JPH10512075A

JPH10512075A - カストマイズされたサービスを有するネットワーク化されたビデオダウンロードサーバ

Info

Publication number: JPH10512075A
Application number: JP8531138A
Authority: JP
Inventors: キキニス、ダン
Original assignee: エロネックス・テクノロジーズ・インコーポレーテッド
Priority date: 1995-04-10
Filing date: 1996-04-08
Publication date: 1998-11-17
Also published as: DE69635047T2; US6163795A; DE69635047D1; US20010003188A1; EP0820673A4; US6490725B2; EP0820673A1; ATE301897T1; US5644714A; WO1996032793A1; EP0820673B1

Abstract

(57)【要約】ビデオジュークボックスサービスはデータリンク（９、11、13、15）により相互接続され、ビデオ入力装置（14）を有する世界規模のファイルサーバアレイ（１、３、５、７）を有する。各ファイルサーバが複数の顧客（17、19、21）を有する。ビデオ入力装置のビデオクリッピング入力は他のファールサーバと共有にされ、各ファイルサーバにおいてデータベース（12）中に記憶される。顧客は利用可能なビデオクリッピングを通知され（68）、クリッピングは要求に応じて顧客ステーションへダウンロードされる。好ましい実施形態では、ファイルサーバネットワークはトロイダル配置（122 ）であり、ファイルサーバ数と同数の顧客通信ノード（115 、116 ）は同様にトロイダル方式で相互接続されている。個々の顧客ステーション（127 ）は、ネストされたトロイダル（111 ）の形状の総合ネットワークにより、個々の顧客通信ノードへ接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】カストマイズされたサービスを有するネットワーク化されたビデオダウンロードサーバ［技術分野］本発明は情報サービスエリア、特にニュースイベント、特別注目されている事柄のイベント等の選択された顧客のビデオ情報を適時の方法で顧客に提供するサービスに関する。［発明の背景］ネットワークニュースおよび他のＴＶプログラミングのような利用可能なソースからビデオ情報を選択し、このような情報を顧客に伝送する現在利用可能なサービスが存在する。これらのサービスは２つの基本的なカテゴリーに入る。このようなサービスの第１のタイプは利用可能な材料を再調査し、特別なトピックにより分類されている選択されたテープを編集する。利用可能な材料を試写しテープを編集するのに必要な時間の後、情報の特別なカテゴリーに加入している顧客に対してテープのコピーが市場の配送者によって与えられる。第１のタイプのビデオ配送サービスでは、選択された１つまたは複数のトピックについての配送されたビデオテープは一般的なＶＣＲで顧客によって映写される。種々の同一サービスは組織化されたビデオ情報をＣＤ−ＲＯＭによって伝送し、これはその後、コンピュータで実行される適切なソフトウェアを伴いＣＤ− ＲＯＭ駆動装置を用いてコンピュータビデオディスプレイ上で顧客により観察される。第２のタイプのビデオ配送サービスはＣＯＭＰＵＳＥＲＶＥ，ＰＲＯＤＩＧＹ、とＤＩＡＬＯＧ等のコンピュータオンラインサービスにより利用可能であり、ここで使用者は興味のあるトピックについての情報の検索を行い、または検索を行うように仲介者に対して料金を支払う。オンラインサービスの場合、使用者のコンピュータに設置または接続されているモデムはオンラインサービスのホストと通信し情報を送受信するために利用される。通信は設置された電話ネットワークで行われている。ビデオテープおよびＣＤ−ＲＯＭディスク等の個々の媒体の使用に基づくサービスでは、主題を物理的に組織して、配送可能な記録媒体上で記録することに関する先天的な遅延が存在する。実際のイベントとビデオテープまたはＣＤ−ＲＯＭの配送との間の時間経過は数時間から数日に及ぶ。コンピュータオンラインアクセスに基づいた第２のタイプのビデオサービスは伝送可能なメディアサービスよりも迅速な応答を与えるが、依然として低速度であり、使用者には面倒である。あるより高速度のモデムにおける１４．４ｋボーの典型的な送信速度では、１つのビデオ選択をダウンロードするのに必要な時間はファイルの大きさに応じて１０分から３０分以上である。データ圧縮方式が送信前にファイルの大きさを減少するために使用されるが、応答時間全体の主な改良が依然として必要とされる。ビデオジュークボックスサービス、即ち一般的なビデオソースを監視し、選択が利用可能になり次第、選択されたトピックをその顧客に通知し、また顧客が観察を要求している番組のみをダウンロードするように顧客が選択することを許容するビデオ情報サービスが必要である。好ましくは、このようなサービスは異なった顧客の要求にスケールされ、現存のパーソナルコンピュータハードウェアシステムで動作可能な低価格の形態と特別な装置が必要な高価格の形態を有するが、より高速度の送信と強化されたディスプレイ品質を有する。［発明の要約］好ましい実施形態では、ビデオジュークボックスが設けられている。このシステムは第１のデータリンクによりネットワーク中で相互接続されている複数のコンピュータ化されたファイルサーバステーションを具備し、これらの個々のファイルサーバステーションもまた、ビデオ入力を接続されたファイルサーバに提供することができるＶＣＲ装置またはその他の装置等のビデオ入力装置に接続されている。第２のデータリンクにより個々のファイルサーバステーションに接続されている複数の顧客ステーションが存在する。ビデオ入力装置を有する各ファイルサーバステーションはビデオ入力装置からビデオクリッピングを受け、データベースにそのクリッピングを保存し、第１のデータリンク上でネットワークで他のファイルサーバとビデオクリッピングを共有し、ここで各ファイルサーバは利用可能な新しいビデオクリッピングを接続された顧客に通知し、要求されたとき、ビデオクリッピングを顧客へダウンロードする。また、好ましい実施形態では、各ファイルサーバは顧客処理の追跡と顧客の料金支払い請求のための処理上の制御ルーチンを有する。代わりの実施形態では、このような処理上の会計はネットワークにおける専用のファイルサーバのビジネスである。本発明のシステムの種々の実施形態では、データリンクは種々の種類を有し、好ましいデータリンクは統合デジタル通信サービス（ＩＳＤＮ）リンクである。場合によっては、例えば顧客が廉価のシステムをもつことを所望する場合、アナログ電話モデムリンクが使用されてもよい。本発明の別の実施形態では、顧客は、システムでメッセージとデータのパケットを伝送するように構成された顧客通信ノードでシステムに接続される。顧客通信ノードはトロイダルアレイで共に接続され、ファイルサーバステーションはトロイダルアレイ中で接続され、各顧客通信ノードはファイルサーバに接続され、同数の顧客通信ノードとファイルサーバが存在する。ビデオジュークボックスと本発明で呼ばれている本発明のビデオクリッピングサービスは、既知の一般的なサービスよりも非常に迅速にニュースイベントおよびその他の価値のある情報のビデオクリッピングに対して顧客がアクセスすることを可能にするためのシステムを提供する。異なった利点は、大部分の目的で、時間と共にこのような情報の価値が下がることである。［図面の簡単な説明］図１Ａは本発明の１実施形態のビデオジュークボックスシステムの地球規模のネットワークアーキテクチャの図である。図１Ｂは図１のファイルサーバのより詳細な図である。図２は図１Ｂのファイルサーバの幾つかの臨界的な自動化された動作における制御フロー図である。図３は本発明の１実施形態の顧客ステーションとファイルサーバとの間の接続の概略図である。図４は顧客ステーションとファイルサーバとの間の別の接続の概略図である。図５は本発明の１実施形態にしたがった大規模ネットワークの図である。図６Ａは本発明の実施形態にしたがった大規模ネットワークの斜視図である。図６Ｂは図６Ａのネットワーク装置の一部の斜視図である。図７は本発明の１実施形態にしたがったマイクロプロセッサノードの平面ブロック図である。図８は本発明の１実施形態にしたがった大規模ネットワークを通る２次元の断面図である。図９は映画を構成するビデオデータを表すデータ流の図である。図１０はネストされたトーラスとして構成されている本発明の１実施形態にしたがった大規模ネットワークの斜視図である。［好ましい実施例の詳細な説明］図１Ａは本発明にしたがった実施形態の世界規模のビデオジュークボックスアーキテクチャを示した図である。ファイルサーバ１、ファイルサーバ３、ファイルサーバ５、ファイルサーバ７は全てＩＳＤＮリンク９、11、13、15によりそれぞれ相互接続されている。サーバ１、３、５、７はこのようなネットワークのファイルサーバの１例であり、他の実施形態ではより多くまたはより少数のこのようなサーバが存在する。ＩＳＤＮリンク９、11、13、15はこの実施形態ではトークンリングアーキテクチャとして知られている方法でファイルサーバ１、３、５、７を相互接続する。使用される他の多数の一般的なアーキテクチャが存在することが当業者に明白であり、ここで発明者はこのような特別なビデオジュークボックスサービスの別の利点を有する特別なアーキテクチャを説明する。特別なアーキテクチャを以下詳細に説明する。各ファイルサーバは図１Ａでも示されているように局地的な顧客にも接続されている。ファイルサーバ１はそれぞれリンク41、43、45によって局地的加入者17 、19、21にサービスする。ファイルサーバ３はそれぞれリンク47、49、51によって局地的加入者23、25、27にサービスする。ファイルサーバ５はそれぞれリンク 53、55、57にわたって局地的加入者29、31、33にサービスする。最後にファイルサーバ７はそれぞれリンク59、61、63にわたって局地的加入者35、37、39にサービスする。図１Ａを参照すると、ファイルサーバの相互接続に使用される技術上よく知られた多数のネットワークアーキテクチャが存在し、ファイルサーバから顧客への接続は図１Ａで示されているように各ファイルサーバから各顧客へ導かれることが必要とされないが、代わりの既知のネットワークアーキテクチャにより同様に行われてもよいことが当業者に明白である。図１Ａのアーキテクチャまたは他の相互接続アーキテクチャを用いたビデオジュークボックスサービスでは、個々のファイルサーバは世界中の主要な顧客密度の高い場所、例えば米国のワシントンＤ．Ｃ．、ニューヨーク市、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、東京、モスクワ等の種々の国の主要都市および首都等に位置されている。各サーバ位置で、地域的な従業員が局部地域で製作されるビデオの検査とロードに従事する。ビデオ製作はビデオクリッピングと、印刷されたニュースメディアから事項を借りるものとして考察されている。世界的規模のデータベースに対する付加を選択するクリッピングは索引にしたがって相互参照され、これは全ての可能な問題のトピック下で各クリッピングをリストする。例えばメキシコ湾の石油掘削装置のビデオクリップは石油化学、環境ニュース、メキシコ湾の事故、世界の災害等の下で索引を付けられる。各サーバ位置で編集され、互いに参照されたクリッピングは高解像度ビデオフォーマットで規則的な間隔で世界中のネットワークの全ての他のファイルサーバ位置へ送信される。例えば、サーバ間でのバーストの共有は５分間隔で行われるように時間設定されている。各サーバ位置から送信されたクリッピングは全ての他のサーバ位置で容易に検索するように記憶される。各サーバ位置で、顧客へ送信するように記憶され準備された全てのクリッピングは、簡単な大要（概要）、捕捉したデータ、ある場合には他の適切な情報によってデータベースで表示される。加入時に、顧客のビデオサービスの支払いは特定の問題のトピックを特定化し、局部受信装置の詳細を与え、この受信装置は世界的なネットワークと両立性のタイプであるべきである。新しいクリッピングが利用可能になる度に、各地域のファイルサーバは新しいクリッピングに適切なカテゴリーに加入している顧客へメッセージを送信する。顧客は彼等が興味を示している分野で新しく利用可能になったビデオサービスを好きなだけ監視し、彼等が観察したいクリッピングを選択することができる。顧客が１以上のクリッピングを選択したとき、ビデオデータは圧縮モードでサーバへの相互接続リンクにより顧客へ送信され、顧客は送信されたデータを記憶し、あるいはすぐに観察することができる。図１Ｂは、さらに詳細にファイルサーバ１を示し、例示によって世界規模のアーキテクチャにおける全ての他のファイルサーバのアーキテクチャを示した図である。ＣＰＵ２とランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）は内部バス18に接続され、この内部バス18はまたファイルサーバ１とネットワーク上の他のファイルサーバを結合するネットワークポート10と30に接続されている。別のインターフェイス８は少なくとも１つのハードディスク駆動装置12へ接続されている。１以上のこのような駆動装置が存在するが、他の種類の非揮発性メモリも同様に使用される。非揮発性記憶装置は、要求に応じて入力され相互参照され加入者に与えられる多数のビデオクリッピングを記憶する空間を提供する。さらに別のポート20はビデオ入力装置との通信を行い、これは１以上のビデオテープ装置、テレビジョンチャンネル監視装置等の幾つかの形態のうちの１つであり、全ての種類のビデオソースを含んでいる。この装置はビデオ選択がオペレータによりアクセスされ観察されることを可能にし、オペレータはその後選択をフラグし、概要と識別子を提供し、注解されたクリッピングをポート20を経て入力させ、非揮発性メモリ12に記憶させる。選択し注解したオペレータはディスプレイポート24を経てディスプレイ22を通じて、およびキーボードポート28によってキーボード26を通じてシステムへアクセスする。ポート６は加入者17、19、21との通信を行い、より多くの加入者が他のネットワーク構造で接続されている。制御ルーチン16は動作中ＲＡＭ４に存在し、本発明にしたがってビデオジュークボックスとして動作するようにファイルサーバの特別な機能を提供する。前述したように、ファイルサーバは顧客密度の高い位置に配置され、加入者が関心をもつ主要なニュースイベントおよび記事を監視するためにできる限り中央位置に一致させる。前述したようにファイルサーバ１がこのように配置されていると考えると、ファイルサーバ１で選択され注解されシステムへ供給されたビデオクリッピングはすぐにサーバ１に接続されている全ての加入者を表している加入者17、19、21に利用可能になる。さらに、同一のビデオ入力は非揮発性メモリ12に記憶されることに加えて、ポート10と30を経て地球規模のネットワークの全ての他のファイルサーバに供給され、これはこれらのクリッピングを保存し、これらを接続された加入者に対してすぐに利用可能な状態にする。また、ポート10と30は地球規模のネットワークの他のサーバからのビデオクリッピングを受信するように機能し、これはサーバ１で記憶され、加入者17、19、21に利用可能にする。図２はファイルサーバの地球規模のネットワークにおけるファイルサーバで実行される制御ルーチン16の機能を示したフロー図である。局部ファイルサーバで予測される異なった入力が少なくとも３つ存在し、即ち、（１）オペレータによりトリガーされ注解された局部ビデオ入力であり、これはほとんどの場合、データベースへ付加するための新しいビデオクリッピングであり、（２）別のサーバから受信された圧縮クリッピングであり、これはほとんどの場合、記憶され、同様に局地的加入者と共有する新しいクリッピングであり、（３）局地的加入者からのリクエストであり、これはほとんどの場合、１以上のクリッピングをダウンロードするためのリクエストである。ステップ32で、新しい注解されたクリッピングはオペレータにより負荷させられ、制御ルーチン16によってそれが認識される。新しい注解された局部クリッピングを認識する制御ルーチンは、ステップ34で圧縮ルーチンを実行し、これは一般的ないくつかの種類のうちの１つである。適切な圧縮プロトコルは映画エキスパートグループ（ＭＰＥＧ）プロトコルであり、これはよく知られた工業標準プロトコルである。新しいクリッピングが圧縮される。ステップ36で新しいクリッピングが局部的に記憶される（図２のメモリ12）。局部記憶装置では、要約および試写情報のようなある注解がクリッピング自体とは分離してアクセス可能であるように記憶される（ステップ38）。また新しいクリッピングのコピーは注解と共にステップ40で地球規模のネットワークの他のファイルサーバへ送られ、記憶され、地球規模のネットワークの他のファイルサーバに接続されている加入者に利用可能にされ、それはまた地球規模のネットワークの他のファイルサーバにも接続され、それはまたクリッピングを記憶し、局部的に接続された加入者に利用可能にされる。最後にステップ42で、新しいクリッピングが関連する主題に対して興味を示している局地的加入者は、標準的なプロトコルによって通知される。この通知は加入者が余暇または娯楽でアクセスするＥメールの形態であることが好ましい。ステップ44で、遠隔サーバからの圧縮された入力は受信され認識される。ほとんどの場合、遠隔サーバから受信された圧縮パケットは他のサーバと共有している新しいクリッピングであるが、他の情報が遠隔サーバから受信されるいくつかの例が存在し、したがって受信されたパケットは試験されなければならず、これは決定ステップ46で行われる。受信されたパケットがクリッピング以外であるならば、制御はステップ48へ移り、受信されたパケットは事前記憶されるかまたはパケットの一部として受信されるかの指令にしたがって処理される。受信されたパケットが新しいクリッピングであるならば、制御はステップ50へ移り、ここで新しいクリッピングは局部的に接続された加入者によりダウンロードされるように利用可能であるように局部的に記憶される。ステップ42で、局部的に負荷された新しいクリッピングの場合に行われるようにメッセージは局部的に接続された加入者へ送られる。ステップ52で、リクエストが局地的加入者から受信される。このようなリクエストはほとんどの場合１以上のクリッピングをダウンロードするためのリクエストである。しかしながら料金支払い請求情報または試写情報のリクエスト、ある目的の利用可能なクリッピングの更新リストのリクエストなどの他のタイプのリクエストも存在する。それ故、リクエストの性質についての決定がステップ54で行われる。リクエストがクリッピングについてではないならば、制御はステップ 56に移り、ここでリクエストにしたがって適切なルーチンが実行され適切な動作が行われる。例えばリクエストが試写またはリスト記入のためのリクエストであり、この場合記憶された情報はステップ66で受信され、情報はステップ68でリクエストしている加入者へ送信される。局地的加入者からのリクエストが１以上のクリッピングであるならば、リクエストされたクリッピングはステップ58で検索され、ステップ60で加入者へ送信される。ステップ58では、ダウンロードのリクエストを仮定すると、別の制御通路が開始され、ステップ62の会計手順の付勢を生じる。ステップ64で、リクエストはログされ料金請求情報は更新される。加入者は周期的にステップ70で料金請求され、これは丁度、試写とリストされた情報を送信するようにＥメールサービスによって行われる。周期的な自動料金請求が各顧客に対して行われ、リクエストされた全てのサービスの当面の期間、個々の価格、所有する総額の記録を完備している。預金額が維持される場合、当面の料金請求額を顧客の残高から自動的に差し引くため顧客の口座で適切な勘定が行われる。制御ルーチンと会計ステップはここで与えられた例から広い範囲で変化することが可能であり、本発明の技術的範囲内であることが当業者に明白であろう。図２を参照して前述した機能に加えて、システム管理者のようなオペレータにより典型的に行われる図示されていないあるメンテナンス機能が存在する。例えば新しいクリッピングは永久的にデータベースに全く付加されることができない。ある点で旧くなったクリッピングは除去される必要がある。消去は権限のある管理者によってのみ行われるが、自動的な会計が個々のクリッピングのアクセスの回数および頻度を追跡するために使用される。他のシステムの管理機能は情報システムで行われる技術で知られている機能に類似している。このビデオジュークボックスシステムの地球規模のネットワークのファイルサーバ間の距離は典型的に少なくとも数百マイルである。種々の通信方法がサーバ間で使用され、非常に高いデータ通信量が必要とされ、迅速な送信が必要とされることに留意しなければならない。１実施形態では、サーバ間接続はＩＳＤＮ電話リンクである。この場合の接続はハードワイヤ結線されている。他の実施形態では、光ファイバおよび一般的なマイクロ波および衛星システム等の無線通信が使用される。好ましい実施形態では、局地的加入者は高速度ＩＳＤＮリンクにより局部ファイルサーバへ接続されている。代わりの実施形態では、加入者接続はモデムによってアナログ電話線で行われる。このような接続は相互に排他的ではなく、幾つかの異なった接続プロトコルが各サーバで利用可能であり、十分な範囲の加入者のフレキシブル性を与えるために全てのサーバで同一選択は必ずしも必要ではない。図３は１２８ＫボーのＩＳＤＮインターフェイスを用いた使用者とファイルサーバとの接続を示している。図３では、ファイルサーバ65は加入者に利用可能なメモリシステム75に記憶されたクリッピングの補足を有し、クリッピングは典型的に圧縮され、それによって記憶スペースと送信時間の両者を節約する。ＩＳＤＮインターフェイス67は加入者位置71の類似のインターフェイス69に接続され、加入者位置は家庭または会社であってもよい。リクエストがファイルサーバ65で受信され、リクエストされたとき圧縮されたクリッピングは図２を参照して前述したプロトコルにしたがってアップロードされ、加入者へ送信される。ＭＰＥＧは適切な圧縮フォーマットである。この実施形態の使用者システム71は例えば高解像度ビデオモニタを駆動するスパーＶＧＡビデオアダプタへ圧縮復元されたビデオデータを提供するＭＰＥＧ圧縮復元エンジン73を含んでいる。３０秒のプレー時間を有するビデオクリッピングを想定すると、１２８ＫボーのＩＳＤＮインターフェイスは約３０秒で全てのデータを送信することができ、圧縮復元エンジンは約１５秒でその機能を行うことができる。図４はより頻度の少ないまたは要求の少ない顧客に適切なＰＣ接続に対する別のファイルサーバーを示している。この実施形態では、サーバ77は図３のサーバ 65と同一であり、メモリ79にＭＰＥＧ圧縮クリッピングを有するが、顧客と通信するポートはモデムポート81である点が相違している。１４．４Ｋボーのモデムが示されているが、他の送信速度も同様に使用されることができる。この実施形態では顧客のシステム85はＭＰＥＧ圧縮クリッピングファイルを受信し圧縮復元するためのＩＮＤＥＯ^TM87のようなソフトウェアを具備している。ソフトウェアはウィンドウズ^TM91のような動作システムの下で動作し、データはスーパーＶＧＡインターフェイス90を通じてビデオモニタ89へ提供される。図４で示されている接続を有するシステムを使用して、ビデオクリッピング用のデータは約６分間で顧客へ送信されることができる。大規模地球規模のネットワークを有するビデオジュークボックス本発明にしたがったビデオジュークボックスシステムでは、ネットワークの地球特性と、各ファイルサーバに対する非常に多数の顧客の可能性と、ファイルサーバ間およびファイルサーバと顧客との間のほぼ連続的な通信の可能性が与えられるとき、大規模ネットワークシステムは非常に望ましい。前述したビデオジュークボックスシステムに応用可能なこのようなシステムを以下説明する。大規模ネットワークは米国特許第08/182,282号明細書に記載されており、本発明は米国特許第08/182,282号の一部継続出願である。典型的に、大きな顧客サーバコンピュータネットワークシステムはシステム動作の中心として動作する単一のファイルサーバを有するトポロジを示す。ファイルサーバは通常マイクロプロセッサに基づき、複数の顧客によりリクエストされたときの大きなデータ操作と流れの管理を専用としている。顧客または顧客ノードは、複数の異なった電子装置であってもよく、それらはデスクトップワークステーション、パーソナルコンピュータ、メインフレームまたはミニコンピュータ、通信装置、ダムターミナルを含むがそれらに限定されない。システムリソースは典型的にファイルサーバに関連する大きな電子記憶装置により与えられる。これらのリソースは、データ、顧客のためのアプリケーションプログラム、ネットワーク動作システムを含んでいる。ネットワーク動作システムにしたがって動作するファイルサーバは通信量管理機能を行い、データの秘密保護を行う。ファイルサーバはまた情報検索を行い、データベース内で計算または特別な記録リサーチを行う。イーサネット、ＡＲＣネット、アップルトークのようなコンピュータ化されたネットワーク中の顧客ノードとファイルサーバは伝送媒体、一般的には幾つかの形態のケーブルを経て接続されなければならない。大きな顧客サーバネットワークの物理的レイアウト（トポロジ）は全ての顧客リクエストをファイルサーバへ伝送する。一般的なバスシステムは直接的な接続数を制限する。接続についての許容可能な程度を維持するため、このようなネットワークは典型的にサブシステムとしてハブまたはコンセントレータ接続を使用する。ハブは接続されたノードに対する接続箱の役目を行い、別々の専用のネットワークトランクによって顧客とファイルサーバ間でデータを通過する。大きなネットワークシステムは単一のファイルサーバを使用しながらより多くのノードへ接続を行うため層状のハブを有する。ファイルサーバは多数の顧客による使用期間中に通常のネットワークへのバス接続によって限定される。需要の増加と共に、顧客へまたは顧客からのデータ処理能力は飽和し、システム性能は限定される。許容可能な性能を維持するため、通常のネットワークは、第１のサーバの限定された機能を行い、ある場合顧客による待機を除去する第２のレベルのサーバを内蔵している。典型的に、データは第１のサーバから分離して記憶され、後に、一日に一度または一時間に一度の頻度等の都合のよい時間に第２のサーバが第１のファイルサーバへダウンロードする。このようなシステムでは、実時間動作は可能ではない。また、より需要が高い場合、第２のレベルのサーバと第１のサーバとの両者のバスシステムは飽和し、システム全体の性能は再度限定される。特に前述のビデオジュークボックスシステムのようなシステムでは、地球規模で分布されたファイルサーバ等の多数の顧客およびリソースの実質上実時間性能を維持するコンピュータネットワークアーキテクチャを必要とする。図５は本発明の実施形態にしたがった大規模ネットワークアーキテクチャの概略図である。１つのマトリックス 121Ａは１６の相互接続された顧客ノード（ＣＮ）を具備している。別のマトリックス 121Ｂは１６のリソースノード（ＲＮ）を具備している。前述のビデオジュークボックスシステムの場合、顧客ノードは顧客であり、リソースノードは地球規模のネットワークのファイルサーバである。図５で示された４×４のマトリックスは１例であり、当業者はマトリックスの大きさは変更してもよいことを認識するであろう。本発明にしたがった大規模ネットワークの多数の応用では、マトリックスは非常に大きい。図５のネットワークの説明では、マトリックス位置ＣＮ（ｘ，ｙ）およびＲＮ（ｘ，ｙ）により各顧客ノードとリソースノードの位置を参照することが便利であり、ここでｘは行番号であり、ｙは列番号である。図５の各アレイ 121Ａ、 1 21Ｂでは、行および列番号は括弧内の番号によりラベルを付されている。例えばノード115 はマトリックス位置 121Ａ（１，１）を有し、ノード116 はマトリックス位置 121Ａ（１，２）を有する。マトリックス 121Ｂでは、ノード117 は位置 121Ｂ（１，１）を占めている。図５により示されている実施形態では、マトリックス 121Ａは顧客アレイとして機能し、マトリックス 121Ｂはリソースアレイとして機能する。この相違は各アレイのノードへの接続特性によるものである。顧客アレイ中のノードは通信リンクにより顧客ネットワークに接続されているする。ステーション127 等の顧客ステーションを有する２つのこのようなネットワーク 123Ａ、 123Ｂはノード115 とノード118 に接続されて示されている。これらの顧客ネットワークは技術的に知られている多数のローカルエリアネットワークのうちの１つとして、または電話リンクなどにより構成されているネットワーク構造として構成される。このような顧客グループを接続するための多数の既知の装置が存在する。全体の構成では、顧客アレイ中の各顧客ステーションは顧客ネットワークに接続されている。また、各顧客ネットワークが同一の形態および特性である必要はない。この実施形態では、マトリックス 121Ｂはリソースアレイとして機能する。リソースノードは通信リンクによりリソース装置へ接続されている。１つのこのような接続 125Ａは位置 121Ｂ（１，１）のリソースノード117 を、一般的なディスク駆動装置128 として示されているリソースにつながっているハブ 126Ａへ連結している。類似の接続 125Ｂは位置 121Ｂ（１，４）におけるリソースノード 114 を、他の総称的なリソース128 に接続されているハブ 126Ｂへ連結している。比較的簡単な構造では、各リソースノードは１つのリソースに連結され、構造全体では、各リソースノードは幾つかのリソースを接続するハブへ接続されてもよい。この実施形態のシステムはノード間の通信リンクによって大規模である。この例の各アレイの各行のノードはリングで直列して接続されている。例えばマトリックス 121Ｂの行（１）では、ノード（１，１）はノード（１，２）に連結され、ノード（１，２）はノード（１，３）に連結され、ノード（１，３）は次にノード（１，４）に連結される。ノード（１，４）はノード（１，１）に帰還するようにリンクされ、したがって４つのノードはリング122 で連結されている。同様にノード（２，１）、（２，２）、（２，３）、（２，４）はリング124 で接続され、以下同様に接続されている。各列のノードはまた行について前述した方法と同じ方法で直列にリング接続されている。例えばマトリックス 121Ｂでは、ノード（１，１）、（２，１）、（３，１）、（４，１）はリング130 に接続されている。同様に、列２のノードはリング132 でリング接続され、列３、列４のノードは同様にリング接続されている。特別な接続方式は、リソースアレイの各ノードがその行および列位置の各隣接ノードにリンクされる。接続のリング特性のために、各ノードは通信リンクによりアレイの４つの他のノードへ接続される。一行一行および一列一列のリング接続は顧客アレイ 121Ａで二重化される。この実施形態の大規模接続を完成するために各顧客ノードはリソースノードへ接続される。この実施形態では、接続はマトリックス位置による。例えば、位置 121 Ａ（１，１）の顧客ノード115 はリンク119 により位置 121Ｂ（１，１）のリソースノード117 に連結される。類似のリンク（図示せず）は 121Ａ（１，２）と 121Ｂ（１，２）の間と、 121Ａ（１，３）と 121Ｂ（１，３）との間に設定され、以下同様である。示されているシステムの通信フレキシブル性は、位置 121Ａ（１，１）における顧客ノード115 に連結されたネットワーク 123Ａにおいて顧客ステーション12 7 からのデータのリクエストに従うことにより示されている。この例では、データリクエストは位置 121Ｂ（４，１）のリソースノード114 に接続されたリンク 125Ｂ上のリソース装置128 に記憶されているデータである。顧客ノード115 から、データリクエストは５つ分枝のうち１つの分岐を経て伝送され、４つの分岐のそれぞれは顧客ノード、またはリンク119 を経て位置 121Ｂ（１，１）のリソースノード117 へ伝送される。この例では、低需要状態で好ましいように、リクエストがリンク119 を経て直接リソースアレイへ伝送されると仮定している。リソースノード117 で、伝送に関する４つの選択肢が存在し、１つのリンクは各４つの隣接するリソースノードへ伝送する。リンク 125Ａ上のリソースへ伝送する第５のリンクは、リクエストがリンク 125Ｂ上のみで利用可能なデータに対するリクエストではないので、選択肢ではない。次のノードが混線していないことを仮定すると最も直接的なルートはリソースノード117 からリソースノード11 4 までであり、これはリング130 の隣接ノードである。代わりのルートを考慮すると、非常に多数の選択肢がすぐに明白である。図６Ａは図５を参照して前述した装置に実質上したがった大規模ネットワークシステムの斜視図である。システム131 は２つの印刷回路版（ＰＣＢ） 145、 1 47を具備し、各ＰＣＢはノードが図５のアレイのノードに対して示されているように通信リンクにより連結されているノードとして集積回路（ＩＣ）のマトリックスを具備している。ＰＣＢ145 は顧客アレイであり、ＰＣＢ147 はリソースアレイである。各ＰＢＣの各ＩＣノードはマイクロプロセッサを具備している。この図５のように、この実施形態のＰＣＢ145 は４×４マトリックスの１６のＩＣを具備し、ＰＢＣ47は４×４マトリックスの１６のＩＣを具備する。ＩＣ14 1 は例えばマトリックス位置 145（４，２）において顧客アレイＰＣＢ145 に位置され、ＩＣ143 は例えばマトリックス位置 147（３，１）においてリソースアレイＰＣＢ147 に位置される。この実施形態では、ＰＢＣはケース136 に支持され、各ＰＣＢ上の各ＩＣノードはケース136 の壁に位置するコネクタを有する専用のバスポートを具備する。例えば、ＰＣＢ145 上の顧客ノードであるＩＣ141 はバス137 を経て通信ポート133 へ連結され、ＰＢＣ147 上のリソースノードはリソースバス139 を経てリソースポート135 へ連結されている。３２のコネクタが存在し、そのうちの１６は顧客ネットワークへ接続するための顧客ネットワークポートであり、残りの１６はリソースへ接続するためのリソースポートである。当業者はコネクタ特性が、接続されたバスの特性に依存し、技術上多数の選択肢が存在することを認識するであろう。各ネットワークまたはリソースリンクのデータ特性間で変調するための各ポートと関連する回路と、システムの各ＩＣへの関連バスが存在してもよい。システム131 はまた一般的なコンピュータ化されたシステムを支持する回路を具備し、これは例えばＢＩＯＳシステムおよび電源等であるがこれらに限定されない。これらの素子は図６Ａに示されていない。代わりの実施形態では、システム131 はまた接続特性を決定する等の情報管理目的用の各ポートを監視するための回路を具備している。例えばＳＣＳＩおよび／またはイーサネット装置が設置される。また、両方のマトリックス上の各ＩＣノードに対して専用のポートが存在することは厳密には必要ではない。より少数のポートが設けられ、幾つかのポートは大規模アーキテクチャで１以上のノードの役目をする。図６Ｂは図６Ａで示されている実施形態の各ＰＣＢ 145、 147の一部分の拡大斜視図である。ＰＣＢ145 上の顧客ノード151 はリンク144 を介して４つの隣接ノード 148Ａ、 148Ｂ、 148Ｃ、 148Ｄへ通信する。一方方向のリンクは前述の行リング接続の一部であり、他方向のリンクは前述の列リング接続の一部である。ＰＣＢ147 上のリソースノード153 はリンク146 によって４つの隣接ノード 1 50Ａ、 150Ｂ、 150Ｃ、 150Ｄへ通信する。一方方向のリンクは前述の行リング接続の一部であり、他方向のリンクは前述の列リング接続の一部である。リンク 144、 146と、図示されていないノード間の他のリンクは広範囲の既知の通信接続タイプのうちの１つであり、並列、直列および光デジタルおよび／またはアナログ送信リンクを含むがそれらに限定されない。各ノードの通信を管理する必要なハードウェアとファームウェアは各ノードにおける回路の一部であり、リンク特性に依存する。例えば通信リンクが直列接続であるならば、デジタルデータを直列プロトコルへ変換し、または直列プロトコルから変換するための変調、復調回路は各ノードにおける回路の一部である。また、ノードは単一のＩＣとして示されているが、この構造は好ましいが、必要とはされない。各ノードは同様に接続トレースおよび構造を有する２以上のＩＣに設けられることができる。図６のＢで明白に示されていないが、ノード 151、 153はマトリックス形態で関連された対である（前述のマトリックスの説明を参照）。即ち、ノード 151、 153は異なったアレイにおいて同一（ｘ，ｙ）のアドレスを有する。したがってこれらの２つのノードは別の通信リンク142 により接続される。さらに顧客ＬＡＮ 155は顧客ノード151 へ接続され、リソースリンク157 はリソースノード 153 へ接続される。示されていないが類似のリンクは図６Ｂの他のリソースノードおよび顧客ノードに対しても設定される。必要とされないが、説明された好ましい実施形態では、ＰＣＢ上の方形マトリックスアレイのノードの配置と、ＰＣＢの整列は接続のために関連ノードを近接させる。図７は本発明の好ましい実施形態にしたがった顧客ノード151 の平面ブロック図である。同じ図が一方のマトリックスのリソースノード153 と他のノードを表している。ノードは特定の物理的構造というよりもリソースまたは顧客への接続特性によって顧客ノードであるかリソースノードである。ノード151 はＣＰＵ 181、メモリ装置183 、伝送ブリッジ回路185 とを具備している。この実施形態では、メモリ装置はランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）である。他のタイプの電子メモリも同様に使用されることが当業者に明白である。メモリ183 に記憶されている制御ルーチンは、局部ノードのデータ流と論理機能を管理するようにＣＰＵ 181によりアクセスされ動作される。ＣＰＵ 181からの出力はネットワーク中のリクエストとデータを伝送するためにブリッジ回路18 5 を構成する。ノード141 では、ＣＰＵ 181はバス187 によってＲＡＭ 183に連結され、バス189 によってブリッジ185 へ連結される。この実施形態の第３のバス188 はブリッジ回路185 をメモリ183 と連結する。１実施形態では、バス188 は特に広い帯域幅を有する。リンク144 は前述したのと同一のＰＣＢにおける隣接ノードに連結される。リンク155 は外部コネクタを介してこの例の顧客ＬＡＮへ連結され、リンク157 はリソースアレイの関連ノードに連結される。リソースノードの場合、リンク157 はリソースまたはリソースハブへのリンクである。各ノードにおけるＲＡＭの利点は、最適の動作を行うために制御ルーチンが外部のコンピュータ装置からアクセスされ更新され、調整されることである。本発明の実施形態にしたがった大規模アーキテクチャの重要な目的は、遅延を最小にし、データ流速度を最大にしながら多数の点から多数の他の点の顧客へリソースを提供することである。これはリクエストおよびデータに対して非常に多数の代わりの通路（超相互接続）を提供し、効率的な方法で大規模アーキテクチャを通じてデータおよびリクエストを伝送するインテリジェントノードを提供することによって達成される。このため、前述したように各ノードはマイクロプロセッサを有し、したがって効率的な伝送を実現するため記憶された指令および情報を伴った機械インテリジェンスを有する。使用されたものを伝送するための多数の代わりの構造が存在し、制御ルーチンは多数の形態を取ることが当業者に明白であろう。１実施形態では、各ノードには顧客とリソースのマップが設けられ、顧客とリソースが直接接続しているノードを詳細にしている。さらに、この実施形態では各ノードはネットワークアーキテクチャにおけるその固有位置を“感知”している。このようなネットワークを通って伝送される多数の情報の基本的特性はアナログである。例えば、このようなネットワークは記憶装置（リソース）からネットワーク上の顧客へテレビジョン（ビデオ）プログラムおよびクリッピングを伝送するのに有効である。ネットワークおよびノードの基本的特性はデジタルである。並列バス、直列リンクのようにデータがノード間で伝送される多数の通路が存在するが、データは各ノードでデジタルで管理される。ＴＶ映画、クリッピングおよび他の選択的なプログラミングのようなビデオネットワークの例を以下に示し、図８は本発明の１実施形態の大規模ネットワークを通る二次元スライスであり、ＴＶ映画および／またはクリッピングを顧客へ提供することを専門とする。図８は前述したように大規模概念に基づいたビデオジュークボックスシステムの１例として採用されたものである。同一の図は多数の他の応用の大規模ネットワークを表してもよい。リング219 は顧客アレイの一部を表し、リング221 はリソースアレイの一部を表している。前述の説明に関して表された部分は各アレイの１つの行または１つの列のいずれか一方である。３次元の各アレイの接続は図面を簡単にするために示されていない。図８では、顧客ノードはＣ１，Ｃ２，…Ｃ７とラベルを付けられ、リソースノードはＲ１，Ｒ２，…Ｒ７とラベルを付けられている。顧客ネットワーク223 は顧客ノードＣ５に接続され、ネットワーク上のステーションとして顧客225 を有する。リソースはリソースノードＲ６に接続されているハードディスク駆動装置 227 として表されている。図面を簡単にするために示されていないが、任意のリソースノードＲ１〜Ｒ７と、図示されていない他のリソースへ接続されている他のリソースが存在してもよい。また他の顧客ネットワークは顧客ノードＣ１〜Ｃ７と、示されていない他の顧客ノードへ接続されている。別々のリソースと顧客は、好ましくは遅延なしに十分な負荷伝送を処理するための顧客ネットワークとリソース分枝における単なる送信プロトコルの能力まで、ネットワーク方法によりノードへ接続されることができる。当面の例では、顧客225 は映画、またはビデオジュークボックスクリッピングサービスの場合、前述したようにリソースディスク227 で記憶されているビデオクリッピングをリクエストする。各顧客ステーションは図７で示され前述したノードのように実質上構成されたデジタルインテリジェンスを有する。即ち、各ステーションはマイクロプロセッサ、メモリ、顧客ネットワーク用の送受信回路、リクエストを構成し送信して、リクエストされたデータを受信し処理するためマイクロプロセッサにより実行可能な制御ルーチンとを具備する。顧客225 は利用可能な映画のスケジュール、またはビデオジュークボックスサービスの場合、利用可能なクリッピングのリストと、選択を行うための入力装置を有する。顧客が選択を行った時、顧客ステーションのデジタルシステムは検索表を調べ、リソースコードを送信へ割当て、或いは全ての選択送信は会計管理装置へ送信される。１以上のリソースノードまたは顧客ノードでさえもシステムの会計管理の仕事を割当てられる。この例では、リソースノードＲ４が会計管理装置299 である。会計管理装置はルーチンの伝送に加えて会計およびスケジュール用の制御ルーチンを有し、大規模ネットワーク上の顧客およびリソースの位置情報を有する。１つの会計管理装置の場合、全てのリソースおよび顧客は１つの管理装置にマップされ、規則的なメンテナンスがリソースと顧客の変化（新しい顧客の加入、あるサービスの廃止、利用可能になった新しいクリッピング、廃止される古いクリッピング）に対して更新する。義務を共有し、１つの管理装置の負荷効果を減少するために１以上の会計管理装置が存在してもよい。この例の１つの会計管理装置の場合、顧客が選択を行い、顧客ステーションがデータをコード化し、それを顧客ＬＡＮ上で顧客ノードＣ５へ送信する。コード化されたデータは、会計管理装置をアドレスする１以上のビットと、顧客を識別する１以上のビット、リクエストされた映画タイトルを識別するビットとを含んでいる。送信する特定時間または料金に関する特別情報等の他の情報が存在してもよい。顧客ノードＣ５および同様に他のノードの一般的なプロセスは、入来する送信が再送信の優先順位の関係と共にノードメモリに迅速に記憶されるプロセスである。Ｃ５以外にも会計管理装置229 への利用可能な通路の広範囲の選択がある。伝送のための必要なインテリジェンスは各顧客とリソースノードに記憶されている。例えばＣ５から、Ｒ４（会計管理装置229 ）への明白に同等な２つの“最良選択肢”が存在する。一方はまずＲ５へ、それからＲ４への経路である。他方はまずＣ４へ、それからＲ４への経路である。特定の構造でこれらの２つのうち１つの選択肢が“最良”であるという幾つかの理由が存在し、その場合、その通路は第１の優先順位を伝送する。このような選択肢が存在しないならば、一方または他方が任意に第１の優先順位である。１実施形態では、伝送手段は“ランアンドシュート”であり、即ち再送信用のデータを有するノードは優先順位により利用可能な代わりの通路を試験するための試験ルーチンを有し、オープンの通路を発見したとき、送信を次のノードへ通過する。目的地コードは、５つの接続（３つが示されている）のうち最も短く、または最良の通路のものを決定し、ＣＰＵはその接続を試験する。他方の端部のノードが通信中でないならば、リクエストは直ちに再送信されメモリから消去される。Ｒ５〜Ｒ４がＣ５からＣ４までの最高の優先通路であるならば、Ｃ５のＣＰＵは第１にＲ５を選定する。Ｒ５が利用可能であるならば、再送信が行われ、そうでないならば、再送信用の記憶されたデータ、この場合映画またはクリッピング用の顧客225'のリクエストが送信されるまで、優先順位における次のノードが試験される。会計管理装置へ伝送された顧客からのリクエストの場合、各リクエストは短いバースト、典型的には１６または３２ビットの１データワードであり、非常に短期間の伝送のみを必要とする。映画のような情報の送信の場合、以下詳細に説明するように状況はやや異なる。伝送が優先順位を付けられ決定される広範囲の方法が存在することが当業者に明白であろう。実質上全ては優先順位とある種の試験に依存される。映画またはクリッピングについての顧客225 のリクエストが会計管理装置229 に到達したとき、そのリクエストが処理される。顧客225 の会計は特定の映画時間またはリクエストされたクリッピングについて料金を請求され、更新された会計はどのような料金支払いサイクルが使用されても利用可能である。会計管理装置はまたリソース位置でリクエストされた材料（映画またはクリッピング）に関連し、データを顧客225 の位置へ送信するプロセスを開始する。リクエストされた映画データを顧客225 へ送信させるための、会計管理装置によりリソースノードＲ６を介してリソース227 へ発信される指令パケットの伝送は、顧客225 から会計管理装置へ本来のリクエストを送信するのと類似している。必要な情報パケットはかなり小さく、目的地（ノードＲ６）、リソース227 上の映画ＩＤ、送信時間等を必要とする。この指令パケットの経路は前述したように優先順位と試験により実現される。Ｒ６で、指令パケットが記憶され処理される。完全な映画またはクリッピングの送信は、ミリ秒の代わりに数分から１時間以上にわたる測定可能なプレー時間を有し、リクエストまたは指令パケットの送信とは異なった事項である。図９は長さＤＳの転送時間における映画の全体のデータ長を表している。ディスク227 では、総データストリングはセクタに記憶され、それぞれは処理されたとき例えば映画の観察時間のうちの１分間を与える。３時間の長さの映画は１８０のセクタＳ１，Ｓ２…，Ｓ１８０で記憶され、処理される。各セクタは全体の観察時間を表しているが、データ通路の特性と伝送モードに基づいて大規模ネットワークでノードからノードへデジタルデータとしてミリ秒単位で伝送される。ここに示された例では、会計管理装置から指令パケットを受信しているノードＲ６は記憶された制御ルーチンにしたがって指令を実行する。ノードＲ６は第１のセクタ（Ｓ１）を検索し、そのセクタをその局部メモリに記憶し、前述したのと同じようにリクエストと指令パケットを顧客255 の方向へ伝送する。Ｒ６は映画またはクリッピングに対する全てのセクタに沿って送信するまで検索、記憶、消去を継続し、その後、特定のプロトコルとアプリケーションの性格に基づいて会計管理装置へ承認を発信する（またはしなくてもよい）。ネットワークの大規模特性を与え、ここで各ノードは同じアレイ（リソースまたは顧客）中に４つの接続を有し、それぞれは対向するアレイに接続し、リソーストランクまたは顧客ＬＡＮ接続のいずれかであり、セクタがリソース227 から顧客225 への共通の通路をたどる保証はない。負荷が低くくなければ、これは起こり得ない。しかしながら、映画の全てのセクタが逐次的な方法で連続的または順番に到着する必要はない。大規模ネットワークの迷路を通して送信される各セクタはコード化（セクタ＃、目的地等）され、各セクタが顧客ＬＡＮステーション225 に到着するとき、これは事前にアレンジされたアドレスにしたがってメモリに記録される。少なくとも１つのセクタが利用可能になった後、利用可能なデータをビデオ信号に変換し、その信号をビデオディスプレイへ送信することによってプレイバックが開始する。ほとんどの場合、これはＣＲＴビデオ受像管であるが、それである必要はない。他のタイプのディスプレイ（ＬＣＤ、ＥＬＤ等）がＴＶおよび高精細度ＴＶでより普通になったとき、顧客ステーションの装置は後者の装置で動作するように更新されることができる。図１０は本発明の実施形態にしたがった大規模ネットワークであり、ここでリソースアレイと顧客アレイはネストされたトーラスとして構成されている。この例では、外側トーラスは顧客アレイ111 であり、内側トーラスはリソースアレイ 113 である。顧客アレイ111 とリソースアレイ113 の各交差点は大規模ネットワークのノードである。別の実施形態では、顧客アレイとリソースアレイの位置は反対にされている。幾何学的なトーラス表示は図５で示されたマトリックスアレイと等価である。図１０は相互接続幾何学のトロイダル特性を示すものであり、位置または番号によってノードを整合することは行っていない。図１０では、外側トーラス（顧客アレイ）の一部は内側トーラス（リソースアレイ）を示すために切り取られて示されている。１つの顧客ノード201 は１つのリソースノード203 および、少なくとも１つの顧客ステーション208 を有する顧客ＬＡＮ 207に接続されて示されている。各顧客ノードは２つのリングで接続され、各リソースノードが対向するトーラスアレイにあるとき、一方の顧客ノードはトーラスの主直径周辺であり、他方はマイナーな直径周辺である。リソースノード203 は、少なくとも１つのリソース210 を有するリソースハブ209 に接続されている。これらの素子は例示的な、代表的なものである。図１０で示されていないが、各リソースノードは顧客ノードとリソースハブへ接続され、各顧客ノードはリソースノードと顧客ＬＡＮへ接続されている。ネストされたトーラス装置は例示であり、限定ではないことが当業者に明白であろう。同じ接続が図５のマトリックスアレイで示されており、ここでは各行の端部のノードは行の第１のノードへ接続され、各列の下部のノードは列の上部のノードに戻るように接続されている。１実施形態では、トーラスは図６Ａで示され参照して説明されているケースと類似のケース211 内部に固定するように局部的にＰＣＢとして構成されている。ケース211 は必要数が顧客ノードとリソースノードの総数と等しいＩ／Ｏポートを有する。本発明の別の実施形態では、大規模ネットワークアーキテクチャは実時間の大きな処理システムとして適用される。たとえば金融システムは窓口ワークステーションおよびＡＴＭ装置への専用の通信トランクによって異なった局部銀行支店へ顧客ノードを割当てることにより実行される。ＡＴＭ制限は各顧客の残高がシステムを通じて迅速に更新されるので緩和される。大規模ネットワークアーキテクチャはデータリソース構造のフレキシブル性を許容し、現在の処理状態を維持するため多数の銀行の支店を可能にする。前述の処理上の金融アプリケーションでは、リソースアレイと顧客アレイは図６Ａまたは幾つかの他の局部装置で示されているように両者共に局部的である。この場合、局部顧客ノードから異なった支店またはＡＴＭ位置へ伝送される通信トランクが存在する。別の装置では顧客ノードは支店またはＡＴＭにおいて遠隔に位置される。本発明の別の実施形態では、大規模ネットワークアーキテクチャはペーパーレス会社の大きなデータ流を管理することができる。例えば、大きなビジネスは１００もの数のファックスラインを有し、それぞれ約１５秒毎に約３０キロビットを含むファックスページを生成することができる。このアプリケーションでは、幾つかの顧客ノードは使用者のファックスリクエストをサービスし、幾つかのリソースノードはファックスモデム専用であり、これは電話線と、ファックスを記憶するための媒体記憶装置に取付けられている。この構造では、ビジネスは効率的にファックス流を管理することができ、多数のファックス装置と電話線の必要性を減少する。本発明の技術的範囲を逸脱することなく多数の変形が存在することが当業者に明白であろう。例えば、大規模ネットワークシステムに関連して、多数のトーラスが相互内にネストされ、通信リンクの付加により効率的に相互接続される。本発明の実施形態にしたがった大規模ネットワークシステムは異なったアプリケーションではなく、現存のアプリケーションのデータおよび動作プロトコルを更新するために再構成されることができる。本発明の大規模部分のさらに別の観点では、大規模システムはシステム拡張の時に再構成される。システムの広いハッシング制御ルーチンは最適の性能を与えるために追跡された処理の結果にしたがってリソース位置を再分布することができる。これらおよびその他のアプリケーションおよび実施形態では、本発明にしたがった大規模ネットワークアーキテクチャは多数の使用者に効率的で実時間のアクセスを提供する。本発明の技術的範囲内の種々の実施形態では多数の種類および製造会社のマイクロプロセッサが使用されてもよい。同一の可変性が経路設定回路のようなメモリおよび補助回路に供給された。ノードはここで実施形態により示されたように単一のＡＳＩＣまたは１以上のＩＣとして実現されることができる。同様に、プログラムされた制御ルーチンの可変性は非常に大きく、優先順位または伝送手段は同様に本発明の技術的範囲内で可変である。このようなシステムのノードを幾何学的に整列する方法も同様に多数存在する。この可変性は２レベルのマトリックスアレイおよびネストされたトーラスと基本的に同じシステムの表示によって前述した。しかし、物理的な装置およびノードの相互的関係は示唆された装置のうちの１つによって限定されるものではない。接続は原理上の制限である。ここで説明していない多数の他の代替が存在するが、これは本発明の技術的範囲内で含まれるべきものであると考えるべきである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号ＦＩＧ０６Ｆ 15/40 ３１０Ｃ

Claims

【特許請求の範囲】（１）第１のデータリンクによりネットワークで相互接続され、個々のファイルサーバステーションはビデオ入力装置にも接続されている複数のコンピュータ化されたファイルサーバステーションと、第２のデータリンクにより個々のファイルサーバステーションへ接続されている複数の顧客ステーションとを具備し、ビデオ入力装置を有する各ファイルサーバステーションは、ビデオ入力装置からビデオクリッピングを受け、データベース中にクリッピングを記憶し、ビデオクリッピングを第１のデータリンクにおいてネットワークの他のファイルサーバと共有し、各ファイルサーバは利用可能な新しいビデオクリッピングを、接続されている顧客に通知し、要求に応じてビデオクリッピングを顧客にダウンロードするビデオジュークボックス。（２）利用可能なビデオクリッピングへの顧客アクセスを追跡し、処理上の情報および顧客料金を累積するための会計サブシステムをさらに具備している請求項１記載のビデオジュークボックスシステム。（３）第２のデータリンクはアナログ電話モデムリンクである請求項１記載のビデオジュークボックスシステム。（４）クライントをサーバに接続する第２のデータリンクは統合デジタル通信サービス（ＩＳＤＮ）データリンクである請求項１記載のビデオジュークボックスシステム。（５）いくつかの第２のデータリンクはアナログ電話モデムリンクであり、他は統合デジタル通信サービス（ＩＳＤＮ）リンクである請求項１記載のビデオジュークボックスシステム。（６）第１のデータリンクが統合デジタル通信サービス（ＩＳＤＮ）リンクである請求項１記載のビデオジュークボックスシステム。（７）第１のデータリンクがマイクロ波リンクである請求項１記載のビデオジュークボックスシステム。（８）個々のファイルサーバが地球規模のネットワークの人口中心部またはその近辺に位置されている請求項１記載のビデオジュークボックスシステム。（９）個々のファイルサーバが顧客通信ノードに結合され、それら各顧客通信ノードは複数の個々の顧客ステーションに接続され、顧客ノードは第３のデータリンクにより顧客ノードネットワーク中で相互接続されている請求項１記載のビデオジュークボックスシステム。（１０）個々のファイルサーバステーションが４つの他のファイルサーバステーションに接続され、各顧客通信ノードは４つの他の顧客通信ノードへ接続され、それによって顧客通信ノードネットワークとファイルサーバネットワークはネストされたトーラスネットワークを形成している請求項９記載のビデオジュークボックスシステム。（１１）各通信ノードはノードで終端するデータリンクに接続されたマイクロプロセッサベースの経路設定回路を具備している請求項１０記載のビデオジュークボックス。（１２）（ａ）顧客が関心を持つ適切なビデオクリッピングのための典型的なソースを監視し、（ｂ）第１のデータリンクによりネットワーク中で相互接続されている複数のファイルサーバの中の１つのファイルサーバへ選択されたビデオクリッピングを提供し、（ｃ）第１のデータリンクによってクリッピングを伝送することによりファイルサーバ間でビデオクリッピングを共有し、クリッピングはそれが伝送される各ファイルサーバにおいてデータベース中に記憶され、（ｄ）第２のデータリンクにより個々のファイルサーバへ接続されている顧客に対して、利用可能なビデオクリッピングを通知し、（ｅ）要求に応じて個々の接続された顧客へ選択されたビデオクリッピングをダウンロードするステップを有するビデオクリッピングを顧客へ提供する方法。（１３）顧客のアクセスの情報を累積し、個々の顧客の会計を行うことをさらに含み、会計は使用に対する料金請求を含んでいる請求項１２記載の方法。（１４）第１のデータリンクは統合デジタル通信サービス（ＩＳＤＮ）リンクである請求項１２記載の方法。（１５）第１、第２のデータリンクは統合デジタル通信サービス（ＩＳＤＮ）リンクである請求項１２記載の方法。（１６）幾つかのリンクは統合デジタル通信サービス（ＩＳＤＮ）リンクであり、他のリンクはアナログ電話モデムリンクである請求項１２記載の方法。（１７）大規模通信は、第１のトロイダルアレイ中のファイルサーバを相互接続し、第２のトロイダルアレイ中のファイルサーバと同数の複数の顧客通信ノードを接続し、顧客を顧客通信ノードに接続し、各ファイルサーバを対応する通信ノードと相互接続し、それによって正確に１つのファイルサーバが各通信ノードに接続される請求項１記載の方法。