性質は本発明の実施にとり全く重要でない。 “そのアミン前駆体”とは上記四級アンモニウム化合物に対応した二級又は三 級アミンを意味し、上記アミンは請求pH値のために本組成物中で実質上プロト ン化される。 本発明の四級アンモニウム又はアミン前駆体化合物は、組成物の実施に応じて 本組成物の約1〜約80%のレベルで存在し、約5〜約15%の好ましい活性剤 レベルで希釈されるか、又は約15〜約50%、最も好ましくは約15〜約35 %の好ましい活性剤レベルで濃縮される。 多くの前記布帛柔軟剤にとり、本組成物のpHは本発明の必須パラメーターで ある。実際に、pHは特に長期貯蔵条件下で四級アンモニウム又はアミン前駆体 化合物とセルラーゼの安定性に影響を与える。 本関係で記載されるpHは、ニート組成物のままで、又は20℃で超遠心によ る分散相の分離後に連続相で測定される。エステル結合を有する柔軟剤を含んだ 組成物の最良加水分解安定性のために、上記条件下で測定されたニートpHは約 2.0〜約4.5、好ましくは約2.0〜約3.5の範囲内でなければならない 。本発明でこのような組成物のpHはBronsted酸の添加により調節できる。非エ ステル柔軟剤の場合、pHはそれより高い、典型的には3.5〜8.0範囲であ ってもよい。 適切な酸の例には、無機鉱酸、カルボン酸、特に低分子量(C1‐C5)カル ボン酸と、アルキルスルホン酸がある。適切な無機酸にはHCl、H2SO4、H NO3及びH3SO4がある。適切な有機酸にはギ酸、酢酸、クエン酸、メチルス ルホン酸及びエチルスルホン酸がある。好ましい酸はクエン酸、塩酸、リン酸、 ギ酸、メチルスルホン酸及び安息香酸である。 本発明組成物で有用な柔軟剤には、好ましくはカチオン系柔軟剤と組み合わさ れたノニオン系布帛柔軟剤物質もある。典型的には、このようなノニオン系布帛 柔軟剤物質は約2〜約9、更に典型的には約3〜約7のHLBを有する。このよ うなノニオン系布帛柔軟剤物質は、それ自体で、あるいは後で詳細に記載される 単一長鎖アルキルカチオン系界面活性剤のような他の物質と組み合わされたとき に、容易に分散されやすい。分散性は、もり多くの単一長鎖アルキルカチオン系 界面活性剤、後で記載されるような他の物質との混合物、もっと温かい水の使用 及び/又は更に撹拌を用いることにより改善できる。一般的に、選択される物質 は比較的結晶性で、高い融点(例えば、>40℃)で、しかも比較的非水溶性で あるべきだ。 本組成物中における任意ノニオン系柔軟剤のレベルは、典型的には約0.1〜 約10%、好ましくは約1〜約5%である。 好ましいノニオン系柔軟剤は多価アルコール又はその無水物の脂肪酸部分エス テルであり、その場合にアルコール又は無水物は2〜18、好ましくは2〜8の 炭素原子を有し、各脂肪酸部分は12〜30、好ましくは16〜20の炭素原子 を有する。典型的には、このような柔軟剤は1分子当たりに1〜3、好ましくは 1〜2つの脂肪酸基を有している。 エステルの多価アルコール部分には、エチレングリコール、グリセロール、ポ リ(例えば、ジ、トリ、テトラ、ペンタ及び/又はヘキサ)グリセロール、キシ リトール、スクロース、エリトリトール、ペンタエリトリトール、ソルビトール 又はソルビタンがある。ソルビタンエステル及びポリグリセロールモノステアレ ートが特に好ましい。 エステルの脂肪酸部分は通常12〜30、好ましくは16〜20の炭素原子を 有した脂肪酸から誘導され、上記脂肪酸の典型例はラウリン酸、ミリスチン酸、 パルミチン酸、ステアリン酸及びベヘン酸である。 本発明で使用上高度に好ましい任意ノニオン系柔軟剤は、ソルビトールのエス テル化脱水産物であるソルビタンエステルと、グリセロールエステルである。 市販ソルビタンモノステアレートが適切な物質である。約10:1〜約1:1 0のステアレート/パルミテート重量比を有したソルビタンステアレート及びソ ルビタンパルミテートの混合物と、1,5‐ソルビタンエステルも有用である。 グリセロール及びポリグリセロールエステル、特にグリセロール、ジグリセロ ール、トリグリセロール及びポリグリセロールモノ及び/又はジエステルが本発 明では好ましい(例えば、商品名Radiasurf 7248のポリグリセロールモノステア レート)。 有用なグリセロール及びポリグリセロールエステルには、ステアリン酸、オレ イン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、イソステアリン酸、ミリスチン酸及び/又 はベヘン酸とのモノエステルと、ステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸、ラ ウリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸及び/又はミリスチン酸のジエステルが ある。典型的モノエステルは少量のジ及びトリエステルなどを含有していると理 解されている。 “グリセロールエステル”には、ポリグリセロール、例えばジグリセロール〜 オクタグリセロールエステルも含む。ポリグリセロールポリオールは、エーテル 結合でグリセロール部分を連結させるためにグリセリン又はエピクロルヒドリン を一緒に縮合させることにより形成される。ポリグリセロールポリオールのモノ 及び/又はジエステルが好ましく、脂肪アシル基は典型的にはソルビタン及びグ リセロールエステルについて前記されたものである。 本発明で有用な追加布帛柔軟剤は、Toan Trinh,Errol H.Wahl,Donald M.Swart ley 及びRonald L.Hemingwayの名により1987年4月28日付で発行された米 国特許第4,661,269号;1984年3月27日付で発行されたBurns の 米国特許第4,439,335号;Edwards 及びDiehl の米国特許第3,861 ,870号;Cambreの第4,308,151号;Bernardinoの第3,886,0 75号;Davis の第4,233,164号;Verbruggenの第4,401,578 号;Wiersema及びRieke の第3,974,076号;Rudkin,Clint及びYoung の 第4,237,016号明細書で記載されており、上記すべての特許は参考のた め本明細書に組み込まれる。 例えば、本発明で有用な適切な布帛柔軟剤は、下記布帛柔軟剤: (a)ヒドロキシアルキルアルキレンジアミン、ジアルキレントリアミン及び それらの混合物からなる群より選択されるポリアミンと高級脂肪酸との反応産物 (好ましくは約10〜約80%);及び/又は (b)1つだけ長鎖非環式脂肪族C15‐C22炭化水素基を有したカチオン含窒 素塩(好ましくは約3〜約40%);及び/又は (c)2以上の長鎖非環式脂肪族C15‐C22炭化水素基又は1つの上記基とア リールアルキル基を有したカチオン含窒素塩(好ましくは約10〜約80%)の うち1種、2種又は3種すべてからなっていてよく、上記(a)、(b)及び( c)において好ましいパーセンテージは本発明組成物の布帛柔軟剤成分の重量に よる。 以下は前記(a)、(b)及び(c)柔軟剤成分の一般的記載である(本発明 を説明するある具体例を含んでいるが、但しそれを限定するわけではない)。 成分(a):本発明の柔軟剤(活性剤)は、ヒドロキシアルキルアルキレンジ アミン、ジアルキレントリアミン及びそれらの混合物からなる群より選択される ポリアミンと高級脂肪酸との反応産物である。これらの反応産物はポリアミンの 多官能性構造からみていくつかの化合物の混合物である。 好ましい成分(a)は、反応産物混合物又は混合物の一部選択された成分から なる群より選択される含窒素化合物である。更に詳しくは、好ましい成分(a) は下記からなる群より選択される化合物である: (i)約2:1の分子比における高級脂肪酸とヒドロキシアルキルアルキレン ジアミンとの反応産物;上記反応産物は下記式の化合物を有した組成物である: 上記式中R1は非環式脂肪族C15‐C21炭化水素基であり、R2及びR3は二価C1 ‐C3アルキレン基である; (ii)下記式を有する置換イミダゾリン化合物: 上記式中R1及びR2は前記のとおりである; (iii)下記式を有する置換イミダゾリン化合物: 上記式中R1及びR2は前記のとおりである; (iv)約2:1の分子比における高級脂肪酸とジアルキレントリアミンとの反 応産物;上記反応産物は下記式の化合物を有した組成物である: 上記式中R1、R2及びR3は前記のとおりである; (v)下記式を有する置換イミダゾリン化合物: 上記式中R1及びR2は前記のとおりである;及び (vi)それらの混合物 添加獣脂脂肪酸であり、ヒドロキシアルキルアルキレンジアミンはN‐2‐ヒド ロキシエチルエチレンジアミンであり、R1は脂肪族C15‐C17炭化水素基であ り、R2及びR3は二価エチレン基である。 成分(a)(ii)の例は、R1が脂肪族C17炭化水素基で、R2が二価エチレン 基である、ステアリンヒドロキシエチルイミダゾリンである;この化合物は 成分(a)(iv)の例は、R1が脂肪族C15‐C17炭化水素基であり、R2及び R3が二価エチレン基である、N,N″‐ジタロウアルコイルジエチレントリア ミンである。 成分(a)(v)の例は、R1が脂肪族C15‐C17炭化水素基であり、R2及び R3が二価エチレン基である、1‐タロウアミドエチル‐2‐タロウイミダゾリ ンである。 成分(a)(iii)及び(a)(v)も約4以下のpKa値を有したBronsted酸 分散助剤にまず分散されるが、但し最終組成物のpHは約5以下となるべきであ る。一部の好ましい分散助剤は塩酸、リン酸又はメチルスルホン酸である。 N,N″‐ジタロウアルコイルジエチレントリアミン及び1‐タロウ(アミド エチル)‐2‐タロウイミダゾリンは双方とも獣脂脂肪酸及びジエチレントリア ミンの反応産物であり、カチオン系布帛柔軟剤メチル‐1‐タロウアミドエチル ‐2‐タロウイミダゾリニウムメチルサルフェートの前駆体である("Cationic Surface Active Agents as Fabric Softeners",R.R.Egan,Journal of the Ameri can Oil Chemicals' Society,January 1978,pages 118-121 参照)。N,N″‐ ジタロウアルコイルジエチレントリアミン及び1‐タロウアミドエチル‐2‐タ ロウイミダゾリンは、実験化合物としてWitco Chemical Companyから得られる。 メチル‐1‐タロウアミドエチル‐2‐タロウイミダゾリニウムメチルサ されている。 成分(b):好ましい成分(b)は下記からなる群より選択される1つの長鎖 非環式脂肪族C15‐C22炭化水素基を有したカチオン含窒素塩である: (i)下記式を有する非環式四級アンモニウム塩: 上記式中R4は非環式脂肪族C15‐C22炭化水素基であり、R5及びR6はC1‐C4 飽和アルキル又はヒドロキシアルキル基であり、A-はアニオンである; (ii)下記式を有する置換イミダゾリニウム塩: 上記式中R1は非環式脂肪族C15‐C21炭化水素基であり、R7は水素あるいはC1 ‐C4飽和アルキル又はヒドロキシアルキル基であり、A-はアニオンである; (iii)下記式を有する置換イミダゾリニウム塩: 上記式中R2は二価C1‐C3アルキレン基であり、R1、R5及びA-は前記のとお りである; (iv)下記式を有するアルキルピリジニウム塩: 上記式中R4は非環式脂肪族C16‐C22炭化水素基であり、A-はアニオンである ; (v)下記式を有するアルカンアミドアルキレンピリジニウム塩: 上記式中R1は非環式脂肪族C15‐C21炭化水素基であり、R2は二価C1‐C3ア ルキレン基であり、A-はアニオン基である; (vi)下記式を有するモノエステル四級アンモニウム化合物: 〔(R)3‐N+‐(CH2n‐Y‐R2〕A- 上記式中 各Y=‐O‐(O)C‐又は‐C(O)‐O‐; 各n=1〜4 各R置換基は短鎖C1‐C6好ましくはC1‐C3アルキル又はヒドロキシアルキ ル基、例えばメチル(最も好ましい)、エチル、プロピル、ヒドロキシエチルな ど、ベンジル又はそれらの混合である。 R2はC10‐C22ヒドロカルビル又は置換ヒドロカルビル置換基、好ましくは C12‐C19アルキル及び/又はアルケニル、最も好ましくはC12‐C18直鎖アル キル及び/又はアルケニルである(短鎖の方が処方物中で安定である);対イオ ンA-はいかなる柔軟剤適合性アニオン、例えばクロリド、ブロミド、メチルサ ルフェート、ホルメート、サルフェート、ニトレートなどであってもよい;及び (vii)それらの混合物 成分(b)(i)の例は、モノアルキルトリメチルアンモニウム塩、例えばモ ノタロウトリメチルアンモニウムクロリド、モノ(水素添加タロウ)トリメチル アンモニウムクロリド、パルミチルトリメチルアンモニウムクロリド及びソヤト リメチルアンモニウムクロリドであり、Sherex Chemical Company から各々商品 されている。これらの塩において、R4は非環式脂肪族C16‐C18炭化水素基で あり、R5及びR6はメチル基である。モノ(水素添加タロウ)トリメチルアンモ ニウムクロリド及びモノタロウトリメチルアンモニウムクロリドが好ましい。 成分(b)(i)の他の例は、R4がC22炭化水素基であって、Witco 03‐Cで販売されているベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド;R4がC1 6 ‐C18炭化水素基、R5がメチル基、R6がエチル基、A-がエチルサルフ 1033で販売されているソヤジメチルエチルアンモニウムエチルサルフェート ;R4がC18炭化水素基、R5が2‐ヒドロキシエチル基、R6がメチル基であっ ス(2‐ヒドロキシエチル)オクタデシルアンモニウムクロリドである。 成分(b)(iii)の例は、R1がC17炭化水素基、R2がエチレン基、R5がエチ ル基、A-がエチルサルフェートアニオンである、1‐エチル‐1‐(2‐ヒド ロキシエチル)‐2‐イソヘプタデシルイミダゾリニウムエチルサルフェー されている。 成分(b)(vi)の例は、モノ(タロウイルオキシエチル)ヒドロキシエチル ジメチルアンモニウムクロリド、即ちジ(ヒドロキシエチル)ジメチルアンモニ ウムクロリドによる獣脂脂肪酸のモノエステルであって、ジ(ヒドロキシエチル )ジメチルアンモニウムクロリドによる獣脂脂肪酸のジエステル、即ちジ(タロ ウイルオキシエチル)ジメチルアンモニウムクロリド(c)(vii)成分(後記参 照)を作るプロセスの副産物である。 成分(c):2以上の長鎖非環式脂肪族C15‐C22炭化水素基又は1つの上記 基とアリールアルキル基を有した好ましいカチオン含窒素塩は単独で又は混合物 の一部として用いられ、下記からなる群より選択される: (i)下記式を有する非環式四級アンモニウム塩: 上記式中R4は非環式脂肪族C15‐C22炭化水素基であり、R5はC1‐C4飽和ア ルキル又はヒドロキシアルキル基であり、R8はR4及びR5基からなる群より選 択され、A-は前記のようなアニオンである; (ii)下記式を有するジアミド四級アンモニウム塩: 上記式中R1は非環式脂肪族C15‐C21炭化水素基であり、R2は1〜3つの炭素 原子を有する二価アルキレン基であり、R5及びR9はC1‐C4飽和アルキル又は ヒドロキシアルキル基であり、A-はアニオンである; (iii)下記式を有するジアミノアルコキシル化四級アンモニウム塩: 上記式中nは1〜約5であり、R1、R2、R5及びA-は前記のとおりである; (iv)下記式を有する四級アンモニウム化合物: 上記式中R4は非環式脂肪族C15‐C22炭化水素基であり、R5はC1‐C4飽和ア ルキル又はヒドロキシアルキル基であり、A-はアニオンである; (v)下記式を有する置換イミダゾリニウム塩: 上記式中R1は非環式脂肪族C15‐C21炭化水素基であり、R2は1〜3つの炭 素原子を有する二価アルキレン基であり、R5及びA-は前記のとおりである; (vi)下記式を有する置換イミダゾリニウム塩: 上記式中R1、R2及びA-は前記のとおりである; (vii)下記式を有するジエステル四級アンモニウム(DEQA)化合物: (R)4-m‐N+‐〔(CH2n‐Y‐R2m- 上記式中 各Y=‐O‐(O)C‐又は‐C(O)‐O‐; m=2又は3 各n=1〜4 各R置換基は短鎖C1‐C6、好ましくはC1‐C3アルキル又はヒドロキシアル キル基、例えばメチル(最も好ましい)、エチル、プロピル、ヒドロキシエチル など、ベンジル又はそれらの混合である。 各R2は長鎖C10‐C22ヒドロカルビル又は置換ヒドロカルビル置換基、好ま しくはC15‐C19アルキル及び/又はアルケニル、最も好ましくはC15‐C18直 鎖アルキル及び/又はアルケニルである; 対イオンA-はいかなる柔軟剤適合性アニオン、例えばクロリド、ブロミド、 メチルサルフェート、ホルメート、サルフェート、ニトレートなどであってもよ い;及び (vii)それらの混合物 成分(c)(i)の例は、周知のジアルキルジメチルアンモニウム塩、例えば ジタロウジメチルアンモニウムクロリド、ジタロウジメチルアンモニウムメチル サルフェート、ジ(水素添加タロウ)ジメチルアンモニウムクロリド、ジステア リルジメチルアンモニウムクロリド、ジベヘニルジメチルアンモニウムクロリド である。ジ(水素添加タロウ)ジメチルアンモニウムクロリド及びジタロウジメ チルアンモニウムクロリドが好ましい。本発明で使用しうる市販ジアルキルジメ チルアンモニウム塩の例は、ジ(水素添加タロウ)ジメチルアンモニウムクロリ ている。R4が非環式脂肪族C22炭化水素基であるジベヘニルジメチルアンモニ ウムクロリドは、Witco Chemical CorporationのHumko Chemical Division から 商品名 Kemamine Q‐2802Cで販売されている。 成分(c)(ii)の例は、R1が非環式脂肪族C15‐C17炭化水素基、R2がエ チレン基、R5がメチル基、R9がヒドロキシアルキル基及びA-がメチルサルフ ェートアニオンである、メチルビス(タロウアミドエチル)(2‐ヒドロキシエ チル)アンモニウムメチルサルフェート及びメチルビス(水素添加タロウアミド エチル)(2‐ヒドロキシエチル)アンモニウムメチルサルフェートである; Chemical Companyから販売されている。 成分(c)(iv)の例は、R4が非環式脂肪族C18炭化水素基、R5がメチル基 、A-がクロリドアニオンである、ジメチルステアリルベンジルアンモニウム 成分(c)(v)の例は、R1が非環式脂肪族C15‐C17炭化水素基、R2が エチレン基、R5がメチル基及びA-がクロリドアニオンである、1‐メチル‐1 ‐タロウアミドエチル‐2‐タロウイミダゾリニウムメチルサルフェート及び1 ‐メチル‐1‐(水素添加タロウアミドエチル)‐2‐(水素添加タロウ)イ (c)(vii)の場合に、上記置換基R及びR2はアルコキシル又はヒドロキシル 基のような様々な基で場合により置換でき、及び/又はR2基がそれらの基本的 疎水性を維持しているかぎり飽和、不飽和、直鎖及び/又は分岐鎖でよいと理解 される。好ましい柔軟化合物は成分(c)(vii)の場合のように生分解性である 。これらの好ましい化合物は、広く用いられる布帛柔軟剤である、ジタロウジメ チルアンモニウムクロリド(DTDMAC)のジエステルバリエーションである と考えられる。 以下は(c)(vii)の非制限例である(すべての長鎖アルキル置換基は直鎖で ある): [CH32 +N[CH2CH2OC(O)R22Cl- [HOCH(CH3)CH2][CH3]+N[CH2CH2OC(O)C1531]2Br- [C252 +N[CH2CH2OC(O)C17352Cl- [CH3][C25]+N[CH2CH2OC(O)C13272- [C37][C25]+N[CH2CH2OC(O)C15312−SO4CH3 [CH2CH2OH][CH3]+N[CH2CH2OC(O)R22Cl- 上記式中‐C(O)R2は軟質獣脂及び/又は硬質獣脂脂肪酸から誘導される。 特に好ましいのは、ジ(タロウイルオキシエチル)ジメチルアンモニウムクロリ ドとも称される、ジ(ヒドロキシエチル)ジメチルアンモニウムクロリドによる 軟質及び/又は硬質獣脂脂肪酸のジエステルである。 一部の前記化合物(ジエステル)は加水分解にやや不安定であるため、それら は本発明の組成物を処方するために用いられたときむしろ慎重に取り扱われねば ならない。例えば、本発明で安定な液体組成物は約2〜約5、好ましくは約2〜 約4.5、更に好ましくは約2〜約4範囲のpHで処方される。pHはBronsted 酸の添加により調整できる。ジエステル四級アンモニウム布帛柔軟化合物を含有 した安定な柔軟剤組成物を作るためのpHの範囲は、1988年8月30日付で 発行されたStraathof 及びKonig の米国特許第4,767,547号明細書に開 示され、参考のため本明細書に組み込まれる。 (c)(vii)のジエステル四級アンモニウム布帛柔軟化合物(DEQA)も下 記一般式を有することができる: 上記式中各R、R2及びA-は前記と同様の意味を有する。このような化合物には 下記式を有したものを含む: [CH33 +N[CH2CH(CH2OC(O)R2)−OC(O)R2]Cl- 上記において‐OC(O)R2は軟質獣脂及び/又は硬質獣脂脂肪酸から誘導さ れる。 好ましくは、各Rはメチル又はエチル基であり、好ましくは各R2はC15‐C1 9 の範囲である。分岐、置換及び/又は不飽和の程度はアルキル鎖に存在するこ とができる。分子中におけるアニオンA-は好ましくは強酸のアニオンであって 、例えばクロリド、ブロミド、サルフェート及びメチルサルフェートである; アニオンは二電荷を有することができ、その場合にA-は半分の基を表す。これ らの化合物は、一般的に、安定な濃縮液体組成物として処方する方が困難である 。 これらのタイプの化合物とそれらの一般的製造方法は、参考のため本明細書に 組み込まれる、1979年1月30日付で発行されたNaikらの米国特許第4,1 37,180号明細書に開示されている。 好ましい組成物は、本発明組成物の布帛柔軟化成分について、約10〜約80 重量%のレベルで成分(a)、約3〜約40%のレベルで成分(b)及び約10 〜約80%のレベルで成分(c)を含有している。更に好ましい組成物は、(i )ジ(水素添加タロウ)ジメチルアンモニウムクロリド;(v)メチル‐1‐タ ロウアミドエチル‐2‐タロウイミダゾリニウムメチルサルフェート;(vii)ジ タロウイルエタノールエステルジメチルアンモニウムクロリド;及びそれらの混 合物からなる群より選択される成分(c)を含有している。 更に一層好ましい組成物は、成分(a):本発明組成物の布帛柔軟化成分の約 20〜約70重量%のレベルで存在する、約2モルの水素添加獣脂脂肪酸と約1 モルのN‐2‐ヒドロキシエチルエチレンジアミンとの反応産物;成分(b): 本発明組成物の布帛柔軟化成分の約3〜約30重量%のレベルで存在するモノ( 水素添加タロウ)トリメチルアンモニウムクロリド;成分(c):ジ(水素添加 タロウ)ジメチルアンモニウムクロリド、ジタロウジメチルアンモニウムクロリ ド、メチル‐1‐タロウアミドエチル‐2‐タロウイミダゾリニウムメチルサル フェート、ジエタノールエステルジメチルアンモニウムクロリド及びそれらの混 合物からなる群より選択される(成分(c)は本発明組成物の布帛柔軟化成分の 約20〜約60重量%のレベルで存在する;上記ジ(水素添加タロウ)ジメチル アンモニウムクロリド対上記メチル‐1‐タロウアミドエチル‐2‐タロウイミ ダゾリニウムメチルサルフェートの重量比は約2:1〜約6:1である)を含有 している。 上記の個別成分、特にI(c)の成分(例えば、ジタロウジメチルアンモニウ ムクロリド又はジタロウイルエタノールエステルジメチルアンモニウムクロリド )も個別に用いることができる。 前記のカチオン含窒素塩において、アニオンA-は電荷を中性にする。最も多 くは、これらの塩で電荷を中性にするために用いられるアニオンは、クロリド又 はブロミドのようなハライドである。しかしながら、メチルサルフェート、エチ ルサルフェート、ヒドロキシド、アセテート、ホルメート、シトレート、サルフ ェート、カーボネートなどのような他のアニオンも使用できる。クロリド及びメ チルサルフェートがここではアニオンA-として好ましい。液体組成物の場合だ と、布帛柔軟剤は、最終製品で小胞サイズの減少による製品安定性(相分離)及 び柔軟化効力を増加させるために、慣用的な高剪断ミリング装置を用いてミリン グしてもよい。1ミクロン以下のミリング粒子が好ましい。 安定剤‐本発明の液体組成物は、処方業者の希望に沿い、美的又はその他の理 由から均一な増粘化された形態で供給されることが好ましい。ある水溶性ポリエ ステル物質は布帛柔軟剤成分を含有した本組成物に有益な安定化効果を与えるこ とが、ここに発見された。例えば、亜鉛塩の存在下でエステル結合布帛柔軟剤と EDDSのようなキレーターを含んだ後記のような組成物を製造するときには、 電解質の存在に起因する相分離を防ぐために、安定剤としてテレフタル酸ジメチ ル、1,2‐プロピレングリコール及びメチルキャップ化ポリエチレングリコー ルから得られるコポリマーを用いることが好ましい。このような安定剤は、最終 組成物が約10重量%以上のカチオン系布帛柔軟剤と約1重量%以上の他の溶解 電解質を含んでいるときにも好ましい。好ましい安定剤には、1987年10月 27日付で発行されたGosselink の米国特許第4,702,857号明細書に開 示されたポリエステル物質がある。高度に好ましいポリエステル安定剤は、分子 の“主鎖”に約5つのテレフタレート単位と、“尾部”に約40単位のエチレン オキシドを有している。用いられるならば、このような安定剤は、典型的には、 約30〜約80cps(Brookfield LVT粘度計;Spindle #2;60rpm ;室温約25℃)の安定な粘度にする上で十分な、組成物の約0.1〜約1.5 重量%である。 本発明の組成物は、水浴で使用上、液体でも又は固体形態でも提供できる。水 又は水/アルコールは液体組成物で典型的なキャリアであり、典型的には最終組 成物の約95重量%以内である。顆粒を含めた固体の組成物は、様々な顆粒フィ ラー、特に硫酸ナトリウムのような水溶性塩を含有してもよい。液体の場合、組 成物は都合上約3〜約8のpH範囲にわたって処方される。浴中で希釈の際、使 用時pHは典型的には約6.0〜6.5の範囲である。分解性(典型的には、エ ステル保有)布帛柔軟剤と共にEDDSを含んだ液体組成物の処方は完全にルー チンであるとはいえないと理解されるべきであり、その理由は通常3.0〜3. 5範囲の低製品pHが分解性柔軟剤の最適貯蔵安定性にとり要求されるからであ る。このように低いpH条件下だと、EDDSは組成物で針状結晶を形成しやす い。所望であれば、このような組成物はEDDSを再溶解させるために約4.5 もの高いpHに調整できる。しかしながら、このpH範囲だと、製品の全体的貯 蔵安定性に妥協がみられる。 3.0〜3.5の酸性範囲内におけるpHでEDDSを含んだ液体組成物は組 成物への水溶性亜鉛塩の添加により処方できることが、ここに発見された。特に 、塩化亜鉛と、更にZnBr2及びZnSO4も、この目的のために使用できる。 亜鉛カチオン対EDDSのモル比は、典型的には約1:1〜約2:1、好ましく は約3:2の範囲である。このため、後記のように適正に処方されたとき、ED DS針の形成は最少になる。 以下は本発明による組成物及び方法を説明しているが、それに限定されること はない。 例I 塩素の存在下洗濯すすぎ浴中で使用に適したキレーター組成物は以下の成分を 含んでいる。 成 分 %(Wt) DETPA* 5.0 NH4Cl 0.5 水、香料、その他 残部 *ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム塩 例II 布帛柔軟化効果をもち、塩素の存在下で有用なキレーター組成物は、以下の成 分を含んでいる。 成 分 %(Wt) DTDMAC 7.0 NH4Cl 0.5 DETPA 5.0 界面活性剤* 0.5 水及びその他 残部 *12-14アルコールエトキシレートEO(5) 例III 水性すすぎ浴で使用に適した顆粒ミックスキレーター組成物は以下の成分を含 んでいる。 成 分 %(Wt) クエン酸ナトリウム 25 DETMP* 2 不活性フィラー 残部 *相当量のエチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホネート )に代えてもよい 例IV 生分解性無リンキレーター組成物は下記のとおりである。 成 分 %(Wt) EDDS* 5.0 NH4Cl 0.5 水及びその他 残部 *〔S,S〕異性体、Na塩 例V ポリマー染料移動阻止剤を含有したキレーター組成物は下記のとおりである。 成 分 %(Wt) EDDS〔S,S〕、Na塩* 3.0 PVP** 1.5 PVPVI 1.5 水、その他 残部 *相当量のDETPA又はDETMPに代えてもよい **相当量のPVNOに代えてもよい 例VI 染料移動阻止剤として働く蛍光増白剤を含有したキレーター組成物は下記のと おりである。 成 分 %(Wt) DETPA(Na) 9.0 TINOPAL-UNPA-GX 0.2 水及びその他 残部 例VII ミックスキレーター組成物は下記のとおりである。 成 分 %(Wt) DETPA、Na塩 2.0 クエン酸ナトリウム 2.0 塩化アンモニウム 3.0 EDTA、Na塩 1.0 HEDP、Na塩 0.75 NTA、Na塩 0.5 不活性フィラー* 残部 *硫酸ナトリウムが都合よい 例VIII(A及びB) セルラーゼ布帛ケア効果を有するすすぎ液添加組成物は下記のとおりである。 例IX 布帛柔軟化性質を有した安定なすすぎ液添加液体キレーター組成物は、生分解 性EDDS及び生分解性布帛柔軟剤を用いて下記のように処方する。“そのまま ”で測定された最終製品のpHは3.5である。 成 分 %(Wt) DEEDMAC* 25 EDDS〔S,S〕、Na塩 1.25 ZnCl2 0.75 ポリマー** 0.5 水及びその他*** 残部 *エチルジメチルアンモニウムクロリドのジタロウアルキルエステル; 主にジメチルビス(ステアロイルオキシエチル)アンモニウムクロリド **文献で開示されたようにテレフタル酸ジメチル、1,2‐プロピレン グリコール及びメチルキャップ化ポリエチレングリコールから合成された安定剤 ;US特許4,702,857参照 ***香料、電解質、酸性剤 例X 生分解性布帛柔軟剤を含んで、貯蔵安定性を与えるためにpH3〜3.5で処 方されたすすぎ液添加液体キレーター組成物は下記のとおりである。 成 分 %(Wt) DEEDMAC 25 DETPA、Na塩 2.5 ポリマー* 0.5 水及びその他** 残部 *例IXのようなポリマー **香料、電解質、酸性剤 例XI DEEDMACストックを76℃水浴で液化させる。別に、シリコーン消泡剤 と約0.02部のHClも含有した組成物中の遊離水を密封容器で76℃に加熱 する。DEEDMACストックは、72〜75℃でタービンミキサーから撹拌し ながら、水性部分にゆっくり移す。1.2部の25%(水性)CaCl2溶液を 分散液中に滴下して、それを粘稠ペーストから希薄流体に変える。次いで系はロ ーター‐ステータープローブエレメントを用いて55℃で2分間にわたり高剪断 ミリングする。中度の撹拌下で、系を氷浴への浸漬により5分間以内で室温まで 戻す。 下記成分を室温において中度の撹拌下で製品へ連続的に加える: ポリマーの40%溶液1.25部(例IXのとおり); NaDETPAの41%溶液6.1部と濃HCl 1.5部とのブレンド 1.35部以内の香料; 0.1部の塩化アンモニウム; 0.5部以内のCAREZYME溶液(任意); 2.8部の25%CaCl2水溶液 十分なミキシング時間をとって、DEEDMAC小胞中への香料の拡散を促進 させる。これはバッチサイズと比例する。上記成分の添加順序は、最終分散液の 物理的安定性にとり重要である。香料添加はCaCl2より先にすべきである。 ポリマー添加は、キレーターと、好ましくは他の電解質の添加より先にすべきで ある。pH感受性柔軟剤が用いられるとき、柔軟剤安定性に影響を及ぼして、製 品の粘度安定性に影響を与える局所pHシフトを避けるために、キレーターは柔 軟剤のpHに近い酸又は塩基とブレンドさせるべきである。最終製品は2.5% DETPAを含有している。 例XII DEEDMAC柔軟剤とEDDSキレーターを含んだ液体製品を製造するとき には、例XIに下記変更を加える。 1.MgCl2を組成物でCaCl2の代わりに通常用いる。MgCl2の 25%溶液1.0部をミリング前に加温分散液中に滴下し、等量のこの塩を製品 の製造に際して最終ステップとして加える。 2.DETPA/HCl添加の代わりに、33%NaEDDS水溶液3.8部 と50%ZnCl2水溶液1.25〜約1.50部とのブレンドを、ポリマー添 加後に中度の撹拌下で製品に加える。最終製品は1.25%EDDSを含有して いる。 本組成物は、限定されないが、染料;消泡剤(典型的には、Dow Corning 22 10のようなシリコーン消泡剤);KATHONのような保存剤などを含めた様々な他 の成分を場合により含有してもよい。このような成分は、典型的には全組成物の 約0.01〜約1%である。外来の金属カチオン及び電解質を避けるために、組 成物は脱イオン水を用いて処方することが好ましい。エタノールのようなアルコ ールが用いられるならば、それらは典型的には組成物の約5重量%以下である。 本発明の方法は、典型的には便宜上、少くとも約2ppm、典型的には約5〜 約25ppmのレベルで水性媒体で典型的に用いられるキレート化剤を含めて、 いずれかの前記成分を含有した水性媒体と、処理される布帛を接触させることに より行われる。(それより高レベル、例えば50〜1000ppmのキレーター もユーザーの選択で用いてよい。)布帛と処理溶液との接触は、スプレー、パッ ディング(padding on)、スポット処理を含めたいずれか便利な方法によるか、 あるいは好ましくは、慣用的な洗濯操作後に、典型的には約6.5〜8.0のp Hで少くとも約1分間、好都合には約1〜約10分間にわたり約70°F(20 ℃)で、キレーター及び他の任意成分を含有した水浴、即ち典型的な水性すすぎ 浴に布帛を漬けることにより行える。染料のタイプと、望ましくないことにそれ に伴う金属カチオンの量にやや応じて、本発明の組成物及び方法は、典型的には 2〜4PSUの範囲内で色忠実度の実質的な視覚的改善を果たす。 前記例では本発明の方法及び組成物について説明しているが、それらはそれに 制限するつもりではない。水性洗濯操作のすすぎ浴で使用向けに特に適合化され て、改善された色忠実度を示す組成物には、限定されないが、以下を含んだ組成 物がある: (a)銅カチオン、ニッケルカチオン又はそれらの混合物用のキレート化剤、 特にDETPA、DETMP又はEDDS 少くとも約0.5重量%; (b)塩素スカベンジャー、特に塩化アンモニウム 少くとも約0.01重量 %; (c)場合により、布帛柔軟剤、特に生分解性エステル結合カチオン系布帛柔 軟剤; (d)場合により、セルラーゼ酵素;及び (e)場合により、染料移動阻止剤 他の好ましい組成物は以下を含んでいる: (a)生分解性エステル結合布帛柔軟剤; (b)生分解性エチレンジアミン二コハク酸キレート化剤; (c)水溶性亜鉛塩のような亜鉛カチオン源;及び (d)液体キャリア 上記組成物は布帛柔軟剤成分に安定性を付与するために約3.5以下のpHで処 方される。 前記組成物は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本明細書で開示 された追加成分と他の成分を含むことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KZ,RU,TJ,TM),A L,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR,BY ,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES, FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 マーシェライン,アークセル ベルギー国アール−1180、ユークル、リ ュ、ビクトール、アラール、50、ビーティ ーイー、4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 銅イオン又はニッケルイオン用のキレート化剤を含有した水中で布帛を すすぐことからなる、洗濯された布帛の色忠実度を改善するための方法。 2. (a)乾燥布帛を洗濯洗剤組成物で洗浄し、及び (b)上記洗浄後に、少くとも2ppmの上記キレート化剤を含んだ水中で上 記布帛をすすぐ ステップからなる、請求項1に記載の方法。 3. 乾燥布帛がステップ(b)の水中に少くとも1分間浸される、請求項2 に記載の方法。 4. 5℃から沸騰までの範囲内の温度で行われる、請求項3に記載の方法。 5. 布帛柔軟剤、セルラーゼ酵素、塩素スカベンジャー、染料移動阻止剤及 びそれらの混合物からなる群より選択されるメンバーを更に含有した水中で行わ れる、請求項1に記載の方法。 6. ポリビニルピロリドンポリマー、ポリアミンN‐オキシドポリマー、N ‐ビニルピロリドン及びN‐ビニルイミダゾールのコポリマー、マンガンフタロ シアニン、ペルオキシダーゼとそれらの混合物からなる群より選択される染料移 動阻止剤の存在下で行われる、請求項5に記載の方法。 7. 塩化アンモニウム、一級、二級アミン及びそれらの混合物からなる群よ り選択される塩素スカベンジャーの存在下で行われる、請求項5に記載の方法。 8. エステル誘導性カチオン系柔軟剤の存在下で行われる、請求項5に記載 の方法。 9. セルラーゼ酵素の存在下で行われる、請求項7に記載の方法。 10. (a)銅カチオン、ニッケルカチオン又はそれらの混合物用のキレー ト化剤 少くとも0.5重量%; (b)塩素スカベンジャー 少くとも0.01重量%; (c)場合により、布帛柔軟剤; (d)場合により、セルラーゼ酵素;及び (e)場合により、染料移動阻止剤 を含んでなる、洗濯操作のすすぎ浴での使用向けに特に適合化された組成物。 11. キレート化剤がエチレンジアミン二コハク酸であり、塩素スカベンジ ャーが塩化アンモニウムである、請求項10に記載の組成物。 12. キレート化剤がジエチレントリアミン五酢酸であり、塩素スカベンジ ャーが塩化アンモニウムである、請求項10に記載の組成物。 13. キレート化剤がジエチレントリアミン‐N,N,N′,N″,N″‐ ペンタキス(メタンホスホネート)であり、塩素スカベンジャーが塩化アンモニ ウムである、請求項10に記載の組成物。 14. (a)生分解性エステル結合布帛柔軟剤; (b)生分解性エチレンジアミン二コハク酸キレート化剤; (c)亜鉛カチオン;及び (d)液体キャリア を含む組成物であって、上記組成物が3.5以下のpHで処方されている組成物 。 15. 塩素スカベンジャー、染料移動阻止剤、セルラーゼ酵素及びそれらの 混合物からなる群より選択されるメンバーを更に含んだ、請求項14に記載の組 成物。
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