JPH10511242A - 無線通信システム用の衝突検出装置および方法 - Google Patents

無線通信システム用の衝突検出装置および方法

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JPH10511242A JP8519983A JP51998396A JPH10511242A JP H10511242 A JPH10511242 A JP H10511242A JP 8519983 A JP8519983 A JP 8519983A JP 51998396 A JP51998396 A JP 51998396A JP H10511242 A JPH10511242 A JP H10511242A
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Abstract

(57)【要約】 衝突検出が行われる、無線CSMA/CDネットワーク、或いは他の無線ネットワークにおいて使用するのに適した衝突検出方法および装置である。本装置はネットワークにあるステーションで衝突するデータ送信の相互変調積或いは他の混合積を検出する検出器(31,41)及び相互変調積の特性に基づいてデータ送信間の衝突を示す信号プロセッサ(36)を有する。本システムは、装置が配置されたステーションからの送信と他のソースからの送信間、及び他のソースから受信した2つの送信間で衝突を検出することができる。ステーションは、データパケット用の入力を有する送信機(39)を有する。入力に結合された資源(37)は、ヘッダー(250−254)をデータパケットに加え、ヘッダーは、疑似ランダムビットシーケンス(253)を含む衝突検出回路によって監視される特性を有する。データ送信信号は、ヘッダー(250−254)及びデータパケットに応答して、送信機(39)に供給される。従って、ヘッダーシーケンス(253)の送信中に生じる衝突は、不整合が衝突する信号とデータ送信間に生じる間隔を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 無線通信システム用の衝突検出装置および方法 発明の背景 発明の属する分野 本発明は、無線通信システム、特に、衝突検出プロトコルに頼る無線通信チャ ネルにおけるデータパケット間の衝突を検出するシステムに関する。関連技術 一つの共通のネットワークプロトコルは、所謂衝突検出技術を伴うキャリア感 知、多重アクセス(carrier sense,multiple access with collision detection technique: CSMA/CD)に基づかれている。この技術は、例えば、広範囲 に使用されている有線化されたアーサーネット標準LAN(wired Ethernet stan dard LANS)に用いられる。しかし、このプロトコルは無線チャネルにうまく適用 できない。 無線環境において、ステーションからの送信信号は、送信の基本サービスエリ ア内で有効であるかも知れない最も弱い受信信号より非常に高いレベルを有して いる。例えば、一つの応用において、送信信号は0dBmで送出され、一方、有 効であることが期待される最も弱い受信信号は、電力において、31.6ミリオ ン対1の割合を生じる−75dbmのレベルで検出される。信号の送信中に、大 きさの小さな、数百万回の信号の存在を検出することは、全く困難である。 CSMA/CDプロトコルは、幾つかの基本的な前提の下で動作する。 a.メディアへのアクセスの制御は、ネットワーク上の全てのユーザー間に分 配される。 b.メディアの振る舞いは、良く定義され(決定論的な)及び一定(確率論的 な)である。 c.同等且つ完全な接続性。 d.話す前に聴く(キャリア検出部分)。 e.データ送信が開始されると、衝突が検出されるならば、全てのパーティー は送信することを止め、再送信する前にランダム・バック・オフ・モード(rando m back off mode)へ行く。 衝突が検出されると、衝突している全てのパーティーが送信を完了するように することによって、ネットワークの帯域を無駄にすることなく回復することがで きるので、最も安いプロトコルの経費で帯域の最も高い利用性が維持される。 CSMA/CD プロトコルは、1つの他の魅力的な特性を有しており、重い 負荷の下で段々良くなる。例えば、(多数のユーザー、或いは高いトラフィック 要求による)帯域に対する要求が高くなればなる程、パケット衝突の可能性は高 くなる。IEEE 802.3(アーサーネット)のプロトコルは、これらの条件の下で、 極端な性能の低下を示さない;他のプロトコルが行う。 良く同調のとれた環境において、90%以上の効率が得られる。衝突がランを 完了するようにするにつれて、帯域が無駄にされるので、衝突を検出することな く(CSMA/CD−衝突回避の状態)、18%と30%の間の低い効率範囲が 得られる。多くの無線開発者は、真の無線衝突の検出は得ることができないと確 信していた。有線上の衝突を検出するために用いられたメカニズム(有線上のd cオフセットを探す)は無線環境に変換できないので、この確信が生じる。 この問題に対して補償するために、いろいろな他の媒体のアクセス制御(mediu m access control: MAC)のプロトコルが開発されている。それらは、“リザーベ イション(reservation)”の基本特性を共有する。この技術は、個々のユーザー に対して帯域(時間や周波数)か、ハードウェアの何れかをリザーブするように して、衝突が起きないことを保証する。 以下は、有線及び無線媒体間の相違に対して補償するために、代表的な、しか し包括的でない、共通のMACプロトコルのリストである。それらは: a.時分割多重アクセス b.コード分割多重アクセス c.周波数分割多重アクセス d.送信要求/送信クリア/確認(RTS/CTS/Ack)のようなリザー ベーションに基づくシステム である。 これらの技術に伴う問題は、それらは、中央ポイント調整機能(central Piont Coordination Function(PCF))が“リザーベーション”要求(a,b及びc)或 いは衝突の期間(d)のある形状を扱うように要求する。その結果は、非常に高 いプロトコールの経費となる。例えば、従来技術のシステムは、いくつかの場合 において、プロトコル経費を伴って、大雑把に50%から60%の帯域を使う。 更に、経費問題は大きな負荷条件の下では複雑である。 従って、CSMA/CD のようなより効率的なプロトコルを可能にするため に、無線環境において真の衝突検出用の技術を提供することが要求される。 本発明の概要 本発明は、衝突検出が重要である無線CSMA/CD ネットワーク、或いは 他の無線ネットワークにおいて使用するのに適した衝突検出方法及び装置を提供 する。この装置は、ネットワークにおけるステーションで衝突するデータ送信の 混合によって生じた積を検出する検出器、及び検出された積の特性に基づくデー タ送信間の衝突を示す単一のプロセッサを有する。このシステムは、装置が配置 されているステーションからの送信と他のソースからの送信間、及び他のソース から受信される2つの送信間の双方で衝突を検出することができる。 1つの特徴によると、例えば、送信機は、相互変調(Intermadulation: IMD) 積を生成する衝突信号に非線形な応答を有する増幅器を有する。検出器は、送信 機に結合されたフィルターを含み、このフィルターは、衝突するデータ送信の相 互変調積の特性を信号処理資源に通過する。この衝突検出信号は、フィルターに よって通過された相互変調積の振幅に応答して、信号処理資源によって生成され る。 更に、本発明は、相互変調積を生成する非線形装置を含む受信機を提供する。 非線形装置に結合されたフィルターは、他のソースからの衝突するデータ送信の 相互変調積或いはたの混合積の特性を通過する。信号処理資源は、受信機のフィ ルターによって通過された混合積の振幅がスレッショルドを越える時、衝突検出 信号を発生する。 1つの具現化された装置において、送信は、中心周波数を有する周波数変調さ れたキャリア、第1のデータ値を表す中心周波数より低い周波数、及び第2のデ ータ値を表す中心周波数より高い周波数を有する。信号処理資源は、前記低い周 波数と高い周波数間の差に基づく積に応答する。 本発明の他の特徴によると、ステーションはデータパケット用の入力を有する 送信機を含む。その入力に結合された資源は、ヘッダーをデータパケットに加え る。このヘッダーは衝突検出回路によって監視される特性を有している。データ 送信信号は、ヘッダー及びデータパケットに応答して、送信機へ供給される。 ヘッダーは、無線リンクにおける他の送信機に割り当てられたシーケンスと異 なるようにされた、送信機に割り当てられたシーケンス、所謂曖昧でないビット シーケンス(unambiguous bit sequence:UBS)を有する。従って、ヘッダーシーケ ンスの送信中に生じる衝突は、周波数ミスマッチのようなミスマッチが衝突する 信号とデータ送信間で生じるインターバルを有する。送信機は、単一ビットのデ ータが特徴的に送信される1ビット期間より長い、特徴的なエコー設定時間を有 する範囲を有している。この特徴において、ヘッダーはシンボルのシーケンスを 有している。各シンボルはデータ値を有し、且つエコー設定時間より長い複数の ビット期間続く。 更に、送信機は、確かな衝突検出がなされる前に、設定しなければならないフ ィルター或いは他の要素を有することができる。ヘッダーにおけるシンボルはこ の特徴的な回路の設定時間より長く続く。 1つの実施の形態において、本発明は、CSMA/CDネットワークにおける 無線リンク用のステーションとして特徴づけられる。このステーションは、デー タ送信信号に応答して、データ送信を与える増幅器を有する送信機を含む。入力 は、ヘッダーを送信のためのディジタルデータパッケトを受信し、その入力に結 合された資源は、ヘッダーをディジタルデータパケットへ与える。入力に結合さ れた周波数変調回路は、データ送信信号を、ヘッダーとディジタルデータパケッ トに応答して変調されたキャリア周波数を有する増幅器へ供給する。送信衝突検 出器は送信機に結合される。それは、増幅器からのデータ送信及び送信中に受信 した他のソースからの信号の相互変調積を検出する。 受信機は、他のソースから受信したデータ送信の相互変調積を生成する非線形 装置を含み、ステーション内に含まれる。受信衝突検出器は受信機に結合され、 他のソースからのデータ送信間の衝突に特有の相互変調積を検出する。信号処理 資源は、送信衝突検出器及び受信衝突検出器に結合され、検出された相互変調積 の特徴に基づくデータ送信間の衝突を示す。 本発明は、衝突検出プロトコルでキャリア検出多重アクセスを動作するネット ワークの無線リンク上でステーションにおける衝突を検出する方法として特徴づ けられる。本方法は、ヘッダーをエコーによって干渉しにくいシーケンスを含む 無線リンク上に送信されるべきデータパケットに与えるステップを含む。次に、 本方法は、ステーションによるデータ送信と他のソースからの信号間のステーシ ョンにおける相互変調積或いは他の混合積を生成するステップを有する。最後に 、本方法は、データ送信間の衝突を検出するために、相互変調積を処理するステ ップを含む。 従って、無線通信ネットワークにおけるデータ送信間の衝突を検出するための システムが提供される。このシステムによって、無線環境におけるCSMA/C Dプロトコルの使用が可能になる。このシステムを用いて、標準のイサーネット CSMA/CDプロトコルが無線ステーションに拡張され得る。更に、信頼のあ る、効率的な無線ネットワーク技術が可能である。 本発明の他の特徴と利点は、図面、詳細な説明及び特許請求の範囲に照らして 理解されるであろう。 図面の詳細な説明 図1は、本発明によるCSMA/CD 無線リンクを含む通信システムの概略 図である。 図2は、本発明による無線ステーションのブロック図である。 図3は、本発明による送信機の概略図である。 図4は、本発明による受信機の概略図である。 図5は、図3の送信機に使用するための衝突検出回路の概略図である。 図6は、本発明によるデータパケットと共に用いられた無線ヘッダーの概略図 である。 図7は、ほぼ同時に送信される2つのパケットを有する無線ヘッダーの動作を 示す。 図8は、時間的に少し離れて送信されるが、重なった送信中にマッチする唯一 のビットシーケンスを有する2つのパケットを有する無線ヘッダーの動作を示す 。 図9は、本発明による無線ヘッダー上のエコー或いは内部フィルターの設定時 間の影響を示す。 図10は、受信機上の衝突検出回路の概略図である。 図11は、FETのドレインを用いて衝突を検出する方法を示す概略図である 。 図12は、FETのドレイン上の混合作用を解析において用いられる等価回路 図である。 図13は、FETのドレイン上の混合作用を示す信号のグラフである。 図14は、無線送信機において非線形ミキサーを用いて衝突を検出する方法を 示す。 図15は、受信機における衝突検出の原理を示す概略図である。 図16は、図10の受信の衝突検出回路における増幅器と全波を検出するステ ージのより詳細な図を示す。 図17は、図16の回路に用いられた制限増幅器の回路レベルの概要である。 図18は、図16の回路に用いられた乗算器の回路レベルの概要である。 詳細な説明 図面を参照して、本発明の好適な実施の形態の詳細な説明を行う。図1は、本 発明による無線リンクを含むローカル・エリア・ネットワークを示す。システム は、例えば標準のイーサネットシステムのようなCSMA/CDの有線(ワイヤ ード)LAN10を含む。この技術において標準である複数の終端ステーション 11、12が有線LANに結合されている。また、無線ステーションWSTA1 と無線ステーションWSTA2を含む、無線ステーションと通信するためのアク セスポイント13も有線LANに結合されている。このアクセスポイントは、基 本サービスエリアを定めるために用いられた受信機及び送信機の技術によって定 められる点線14によって示された境界を有する代表的な範囲を有する。 いろいろな通信チャネルの技術が用いられるけれども、本発明による好適なシ ステムは、2.4GHzISM帯域における比較的狭帯域の周波数変調されたNR Zチャネルを用いて実現される。好適なシステムにおけるチャネル帯域は、7M Hzと14MHzの間にある。このチャネル割り当てシステムは、隣接の基本サ ービスエリアのためのISM帯域内に複数のチャネルを割り当てるために考慮す る。 CSMA/CDプロトコルによると、通信チャネルの制御を行うために、各無 線ステーションは、他のステーションが現在送信していないことを確かめなけれ ばならない。従って、受信機の状態がチェックされ、キャリアがないかどうかを 決める。もし、キャリアが無ければ、送信を始める。BSA内の2つのステーシ ョンがこのプロトコルの下で同時に、或いはほぼ同時に送信しようとすることが できる。従って、有線のアーサネットLAN環境において良く知られているよう に、同時の、或いはほぼ同時の送信間の衝突を検出するメカニズムが必要とされ る。しかし、これは無線環境においては特有の困難性を示す。 図2は、本発明による無線ステーションのブロック図である。この無線ステー ションは、アナログ受信機21に接続されたアンテナ20を含む。このアナログ 受信機は、クロック回復回路23に与えられる、ライン22上にアナログNRZ 信号を生成する。クロック回復回路は、デホワイトニング回路(dewhitening cir cuit)26に供給される、ライン24上のデータ信号とライン25上のクロック 信号を生成する。このデホワイトニング回路はライン27上にデホワイトされた データ信号を出力する。 ライン27上のデータとライン25上のクロックは、CRC発生回路29に供 給される。また、ライン27とライン25上の信号は、ライン99をとおって、 発生回路29によって供給されるCRCをカプセルに包まれたパケットにおける CRCと比較するCRC比較回路30に供給される。受信したパケットのCRC が発生回路29によって発生されたCRCと一致しない場合、このCRC比較回 路30は、ライン35上にデータエラー信号を発生する。 更に、振幅モニターと衝突検出回路31がアナログ受信機21に接続される。 この回路31は、受信信号の振幅を監視して、エラーのあるデータ特有の変則性 を検出し、受信信号の振幅がエラーのあるデータ特有の変則的に変化する場合、 振幅エラー信号を生成する。また、衝突する送信に特有である、受信信号の相互 変調積が検出される。もし、衝突が検出されるなら、衝突信号(COLL)がライン 43を通ってプロセッサ36へ供給される。 位相モニター回路32が、NRZデータストリーム22の変換において、同相 での変化を監視する、本発明によるクロック回復回路23と結合される。エラー のあるデータに特有のNRZデータストリームの同相における変則性が検出され た場合、位相モニター回路33は、ライン34上に位相エラー信号を発生する。 ライン27上のデータ、ライン28上のクロック、及びライン33、34と3 5上のエラー信号がプロセッサ36に加えられる。プロセッサ36は、高いプロ トコルレベル処理のため受信したデータフレームをLANの有線セグメントへ通 過させる。また、もし、エラー信号或いは衝突信号が受信された場合、プロセッ サ36は、衝突の検出された、或いは再び試みた、パケットを生成して、パケッ トのソースへ送る。更に、プロセッサ36は、送信されるべきそれ自身のパケッ トを発生し、これらのパケットをライン28上へ供給する。無線ヘッダー及び無 線CRCは無線ヘッダー及びCRC発生ブロック37において、ライン28上で パケットへ供給される。カプセル化された無線パケットはNRZデータを白くす るホワイトナー(whitener)回路38へ供給され、受信機おいてクロック回復を助 けるためにパケットにおける変換数を増加する。カプセル化された無線パケット はアナログ送信機39へ供給され、アンテナ40を介して媒体へ結合される。ア ンテナ20と40は、送信機と受信機間で共有される同じアンテナ或いはアンテ ナシステムであることができる。 衝突検出器41がアンテナ40或いは送信機39に接続される。衝突検出器4 1は、送信中に送信アンテナ40の状態を検出して、アナログ送信機39からの 送信信号とアンテナ40上の他のソースからの受信信号の混合によって生成され る相互変調積に基づいて衝突を検出する。無線ネットワーク内で、以下に説明さ れるヘッダーのような送信されたデータパケットの既知の特性に関する情報を用 いて、相互変調積が解析され、無線リンクにおいて送信されたディジタルデータ 信号間の衝突を示す相互変調積の特別な特徴を検出する。もし、衝突が検出され ると、信号はライン42上に生成され、プロセッサ36へ供給される。プロセッ サは、例えば、イーサネット・ローカル・エリア・ネットワークにおいて実行さ れる共通のバックオフ及びリトライシーケンス(a backoff and retry sequence) のようなバックオフ及びリトライシーケンスを実行する。以下の詳細な例に記載 されているように、ブロック38において生成された無線ヘッダーは、衝突中に 検出器によって検出された相互変調積を増大する特性を有する。 図3を参照して、好適なシステムのための送信機が理解されるであろう。送信 機は、ライン100上のNRZ入力データを受けとる。それは、増大した数のデ ータ変換を有する、ライン102上にNRZストリームを生成するデータホワイ トナー(data whitener)101へ供給される。この信号は、フェーズロックドル ープ106における加算ジャンクション105へ結合されたライン104上の周 波数変調信号を生成するガウスのローパスフィルター103に与えられる。この フェーズロックドループ106は水晶発振器107に接続される。この発振器1 07の出力は、位相検出器108に接続される。位相検出器の出力は、ループフ ィルター107を駆動する。ループフィルター109の出力は、加算ジャンクシ ョン105においてライン104らのデータ信号と混合される。加算ジャンクシ ョン105の出力は、電圧制御発振器110を駆動する。電圧制御発振器の出力 は、N分割回路111へ供給される。N分割回路111の出力は、位相検出器1 08へ入力として供給され、フェーズロックドループを完成する。フェーズロッ クドループの出力は、電圧制御発振器110の出力のノード112上に供給され る。この信号は、例示の送信位置において動作され、2分割回路114へ結合さ れる。2分割回路の出力は、ミキサー115へ供給される。 送信機は、水晶発振器117によって駆動される第2のフェーズロックドルー プを含む。この水晶発振器117の出力は、位相検出器118へ与えられる。位 相検出器118の出力は、電圧制御発振器120を駆動するループフィルター1 19へ供給される。電圧制御発振器120の出力は、フェーズロックドループの 出力としてノード121へ与えられ、位相検出器118への入力として供給され るN分割回路122へ戻される。フェーズロックドループ116は、送信機が動 作している特定のチャネルに依存して1.927MHzから1.997MHzまで の間で動作する。 フェーズロックドループ116の出力は、この図における送信位置にセットさ れたスイッチ139に一般に加えられる。送信位置におけるスイッチ139の出 力は、ミキサー115に結合され、そこで2分割回路114の出力と混合される 。このミキサーは、バンドパスフィルター125を通して信号を供給する。バン ドパスフィルター125の出力は電力増幅器126へ供給され、スイッチ127 を介して送信アンテナ128へ結合される。 従って、送信機は、2つの独立したフェーズロックドループ106、116か らなる。各々のフェーズロックドループは、水晶発振器の基準周波数にロックさ れるている。フェーズロックドループ116は、送信機が動作するチャネルに対 する周波数基準を与える。フェーズロックドループ106は、送信中にフェーズ ロックドループ116から基準に加えられる変調されたオフセット周波数を与え る。スイッチ122と113は、数マイクロ秒内の送信と受信モード間のスイッ チングを可能にする。従って、この場合、479.5MHzの周波数(中間帯域 の周波数に等しい)が2MHzより僅かに小さい信号に加えられて、通信チャネ ルをセットアップする。 959MHzでフェーズロックドループを維持することによって、このループ は受信機における中間帯域の処理を妨げることなく受信モード中にフリーランニ ングのままにすることができる。信号は、送信中2分割されるのみである。 上述したように、データは、ガウスのローパスフィルター103の前に、ホワ イトニング或いはスクランブル回路を通過される。ホワイトナーは、NRZデー タストリームがDC成分を有しないことを保証する。これは、チャネル中心の周 波数にロックされたフェーズロックドループ106を維持することを助ける。 発見的手法で、電力増幅器126の出力において、衝突検出器130は、ライ ン131を横切って信号ラインへタップされる。衝突検出器130の具現化に関 する詳細は、図5を参照して以下に記載される。 図4は、本発明による受信機の概略図である。この受信機は、第1のアンテナ 150と第2のアンテナ151を有する。スイッチ152は、最良の受信信号を 有するアンテナを選択する。アンテナは、スイッチ127を介して送信回路か受 信回路の何れかに接続される。図において、スイッチ127は受信回路に接続さ れている。アンテナの出力は、バンドパスフィルター(BPF)153を介してダウ ンコンバータ154に供給される。このダウンコンバータはミキサー156を駆 動する増幅器155を含む。ミキサー156の他の出力は、図3に示されたスイ ッチ122を介してノード121上の信号により駆動される増幅器157から受 信される。ミキサー157の出力は、増幅器158を介してバンドパスフィルタ ー159へ供給される。バンドパスフィルター(BPF)159の出力は、中間周波 増幅器(IF AMP)160を介して第2ステージ(段)のバンドパスフィルター16 1へ供給される。第2ステージのバンドパスフィルター161の出力は、第2ス テージの中間周波増幅器162(IF AMP)へ供給される。この増幅器162の出力 は、象限検出器(quadrature detector)163を介して供給され、ライン164 上にNRZ信号を生成する。 中間周波増幅器160は、全波検出器(FWD)166を介して接続される、ライ ン165上に出力を生成し、ノード167にアナログDC値を生成する。ノード 167は、全波検出器(FWD)168を介して増幅器(IF AMP)162の出力によっ て駆動もされる。ノード167は、ライン170上にディジタルの受信信号の強 さを示す信号を供給するために、アナログ−ディジタル変換器(ADC)169を介 して接続される。 ノード167は、より詳細に以下に説明される受信データ送信信号間の衝突の 相互変調積特性を検出する衝突検出回路175にも接続される。 受信信号の強さの表示装置は、受信信号電力が受信機用の特定のビットエラー 割合を保証するのに充分高いか否かを決めるために用いられる。受信機用のビッ トエラー割合は、受信機の設計のための全体のノイズフィギュアに依存する。し かし、他の良好な信号の受信中に、無線環境において可能な、受信信号の強さを 変動させる他のエラーが生じるかもしれない。従って、ライン170上で受信信 号の強さの表示を監視することによって、エラーが受信データパケットにおいて 検出される。 上述のように、受信機は2つのアンテナ150と151を有していて、マルチ パス(多重路)効果に抗するために空間ダイバシティーを与える。入力バンドパ スフィルターは、ISM帯域外のあらゆる信号を除くために用いられる。フィル ター及びスイッチの後、信号は、それが479.5MHzの中間周波帯の信号に 変換される場合は、ダウンコンバーターに供給される。この中間周波帯は小さく 、安価な表面音響波(surface acoustic wave:SAW)フィルターを利用するた めに選択される。SAWフィルターは、帯域のロールオフ特性をストップする非 常に鋭い通過帯域、及び優れたストップ帯域減衰を有する。従って、フィルター 159と161はSAWフィルターを用いて実現される。 第1のSAWフィルター159は、システムに対する最も弱い所望信号のレベ ルにおいて、或いはそれ以下において帯域信号からノックアウトするために用い られる。第2のSAWフィルターは、帯域エネルギーからあらゆる残差を効果的 に除く。双方の中間信号増幅器160と162は、利得ステージとしてばかりで なく、制限増幅器としても作用する。更に、各増幅器ステージは全波検出器16 6、168を駆動する。これらの全波検出器の出力を加えることは、受信された 信号強度の指示機能を与える。この受信された信号強度の指示機能は、振幅に対 数的に比例する電圧を生成する。その電圧は、アナログ−ディジタル変換器16 9においてディジタル化され、プロセッサに受信信号の電力レベルの指示を与え る。受信信号の電力レベルは、通常−40dBmと−75dBmの間の範囲にあ る。この範囲より上及び下の余分な5dBは製造誤差のために許容される。従っ て、受信信号強度回路は45dBの全ダイナミック範囲をカバーしなければなら ない。ノード167上の信号を5ビットの解像度に量子化することは、このダイ ナミック範囲にわたって1.4dBの解像レベルを与える。 象限検出器の出力は、送信されたNRZデータに相当するアナログ信号を与え る。このアナログ信号は、データ及びクロック回復回路に供給され、回復された データ及びクロックを生成する。 図5は、送信用の衝突検出回路の概略図である。図5に示されるように、図3 の増幅器126は電力増幅FETトランジスタ200を有する。FETトランジ スタ200は、バンドパスフィルター125の出力からそのゲート201上に送 信信号を受ける。FET200のドレインは、アンテナ128と誘導性コイル2 15を介して5ボルト電源202へ接続される。5ボルト電源は、またキャパシ タ203を介して接地される。誘導性コイル215は信号をガウスのバンドパス フィルター204(GBPF)のライン213上の入力へ供給する。このフィルターは 2.5MHzから5MHzまでの通過帯域を有し、隣接チャネルの低域変換され た中心周波数においてゼロに設計され、例えば14MHzによって間隔が開けら れた隣接チャネルにおいて信号を減衰する。第1のフィルター204の出力が同 じ周波数特性を有する第2のガウスのバンドパスフィルター(GBPF)206を駆動 する利得ステージ205に供給される。第2のフィルター206の出力は、全波 検出器(FWD)208を駆動する利得ステージ207に供給される。全波検出器2 08の出力は、比較器209に接続されるアナログDC値である。検出スレッシ ョルドは比較器209にライン210上から供給される。また、検出ストローブ 211も比較器209に供給され、スレッショルド検出のタイミングを制御する 。 図5の衝突検出回路は、2.5MHzと5MHzの間の周波数差を電圧に変換 する。もし、衝突信号がないか、或いは衝突信号が局部送信信号と同じ周波数を 有しているなら、決定間隔中、衝突検出回路の出力に信号は出ない。 パワーFET200は、アンテナ128上の衝突信号に対して非線形応答を有 している。従って、相互変調積信号は、増幅器の電力供給ドレン端子へ引かれ、 第1のガウスのバンドパスフィルター204に供給される。送信のアップコンバ ーターによる制限まで駆動されるFETの作用は、アンテナからの衝突信号を低 い周波数に変換する非線形応答を生じる。各々のガウスのバンドパスフィルター は約2.5MHzから5MHzまでの通過帯域を有し、隣接チャネルにおける信 号を減衰するために、隣接チャネルのダウンコンバートされた中心周波数におい てゼロであるように設計される。2つの利得ステージ(段)と他のフィルターは 、信号が全波検出器208に与えられる前に、信号を増幅し、更にろ波する。各 利得ステージは、約45dBの利得を有する。もし、他の装置がローカルステー ションからの送信と同じ時間中に、送信し、同じチャネルにあるなら、5MHz の正弦波の出力がパケットの開始に近いある点で第2の利得ステージ207の出 力に生成される。この応答は以下に説明されるように無線ヘッダーによって増大 される。 全波検出器208は、第2の利得ステージ207の出力に正弦波の振幅に比例 した電圧を生成して、包絡線検出器として動作する。全波検出器の出力は、アナ ログラッチ比較器によってサンプリングされる。検出された信号は、ライン21 0上のプリセット検出スレッショルドと比較される。もし、全波検出器の出力が 各々の決定間隔の終わりに生じる、ライン211上のストローブ信号のローから ハイへの移行中に検出スレッショルドより上にあると、論理1がラッチ比較器の 出力に現れる。もし、全ての決定間隔の間に、衝突検出回路がゼロであれば、衝 突は発生しない。 上述のように、無線ヘッダーは、衝突検出回路の動作を高めるために、各デー タパケットに付加される。図6は、好適な実施の形態による無線ヘッダーの基本 形状を示す。それは、非変調キャリアの第1のセグメントを含み、それにクロッ クの基準フィールドを与える14ビットセグメント251、非変調キャリアの第 3セグメント252、曖昧でないビットシーケンス253のためのUBSと呼ば れる第4のセグメント、及び非変調キャリア254の最終セグメントが続く。非 変調キャリアのセグメント250、252と254は、与えられた具現化のため には必要でない。 ヘッダーは、フィールド250における8ビットの非変調キャリアを有して、 スタートし、14ビットの交互に起きる1(チャネル中心周波数より2.5MH z上)とゼロ(チャネル中心周波数より2.5MHz下)が続く。これは、送信 する無線LANステーションにおける衝突検出回路が初期に決まることを可能に する2つの目的を果たし、受信する無線LANのための手段を与え、フイールド 253におけるUBSの個々のビットを回復する前に、クロック上にロックする 。フィールド252における非変調キャリアの短い2ビット期間が、受信ステー ションがUBSをデコードできるように、受信ステーションに対するフレームイ ンジケータの開始を与える。UBSの各シンボルは実際には16ビットの長さで ある。これは、UBSにおける各シンボルに対して1.6マイクロ秒を与え、エ コーが消えるようにし、且つ衝突検出回路のフィルターが決まるようにする。 全体のUBS240ビット(15シンボル)の長さであり、それは215の異な るUBSシンボルを可能にする。もし、UBSシンボルが“1”であれば、連続 した16個の1が送られることを留意すべきである。 最後に、プリアンブルは非変調キャリア254の期間で終わる。UBSが終わ る時間までに、衝突が検出されるか否かについての決定がなされる。 図7は、UBSシーケンスに基づく無線ヘッダーの動作を示す。図7において 第1のパケット(パケット1)を表す第1のトレース260が示されている。第 2のパケット(パケット2)を表す第1のトレース261が示されている。第3 のトレースは、2つのパケットの衝突によって生じた異なる周波数の相互変調積 を示す。 第1のトレース260において、UBSセグメントはフィールド263に示さ れている。同様に、第2のトレース261のUBSは実質的に同時に送信される パケットに対して同じフィールドにある。 トレース262上のセグメント264によって表されるシーケンスの第1の部 分の間に、パケット1とパケット2は同じ周波数を有し、異なる周波数の振幅は ゼロである。トレース262の第2のセグメント、即ち第1のパケットと第2の パケット間の周波数差は5MHzである。これは、パケット1において、UBS はセグメント265の第1の部分の間ハイであり、パケット2のUBSはローで あるために、生じる。セグメント265の第2の部分の間、パケット1のUBS はローであり、パケット2のUBSはハイである。これは、5MHz差の信号の 振幅がハイであるシーケンスを生成する。トレース262のセグメント266の 間、第1と第2のパケットの周波数は、等しく、両方ともハイである。従って、 セグメント266の間、差周波数はローである。セグメント267におけるシー ケンスの終わりに、パケット1がハイでありパケット2がローであるから、差周 波数は生成される。従って、衝突信号がパケットの開始後、或る点で短時間送信 されている信号と異なる差周波数を有している限り、回路は送信中の衝突を検出 する。こらは、送信機が異なる、通常関係のないデータシーケンスで基本的にF M変調されているので、パケットの主要部の間で自動的に起きる。しかし、CS MA/CD有線ネットワークにおいて全てのパケットに対して、終わるために通 常同じであるプリアンブルを待つ以外、できるだけ早く衝突を検知することが望 ましい。早期の検出は、UBS、各無線ステーション及びアクセス点に割り当て られ、各ステーションに対して異なるようにされた、疑似ランダムデータビット ストリーム(pseudo-random data bit stream)を用いることによって、本発明に おいて達成される。このビットストリームは、パケットの初期に衝突検出のため に可能であるようにパケットの開始において与えられる。これは、パケットの始 めの間の少なくとも一瞬に、UBSシーケンスはミスマッチとなり、相互変調積 が増強され、衝突を示すことを保証する。 図7に示されているように、2つの送信信号がUBSシーケンスの間、異なる 周波数を有している場合、多くのインターバルがある。前述のように、好適なシ ステムにおける送信機は、帯域を一定に保つために、GMSK変調を用いる。図 面は、搬送波の±2.5MHzを実質的に、瞬時に変える周波数を有する最小の シフトキーの送信信号を示す。実際に、ガウスのローパスフィルターの作用は、 GMSK信号を一周波数から他の周波数へ鋭いエッジがなく滑らかに変化させる 。この作用は、送信された信号が狭帯域であることを保証する。しかし、明瞭に するためい、鋭いエッジが図7において使用される。もし、信号が図7に示され るように配列されるなら、2つのUBSシーケンスがシーケンス中に偶然に整列 する僅かな可能性がある。この問題は、UBSパケットの終わりに非変調キャリ ア(図6のセグメント254)の短い間隔を送ることによって解決される。図8 において、第1のトレース270は、時間271に送信されるパケットを表す。 時間273に送信を始める第2のトレース272が示されている。2つのトレー ス270、271に対するUBSシーケンスの偶然の配列のために、周波数のミ スマッチは第1のパケットに対する点274でのUBSシーケンスの終わりまで 検出されない。搬送周波数でセットされるUBSの終わりにおける短い間隔27 5のために、2.5MHzの差周波数が検出される、周波数差のトレース277 に間隔276が生成される。 離間したソースからの送信間の衝突を検知しようとする無線環境において、衝 突検出回路は送信された信号のエコー間で他のソースからの実際に衝突する送信 を他のソースから識別することができなければならない。送信機は、特性のエコ ー整定時間を定める特性範囲を有する。好適な実施の形態において、この信号に 対するラウンドトリップ(round trip)はビット期間等のオーダーにあり、送信機 から送信された信号と異なる周波数である反射信号を生成する。これは、衝突パ ケットを識別することはできない。 本発明によると、エコーは、曖昧でないビッドシーケンスにおける各ビットの 期間を少なくとも数データのビット期間を長くするようにし、且つ衝突検出スト ローブのタイミングを制御することによって、扱われる。これは衝突が発生した が否かを決める前に送信機へ戻すために、システムがエコーに対して充分長く待 つことができるようにする。反射信号を生じる物体の効果的なレーダー断面ばか りでなく、ラウンドトリップに対する伝播路の損失を考慮して、50フィートの オーダーの範囲を有する無線システムに対して、100ナノ秒のオーダーの整定 時間はエコーが消えるのに充分である。この決定時間は、更に、例えばフィルタ ーの整定時間のような回路における要素の整定特性によって制限される。 図9は、エコー問題が扱われる方法を示す。図9において、UBS281を有 するトレース280上のパケットが送信される。エコーは一般に間隔283によ る時間的に遅らされてトレース282上に示されている。図からわかるように、 差周波数のトレース284は、差周波数が検出できる間隔285を生成する。 エコー間の衝突の検出は、パケット280のUSBにおけるシンボルの値を変 える直前に発生する間隔286、287、288及び289の間、衝突検出比較 器209をストローブすることによって、避けられる。従って、間隔286の間 のストローブは、間隔291の間に発生するエコーによる誤りの衝突読み取りを 避ける。同様に、間隔287の間のストローブは間隔291の間のエコーを避け る。間隔289中の決定は、間隔292中のエコーを避ける。決定間隔288に おけるようなUBSに周波数の変化がない場合、決定間隔288の後に示される エコー282によって生成される誤りの衝突信号はない。 要するに、衝突検出回路は、送信中にチャネルの中心周波数の何れかの側にお ける2.5MHzと5MHz間の周波数帯域にある全ての信号の存在を探す。従 って、衝突検出回路は、非常に単純である。この特徴において、妨害の間で、他 の無線ステーション、アクセス点或いはジャマー(jammer)の区別をすることがで きない。チャネルの中心周波数の非常に近い妨害信号があることが簡単にわかる 。これにより、ステーションは、それが妨害信号の性質を評価する場合に、受信 モードに戻る。 衝突検出回路内のフィルターの整定時間は、図9に示された決定間隔の長さお よび位置を最後に決める。図5に示されたガウスのバンドパスフィルターを用い て、フィルターに対しておよそ1.5から2マイクロ秒の整定時間が与えられ、 送信された周波数が変えられる各々の時間に検出の最小のスレッショルドレベル 以下に落ちる。整定時間は、大きな帯域幅のフィルターを用いることによって改 善される。しかし、上部帯域は、誤った警報を防ぐために、隣接チャネルからの 帯域信号外を適切に減衰ように、出来る限り低く保たれるべきである。好適な他 のフィルターは、優れたストップ帯域の減衰のある標準のガウスフィルターのよ うな殆ど良好なパルス応答を有する従来のガウスのバンドパスフィルターでよい 。最適なフィルターは、電力増幅FETのドレインから得られる差信号の予期さ れた形状と周波数、或いはディジタルの限られたインパルス応答(finite impul se response: FIR)フィルターのある形状を求める整合されたフィルターである 。 上述のように、無線プリアンブルは、送信中に衝突の検出を改善するためにあ る特性を必要とする。それは時間のある点で異なる2つの周波数を必要とし、ま た衝突検出の決定をする前にフィルターやエコーに対して充分な時間が決まるよ うにする必要がある。しかし、更なる特徴はプリアンブルに追加されてもよい。 従って、クロックの回復フィールド251を有するプリアンブルが与えられる。 上述のように、受信機は図10に示された衝突検出器も持っている。これは、 図1の無線ステーションWSTA1のような1つの無線ステーションがアクセス ポイント13に送信しており、一方図1の無線ステーションWASTA2のよう な第2の無線ステーションも送信する、所謂隠れたターミナル問題のために必要 である。従って、アクセス点13は衝突を検出することができる受信機を必要と する。 衝突は、エラーがアクセスポイントで検出されると、衝突が発生していると単 に仮定することによって、アクセスポイントで検知してもよい。これは、もし、 衝突信号は共に振幅が近いならば、うまく働く。しかし、妨害する信号は、無線 ネットワークの他の信号より振幅が非常に低い。更に、有効な信号であるかもし れない弱い信号が、低い大きさの信号は信号にエラーを生じない他の信号より大 きさが充分低くてもよい。 従って、同時に送信している無線ステーションにおいて衝突を検出するより感 度のよい手段が、−75dBm程度の低い信号と−40dBmの他の信号間の衝 突を検出するものものでさえも、開発されている。 図10は、上述のように、図4の受信機と共に使用するための衝突検出回路の 概略図を示す。図4において、ダウンコンバータ154は、信号をバンドパスフ ィルター159に供給する。図10において、このバンドパスフィルターは、受 信機の他の要素と同様に、図4に用いられたと同じ参照番号で示されている。こ れらの素子については再度説明しない。衝突検出器は増幅器351を与えるガウ スのバンドパスフィルター350を有する。増幅器351の出力は、352に接 続される。受信の衝突スレッショルド信号は、ライン353上でラッチ比較器3 52へ与えられる。ラッチ比較器352は、示されたようなSTROBE信号に よってストローブされると、受信された信号間の衝突を示す衝突検出信号をライ ン354上に生成する。 上述のように、受信信号強度指示器は、受信された信号の振幅に対数的に比例 した、ノード167上に電圧を生成する。全波検出器166と168の作用は、 非線形であり、同時に受信したとき、無線パケットのUBS部分によって生成さ れる差の周波数を含む相互変調積を生成する。 衝突信号が12dB程度異なっていると、2.5dB,5MHzの包絡線の変 化が合成信号上に現れる。2つの信号間の振幅の差が12dBより大きいと、こ の包絡線の変化は減少される。衝突検出回路は、弱い信号と強い信号が衝突して いる場合に、この低いレベルの5MHz包絡線の変動を選択的にろ波し、増幅す るために、用いられる。この方法において、既に受信機に組み込まれた回路は、 同時に送信された信号を検出するために、用いられる。しかし、他のシステムは 、5MHzのビート信号を感知するフィルターや検出器の分離セットに依存する かもしれない。受信機におけるSAWフィルターの作用は、隣接チャネルや非隣 接チャネルからの妨害を避ける。従って、単純なフィルターが5MHzの周波数 差信号を抽出することができる。 受信衝突検出回路は、隠れたターミナルが可能である環境において必要なだけ である。システムはネットワークにおける全ての可能な送信機が他からの信号を 受信することを保証する場合、送信の衝突検出システムのみで充分である。 図11−図18を参照すると、本発明の衝突検出プロセスに関する詳細が示さ れている。図11−図14は、生成する相互変調積に基づいて、衝突を検出する 方法に関する。図15−図17は、受信の衝突検出原理、及び受信された衝突を 検出するための回路の詳細な具現化を扱っている。 図11は、送信機の出力アンテナを駆動する増幅ステージにおけるパワーME SFETのドレインを介して衝突を検出する方法を示す。従って、回路は、パワ ーMESFETB1を含み、そのソースは接地され、またそのドレインは出力整 合ネットワーク400に接続されている。MESFETB1のゲートは、入力整 合ネットワーク401に接続されている。この入力整合ネットワーク401は、 図11に等価回路402によって表されている増幅器の駆動ステージによって駆 動される。 出力整合ネットワーク400は、等価回路404によって表されているアンテ ナからライン403へ接続されている。 また、出力整合ネットワーク400は、MESFETB1とバイパスキャパシ タCBYPが接続されているノード405間に接続される。バイパスキャパシタCB YP は、約10−100ピコファラッドの値を有していて、約2.4GHzでAC 接地をもたらす。相互変調(IMD)積は、電源VDDからの電流IDDにおいて、 MESFETB1のドレインからのノード405において生成される。 図11からわかるように、駆動ステージの等価回路402は、整合した50Ω の回路にいて、電源VDRV及び約50Ωの抵抗RDRVを有する。入力整合ネットワ ーク401は、抵抗RDRVとノード406間に接続されたキャパシタC1を含む 。キャパシタC2は、ノード406と接地間に接続されている。インダクタL1 はノード406とMESFETB1のゲートに接続されている。また、抵抗R1 は、MESFETB1のゲートと接地間に接続されている。 出力整合ネットワーク400は、MESFETB1のドレインとノード405 間に接続されたインダクタL2を有する。また、出力整合ネットワーク400は 、MESFETB1のドレインとノード403間に接続されたキャパシタC3を 有する。アンテナ404の等価回路は、50オームの抵抗RANTと電源VANTを有 していて、駆動ステージの等価回路と整合する。 MESFETB1のドレインノードは図12と図13に関して示されているよ うにミッキシング動作をする。図12はアンテナの両端の電圧VAに対する等価 回路を示す。この等価回路は、電流源IDと時間と共に変化するインピーダンス を含む。アンテナの等価回路は50オームの抵抗と電源VANTを含んでいる。こ の等価回路は、また図12に示されているように、電流源ID、インピーダンス ZouT(t)を含む等価回路、並びにVAと接地間に接続された50オームの抵抗 、及び電流源VANT/50 に基づいたアンテナの等価回路によって、表されること もできる。電圧VAは図12に示されるように式1で計算される。 図13は、両信号が殆ど同じ周波数である等価回路の動作結果を簡単に示す。 図13において、第1のグラフは周期的な信号としての電圧VANTを示す。第2 のグラフは整流された信号としての電流を示す。また、図13において、インピ ーダンスZOUT(t)はオフセットの矩形波として示されている。式1がVAを計 算するためい与えられると、図13の波形419が生成される。インピーダンス ZOUT(t)が高いと、VAは、図13に示されるように、拡大された形状を有す る。逆に、インピーダンスZOUT(t)が低いと、減衰された形状が得られる。従 って、波形VAは、駆動MESFETのドレインにおけるミキシング作用によっ て用いられる相互変調積を含む。 非線形ミキサーを用いて相互変調積を生成するための他の設計が図14に示さ れている。図14の回路において、アップコンバータからの送信信号がライン4 50上に与えられる。その信号は、電力増幅器451を介してノード452へ供 給される。また、ノード452は、高インピーダンスのトランス455へ接続さ れる。高インピーダンスのトランス455の出力側は、バイアス電圧VBIASを有 する中央でタップされる。トランス455の第1の側はFETB1のゲートに接 続され、一方、トランス455の第2の側はFETB2のゲートに接続される。 FETB1とFETB2のソースは、電流源456に共に接続される。FETB 1とFETB2のドレインは、電源VDDに接続される。FETB1とFETB2 の共通のソースノードに、全波整流信号VAが生成される。この信号は+VOUTと してのライン457上に抵抗R1を介して供給される。キャパシタC1はライン 457と接地間に接続される。 基準電圧は、ノードVBに接続されたソースおよびバイアス電圧VBIASに接続 されたゲートを有するFETB3とFETB4によって生成される。FETB3 とFETB4のドレインは、電源VDDに接続される。FETB3とFETB4の 共通のソースにあるノードVBは、抵抗R2を介して−VOUT信号としてのライン 458へ接続される。キャパシタC2は、ライン458と接地間に接続される。 また、電流源459はノードVBと接地間に接続される。図14の回路は、モノ リシックなマイクロ波集積回路上に具現化するのに特に適している。共通のソー スのFETB1とFETB2によって与えられる非線形ミキシング作用は、上述 のように、衝突検出に必要な信号VAに相互変調積を生成する。 図15乃至図18は、受信機の衝突検出プロセスを示す。図15において、き 基本原理が示されている。受信信号は、アンテナ500において検出され、低雑 音増幅器(LNA)501を介してミキサー502へ供給される。局部発振器503 は、ミキサー502において、アンテナから受信された信号と混合される。その 結果、信号は、中間周波バンドパスフィルター504を介して中間周波増幅器5 05へ供給される。線形波形が増幅器505の出力に生成され、ライン506を 介して受信機の残りに結合される。相互変調積が、増幅器505の出力において 非線形回路素子507をとおして線形波形を供給することによって生成される。 この非線形回路素子507の出力は、ライン508上に相互変調積を有し、その 相互変調積は、受信機において衝突検出信号を生成するために、ローパスフィル ターと検出回路をとおして供給される。 図16乃至図18は、図10の受信機の衝突回路において用いられる、増幅器 162と全波検出器168のような、増幅器と全波検出器の好適な実施の形態を 示す。従って、増幅器162のような、中間周波増幅器は、図16に示されてい るような4つのステージの回路を含む。それは、ライン600と601上のバラ ンスした2つのライン信号として中間周波数(IF)入力を受信する。ライン600 と601は、それぞれキャパシタC1とC2を介して、第1の制限増幅器603 へ接続される。制限増幅器603の出力は、ツルー・アンド・コンプリメント・ ージョンを含み、キャパシタC3とC4を介して第2の制限増幅器604にAC 結合される。同様に、制限増幅器604は、AC結合するキャパシタC5とC6 を介して制限増幅器605への入力を駆動する。増幅器605の出力は、キャパ シタC7とC8を介して制限増幅器606の入力にAC結合される。増幅器60 6の出力は、キャパシタC9とC10を介して、ライン607と608上の増幅 器の出力段(ステージ)にAC結合される。増幅器の出力段の一つに対する回路 の概要は図17に示されている。 全波検出器は、乗算器MULT1、MULT2、MULT3およびMULT4 から成っている。第1の乗算器MULT1は、入力として、第1の増幅器603 の入力に供給された信号と第1の増幅器603の出力において供給された信号を 受信する。ライン609と610上の乗算器の出力端子上の信号は、トレース6 11に示された形状を有する。 第2の乗算器MULT2は、第2の増幅器604の入力および第2の増幅器6 04の出力に結合された入力を有する。第2の乗算器MULT2の出力は、ライ ン609と610に接続され、トレース612に示された形状を有する信号を生 成する。乗算器MULT3は、第3の増幅器605の入力および出力に結合され 、ライン609と610に結合された出力を有する。第3の乗算器MULT3の 出力は、トレース613に示された形状を有する。最後に、第4の乗算器MUL T4は第4の増幅器606の両端に接続されている。その出力は、ライン609 と610に結合され、トレース614に示された形状を有する信号を生成する。 衝突検出比較器への入力は、ライン609と610に接続されたライン615と 616上に与えられる。ライン615は、抵抗器R3とR1を介して電源VCCに 接続される。同様に、ライン616は、抵抗器R4とR2を介して電源Vccに接 続される。抵抗器R3とR1間のノードにおいて、受信信号強度指示RSSIの 出力がライン617に与えられる。同様に、抵抗器R4とR2間のノードにおい て、受信信号強度指示RSSIの出力がライン618に与えられる。キャパシタ CFILTERがライン617と618間に接続される。 図17は、図16の回路において増幅器603−606として用いられること ができる制限増幅器の概要図である。増幅器への入力は、乗算器への入力として のトランジスタQ1とQ2のベースにおいてライン650と651へ与えられる 。ライン650と651の入力端子は、ぞれぞれ抵抗R8とR9を介してノード 6 58にあるバイアス電位VBIAS3に接続されている。トランジスタQ1と2のエ ミッタは、それぞれ抵抗R3とR4を介してノード652へ接続されている。ノ ード652は、電流源トランジスタQ8と抵抗R6を介して接地されている。電 流源トランジスタQ8はライン653でバイアス電位VBIAS2に接続されるベー スを有している。 トランジスタQ1のコレクタは、ライン654で乗算器のマイナス出力(−M ULT)を与え、トランジスタQ2のコレクタはライン655で乗算器のプラス 出力(+MULT)を与える。 トランジスタQ1のコレクタは、トランジスタQ3のエミッタへ接続され、ト ランジスタQ3のコレクタは、抵抗R1を介して電源VCCへ接続される。トラン ジスタQ3のベースは、バイアス電位VBIAS1に接続されている。トランジスタ Q2のコレクタは、トランジスタQ4のエミッタへ接続され、トランジスタQ4 のコレクタは、抵抗R2を介して電源Vccへ接続される。トランジスタQ4のベ ースは、バイアス電位VBIAS1に接続されている。 増幅器のマイナス出力(−OUT)は、トランジスタQ3のコレクタに接続さ れているベースとマイナス出力を与えるライン656に接続されるエミッタを有 するエミッタフォロアートランジスタQ5を介して与えられる。プラスの出力( +OUT)は、トランジスタQ4のコレクタに接続されているベースとライン6 57に接続されるエミッタを有するエミッタフォロアートランジスタQ6を介し て与えられる。トランジスタQ5のコレクタとトランジスタQ6のコレクタは、 抵抗R10とR11を介して電源Vccにそれぞれ接続されている。 トランジスタQ5とQ6のエミッタは、電流源トランジスタQ7とQ9にそれ ぞれ接続されている。トランジスタQ7のエミッタは、抵抗R5を介して接地さ れている。トランジスタQ7のベースは、ライン653でバイアス電位VBIAS2 に接続されている。同様に、トランジスタQ9のエミッタは、抵抗R7を介して 接地され、トランジスタQ9のベースは、バイアス電位VBIAS2に接続されてい る。 図16において乗算器MULT4のような、全波検出器として用いられた乗算 器が図18に示されている。この回路は、ノード670に接続されたエミッタを 有するトランジスタQ1とQ2から成っており、ノード670はトランジスタQ 5のコレクタに接続されている。トランジスタQ5のエミッタは、ノード671 に接続されている。ノード671は、電流源トランジスタQ7のコレクタに接続 れ、トランジスタQ7のエミッタは、抵抗R1を介して接地されている。トラン ジスタQ7のベースは、バイアス電位VBIAS2に接続されている。また、トラン ジスタQ3とQ4からなるエミッタ結合対も含まれる。トランジスタQ3とQ4 のエミッタは、ノード672に接続されている。ノード672は、トランジスタ Q6のコレクタに接続されている。トランジスタQ6のエミッタはノード671 に接続されている。増幅器への入力(+IN、−IN)は、エミッタ結合対の第 1のステージ(Q5、Q6)に接続されている。正の乗算器入力(+MULT) がトランジスタQ1とQ4のベースにライン655に与えられる。負の乗算器入 力(−MULT)がトランジスタQ2とQ3のベースにライン654に与えられ る。 乗算器の出力は、マイナス合計(−SUM)ライン609とプラス合計(+S UM)ライン610で抵抗R1とR4、及びキャパシタCFILTERから成る、図1 6に示された付加へ接続される。 要約すると、本発明は、無線ネットワークにおける受信機と送信機のための衝 突検出システムを提供する。衝突検出によって、最大のネットワークスループッ トを与える無線環境において、衝突検出プロトコルによって全波多重アクセスの 実現が可能になる。更に、システムは、実現するのが比較的簡単で、感度がよく 、堅牢である。 本発明の好適な実施の形態についての上記の説明は、例示のためになされた。 本発明を開示された形状に限定することを意図するものではない。多くの変形や 変更がこの分野の通常の知識を有するものには明らかであろう。本発明の範囲は 特許請求の範囲およびその均等物によって定められるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポーデル アレン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94301 パロ アルト ハーカー アベニ ュー 1351 (72)発明者 フィッシャー ディヴィッド エイ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94025 メンロ パーク サンタ クルー ズ アベニュー 1465 (72)発明者 ラマチャンドラン ラヴィ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95131 サン ホセ ファーン パイン コート 1640 【要約の続き】 隔を有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.無線通信チャネルにおけるデータ送信間の衝突を検出する無線通信チャネル 用の装置であって、 ステーションにおける衝突するデータ送信の混合積を検出する検出器と、 前記検出器に接続され、前記混合積の特性に基づいてデータ送信間の衝突を表 示する信号処理資源を有する装置。 2.前記データ送信は、中心周波数を有する周波数変調されたキャリア、第1の データ値を表す中心周波数より下の低い周波数、及び第2のデータ値を表す中心 周波数より上の高い周波数を有し、且つ信号処理資源は、前記低い周波数と高い 周波数間の差に基づく混合積に応答することを特徴とする請求1に記載の装置。 3.前記ステーションは、送信機を含み、前記送信機は、相互変調積を生成する 衝突信号への非線形応答を有する増幅器を含み、且つ前記検出器は、衝突するデ ータ送信の相互変調積特性を信号処理資源へ通過する、送信機に結合したフィル ターを有することを特徴とする請求項1に記載の装置。 4.前記信号処理資源は、前記フィルターによって通過された相互変調積の振幅 に応答して衝突検出信号を発生する回路を有することを特徴とする請求項3に記 載の装置。 5.前記データ送信は、名目上の中心周波数を有する周波数変調されたキャリア 、第1のデータ値を表す名目上の中心周波数より下の低い周波数、及び第2のデ ータ値を表す名目上の中心周波数より上の高い周波数を有し、且つフィルターに より通過された相互変調積は、前記低い周波数と高い周波数間の差に基づかれて いることを特徴とする請求4に記載の装置。 6.前記ステーションは、受信機を有し、且つ前記検出器は、前記受信機に結合 され、相互変調積を生成する非線形装置と、衝突するデータ送信の相互変調積特 性を前記信号処理資源へ通過する、前記非線形データ送信に結合されたフィルタ ーを有することを特徴とする請求項1に記載の装置。 7.前記信号処理資源は、前記フィルターによって通過された相互変調積の振幅 に応答して、衝突検出信号を発生する回路を有することを特徴とする請求項6に 記載の装置。 8.前記データ送信は、名目上の中心周波数を有する周波数変調されたキャリア 、第1のデータ値を表す名目上の中心周波数より下の低い周波数、及び第2のデ ータ値を表す名目上の中心周波数より上の高い周波数を有し、且つフィルターに より通過された相互変調積は、前記低い周波数と高い周波数間の差に基づかれて いることを特徴とする請求7に記載の装置。 9.ネットワークにおける無線リンク用のステーションであって、 前記ステーションからのデータ送信を与える送信機と、 前記送信機に結合され、前記ステーションからのデータ送信と、送信中に受信 された他のソースからのデータ送信間の衝突を検出する送信の衝突検出器と、 他のソースからのデータ送信を受信する受信機と、 前記受信器に結合され、ステーションにおいて他のソースらのデータ送信間の 衝突を検出する受信衝突検出器、 を有するステーション。 10.前記送信機は、衝突するデータ送信の相互変調積特性を生成する非線形装置 を含み、且つ前記送信衝突検出器は前記相互変調積に応答することを特徴とする 請求項9に記載のステーション。 11.前記送信機は、衝突における相互変調積を生成するコレクタ或いはドレイン 回路、又は衝突するデータ送信のドレイン回路特性を有するトランジスタを含み 、 且つ送信の衝突検出器が前記相互変調積に応答することを特徴とする請求項9に 記載のステーション。 12.前記送信機は、データ送信を駆動する増幅器と、 送信のためのデータパケットを受信する入力と、 ヘッダーを前記データパケットに加え、前記ヘッダーは前記送信衝突検出器と 受信衝突検出器によって監視され、且つ前記ヘッダーとデータパケットに応答し て、データ送信信号を前記増幅器へ供給する前記入力に結合され資源、 を有することを特徴とする請求項9に記載のステーション。 13.前記ヘッダーは、無線リンクにおいて他の送信機に割り当てられたシーケン スと異なるように意図された、送信機に割り当てられたシーケンスを含み、その 結果、前記シーケンスの送信中に生じる衝突は、不整合が衝突信号とデータ送信 間に生じる間隔を有することを特徴とする請求項12に記載の装置。 14.データ送信は、単一ビットが送信されるビット期間を有し、及び前記送信機 は、特性の整定時間を有し、且つ前記ヘッダーは一連シンボルを有し、各シンボ ルは、データ値を有し、前記整定時間より長い複数のビット期間を続けることを 特徴とする請求項第13に記載のステーション。 15.前記ヘッダーは、更に、クロックの基準フィールド有することを特徴とする 請求項14に記載のステーション。 16.前記送信衝突検出器は、衝突するデータ送信の相互変調積を前記信号処理資 源へ通過する、送信機に結合されたフィルター、及び前記受信衝突検出器は、衝 突するデータ送信の相互変調積を前記信号処理資源へ通過する、送信機に結合さ れたフィルターを有することを特徴とする請求項9に記載のステーション。 17.前記信号処理資源は、送信及び受信の衝突検出器においてフィルターによっ て通過された相互変調積の振幅に応答して衝突検出信号を発生する回路を有する ことを特徴とする請求項16に記載のステーション。 18.前記データ送信は、名目上の中心周波数を有する周波数変調されたキャリア 、第1のデータ値を表す名目上の中心周波数より下の低い周波数、及び第2のデ ータ値を表す名目上の中心周波数より上の高い周波数を有し、且つフィルターに より通過された相互変調積は、前記低い周波数と高い周波数間の差に基づかれて いることを特徴とする請求17に記載の装置。 19.ネットワークにおける無線リンク用のステーションであって、 データ送信信号に応答してデータ送信を与えるために結合された増幅器を含む 送信機と、 送信のためにディジタルデータパケットを受信する入力と、 データ送信信号を、前記ヘッダーとディジタルデータパケットに応答して変調 されたキャリア周波数を含む増幅器へ供給する、入力と結合された周波数変調回 路と、 送信機と結合され、前記増幅器からのデータ送信と送信中に受信された他のソ ースからの信号の混合積を検出する送信衝突検出器と、 受信機と、 送信衝突検出器に結合され、前記混合積の特性に基づいて、データ送信間の衝 突を含む信号処理資源、 を含むことを特徴とするステーション。 20.前記周波数変調回路は、ガウスの最小シフトキーイング(GMSK)変調を 生成することを特徴とする請求項19に記載のステーション。 21.前記データ送信信号は、名目上の中心周波数を有するキャリア、第1のデー タ値を表す名目上の中心周波数より下の低い周波数、及び第2のデータ値を表す 名目上の中心周波数より上の高い周波数を有し、且つ検出器により検出された混 合積は、前記低い周波数と高い周波数間の差に基づかれていることを特徴とする 請求17に記載の装置。 22.前記送信衝突検出器は、前記混合積を通過する、送信機における増幅器に結 合されたフィルターを有し、 前記信号処理資源は、前記フィルターにより通過された混合積の振幅に応答し て、衝突検出信号を発生する回路を有することを特徴とする請求項19に記載の ステーション。 23.他のソースから受信したデータ送信の相互変調積を生成する非線形装置、及 び受信機に結合され、他のソースからのデータ送信間の衝突の相互変調積特性を 検出する受信衝突検出器を有し、前記受信衝突検出器は、 前記相互変調積を通過する、受信機における非線形装置に結合されたフィルタ ーを有し、 前記信号処理資源は、前記フィルターにより通過された相互変調積の振幅に応 答して、衝突検出信号を発生する回路、 を有することを特徴とするステーション。 24.前記ヘッダーは、前記検出器によって検出された混合積を増大する特性を有 するシーケンスを有することを特徴とする請求項19に記載のステーション。 25.前記ヘッダーは、無線リンクにおける他のステーションに割り当てられたシ ーケンスと異なるように意図されたステーションに割り当てられたシーケンスを 有し、その結果、シーケンスの送信中に発生する衝突は、不整合が衝突する信号 とデータ送信間に発生する間隔を有することを特徴とする請求項24に記載のス テーション。 26.前記データ送信は、単一のビットが送信されるビット期間を有し、前記ステ ーションは、特性の整定時間を有し、且つ前記ヘッダーは、シンボルのシーケン スを有し、各シンボルは、データ値を有し、及び前記整定時間より長い複数のビ ット期間を続けることを特徴とする請求項25に記載のステーション。 27.前記ヘッダーは、更にクロックの基準フィールドを有することを特徴とする 請求項26に記載のステーション。 28.衝突検出のあるキャリア感知多重アクセスを動作させるネットワークの無線 リンク上のステーションにおいて、衝突を検出する方法であって、 衝突検出のあるキャリア感知多重アクセス(CSMA/CD)プロトコルは、 エコーによる妨害に耐えるシーケンスを有する無線リンク上に、送信されるべ きデータパケットにヘッダーを与えるステップと、 ステーションによる送信と他のソースからの信号間でステーションにおいて混 合積を生成するステップと、 データ送信間の衝突を検出するために、前記混合積を処理するステップ、 を有することを特徴とする方法。 29.前記ヘッダーは、無線リンクにおける他のステーションに割り当てられたシ ーケンスと異なるように意図されたステーションに割り当てられたシーケンスを 有し、その結果、シーケンスの送信中に発生する衝突は、不整合が衝突する信号 とデータ送信間に発生する間隔を有することを特徴とする請求項28に記載の方 法。 30.前記データ送信は、単一のビットが送信されるビット期間を有し、前記ステ ーションは、特性を決める時間を有し、且つ前記ヘッダーは、シンボルのシーケ ンスを有し、各シンボルは、データ値を有し、及び前記決定時間より長い複数の ビット期間を続けることを特徴とする請求項29に記載の方法。 31.前記ヘッダーは、更にクロックの基準フィールドを有することを特徴とする 請求項30に記載の方法。 32.前記データ送信は、名目上の中心周波数を有するキャリア、第1のデータ値 を表す名目上の中心周波数より下の低い周波数、及び第2のデータ値を表す名目 上の中心周波数より上の高い周波数を有し、且つ生成された混合積は、前記低い 周波数と高い周波数間の差に基づかれていることを特徴とする請求28に記載の 方法。 33.前記生成するステップは、混合積を通過するあために、ステーションにおい て信号をろ波するステップを有し、且つ 前記処理するステップは、前記ろ波するステップによって通過した混合積の振 幅に応答して、衝突検出信号を発生するステップを有することを特徴とする請求 項32に記載の方法。
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