JP2011055360A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】特に低デューティ比の無線信号を送受信する際の符号間干渉を効果的に低減することが可能なシステムを提案する。
【解決手段】デューティ比が0.5未満の無線信号を端末装置間で送受信する無線通信システムにおいて、受信側の端末装置2へ送信するフレームデータの符号間干渉を、当該フレームのコード、その前フレーム及び/又はその後フレームのコード、各フレームのスロット分割数、信号のパス数に基づいて検出し、その検出結果に基づいて符号間干渉を抑制するように制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、端末装置間で無線信号を送受信する無線通信システムに関し、特に低デューティ比の無線信号を送受信する際の符号間干渉を低減する上で好適な無線通信システムに関する。
近年、広帯域な信号を高品質に伝送するための一手法として、ミリ波帯を利用した広帯域伝送が注目されている。特にミリ波帯(例えば60GHz)の電波は、波長が短いことから機器の小型化が可能であるのに加え、吸収減衰が大きいため、遠くまで到達せず干渉が起こりにくいという物理的性質を有している。このため、大容量伝送かつ低コストを実現する無線システムとして多様な利用形態が期待されている。
このような無線通信システムでは、一の端末装置から送信された無線信号が壁や天井等を反射して他の端末装置により受信される場合もある。特に無線信号が壁や天井を複数回に亘って反射した上で他の端末装置により受信される場合もある。即ち、一の端末装置から他の端末装置への伝搬路は、いわゆるマルチパス(多重伝搬路)等に基づく符号間干渉が生じ、伝送品質が劣化し、ひいてはデータ誤り発生の原因ともなり得る。従って、これら無線通信システムを設計する際には、この符号間干渉を極力抑制できるようなモデル化が必要となる。
また、このミリ波広帯域伝送に加え、特に近年ではCDMA(Code Division Multiple Access)や、UWB(Ultra Wide Band)システムにおいても、この符号間干渉に基づく伝送品質の劣化防止の要請が高まっていた。このため従来においては、この無線通信時において生じるマルチパスに基づく符号間干渉を防止する技術が提案されている(例えば、特許文献1、2参照。)
特開2009−171564号公報 特開2005−12822号公報
しかしながら、上述した特許文献1、2の開示技術は、何れもデューティ比が0.5未満のいわゆる低デューティサイクルの無線信号を送受信する場合における符号間干渉を防止する技術ではない。また従来において、かかる低デューティサイクルの無線信号の符号間干渉を防止する技術は特段提案されていないのが現状であった。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、特に低デューティ比の無線信号を送受信する際の符号間干渉を効果的に低減することが可能な無線通信システムを提案することにある。
本発明に係る無線通信システムは、上述した課題を解決するために、デューティ比が0.5未満の無線信号を端末装置間で送受信する無線通信システムにおいて、受信側の端末装置へ送信するフレームデータの符号間干渉を、当該フレームのコード、その前フレーム及び/又はその後フレームのコード、各フレームのスロット分割数、信号のパス数に基づいて検出し、その検出結果に基づいて符号間干渉を抑制するように制御することを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、互いに時間的に隣接する受信パルス間において大きな符号間干渉が生じるのを防止することが可能となる。
本発明を適用した無線通信システムのシステム構成を示す図である。 端末装置のブロック構成図である。 低デューティ比のパルス信号を示す図である。 実際に送信側の端末装置から受信側の端末装置に対してパルス信号を送信する従来例を示す図である。 本発明よるパルス送信を実現した例を示す図である。 本発明の具体的な処理について説明するための図である。 本発明の具体的な処理について説明するための他の図である。
以下、本発明の実施の形態として、低デューティ比の無線信号を送受信する無線通信システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した無線通信システム1のシステム構成を示している。この無線通信システム1は、デューティ比が0.5未満の無線信号を端末装置間で送受信するシステムである。この無線通信システム1では、一の端末装置2aと、他の端末装置2bとの間で互いに電波を送受信することにより双方向で無線通信するシステムである。この無線通信システム1は、ミリメートルオーダーの波長からなる無線信号を送受信する場合を想定しているが、本発明はこれに限定されることはないことは勿論である。
図2は、このような無線通信に必要な信号を生成するとともに、相手側から送られてきた信号を検出する端末装置2のブロック構成を示している。
端末装置2は、パルス信号を生成するパルス生成部21と、このパルス生成部21に接続されてなるとともに、パルス生成部21により生成されたパルス信号が送られてくるパルスシェーピング部22と、パルスシェーピング部22から出力されるパルス信号につき後述する基準信号に基づいて周波数変換を施すためのミキサ回路24と、基準信号を生成するための局部発信器23と、ミキサ回路24において周波数変換された信号につき通過帯域を制限するためのフィルタ25と、このフィルタ25に接続された第1のアンプ26と、この第1のアンプ26に接続された切替回路51と、切替回路51に接続されたアンテナ27とを備えている。また、この端末装置2は、切替回路51に接続されたフィルタ32と、フィルタ32から出力された信号につき、高周波信号処理を施す低雑音増幅器(LNA)33と、このLNA33並びに局部発振器23に接続されてなるミキサ回路52と、このミキサ回路52に対してそれぞれフィルタ41、第2のアンプ43、ADC45が順次接続されてなり、さらにこのADC45には信号検出部47が接続されている。
切替回路51は、他の端末装置2に対して信号を送信する際において、第1のアンプ26とアンテナ27とが接続されるように切替処理を実行する。またこの切替回路51は、他の端末装置2からの信号を受信する際において、アンテナ27とフィルタ32とが接続されるように切替処理を実行する。
パルス生成部21は、ある時間幅をもったパルス信号を生成する。実際にこのパルス信号を生成する場合において、パルス生成部21は、互いにほぼ等振幅で構成されるパルス信号を所定間隔で並べたパルス列を順次生成していくことになる。このパルス生成部21により生成されたパルス信号は、そのままパルスシェーピング部22へと送信されることになる。
パルスシェーピング部22は、パルス生成部21から送信されてきた拡散系列のパルス列を構成する各パルス信号につき所定のシェーピング処理を施す。
局部発振器23は、変調用の基準信号を生成する。この局部発振器23によって生成される基準信号の局部発振周波数は、この局部発信器23内において可変となるように構成されていてもよい。また、この局部発信器23は、発生すべき局部発振周波数につき、図示しないPLL回路等に基づいて増強され、減衰されるように制御可能とされていてもよい。
ミキサ回路24は、パルスシェーピング部22においてシェーピング処理が施された各パルス信号を、局部発信器23により送出されてきた基準信号に基づいて周波数変換する。このミキサ回路24は、この周波数変換された信号をフィルタ25へ出力する。
フィルタ25は、ミキサ回路24から出力されてきた信号につき、所望の帯域のみ通過させるととともに、不要な帯域をカットする。このときフィルタ25は、ミキサ回路24における周波数変換時において発生した不要な周波数成分を除去することができるように通過帯域が設定されていてもよい。このフィルタ25を通過した帯域成分からなる信号は、そのまま第1のアンプ26へと出力されることになる。
第1のアンプ26は、このフィルタ25から出力されてきた信号を増幅する。このとき第1のアンプ26は、さらに帯域内で周波数特性がフラットになるように補正するようにしてもよい。
アンテナ27は、第1のアンプ26により増幅された信号につき、電磁的な電波に変換し、これを空中に放射する。アンテナ27は、相手側から送信されてきた電波を受信する。
フィルタ32は、アンテナ27により受信した電波につき所定の帯域外の信号を除去する。即ち、端末装置2間で電波が送られる過程において、所望の信号以外の信号が重畳される場合もあることから、かかる信号をこのフィルタ32において精度よく除去する。
LNA33は、アンテナ27により受信され、フィルタ32を介して送られてきた信号につき、低雑音増幅する。LNA33により低雑音増幅された信号は、接続されたミキサ回路52にそれぞれ供給されることになる。
局部発振器23は、ベースバンドの基準信号としての同相信号(I信号)及び直交信号(Q信号)を生成する。この局部発振器23は、生成したI信号、Q信号をそれぞれミキサ回路52へ出力する。
ミキサ回路52は、LNA33から送信されてきた信号につき、局部発振器23より出力されてきたI信号、Q信号に基づいて復調する。
フィルタ41は、ミキサ回路52によりそれぞれ復調が施された信号につき、所定の波形成分のみを通過させる。
第2のアンプ43は、フィルタ41により帯域制限された信号を増幅し、これをADC45へ送出する。
ADC45は、第2のアンプ43から送出されてきたアナログベースバンドの信号をサンプリングしてデジタル信号化し、このデジタル化された信号を信号検出部47へ送信する。
信号検出部47は、ADC45からそれぞれ送信されてきた信号を検出する。
次に、本発明を適用した無線通信システム1において、実際に無線信号を送受信する方法につき、図面を参照しながら詳細に説明をする。
先ず、パルス生成部21は、所定の通信方式の下でパルス信号からなるパルス列を生成する。このとき、生成するパルス信号は、デューティ比が0.5未満のものとする。この生成されたパルス信号は、パルスシェーピング部22においてシェーピング処理が施される。また、このパルス列は、ミキサ回路24において、局部発振周波数に基づく高周波成分により変調される。
このような構成からなる信号は、フィルタ25において不要な周波数成分が除去され、第1のアンプ26により増幅される。この第1のアンプ26では、入力された信号を増幅する。この第1のアンプ26から出力された信号は、アンテナ27により電磁的な電波に変換されて空気中に放射される。この空気中に放射された電波は、送信先の端末装置2におけるアンテナ27により受信され電気的な信号に再変換されることになる。そして、この受信した信号は、LNA33により低雑音増幅されてノイズと見分けがつくように調整された上でミキサ回路52にそれぞれ供給される。
ミキサ回路52に送られてきた信号は、I信号、Q信号に基づいて直交変調されてさらにフィルタ41を通過することにより、これに重畳されていた不要な成分が除去されることになる。最後にこれら信号はADC45によりアナログ−デジタル変換された上で信号検出部47へと送信されることになる。
信号検出部47は、このADC45より送信されてきた信号を検出し、これを解析する。この信号検出部47における実際の検出処理は、送信されてきた信号を所定時間に亘って取り込み、この所定時間単位で取り込んだ信号に対して、より詳細なパルス信号の解析をかけていく。即ち、この信号検出部47は、所定時間長で構成される検出窓を介して、パルス列を監視し、これを検出するのと同等の処理を行っている。検出窓には、他の端末装置2から送られてきた信号が時系列的に入力されてくることになる。信号検出部47は、この入力されてきた信号を検出窓を介して順次検出し、これを解析していくことになる。
なお、本発明を適用した無線通信システム1では、受信側の端末装置2へ送信するフレームデータの符号間干渉を、当該フレームのコード、その前フレーム及び/又はその後フレームのコード、各フレームのスロット分割数、信号のパス数に基づいて検出し、その検出結果に基づいて符号間干渉を抑制するように制御する。具体的な符号間干渉の検出方法について説明をする。
図3は、低デューティ比のパルス信号を示している。1シンボルの長さがTであり、この1シンボルを構成するフレームの数をNとし、1フレームの幅をTとする。また、1フレームを構成するスロット分割数をNとし、さらにNにスロット分割された一分割単位における幅をTとする。
図3(a)は、低デューティ比の送信信号の単パルスの繰り返しであり、そのシンボルのTH(Time Hopping)コードは、{0、0、0、0、0、0、0}である。これに対して、また図3(b)は、低デューティ比の送信信号の例であり、そのシンボルのTHコードは、{0、1、1、2、1、0、2}である。なおこの例の場合、N=3、N=7である。
また図4は、実際に送信側の端末装置2から受信側の端末装置2に対してパルス信号を送信する従来例を示している。Tx信号は、送信側を、またRx信号は受信側の信号を示している。Tx信号としては、1フレーム毎に生成されたT1〜T5のパルスにより構成されるものとする。このT1〜T5のパルスが受信側の端末装置2へと送信されると、マルチパス等により、受信側において遅れが生じる。即ち、送信側のパルスT1は、受信側においてマルチパスによりt1_1〜t1_3に、また送信側のパルスT2は、受信側においてマルチパスによりt2_1〜t2_3に、送信側のパルスT3は、受信側においてマルチパスによりt3_1〜t3_3に、送信側のパルスT4は、受信側においてマルチパスによりt4_1〜t4_3に、送信側のパルスT5は、受信側においてマルチパスによりt5_1〜t5_3になる。
この図4において、1のNに対するNは2であり、またマルチパスの最大スプレッドT=3Tである。総マルチパスL=(T/T)=3である。
パルスT1を例に挙げた場合、受信信号のt1_1〜t1_3におけるパスt1_1の符号間干渉は、その前のパルス信号との間で生じており、またパスt1_2〜t1_3に関しては何ら符号間干渉は生じていない。またパルスT2を例に挙げた場合、受信信号のt2_1〜t2_3におけるパスt2_1については何ら符号間干渉は生じていないが、パスt2_2〜t2_3に関しては、その後段のパルスT3に基づくパスt3_1〜t3_2との間で符号間干渉が生じる。即ち、この図4の例では、パルスT2の受信信号と、パルスT3の受信信号との間で大きな符号間干渉が生じているのが分かる。
これに対して、本発明によれば、後述するように、当該フレームのコード、その前フレーム及び/又はその後フレームのコード、各フレームのスロット分割数、信号のパス数に基づいて検出し、その検出結果に基づいて符号間干渉を抑制するように制御する。その結果、図5に示すようなパルス送信を実現することができる。
Tx信号としては、1フレーム毎に生成されたT6〜T10のパルスにより構成されるものとする。このT6〜T10のパルスが受信側の端末装置2へと送信されると、マルチパス等により、受信側において遅れが生じる。即ち、送信側のパルスT6は、受信側においてマルチパスによりt6_1〜t6_3に、また送信側のパルスT7は、受信側においてマルチパスによりt7_1〜t7_3に、送信側のパルスT8は、受信側においてマルチパスによりt8_1〜t8_3に、送信側のパルスT9は、受信側においてマルチパスによりt9_1〜t9_3に、送信側のパルスT10は、受信側においてマルチパスによりt10_1〜t10_3になる。
この図5において、1のNに対するNは2であり、またマルチパスの最大スプレッドT=3Tである。総マルチパスL=(T/T)=3である。
パルスT6を例に挙げた場合、受信信号のt6_1〜t6_3におけるパスt6_1の符号間干渉は、その前のパルス信号との間で生じており、またパスt6_2については特に符号間干渉は生じていない。更にパスt6_3については、その後段のパルスT7のパスt7_1との間で符号間干渉が生じている。また、他のパルスも同様にtn_2(n=6、7、・・10)については符号間干渉が特段生じていないのが分かる。このように本発明によれば、互いに時間的に隣接する受信パルス間において大きな符号間干渉が生じないことが分かる。
本発明における符号間干渉の検出方法は、例えば以下のように規格化することが可能となる。
先ず、各TからなるN個のフレームで構成される信号を考える。各フレームは、TからなるN個の分割スロットで構成される。Tは、マルチパスの最大遅れ時間である。また、1チャネルレスポンス毎のマルチパス総数はT/Tで表される。Tは、T=(N)以下で構成される。
以下、2つのケースについて考えてみる。第1のケースとしては、パスが同一フレーム内においてのみ存在する場合、第2のケースとしては、パスが後続するフレームにも含まれる場合である。
また、各ケースにおいてカウンターiは、−∞<i<∞である。また各分割スロットにおけるコードjは、0、1、・・・、N−1と増加していく。
以下において説明するケース1は、パスが同一フレーム内においてのみ存在する場合であって、ji+l≦Nの場合である。
先ず、符号間干渉(ISI)は、前方に位置するフレームに基づくものとする。
ここでISIは、図6に示すように、そのフレームiにおける信号の任意のパスlについて最初に計算するものとする。このとき、フレームiの直前のフレームであるフレームi−1からのISIは、当該フレームi−1における(N−ji-1+ji+l)のパスに基づいて検出される。フレームi−2からのISIは、当該フレームi−1における(N−ji-2+N+j+l)のパスに基づいて検出される。フレームi−3からのISIは、当該フレームi−3における(N−ji-2+2N+ji+l)のパスに基づいて検出される。
このようにして、フレームi以前におけるフレームからの符号間干渉(ISI)を順次求めていく。上述した検出をどのフレームまで遡って行うかは、T、Tによるものとする。
他の任意のパスlについても上述した方法と同様にISIを求めることが可能となる。
なお、仮にTHコードが分からない場合には、上述した方法以外に、各値の平均値を併用させるようにしてもよい。
以下において説明するケース2は、パスが後続するフレームにも含まれる場合であって、ji+l>Nの場合である。
先ず、符号間干渉(ISI)は、後続するフレーム、並びに前方に位置するフレームの双方に基づくものとする。
ここでISIは、図7に示すように、そのフレームiにおける信号の任意のパスlについて最初に計算するものとする。このとき、フレームiの直前のフレームであるフレームi−1からのISIは、当該フレームi−1における(N−ji-1+ji+l)のパスに基づいて検出される。フレームi−2からのISIは、当該フレームi−1における(N−ji-2+N+j+l)のパスに基づいて検出される。フレームi−3からのISIは、当該フレームi−3における(N−ji-2+2N+ji+l)のパスに基づいて検出される。
また、そのフレームiの直後のフレームであるフレームi+1からのISIは、当該フレームi+1から、又はフレームiの信号のパスlの前から生じる。仮にl−(N−j)<jl+1+lであれば、フレームi+1におけるISIは、当該フレームi+1におけるl−(N−j)−jl+1番目のパスに基づいて検出される。フレームi+2からのISIは、当該フレームi+2から、又はフレームiの信号のパスlの前から生じる。仮にl−(N−j)<jl+2+l+Nであれば、フレームi+2におけるISIは、フレームi+1におけるl−(N−j)−N−jl+1番目のパスに基づいて検出される。
このようにして、フレームi以前におけるフレームからの符号間干渉(ISI)を順次求めていく。上述した検出をどのフレームまで遡って行うかは、T、Tによるものとする。
このようにして、本発明では、ISIを、少なくとも当該フレームのコードj、その前フレームのコードji-1、ji-2、・・・等、その後フレームのコードjl+1、jl+2、・・・等、各フレームのスロット分割数N、信号のパス数に基づいて検出する。その結果、例えば、図6、7に示すように、符号間干渉を抑制することが可能となる。
1 無線通信システム
2 端末装置
21 パルス生成部
22 パルスシェーピング部
23 局部発信器
24 ミキサ回路
25 フィルタ
26 第1のアンプ
27 アンテナ
32 フィルタ
33 低雑音増幅器(LNA)
41 フィルタ
43 第2のアンプ
45 ADC
47 信号検出部
51 切替回路
52 ミキサ回路

Claims (2)

  1. デューティ比が0.5未満の無線信号を端末装置間で送受信する無線通信システムにおいて、
    受信側の端末装置へ送信するフレームデータの符号間干渉を、当該フレームのコード、その前フレーム及び/又はその後フレームのコード、各フレームのスロット分割数、信号のパス数に基づいて検出し、その検出結果に基づいて符号間干渉を抑制するように制御すること
    を特徴とする無線通信システム。
  2. 上記マルチパス干渉は、フレームデータを送信する前に予め計算されること
    を特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
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